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【伐折羅・四拾捌~木高イサミ15周年記念興行~のまとめ】イサミが絶対王者リュウイチを撃破してユニオンMAX戴冠! イサミ「15周年でひと区切りつけて、ここでリセットしてもう一回スタート!」/関根がFUMAからギブアップを奪う!/中津は宮本に、SAGATは関本に善戦するも玉砕!/大流血に見舞われながらも塚本がグンソに一矢報いる!

1日、東京・後楽園ホールにて「伐折羅・四拾捌~木高イサミ15周年記念興行~」がおこなわれた。まずは竜剛馬が登場して、今日は各選手この日が楽しみで異常に早起きだったと報告。これまで新宿FACEで開催されてきた「木高イサミのプロレス」が、今年は12月28日に後楽園ホールで開催されるのでチケット購入はお早めにというアナウンスに続き、新作パンフや2018年のカレンダーなどの新グッズを紹介。最後に「いくぞ、ショア!」の雄叫びで大会がスタート。

第1試合は政宗&阿部史典vs旭志織&中野貴人のタッグマッチ。中野と政宗の先発で試合開始。中野はロックアップからロープまで押し込むと、離れ際にチョップ。腕の取り合いから政宗がショルダータックル。中野もコルバタで政宗を投げていくと旭にタッチ。政宗をコーナー下に座らせ、足をバタバタすることで蹴っていった旭。続いて中野がボディスラムを狙うが、政宗は上げさせずエルボースマッシュ。ここで阿部にタッチすると、阿部はサッカーボールキックからドロップキック。さらに政宗がスリングショット式アトミコを投下していく。どうにか自力でピンチを逃れた中野が旭にタッチすると、旭は政宗に一人サボテンの花から阿吽。さらに阿部を肩車した状態で政宗にシーソーホイップを決めることで、阿部の上に政宗を投げつける。旭と阿部はバックの取り合いになるが、旭は鶴の舞を見舞っていき中野にタッチ。スワンダイブ式クロスボディーを決めた中野は串刺しジャンピングニーから、ハーフダウンの阿部に倒れ込むようにエルボー。旭が政宗を場外に連れ出す間に、リング上では中野と阿部がエルボー合戦。阿部はソバットから伊良部パンチを狙ったが、かわした中野はクリストに捉える。政宗がカットに入ろうとするが、旭がコブラツイストで捕獲。しかし阿部は自力でロープに脱出。中野はロープに飛ぶが、そこに政宗が飛び込んできて蜻蛉切。そのまま政宗は場外の旭にプランチャを投下。阿部はランニングローから、澤宗紀直伝のお卍固めに捕らえ、中野からギブアップを奪った。

第2試合は風戸大智&竜剛馬vs藤田峰雄&田村和宏のタッグマッチ。リングインするなりマイクを持って「非常に重大な問題を発見してしまった」と言い出した竜は、峰雄に向かって「最近チンコプロレスという団体を旗揚げそうじゃないですか。我々DDTプロレスリンググループ、コンプライアンスが非常に大事な時期です! サイバーエージェント社に株を売り渡し、その傘下に入った。つまりコンプライアンス、法令順守が非常に重要なんですよ。いいですか、急所攻撃は反則です! プロレスラーが人を殴っても罪に問われないのは正統業務行為だからですよ。反則は正統業務行為ではない! だからチ○コを蹴るのは傷害罪に当たるんですよ!」と力説。「このリング上で法律を守ることに関しては、DDTプロレスリンググループ顧問弁護士のわたくし、竜剛馬が! そして風戸君と私のチ○コはこの竜剛馬が守ってみせるぞー!」と叫んだ竜に、峰雄はいきなりチ○コへの低空ドロップキック。そこから田村との合体攻撃を風戸に決める。風戸と田村はお互いにアックスボンバーを狙うが、田村は風戸のアックスボンバーをかわしてアンドレに捉える。ロープに逃れた風戸だが、田村は峰雄との合体攻撃を狙う。これをかわして田村に延髄斬りを見舞った風戸は峰雄にドロップキック。タッチを受けた竜は模範六法を手にリングイン。そこに峰雄はチ○コを狙った低空ドロップキックを放っていくが、竜は六法でブロック。チ○コクローも六法でブロックした竜は、田村が入ってきても六法で股間をガードする。だが、田村はガラ空きの顔面にエルボー。「なぜだー!」と叫んだ竜は片手でエルボーを返していくと、走り込んできた田村にカウンターのジャンピング・ネックブリーカードロップ。さらに峰雄の攻撃をかわし、六法の上に河津落とし。そこに風戸がリングインし、竜を踏み台にして峰雄に串刺し式ジャンピング・アックスボンバー。竜は一気に六法で殴りかかるが、かわした峰雄はシャイニング・ウィザード。六法を拾った峰雄だが、岡田レフェリーが反則カウントを数えると、4で離して竜の上に六法を落とす。そこに風戸が飛び込んでくるが、峰雄はカニ挟み。倒れた風戸が竜の股間にヘッドバットを落とす格好になる。そこから風戸を場外に追いやると、田村がエプロンからトペ・コンヒーロ。その間に峰雄が竜にスワントーンボムを投下して3カウント。

第3試合はSAGATvs関本大介のシングルマッチ。SAGATのシャウトに合わせて観客もシャウト。関本は世界タッグのベルトを持参して入場。試合開始のゴングが鳴ると「サガト」コールが起こる中、まずはロックアップ。そこからヘッドロックに捉えたSAGATは、関本にロープに飛ばされるとショルダータックル。倒れずに受け止めた関本に「行け!」とロープに飛ぶように要求したSAGATは、関本のショルダータックルを受け止めた上で逆にショルダータックル。それでも倒れない関本は伏せかわしを狙ったが、SAGATはその横に寝転がって挑発。思わずたじろいだ関本だが、ようやくショルダータックルでなぎ倒したSAGATにエルボードロップを落とす。関本はSAGATのコスチュームのショルダー部分を外して、上半身を剥き出しにすると強烈な逆水平チョップを叩き込む。さらにボディスラム3連発で叩き付けた関本は、俵返しのような形でSAGATをマットに投げつけると逆エビ固めへ。タップしかけたSAGATだが、「サガト」コールを受けてどうにかロープに辿り着く。なおも逆水平チョップを叩き込んでいく関本に、気合いを入れてチョップを返すSAGATだが、明らかに威力が違う。しかし関本の串刺し攻撃を蹴りで迎撃したSAGATはショルダータックル3連発で、何とか関本をなぎ倒すことに成功。さらに関本のハンマーをブロックしてアッパーカットを叩き込んだSAGATは、南部式ナックルをお見舞い。そして関本をボディスラムで叩き付けたSAGATはセントーンを投下。カウント2で返した関本はSAGATを対角線上にホイップ。するとSAGATはスライディングでエプロンに出て、そこからロープ越しに関本にヘッドバット。コーナーに登ったSAGATはヒロシばりのファイブスター・ダブルアックスハンドルを投下したが、関本はボディブローで迎撃するとショルダーネックブリーカー。そこからガッチリとキャメルクラッチに捕らえた関本だが、SAGATはロープに脱出。10分が経過し、関本はラリアットを狙ったが、かわしたSAGATは肩口に噛みつく。さらに丸め込んでからエクソシストブリッジで股間に噛みついていったSAGATは、悶絶する関本にヒロシ式スパインバスター。「USA」コールを煽ったSAGATはコーナー二段目からダイビング・セントーンを投下。これもカウント2で返した関本に対し、SAGATはゴア・グラインドを狙ったが、何と馬跳びでかわした関本。コーナーに激突したSAGATをボディスラムで叩き付けた関本は、コーナー二段目からミサイルキックを発射。SAGATも関本のラリアットをかわしてアッパーカットを叩き込むが、関本はチョップで応戦。アッパーとボディブローを連打したSAGATはロープに飛ぶが、追走してバックエルボーを見舞った関本はSAGATの巨体をぶっこ抜いてブレーンバスター。さらにダブルアーム式ショルダーバスターを決めた関本は、間髪入れずジャーマンスープレックスで投げて3カウント。

試合後、倒れながらも関本を見つめるSAGATに向かって軽く一礼してリングを降りた関本。SAGATは中野が肩を貸そうとしたが、それを拒否して自力で引き上げていった。

【試合後のコメント】
SAGAT ただのバケモンじゃねえ…。日本、いや世界を獲った本物の超人。今年、あの人を倒すのは無理だ。来年も無理かもしれねえ。でも何年経とうが絶対勝ってやる。あの人がしわクチャのじいさんになった時に闘っても勝ってやる。

関本 危なかった。SAGAT、何がUSAだ、コノヤロー。ここはJAPANだ。フザけやがって。SAGATの野郎、本当に。スピア食らったらヤバかったな。セントーンとかも重てえ。またチャンスがあれば上がりたいと思います。

第4試合は塚本拓海&竹田誠志&“黒天使”沼澤邪鬼vsグンソ&カブキキッド&谷嵜なおきのハードコア・スティール大戦。この試合は反則裁定なしのハードコアルールを採用し、ラダー、チェア、スティールBOXの使用が認められる。DOVE側が奇襲攻撃を仕掛けていくが、まだガウンを着た状態で塚本は谷嵜の攻撃をかわしてカブキキッドに激突させる。試合中に重低音の曲が流れるDOVEスタイルの中、竹田が大量のスティールBOXをリング内に投げ込むと、それで塚本が谷嵜とカブキキッドを殴打。しかしグンソは持参した鋭利な凶器“シノ”でスティールBOXを突き刺してブロックすると、そのシノを塚本の額に突き刺していく。そこから6者入り乱れての場外乱闘に。額から流血した塚本に対し、なおもシノを突き立てるグンソ。さらに谷嵜がスティールBOXの蓋を押し当てると、カブキキッドは潰れた空き缶を突き刺していく。ダウンした塚本にグンソはスリングショット式ギロチンドロップを投下。グンソがスティールBOXを投げつけると、谷嵜はコーナーに立てかけたラダーに塚本を投げつける。顔面を血で真っ赤に染めた塚本に、谷嵜は飛びヒザ蹴り。場外では流血した竹田と沼澤にカブキキッドがスティールBOXの蓋で殴りかかる。そしてグンソが塚本をバックブリーカーに捉えると、谷嵜が地獄の断頭台を投下。そこにカブキキッドが大量のイスを持ち込み、倒れた塚本の上に乗せると、ラダーにファルコンアローを決めるような形で塚本に叩き付ける。ブレーンバスターを狙ったカブキキッドだが、踏ん張った塚本は逆にフィッシャーマンバスターでぶっこ抜く。そこに竹田と沼澤が入ってきてグンソと谷嵜に串刺し攻撃。グンソに串刺し式ロッキンポを叩き込んだ竹田は、続けて谷嵜にもロッキンポ。さらにグンソにイスを投げつけると、沼澤がイスをセット。その上に合体ブレーンバスターで谷嵜を叩き付けようとしたが、カブキキッドが救出に入る。逆にDOVE側はグンソを加えた3人で竹田と沼澤を合体ブレーンバスターで投げるが、塚本がラダーでグンソを押し込む。しかしグンソとカブキキッドが押し返すと、そこに谷嵜が飛び込んできてFH。さらにグンソとカブキキッドがラダーの上に合体式フラップジャックで叩き付けてからサンドイッチでイス攻撃。だが、竹田と沼澤がスティールBOXを持って救出に入る。谷嵜とカブキキッドもスティールBOXを投げ返して場外へと雪崩れ込むと、リング上では塚本とグンソの一騎打ち状態に。グンソが塚本に串刺し式ビッグブーツ。さらにイス&スティールBOX盛りを築いたグンソは、その上に塚本をボディスラムで叩き付ける。そしてラダーの上に登ったグンソだが、塚本は下からスティールBOXで殴打すると、自らもラダーの登っていって雪崩式ブレーンバスター。カウント2で返したグンソだが、塚本はずどんで叩き付けて3カウント。ようやく塚本がグンソに一矢報いたが、試合後もB FAULTLESS JUNKY’SとDOVEは乱闘に。引き上げていくDOVEをBFJは睨み付け、まだ抗争に終わりがないことを示唆した。

【試合後のコメント】
――塚本選手としてはようやくグンソ選手、DOVE側に一矢報いました。
塚本 まだまだ勝ったとはいえ、全然足りないですね。今日、もう9割方やられて、ちょっとした隙突いて勝って。勝ったのは正直言えば嬉しいけど、俺、こんなんじゃねぇよ。こんなんで勝ちました、やりました、DOVEプロレスに勝ちました……そんな甘くはないですよ。何回、俺らDOVEプロレスと、カブキ、グンソと試合してきてんだよって話ですよ。こんな勝ち方……勝って嬉しいけど、俺はまだまだまだやりたいし。あとちょっと納得のいくところまでアイツらをケチョンケチョンにぶっ潰して、DOVEより俺らのほうが強い、カブキ、グンソより俺のほうが強い、それをもっと証明していきたい。ただのひと区切りにしか過ぎないし。
――竹田選手と沼澤選手は今回、塚本選手の助っ人という形でDOVEプロレスと対戦でしたが。
竹田 まあ別にグンソもカブキも、谷嵜はよく分からないけど、何回もやってるし。まあ面白い奴だとは思っていたけどね。今日は何かツカをバックアップ出来なかったのが正直なところだけど、最後コイツが意地で勝ったっていうのはそれだけの実力があるんだよ。BFJ、三人いるけど誰が一番とか、そういうことじゃないから。こういう奴もいるんだっていうのを今日、証明出来たと思うからね。いいんじゃないですか。
沼澤 今日はハッキリ言って俺なんか、いたかどうかも分からないようなもんだから。ツカ一人で勝ったようなもんだよ。だからいいんじゃない。やりたいんだったらやればいいし。ただ次、やるんだったらカブキとかグンソとか谷嵜とか殺すよね。
竹田 うん、ぶっ殺してやろうぜ。
沼澤 ぶっ殺してやります。普通に殺します。
竹田 今日はツカの意地。
沼澤 ツカ一人で勝ったみたいなもんだから。

――今回はBASARAというよりはB FAULTLESS JUNKY’Sとの対抗戦でしたが。
グンソ あーーー、知らねぇんだよな。
谷嵜 おい、ビー……ビー何だって? ビーレジェンドプロテインしか知らねぇんだよ、バカヤロウ! オラー!
グンソ&カブキ ハハハハハハ。
谷嵜 グンソ、今日負けたのか?
グンソ 今日なぁ、何だよ塚本さぁ。いじめればいじめるほど強くなりやがって、気持ちよくなっちゃって、このド変態がよぉ!
谷嵜 おい変態か、この野郎!
グンソ そういうつもりならさぁ、もっと深い深い深いところまで行って……アハハハハハ。オイ、塚本! 今度会ったらよ、俺はよお前の女、ク○ニしながらお前の身の上話聞いてやるよ! アハハハハハハ!
谷嵜 とりあえず! 負けたけどザマアミロだ、バカヤロウ!
カブキ DOVEプロレス、まだまだ終わらねぇぞ。

第5試合は中津良太vs宮本裕向のスペシャルシングルマッチ。まずは腕の取り合いから中津が足をすくって倒しレッグロック。そこから再び腕を取った中津だが、宮本はヘッドロックで切り返す。脱出した中津はタックルを狙ったが、宮本が切っていくと、中津は足をすくって倒して小手投げからアームドラッグ。さらに飛び蹴りをお見舞いした中津は、宮本の右腕を蹴っていく。スタンディングのアームロックに捉えた中津だが、宮本はニーリフトで脱出するとガットバスター。エプロンにエスケープした中津だが、宮本はスリングショット式フットスタンプからサッカーボールキック。さらにローリングセントーンを投下。キャメルクラッチに捉えた宮本だが、自ら技を解くと「来いよ、オラ」と挑発。中津がボディブローを叩き込むと、宮本もボディブローで応戦。さらにエルボー合戦になると、宮本はアッパーカットからソバット。しかし中津も大外刈りで叩き付けていく。宮本の右腕を再び蹴っていった中津だが、蹴り脚をキャッチしてエルボーを落とした宮本は串刺し式コンドルキック。だが、中津も返す刀で串刺し式ジャンピングニーから、座り込んだ宮本に低空ドロップキック、ベースボール・スライド。そして右腕にジャンピング・アームブリーカーを決めた中津は一気に腕固めへ。ここで宮本は岡田レフェリーを掴んで、中津にぶつけることで脱出。中津のハイキックをかわしてソバットを叩き込んだ宮本は、丸め込みから素早く立ち上がり、その場跳びムーンサルト・ニープレス。ケブラドーラ・コンヒーロから拷問コブラツイストに捉えた宮本だが、中津は何とかロープに脱出。宮本のムーンサルトプレスを中津がかわすと、宮本は着地。バックを取った中津は、宮本が踏ん張るとフェイスクラッシャーにスイッチしてからランニングロー。10分が経過し、中津はVスライダーを狙ったが、背後に着地した宮本。ならばとチョップとボディブローを見舞っていった中津だが、宮本はハンドスプリングオーバーヘッドキック。しかし当たりが浅かったため、宮本はすぐにランニング式サンダーファイヤーパワーボムで叩き付ける。中津がカウント2で返すや、逆エビ固めで一気に背中を反らした宮本だが、中津はロープに脱出。ファイヤーサンダーを狙った宮本を丸め込んだ中津は、そこから腕十字へ。うまく逃れた宮本だが、中津はハイキックから飛び付き腕十字。右腕が伸びきったが、宮本の足が辛くもロープに届く。中津は勝利を確信して笑みを浮かべるが、その隙を突くように中津を持ち上げた宮本はファイヤーサンダー。しかし中津はすぐに立ち上がる意地を見せる。朦朧としながらも突進した中津だが、宮本はカウンターのラリアットで迎撃。そこから山折りを決めた宮本は見事なムーンサルトプレスを投下して3カウント。

【試合後のコメント】
宮本 中津、面白いよ。腕ばっか攻めてきやがって、右腕ばっか攻めてきやがって。面白いよ、アイツ。BASARAにああいう選手がいると思わなかったね。まだ経験もそんなないし、まだ粗っぽいところもあるかもしれないけど、きっと彼はすごい選手、BASARAを代表する選手になると思うよ。それぐらいの可能性がありますね。
――もう一度対戦してみたい気持ちはある?
宮本 ありますね。でもまた1年経ってどんだけ変わったか見たいし。まだまだ粗っぽいところもあるんで。若いからまだまだ粗っぽくていいんですけど、そういうのもいろいろ変わってくる姿を見たいですね。楽しかった。右手は致命傷ですけど。
――イサミの15周年興行だったが。
宮本 やっとこのBASARAに呼んでくれたかと。それぐらいですよ。でもイサミ君の15周年ですからね。僕が祝わないで誰が祝うんだって。イサミ君をよく知っている僕が祝って当然だと思うし、メインのセコンドも付きたいし。

セミファイナルはFUMA&久保佑允&HUBvs関根龍一&火野裕士&ヤス・ウラノのスペシャル6人タッグマッチ。まずは関根が火野とウラノを従えて入場。続いてHUBがギター、久保がベースを掻き鳴らす中、FUMAはエアギターで登場。三人でメロイック・サインを合わせたIRON PRIESTに対し、関根が騎馬隊ポーズをレクチャーするが、火野もウラノも一応はやってみるがいまいち理解していない様子。ウラノと久保の先発で試合が始まると、まずはウラノがガブっていくが、久保はバックに回ってリバースフルネルソンホールド。ウラノもショルダータックルでなぎ倒すが、足をかけて倒した久保はアームホイップからの腕十字。ロープに逃れたウラノだが、久保はFUMAにタッチ。エルボーを落としていったFUMAが控えの関根と火野を攻撃していくと、IRON PRIESTは三人でメロイック・アタック。さらに久保とHUBがウラノを両側から抑え付けると、FUMAがウラノの背中に乗ってHUBの尻尾でエアギター。IRON PRIESTは三人同時に低空ドロップキックを発射するが、ウラノもFUMAに低空ドロップキックを返して関根にタッチ。FUMAにランニングローを狙った関根だが、キャッチしたFUMAはサミングを狙う。キャッチした関根は逆にサミングを見舞ったが、FUMAはカウンターエルボーを叩き込んでHUBにタッチ。後頭部への低空ドロップキックからセントーンを投下したHUBは久保にタッチ。逆水平チョップとグーパンチを交互に叩き込んだ久保は馬乗りナックル。これで動きが止まった関根にFUMAはキャメルクラッチ。そこから関根の左腕を掴んで無理矢理メロイック・サインをさせる。FUMAが捕まえた関根の背中にダイビング・フットスタンプを落としたHUBは、変形のストレッチマフラーを決める。そこにウラノが入ってきてHUBの耳元で「関根ーっ!」と絶叫することで関根を救出。だが、久保がフィストドロップからの急所攻撃を見舞ってタッチさせない。ウラノが入ってきて救出しようとするが、久保がかわして関根に誤爆させる。関根もどうにかアバランシュホールドを返して、ようやく火野にタッチ。久保をショルダータックルで吹っ飛ばし、FUMAを放り投げた火野はダブルラリアットでFUMAと久保をなぎ倒す。さらに久保にセントーンを投下するが、カウントは2。久保がアッパーカットを見舞っていくと、火野は両手を後ろに組んでいく。ならばと足を踏んづけた久保だが、それでもビクともしない火野に対して延髄斬り。タッチを受けたHUBは串刺しニーを狙ったが、キャッチした火野はスパインバスターで叩き付ける。そこにウラノが入ってきてHUBを羽交い締めに。そこに火野がラリアットで突っ込むが、HUBがかわしてウラノに誤爆させる。HUBはコルバタで投げてから火野の後頭部にニー。火野もとぐろ巻きラリアットを狙ったHUBをキャッチしてフロントスープレックスで投げていくが、HUBは返す刀でシャイニング・ウィザードからの尻尾攻撃。関根とFUMAがリングインしてミドルキックの打ち合いに。そこから関根は正拳突きからソバットを見舞うと猪作戦で突進。蹴りで迎撃したFUMAはダイビング・ニールキック。ウラノと火野が救出に入ってくるが、FUMAがカニ挟みで火野を倒すと、久保がその上にウラノを乗せ、さらにその上に関根も乗せて三段重ねにすると、HUBがその上にダイビング・セントーンを投下。そして火野とウラノを場外に追いやると、久保とHUBがトペを同時発射。その間にFUMAが関根にHeavy Metal HammerからHeavy Metal Anthem。これをかわした関根は36ハンマーから昇龍を決めるが、カウント2でHUBがカット。そのHUBにウラノがマンハッタンドロップから低空DDT。FUMAは関根にリバースパワースラムからMetal Fire From Hellを狙ったが、かわした関根は逆さ押さえ込み。すると関根はそこから回転して、一気にレッツ・コンバインに捉える。シャチホコのように背中が反ったFUMAは無念のタップアウト。ウラノが嬉しそうに勝った関根を抱きしめた。

【試合後のコメント】
関根 どうだった? ヤンキー対決。新旧ヤンキー対決。
中津 新旧? まあまあまあ……強かったですね。お腹、超痛いです。でも、まあ楽しかったです。もう生きるか死ぬかの。
関根 ああ、ちぇめぎ合い?
中津 ちぇめぎ合い、ちぇめぎ合い。
関根 せめぎ合い。おー、なるほど、なるほど。
中津 でも勉強にはなりました。でも負けてちゃダメだって思いました。負けてちゃ全然ダメです。もっと行かないと。
関根 いやぁワシも! やっぱりプリンスたちはやっぱね。
中津 ああ、IRON PRIESTね。
関根 アイアン・プリンスたちはなかなか強いっすよね。強いですし、今日HUBさんに自分触ってないんですよ! ちょっと、それどういうことですか?
中津 HUBさんに触ってないんですか?
関根 今日蛇さんに触ってないわけです。もう1回ぐらいHUBさんともやりたいなと。
中津 えー、勿体ねぇ。え、あの尻尾にも触ってないんですか?
関根 尻尾も触ってないし、どこも触ってない。俺、パンパンって。蛇に……。
中津 え、何ですか?
関根 何でもないですけど(苦笑)、それより何よりも先輩らに囲まれるのはね、まだまだ勉強っすよ。やっぱりやっていて思いました。もう全然違います。格が違うから。BASARAではキャリアは上のほうかもしれないですけど、まだまだ勉強になるから。
中津 今日は勝ったんですか?
関根 今日は勝った!
中津 勝ったんですか?
関根 (フィニッシュシーンを再現しながら)こうしてこうして、このままこうしてこう!
中津 おお! それ、すごいっすね。
関根 こうしてこうして、このままこうしてコンバインって!
中津 そこをHUBさんが……。
関根 ティーンってやって!
中津 パーンってなって。
関根 それで本当のコンバインは、こう。乗っていると稲刈りだからこう……ま、そんなのはどうでもいいんで(苦笑)。(階段の上から見ていた旭志織に気付いて)あそこで先輩も見ているわけですから、そろそろ終わりますかね。
中津 何か言うとくことはないですか?
関根 今日はないでしょう。心いっぱいですよ。気持ちいっぱい、心いっぱい。
中津 心いっぱいなんだ!
関根 そういうことだ! うちら感謝の気持ちです。イサミさんの15周年記念試合で、いい試合を組んでもらって。
中津 シャツも売れたし。
関根 シャツも売れたし。
中津 まあまあ売れたし。関根さんのシャツはLとXLしか売れてねぇぞ。
関根 分かるか? 男性しか買ってねぇんだよ! 女性、誰も買ってねぇんだよ!
中津 SとMしか余ってない。
関根 出来れば……俺はティッツのでっかいネエちゃんに「Sサイズ買え、Sサイズ買え」って(言ったのに)誰も買わねぇんだよ! 誰かそういう……。
中津 (遮るように)行きますよー! せーの……。
二人 騎・馬・隊!
関根 ホント、ティッツでかいネエちゃんに買ってほしいですね。みんな買ってほしい。
中津 XLが一番最初に売り切れたんです。

メインイベントはユニオンMAX選手権試合、王者・トランザム★リュウイチvs挑戦者・木高イサミ。煽りVではイサミが「プロレスを楽しむ」のに対し、リュウイチは「自由」だと紹介。リュウイチの快進撃がBASARAマットで始まると、大日本プロレスの河上隆一も後を追うように調子をあげてきたといい、河上本人も煽りVに登場して「(リュウイチと河上は)リンクしている」と語った。まずは挑戦者として15周年を迎えたイサミが入場。続いて王者のリュウイチが星条旗を掲げたSAGATを従えて入場。イサミの名前がコールされると、真っ白な紙テープが大量に投げ込まれる。リュウイチのセコンドには肩の手術を終えたばかりのトランザム★ヒロシもついた。いつものようにリュウイチがサングラスを外す際には「Woooooo!」の声が上がり、ゴングが鳴れば「USA」コール。そして握手を求めたリュウイチだが、イサミはその手を蹴り上げるような素振りで拒否。ロックアップから突き飛ばしたリュウイチは腰をグラインド。リストロックに捉えたリュウイチは、イサミの左腕を捻り上げる。さらにイサミの左腕を使ってトレーニングするかのように動かしていくが、イサミも体勢を入れ替えるとヘッドロックに捉える。反転して押さえ込んだリュウイチだが、イサミはキックアウト。今度はイサミから握手を求めるが、リュウイチは笑みを浮かべながら「センキュー」と逆に握手を求める。イサミが応じようとすると、スカして「Wooooo!」と雄叫びをあげたリュウイチだが、怒ったイサミはヒザに低空ドロップキック。さらにリュウイチの左ヒザをマットに叩き付けるとローキック。気合いで耐えたリュウイチは腰をグラインドさせるが、イサミはローキックを連打。だが、カウンターエルボーを返したリュウイチは、場外に出たイサミの腕を掴むとエプロン拝み渡り。下から蹴っていったイサミだが、リュウイチはブレーンチョップを落とすと、イサミを鉄柱に叩き付ける。リングに戻ったリュウイチは、イサミの首筋にチョップを落としてから逆水平チョップ。ボディブローを返したイサミだが、リュウイチは逆水平チョップ一発でイサミをなぎ倒す。さらに豪快なボディスラムでイサミを投げ捨てたリュウイチは、逆水平チョップとグーパンチを交互に叩き込む“龍魂”まで見せる。イサミも逆水平チョップを返すとエルボー。さらにボディがお留守だぜをお見舞いするとロープに飛ぶが、リュウイチはカウンターの逆水平チョップからビッグブーツ。これをキャッチしたイサミはドラゴンスクリューからプロレスLOVEポーズをすると、武藤公認シャイニング・ウィザードを発射。稲妻脚からダイビング・クロスボディーを放ったイサミだが、リュウイチはダブルハンマーで叩き落とすとスマッシュパンチからバイオニックエルボー。10分を経過し、レッグドロップを落としたリュウイチだがカウントは2。そして「ヒロシーッ!」と叫んだリュウイチはパーフェクトプレックスを狙ったが、イサミは背後に着地するとリュウイチの足をすくって倒しSTFへ。さらにリュウイチの左ヒザをマットに叩き付けてからヒザ十字固めにスイッチ。そのまま立ち上がってみせたリュウイチはジャーマンでぶっこ抜いてイサミを投げ捨てる。「USA」コールを煽ってからコーナー二段目に登り、たっぷりとアピールしていたリュウイチだが、その間に立ち上がったイサミもコーナーに登っていく。突き落としたリュウイチだが、イサミは再びコーナーに登っていく。エルボーで落としたリュウイチだが、イサミは下からジャンピングキックを叩き込むと、駆け上がっていって雪崩式フランケンで投げてからの勇脚。これでも倒れないリュウイチに関節蹴りからのブレーンバスターでぶっこ抜いたイサミは、ダイビング・ダブルニードロップを投下。カウント2で返されると、リュウイチの後頭部にカカト落とし。そしてロープに飛んだイサミだが、ラリアットで迎撃したリュウイチはパーフェクトプレックスを予告。今度は投げることに成功したが、イサミの足殺しのダメージでブリッジが出来なかったのか投げっぱなしになってしまう。するとリュウイチはアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げ、そこからPerfect Fiveで叩き付けたがカウントは2。15分が経過し、エルボー合戦になるとリュウイチがやや優勢。それでもイサミは諦めることなく向かって行く。リュウイチは左右のエルボーからランニングエルボーを叩き込むが、これもカウントは2。ならばと正調Perfect Fiveの体勢に入るが、イサミは逆打ちで切り返すと素早く立ち上がって絶槍を叩き込む。ラリアットを返そうとしたリュウイチだが、イサミは正面からキャッチしてエクスプロイダー。さらに後頭部へのカカト落としから勇脚・斬。これを両手でブロックしたリュウイチだったが、イサミは八咫烏から今度こそ勇脚・斬をリュウイチの顔面にブチ込み、ガッチリと押さえ込んで3カウント。

第9代ユニオンMAX王者となったイサミも、敗れたリュウイチもしばらく大の字に倒れたまま。ベルトを受け取ったイサミは抱きしめながら再び倒れ込んだが、それでもマイクを持って「強い……しっかり見てやるからな」と言いながら立ち上がり、リュウイチに向かって「リュウイチ、つえーなお前は! サイボーグと闘ってるみたいだったよ。まるで何か機械仕掛けの作り物のオバケなんじゃってぐらい、トランザム★リュイチは恐ろしいぐらい強かったよ。もし河上に会うことがあったら伝えておいてほしいんだけど、河上にもありがとうって伝えておいてください。トランザム★リュウイチ、そして河上隆一……トランザム★リュウイチと河上隆一、パーフェクトソルジャーだねキミたちは。すごいね、すごい! 素晴らしい! なかなかないよ、人の団体に勝手に来て、自由にやって、ベルトまでかっさらって、これだけのUSAコールまで起こさせる人間、そういねーよ!」と叫ぶと、場内から「USA」コールが起こる。さらに「リュウイチはここで終わりじゃないだろ? トランザム★リュウイチは何回でも来るだろう。そして言ってたなお前。(ベルト)持ってヒロシ(の復帰)を待つと。おお、せいぜい何回でも挑戦するがいいよ。何回でも俺がブチのめしてやるからよ。たった15年、されど15年! 僕の先輩たちが25周年記念っていう大会を何個もやりました。まだ僕は15年かもしれない。でも! 俺にしか出来ないことがある。俺にしか出来ないBASARAがある! リュウイチ、そのためにはお前らトランザムの力がどうしても必要だよ」と言うと、イサミから「USA」コールを煽っていき、リュウイチとガッチリ握手。絶対王者としてBASARAに君臨したリュウイチに「センキュー・ソーマッチ」と、英語で礼を言ったイサミは「今日は15周年記念大会に皆さんお越しいただき、誠にありがとうございます。ただ、さっきも言ったようにまだまだ15年です。これから先、まだ20年、25年、30年、グレート小鹿は75歳! それぐらいの野望が僕にはあるんです! 僕のプロレス人生はすべてBASARAと共にあります! もしBASARAがなくなることがあれば、それは俺の引退を意味します! 絶対そんなことはさせない! 俺はこの団体をもっともっとでっかくして! でっかくして! そして俺自身ももっともっと上に行ってやろうと思います! だからお前ら、黙って俺についてこい! 今日はどうもありがとうございました!」と言い放つ。すると『宴 -UTAGE-』が流れる中、BASARAの所属選手が次々に現れ、ステージ上に横一列で並び立つ。リュイチもSAGATの肩を借りながらステージに上がると、その横に立ったイサミは関根から刀を受け取ると「俺たちBASARAは絶対に後ろを向かない! 前を向いて、前向いて! 上向いて! これからも突き進んで行ってやる!」と絶叫。まるで旗揚げ戦を再現するように傾き者たちも一斉に気合いの雄叫びをあげた。選手たちが引き上げていく中、最後に残ったイサミとリュウイチは再びガッチリ握手をして、イサミの15周年記念大会を締めくくった。

【試合後のコメント】
リュウイチ オー・マイ・トゥース……ボン! オーマイガー!
ヒロシ オー・ノー! ヒズ・トゥース・イズ・ア・ソー・エクスペンシボー。
リュウイチ (口に指を入れながら)オ…オ…OK!
ヒロシ あー、キレイな歯。
リュウイチ ワンモア……ワンモア……アイ・ウォン・トゥ・ワンモア・チャレンジ。 ワンモア・チャレンジ! ワンモア・チャレンジ!
三人 ワンモア・チャレンジ! ワンモア・チャレンジ!
リュウイチ イサミ・イズ・リアル・サムライソード! ヒー・イズ・サムライソード! バット! ネクスト・マイ・アメリカン・ビッグマグナム。(SAGATのバックを取って)ビッグファイアー、ボンッ!(SAGATに向かってキャノンを発射)
SAGAT アァァァァァァァ!
リュウイチ オォウ、シー・ユー・ネクスト! アンド(ヒロシに向かって)アイ・ホープ・カムバック。
ヒロシ センキュー!
リュウイチ スーン!
ヒロシ サムデイ!
リュウイチ アイ・カムバック! アイ・カムバック!
ヒロシ ゲット・バック・トゥ・ザ……by YOGAパワー! シー・ユー・ネクストタイム!

――15周年という節目の大会でリュウイチ選手を倒してユニオンMAX王座を獲りました。
イサミ いやあ、手強かったですね。何だろう……身体が大きいだけじゃなくて、その大きい身体の使い方というか、そういうのをよく分かっている感じで。試合が終わったあと、マイクでも言いましたけど、うちの所属選手でもないのにあんな大USAコールが起こることなんて、普通で考えたらないじゃないですか。何がそうさせるんだろうっていうのを、僕、前哨戦しなかったのってそこに理由があって。それを直接、今日初めて肌を合わせるときに感じたかったんですよ。いや、それがね、何かリングの空気が違うんですよね。いままで後楽園ホールって、いっぱいいろんな団体に上がってきたし、それこそメインイベント、タイトルマッチっていっぱいやってきたけど、全然違う独特な空間でしたね。こういうことってあるんだみたいな。こんな……何て言うんですかね。ホント、日本にいるのに異国にいるような感じって言うんですか。不思議な気分にさせられましたね。
――試合後、まるで旗揚げ戦の再現のように所属選手が並んでましたが、イサミ選手がユニオンMAXを取り戻したことで、次、誰が挑戦してくるのかっていうのが気になるところですが。
イサミ そうですね。もう僕は挑戦したいって言うなら、誰でもいいと思っているし。もっと今日の結果って悔しく思わないといけないと思うし。でも敢えて触れないわけじゃなくて、悔しいけど……傷口に触れないっていうか、歯を食いしばるっていうか。それを見なかったことにするんじゃなくて、分かっているけどそれを我慢するっていうね。実際、リングに上がれば分かりますよ。南側の上のほうだって(お客さんが)入っていない。それは分かるよ。でもそれを全部口にすることも大事ですよ! することも大事だけど、僕はねここで堪えて、堪えて堪えて、そのまま上にドンドン突き進んでやりますよ。人とは違うやり方……まだ分からないです、その答えなんて。そんなやり方してる人いないし、そんな見栄の張り方してる団体もないし。でもいいじゃないですか! 初めはイロモノばっかりの集団だと思われていたって。実力つけりゃ。問題はそこっすね。実力つけてドンドン上がっていかないと。ただ一番許されないのは、低滞すること・止まること。それだけは僕は……それだけはちょっと……それをしてしまったら終わりだという危惧はあります。でも僕の仲間たちはそんなことはしないし、そいつらはドンドン上がっていく人間たち……これから俺と一緒にまだまだ上がっていく人間だと思っているし。仮にもしBASARAがなくなるのであれば、そのときは俺がいなくなるときでもあるし。そんなことには絶対させないし! そんなこと夢にも思わないし、思いたくもないし。じゃあもっともっとでっかくして、すごくして、もっといい暮らししてやろうと思いますよね(笑)。やっぱそこじゃないですか! 見栄張ることも一番大事なものって言うか。
――選手として再びベルトを巻いて、今後どうなっていくか……15周年のいま、改めてどう思いますか。
イサミ もう1回ですよ、もう1回! やり直し! いま僕が思っているのは、もう1回これで初めからスタートです。もう1回! 改めて(ベルトを)巻き直したんじゃなくて、これを巻いたことによってこの15周年でひと区切りつけて、ここからどう俺がなれるか。それはまだ僕にも分からないし、まったく見えないし。でもここからまた生まれ変わっていかないと。それこそ僕が低滞していたら何も面白くないし。だから率先して僕が見せていかないと。その低滞しないっていう、「アイツまだ何か仕事してるのかよ」みたいなものを、もっともっと見せていかないと。そんなね、止まること・低滞することが一番僕が面白くないって言うか嫌いですね! 何でもいいから動いていたい。落ち着きないって言われていいから。関根なんてその代表ですよ。今日、結果残してるし、ああいう人間がいいっす。僕は好き。落ち着かなくていい。本当に。だから僕も落ち着かないです! 15年やったけど……そりゃ中には「もう15年か。長くやったね」っていう選手もいるかもしれないけど、俺からしたらここでリセットして、もう1回スタートだから、ここから。それはもうバンバンやっていかないと。もっともっとやらないと。もっといろいろ面白いものやっていきますよ。思いつくこと何でもやってやるって。

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http://ddtuniverse.com/program/index/20171001_REC_BSR