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リポート&コラム

【#大家帝国主催興行~マッスルメイツの2015~のまとめ】HARASHIMA&大家が棚橋&小松に勝利、試合後、棚橋がまさかの“終わりパワポ”披露でHARASHIMAに謝罪。「プロレス界をもっと盛り上げる方法」とは?/竹下は坂井に勝利して2030年10月6日「マッスルハウス12」メインイベント出場権を獲得。坂井「遠慮するな!」/山里亮太、ドン滑りで坂井に激怒!

17日、東京・後楽園ホールにて「#大家帝国主催興行~マッスルメイツの2015~」がおこなわれた。対戦カードはメインイベントのHARASHIMA&大家健vs棚橋弘至&小松洋平のスペシャルタッグマッチ以外は未定のままスクリーンで発表される。さらに2日前のミーティングで出したマッスル坂井が「マッスルをおこなう背景と目的」をSWOT分析した「マッスルで自由になる方法」というパワーポイント資料も総合演出の鶴見亜門はボツにしてしまう。亜門はマッスルメンバーに決定的に足りないものについてなんとパワーポイントを使って説明。「彼らにはSWOT分析を通して自分たちの取り巻く外部環境と内部環境を把握させました」と言うと彼らがおこなっていたSWOT分析を使いだす。亜門「この分析から導き出された答えの中に、彼らにとってもっとも足りないもの、それは『愚直にがんばる』ということなんですよ。オマエら愚直に頑張っている?」坂井「愚直さは極力排除しようとしてました」亜門「だよなあ。そもそも愚直に頑張るってことは、こういったパワーポイントなんかに頼っていること自体が間違いなんじゃないだろうか。パワーポイントなんかに頼って効率的に試合のポイントを伝え、試合時間そのものを短くさせようという考え自体が間違いなんだよ。愚直じゃないの。もっとグチョグチョになれよ! というわけで本プレゼンの結論です。本大会では選手による煽りパワポを一切禁止とさせていただきます。今日オマエらが闘う相手は、俺が新たに集めた新生マッスル軍総勢6名。お前ら旧マッスル軍6名とシングル・タッグ含めて4試合くらいやって、休憩時間たっぷりとった上で、おまちかねのメインイベントってことでいいんじゃないかな」
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オープニングマッチは某外資系生命保険会社の上司と部下であるペドロ高石&趙雲子龍が保険の営業もプロレスも得意にしている「丸め込み」オンリーのルールで久保佑允&7代目Mr,マジックと対戦。2人を保険の勧誘を込みで丸め込もうとするが失敗。最後はマジックが木曽レフェリーを丸め込んでいる隙に久保が趙雲にバックブローからゴロースープレックス。さらに首固めで丸め込んで勝利した。した。
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第2試合はDDTのプ女子ブームを支える大石真翔&勝俣瞬馬と、かつて同棲していた男性人気しかない“ルームシェアーズ”男色ディーノ&アントーニオ本多。変則ルールの三本勝負は1本目の「パートナーとの絆を確かめ合うために、手をつないだ状態で試合をしなければならない、変則ルール」をKAT-TOOがまとめてミラクルエクスタシーで勝利。2本目は「パートナーとの絆を確かめ合うために、コーナーに控えたパートナーとタッチをしなければ試合権利が移動しない特別ルール」という通常のプロレスルール。女性人気が羨ましかったアントンはKAT-TOOにディーノを裏切るように言われるもスクリーンでディーノとアントンの仲睦まじい様子の回想が流されると、正気に戻ったアントンがKAT-T00にダイビング・ブレーンチョップ。大石にバイオニックエルボーを決めてカバーするが松井レフェリーが躊躇。するとスクリーンで松井レフェリーと大石の仲睦まじいい回想が流された直後、大石がアントンを丸め込むや松井レフェリーが高速カウント。
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第3試合は藤岡典一vs山里亮太の全日本手相撲選手権決勝戦。試合会場は後楽園ホールの地下にある手相撲部屋。スタンバイが促され、木曽レフェリーがアコーディオンカーテンをピシャリと締める。「のこった!」の声とともに両者の絶叫がアコーディオンカーテン越しから聞こえてくる。アコーディオンカーテンが開けられると腕相撲だった。藤岡が勝利しても場内は何とも言えない空気に。バックステージでは山里が「俺が一生懸命築いてきたもの、今日全部壊れちゃいましたよ! 大丈夫だからとずっと言われて今日来て、あんなに盛り上がったお客さん、宇宙みたいに静かになったじゃないですか! 俺のせいですか? 腕相撲で闘うだけで、会場盛り上がるからって言われて今日来て、腕相撲して、M-1でもあそこまで滑ってないですよ俺!? これどういう事なんですか。皆さんはスベりすぎて手が痙攣したことってありますか? 吉本興業、動かすからな。あれが松竹のやり方でしょ? ああやってね、府立の前に俺に向かい風吹かせてるんでしょ? 気付きゃ良かったな、府立の前だ。きったねぇ男だよ。坂井に会わせてくださいよ!」と怒り心頭だった。
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セミファイナルはマッスル坂井vs竹下幸之介のシングルマッチ。坂井はショルダーバックブリーカーを連発して動きを止めて、さらに重爆ドロップキックで攻勢に出る。エルボーの打ち合いで意地の張り合い。竹下が強烈な一発。そこからラリアットの打ち合いから竹下がネジ伏せるもカウント2。10分経過、竹下は串刺しビッグブーツ。坂井はカウンターのラリアットでやり返す。坂井はここでリーマンショック。これはカウント2。坂井はさらにリーマンショックを決める。これもカウント2で返される。「あと一回」コールの中、坂井は3回目の体勢。ここで『エトピリカ』が流れると坂井の回想へ。「俺の名前はマッスル坂井。プロレスラーだ。決まれば相手の体力を35%奪える垂直落下式リーマンショック。あと一回で俺の勝利はほぼ確定。プロレス、意外と向いているかもしれない。5年ぶりのマッスル、楽しかったなあ」スローモーションとなる中、これを切り返した竹下がローリング・ラリアットでなぎ倒し、ジャーマンの体勢に入ると回想へ。「僕は名前は竹下幸之介、プロレスラーだ。実は小学生の頃からマッスルを見ていて、ずっと不思議に思っていたことがある。それはスローモーションをしている間にお互いの体力が回復してしまうんじゃないかということ。これから100%MAXのジャーマン・スープレックスを決めます。坂井さん、今日5年ぶりのマッスル開催、おめでとうございました」直後に竹下がジャーマンでぶっこ抜いて勝負あり。
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試合後、坂井は「竹下、オマエに渡したいものがある」というと、藤岡が持ってきたのは2030年10月6日、マッスルハウス12のメインイベント出場権利証が入ったスーツケース。竹下「2030年10月6日、東京ドーム…」坂井「それコピペ間違いだけど、やるよ!」亜門「言っちゃった…」竹下「メイン、任されました!」坂井「DDTじゃないかもしれません!」亜門「竹下、DDTにいるよな!」竹下「もしそれがあっても2013年10月6日だけは空けておきます!」坂井「マジで?」竹下「マジで」坂井「引退して5年経って、竹下みたいな後輩ができて超嬉しいです。一言いいですか? あんだけすげえジャーマン食らって何しゃべっていいかわからないけど、なんで俺だってHARASHIMAさんのパートナーに手を挙げてもいいと思っていたけど、一度引退しているし金型だし…なんで遠慮してるのかなって。竹下も遠慮しちゃダメだよ。周りの仲間も大事だけど、俺、ずっとプロレス苦手だったけど、自分のペースでやったらお客さん絶対ついてきてくれるから。たまには遠慮するな! 周りの人間に合わせなくていいから、オマエの考える理想のレスラーになればいいと思う。今日ここでオマエとシングルができてよかったです。全部受けてくれて、楽しかった。ありがとう! DDTは俺、超好きだし、いい団体です。このあと、大事な仲間が絶対に負けちゃいけない闘いに臨みます。DDTとあっちの団体は緊張状態にあって、正直よくこのあとの試合がおこなわれると思っているし、煽りVもないです。ゴングが鳴ったらどうなるかわからないです。だから皆さん、これから入ってくるHARASHIMA先輩と大家にこれ以上ない声援を送ってください!」
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メインイベントはHARASHIMA&大家健vs棚橋弘至&小松洋平のスペシャルタッグマッチ。大家、HARASHIMAは個別入場で大声援。棚橋には新日本ファンからの歓声とDDTファンからのブーイングが交錯。場内はゴング前から「DDT」コール。一部客席から起こる「新日本」コールにブーイングも起こる。棚橋が向かっていくもその先は大家。すると小松がHARASHIMAにエルボーをブチ込んで試合スタート。棚橋が場外に出した大家を痛めつけると、リング内ではHARASHIMAが小松にストンピング連打から踏みつけてコーナーの棚橋を睨み付ける。大家が出てくると小松は棚橋とスイッチ。棚橋がリングインすると歓声とブーイングが飛ぶ。大家のチョップ連打に棚橋は張り手でお返し。大家が崩れ落ちる。大家が起き上がってエルボー連打。棚橋は張り手一発で返してダウンさせる。小松に替わるとストンピング。場内は大「オオカ」コール。小松はレッグロック。棚橋は松井レフェリーの注意を引いて大家にストンピングを浴びせる。棚橋と小松はダブルのバックエルボー。棚橋はコーナーのHARASHIMAをドロップキックで場外に落とすと客席へと投げてストンピング。リング内では小松がキャメルクラッチから首4の字。棚橋とスイッチして5分経過。コーナーで棚橋が踏みつけ、エアギターを披露して場内ブーイング。棚橋は逆エビ固め。小松がコーナーのHARASHIMAを落とす。大家も耐えに耐えてロープエスケープ。小松が出てくるとブレーンバスターの体勢。大家が投げ切ってHARASHIMAとのタッチを求めるが、棚橋が阻止。小松のボディープレスから棚橋が出てきて串刺しエルボーへ。これを大家がかわしてショルダーブロックからカミカゼ。大家はようやくHARASHIMAとタッチ。HARASHIMAは棚橋にフロントハイキック。小松にもブチ込んで蹴散らすと、棚橋にミドルキック連打で倒す。これはカウント2。串刺しフロントハイキックからコーナーに乗せると雪崩式ブレーンバスター狙い。棚橋が拒否して逆に場外へ投げようとする。HARASHIMAを顔面から叩きつける棚橋。すると大家が棚橋に動きを止めてHARASHIMAが蹴り上げて雪崩式ブレーンバスター。棚橋もドラゴンスクリューでやり返していく。両者でエルボーの打ち合い。さらに額をつけて睨みあう。HARASHIMAのグーパンチに棚橋は張り手。HARASHIMAがカウンターのジャンピング・ハイを見舞ってダブルダウン。大家がタッチをかわすとコーナーの小松を落として棚橋に炎のスピア狙い。棚橋が低空ドロップキックで迎撃してドラゴンスクリューからテキサス・クローバー・ホールド。場内は大「オオカ」コール。大家は自力でエスケープ。小松が出てくると串刺しエルボーからスープレックス。コーナーのHARASHIMAを落とすと棚橋が大家を羽交い絞め。しかし、コーナーダイブを大家が回避してHARASHIMAとスイッチ。小松はHARASHIMAにファルコンアロー。これは大家がカット。小松はHARASHIMAのバックを取る。HARASHIMAがソバットからハイキック。蒼魔刀狙いを小松が切り返して逆エビ固め。さらに逆片エビからSTFへと移行。これは大家が頭突きでカット。大家は棚橋と小松にダブルのスピア。さらに棚橋に炎のスピアを見舞って蹴散らす。HARASHIMAは小松にフロントハイキックからハイキック、リバース・フランケンから蒼魔刀を決めて勝負を決めた。
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試合後、棚橋はHARASHIMAと睨みあうとリングを降りて小松を介抱。すると本部席まで来て坂井を呼び寄せる。坂井を席に付かせた棚橋は「試合が終わった直後ですが、プレゼンテーションを始めたいと思います」とまさかの終わりパワポをスタート。場内は大歓声と「タナハシ」コール。「プロレス界をもっと盛り上げる方法」として棚橋の自己紹介から入り、自身のプロレスラーとしての強味は「新日本道場で鍛え抜いた肉体。そしてこちらハイフライフロー。この技は当たれば大ダメージ、避けられれば大ピンチ」(発注ミスでササダンゴがハイフライフローを棚橋に決めてる絵)。「こうしてプレゼンテーションをする流れになったのは技をかけているほうからの依頼です。このプレゼンまでのオファーまでの流れ。8月両国の僕の発言を受けてDDTと新日本は極度の緊張状態にあります。なのでこれは無理でしたが、所属している松竹芸能とマセキ芸能は友好的な関係になっています。何か別の仕事だと受けてしまいました。そしてテーマです。プロレス界をもっと盛り上げる方法! 僕がファン時代もっとも盛り上がった試合、10・9東京ドーム、武藤vs高田。こちらの試合はとても特殊なシチュエーションで団体のトップ同士の直接対決。そして8月の両国も形は違えど新日本とDDTのエース対決でした。ただ、僕は試合後、花道を引き揚げながらふと思いました。20年前、大学1年の自分が感じた興奮と熱狂を上回ることはできただろうか。できませんでした。これは本当に悔しい気持ちがあふれてきて、そのあとの試合のコメント、思わず感情をぶちまけてしまいました。それはDDTのエース、HARASHIMAさんに向けた言葉ではなく、俺の一人よがりでした。HARASHIMAさん、ゴメン。これからもDDTのエースの道を突き進んでください。なぜこういう発言が出たか。もっともっとプロレス界全体を盛り上げていきたい。そして考えました。棚橋弘至、来年の計画! ①2016年1月、東京ドームでIWGPヘビー級を奪取! ②2016年8月、G1 CLIMAX二連覇達成! ③2016年9月、DDT総選挙出馬! ④2016年11月、ユニット主催興行開催! まあまだあと1年あるんで何かしら考えます。(場内『タナハシ、最高』コール)そして長くなりましたが、本研究のまとめ。ここにいるすべてのみなさーん! 愛してまーす! 以上、棚橋弘至でした。ありがとうございました!」場内は大「タナハシ」コール。棚橋はエプロンに上げるとHARASHIMAと拳を突き合わせ、大家とは額をあわせて引き揚げた。
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HARASHIMA「とりあえず今の気持ち、混乱してますよ。こういう場を作ってくれたディーノ、坂井クン、本当にありがとう。あと急な要請にもかかわらず許可を出してくれた新日本プロレス、棚橋選手、小松選手、本当にありがとうございます。ちょっと混乱してますけど、棚橋選手…大丈夫なのかな。でも、みんなが今笑顔にいる空間がこのリングから、このプロレスから生まれたからいいんじゃないかと勝手に思っていますよ」大家「サカイー! 俺はオマエに対して悔しい気持ちでいっぱいだよ! でもね、悔しかった気持ちもみんな一緒だろ! そして今日勝った嬉しかった気持ちも一緒だ! そうだよね! HARASHIMAさん、締めてください!」HARASHIMA「プロレスの試合はいろんなことがあります。僕は今日の帰り、明日朝起きて、これが数年後でもいいから、あの日プロレスを見てよかったと思える試合をこれからもしていきたいと思います。こうやって試合をしていけば、今のプロレス人気がもっともっともっともっと上がって、メジャースポーツ、そういうとてつもなくすごい存在にまたなると思います。僕はみんなが笑顔になれるプロレスをしていきたいです。これからもー! 大好きなプロレス、やってやるさー!(観客『なんで~!?』)笑顔に変えるプロレス、目指してやるさー! (観客『なんで~!?』)そして次のマッスルも、2030年もちゃっかり出てやるさー!(観客『なんで~!?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」
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【試合後のコメント】
竹下 僕個人としては、マッスル、僕がサムライTVをとりはじめた頃に、マッスルが始まったんですよね2004年なんで。その頃一番サムライTVで面白かったテレビ番組は、マッスルでした…って、坂井さんに言うように言われました。実際の所はインディーのお仕事です。えーっとですね、でも、ほんとにでも坂井さん…は、いつも気にかけてくださって、あの、非情にこうマッスル、DDTとマッスルっていうのは切っても切れないものだと思います。そこにやっぱり自分がこうして、全然僕はその試合が次のマッスルハウス11のメインに上がる権利書がかかってる試合だとはほんとに思わなかったんですけど、ああいう風に坂井さんに勝って、あの権利書を手に入れたということはね、自分はすごく誇りに思っています。僕はDDT大好きなんで、でも、これ最後のメインで感じた事もありますし、プロレスをもっとメジャーにしたいというのは、これはたかがキャリア3年の自分ですけど、それは自分も強く思ってる事なんで。それは自分も、愚直に一生懸命頑張って、プロレスをメジャーにできるように頑張ります。
――坂井選手から遠慮するなと言われた事に関しては?
竹下 うん、そうっすね、やっぱり、坂井さんはよくわかってるんで、プロレスラーの事とか、DDTのレスラーの事。なんかこう、説教されたわけじゃないですけど、こう、今実際考えさせられてますねその言葉に。
――15年後海外の某団体の話も出ましたが、海外に行く可能性ももしかしたらあるかも?
竹下 やっぱり、僕はプロレスが大好きなんで、夢は、あります。でも、仮にサインする時があれば、その時の条件に、2030年、10月6日は、何があっても外せないという形でサインしたいと思います。
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棚橋 あのね、HARASHIMA選手は、HARASHIMAさんはでいいか。HARASHIMAさんが8月から今日まで、モヤモヤしていたように、俺も、モヤモヤしてましたよ。今日ここにね、机が無くて良かったですよ。机が無くて。ただ、そうなんすよ、団体の、対抗戦っていう今日ね、シチュエーションができて、悔しいけど、ファンのボルテージ、DDTのファンの皆さんの笑顔、新日本のファンのね、皆さんにはほんと悔しい思いさせたけど、これから、また頑張ることでしっかりとお返ししていきますから。今日は、ほんとに、なんだろう、次に向けて、いいスタートというか、これ以上は聞かないで! あんまり、言うと、超でっかいブーメランになって返ってくるから。
――小松選手がパートナーとして抜擢されましたが期待通りの動きをしてくれたのではないかと思いますが?
棚橋 ほんとに、意思の疎通というか、新日本プロレスのヤングライオンは末恐ろしいですよ。ほんとにね、小松は、俺以上のスターになるから。その時は、またDDTに呼んであげてくださいよ。それが、俺はもうほんと小松をスターにしますから。今日はありがとうございました。で、そうなんすよね、DDTの選手は、DDTのファンを、皆笑顔にしてるっていうね、この事実、ほんと動かせないけど、俺は新日本プロレスのエースとして、絶対自分が正しいという姿勢は、最後貫いていくっていうのは、ここで言っておきます。ありがとうございました。
20151117 (44)
ディーノ おつかれさまでした。
坂井 おつかれさまでした。(大家を見て)どういう空気ですか?
大家 おかしいだろう、坂井! おかしくねぇか、コレ!ねぇ、#大家帝国っていうんですよね? このユニット名は?#大家帝国主催興行なのに、大家健が知らない事があっていいんですか?
坂井 試合、超よかったです。
大家 そういうことじゃないだろう!
ディーノ 人間の最盛期を目の当たりにしました。
坂井(大家という)人間の全盛期に立ち会えて本当によかった。
ディーノ ここから落ちていく一方だからな。「そんな事ねぇだろ!」だろう?
坂井 今日の大家健の雄姿を目に焼き付けて帰ろう。おつかれさま!
ディーノ おつかれさま!
大家 話が伝わっていないっておかしいだろう!
ディーノ 何が不満なの?
大家 だから、なんで言わないの? おかしいでしょ!
坂井 だって、知ってたらクビになるかもしれないじゃないですか、君たちが。
大家 かっこいい。
ディーノ でもあれたぶん本当で(棚橋が)パワポ(をやる)っていうのは直メールしたんですよね?
坂井 でも誰も、本当に新日本とDDTはガチガチな緊張状態で、メインのVTRのコメントを頼むのもちょっと正直…。お互いちょっととてもお願いできる状況じゃなくて。これで試合が終わって、それで当然選手同士はわかり合えても、もっとなんか…そうなのかなって思いまして。俺、まぁこんな事言うのも変な話だけど、棚橋さんの連絡先を知ってまして。こんなのやったら絶対ルール違反だってわかってるんですよ。業界の。でも俺は棚橋さんにメールしたんです。会って話がしたいですって。会って話して、お互い最高のかたちで終わらせたい。最高のかたちを見せたい。そこでいろんな話を棚橋さんとして、その気持ちを試合が終わった後にプレゼンしてみませんかって言ったんです。したら「面白そうですね」って言ってくれて。会社に通すとダメって言われるけど、俺がやりたいんで。俺も棚橋さんも誰にも言わないで一緒にあの資料を作りました。だからこの後、実際に会社がどういう風な(対応をするか)。まぁわからないけれど、俺は間違っていないというか。ああいう風なことを、思ってる事をやれるリングでDDTはなきゃいけないと思ってるんで。ちょっとみんなはビックリしたかもしれないですけど。やってしまいました。ちょっと今の俺に言える事はこれだけです。すいません。
ディーノ (大家に)…みたいですよ。
大家 俺は本当に言ってくれなかったのが悔しいだけで。
ディーノ ちっちぇな、お前!
大家 ちっちゃいに決まってるだろうが! もともとちっちゃい人間だろうが!
ディーノ マッスルの時にも全部、大家さんに話していましたかって話ですよ。
大家 確かにな。
ディーノ 変わんねぇんだよ。
大家 変わんねぇんだな。こういうのがないとマッスルじゃないんだろうな!
ディーノ そんなこと言うな。
大家 すいません。
坂井 特殊なシチュエーション。
ディーノ こんな感じですよ。これが38歳の切り取った瞬間なわけですよ。
(HARASHIMAも登場する)
坂井 おつかれさまでした!
ディーノ あの…わたしも知らなかったんですよ。
HARASHIMA あぁ。まずはこういう場を作ってくれた皆さんに感謝だし、そうなんだけれど、あんな事までしてビックリしましたよ、坂井クン。…でも棚橋さんが、僕はリング上で試合をして、試合の中で気持ちは通じたと思っているんで。どういうかたちであれ、試合をやる事で僕は感じるものはあったんですけど、見に来てくれたお客さんに更にわかりやすく説明してくれるのは、やっぱりそこはすごいです。わざわざ説明してくれるなんて。
坂井 すごく(棚橋さんは)HARASHIMAさんに対して(何かを)言いたい気持ちはあっただろうし、棚橋さんもリングの上でシェイクハンド。棚橋さんのスタイルもあるだろうし。
HARASHIMA まぁ、しない…。
坂井 ああいうかたちで俺たちの世界観に乗ってくれたっていうのかな、その上で自分の言いたいこと、やりたいこと。HARASHIMAさんに伝えなくてはいけないこと、お客さんに伝えたいことっていうのを言える方法としてこのやり方に賛同してくれたっていうのがすごくうれしくて。これが出来るんだったら俺はもう、どうなっても構わないという気持ちで。それくらいの気持ちでやっていました。
HARASHIMA 僕としては棚橋選手があんなに素直に面と向かって謝ってくれるなんて思っていなかったんで。そこにビックリだし、やっぱりプロレスを、上を目指して楽しい方向にしていこうという、同じ気持ちを持っているんだなって感じられてよかったです。僕はちょっと一連の発言の後に新日本だけ良ければいいのかなって結構ガッガリした見方をしてしまったんで、彼に対して。そうじゃなく、彼もこっちの世界観に踏み込んでくるし、プロレス界、業界を盛り上げていこうって同じ方向を目指しているってわかってよかったですね。うれしかったです。

――モヤモヤという意味ではスッキリした感じですか?
HARASHIMA そうですね。あんだけ面と向かって謝られたら。スッキリしました。
――これまで聞いたことのないようなHARASHIMAコールで、ファンの期待もすごく感じたんじゃないかと思いますが?
HARASHIMA そうですね。うれしかったですね、みんなが同じ気持ちでいてくれたことがうれしかったです。非常に心強かったです。
――坂井選手は久々にマッスルでの興行をやってみていかがでしたか?
坂井 やっぱマッスルはこうだっていうのはないんだけど、DDTだからとかマッスルだからというのはないんですけど、マッスルでしかできないこと、マッスルがやらなくちゃいけないことというのを考えて、今回はいろいろ全体の構成とかマッチメークとか。すげえしんどかったですよ。しんどかったけど、やんなきゃいけないと思ったんで。自分たちは絶対やんなきゃいけないと思ったんで。それはもう楽しかったって言っていいのかわかんないけど、楽しかったです。棚橋選手、すごいなって。そのひとこと。みんなもそうだと思うけど、DDTのみんなは棚橋選手に最大限のリスペクトの気持ちです。これはマジです。で、すごいなって思いました。
HARASHIMA すごいね。だってあんな事やって(新日本から)怒られちゃったらね。それでもお客さんにわかりやすく説明してくれて。来てくれたお客さんを満足させるっていう気持ちをすごく持ってる方なんだなって改めて感じました。

――ちなみにHARASHIMA選手は他団体でも実力を見せるという事については、そこまでは興味ないというスタンスですが。
HARASHIMA まぁそうですね。出てみるのもいいかなと。機会があれば。やっぱりそれもタイミングだと思うんで。視野は広がりましたね。
――2030年のマッスルに向けては?
坂井 しばらくボケっとしていてもいいですか?
HARASHIMA スケジュールは空けておくから。
坂井 わかりました(苦笑)。今回は本当に逃げ切れて…、あ、逃げ切れたじゃないや。ありがとうございました!

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