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リポート&コラム

【北九州リポート】酒呑童子との大熱戦を制す…チームドリフがKO-D6人タッグ王者に返り咲く/EXTREME級前哨戦は30分フルタイム…本番のルールは60分アイアンマンマッチに/飯伏vsHARASHIMA、KO-D無差別前哨戦の行方/小倉はゲイ巡礼所になりました/今日のいつどこ挑戦権…アントンから松永に移動、福田は死守

11日、福岡・北九州パレスにて「Road to Ryogoku 2015 in KOKURA~ドラマティック・ドリーム・鶏かしわ飯~」がおこなわれた。鶴見亜門GMの前説には昨日の大分大会の試合中に左第3中足骨を骨折して本日より欠場となった遠藤哲哉が松葉杖をつきながら登場。「次来る時までにはしっかり治して、元気な姿で来ます」とファンに約束した。
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第1試合は福田洋vs梅田公太のシングルマッチ。梅田の容赦ない打撃に悲鳴をあげる福田だったが、レフェリーの目を盗んでの急所蹴りからレッグドロップを投下し、フォール勝ち。いつでもどこでも挑戦権を守り抜いた。
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第2試合は男色ディーノ&大石真翔&鉄生&ダイナマイト九州vs高木三四郎&藤田ミノル&パンチくん&セクシーロージィの8人タッグマッチ。今宵もディーノはお遍路姿の“男色人生”でリングイン。試合前のやりとりで男色組が勝てば小倉がゲイ巡礼所として認定され、高木組が勝利すれば大石がセクシーロージィと一晩付き合わなければならないことになった。藤田は男色人生にバックを取られ、股間を突かれると「新崎さんはそんな人じゃないよ! 目を覚まして!!」と本人を間違えているかのよう。終盤は男色人生の尻出しタイムとなり、コーナーでセットされた男色人生の尻にパンチくん、高木、藤田が次々と吸い込まれたばかりか、味方の鉄生とダイナマイト九州までも尻送りにされてしまう。ロージィも尻に吸い込まれたが、逆にパワーアップ。大石にキスを迫ったが、これがかわされてパンチくんに誤爆。大石がダメージ深いパンチくんをすかさず丸め込んで勝利した。小倉は無事にゲイ巡礼所となった。
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第3試合はアントーニオ本多&竹下幸之介vsMIKAMI&松永智充のタッグマッチ。竹下がMIKAMIを相手にパワーを見せつける。終盤、アントンと竹下の2人がかりのバイオニックエルボーが松永に炸裂。アントンが満を持してダイビング・フィストドロップを投下したが、松永がサムソンクラッチに切り返して技ありの3カウント。いつでもどこでも挑戦権はアントンから松永に移動。大喜びの松永は「まつ・なが・ともみつー!」ポーズを決めてみせた。
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第4試合は飯伏幸太&宮武俊vsHARASHIMA&ヤス・ウラノのタッグマッチ。飯伏とHARASHIMAは4・29後楽園のKO-D無差別級選手権試合の前哨戦。自慢の怪力でHARASHIMAとヤスを攻め込む宮武。ヤスから取り上げたバンダナでヤスの腕をロープと括りつけてしまう。その状態で宮武が投げようとして、腕を千切ろうとした。宮武は途中で「ドーピングいくぞー!」と薬を飲み干しパワーアップ。飯伏は宮武を抱え、コーナーのヤスへの槍投げを決めようとしたが、これはかわされて宮武が自爆。その後、飯伏とHARASHIMAによるエルボー、キック合戦で意地を張りあう。宮武が出てくると、謎の錠剤を飲んでさらにパワーアップした模様。宮武が担ぎ上げたヤスに飯伏がダイビング・フットスタンプを投下し、そこからHARASHIMAにドロップキックを決めてみせた。しかし、最後は宮武がHARASHIMAのリバース・フランケン→蒼魔刀でフォール負け。
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【試合後のコメント】
飯伏 前哨戦も何も、何回もHARASHIMAさんとやっているんで。本当にいつも通り出せたかなと思います。いつも以上に蹴りあえたし。前哨戦的なものは別になくてもお互いに大丈夫だと思うし、満足しました。楽しみですね。あと2週間ちょっと、頑張りますよ。やりますよ。楽しんで勝ちます。

HARASHIMA 相手はタッグで宮武もいるし、普通とは違うメンバーではあるけれども、飯伏と触れるというのは、いよいよ、すぐタイトルマッチだなと、より感じましたね。彼も蹴りのキレも上がってきていて。強かったです。自分もコンディションを上げてますけど、もっと上げないとあのチャンピオンからベルトを取るのは難しいかなと思いました。
――飯伏選手はこれまでもお互いに何度も闘ってきて、出し合えるのが楽しみとコメントしていましたが。
HARASHIMA 自分もそうですね。楽しみですね。今日も技の攻防というより気持ちの攻防ができたので、もう楽しみですね、タイトルマッチが。確かな手応えを感じてタイトルマッチに臨みます。

セミファイナルは彰人vs佐々木大輔のシングルマッチ。彰人と佐々木は4・19春日部のDDT EXTREME級選手権試合の前哨戦。序盤はじっくりとしたグラウンドの攻防。佐々木は途中からセコンドの宮武を上手く使って試合を優勢に進める。場外へと誘って、彰人のヒザをコーナーに叩きつけた佐々木はリングに戻っても脚攻め。これには彰人もたまらず悲鳴をあげる。挑発する佐々木にエルボーを入れた彰人だが、踏ん張りがきかない。ボディースラムからようやく投げてみせたが、すぐさまヒザ十字固めから足4の字固めでギブアップを迫られる。何とか凌いだ彰人はコーナーに登っていた佐々木を捕まえて雪崩式でキャンバスに落としていく。逆に彰人が佐々木の脚を集中砲火。ヒザ十字→アンクルホールドでいたぶった佐々木は場外に落ちた彰人にトペ・スイシーダを放つと、リングに戻ってダイビング・ラリアットで畳み掛ける。彰人はクロス・フェースロック狙いを切り返してアンクルホールド。返そうとする佐々木をジャーマンで投げる。彰人はここから腕を固めてのボディースラム、腕を固めての河津落とし、腕を固めてのグラウンド卍など腕攻めを展開。佐々木の回転足折り固めは腕サソリで切り返してみせた。佐々木はなんとかNOW OR NEVERを決めたものの、ダメージの蓄積ですぐにカバーにはいけない。再度狙ったNOW OR NEVERを彰人はジャーマンでぶん投げた。ラリアットは相打ちとなってダブルダウン。起き上がった両者はヒザ立ちで殴り合う。立ち上がるとエルボー合戦から彰人が頭突きを放ち、佐々木もキークラッシャーでやり返すとヒザ十字から足4の字を決める。彰人はその状態で佐々木の腕を極める。さらにジャーマンで投げていく。佐々木はアンクルホールドからカンパーナを決めたものの、そこでフルタイムドローのゴングが鳴らされた。
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試合後、亜門GMは4・19春日部でのEXTREME級戦のルールを彰人に尋ねる。彰人は「今、決めました。30分やっても決着がつかなかったんだから、次は60分たっぷりやって完全決着をつけます」と60分アイアンマンマッチを提案。佐々木、亜門GMもこれを了承して、正式決定となった。

【試合後のコメント】
彰人 ルールは60分アイアンマンマッチに決まりました。今日、30分引き分けで、お互いに一本も取れなくて、あれじゃ勝負が決まらない。やるならとことんやってやろうと。ベルトの価値を上げるためにも、どんどん苛酷なルールをしていかないといけない。自分を追い込むためにも、60分アイアンマンマッチというものをやります。正直、僕は60分を経験したことがないんですよ。60分1本勝負のシングルで30分超えるぐらい。自分ではちょっと未知の領域ですね。
――30分フルタイムを闘い抜いて、挑戦者の佐々木選手はどういう印象でしたか?
彰人 もうこれで勝てるなと思ったところを、うまいこと切り返されて、こういう技ないだろうと思う技をしてくるんですよ。脚攻めだって、僕の方がバリエーションが多いと思ってるし。僕の方が長けてると思ってるのに。予期せぬタイミングで脚を取られたりだとか。何回も当たってるんですけど、底が見えない相手なのかなと。
――60分を闘うとどうなりそうですか?
彰人 状況状況によって、使い分けるというか。やってみないとなんんとも言えないですけど、総力戦ですよね。スタミナが切れても60分続けないといけないわけですよ。それって、すごい苛酷じゃないですか。60分体力をもたせないといけない。途中で体力が切れてしまったらあとは取られ続けるだけなので。勝敗以外でもお客さんがそこで(自分が)潰れちゃって、取られ続けたら面白くない。そういう意味でもいろいろ試練かなと。僕はもちろん、ベルトを持って両国まで走って行ってるわけなんで。両国までの間、自分にどんどんどんどん、試練を自分自身で与えていこうかなと。自分も強くなっていかないといけないし。それと同時にベルトの価値も上げていかないといけないから。

佐々木 見ての通り、今日30分、30分ドロー。30分じゃ、全然オレはピンピンしてるから。どこも痛くないし。春日部のタイトルマッチ、60分アイアンマンマッチ。今日、30分やって、あと3分あれば、確実にオレが勝ってたから。EXTREMEのベルトは必ずオレの元にやってくるよ。

メインイベントはKO-D6人タッグ選手権試合。第18代王者組のKUDO&坂口征夫&マサ高梨は石井慧介&入江茂弘&高尾蒼馬を相手に初防衛戦。2チームは開始のゴングを待たずにぶつかりあう。場外戦に雪崩れ込むと激しくやりあった。高梨の今日のロメロスペシャルは高尾にキッチリ決まった。序盤は高尾がローンバトルを強いられ、KUDOと坂口の蹴りに悶絶。なんとかタッチを受けた石井は坂口相手にチョップとキックのラリーを繰り広げる。KUDOは石井に久々のマチュピチュ。石井はフランケンでやり返して、入江とスイッチ。入江はコーナーに送り込んだKUDOにコーナースプラッシュからブレーンバスター・ホイップ。サンドイッチPKでやり返そうとするKUDO、坂口に入江が一人で打撃で立ち向かって打ち勝った。しかし、入江がコーナーに腹ばいでセットされてしまうと、坂口が串刺しランニング・ニーで突き上げ、さらにエプロンPKを決める。さらに高尾には高梨がパワーボムで抱え上げ、KUDOのダイビング・ダブルニーとの合体技を決めてみせた。一進一退の攻防が繰り広げられる中、最後は高梨のタカタニック狙いを高尾がジントニックで切り返し、キャンバスに突き刺して3カウント。チームドリフが白いベルトを取り戻した。
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試合後、高尾がマイク。「ベルト、取りました。酒呑童子と何回もこのベルトを懸けて、取っては取られて、取っては取られてでしたが、また戻ってきました! もうこのベルトは放しません! これで何回目の奪還?」石井「5度目の戴冠だ!」高尾「またこの地に戻ってきます! どうしよう? 困ったから締めちゃいます。今日はありがとうございました!」
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【試合後のコメント】
高尾 この6人タッグのベルト、また取り戻しました。そして、小倉という自分が思い入れのある街で取れたことがすごいうれしいです。6人タッグと言えばチームドリフ。チームドリフと言えば6人タッグ。そんなイメージのあるベルト、そしてチームにしていきたいです。ね、石井君?
石井 そうだね。KO-D6人タッグのベルトに関しては、これで5度目の戴冠。過去4回はいずれも最高防衛回数が2回で、短期政権で終わっちゃってるので、このベルトを長く持ちたい。そして、もう一個、4月29日、後楽園でKO-Dタッグ挑戦が決まってるので、毎日毎日どんどん気合も入っていってるし。モチベーションも高いし。これが取れたので、次はKO-Dタッグに集中して、あの強いチャンピオンを倒したいと思います。
入江 今日もチームドリフ3人の絆で6人タッグのベルトを取ったので、次の後楽園で石井さんとの強い絆でKO-Dタッグを2人で取ります。もちろん、それには3人でチームドリフなので、高尾君の力もあって。3人でタッグのベルトを取ります。
高尾 6人のベルトも、タッグのベルトもドリフが独占して、もっともっと上のチームになっていきます。

KUDO 今日の負けは認めるけど、俺たち全然終わっちゃいないし。何度でも何度でもやってやりたいと思います。
坂口 取り返してやる! これで終わったと思うなよ。俺たちしつけえからな!
高梨 リマッチだ、リマッチ、リマッチさせろ! アイツらだって何回もリマッチしてきたんだから、俺らが何度リマッチしたっていいだろ。ほかの連中がなんていうか知らねえけどな、俺たちはリマッチを要求するよ。俺たちは腐ってねえからな。なあ、兄貴、勢いのあるコメントをみせて、こいつ(缶ビール)を一気に飲み干してくれ! オレはもう無理だ、帰る!
KUDO 俺たちも丸腰ですよ。でも、こっから這い上がる。俺たちは腐ってねえから!