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【伐折羅・伍拾伍~宴~のまとめ】鋼鉄家族(仮)が新春イリミでイサミ軍に勝利!ユナイトしたSAGATにフォール負けを喫したイサミ「FUMAはFUMA FESTをターニングポイントにして変わった。そこが怖い」/所属となった阿部は関根にバチバチファイトの末、敗れる!/中津はBASARA初参戦となった原学と喧嘩腰でやり合う!/千賀に逆転プロレス裁判で訴えられたオースギは、一度は和解が成立するも力づくで無罪獲得!/中野がホームリングで初勝利

6日、東京・新木場1stRINGにて「伐折羅・伍拾伍~宴~」がおこなわれた。新藤リングアナが登場し、「新年あけましておめでとうございます!」と新年の挨拶をしてから、宴スタイルならではの観戦上の諸注意をアナウンス。来月の宴から南側の客席に指定席を設けることを説明したあと、竜剛馬を呼び込む。リングに上がった竜は「いよいよ2018年が始まってしまいましたね。2017年は忘れたいことだらけでした」と漏らすと、8日には大阪大会、14日には仙台大会があることなどを告知。竜は第2試合改め第2訴訟で「プロレスでもない、裁判でもない、まったく新しいお酒のおつまみ」をすると断言すると、缶ビールを手にした新藤リングアナとお茶で乾杯した。

第1試合は中野貴人vs瀧澤晃頼。握手を交わしてから試合開始。ロックアップから腕を取った瀧澤だが、中野はカニ挟みからガブっていく。しかし瀧澤はヘッドロックで捕獲。ヘッドシザースで脱出した中野はロープに飛んだ瀧澤をリープフロッグでかわす。人工衛星ヘッドシザースを狙った中野を押さえ込んだ瀧澤だが、中野はキックアウトからエルボーでなぎ倒すとチョップ。瀧澤もエルボーを返して首を捻りあげるとチンロック。ロープに逃れた中野だが、瀧澤はコーナー下で座り込む中野を踏みつけると変形のアームロック。これもロープに逃れた中野は瀧澤のエルボーにエルボーで対抗。しかしカウンターエルボーでなぎ倒した瀧澤は首4の字固め。反転して中野の頭をマットに叩き付けていった瀧澤は串刺し攻撃を狙う。蹴りで迎撃した中野は、続けてカウンターのドロップキック。さらに串刺しジャンピングニーから飛び付いてのアームドラッグ。クリストで追い込んだ中野だが、瀧澤は辛くもロープに逃れる。カウンターのゼロ戦キックを叩き込んだ瀧澤はエースクラッシャーを狙ったが、これを防御した中野は張り手から延髄斬りを叩き込むと、スワンダイブ式クロスボディー。瀧澤も中野の串刺し攻撃をコーナーを利用して巧みにかわすと、スワンダイブ式クローズライン。だが、飛び付いていった中野は回転十字固めで連続フォール。瀧澤はすべてキックアウトしてみせたが、その直後、中野は全体重を乗せてスクールボーイで丸め込んで3カウント。中野は待望のホームリングでの初勝利をあげた。

第2試合は逆転プロレス裁判。弁護人・竜剛馬vs検察官・ヘラクレス千賀vs被告人・ツトム・オースギ。ベストストレッチマンV3と組むようになってからというもの、ベストストレッチのユニフォームで試合をするオースギに、ずっと苛立っていた千賀がついにオースギを訴えることに。生え際をマジックで描き、コスチュームに蝶ネクタイ&サスペンダー姿で登場した千賀検察官だが、ベストストレッチマンV3は日本放送協会が著作権を保有するストレッチマンの著作権を侵害しているという、非常にリアルな起訴状を読み上げる。「俺はオースギにふざけたことをさせたくない。そのためにはベストストレッチマンをやめさせない!」とキッパリ言った千賀に対し、「異議あり!」と叫んだ竜弁護士は「模倣とかパクりとか著作権違反とか言ってるけど、あんたが東北地方の団体でやっているヤッペー…」と言い出す。慌てて千賀が「本当に大きなところから潰される恐れがある」と言って止めたため、ここで竜弁護士と話し合ってまさかの和解が成立。オースギが無罪となりスピード解決と思われたが、千賀は「違う、違う! 違うよ! 無罪になったらオースギがベストストレッチマンになるじゃないか! ベストストレッチマン・アマゾン辺りになるだろ? SOSでふざけるのは俺だけでいいんだよ! イロモノは俺だけ!」と言って、もうひとつ代々木上原のベストストレッチに来たお客さんに対して、正体不明のプロレス技をかけてケガを追わせた疑いがあると起訴状を読み上げると、「こうでもしてベストストレッチを潰さないとオースギが解放されないだろ! オースギにストレッチの技術はない!」とまで言い出す。そして阿部を証人として招聘。左足を引きずりながら登場した阿部は、ベストストレッチに行ったらヒザ十字をかけられて調子が悪いと証言。さらにもう一人の証人としてイサミを呼び込む。右腕を吊って登場したイサミはベストストレッチで腕固めを決められてしまい最悪の状態だという。ここで三人目の証人として関根が入ってきたのだが、「やっていることが全部おかしい! 外で60分6000円って聞いたんですよ! でも店に入ったら出てきたのは男だったんだよ! ヌキがなかったんだよ!」と、一人違う方向の抗議。収拾が付かないため、ここで風戸店長を呼び込む。突如ベストストレッチの社歌をうたいだした風戸は、阿部のそけい部やイサミの肩にストレッチを施して、見事に回復させた。しかし千賀は「異議あり! 試合中にストレッチをしてパワーが漲るのはプロレスへの冒涜だ!」と訴える。ここで風戸が竜にストレッチを施すと、パワーが漲った竜が次々にリング上の選手たちを突き飛ばしていく。千賀にも襲いかかった竜だが、ここでオースギが飛び込んできて千賀とのダブルドロップキックで竜を撃退。ついにストレッチの呪縛が解けたかと、千賀が握手を求めると、握手に応じたオースギは次の瞬間、急所攻撃をお見舞い。そこからスクールボーイで丸め込んで3カウント。試合後、千賀が「オースギを取り戻そうと必死になったけど、ベストストレッチ、なかなかやるじゃねぇか!」と言うと、シレッとベストストレッチの営業時間や料金などの宣伝を入れ込んだ風戸は「2018年もベストストレッチをよろしくお願い致します! 今日はどうもありがとうございました」と挨拶して、オースギと共に引き上げていった。

第3試合は中津良太&風戸大智vs原学&下村大樹。BASARA初参戦となる原が入場してくると、一部の観客から「頑固」コールが起こる。その原と中津の先発で試合開始。お互いにアップライトの構えから中津がタックルでテイクダウン。ニーオンザベリーからマウントを取った中津はサイドに回ってアームロックを狙う。だが、足をすくった原はアキレス腱固めへ。中津もアキレス腱固めを決めるが、先にロープに逃れたのは中津。ここで風戸と下村がリングイン。腕の取り合いが互角だと、ロープワークから下村がアームホイップで投げ、低空ドロップキック。しかしその場飛びムーンサルトをかわした風戸は低空ドロップキックをお返し。タッチを受けた中津がサッカーボールキックからボディスラムで叩き付けると、風戸はエルボースマッシュからサーフボードストレッチ。中津がエルボーからスリーパーに捉える。脱出した下村だが、中津はゼロ戦キックからエルボーやニーをガンガン叩き込んでいく。下村も突進してきた中津を蹴りで突き飛ばすと、ミサイルキックを発射して原にタッチ。串刺しジャンピングエルボーからハーフハッチで投げた原はサッカーボールキック。原はソバットからハイキックを叩き込むとジャーマンを狙ったが、中津は大外刈りで切り返して風戸にタッチ。ドロップキックからサイドキック、ジャンピングソバットを見舞った風戸だが、キャッチした原はジャーマンで投げ捨てて下村にタッチ。風戸のアックスボンバーをかわしてアームドラッグで投げた下村はドロップキックからエルボースマッシュ。しかし風戸もカウンターのアックスボンバーを叩き込むと、続けてファイナルカット。原がカットに入ると、中津が飛び込んできて蹴っていくが、ハイキックは相打ちに。そこから原は中津を場外に蹴り出して大乱闘。その感に下村はスクールボーイで風戸を連続で丸め込む。3カウント寸前まで追い込んだ下村だが、必殺のスワントーンボムをかわして自爆させた風戸は、逆に爆発的なアックスボンバーをブチ込んで3カウント。場外の中津と原はまだ乱闘が収まらず、セコンド陣がどうにか両者を分けるが、両者の因縁が勃発したようだ。

セミファイナルは関根龍一vs阿部史典。1月1日付けでBASARAに入団した阿部は、これが所属としてホームリング初戦。一方の関根も昨年11・26成城大会でのイサミ戦以来となるショートタイツ姿。グラウンドの状態でヘッドシザースに捉えた阿部は、関根が首を抜いても張り手からすぐに戻す。しかし関根は立ち上がって蹴り飛ばす。ならばと阿部はサッカーボールキック。関根もサッカーボールキックを返そうとするが、阿部はすぐに立ち上がって受けない。だが、強引に組み付いた関根はサッカーボールキック。すると阿部はサッカーボールキックの連打から腹固めを狙う。関根はロープに逃れるが、阿部は右腕へのオーバーヘッドキック。さらにローキックを叩き込むと、関根もローキックで応戦。シットダウンした阿部を背中、正面と蹴り飛ばした関根は馬乗りになったヒップトス。そこから騎馬隊ポーズをしようとするが、阿部はアリキックで阻止。ならばともう一度馬乗りなった関根はヒップトスを落として、今度こそ騎馬隊ポーズをしようとしたが、阿部はまたもアリキックで阻止。3度目の挑戦でようやく騎馬隊ポーズを決めた関根は顔面ウォッシュ。さらに笑顔で挑発すると、殴ってきた阿部にミドルキック。阿部もジャンプして関根の蹴りをかわしたが、関根はボディブローからなおも阿部を挑発するとボディスラムで叩き付ける。そして阿部の背中を蹴っていった関根はミドルキック。阿部も蹴り脚をキャッチしてドラゴンスクリューを返すと、串刺しジャンピングハイ。さらにビクトル投げからヒザ十字固めに捉えると、裏足4の字固めにスイッチしたが、関根はロープに逃れる。関根は阿部のPKをかわしてワンハンドバックブリーカーから逆にPK。カミカゼを逃れた阿部はドロップキックからPKをお見舞い。阿部のエルボーに関根もエルボーで応戦すると、張り手には張り手。さらに関根が36ハンマーでなぎ倒すと、カミカゼで叩き付ける。しかしレッツ・コンバインを狙った関根を丸め込んで阿部は裏アキレス腱固めに捉える。どうにかロープに逃れた関根だが、阿部は回転浄土宗。しかし関根はお卍固めを狙った阿部に逆さ押さえ込みを決めると、そこから流れるようにレッツ・コンバインに捉えてギブアップを奪った。試合後、両者とも笑顔を見せると、頭をくっつけてから関根がどこか嬉しそうに阿部を突き飛ばした。阿部が入団したことでBASARAに新しい風を吹いたのは間違いない。

【試合後のコメント】
ーー関根選手は新たに入団した阿部選手と、中津選手はBASARA初参戦の原選手とかなりやり合ってましたが。
中津 ちょっと今日はね、関根さんは見ていないから分からないと思うんですけど。
関根 もう緊張でな。ど緊張で。
中津 あれ、緊張で?
関根 そんなことねぇよ! あんなのちょちょちょちょちょっちょっとやって勝ったからね。
中津 今日は僕、原さんとやって、最近忘れかけていた、心の中に滾るバチバチというか、熱いもの……まあ喧嘩じゃないですけど、似たような……頭にトーンと来て「コラァ!」って。
関根 自分、昔、原さんがいたところで試合させてもらっていたから。原さんの攻略方法とかは知らねぇけど、性格とかいろいろ知ってるからここから攻めていこうよ。中津が攻めるって言うのなら、騎馬隊で攻めるしかねえべ。
中津 でも何かやってみた感じ、楽しくキレれそうな自分が。
関根 あ、本当。いいね。
中津 ストッパー、パーンって外せそうな。理性飛ばせそうな気がするんで。
関根 原さんの上に今度は大場(貴弘)さんって人もいるから。昔いた人がいるから。そいつの人も……。
中津 そいつって言いました?
関根 もう引退したからいんだよ! 大場さんなんてそいつでいいんだよ!
中津 おー。
関根 そういう人もいるから。原さんをもっともっとアレして、大場さんにも出てきてもらう勢いで、もっとドンチャンドンチャンやってやろうぜ。
中津 カチコミ行くぞ! カチコミ! しかも外部の選手じゃないですか。好き勝手させるわけにいかない。
関根 そうだ、外敵だからな! やっぱり騎馬隊は外敵をぶっ倒すのが仕事だから。阿部はもう外敵じゃねえけど、バンバンやり合って自分は楽しかったっすけどね。楽しいし、ああこういう人が来たんだなって時間が沸いたし。もっともっと揉んでやろうかなと。こういう(股間をモミモミしながら)感じで揉んでやろうかなと(笑)。俺は溜まってんっすよ! それより何より! アイツを揉むって言っても揉んでもらいたくはないよ。俺、男は好きじゃないから。でも代々木上原は何で騙した?
中津 何の話ですか?
関根 緊張で分からなかったけど、いろいろあるんだよ。大人の話がね。

ーー60分6000円ですか。
関根 だったら大久保で●●●●●●にマッサージしてもらいながらサービスしてもらうよ。
中津 阿部君の話、全然してないですよ。
関根 したじゃん! 揉んでやるって! 揉んでやる前に俺が揉まれてーわ! いろんな人に揉まれてーわ! 以上だよ。
中津 揉むだけでいいんですか?

ーー60分6000円はないですよ。札幌のデブ専ヘ●スしか……。
関根 札幌いいじゃないですか。札幌大会は……あ、あるある! 一人残りで? それちょっと期待しましょう。いくぞ! せーの……。
二人 騎・馬・隊!
関根 60分6000円はないか……。

阿部 関根さんは稲松(三郎)さんの引退試合のとき、二人の物語とか知らなかったんですけど、関根さんが入場してきて、稲松さんが『パープルハイウェイオブエンジェルス』(で入場して)。僕、湘爆好きなんで。曲名聞いたときに、これ湘爆なんだって思って。試合見ていて、エルボーの打ち合いだけであれだけ物語を作れるというか、技とかじゃなくてエルボーだけであれだけ語れるっていう選手は、あんまりいないと思うので。あれはすごい惹かれるものがあって。気付いたら泣いてましたし。僕、涙もろいんで。今日は関根さんとは結構闘ったことはあったんですけど、シングルは初めてで。闘ってみて、やっぱり負けたら何もないんですけど…勝ち負けが一番大事なんですけど、純粋にすごく楽しかったですね。すごい楽しかったですけど、負けたら何もないんでね。ちゃんと相手を楽しませた上で勝てるような、自分は高性能TEANGAのような選手を目指しているんで。分かります? 相手を気持ちよくさせて、果てさせた上で帰るみたいな。いつも気持ち良くさせたら、そのまま先に帰られているっていう。だから今度は気持ちよくさせた上で勝てるような選手に、これからなっていきたいと思います。
ーー改めてBASARAの一員になってみて。
阿部 よく「DDT(グループ)に入ったんだね」とか、いろんな人から言われて。「これから変わるのかな」とか言われるんですけど、変な意味じゃなくてとくにDDTに入った感じはしていないと言うか。普通にBASARAっていう団体に入って、これからも自由に、これからもやりたいように出来るから(入団を)選びましたし、その上で例えばもっとこれまで以上にやれるかなと思ったから選んだんで。自分がもっといろんなところに上がって、まあ広告塔みたいなものですから。いろんなところでいつも通りの試合して、その人を(BASARAに)連れてきて中を盛り上げて。だからこれまでと変わらないってことを言いたいですね。本当に何も変わってないんで。僕も契約ってこんなに簡単なのかって思うくらい簡単で(苦笑)。何も変わってないんですよ。イサミさんに「僕、これからも自由でいたいんですけど。縛られるのは嫌ですよ」って言ったら、「大丈夫。お前は放牧だから。何も変わらねぇよ」って。これだけです。ただイサミさんが「7時に集合ね。エスパスに来て」って言われたときはビビリましたね。行ったらパチンコ打っているんですよ。それに2時間ぐらい付き合わされるっていうのはビビリましたね。しかも勝ってるんですよ。で、「このあと奢るよ」って言われたんですけど、当たり前だろって(笑)。ムチャクチャ箱積んでて。だからこれからも何も変わらないってことだけお願いします。

メインイベントは新春イリミネーション8人タッグマッチ。木高イサミ&タンク永井&塚本拓海&ヤス・ウラノvsトランザム★リュウイチ&FUMA&久保佑允&SAGATの鋼鉄家族(仮)。8日の大阪大会でユニオンMAXを懸けて対戦するイサミとFUMAにとっては前哨戦。ヒロシを帯同した鋼鉄家族(仮)が入場すると、続いて塚本とウラノ、さらにSTRONGEST-Kタッグ王者のイサミ&タンクが入場。イサミ軍はウラノを先発で行かせて、一斉にコーナーに下がる。鋼鉄家族(仮)はリュウイチを下げて久保が先発を買って出る。首の取り合いからお互いにグラウンドに持ち込むが、どちらも譲らない。互いにロープに走ったが、いつの間にか久保はストップ。走り続けていたウラノが疲れたところで久保が襲いかかりカンガルークラッチで押さえ込むが、塚本が入ってきてカット。ウラノと塚本は変形リバースロメロスペシャルのような合体攻撃を仕掛けるが、久保が反転するとFUMAとSAGATが入ってきて3人がかりで変形リバースロメロへ。さらに反転するとイサミとタンクも加勢するが、最後に残ったリュウイチはみんなの真ん中に入っていってイサミ軍をカバー。イサミ軍が一斉にキックアウトしたところで場外乱闘へ。鋼鉄家族(仮)は一斉に拝み渡りをしようとしたが、さすがに全員の息が合うのは難しい。ウラノとタンクは同じチームにもかかわらず誤爆を連発。SAGATが塚本のハンマーにタンクを叩き付けると、ウラノが「やめろー!」と割って入るが、SAGATが襲いかかると、アッサリかわしてタンクを攻撃させる。ようやくイサミがSAGATをリングに戻すと、タンクを呼んでタッチ。10分が経過し、タンクがチンロックから噛みつき。するとイサミが「ここはBASARAだ。反則するなよ」と言いながら、コーナー下でSAGATを踏みつける。タンクもロープにSAGATを押し付ける反則攻撃のオンパレード。するとSAGATもイサミに噛みついていき、ようやくリュウイチにタッチ。豪快なボディスラムで叩き付けたリュウイチは腰ふりアピールから久保にタッチ。鋼鉄家族(仮)は代わる代わるイサミを痛めつけるが、イサミもSAGATの誤爆を誘い込む。それでもSAGATは必死にタッチを阻止。久保がフィストドロップからSTFに捉えると、ウラノが入ってきてイサミの近くで檄を飛ばす。イサミは何とかロープに逃れたが、久保はアッパーカットからエルボー。しかしイサミもドロップキックを返してタンクにタッチ。15分が経過し、リュウイチが入ってくるが、タンクがブレーンバスターで投げていく。IRON PRIESTの二人が襲いかかるが、タンクはスピア。そこにウラノが入ってきて「いけー!」と激を飛ばすが、「うるせーな!」とタンクはウラノに張り手。その隙を突いて久保が腕十字をタンクに決めるが、ウラノがセントーンでカット。なおも久保がショルダーアームブリーカーからRKO。ウラノがダイビング・ボディプレスをカットしようとするが、久保がかわしてタンクに誤爆。塚本が延髄斬りで久保を排除すると、イサミがFUMAにボディがお留守だぜ。さらにSAGATを蹴散らしたイサミだが、リュウイチがバイオニックエルボー。そしてリュウイチはウラノにパーフェクトプレックスを狙ったが、ウラノはモダンタイムス。そこを久保が回転エビ固めで丸め込むが、キックアウトしたウラノだが、久保がうまくエプロンに出すとジャンピングキックで落としてOTRでウラノは失格。タンクのバックを取った久保だが、タンクはバックブロー。さらにエプロンからイサミが延髄斬りを叩き込むと、タンクがスピア。そしてタンクがダイビング・セントーンを投下して3カウント。これで久保が失格。FUMAとSAGATがイサミ&タンクを攻撃するが、抜群のチームワークで切り返したイサミ&タンクは同じコーナーに登っていく。しかしイサミのダイビング・フットスタンプをかわしたFUMAは、コーナー上のタンクにドロップキック。これでタンクがOTRで失格。リュウイチがイサミにレッグドロップを落とすが、塚本がカットに入る。塚本はFUMAとSAGATを蹴散らすと、トップロープを下げてリュウイチをエプロンに追いやる。塚本もエプロンに出てトラースキックを叩き込むが、リュウイチ踏ん張る。FUMAとSAGATがどうにか塚本だけを場外に落とそうとしたが、塚本はリュウイチと一緒に場外転落。これで両者失格となり、FUMAとSAGATの二人残っている鋼鉄家族(仮)に対し、イサミ軍はイサミ一人。FUMAの蹴りをかわして絶槍をブチ込んだイサミだが、SAGATがヘッドバットからパーフェクトプレックス。イサミも絶槍を返すが、FUMAがHeavy Metal Hammerで叩き付けると、立ち上がろうとしたイサミにSAGATがゴア・グラインドをブチ込んで3カウント。FUMAとSAGATの二人残りで鋼鉄家族(仮)が勝利した。

マイクを持ったFUMAは「おい、木高イサミ。いつの間にか二本もベルト巻きやがってコノヤロウ! だが、どうだ! 今日の試合結果は? 我らが新たなる鋼鉄戦士SAGAT君に三つ取られちゃったじゃないかコノヤロウ! 今日なぜSAGATが三つ取ったか分かるか? なぜなら俺たちはIRON PRIESTとトランザム★ファミリーが“unite(ユナイト)”したからだー!」と叫ぶ。unite、つまり結合したというFUMAは「3月に何が起こるか分かっているだろうな」と意味深はことを言うが、イサミとウラノは「ひな祭り」としか答えない。するとFUMAは「ジャーマンメタルの雄、HELLOWEENが約1年半ぶりの来日公演をおこなうんだ! しかも今回のツアーは『PUMPKINS UNITED』ツアーと称して、過去のギタリスト、カイ・ハンセンとマイケル・キスクを迎えた7人編成なんだー! どうだー!」と言い放つが、イサミは「分からねぇよ!」。FUMAはそのツアーのチケットが買えなかったことを激しく訴えるが、イサミは「その怒りを俺にぶつけるんじゃねぇよ」と言うが、FUMAは「その怒りでお前のユニオンMAX、1月8日、大阪で獲ってやるからな!」と言い切った。それを聞いたイサミは「確かに1年前、年始早々お前に負けた。あれから俺も変わったんだ。やるべきことがある。まえだお前には負けない。オイ、タンク。明日も守るぞ。明日も守って明後日も守る…ちょっと待て。2日連続だぞ。言い始めてから気付いたが、2日連続で(ベルトを)守って最高の酒を飲んでやる」と言って引き上げていくが、「お前のスケジュール管理が悪いんじゃねぇか! 俺たちはuniteして、ここに5人の戦士が並んでいる! この5人というのは少ないBASARAの所属選手の中で最大のユニットなんだぞ、コノヤロウ! 俺は一人の力じゃない。この5人の力でお前のベルトを引っ剥がしてやる!」と宣言すると、最後は「俺たち5人、このIRON PRIESTとトランザム★ファミリーが合体した鋼鉄家族(仮)だー! 2018年もBASARAのリングの主導権を獲ってやるー! We are 鋼鉄家族ーっ!」と言って5人で拳を突き上げてから、ビールがもう売り切れていたためお茶でファンと乾杯をした。

【試合後のコメント】
ヒロシ 2018、ファーストマッチ! ウィ・アー・トランザム・エンド・アイアンプリースト、ユナイト! モースト・ハピネス・スタート! スタートダッシュ!
全員 YEAR!
ヒロシ ストロンゲストファミリー・イン・ザ・ワールド!
全員 YEAR!
ヒロシ FUMA・マスト・ゲット・ユニオンMAXベルト! FUMA!
FUMA この5人のユナイトした…トランザム★ファミリーとIRON PRIESTがユナイトした鋼鉄家族(仮)! 俺たちがBASARAで一番強いんだー!
全員 YEAR! ハイ! ハイ! ハイ! ハイ! ハイ! ハイ! ウーーーーー、ハッピーニューイヤー!
リュウイチ ミスタータンク・ユーアー・テーブル・ブレイカー!
久保 ザッツオール。

イサミ あいつらね、ちょっと人気出てきたからって調子乗ってるんじゃないですか。分かる! その反骨心からの応援っていうのは分かる。でもちょっと人気あり過ぎでしょ。(売店では)僕の3倍ぐらいの列でしたよ。ついに地に墜ちましたよ(苦笑)。これでもし明日、TAKAみちのく&MEN’Sテイオーに負けたらSTRONGEST-Kタッグのベルトを失い、明後日もしFUMAに負けたらユニオンMAXを獲られ、そしてすべてを鋼鉄家族のものにされる。これは忌々しき事態ですよ! 負けられない! あの列を見て、俺は確信しました。ヤバイ、時代が終わると。これは俺の時代が終わると確信しました。ヤバイ! いままでは結構上から目線だったんですけど、結構ヤバイですね。人気あるなぁと思って。これは本腰入れて対策を練らないと。もうベルトを獲られた日には、勢いで一気に持っていかれる。すごいわ。すごいものが誕生してしまった。
ーーFUMA選手もいろんなことを不満に変えて、向かって来るような感じですが。
イサミ そうですよね。ぶっちゃけですよ、(オフィシャルの)佐瀬さん。人気のあるFUMAと、前哨戦ですけど今日負けて地に墜ちた木高イサミと、どっちを応援しますか? もう明後日ですよ。
ーーこの勢いでベルトを獲ったら面白いかなと思うのでFUMA選手ですかね。
イサミ (腹パンをお見舞いして)それがマスコミのやり方か!(苦笑)
ーー今日はチームとしての勢いだと思うんですけど、個人としてのFUMA選手は?
イサミ FUMA FESTがあったじゃないですか。あれ以降からリング上でも顔付きが違いますね。あと、たぶん体もデカくなってますね。もう何かちょっとキーポイントってあるんですよ。ターニングポイントっていうか、レスラーってこの試合を機会に人が変わったように良くなったりとか、過去を振り返ったときにあのときのアレがなかったらいまの僕はなかったですみたいなターニングポイントがあるんです。それが間違いなく、FUMA FESTでの葛西(純)戦だと思いますね。それが断言出来るくらい、いまの彼は変わっている。その部分でもちょっと怖さはありますね。ヒロシがいま現在まだ欠場してますけど、それによってリュウイチとSAGATにも火が点いているている。「俺たちがUSAを下火にすることは出来ない」っていう力も感じるんで、その二つのユナイテッド……彼らの言葉を使うならユナイテッドなので、それに関しては本当に怖いですね。
ーーすごい新しいムーブメントを感じますね。
イサミ その新しいムーブメントを感じても、私だって頑張っているんだよ!
ーーBASARAの大将ですからね。
イサミ 大将かどうかは別として、人間、1レスラーとしてまだまだ頑張るんだよ! まだ終わらねぇぞ! クソッ!

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