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リポート&コラム

【伐折羅・伍拾四~宴~のまとめ】全力でプロレスを楽しむ阿部を上回り、ユニオンMAX2度目の防衛に成功したイサミ「俺は澤君とこういう試合がしたかったんだよ」/IRON PRIEST&トランザム★ファミリーの鋼鉄家族(仮)が騎馬隊に勝利して初陣を飾る!/オースギの急所攻撃に敗れた千賀が、1・6新木場大会の裁判で訴えることを決意/塚本&ウラノがハードコアマッチで伊東&吉野の大日本組に勝利!/川邊弁護士はプロレスを息抜きでやっていたため有罪

14日、東京・新木場1stRINGにて「伐折羅・伍拾四~宴~」がおこなわれた。まずは新藤リングアナが登場し、この日はホットドリンクも用意していることなどをアナウンスしてから、飲み放題の宴スタイルでの観戦上の諸注意。そこに竜剛馬が登場すると、売店の騎馬隊が「ショアおじさん、ショアやって!」と野次を飛ばす。竜が仕方なく「ショア!」とやるが、騎馬隊は一緒にやらず「本物見た!」と騒ぐだけ。そして12・28後楽園ホールでおこなわれる「木高イサミのプロレス」のカードを改めて発表。1・21王子大会のチケットが本日から発売になることをアナウンスすると、「ゆっくり座って観たい」という要望があったため、2・19の宴から指定席を設けることを発表した。最後に自身の第2訴訟について、一人一人「あなたが被告人ですか?」と聞いた結果、誰が被告人か判明したとのこと。そして二人で缶ビールを手にすると、BASARAとしては2017年最後の大会ということで「2017年に乾杯!」からの一気飲みで大会スタート。

第3試合はベストストレッチマンV3&ツトム・オースギvsヘラクレス千賀&中野貴人のタッグマッチ。入場してきた千賀は「俺、試合勝ってるんだからオースギのこと返せよ。俺はただオースギにその格好をさせたくないの。イロモノにしたくないの! オースギのことを」と言うと、中野も「返せー!」。しかしベストストレッチマンは「千賀1号、私を超えてみろ!」とまったく相手にしていない。ベストストレッチマンを捕まえた千賀と中野は徹底的に痛めつけていく。中野がベストストレッチマンをスリーパーに捉えると、千賀がオースギを場外に連れ出すが、ベストストレッチマンは自力でロープに脱出。だが、千賀が戻って中野とダブルのフロントキック。千賀はベストストレッチマンのフードを外して素顔を晒すと、必死で顔を隠そうとするベストストレッチマンにナックルパートからトラースキック。だが、ベストストレッチマンもロープに飛んだ千賀に背面アタックを決めると、開脚ジャンプで近づいていってオースギにタッチ。中野をアームドラッグで投げていったオースギはスワンダイブ。かわした中野はドロップキックを叩き込んで千賀にタッチ。ダイビング・クロスボディーを決めた千賀は中野を呼び込むとトレイン攻撃。さらに中野の延髄斬りから千賀がトラースキック。ベストストレッチマンがカットに入ると、千賀と中野は合体攻撃をねらうが、かわしたベストストレッチマンは千賀にストレッチボンバー。すかさず腕のストレッチをしてストレッチパワーを溜めたベストストレッチマンだが、千賀は急所蹴りを狙う。蹴り脚をキャッチしたベストストレッチマンだが、その瞬間、千賀の背後からオースギが急所攻撃を見舞い、そのままスクールボーイで丸め込んで3カウント。

すると試合後、ベストストレッチマンがオースギを突き飛ばし、「千賀1号なぜ負けているのだ!」と言い出し、試合では千賀が勝って自分が「我が輩を超えてみろ」と言いたかったと言い出す。千賀は「オースギ、あんな悪いことしてまで勝ちたいのかよ! そいつとのチームを継続させたいのかよ! 俺たちの絆はどうなったんだよ!」と言って、SOSのポートレートを取り出す。そのポートレートを見たベストストレッチマンは、ようやく千賀とオースギは同じチームでやっていることが分かったようで、だったら3人でやっていこうと提案。千賀はお調子者なんだからベストストレッチの格好をしちゃうから嫌だと拒否すると、「オイ1月6日、ここ新木場で裁判でオースギ、お前を訴えてやる! もうお前とのチームなんかいいよ! 裁判でオースギを」と言うと、中野が「訴えてやるー!」と言い放った。

第4試合は塚本拓海&ヤス・ウラノvs伊東竜二&吉野達彦のハードコアタッグマッチ。握手を交わしてから、塚本と吉野の先発で試合開始。吉野が一斗缶の蓋を取ると、塚本は一斗缶を手にする。吉野は果敢に蓋で殴りかかるが、塚本に一斗缶で殴打されてのたうち回る。塚本は一斗缶を投げつけるが、吉野に当たらなかったあめ、蓋を奪い取って頭を殴打。ここで両者タッチしてウラノと伊東がリングイン。イスを持ったウラノだが、伊東がイスを離すとウラノも離して腕の取り合いに。お互いに譲らず一旦離れると、伊東がイスを手にしたためウラノもイスを持つ。イスチャンバラでウラノがイスを離してしまうと、伊東はイスをパス。ウラノがキャッチしたところにドロップキック。これでウラノが場外に出ると、両軍入り乱れての場外乱闘に。リングに戻ったウラノが一斗缶を手にすると、吉野も手にする。お互い頭から一斗缶を被ったが、塚本がこっそりウラノの頭から一斗缶を外し、見えない場内の吉野を蓋で殴打していく。さらに股間を一斗缶で殴打すると、塚本が大量の蓋を頭の上に投げつける。吉野もチョップで反撃に出るが、ウラノがイスをセット。もうひとつのイスで吉野を拘束して、イスに座らせるとヒザを一斗缶で殴打。吉野は悲鳴をあげ、拘束された状態で立ち上がるが、塚本に蹴られて転倒。コーナー下に吉野を座らせた塚本は、その前に一斗缶を積み重ねると巨大ハンマーで殴打。飛び散った一斗缶が当たった吉野は、どうにかウラノからイスを奪い取ろうとしたが、指を挟んで阻止したウラノはコーナーの間にセットした一斗缶に吉野をホイップ。寸前でストップした吉野は突進してきたウラノをかわして一斗缶に激突させる。ようやくタッチを受けた伊東は一斗缶をウラノに何個も投げつけると、背中をイスで殴打。イスがぐにゃりと曲がったところでマットの上に置くと、上からウラノをボディスラムで投げつけてイスを元に戻す。ウラノは岡田レフェリーを盾にして伊東を止めると、延髄斬りからDDTを決めて塚本にタッチ。スマイルスプラッシュを投下した塚本は、大量の一斗缶の上に伊東を投げようとしたが、逆にみちのくドライバーIIで叩き付けられる。タッチを受けた吉野はウラノにドロップキック。さらに塚本に串刺し攻撃を狙ったが、かわした塚本はトラースキック。塚本は吉野の頭に一斗缶を被せるとフィッシャーマンバスターを狙ったが、吉野は首固めで切り返す。一斗缶を被ったまま吉野は塚本と丸め込み合戦を展開。カットに入った伊東は2脚のイスをセットするとその上に一斗缶を置いて、塚本をダブルブレーンバスターで叩き付ける。吉野は一斗缶の中に右足を突っ込んでバズソーキック。だが、バックを取った吉野を一斗缶で殴打した塚本は、またも頭に一斗缶を被せるとずどんで叩き付けて3カウント。

セミファイナルは関根龍一&中津良太&岩本煌史vsトランザム★リュウイチ&FUMA&SAGAT。11・26成城大会で電撃合体したトランザム★ファミリーとIRON PRIESTが、11・3新木場大会に続き三人揃った騎馬隊と対戦。SAGATがギターを持ち、セコンドにヒロシと久保がついた鋼鉄家族(仮)はNight Rangerの『Rock In America』に乗って入場。すると観客も「ヘヴィ! メタル! U・S・A!」チャント。先発はFUMAと中津。腕を取った中津だが、FUMAはヘッドシザースで切り返す。頭を抜いた中津がFUMAに馬乗りになると、関根が尻を蹴り飛ばしてから三人で「せーの、騎・馬・隊!」と決めポーズ。続いてリュウイチと関根がリングインすると、リュウイチが握手を求める。だが、関根は応じない。しつこく握手を求めるリュウイチに対し、関根が「1回だけ」と応じようとするが、「Wooooo」とスカしたリュウイチ。関根は和田京平レフェリーに握手を求めていくが、何と京平レフェリーにも「Wooooo」とスカされてしまう。怒った関根はリュウイチに殴りかかっていき、そのまま両チームは場外乱闘に。すると鋼鉄家族(仮)は三人同時にエプロン拝み渡りへ。しかし岩本がSAGATを場外に引きずり降ろすと、そこから騎馬隊が反撃。関根は客席に雪崩れ込んでリュウイチを蹴っていき、テーブルの脚を使ってFUMAと中津がやり合う。場外カウント19でどうにか戻ったSAGATに岩本がダブルニードロップを投下。騎馬隊は三人がかりでSAGATを踏みつけると、中津と岩本がダブルのカウンターエルボー。完全に捕まったSAGATだが、関根はキャメルクラッチに捉えて鋼鉄家族(仮)側のコーナーを挑発。セコンドのヒロシに「うるせー!」とスライディングキックを放った関根は、SAGATに猪作戦。これを蹴りで迎撃したSAGATだが、関根はミドルキックから36ハンマーを狙う。これをかわしてバックエルボーアタックを見舞ったSAGATはFUMAにタッチ。メロイックアタックからヘッドバンギングしたFUMAだが、背後から中津が攻撃して関根と合体攻撃を狙う。するとFUMAが「ストップ! シェイクハンド!」と握手を求める。騎馬隊が応じようとすると、スカしたFUMAはメロイック・サインでサミング・さらに関根にダイビング・ニールキックを叩き込むが、関根もカミカゼを返して岩本にタッチ。串刺しランニングエルボーからショルダータックルで吹っ飛ばした岩本はブレーンバスター。FUMAも一本足頭突きからヘッドバットを見舞うと、ヘッドバンギングしてからスタナー。エルボー合戦からFUMAが蹴りのコンビネーションを叩き込むと、岩本はアームホイップからニーリフト。だが、FUMAも返す刀でMetal Fire From Hellを叩き込んでSAGATにタッチ。だが。関根と中津が前後からSAGATを蹴りまくる。関根のランニングローから中津が回転十字固めで丸め込むがカウントは2。ならばと中津は新技のクレッセントムーンに捉えるが、これはリュウイチがカット。FUMAが入ってきて中津を捕まえると、SAGATとダブルのフラップジャックからFUMAの蹴りとSAGATのエルボーのサンドイッチ攻撃。そして立ち上がってきた中津に向かって、リュウイチがスペースSAGATキャノンを発射。だが、これは中津がかわしてSAGATはコーナーに激突。すかさず中津はSAGATをジャーマンで投げると続けてハイキック。だが、飛び付き腕十字を狙った中津を突き飛ばしたSAGATは、ゴア・グラインドをブチ込んで3カウント。鋼鉄家族(仮)が本格始動第1戦を見事勝利で飾った。

【試合後のコメント】
――IRON PRIESTとトランザム★ファミリーが合体した初陣を勝利で飾りました。
ヒロシ グッジョブ! グッジョブ!
SAGAT サンキュー。
ヒロシ ゴア・オブ・ザ・イヤー。
SAGAT サンキュー。
ヒロシ ユア・ザ・ベスト。
SAGAT サンキュー。
リュウイチ フィール・ソー・グッド。
SAGAT イエス。
リュウイチ フィール・ソー・グッド! フィール・ソー・グッド!
ヒロシ エクスタシー。
SAGAT アイム・カミング。
ヒロシ ユー・カミング。
久保 いまのピーじゃないですか?
FUMA フフフフ。
リュウイチ ホーム・カミング。
SAGAT カム・クリームパイ。
リュウイチ ヘイ!(SAGATのバックを取ってキャノンを発射)ボーン!
※SAGATが吹っ飛ばされると、ヒロシとリュウイチは控室へ
久保 次回も乞うご期待。
FUMA&久保 YEAR!

メインイベントはユニオンMAX選手権試合、王者・木高イサミvs挑戦者・阿部史典。11・26成城大会で「いま自分は勢いがあるので、どこまで来たのか知りたい」とイサミに対戦を直訴した阿部。するとイサミはユニオンMAX王座をかけて阿部を迎え撃つことに。さすがにやや緊張気味の阿部だが、観客は阿部に大声援を送る。握手はせずに試合が始まると、まずは阿部が組み付いて飛行機投げでグラウンドに持ち込む。上になったイサミだが、スイープした阿部はマウントパンチの構え。イサミは回転エビ固めで切り返すが、阿部は再び組み付いていったサッカーボールキック。イサミは一旦場外にエスケープするが、すぐに戻る。そこに片足タックルを仕掛けた阿部だが、イサミもテイクダウンを許さずヘッドシザースで脱出。手四つの状態からバックを取ったイサミだが、グラウンドに持ち込んだ阿部はチキンウイング・アームロックを狙う。だが、イサミはうまく防御した脱出。カニ挟みで倒した阿部だが、逆にイサミが腕十字に捉える。回転しながら脱出する阿部だが、イサミは足に絡みついてアンクルホールド。すぐにロープに逃れた阿部だが、イサミは掌底。だが、阿部のフック気味の掌底がクリーンヒット。なおもイサミは掌底で向かっていくが、阿部の掌底がまたもヒット。イサミはどうにか阿部をエプロンに追いやるとジャンピングハイを出すが、ブロックした阿部はイサミを場外に引きずり出してサッカーボールキック。さらにお互いに澤宗紀のフォームで張り手を打ち合うと、エルボーを打ち合いながら客席を徘徊。イサミを客席に座らせた阿部は、場内を1周して蹴ろうとしたが、イサミがかわして壁に激突。イサミはリング内に戻るが、阿部もどうにか場外カウント19で戻すとアリキック。しかしイサミは下からキーロックで捕獲。阿部はどうにか脱出したが、イサミは下から蹴り上げると頭や腹にストンピング。「全然効いてない!」とうそぶく阿部を殴りつけたイサミだが、薄ら笑いを浮かべた阿部はイサミの蹴り脚をキャッチして張り手。さらにアリキックを放つが、イサミも顔面に低空ドロップキック。ワキ固めを狙ったイサミだが、阿部は前転するとヘッドシザース。しかしその足を掴んだイサミはアンクルホールドからSTFを狙う。阿部がロープに逃れたところで10分経過。イサミのエルボーに対し阿部がグーパンチを返すと、イサミもグーパンチ。さらに阿部が蹴るとイサミも蹴り返すが、蹴り脚をキャッチした阿部はドラゴンスクリュー。PKをかわされた阿部だが、足に絡みついてアキレス腱固め。しかしイサミはクロスヒールホールドで対抗。阿部がヒザ十字にスイッチしたところでイサミはロープに脱出。阿部は串刺し式ジャンピングハイからビクトル投げ。しかしイサミは下から絡みつき、グラウンド卍のような形で捕獲。どうにかロープに逃れた阿部はハイキックを放っていくが、キャッチしたイサミは裏アキレス腱固め。これもロープに逃れた阿部だが、イサミは軍鶏からの八咫烏。だが、キャッチした阿部は裏アキレス腱固め。イサミが強引に立ちあがろうとすると、阿部は直伝お卍固めを狙うが、イサミは決めさせず逆にブレーンバスターで投げると、背後からカカト落とし。そして勇脚・斬を狙ったが、ドロップキックで迎撃した阿部は素早く直伝お卍固めに捉える。体勢を崩しながらイサミがロープを掴むと、阿部は背中にアリキック。さらに寝転んだ状態で顔面も蹴り飛ばすが、立ち上がったイサミは顔面蹴り。立ちあがった阿部が張り手を叩き込むと、イサミも張り手で応戦。お互い笑いながら張り手を打ち合うと、イサミのボディがお留守だぜをかわした阿部は回転浄土宗。続く伊良部パンチをバッティングの要領で迎撃したイサミは絶槍をブチ込むが、阿部も返す刀でグーパンチ。ダブルダウンとなったが、どうにか立ち上がった阿部はクルクル回転してからのソバット。イサミもエクスプロイダーで投げるとバズソーキック。しかしギリギリでガードした阿部は2発目をかわして、もう一度直伝お卍固めを仕掛ける。だが、首のフックを外したイサミは体勢を入れ替えると卍式千弐百四拾四に捉える。これで阿部がギブアップをすると、力尽きたように両者倒れ込んだ。

座りながらマイクを持ったイサミは「痛てぇ。痛くないところがない。体中が痛い。楽しかった……。阿部、楽しかった?」と尋ねると、阿部も「僕も楽しかったですね」と答え、観客も拍手喝采。阿部は「イサミさんが『俺が業界で一番プロレスを楽しんでいる』とか言ってるじゃないですか。僕たぶん、本当にここは自信があるんですけど……まあ負けたんですけどね。僕、イサミさんよりも、そのほかの誰よりも僕が一番プロレスを楽しんでいる自信があります」と言い放つ。それを聞いたイサミは「いや、お前はプロレスを楽しんでいるよ。間違いない。プロレスラーの中で誰よりもお前がプロレスを楽しんでいる」とイサミも認めた。しかしイサミはすでに“次のステップ”に行っていると言う。それを聞いた阿部が「すみません、負けました」と負けを認めると、イサミは「いま結構楽しいじゃん。でもまだこの上があるからね。知らないでしょ? まだこの上があるから! プロレス界もあるし、プロレスラーとしてもあるから! お前、もっともっと楽しめるよ。こんなもんじゃないよ。俺が真のエクスタシーを感じたのは数回しかないけど、この15年やってきて数回しかないけど、それでもいまのお前より絶対に気持ちいい自信がある!」と言い切った。それを聞いた阿部は「いつかそんなプロレスをしたら、テクノブレイクして死ぬます」と言うが、イサミは「え、どういうこと?」。イサミは「ほじくり返すのがいいのか悪いのか分からないけど」という前提で、プロレス界に三人ぐらいしかいない友達の一人に澤宗紀がいたという。ちなみに残り二人の友達だが、残念ながら宮本裕向しか思い浮かばなかった模様。とにかくその澤さんがスポルティーバエンターテインメントに紹介した選手こそが阿部であり、「俺は澤君と北海道をアジアンプロレスで周っているときに話をしたんだよ。いつか俺たちでプロレス界のすげー試合、ベストバウトを取ってやろうぜっていう約束をしていたんだよ。その途中で澤君は辞めちゃって、いま一般の澤宗紀さんとして頑張っているよ。相方とはいまだに頑張り続けているよ。でも俺は澤君とこういう試合がしたかったんだよ! お前に当てはめるのが適切なのか分からない。お前からしたら比べられてもって言うかもしれないし、光栄に思いますって言うか分からないよ! それは分からないけど、俺は澤君とこういう試合がしたかった。だから俺はお前とこういう試合が出来て嬉しいよ。ありがとう」と告げた。阿部は「僕が澤さんと比べられるのはしょうがないですけど、もうあと何年かしたら僕は澤さんもイサミさんも超えて、もっと気持ちいい試合をするので」と言ってみせる。そんな阿部に近づいていったイサミは、顔を阿部に近づけると「阿部君、楽しみにしているよ」と挑発。阿部も立ち上がって「イサミ君……」と近づいていくが、イサミはガットショットで迎撃。ダウンした阿部にマイクを近づけると、阿部は「申し訳ありませんでした」と謝った。そして缶ビールを持ったイサミは「来年もBASARA、よろしくお願いします。プロレスリングBASARAの乾杯!」と阿部と一緒に乾杯をして、2017年最後の宴を締めくくった。

【試合後のコメント】
イサミ いやぁ締めくくりのBASARAが殴り合いっていうのもいいもんだね! いいよね。いや、この阿部の貪欲さ、もっとね、もっとみんな真似してもらいたいですね。
阿部 ゲフッ。
イサミ なんだよ。お前飲んだのチューハイだろ(苦笑)。
阿部 お坊さんはあまりお酒飲まないから。痛かったですか? 痛かったでしょ。
イサミ え? めちゃめちゃイテーよ。
阿部 痛くしたもんね。
イサミ 痛かったでしょ?
阿部 僕は痛かったです(苦笑)。
イサミ 痛くしたもん(笑)。これはキツイな! これはキツいけどね。
阿部 あのー僕ね、いつ引退してもいいと思っているんで、この試合が引退試合でもいい試合を毎回してるんです。
イサミ なるほどね。あのね、俺もそう思いながらプロレスしてて、もう15年(苦笑)。長期欠場1回だけだから。
阿部 まだ3年目だから勝てないわ。
イサミ あと12年して同じセリフ言ってみろ。俺はいまでも言えるからな! 俺は毎回これで終わりでもいいやと思って……。
阿部 僕、インディー大賞のニューカマー賞狙っているんで。
イサミ おお、いけんじゃねえ?
阿部 アンドレザ・ジャイアントパンダに……。
イサミ いけるけど、今日ここに週プロいないからね。
阿部 これ本当、申し訳なくて。
イサミ 週プロもいなけりゃ、東スポもいないからね。
阿部 (挑戦者が)ほかの人だったら週プロ来たと思うんですよね。僕、あまりにどインディー過ぎるから週プロ来ないですよね。本当にごめんなさい!
イサミ 大丈夫、大丈夫。そんなの俺は死ぬほど経験してるから。もう最近も経験してるから。お前が知ってるのがまだこの辺(掌の上)なんだって。お前は仏の手の上で回ってるんだよ。
阿部 仏?
イサミ 仏だっけ? 仏像? ブッタ? お前は所詮、俺の手のひらの上で回ってるんだよ!
阿部 そういうの本当に嫌いなんです(苦笑)。本当に何か……憧れとか尊敬とかしてないですからね僕。僕いつでも貪欲、煩悩垂れ流し状態ですからね。姉貴が家帰ってきて、玄関でウ●コ漏らしてたって、俺はそんな気にしない。
イサミ 気にしろよ。
阿部 姉貴、ウ●コ漏らしてたよ、今日の朝。
イサミ 今日の朝かよ!
阿部 酔って帰ってきた姉貴がな、玄関でウ●コ漏らしてんだよ。それを掃除する俺の気持ちが分かるか。その怒りが今日……。
イサミ お前が本物のキ●ガイだよ。
阿部 ウ●コ漏らす姉貴がもっとキ●ガイだよ。
イサミ いやいや、違う違う。お前の姉が一番だよ。お姉さん何歳だよ!
阿部 姉と二人で暮らしているんですけど、28になってもウ●コ漏らします?
イサミ そこそこいい歳だなぁ。何のコメントなんだよ!
阿部 ダメだったな。すみません。本当に楽しかった。
イサミ 楽しかった。だからリングでも言ったように、これよりまだ上あるからさ。
阿部 本当に?
イサミ あるあるある。
阿部 結構、上近いと思ってたんですけどね。
イサミ だろ? でもまだまだあるから。
阿部 腹立つわ。腹立つわ(苦笑)。イサミさんが気付かないところで、僕、その上を見つけているんでね。
イサミ お! でしょ? そうなんだよ。見つけているから(握手を求める)。
阿部 (寸前でストップして)あ、握手しちゃダメだ。これからもよろしくお願いします(控室へ)。
イサミ (阿部を叩いてから)生意気なクソガキですけどね、アイツはアイツなりに貪欲にレスリングしているんで。ああいう姿勢はもっともっと。この前のFUMA FESTとかも見てて思いましたけど、すごい! FUMAとか。今日の試合を見ててもFUMAとかすごい! みんな刺激されてますね。FUMAに触発されてチームみんな強くなっていたし、いいっすね! もっともっと、もっとみんな貪欲でいいと思うんで。今日の阿部みたいな、もっと。FUMAみたいな、もっともっと上……みんな、俺も含めてみんなで上を目指そうかなって。それぐらいです。今日は誰もいないですね。(オフィシャルの)佐瀬さん! (肩を組みながら)誰が挑戦者がいいですか?

――そうですね。関根選手にも勝ちましたし、阿部選手にも勝ちましたし、いよいよFUMA選手じゃないですか?
阿部 (控室から戻ってきて)僕がもう一回っていうのはどうですか?
――それはまだ……。(イサミがボディがお留守だぜをお見舞い)あぁぁぁぁぁ! 訴えてやる!
イサミ なんだって? リングあがります? うち裁判ありますよ。
――……無理です。
イサミ やり過ぎぐらいがちょうどいい!

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