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リポート&コラム

【伐折羅・四拾陸~駑馬十駕~のまとめ】火野に玉砕した関根が10・1後楽園でのタッグ結成を熱望!/足攻めに苦しみながらも吉野を下したイサミ「下僕であるお前が俺の大切な何だったのかは、俺が引退するときに教えてやる!」/9・19新木場にGENTAROと伊東竜二の参戦が決定!/トランザム★トマト初登場も、トランザム軍はIRON PRIESTに敗れる/阿部がBSMV3を除霊!/平日マスクに代わってTEPPEI参戦

10日、千葉・Blue Fieldにて「伐折羅・四拾陸~駑馬十駕~」がおこなわれた。この日、竜剛馬が欠場のため、脱臼により欠場中のトランザム★ヒロシと出場予定のない丸山敦が登場。「脱臼してますかー! 盲腸ありますかー! 痛風出てますかー!」と叫んだヒロシが「丸山選手、なぜここに?」と尋ねると、丸山は「つい先ほどあなたと一緒に出てくださいと言われて。1分くらい前に……」と、何と二人とも直前で前説を任された模様。ヒロシがTAKAYAMANIAの募金や10・1後楽園ホール大会の案内をすると、丸山からは平日マスクは平日しか出られないため空港で止められてしまい、代わりに二代目石坂鉄平が出場するという発表があった。そしてヒロシが「レッツ・ゲット・レディ・トゥ・ランボー!」と高らかに叫んで大会スタート。

第1試合は中野貴人vs最上九のシングルマッチ。現在はヒールユニット「凶月」に所属している最上は太々しい態度で入場すると、電子タバコの水蒸気を口から吐き出しながらヤンキー座り。握手を求めた中野だが、突き飛ばして睨み付けた最上。ゴングと同時に突っ込んだ中野はロープに押し込むが、ここはクリーンブレイク。逆にロープに押し込んでいった最上も余裕のクリーンブレイク。リストロックに捉えた最上だが、中野もリストロックで切り返す。ヘッドロックにスイッチした最上だが、中野はヘッドシザースで脱出。再びヘッドロックに捉えた最上はロープに飛ばされると、ショルダータックルでなぎ倒す。中野もコルバタで投げていくが、最上はサミングからのショルダータックル。チンロックやサーフボードストレッチで追い込んでいった最上は、敢えて中野のチョップを受け止めるとボディスラムで叩き付ける。そこから変形のロメロスペシャルの体勢に入ると、吊り上げずに踏み潰す。中野はチョップで向かっていくが、エルボー一発でなぎ倒す最上。逆エビ固めはロープに逃れた中野だが最上は「そんなものか」と挑発。中野はランニングエルボーからスワンダイブ式クロスボディーを決めるが、最上はフロントキックで何度も中野をなぎ倒す。逆エビ固めに捉えた最上は、中野がロープににじり寄ると、リング中央まで引きずってさらに腰を落とすが、それでも中野はどうにかロープに逃れる。フィッシャーマンバスターを狙った最上だが、これを逃れた中野は首固めから回転十字固めで丸め込む。カウント3寸前で返した最上は、強烈な張り手から今度こそフィッシャーマンバスターを決めたが、中野はカウント1で返す意地を見せる。ならばと最上はX賦狼怒を決めて3カウント。大の字に倒れた中野の上に、ヤンキー座りで乗っかると電子タバコの水蒸気を吹きかけていった。

第2試合はベストストレッチマンV3vs阿部史典のシングルマッチ。阿部はハゲヅラに僧侶の格好で登場。まずベストストレッチマンが、今日は浄土宗の阿部和尚に来てくれたと紹介するが、阿部はいきなり「あなたはあらゆる大人の事情に揉まれ過ぎて、心は汚れています。その汚れを取るところから始めたいと思います」と告げる。「汚れておりますか? 今日はよろしくお願いします」と頭を下げたベストストレッチマンに襲いかかった阿部だが、スライディングで阿部の足を取ったベストストレッチマンは変形逆片エビ固めのストレッチ。さらに広背筋へのストレッチからギロチン式エースクラッシャー。ボディへのトリガーポイントに悶絶した阿部を、コーナーに貼り付けたベストストレッチマンは開脚座りで不気味に近づいていったが、ここで阿部は「待ちなさい! 下がりなさい」とベストストレッチマンを説き伏せる。さらに阿部はリング下から古いパンフレットを取り出すと、「あなたはベストストレッチマンなんかじゃない! 見て下さい、風戸大智です!」と風戸の紹介ページを広げながら訴える。ベストストレッチマンはむしろ風戸の隣に写っている河村知哉が気になっている様子だが、阿部は「あらゆる大人の事情によって、やりたくもないストレッチをして、薄汚いそんなスーツを着て……もう脱いでください」と言いながらベストストレッチマンのフードを外そうとする。だが、ベストストレッチマンはその腕を掴んでストレッチすると、怒りのトリガーポイントで反撃。しかし背後からベストストレッチマンのフードを外した阿部。慌てて顔を隠したベストストレッチマンを丸め込んだ阿部だが、キックアウトしたベストストレッチマンは風戸の得意技であるジャンピングソバットを叩き込むと、アックスボンバーの体勢に入るが、背後に回った阿部は敢えてフードを戻す。これで正気に戻ったベストストレッチマンは、ストレッチをしてストレッチパワーを溜め始める。すると阿部は謎のお札を取り出してベストストレッチマンに貼り付ける。突如もがきだしたベストストレッチマンを阿部はフライングメイヤーで投げると、そのまま念仏フォールで3カウント。

試合後、マイクを持った阿部は「あなたの悪い心はそのお札によって成仏しました。どうか今ここから“ベストストレッチマンV3善”として道を歩んでくださいませ」と告げた。目を覚ましたベストストレッチマンは清々しい表情で「皆さん、我が輩は生まれ変わりました! 我が輩の名はそう! 新・ベストストレッチマン……」とポーズを決めようとしたところで、背後からイサミがサンダルで叩いてツッコミを入れた。

第3試合は塚本拓海&二代目石坂鉄平ことTEPPEIvs吉野コータロー&ダイナソー拓真のタッグマッチ。先発のTEPPEIが手四つの力比べをしようとするが、吉野はウンババダンスをしてしまう。TEPPEIが何をやろうとしてもリズムに乗ってウンババダンスをする吉野に対し、なぜか自ら受け身を取ったTEPPEIは塚本にタッチ。ダイナソーをリストロックに捉えた塚本だが、ダイナソーの尻尾がロープにかかったため、岡田レフェリーはブレイクを命じる。塚本はショルダータックルでぶつかっていくと、ロープに走ろうとしたダイナソーの尻尾をつかんで倒し、尻尾にリバースのインディアンデスロック。さらに尻尾を捻り上げた塚本だが、ダイナソーは尻尾の力で塚本を投げ飛ばす。すると塚本は「いいのあるから」と言いながら巨大ハンマーを持ち出してダイナソーの興味を引くと、背後から襲いかかって場外乱闘へ。TEPPEIも吉野を花道に連れ出すとガムテープで手足を拘束。そしてリングに戻り、塚本とダイナソーを捕獲した状態で、身動き出来ない吉野に向かって「お前の大事な恐竜をいまから処刑する! 処刑までに間に合えば解放してやらんこともないが、それはただのガムテープではなくスーパーガムテープなんや! お前らは決して結ばれることがないロミオとジュリエットみたいなもんや」と告げる。すると吉野は「ロミオー!」と叫んでガムテープを引きちぎると、コーナーに駆け上がってダイビング・クロスボディーで塚本とTEPPEIをなぎ倒してダイナソーを救出。塚本もステップ式延髄斬りを返すとフィッシャーマンバスター。だが、ランニングエルボーでなぎ倒した吉野はダイナソーにタッチ。TEPPEIをB.Gトルネードで叩き付けたダイナソーは、サマーソルトドロップを投下。塚本が救出に入るが、ダイナストーンズはサンドイッチ・ショルダータックルで塚本を蹴散らすと、二人がかりでTEPPEIを担ぎ上げ、合体技のガオバババを決めて3カウント。

第4試合はFUMA&久保佑允&新納刃vsトランザム★トマト&トランザム★シンヤ&SAGATの6人タッグマッチ。ヒロシに呼び込まれて登場したトランザム★ファミリー。新メンバーのトマトは星条旗柄のポンチョを羽織り、ラジカセを担ぎながら入場すると、3人でトマトダンスを披露。握手を求めたトランザム★ファミリーだが、IRON PRIESTが応じようとすると、もちろんスカして「Wooooo!」。するとIRON PRIESTは背後から襲いかかっていき、そのまま試合開始。場外乱闘でFUMAがトマトを痛めつけていると、リング上では久保とSAGATが殴り合い。そこから久保がサミングを見舞うが、SAGATはショルダータックルでなぎ倒す。顔を接近させて不気味に笑い出すSAGATだが、久保はアッパーカットを叩き込む。SAGATもアッパーカットを返すが、久保はカウンターのフォアアームでなぎ倒してFUMAにタッチ。するとトマトが入ってきてハイテンションで観客を煽る。「アメリカはヒップホップだ!」と主張するトマトに対し、FUMAはヘッドバンギングで対抗。握手を求めるトマトに対し、メロイック・サインでサミングを見舞ったFUMAだが、トマトはカウンターのドロップキックを返すとストンピング。だが、FUMAはシャウトしながら立ち上がると、トマトの腕を取って手をメロイック・サインの形にしてみせる。IRON PRIESTは3人がかりでトマトを捕まえて痛めつけていくと、久保がトマトの髪の毛を引き抜き、刃がトマトのヘアバンドを使ってチョーク攻撃。青息吐息のトマトはタッチしたいが、刃がスリーパー式キャメルクラッチで捕まえる。何とかロープに逃れたトマトだが、FUMAは「お前、農薬使ってんだろ!」と言いながらフィストドロップを落とす。トマトもサミングを返すと、FUMAのMetal Fireをかわして低空ドロップキック。ようやくタッチを受けたシンヤは串刺し式クロスボディーからミサイルキックを発射。ブンブンエルボーからのΔエンドを狙ったシンヤだが、かわしたFUMAはスタナーからHeavy Metal Sword。続いて刃がフロントキックからアームロックに捉える。どうにかロープに逃れたシンヤはトラースキックを返してSAGATにタッチ。刃も何とか久保にタッチしたが、トランザム★ファミリーは3人で久保にビッグブーツを叩き込むと、耳当てポーズで観客の「USA」コールを煽る。だが、ここで久保がゾンビのようにムクリと起き上がり、シンヤに「名古屋!」、SAGATに「埼玉!」、トマトに「千葉!」と叫びながらアッパーカットをお見舞い。だが、トランザム★ファミリーも「YOU!」と指差して反撃に転じようとする。だが、FUMAと刃が入ってきてトマトとシンヤを蹴散らすと、久保と刃がSAGATに合体式フラップジャック。そしてIRON PRIESTは3人同時に低空ドロップキックを発射。そして久保がマンハッタンドロップを決めると、FUMAがMetal Fire From Hellを狙ったが、これはSAGATがかわして久保に誤爆。ここでトマトが入ってきてスペースSAGAT魚雷を狙ったが、FUMAが足を掴んで阻止。ならばとSAGATが久保を羽交い締めにすると、シンヤが襲いかかるとする。だが、久保はレフェリーを掴んでシンヤに投げつけると、SAGATに急所蹴り。股間を抑えて立ち尽くすSAGAT。ここでトマトがロープに飛び乗り、「スペースSAGAT魚雷!」と叫びながらSAGATにミサイルキック。SAGATはその勢いで魚雷スピアーを久保に決めると、続けてヒロシ式スパインバスター。さらにエクソシストブリッジから突進したSAGATだが、かわした久保はデスメタルロールで丸め込んで3カウント。

セミファイナルは木高イサミ15周年記念試合~大切な○○編~、木高イサミvs吉野達彦のシングルマッチ。大日本プロレスのタオルを羽織り、シリアスモードで入場した吉野。両者、両手でガッチリと握手を交わしてから試合開始。腕の取り合いからイサミがカニ挟みで倒していくが、吉野はヘッドロックに捉える。ヘッドシザースでイサミが脱出すると、ロックアップから吉野がロープに押し込む。ここで体勢を入れ替えたイサミはドラゴンスクリュー。さらに吉野の左ヒザを踏みつけたイサミはヒザを蹴り飛ばす。吉野もチョップを返すが、イサミはローキックから低空ドロップキック。イサミは吉野をコーナーに貼り付けてドラゴンスクリューを狙ったが、吉野は右足で延髄を蹴り飛ばして阻止。イサミはそれでもエプロンからフロントキックを狙ったが、キャッチした吉野はイサミの右足を鉄柱に叩き付ける。場外に転落したイサミはリングに戻ろうとするが、吉野がロープ越しにブレーンバスターを狙う。イサミも逆に場外に投げようとするが、吉野はブレーンバスターで持ち上げると、イサミを両ヒザからマットに叩き付ける。そして「お返しだ!」とイサミの右ヒザを蹴り飛ばすと、ロメロスペシャルの体勢へ。吊り上げずに両ヒザに全体重を乗せて潰していった吉野だが、イサミはボディブローからボディがお留守だぜを狙う。しかしキャッチした吉野は逆にボディがお留守だぜを叩き込むと、「知ってるんだよ、イサミ君」と言い放ってからクランチループへ。どうにかロープに逃れたイサミだが、吉野はニークラッシャー。しかし2発目をヒザ蹴りで防御したイサミはドロップキックを返す。稲妻脚から吉野をコーナーに乗せ、ボディブローを叩き込んだイサミは雪崩式フランケン。だが、踏ん張ってスッポ抜けさせた吉野は、ヒザへのミサイルキックから足4の字固め。辛くも転がりながらロープに逃れたイサミだが、吉野はソバットから延髄斬りを叩き込むとバックを取る。ジャーマンを狙った吉野だが、イサミはカサドーラで切り返すとその場でジャンプしてフットスタンプ。そこからエルボー合戦になると、イサミはボディがお留守だぜを狙ったが、またも読んでいた吉野は逆にボディがお留守だぜを叩き込む。しかしブレーンバスターを狙った吉野を逆に垂直落下式ブレーンバスターで叩き付けたイサミはダイビング・ダブルニードロップを投下。これをかわして自爆させた吉野はトラースキックを叩き込むと、どどんの体勢からイサミの両ヒザをマットに叩き付ける。もう一度ジャーマンを狙った吉野だが、首固めで切り返したイサミはキックアウトした吉野に絶槍をブチ込むと、垂直落下式ブレーンバスター。さらに後頭部へのカカト落としから勇脚・斬を叩き込んで3カウント。

試合後、マイクを持ったイサミは「やりずれぇ。こいつ、やりずれぇ」と漏らすと、「吉野、この試合にはタイトルが付いていて、木高イサミ15周年記念試合~大切な○○編~っていうのが付いているんだ。たぶん勘違いをしてると思うけど、勘違いをしているお客さんもいると思うけど、俺、下僕だなんて思ってないよ」と告げる。いつも吉野のことを「下僕」と呼んで何かと注文をつけているイサミだが、「自慢の後輩なんですよ。こいつもこいつで」と言うと、観客から拍手が起こる。ところが「確かに俺にはBASARAがあって、大切な仲間がいっぱいいる。でもお前もその大切な一人、大切な下僕だから」と言うと、吉野は「下僕言った!」と敏感な反応。「一生変わらないのか!」と嘆く吉野にイサミは「まあ下僕はさておき、大切な○○に入るちゃんとした言葉っていうのは、俺の中に用意している。でも、それはお前のことが本当に大事な下僕だからこそ……少なくとも俺より長くプロレスやれよ。俺が引退するときが来たら、お前が俺の何だったのかを大切な下僕であるお前に教えてやるよ」と告げる。複雑な表情で「ちょっと何言ってるか全然分からないです」と言う吉野だが、最近のイサミはBASARAの若手にも見せていないような弱音を下僕には見せていると指摘。イサミは若い頃は何連戦してもピンピンしていたが、もうそんなことは無理で連戦がキツイとぶっちゃける。吉野は「お酒の量を減らしたらいいんじゃないですか」とアドバイスするが、イサミは「だいぶ減ってるんだけど。まあ、また飲みに行こうよ」とまったくその辺は懲りていない様子。吉野は観念したかのように「僕が大日本にいても面倒をみてくれる最高の兄貴…いや、もうご主人様ですよ。あー、今日はいけると思ったなぁ……」と吐露したあとに、今年36歳のイサミに何歳まで現役でやるつもりなのか尋ねる。「グレート小鹿が目標だから75(歳)」と言い放ったイサミに「誰か止めろよ、コイツ!」と本音をぶちまけた吉野だが、イサミから「まあせいぜい長生きして、長くプロレスやれよ」と言われると、「今日は参りました」と素直に頭を下げた。15周年記念試合はまだまだやっていくつもりだというイサミは、9月19日の新木場大会ではGENTAROと伊東竜二を呼んで15周年記念試合をやると発表。どのようなカードになるかはまだ考えていないというイサミだが、「とりあえずオファーは通ったんで楽しみにしてください」と言うと、吉野の肩を借りながら引き上げていった。

メインイベントは関根龍一&中津良太vs火野裕士&ヤス・ウラノのタッグマッチ。騎馬隊は関根が先発で出ていくと、火野はウラノを下げて先発で出ていく。関根の腕を取ってクロスアーム式スリーパーに捉えた火野だが、うまく脱出した関根はローキック。だが、火野は関根の左腿を叩いていくとウラノにタッチ。関根も中津にタッチすると、腕の取り合いから中津がショルダータックル。タッチを受けた関根は控えの火野に襲いかかるが、火野はなかなか動じない。強引に蹴って落とした関根は中津がカニ挟みで倒したウラノに馬乗りになると、中津が尻を蹴り飛ばす騎馬隊連携から「せーの、騎・馬・隊!」と決めポーズ。ウラノはサミングから耳元で絶叫すると火野にタッチ。関根はエルボーで向かっていくが、ショルダータックルを受け止めた火野は関根を睨み付ける。ショルダータックルで何度もぶつかっていく関根だが、火野が倒れないと火野に走れと要求。ロープに飛んだ火野は強烈なショルダータックルで関根を吹っ飛ばすと、さらに関根の背中にチョップを振り下ろす。続いてウラノが関根の頭部に低空ドロップキックからフェイスロック。何とかロープに逃れた関根だが、火野は関根を持ち上げて後方にブン投げると逆片エビ固め。ロープに逃れた関根だが、火野は強烈な逆水平チョップからセントーンを投下。続いてウラノが関根に対して掟破りのレッツ・コンバインを決めるが、関根は意地でロープに逃れる。ウラノはバンダナを取って殴打していくとブレーンバスターを狙ったが、これは踏ん張った関根が逆に投げる。関根からタッチを受けた中津が控えの火野に襲いかかると、火野もリングインしてウラノとトレイン攻撃。これをかわした中津は素早くコーナーに登ってウラノに飛び蹴り。ウラノも反撃しようとするが、中津は岡田レフェリーを盾にして防御。ウラノが怯んだところを蹴っていった中津だが、ウラノも岡田レフェリーを盾にする。中津は悩んだ末に「岡田、ごめん!」と言ってミドルキック。ギリギリで岡田レフェリーがかわしたためウラノにヒット。そこから大外刈りで叩き付けた中津は、そのまま肩固め。必死にロープに逃れたウラノはウラカンホイップで投げると火野にタッチ。ミドルキックで向かっていく中津だが、ハンマーを蹴り脚に叩き込んで迎撃した火野はフロントスープレックスで投げる。続く串刺し攻撃は蹴りで迎撃した中津だが、火野は逆水平チョップで叩き込んでからヒノスープレックス。中津はどうにか反撃し、火野に片ひざをつかせるとダッシュミドルを叩き込む。ここで関根にタッチすると、関根は猛然と猪作戦から顔面ウォッシュで向かっていき、カミカゼを狙う。だが、重たい火野を持ち上げることが出来ず関根はエルボーにスイッチ。火野が逆水平チョップで応戦していくと、あっという間に関根の胸板が真っ赤になる。それでも関根は倒れずにミドルキックで対抗。すると火野は両手を後ろに回して、敢えて関根のミドルキックを受け止める。関根も両手を後ろに回して火野の逆水平チョップを受け止めるが、明らかにダメージが大きい。堪らず中津が入ってくるが、火野はロープ際まで吹っ飛ばすとラリアットで中津を場外に落とす。すかさずウラノが場外に出て中津を抑え付けると、火野は関根に逆水平チョップ。関根は意地のミドルキックで応戦すると、片ひざをついた火野に龍切を放つ。だが、蹴り脚をキャッチした火野は一気にファイアーマンキャリーで担ぎ上げてバックフリップ。さらにショートレンジラリアットでなぎ倒した火野は、カウント2で返した関根をロープに飛ばしてのラリアット。だが、カウントの途中で自ら引き起こした火野はダメ押しのFucking bombで叩き付けて3カウント。

しばらく大の字に倒れたままの関根に中津が駆け寄る。火野とウラノはしばらく関根を見つめていたが、関根がなかなか動けないため引き上げようとする。関根は「ちょっと待ってください、火野さん! こんな格好で申し訳ないですけど、ひと言だけ!」と何とか呼び止めると、「火野さん、今日はプロレスリングBASARA千葉大会に参戦していただきまして、ありがとうございました! 自分はいっつもいっつも色々悩んでばかりいて、ロクでもないことを考えていて、自分の中でどうしたらいいか分からないときに、いろんなアドバイスをくれたり、プロレスで悩んでいるときも火野さんは私にいろんなことを教えてくれて、いつも支えになっています。そして自分は今回、プロレスリングBASARAっていう団体に入団するときやしてからも、いろいろ自分の考えがまとまらないときに相談に乗ってくれて、自分は火野さんを頼っています。なので、今回だけの参戦だけじゃなくて、千葉大会や今後とも自分と対戦したり組んでもらったりして、関根龍一、そしてこの騎馬隊を今後ともいろいろとよろしくお願いします! 今日は参戦してもらって本当にありがとうございました!」と、朦朧としながらも火野に礼を言って頭を下げた。エプロンで聞いていた火野は、リング内に戻って関根と笑顔で握手をすると、中津とも握手をしてから引き上げていった。「火野さんにもイサミさんにも、先輩に可愛がっていただいて私は生きています。火野さんとこの千葉で試合が出来たってことは、自分にとってとても大きいことですし、火野さんは最近まで欠場していて、復帰おめでとうございました……って言うのを忘れてました。すみません! そんな火野さんはBASARA10月1日、イサミさんの15周年(記念大会)にも参戦してくれるんで、自分はそこで組んで後楽園に出たいと思っていますので、もし組めた場合やまたこの千葉でBASARAやる場合はご来場よろしくお願いします!」と挨拶した関根だが、かなりダメージが大きいようで締めを中津に任せようとする。だが、中津は「最後まで頑張ってください。今日は関根さん! すみません、先輩に。今日の試合で関根さんと火野さんの愛のある試合を皆さん感じたと思います。今日、一番頑張ってくれた関根さんに最後締めてもらいたいと思います!」と檄を飛ばすと、関根は最後の力を振り絞って「皆さん、いきますよー! せーの、騎・馬・隊!」と騎馬隊の決めポーズで千葉大会を締めくくった。

【試合後のコメント】
中津 大丈夫っすか?
関根 あー、ヤベェ。
中津 いやぁ、生きててよかったっす。
関根 この千葉に来て、火野さんと出来て。闘えて……やっぱ越えたいっすよね。これだけいろいろ世話になってますし。よし、次は私の勝手な案ですけど、後楽園ホール10・1参戦するときは、次は(タッグを)組んで勉強したいなと、自分は考えています。今日はごめん。
中津 いえいえ。大丈夫っすか?
関根 いやぁ、あれは王っすよ(苦笑)。大将とはまた違う。デカイよ。ヘビー級。でもこういうのでまた勉強して、騎馬隊は。
中津 すごい何か愛のこもった闘いでした。お互い負けたくないだけじゃない何かすごいいい感情が。僕とかウラノさんでは入りきれない二人の世界がありましたね。
関根 愛あったなぁ。まあね、こっちにもね、風俗……栄町っていうのがあるから。ご当地ご当地で……。
中津 久しぶりにBASARA騎馬ヌキ!
関根 騎馬ヌキ(笑)。出るかなぁ、俺、昨日不安で5回ぐらい抜いてるからよぉ。
中津 5回も出たんですか? 試合前にそんな疲れさせないほうがいいんじゃないですか?
関根 いろいろあるじゃん。大丈夫、いっぱい寝たもん。電車、なんで鈍行で来たかっていうと、いっぱい寝るために。
中津 ああ、なるほど。電車では騎馬ヌキしてないですか?
関根 騎馬ヌキは出来なかったな。
中津 やっぱり総武線では。
関根 栄町はホテヘルが多いから。ホテル ザ・ロックっていう……。
中津 知ってる!
関根 そこで呼ぼう。
中津 話を戻しましょう! 後楽園です。
関根 後楽園だ。
中津 こんなふざけてますけど、僕らマジですから。
関根 中津は大一番だな。宮本(裕向)さんと。ヤンキー番長!
中津 そうです。広島の気合いの入ったヤンキーっていうかツッパリですよね。気合いの入り方が違うんで。僕も負けないように。勝つようにガンガンいってやろうと思っています。
関根 私もここで火野さんと組みたいと言っているんで。絶対に通すので。絶対に我を通します。そして(19日、新木場での)宴、トントントンと。
中津 とりあえず今日はザ・ロックで!
関根 もうダメだ!(一旦引き上げようとして)あ、いつもの!
中津 今日はみんな疲れてますね! もうヘトヘトなんで。
二人 せーの、騎・馬・隊!
中津 ザ・ロックだ、ザ・ロック。ザ・ロックで騎馬ヌキしよう!

公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では、大量の写真をアップ! 
DDTUNIVERSE(http://ddtuniverse.com/)では、順次試合映像を公開予定! ぜひご覧ください。