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リポート&コラム

【後楽園リポート】KING OF DDTを制したのはイサミ! 8・17両国で無差別級王座挑戦へ/HARASHIMAがいつどこ権行使のササダンゴを退け無差別級王座防衛、ヤスからいつどこ権を奪取したケニーは7・20後楽園で挑戦なるか!?/8・17両国で竹下vs棚橋が決定!!「胸を貸したい」(棚橋)「僕はジュラ紀から数えて2億万年に一人の逸材です」(竹下)/8・17両国の鈴木&マイケル戦の高木のパートナーは葛西! 今年の両国全域を使った路上プロレスは本戦!

29日、東京・後楽園ホールにて「KING OF DDT 2014」がおこなわれた。まずはゴージャス松野vs星誕期vs伊橋剛太vs勝俣瞬馬vsDJニラのダークマッチ5WAY(3分2ラウンド)から。松野がニラに襲いかかる中、伊橋、誕期、勝俣は睨み合いのまま動かない。ニラをロープに貼り付けた松野は619でエプロンに蹴落とすと、スライディングキックで場外に蹴り出し、自らも場外に出て攻撃。ここでようやく勝俣が伊橋にドロップキックキック。さらにロープに飛び乗ってのボディーアタックを放っていくが、キャッチした誕期はマットに叩きつける。しかし誕期が串刺し攻撃を狙ったところで伊橋が割り込んできてコーナースプラッシュ。そこから誕期と伊橋がサンドイッチの体当たりを見舞ってから、お互いに対角線のコーナーに登っていくが、ここで1ラウンド終了のゴング。第2ラウンド、またも松野はニラに襲いかかっていき、場外戦へと雪崩れ込む。リング上では勝俣が伊橋にエルボーから飛びつきフェースバスター。すると誕期が頬を差し出して挑発。果敢にエルボーで向かっていった伊橋だが、チョップ一発で吹っ飛ばした誕期はブレーンバスターで投げていく。ここで松野とニラがリングに戻ってきて2人がかりで誕期を蹴散らすと、ニラが勝俣を押さえて、松野がゴージャススター☆エルボー。しかしニラが勝俣をどかして松野を自爆させて勝俣をカバー。辛くもカウント2でカットされたが、その直後に2ラウンド終了のゴング。フルタイムドロー決着となったが、なおも松野とニラはやり合いながら退場していった。

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鶴見亜門GMと井上マイクリングアナがリングに上がり、前説がスタート。まずはこの日から発売開始になった新グッズの紹介。続いて高木三四郎大社長がKUDO、ラーメン評論家の大崎裕史さん、東京・市ヶ谷の麺や庄のの庄野智治代表とともにリングイン。高木大社長はDDTの新事業としてラーメン界に進出すると宣言。大崎さんプロデュース、麺や床のさん協力により開発された濃厚鳥白湯スープのラーメンをエビスコ酒場で限定発売し、ゆくゆくはランチ開始、その先には店舗展開を考えているという。このラーメンは本日から発売開始。高木大社長は「2万2000杯のラーメンを食べてきましたが、その中から指折りで美味しいお店とタッグを組んでほしいということで、構想1年! ラーメン業界の中でもプロレス好きは多いので、タッグを組めれば面白いんじゃないかと思いました」と挨拶。庄野代表は「プロレスのラーメンの絡みっぷりを濃厚に仕上げました」と語った。

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さらにビアガーデンプロレスをはじめとする大会スケジュールなどの告知。今年のビアガーデンプロレスからFC会員は席が選べるようになるとのこと。また東京女子プロレスの山下実優とえーりん、さらに入江茂弘と彰人が登場。まずは東京女子勢がケガで欠場中のケンドーリリコを応援するために開催される7・11市ヶ谷でのリリコAID興行を告知。山下は「この度、ケンドーリリコちゃんが左右腕をケガしてしまって……」と“左右腕”という謎の言葉に、すかさず亜門GMがツッこんだ。えーりんは「東京女子プロレスには全7選手と練習生を含めた8名で3試合ほど行います。市ヶ谷でやるのははじめてなので、ぜひ遊びにきてください」と呼びかけた。続いて入江と彰人がケガで欠場中の高井憲吾を支援するため、7・6愛知・スポルティーバアリーナで開催される高井AID興行に関して告知。入江は「自分の師匠である高井さんが足首を複雑骨折しまして、1年近く欠場することになったので、何か力になれることはないかとDDTに相談してチャリティー興行をおこなうことができました。この日はDDT名古屋大会があり、そのままハシゴできます」と言うと、彰人は「追加選手としてDDTからKUDO選手と坂口征夫選手が参戦してくれることになりました」とアナウンスした。

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最後に飯伏を呼び込んだ亜門GMは、飯伏が今年の7月でデビュー10周年になることを改めて発表。記念DVDが発売になることに加え、DDTとして10周年記念試合を7・13大阪と7・20後楽園でやろうと思っているが、カードを飯伏自身に決めてもらいたいという。「何でもいいんですか? 花火でも?」と言い出す飯伏だが、亜門GMは「花火だダメだよ。考えておいて」と言うと、全試合終了後に超重大発表があることを告知。そして飯伏が亜門GMから言われた通りに「今日も頑張ります。後楽園大会、スタート!」と宣言した。

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第1試合は彰人&竹下幸之介&遠藤哲哉vs石井慧介&高尾蒼馬&平田一喜の6人タッグマッチ。平田はこの日から新発売された自身のTシャツを着て、お手製のアイマスクをつけてリングに上がると、あの曲に乗ってあのダンスを満足げに披露。その間、すでに試合は始まっており、踊り終えた平田の背後から竹下がドロップキック。続いて高尾が遠藤にドロップキックからのカニ挟み。ロープに激突した遠藤にエプロンから石井がニーを叩き込むと、遠藤をエプロンに座らせた石井と高尾は場外をダッシュしてサンドイッチ・ドロップキック。平田はモンゴリアンチョップを見舞っていき、観客を微妙な空気にさせる。完全に掴まってしまった遠藤に対し、石井はジャンピング・ステップキックからサマーソルトドロップ。しかし遠藤もカウンターのドロップキックを返すと、ようやく彰人にタッチ。高尾と平田が入って来るが、彰人は2人まとめてドラゴンスクリューで投げると、石井を俵返しで投げてから串刺しスピア、ダブルアーム・スープレックス。石井もカウンターのフランケンシュタイナーを返すとジャーマンで投げ捨てて平田へタッチ。彰人はビクトル投げからアンクルホールド、バックドロップを平田に決めて竹下とスイッチする。竹下のジャベリンキックをかわした平田はトラースキック。竹下もトラースキックを返すとブルーサンダーへ。エルボー合戦からロープに飛んだ平田だが、竹下はカウンターのビッグブーツ。倒れない平田はランニングエルボーでなぎ倒すと、ドリフの2人とトレイン攻撃。さらにドリフの2人の合体攻撃から平田がスライディングキック。ここからストレッチボムの体勢に入るが、竹下がうまく逃れると遠藤が飛び込んできて延髄斬り。さらに竹下がショートレンジ・ラリアットでなぎ倒してから高角度のジャーマンを決めて3カウントを奪った。

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第2試合は入江茂弘vsKUDOのKING OF DDT 2014準決勝。入江は『タチムカウ』から師匠・高井の入場曲『MIGHTY WINGS』で入場する。握手を求めた入江だが、KUDOは拒否。ローからミドル、さらにインローから左脚へのローを集中に蹴っていくKUDOに対し、入江は抱え上げてマットに叩きつけると、ショルダーアタックで吹っ飛ばす。さらにコーナーに追い詰めて入江はエルボー連打。コーナー際でぐったりするKUDO。松井レフェリーはブレイクをかけるが、入江は松井レフェリーに向かって吠えると、KUDOに馬乗りになってエルボーを連打。さらにスリーパーに捉えるが、KUDOはロープに脱出。なおも強烈なエルボーを叩き込んでいった入江は、串刺しラリアットからブレーンバスター。KUDOもエルボーで反撃するが、一発の重さでは圧倒的に入江が上。ならばと変則的な動きから顔面に低空ドロップキックを叩き込んだKUDOはロープに飛ぶが、入江はブラックホールスラムで叩きつける。さらにフライング・ソーセージを投下してカウント2まで追い込むと、ロープに飛んだKUDOを追走してエルボー。しかしKUDOもカウンターのミドルキックで蹴り倒すと、ロープに飛ばしてもう一発ミドルキック。3発目をかわした入江にKUDOは延髄斬りから8×4、ダイビング・ダブルニーアタック。掌底と蹴りの連打からニーで片ヒザをつかせたKUDOは、胸板への蹴りで入江をダウンさせると、起き上がってきたところにハイキックを狙う。これを回避した入江はファイアーマンキャリーで持ち上げる。逃れたKUDOは入江のヘッドバットをかわすが、入江は振り向き様にノータッチ・ヘッドバットを叩き込むと、ビーストボンバー2連発。カウント2で返したKUDOをコーナーに乗せた入江は、自らも最上段まで登っていく。しかし、ヘッドバットで逆さ吊り状態にさせたKUDOは地獄の断頭台。互いかなりダメージがある中、エルボー合戦では入江が優勢。KUDOは正拳突きの連打から顔面へのナックルパンチ。すると入江はエルボーサポーターを外してのエルボーを連打してからロープへ。10分経過、カウンターの延髄斬りで迎撃したKUDOは、バズソーキック3連発。前のめりにダウンした入江だが、カウントは2。「入江」コールも起こる中、KUDOの蹴り脚をキャッチした入江は両腕を掴んでヘッドバット。さらに自分が垂直落下式バックフリップを狙うが、KUDOが逃れようとすると、師匠の技であるでらホフボム。ロープに飛んでビーストボンバーを狙った入江だが、KUDOはスピンキックで迎撃すると、顔面へのスピンキック2連発。これもカウント2で返した入江にKUDOはダイビング・ダブルニードロップを投下して勝利。しばらくリング上で座り込んでいた入江に観客から惜しみない拍手と「入江」コールが送られる。入江は「もう一回」と人差し指を出しながら引き揚げた。

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【試合後のコメント】
――まさにあと一歩というところまで追い込みましたが…。
入江 でも負けてしまったんで。僕は3人倒して両国でもHARASHIMAさんを倒すつもりだったんで。今日は負けてしまったんで。今日は本当にトーナメントに出て1回戦で負けてしまって。チームの仲間の高尾くんと石井さんと僕の師匠である高井憲吾さんの気持ちを背負って闘って。どうしても勝ちたかったんですけど。もうそう簡単にはいかないというか。自分で立ち向かうだけですね。
――今日はテーマ曲も高井選手のものを使用していました。
入江 今、高井さんは本当につらい状況でして。僕もやっぱり試合前とかに不安になったりするんで、高井さんに背中を押してもらおうと思いました。

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第3試合は飯伏幸太vs木高イサミのKING OF DDT 2014準決勝。日本刀を手にユニオンTシャツを腰に引っ掛けて入場したイサミ。セコンドにはチェリーと三富政行がつく。飯伏はIWGPジュニアとKO-Dタッグのベルトを両肩にかけ、気合いの入った表情で入場。握手を交わして試合が始まると、まずはグラウンドでのバックの取り合い。いったん離れた両者はロックアップから飯伏がロープに押し込むが、体勢を入れ替えたイサミがクリーンブレイク。ロープに飛んだイサミだが、飯伏はリープフロッグからカウンターのドロップキックで場外に追いやる。バミューダトライアングルを狙った飯伏だが、素早くリングに戻ったイサミ。飯伏も突っ込んできたイサミを迎撃してからスワンダイブ式ミサイルキックを狙うが、イサミは飯伏が飛ぶ瞬間にデッドリードライブで投げるとキーロックで捕獲。しかし飯伏は後転してロープに脱出。イサミは串刺しジャンピング・フロントハイキックを叩き込むと、エルボー合戦へ。フェイントから腹パンを叩き込んだイサミに対して「来いよ、オラ!」と挑発した飯伏。イサミがエプロンに出ると、飯伏も追いかけていくが、飯伏がエルボーで叩き落とす。するとイサミは記者席のテーブル、さらに入場ゲートの上に登ってエルボー合戦。イサミを叩き落とした飯伏は、入場ゲートの上からケブラーダを発射する。リングに戻った飯伏はソバット、ハイキックからその場跳びムーンサルト。イサミも気合いで飯伏を持ち上げてブレーンバスターで投げると、バズソーキックを叩き込んでからコーナーへ昇っていく。だが、追いかけていった飯伏は雪崩式フランケンの体勢。イサミは裏拳で飯伏をエプロンに追いやるが、飯伏はスワンダイブで飛び付いての雪崩式フランケンで投げていく。飯伏のラリアットをブロックしたイサミは、飛びつき横十字の体勢から四壱九へ。エビ反りになるまで飯伏の腕を伸ばしていくが、飯伏は何とかロープに脱出。10分経過、イサミはニードロップを落とすと、ロープに飛んだが飯伏はカウンターのハイキックからシットダウン・ラストライドの体勢。これを首固めで切り返したイサミだが、クリアした飯伏がショートレンジラリアット。もう一度シットダウン・ラストライドを狙った飯伏。これを背後に逃れたイサミは意表を突いたヨーロピアンクラッチで丸め込んで一気に3カウントを奪った。この結果、優勝決定戦はKUDOvsイサミに。飯伏は思わず頭を抱え込み、場内も騒然とする中、イサミが握手を求める。飯伏も握手に応じて潔くイサミの勝利を称えた。

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【試合後のコメント】
――飯伏選手にとって、まさかの敗退だったと思いますが?
飯伏 そうですね。負けるのはやっぱり悔しいし、決勝に残れなかったのも悔しい。優勝できなかったので、両国のメインは立てない…。
――松井レフェリーに「3カウント入ったの?」と確認していたのも珍しい姿でしたが?
飯伏 う~ん。まあ返せたのかと思ったんですけどね。まぁ全てはレフェリーが判断することなんで。それはもうしょうがない。負けたからにはイサミ選手に優勝してもらいたいです。
――敗因を探すとしたら何になりますか?
飯伏 敗因ですか? 何か違うことを考えていたのかな。集中はしていたつもりだったんですけど。集中しきれていなかったのかな。
――見ていても油断という感じはしませんでしたが?
飯伏 なんだろう? 集中力がなかったのかもしれない。自分では集中していたつもりだったんですけど。もう一個あるみたいな、決勝が。そういうのをどこかで考えていたのかも。全部集中できなかったのかもしれない。
――この前のIWGPジュニア戦の直後だからというのは関係ありませんか?
飯伏 あ、それは関係ないです。体調も万全だったし。悔しいですね。
――イサミ選手とシングル対戦したのは久々でしたが?
飯伏 久々でしたね。ハードヒット以来かな。プロレスで当たったのはタッグが多いんで、シングルではやってないんですけど。今度はトーナメントではなく、シングルでやりたいですね。もっとなんか、狂った面白いことができそうです。
――これで両国には飯伏選手にふさわしいカードが用意されることになると思うのですが、次はそれに向けて?
飯伏 そうですね。もう自分はなんでもやりたいことをやらせてもらおうと思います。(7月)20日は自分の好きなカードをやらせてもらえるので。楽しみですね。

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第4試合は高木軍vsマイケル軍イリミネーション8人タッグマッチ。高木軍は高木三四郎&大鷲透&MIKAMI&アントーニオ本多、マイケル軍は中澤マイケル&松永智充&男色ディーノ&大石真翔というメンバー。入場するなり高木は「何がマイケル軍だよ! マイケル軍vs高木軍、両国まで引っ張らないねぇぞ! オマエとの契約も今日で終わりにしてやる! いいか、終わりだ! 終わりだ! 終わりだ!」と叫ぶが、マイケルは「うるせー!」とアルティメット・ベノムアームで奇襲攻撃。さらにディーノと大石がファイト一発!から攻撃していくが、MIKAMIと大鷲がカットに入り、逆にマイケルを集中攻撃。そこからアントンがバイオニックエルボーを狙ったが、マイケルがかわすとディーノと大石が天コジカッター。するとディーノがマイケル軍に戦闘配置につくように指示し、ディーノはケツを出してコーナーでセット。そこに大石がアントンをホイップして尻に吸い込ませたあと、松永がエプロンに追いやってマイケルがアルティメット・ベノムアームを見舞い、場外に落として失格にさせる。この流れ作業でMIKAMI、大鷲を失格にする。残った高木はドラゴンリングインするが、大石がガットショットで迎撃すると、まずはディーノのケツに向かってホイップ。吸い込まれたあと、松永がエプロンに追いやるが、高木はマイケルの腕を掴んで逆にマイケルの顔面にベノムアームを押しつけると、ディーノのケツに奥義・直腸カンチョーを見舞ってオーバー・ザ・トップロープで失格にさせると、大石と松永の顔面をアイアンクローで掴んでからリング下へと投げ飛ばして失格にさせる。リング上に残ったのは高木とマイケル。熱くなって脱ごうとするマイケルを殴っていった高木はラリアット。しかし2発目を木曽レフェリーを盾にして誤爆させたマイケルは、アルティメット・ベノムアームの体勢に。急遽松井レフェリーが入って来るが、マイケルのアルティメット・ベノムアームは松井レフェリーに誤爆。レフェリー不在の中、マイケルが「3人目のレフェリー、カモン!」と呼び込むと、何とレフェリーウェアを着た鈴木みのるが丁寧な姿勢で登場! 亜門GMが「降りてください!」と言うが、鈴木レフェリーが睨み付けると、亜門GMは鈴木のレフェリーを認めてしまう。高木がマイケルをカバーするも、鈴木レフェリーは低速カウント。逆にマイケルが押さえ込むと、阿部四郎ばりの高速カウント。怒った高木が鈴木に襲いかかるが、鈴木はスリーパーで捕まえると、そこからゴッチ式パイルドライバーに繋ぎ、マイケルをカバーさせてマットを3つ叩いたのだった。

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試合後、マイケルは「オイ、高木三四郎よ。両国で俺たち2人を相手にするって言ってたけど、赤っ恥かく前にやめておいたほうがいいんじゃないか?」と挑発。高木は「そうだったら俺にも覚悟がある! 両国は普通のプロレス形式じゃなく、両国全域を使った路上プロレスだ! ダークマッチじゃねぇぞ! 本戦でやってやる! タッグマッチだ! 俺は最高にイカれたパートナーを連れて来ている。この男だ!」と呼び込むと、現れたのは葛西純!高木&葛西の“チーム・クレイジー大社長”での出陣を宣言すると、葛西は「はじめまして、世界一のデスマッチファイター葛西純です。アンタ、いろんなリングを渡り歩いて、俺には怖いものねぇって顔してるけど、両国では俺っちと三四郎で植えつけてやるよ、路上プロレスの恐ろしさを!」と挑発。鈴木は「誰が出てくるかと思ったら週刊プロレスでお馴染みの……誰だっけ? 大日本? 違うの? 俺と路上でやりたいの? 路上でやるの高校生以来だな。じゃあいくか。わかったよ、8月17日、両国でテメエらと路上プロレスやってやろうじゃないの。なぁマイケ……いや、ハイブリッド中澤。俺たちチーム・ハイブリッドでテメエらの体もハイブリッドにしちゃうぞ!」と承諾した。

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【試合後のコメント】
高木 見たか、オマエら! “クレイジーモンキー”葛西純となぁ、この大社長・高木三四郎が電撃合体だ! 今月やったBiSとの路上プロレスで、両国で組むのはこの男しかいないって思ってたんだよ! どっからどう見てもクレイジーだ。業界一性格の悪い? こっちはなあ、業界一クレイジーだ! 葛西ちゃん、言ってやってくれ。
葛西 三四郎ちゃん。こんな刺激的なカードを両国で組んでくれてありがたいと思ってるよ。いろいろな団体を渡り歩いてきて、俺様見たいな顔してるけど俺っちから言わせてもらえばよぉ、あんなの井の中の蛙だよ。アイツはなぁ、路上プロレスってもんを経験してないんだよ。だからよ、こっちからしてみれば手のひらで操るようなもんだよ。なぁ三四郎ちゃん。
高木 純ちゃんの言った通りだよ! 早速7月19日、ハンドメイドフェス、ビッグサイトというところで路上プロレスやるんだけど、純ちゃんスケジュール空いてるかな?
葛西 (腕時計見ながら)…時計見たってしょうがない。まぁどんなスケジュールが入っていようが、三四郎ちゃんの頼みとあっちゃあ断ることはできねぇ。
高木 クレイジー大社長の試運転第1戦は、7・19ハンドメイドフェスでやってやるよ、この野郎!
葛西 何かが起きるぞ、この野郎!
高木 めちゃくちゃにしてやるからな。この野郎!

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――まさかレフェリーとして登場されるとは思わなかったのです。
鈴木 いいじゃねぇか。アイツらだらしがないから、正しいレフェリングを教えてやろうと思ってな。
マイケル わざわざ俺がオファーしたんだよ。
鈴木 ギャラは払えよ。通常と一緒だぞ。

――試合後には路上プロレスへの参戦が発表されました。鈴木選手からすると路上プロレスにはこれまでまったく関わってはこなかったわけですが…。
鈴木 路上プロレスには関わってない。ただ路上で闘えばいいんだろう? 好き、そういうの。大好き(笑)。学生時代以来だな…いや、やってるな(ニヤリ)。
――葛西選手は「路上プロレスの経験のない相手だから手のひらで転がすようなもの」と言っているのですが、実際のところ路上プロレスを映像などでも見たことはありますか?
鈴木 ない! だから路上でやるプロレスだろう? それでいいじゃん。
――闘うことには変わらないと?
鈴木 一緒だろう。ブン殴ればいいんだろう?
――最後に立っている方が勝ちですね。
鈴木 やっつけちゃえばいいんだろう? やっつけるよ。それがどこの誰であろうと。そんでなんでアイツが路上プロレスの王を名乗れるか教えてやろうか? そのオマエがやってるプロレスには俺がいないからだ。(マイケルに)そうだろう?
マイケル その通りでございます!
鈴木 練習が足りないんじゃないか? 足りないよ。
マイケル 稽古お願いします。
鈴木 とりあえず俺がしゃべってるから腕立てやってろ。いつものようにやれ。

――路上で発揮するだけと?
鈴木 いつも通りな。
――まったく不安はないですか?
鈴木 ないよ。なにしろ中澤が変身中だから、ハイブリッド中澤に。オマエ、明日もちゃんと道場に来いよ。今朝も道場に練習に来たんだ。
――両国までに変身は間に合いそうですか?
鈴木 間に合うのか?
マイケル 間に合います! 間に合うじゃない、間に合わせるんだよ!
鈴木 見てみろこの体つき。肩のカット。理想に近づいてきたろう。後は俺が徹底的に仕込んでやる。よくあるじゃん、パートナーに不安があるとか。今回まったく不安がないんで。大丈夫だよな、いけるよな?
マイケル いけます!…俺が穴だとか思ってないだろうな。そんなの全部鈴木さんが埋めてくれるんだよ!
鈴木 ちょっと待て。なんで最初から他力本願なんだよ。おかしいだろう。穴は自分で埋めろよ。
マイケル わかりました。自分が闘うことで自分の穴を埋めてみせる。
鈴木 まぁそれで楽しみが増えたよ。路上の王なんだろう? それもいただくよ、両国で。

――また肩書が増えますね?
鈴木 またってなんだよ。俺の肩書はひとつだよ。世界一…俺に優しい男だよ。オマエ、あと(腕立て)300やっとけよ(と言い残して控室に戻る)。

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休憩明け、8・17両国大会に声優の清水愛と越中詩郎の追加参戦を発表されたあと、亜門GMは超目玉カードとして竹下のシングルマッチが決まったと発表。亜門GMに呼び込まれた相手は新日本プロレスの棚橋弘至! エアギターをかき鳴らしながらリングに上がった棚橋は、竹下とリング上で並び立つ。棚橋は「みなさん、改めまして、新日本プロレス100年に一人の逸材、棚橋弘至です。竹下選手は僕も取れなかった新人賞を獲った選手ということで楽しみにしています。一丁、胸を貸したいと思います」と言ってシャツのボタンを開けて胸筋をアピール。これに竹下は「棚橋選手、アナタは100年に一人の逸材ということですが、僕はジュラ紀から数えて2億万年に一人の逸材です。両国では僕がすべての能力で上回ります。そしてDDTが新日本プロレスを上回って、僕がプロレス界の未来を見せます!」と言うと、棚橋から求めた握手に慎重に応じてみせた。

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【休憩明けのコメント】
――突然のDDTマット初見参とビッグカードの発表となりましたが、竹下選手の印象などありましたら教えてください。
棚橋 え~、実はあまり知らなかったんですけど、話が来て周りの人がいい選手だって言うので、今日は初対面ですけど、楽しみにしていたんですけど。ビッグマウス加減がオカダとかぶるかなと。似てる雰囲気があるなと。こういう選手が出てくるのは、DDTさんにとってもいいことだと思うんですけど!ねぇ? 逸材ですから。ジュラ紀からと言われたらそれにかぶせることはできないですけど(苦笑)、言っておくとしたら…逸材は遠いぞ!という感じです(笑)。
――胸を貸すという言葉を使っていましたが?
棚橋 シャツを洗ったら予想より小さくなってしまって、ちょうどこんな感じだったんで胸を出しました。シャツを犠牲にしたネタです。
――DDTファンへのサービスも兼ねて?
棚橋 そうですね。DDTさんのファンは新日本とは全然違うって聞いていたんでどんな感じになるかなと思ったんですけど。まぁウェルカムの空気で迎えられたんでうれしいやら戸惑うやらで。
――やはり団体を超えたスターだなと実感しました。
棚橋 いや僕も実感しました(笑)。
――他団体の若手に胸を貸すのは業界全体の責任を負う立場にいるんだとご自身は思いますか?
棚橋 そうですね。他団体に出ること自体久しぶりだし、特に他団体の若い選手とやるというのも初めてのシチュエーションなので、団体を超えて業界全体を盛り上げようと考えていた僕は本当にいろんな意味で大切なカードになると思います。
――時期的にはG1の直後ということになり、体調的には厳しいものになりそうですが?
棚橋 大丈夫です。疲れたことないんで。
――ちなみにDDTの試合で印象に残っている試合とかはありますか?
棚橋 すいません。僕、極力(他団体の試合映像は)見ないというか。すいません。

――両国国技館で棚橋戦というビッグカードが決まりました。
竹下 まだ心の整理はついていないですね。僕もさっき聞かされて。まだ実感がないというのが正直なところですね。棚橋選手は僕がプロレスラーになる前、ファンの頃に…僕は大阪なんで、大阪のボディメーカーコロシアムによく見にいっていたんですけど、その時毎回メインイベントを張っていて、毎回ベルトを防衛していたのが棚橋選手なんで。それを一番後ろの生で見ていた人間なんで。まだその一緒のリングに上がって試合をするっていう実感が湧いてないです。
――リング上で棚橋選手が「胸を貸す」と言っていましたが、正直カチンと来ていたんじゃないですか?
竹下 う~ん。でも…キャリアのことを考えたら胸を貸すという表現が一番ぴったりだと思うんです。でも、そこをただ胸を借りたら僕もいちルーキーで変わらないと思うんで、ただ胸を借りるんじゃなくて、僕がさっきも言いましたけど全ての能力で勝って、DDTが勝って、胸を貸すと言ったことを後悔させたいと思います。
――ジュラ紀以来の逸材であると証明すると?
竹下 2億万年に一人の逸材です。
――ちなみに棚橋選手の試合で印象に残っている試合はありますか?
竹下 やっぱり僕は新日本プロレスさんの東京ドームでの試合も見にいっていたんで、常にメインイベンターだったんで。どの試合というよりどの試合も印象に残っていますね、すごく。やっぱり僕が見に行く試合には常にメインイベントに立っていた選手なんで。その選手と両国でシングルマッチですか。たまらんですね。
――この素晴らしいカードは置いておいて、残念ながら両国のメインに出ることはできなかったのですが、それについてはいかがですか?
竹下 すごく今年の夏はこのトーナメントに懸けていて、かなり自信もありました。去年はどんなものかわからない状況で気づけば準決勝にいたというのが正直なところなんですけど、今年は絶対優勝。両国のメインというのを見てトーナメントの1回戦から臨みました。でもイサミさんに負けてしまって。しかも地元の大阪で完敗しました。で、ちょっと自分の中で少し燃え尽きたところがありました。懸けていたんで。でも今日カード聞いて、またビッグなチャンスをもらえるってことでもう自分の中では完全に燃え尽きたところから一気に来てる。これはヤバいです。自分でもどこまで抑えきれるか分からないくらいきてるんで。ここからやれることと言ったらその試合に向けて準備をするだけですからね。楽しみです。

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セミファイナルはHARASHIMA&ヤス・ウラノvsケニー・オメガ&佐々木大輔vs坂口征夫&マサ高梨の3WAYタッグマッチ。HARASHIMA、ケニー、坂口の先発で試合開始。坂口のショルダーアタックを潰したケニーだが、坂口はバックに回ってスリーパー。そこにHARASHIMAがビクトル投げを仕掛けるが、坂口はケニーの脚を掴んでアンクルホールド。いったん離れ、三つ巴の力比べになるかと思われたところで坂口がケニーを蹴っていくと、ケニーが坂口に襲いかかり、HARASHIMAも追随して、ケニーの背後からスリーパー。そこに坂口は下から三角絞め。しかし、ケニーはそのまま立ち上がって脱出。ヤス、高梨、佐々木が出てくると、高梨と佐々木が共闘してヤスにダブルの低空ドロップキック。しかし「ムカつく野郎だ!」とすぐに仲間割れを起こした高梨と佐々木。さらにヤスがうまく誤爆を誘発してから佐々木をブレーンバスターで投げていく。そのヤスをコルバタで投げて場外に追いやった佐々木はロープに飛ぶが、場外から脚をすくって倒した高梨。場外で佐々木を痛めつけてリングに戻すと、漁夫の利でヤスがカバーするが、坂口が入ってきてヤスを睨みつける。笑顔で握手を求めたヤスに対し、坂口はなぜか握手に応じる。するとヤスは坂口とトレイン攻撃。だが、坂口が突進してきたところで佐々木をドカしてコーナーに誤爆させたヤスはHARASHIMAにタッチ。HARASHIMAが佐々木をロメロスペシャルで吊り上げると、高梨が下のHARASHIMAをカバー。怒ったHARASHIMAは高梨をリフトアップして佐々木に投げつける。「ごめんなさい!」と泣きついた高梨だが、HARASHIMAのハイキックを佐々木がかわすと高梨に誤爆! ドロップキックを返した佐々木はケニーにタッチ。ケニーは高梨をバックドロップで投げると、ヤスのヒザに低空ドロップキックを叩き込んでからコタロークラッシャー。そこに坂口が入ってくると、場外に投げ出したケニーはノータッチ・トペコンを発射。さらに坂口をリングに戻してダイビング・ボディーアタックを放ったケニーだが、かわした坂口はパントキック。ケニーも逆水平チョップを打っていくが、坂口はミドルキックで対抗すると飛びヒザ蹴り。さらにHARASHIMAがジョンウーをケニーに見舞い、さらに蒼魔刀。続く正調・蒼魔刀をかわしたケニーを坂口がスリーパーで捕まえるが、背後からHARASHIMAがバッククラッカー。佐々木はダイビング・ラリアットで飛び込んできて高梨にクロス・フェースロックを狙うが、高梨はトラースキックからタカタニックを狙う。そこをヤスが逆さ押さえ込み。高梨も佐々木とヤスをまとめて丸め込むが、佐々木はヤスをカニ挟みで倒して高梨に激突させるとクロス・フェースロック。高梨が走り込んできた佐々木をコーナーに乗せると、坂口が走り込んできてニーリフトを突き上げる。さらにコーナーに登った高梨が雪崩式タカタニックを狙うが、HARASHIMAが追いかける。しかし、下からケニーが捕まえてHARASHIMAと高梨を摩周で投げていく。ケニーの波動拳をヤスがレフェリーを盾にして防ぐと、高梨にツームストーン・パイルドライバー。これを坂口がカットすると、ケニーが坂口へニーアタック。ケニーは佐々木とフリーダム・コールを決めるがカウント2でカットされる。しかし佐々木がHARASHIMAを場外の追いやっている間にケニーがヤスのクロイツ・ラスを決めて3カウントを奪った。

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この結果、いつでもどこでも挑戦権がヤスからケニーに移動。亜門GMがいつどこ権の使い方がわかるかケニーに尋ねると、ケニーは「わかるよ。いつでもどこでも挑戦できるってことだよね。ずっとあったんだよ。何回もあったんだけど両国のメインイベントでこの日に立ちたい! だからさ、HARASHIMAさん、オマエのベルト獲るしかないわ」と言い放つ。「いつやります?」と聞かれたケニーは「できるだけ早く、この野郎。でも次の後楽園でいいんじゃないですか? なのでHARASHIMAさん、よろしくお願いします」と表明。7・20後楽園大会でケニーがそれまでに負けなければHARASHIMAvsケニーの無差別級戦がおこなわれることが決定した……と思ったらテーマ曲が変わり、スーパー・ササダンゴ・マシンが登場!

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すると本部席のマイクを掴んだササダンゴは自身が保持しているいつどこ権に関するプレゼンテーションをはじめる。恐らく自分が制作したと思われるプレゼン資料をスクリーンに映し出したササダンゴは、本研究テーマを「KO-D無差別級王者になりたい」と発表すると、それっぽいプレゼントをし始める。分析の結果、「ササダンゴマシンは現状では王者になれないので、新必殺技の開発が必要」という結果を導き出す。垂直落下式リーマンショックなる新必殺技を開発したというササダンゴは、この技を3回決めたら相手のHPをすべて奪うことができるため、必ずHARASHIMAに勝てると力説するといつどこ権を行使! こうしてHARASHIMAvsササダンゴのKO-D無差別級選手権試合が緊急決定してゴングが鳴らされた。

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HARASHIMAは本部席のササダンゴを奇襲すると、場外の鉄製フェンスに叩きつけてから容赦なく蹴っていく。そこからササダンゴをリングに上げたHARASHIMAは串刺しフロント・ハイキック。ササダンゴをコーナーに乗せたHARASHIMAは「リーマンショックだか何だか知らないがやってやる!」と叫んで雪崩式ブレーンバスターで投げていく。だが、ササダンゴはここで垂直落下式リーマンショックを決めていく。続けて2回目を狙ったササダンゴだが、逆にHARASHIMAが掟破りの垂直落下式リーマンショック。さらに続けて垂直落下式リーマンショックを決めたHARASHIMAだが、カウント2。「あと1回」コールも起こる中、HARASHIMAは3回目の垂直落下式リーマンショックを狙うが、踏ん張ったササダンゴが逆に2回目の垂直落下式リーマンショックを決める。「あと1回」コールが起こる中、ササダンゴの3回目を必死に堪えたHARASHIMA。そこをキドクラッチで丸め込んだササダンゴ。これをクリアしたHARASHIMAはロープに飛ぶも、ササダンゴはカウンターのラリアットから3回目の垂直落下式リーマンショック! しかし、HARASHIMAはカウント2でクリア。「もう一回」コールが起こる中、張り手合戦になると、HARASHIMAが左右の張り手の連打からハイキック。カウント2で返したササダンゴにバズソーキックから蒼魔刀をブチ込んで3カウント。第48代王者が初防衛に成功した。

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試合後、HARASHIMAは「おい、サ……サ……坂井クン、やっぱり面白いよ。さっきのプレゼン見たときは3発食らったらヤバイと思ったけど、僕は3発食らっても返せました。キミは大事なことを忘れているよ。計算じゃ出ないことを。みんなの応援があって一気に8割まで回復したんだよ。最後の応援で9割まで回復したんだよ! そういう計算じゃ出せない部分、プロレスではあるんだよ。キミはね、そういう面白い取り組み、ビックリしたけど楽しかったよ! ありがとう!」とササダンゴと握手。続けてマイク。「正直、ケニーは本当に強いです。トーナメントで負けたときはちょっと嬉しいと思っちゃった自分がいます。松永、よくやったって。でも僕はチャンピオンだから逃げるわけにはいかない。ガッチリ勝って、両国のメインに立ちたいと思います。必ず勝って両国のメインに立ってやるさー!(観客『なんで~!?』)ケニーにも勝ってやるさー!(観客『なんで~!?』)このあとメインで勝った人にも勝ってやるさー!(観客『なんで~!?』)なんでかって、それは鍛えているからだー!」。

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【試合後のコメント】
――プラン通りにはいかなかったですね。
ササダンゴ いかないですねぇ。逆に言えば製造業界はリーマンショックから未だに回復できないで、苦境に立たされてますけどよく考えてみたらDDTはリーマンショックのあった2009年から急激に成長している会社で(笑)、HARASHIMAさんというのはその象徴的な選手なんですよね。僕も金型工場の専務をやってますけど、外部環境を分析するとやっぱり日本の製造業はダメなんじゃないかと思いがちなんですけど、そうじゃなくてそれでもリーマンショックが3回起きてもキックアウトできる気持ちみたいなものをHARASHIMA先輩から教えてもらったというのが僕は今日負けてしまいましたけど、明日からまだまだ金型の仕事を新潟で頑張れるんじゃないかなと、そういう気持ちになれたんですよね…なんのコメントですか(笑)。
――レスラーとしては?
ササダンゴ レスラーとして(笑)。レスラーとしては実は本当に今回初めてDDTに上がらせてもらって1年ですか。初めてKO-D無差別級に挑戦させてもらって。それだけでも気持ちが高ぶっていたんですが、ベルトは獲れなかったんですが本当にあと一歩のところまで持って行けたんではないかとという瞬間があったんで。この気持ちを忘れずにいればまたチャンスもあるんじゃないかと思いました。

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メインイベントはKUDOvs木高イサミのKING OF DDT優勝決定戦。 イサミから握手を求めるが、KUDOは拒否。イサミのショルダーアタックをガブったKUDOだが、イサミはバタフライロックで切り返す。そこからヘッドシザースに捉えたイサミだが、首を抜いたKUDO。インローを蹴っていくKUDOに対し、ボディーへのソバットを返したイサミだが、KUDOはキリンシンク。イサミもKUDOを場外に追いやるとトペ・スイシーダを発射する。これをかわして伊橋に誤爆させたKUDOは、素早くリングに戻ると逆にトペを発射。場外でエルボーとヒザを叩き込んでいったKUDOは、さらにサッカーボールキック。イサミも客席に投げようとしたが、逆にKUDOが投げていく。イサミは走り込んで反撃すると、リングサイドを一周して助走をつけてからラリアットで飛び込んでいく。リングに戻ったイサミはロープを跨ごうとするKUDOにドラゴンスクリュー。さらにスタンディングクラッチ、トーホールド、STFと決めていったイサミはロープに逃げようとするKUDOに裏STF。何とかロープに逃れたKUDOにイサミはエルボー合戦を仕掛ける。そこからKUDOをコーナーに叩きつけたイサミは、場外に出ると鉄柱に両脚を絡みつかせてぶら下がり式足4の字固め。リングに戻ってエルボー合戦からロープに飛んだイサミだが、追走したKUDOは8×4からスリングショット式ダブルニードロップ。ミドルキックを叩き込んだKUDOは8×4からダイビング・ダブルニーアタックへ。しかし、反転したイサミはサソリ固めに捕らえていく。ロープまで這っていったKUDOだが、足払いでコーナー下に座らせたイサミはバズソーキック。さらにコーナーからダイビング・ボディーアタックを放っていくが、KUDOは蹴りで迎撃。10分経過、イサミは腹パンを連打。KUDOも正拳突きを高速で連打すると延髄斬り。返す刀でイサミは勇脚。ダブルダウン状態からカウント7で立ち上がると、イサミは串刺し式ジャンピング・フロントハイキックからKUDOをコーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスターを狙う。KUDOはこれをエルボーで回避してイサミを逆さ吊りにすると地獄の断頭台。さらにバズソーキック2連発からのミドルキックを胸板に叩き込むと、コーナーに登っていく。ムクリと起き上がったイサミはコーナーの上まで追いかけていくが叩き落とされる。それでも腹パンからもう一度追いかけていってイサミ。また叩き落とされたが、イサミは下から昇龍拳。そしてもう一度追いかけていったイサミはBrainbustaaaaahhhhh!!!!!を狙ったが、KUDOは背後に脱出。勇脚にスピンキックを合わせたKUDOにイサミは間髪入れず勇脚を叩き込むとダイビング・ダブルニードロップを投下。カウント2で返されると勇脚・斬へ。KUDOは回避してスピンキック。これもカウント2。KUDOはダイビング・ダブルニードロップでトドメを刺そうとしたが、かわしたイサミがヨーロピアンクラッチ! KUDOがカウント2でクリアして15分経過。イサミはコーナーに自ら頭を叩きつけ、気合いを入れてからエルボー合戦へ。KUDOのスピンキックをかわしてロープに押し込み、フロント・ハイキックから垂直落下式ブレーンバスターを決めると、バズソーキックから勇脚・斬をブチ込んで勝利した。

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試合後、イサミは握手を求めるがKUDOは応じずに退場。「イサミ」コールが起こる中、HARASHIMAかケニーに挑戦することになったイサミは「本当に両国決定したんですか? 僕、パンフレットとか配らなくて大丈夫? もぎりとか足りてる? オイ、一個言っておくぞ。結果は見たな? ユニオンは下請けじゃないぞ」と言うと場内は大歓声。さらに「俺のあとを続くヤツだって揃ってんだ。今年もまだまだ爆発させてやるよ。オマエらDDTはスゲエと思うよ。だから言ってやる、オメエらには絶対負けねえ! 両国、KO-D、命を懸けてやらせてもらいます!」と誓うと「ユニオン」コールが発生。改めてイサミは観客に向かって「よしっ! 優勝しちゃったよ。まだまだ止まらないです。僕もユニオンプロレスも。ユニオンプロレスのためってこと、僕のため、僕のためがユニオンプロレスのためになる、だから僕のためにKO-Dを獲りにいきます。なんか変な感じだな。でもこの景色、悪くないな。ユニオンプロレスもよろしくお願いします。俺がユニオンプロレスの木高イサミだ!」と叫んだ。

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そして予告されていた超重大発表へ。その超重大発表とは……昨年衝撃を与えたコラボレーション再びとして、写真家のレスリー・キー氏がHHARASHIMA、飯伏、竹下を撮影した写真集「SUPER DDT」第2弾の発売発表だった。

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【大会後のコメント】
――まずはササダンゴ選手の挑戦から…。
HARASHIMA そうですね。試合後にああいう形で来るとは予想していなかったんで。でも彼がプレゼンしていた、あれを見られたんで、あの技も見様見真似でやったらできたんで。面白い理論だとは思うけど、プロレスは理論だけじゃできないんで。そういう坂井クンがプロレスを始めた頃に教えたんだけど彼は忘れたみたいで。やっぱりお客さんの声援というのはプロレスをやる上で大事で、それがあるから単純に計算が成り立たない試合になるんだと。あの技は効きましたよ。首が今痛いんで(苦笑)。
――これからも使ってみようとは思いませんでしたか?

HARASHIMA ねぇ(笑)。使ってみようかな。あと思ったんだけど、2009年以降リーマンショックで落ちたって言ってたけど、DDTは2009年初めて両国を成功させて、そこから上がっていってるんで。単純にそれでリーマンショックみたいなことがあっても上げていくことはできるし、みんなの力があれば上を向いていけるってことだよ。それを思い出した。
――その2009年以降トップでDDTを支えていたのがHARASHIMA選手なわけですが。
HARASHIMA はい。まだまだ頑張りますよ。ケニーがいつでもどこでも挑戦権を今日獲って。正直僕が負け越している相手なんで、リング上でも言ってしまいましたけど、トーナメントでケニーが負けた時にラッキーと思ってしまって。その時点で自分が弱気なんで、もうケニーとガッチリやるだけですね。やって、勝って、両国のメインに立ちたいですね。
――そのタイトルマッチに勝つことを前提にお伺いしますが、今日のトーナメントでイサミ選手が挑戦権を獲得しました。
HARASHIMA そうですね。団体を背負って敵地に乗り込むというのはそれはすごい力だろうし、僕もDDTを代表して迎え撃つんで。あとイサミはいろんな団体に出て、すごいデスマッチもやって本当に素晴らしいレスラーだと思います。タッグでしか当たったことがないんで、彼とやれるなら嬉しいです。でもね勝つのは僕です。DDTを代表して必ず勝ちます。
――HARASHIMA選手は逆にDDTをベースに強敵を倒してきたわけですが、そういった差を感じることはありますか?
HARASHIMA どうですかね。あんまり考えていないですけど(笑)。僕はDDT内でしっかり守ります。

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ケニー 負け犬イメージは嫌だった。だから今日、試合(でフォール)を獲って、これ(いつどこ権)を獲って、(無差別級王座に)挑戦できて嬉しいです。今年、何でもチャンピオンになれない。タッグベルトを成功した何回も防衛戦できたけど、シングルはよくわからない……。体がよくなってもビッグマッチで勝てない。両国で、メインで、DDTのリングで勝ちたい。両国のメインに勝ったら、ワタシは負け犬じゃない。そういうメッセージを伝えたいです。もし両国のメインで勝たなかったら今年はムダしちゃう。それは一番最悪。でもいま一つのチャンスしかない。絶対成功する。両国のメインで勝ちます。
――負け犬イメージはそんなについてないのでは?
ケニー 自分の考えです。ベスト・オブ・スーパーJrも、本当に勝てないと意味ないです。ベルトが欲しい。シングルの…。今年はいい試合ができて、それはよかったけど、いま置いておいてシングルのベルトが欲しいですね。飯伏とのタッグはチームとしてはお互いに対等な立場だし、どっちが弱点ということもない。自分のことだけど、シングルのキャリアは運なのかどうかわからないけど、ビッグマッチで勝つ運がない。だから今回、両国のメインで勝つことができたら運のなさを払拭できると思う。自分にとっては呪いみたいなもんだよ。ベスト・オブ・ザ・スーパーJrでの試合内容は納得しているけど、試合の勝ち負けは納得していない。(KING OF DDTでの)松永との試合もいい試合だけど、なんで負けた、と(思うよ)。自分は運だけのせいだけにできない。次があるとも簡単に思えない。このままだと負け犬だと思いはじめている。そんな負け犬気分になるならベルトを獲ってやる! 試合順に関しても自分のレベルと自分のいる位置が釣り合っているとは思わない。メインにいてもおかしくないし、みんなよりハードなトレーニングもしていると思っている。相応しい試合順かつ結果が伴ったものを見せないといけない。
――HARASHIMA選手はケニー選手を苦手と言ってましたが。
ケニー もちろん苦手だろうね。毎回、HARASHIMAとやると思うけど、つねに自分に勢いがあるような試合をしている。今回に関して言えば、勢いみたいなものが自分にあるわけじゃないし、立場が違うと思う。HARASHIMAについてはよくわかっている。ボクとの違いは、ボクは常に進化している。だけどHARASHIMAは変わっていない。だから返し方もわかっているし、気をつけているし、簡単な試合になるとは思っていないよ。オレの前に立ちふさがるならブッ潰す!

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KUDO ………。
高梨 まさかイサミにKUDOクン、坂口の酒呑童子2強がいかれるとは思わなかったよ。でもイサミは試合後に握手を求めたりしてKUDOを超えたつもりでいるかも知れないけど、はっきり言って入江戦で真っ向からあんなにガンガンやりあってなかったらイサミには負けなかったと思ってる。イサミだって飯伏を倒したかもしれないけどアイツはちゃんと考えて丸め込んでダメージを少なくして上がってきた。それも戦法だと思う。アイツはトーナメントの勝ち方をよくわかっていたよ。だからアイツは勝ったんだと思う。はっきり言って俺は酒の席でもしつこいからね。何回だってKUDOも坂口もいかせて今日の借りを返させてもらうから。イサミ覚えておけよ、以上。

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――ユニオン代表という気持ちを強く持って試合に臨んでいたのではと思いますが?
イサミ そうですね。トーナメントに出ることもユニオンのメンバーが譲ってくれてね。この位置にいられると思うんで。これなら文句ないでしょう、KO-Dに挑戦するのにアイツじゃ役不足だっていうのは別にないでしょう。
――つい数ヵ月前にはベルトを3つもっていましたが?
イサミ そうなんですよ。全部なくなっちゃったんですよ。まず1個獲ります。
――それがKO-Dなら最高ですね
イサミ 気持ちいいですね。僕の中でこれが頂点だと思ってないんで。あと一回です。これで優勝まであと一回。全5回戦の決勝だと思ってるんで。やっぱり坂口さんも幸之介も飯伏も。彼の口からこのまま勝って優勝してって言ってたんで。kUDOも握手もしなかったけど、KUDOさんだってベルトのポーズして、優勝したらもう一回やりたいって言ってるんですよ。優勝したい。僕の中で優勝はKO-D獲ること。両国のメインでベルトを取ったら。それくらい今回のトーナメントは楽しかったです。しんどかったですけど楽しかったです。
――現王者のHARASHIMA選手と次期挑戦者のケニー選手ではどちらに挑戦したいですか?
イサミ それはどちらでも。でも欲を言うならケニーとは3回やってるんで、HARASHIMAさんとやってみたいですね。僕の中ではDDTの象徴っていう気がするんで。任天堂の象徴がスーパーマリオ。そういうイメージです。オールマイティーにすごくて、なんでもできるじゃないですか。トータルバランスの凄さとか憧れる。だから倒したいですね。
――イサミ選手とHARASHIMA選手の違いは他団体でも活躍していることと自分の団体でずっと闘ってきていることにあるように思うのですが?
イサミ いやぁ活躍ったってHARASHIMAさんもめちゃくちゃ活躍してるじゃないですか。他団体とかそんなの関係ないですよ。どっちが強いか比べたいだけですよ。そういう意味ではケニーも同じですね。負け越してますから。

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