DDT Official Web Site

DDTプロレスリングSuperStars

リポート&コラム

【伐折羅・四拾四~宴~紅のまとめ】ユニオンMAX挑戦が決まったイサミが、久保と30分近い濃密なレスリング対決を制す!/27日におこなわれる抽選シャッフルタッグトーナメントの組み合わせが公開抽選で決定!/阿部が中津から技ありのピンフォール勝ち!/BSMV3にヒロシが民事裁判を起こそうとするが、竜が敗れたため棄却!

26日、愛知・スポルティーバアリーナにて「伐折羅・四拾四~宴~紅」がおこなわれた。いつものように竜剛馬が登場すると、一緒に右肩を吊ったトランザム★ヒロシもリング上へ。竜からBASARA缶バッジが付いているフードメニューの案内と、次回の名古屋大会は10月22日に中スポーツセンターだとアナウンス。そして明日の大会でおこなわれる抽選シャッフルタッグトーナメントの組み合わせ抽選会をメイン後におこなうことを発表。続いてヒロシが「皆さん外してますか? 私は完全に外しています! お大事に!」とテンション高めに欠場の挨拶。最後は二人で「ショア!」と雄叫びをあげて大会スタート。

第1試合はFUMAvs中野貴人のシングルマッチ。握手を求めたFUMAだが、中野が応じようとするとスカしてメロイック・サイン。ロックアップからヘッドロックに捉えたFUMAだが、中野もうまく脱出してみせる。再びヘッドロックに捉えたFUMAは、ロープに飛ばした中野をショルダータックルでなぎ倒すが、中野もコルバタで投げていく。エルボーを打ち込んでいった中野に対し、挑発していったFUMAはエルボーを打ち返すと見せかけてサミング。ボディスラムからエルボードロップを落としたFUMAは、ライトハンドストレッチに捉える。ロープに逃れた中野だが、FUMAはチョップでなぎ倒すとカウンターエルボー。逆エビ固めもどうにかロープに逃れた中野は串刺し攻撃を狙うが、蹴りで迎撃したFUMAはロープへ。中野はカウンターのドロップキックからスワンダイブを狙ったが、足を滑らせて失敗。ならばとランニング・フォアアームを叩き込むが、FUMAは腕を取ってもう一度ライトハンドストレッチを決めると、そこから変形のコブラツイストにスイッチ。さらにパルプハンドスラムの体勢で持ち上げるが、背後に逃れた中野はスクールボーイで丸め込む。連続で丸め込んでいく中野だが、FUMAがキックアウトすると強引にビクトル投げからアンクルホールド。だが、空いている足で蹴り上げて脱出したFUMAは、エルボーの打ち合いに。中野もドロップキックを放っていくが、FUMAはリバースパワースラムからMetal Fire From Hellで吹っ飛ばすと、腕決め式の変形逆片エビ固めに捉えてギブアップを奪った。

第2試合は弁護士がベストストレッチマンV3vs竜剛馬のシングルマッチ。当初は通常の試合に予定だった、プロレス民事裁判としておこなわれることになったこの一戦。ベストストレッチマンが「普段多忙な竜先生にストレッチをしようと…」と言うが、竜は「ストレッチとかプロレスじゃなくて裁判なんだよ!」と反論。ベストストレッチマンが裁判なのに検察官がいないことを尋ねると、竜は「今日は民事裁判なんだよ」と言って原告を呼び込む。そこに登場したのは、右肩を吊ったトランザム★ヒロシ。ベストストレッチマンが「お主は数位実前に爆発した怪人USAではないか!」と言うが、泣き顔になったヒロシは右肩をさすりながら「風が吹いても痛いし、お酒を飲んでも痛いし、全日本プロレスからオファーがあったのに出場できなくなっちゃいました」と訴える。しかしまったく無視してラジオ体操を始めるベストストレッチマン。すると竜が「やめろー!」と止めると、8月23日の新木場大会でベストストレッチマンがヒロシにストレッチをしたことによって、原告の損害賠償請求は認められるはずだと力説。そこにベストストレッチマンがトリガーポイントを狙うが、竜はベストストレッチマンを一喝してから「お前のストレッチが原因なんだよ!」とズバリ。だが、ベストストレッチマンは肩を伸ばすストレッチはしたが、右肩ではなく左肩にしたと主張。「我が輩のストレッチは確かに痛いが、相手をケガさせるようなものですがない!」と力説するベストストレッチマンに対し、竜は再現実験をしようと提案。自らベストストレッチマンのストレッチを左肩に食らってみた竜は、左肩を押さえて絶叫したのだが、何と可動域が広がり調子が良くなってしまった。そこで竜はプロレスをして、勝利することでヒロシの勝訴を勝ち獲ると言い出す。岡田裁判長がこれを認めたため、竜はベストストレッチマンをヘッドロックに捉えると、ショルダータックルでなぎ倒す。だが、普段は右だが、左でのジャンピング・ネックブリーカードロップをかわされた竜に対し、ベストストレッチマンは左肩に変形アームロックを決めていきギブアップを奪った。これによりヒロシの訴えは棄却されてしまった。

第3試合はトランザム★リュウイチ&SAGATvsヤス・ウラノ&塚本拓海のタッグマッチ。トランザム★ヒトシが肩の脱臼により欠場となったため、急遽参戦することになったリュウイチ。そのリュウイチとウラノという注目の対決から試合開始。するとリュウイチはまず「アイ・リスペクト・ユー」と握手を求める。控えの塚本が「ウソつき」と囁く中、ウラノが応じようとすると、リュウイチはスカして「Woooooooo!」を2回連続でやってのける。唖然とするウラノを尻目にリュウイチはSAGATにタッチ。腕の取り合いからSAGATがショルダーアームブリーカー。ここでウラノは塚本にタッチ。スリーパーに捉えた塚本だが、SAGATはハンマーロックで切り返す。続いてリュウイチが塚本の左腕を捻りあげていくが、塚本はロープに逃れる。塚本はSAGATを自軍のコーナーに押し込んでボディブローを見舞うとウラノにタッチ。ウラノもボディブローを叩き込んでSAGATを嗚咽させるとボディスラム。そこに塚本がダブルニードロップを投下すると、ウラノは脇腹を蹴り上げる。そしてスリーパーに捉えたウラノは、SAGATを引き倒すとスマッシュパンチを連打。SAGATもパントキックからショルダータックルを返してリュウイチにタッチ。ウラノを場外に追いやったリュウイチはエプロンに出て拝み渡り。場外でウラノがリュウイチにパンチを見舞うと、リュウイチはリングサイドの女性客に抱きつくように倒れる。それを見たヒロシもウラノに襲いかかるが、殴られて女性客に抱きつく。SAGATも同じようにウラノに襲いかかり殴られるが、リングサイドの女性客が逃げてしまいなかなか抱きつけない。そこにウラノが’「お前はダメだ!」と殴りかかるが、リュウイチがてウラノをリングに戻す。そしてセコンドのヒロシを指差してからパーフェクトプレックスを狙うが、ウラノが防御して決めさせない。すかさずウラノはチンクラッシャーからマンハッタンドロップ。股間を抑えて悶絶するリュウイチだが、腰を振りながら立ち上がると「YOU!」とウラノを指差してスマッシュパンチ。そこから今度こそパーフェクトプレックスを狙ったが、ウラノはブレーンバスターで切り返されてしまう。ここでウラノは塚本にタッチ。リュウイチもボディスラムで塚本を叩き付けてSAGATにタッチ。串刺しタックルを狙ったSAGATをかわして回転エビ固めで丸め込んだ塚本だが、SAGATは肩口に噛みつくとスパインバスター。そしてSAGATが塚本が起き上がるのを待っていると、背後からリュウイチが腰でSAGATを突いてスペースSAGATキャノンを発射。吹っ飛んだSAGATは塚本にボディプレスを投下すると、リュウイチはウラノを捕まえて三度目の正直でパーフェクトプレックスを狙ったが、これもブレーンバスターで切り返されてしまう。その間にSAGATは塚本にサモアンドロップを決めると突進。だが、延髄斬りで迎撃した塚本はトラースキックからずどんで叩き付けて3カウント。

セミファイナルは関根龍一&中津良太vs石田慎也&阿部史典のタッグマッチ。関根と阿部の先発で試合開始。ロックアップからロープに押し込んだ関根だが、まずはクリーンブレイク。腕を獲った関根だが、丸め込んだ阿部。キックアウトした関根は再び腕を取ると中津にタッチ。中津も阿部の腕を捻りあげるが、逆に捻って首をガブった阿部は石田にタッチ。足をすくって倒した中津レッグロックに捉えると関根にタッチ。ショルダータックルでなぎ倒した関根だが、石田はアームドラッグからコルバタで投げ飛ばす。ここで阿部にタッチすると、関根は一気に自軍のコーナーに押し込んで中津にタッチ。ボディブローの連打からロープに飛んだ中津だが、阿部が馬跳びでかわすと阿部は場外に転落。場外乱闘になると、石田はリングサイドで中津に低空ブレーンバスター。関根と阿部も店外に出るほどの大乱闘に。ようやくリングに戻った石田は中津をボディスラムで叩き付けると阿部にタッチ。阿部がカバーすると関根がストンピングでカット。だが、2回目は阿部がかわして中津に誤爆。すかさず阿部は中津をアームロックに捉えるが、中津はロープに逃れる。エルボー合戦になると、阿部はソバットから伊良部パンチ。これをかわした中津だが、阿部は中津の左腕を掴んでオーバーヘッドキック。タッチを受けた石田は中津の左腕を捻り上げて蹴り上げる。さらに阿部と二人がかりの攻撃から石田はスリーパー。エルボーで逃れた中津はエプロンの関根に石田をホイップ。関根のエルボーから中津がボディスラムで叩き付けて、関根にタッチ。関根は猪作戦からブレーンバスターで投げるとカミカゼを狙ったが、石田は背後に逃れるとトラースキック。そしてブンブンエルボーを投下するがカウントは2。関根はレッツ・コンバインを狙ったが、石田は下から蹴り上げて防御。石田が阿部にタッチすると、阿部は関根とエルボーを打ち合う。そこから関根が蹴り飛ばして中津にタッチ。中津も蹴っていくが、蹴り脚をキャッチした阿部はドラゴンスクリュー。しかし関根が入ってきて阿部をカミカゼで、中津のヒザの上に叩き付けると、騎馬隊はサンドイッチローキック。阿部も回転浄土宗で反撃を試みるが、かわした中津は大外刈りで叩き付ける。コーナーからの飛び蹴りを見舞った中津だが、阿部もスクールボーイで丸め込む。カウント2で返した中津は左腕を抑えながらもハイキックとミドルキックで阿部を蹴り倒す。そしてVスライダーを狙った中津だが、阿部はこれをワキ固めで切り返すと、そこから前転して逃れようとした中津を片エビ固めでガッチリ押さえ込んで3カウント。

メインイベントは木高イサミvs久保佑允のシングルマッチ。8・24新木場大会でトランザム★リュウイチに挑んで敗れた久保と、10・1後楽園でリュウイチに挑戦するイサミの一騎打ち。じっくりとした腕の取り合いからスタート。お互いになかなか相手に腕を獲らせない中、イサミがヘッドロックに捉えると、久保はヘッドシザースで脱出。手四つの力比べになると、久保が押し込んでいくが、イサミは後転して下から捻りあげる。すると久保はダブルリストアームサルトで投げて脱出。久保は足を取るとレッグロックへ。イサミはこれをキーロックで切り返す。リング中央でガッチリ決まったが、反転した久保は腕を抜いて脱出。一旦場外にエスケープしたイサミはレアームカバーとスリングシューズ、靴下を外し、さらにレガースを脱いで裸足になる。それを見た久保も肘のサポーターを外し、さらにリングシューズを脱いで裸足になる。10分が経過し、脇の差し合いから久保がガブっていくが、イサミは飛行機投げ。互いに譲らず一旦離れると、ガブった久保はフロントネックロック。さらに下から首を捻りあげると、そこから首4の字固めへ。反転して首を抜いたイサミは弓矢が耐えで持ち上げるが、久保はロープを掴む。またも下から首を捻りあげた久保は、ヘッドロックで執拗に絞めあげる。イサミはどうにか首を抜こうとするが、久保は巴投げで投げていく。だが、イサミも飛び付き腕十字を仕掛けていく。どうにかクラッチを切ったイサミだが、久保の足がロープに届く。ならばとイサミはスタンディングの羽根折り固めに捉える。リバースで切り返していった久保だが、イサミは久保の両腕を掴むとクロスアームにしてショルダーアームブリーカー。そこからキーロックに捉えたイサミだが、久保は反転するとイサミのクロスされた両足をそのまま抱え込んでテキサス・クローバー・ホールド。ロープに逃れたイサミをスクールボーイで丸め込もうとした久保だが、イサミはそのままロープを掴んで離さない。レフェリーが離すように指示すると、久保が丸め込むがカウントは2。お互いに逆さ押さえ込みを狙うが、久保はイサミを持ち上げてゴリースペシャルの体勢に。そこから逆さ押さえ込みにスイッチした久保だが、カウントは2。その瞬間、回転してクロスフェイスに捉えた久保は、イサミが逃れようとしたところを外道クラッチで押さえ込む。カウント2で返したイサミにゴロー・スープレックスを狙った久保だが、イサミはその腕を掴んでスタンディングのアームロック。ならばと久保が回転十字固めで丸め込むが、イサミは千弐四四で捉える。久保がロープに逃れると、イサミは垂直落下式ブレーンバスター。久保はそれでも首固めで丸め込むが、イサミはそこから卍固めを狙っていく。だが、決まった直後に久保はロープに脱出。そこからスリーパーに捉えた久保は胴絞め式で捕獲。イサミは落ちそうになりながらも、どうにか耐えるとヨーロピアンクラッチで押さえ込む。久保もエビ固めで押さえ込むが、イサミは丸め込みからの逆片エビ固め。さらに腕まで抱え込むが、久保はロープに脱出。もう一度飛び付き腕十字を狙ったイサミだが、久保が上体を起こして押さえ込む。残り試合時間1分となったところで返したイサミ。丸め込みから逆さ押さえ込みを狙うが、久保も逆さ押さえ込みを狙う。最終的にイサミが逆さ押さえ込みを決めると、ここで3カウント。

試合後、しばらく大の字に倒れたままの両者だったが、握手をするとお互いに抱き合って健闘を称え合ってから座礼。久保が悔しそうにリングを降りていくと、イサミは「10月1日に後楽園ホール大会があるんですよ。僕の15周年の記念興行なんですよ。そこで僕、ユニオンMAX王座に挑戦します。その前の前哨戦は一切なし! 僕はいままで培ってきた15年というプロレスを、15年すべてをそのトランザム★リュウイチの持つユニオンMAX王座挑戦に懸けます。前哨戦がないってことは逆にそれはひとつ重いことで。15周年やってきたことのすべてをあと1ヶ月ちょっとですが、このBASARAのリングで見せていきますので、皆さん今後とも応援よろしくお願いします。FUMAの言葉を借りれば、KUBO-METAL強かったよぉ!」と疲労困憊の様子でマイクアピール。

これで大会は締まるかと思われたが、新藤リングアナが明日おこなわれる抽選シャッフルタッグトーナメントの公開抽選会をおこないたいとアナウンス。イサミが唖然とする中、トーナメントへの出場選手が登場。ヒロシの代わりに緊急参戦するトランザム★シンヤ、ヤス・ウラノ、中野貴人、ベストストレッチマンV3、中津良太、関根龍一、久保佑允、FUMA、SAGAT、塚本拓海、木高イサミの順に、ヒロシが抽選で選んだ席番のお客さんにトーナメント表に表記されたA?Fの中から好きなアルファベットを言ってもらうという方法。なお、AとFはシードとなる。この方法でシンヤはE、ウラノはA、中野はB、BSMV3はC、中津がD、関根がFに決定。この段階ではまだタッグチームが1チームも決まっていない状況。そこから最終的にトーナメント1回戦は中野&塚本vsBSMV3&久保、中津&SAGATvsシンヤ&イサミの2試合。準決勝は中野&塚本vsBSMV3&久保の勝者チームvsシードのウラノ&FUMA、そして中津&SAGATvsシンヤ&イサミの勝者チームvsシードの関根&竜という組み合わせに決定。今日30分近く試合をして披露困憊のイサミも久保もシード権を得られず、イサミはひたすら「鬼だ!」と叫んでいた。

公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では、全試合の詳報と、大量の写真をアップ! 
DDTUNIVERSE(http://ddtuniverse.com/)では、試合映像を公開しています! ぜひご覧ください。