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リポート&コラム

【9・30リポート②】澤田引退ロード開始。ウラシマクドウ白星

第3試合は男色ディーノvs大石真翔のシングルマッチ。試合前のスキットでは亜門GMが大石に「松井レフェリーはゲイや下ネタが嫌いなので、オマエらがハッテン行為に発展すると試合を止めてしまうだろ。松井レフェリーはサブレフェリーにしたから、メインの木曽レフェリーを失神させないようにしてよ」と注意。大石は「木曽レフェリーを失神させたりしません!」と誓ったが、試合ではディーノのリップロックの誤爆を食らってしまった木曽レフェリーがやっぱり失神。ディーノは男色ドライバーを決めた大石にリング下から出した掛け布団を覆い被せると、さっそく布団の中にもぐりこむ。するとスクリーンではこの事態を受けてバックステージからリングに向かう松井レフェリーの姿が映し出される。亜門GMが立ちはだかるとヘッドロックで組みつく。しかし、松井レフェリーと亜門GMが見つめ合い、そのまま熱い口づけをかわし、スクリーンは途切れた。その間に蘇生した木曽レフェリーが布団をめくろうとするも、とても場内のみなさんに見せられるような状況ではなかったため、ノーコンテストに。

第4試合はPSJ引退ロード第1戦。試合前のスキットでは「蛇イアントじゃなくて、石川修司で出せばいいのに……」と漏らす石川の姿が。「肩が痛い」を気にしていると、石川の前に現われたのは心療治療の先生。先生は石川に「俺は強い!」を石川に連呼させつつ、いつの間にやら「俺は蛇イアント!」という暗示に変えて洗脳に成功。ポイズン澤田JULIEは蛇イアントとともに入場し、高木三四郎&MIKAMI組に襲い掛かった。PSJは石川とともにMIKAMIへダブルチョップを放ち「蛇イ~ン!」とポーズ。PSJは足4の字を決めてガラガラポーズ。場内からマラカスの音が響き渡る。高木とMIKAMIに呪文を決めて動きを止めると、蛇イアントが高木に串刺しラリアットやバックドロップで続いた。PSJはMIKAMIのミッキーブーメランも呪文で止めてモアイ・オブ・イースターへ。コーナーに登るとMIKAMIが追ってきてエルボーの打ち合い。「恭平ッ!」(PSJ)「篤男ッ!」(MIKAMI)と叫んでラリーを繰り広げ、これを制したPSJが雪崩式ブレーンバスターでぶん投げた。カットに入った高木が蛇イアントを蹴散らして、PSJに三四郎スタナー2000。MIKAMIがスワンダイブ式スク~ルボ~イで丸め込んで勝利した。試合後、高木は「アンタは間違いなく、日本のプロレス界にファンタジーを導入した立役者だよ! プロレスの歴史にポイズン澤田JULIEがいたことを忘れないでください」とファンに訴えると「あと2試合、ポイズン澤田JULIEがいたこと、蛇界転生があったことをこのリングでみんなに見せてくれ!」とPSJに呼びかけた。PSJは「高木、こんなことを言うのは悔しいが、オマエが俺を拾ってくれなければ、ここにいない。プロレスラーもやっていない。蛇界もやっていなかっただろう。ここに感謝する。そして、オマエも恭平ちゃんも、蛇界をここまでにしてくれたと思っているよ。そしてDDTも作ってきたよな。両国、武道館と俺はそれこそファンタジーを見てきた。オマエたちがいなければ、それは不可能だったことだ。それはファンタジーをここまで引っ張ってきたからだ! DDTはまだまだファンタジーが必要だろう。しかし、もう俺みたいなレスラーはもういねえぞ。それを腹の中にため込んで、DDTをもっともっと大きくしてくれ! 高木、MIKAMI、今日はありがとうよ!」と感謝の言葉を述べて、高木と握手をかわした。

PSJ「高木、MIKAMIとの試合はこれで終わりだったのに負けてしまった。悔しいな。でもな、俺はもう悔いはないんだよ。ファンタジーでずっと生きてきたからよ。ファンタジーは必要だと思うんだ。でもな、こんなファンタジーはDDTにいらない。また新たなファンタジーが現われて、DDTを支えていけばいいと思うんでね。24年間、プロレスをやってきて、DDTでよかったです。インディーの中でも、ここまできたインディーはないから。それで蛇界転生、ポイズン澤田JULIEを刻みつけた。レスラー冥利に尽きます。(残り2戦だが?)あと2戦も、俺らしい蛇界らしい試合がしたい。これじゃないと、俺じゃない。最後にDDT、プロレス、あと2戦あるけど、ありがとう」

第5試合はケニー・オメガvs竹下幸之介のシングルマッチ。序盤からケニーが竹下を翻弄。カナディアン・バックブリーカーや場外でプランチャをキャッチして場外マットへのカナディアンロッキーバスターを決めてみせる。キャメルクラッチに耐えて、滞空式ブレーンバスターでもフォールを許さない竹下はケニーの逆水平に「来いや!」と負けん気の強さを発揮し、ケニーをコーナーにぶつけてジャベリンキックを突き刺す。ケニーのドラゴン・スープレックス狙いをかわしてタッチダウンで攻勢に出た。ケニーは竹下のダイビング・ボディープレスをかわすと、コーナーターンバックルへのパワーボムを放ち、ラリアット、ドラゴン・スープレックスと畳み掛ける。竹下も打点の高いドロップキックから丸め込み、トラースキックで反撃に出るも、雪崩式AOI SHODOで動きを止められてしまうと、波動拳からクロイツ・ラスにつながれて万事休す。

ケニー「(竹下について)あまりキャリアがないなんて知らなかった。まだ若いし、試合中にビックリした。いつかすごい選手、怖い選手になると思う。でも今の試合はウォームアップにすぎないし、本当のチャレンジはこれからです。(10・8後楽園では世界ジュニアに挑戦するが?)武道館でいい試合ができてうれしかったけど、負けて悔しい。心も負けてしまった。だから、ハートのある選手、スピリットのある選手と闘いたい。大和さんはそういう選手だと思う。ベルトはほしいけど、もっと大事なポイントは心とスピリットがほしいこと。KO-Dもほしいし、絶対に勝つ」

竹下「試合が終わって一番言いたいことは、もっともっとプロレスがしたい。学校の事情とか部活動の事情とかで、多くて月イチでしか試合ができていない。そういう状況に悩んでいることもあって、今日はケニーさんとのシングルマッチでそういう気持ちを身勝手ですけどぶつけさせてもらいました。でも場数も踏めてないから経験が足りないし、力がまったく及ばなかったです。(気持ちをぶつけても吹っ切れなかった?)そんなことはないですけど、自分の中で抱えている問題があって、試合が終わっても、次もしかしたら、陸上の試合とプロレスの試合がかぶってしまって、間に挟まれて悩むことになる。あと1年半、高校生活が残っているので、そういう部分と向き合っていかないとダメですね。(学業とプロレスの両立に悩んでいる?)プロレスファンのみなさんも陸上のことを応援していただいていると思いますし、高校生レスラーとして知られてきていると思うので、1年半、両立させたい。でも、大阪府立の時もそうでしたけど、陸上の試合とかぶってしまうと、どっちつかずになってしまう。だから試合のオファーをもらった時は、全力をぶつけていこうと思います」

セミファイナルはHARASHIMA&KUDO&ヤス・ウラノvs石井慧介&高尾蒼馬&入江茂弘の6人タッグマッチ。石井がマイクを取って「オイっす! 俺たちはDDTの……」と話そうとしたところで、HARASHIMA組が襲い掛かって試合スタート。中盤まで一進一退の攻防。HARASHIMAが石井にファルコンアローを決めて、替わったヤスも低空ドロップキックを放つ。しかし、石井は高尾のアシストからランニング・ニーアタックをブチ込むと、入江がフライング・ソーセージをヤスに投下。石井も続けてヤスにジャーマン・スープレックスを決める。これをカットに入ったHARASHIMAは入江をリバース・フランケンシュタイナーで排除。そのHARASHIMAに高尾がトラースキックで襲い掛かる。するとKUDOが高尾にダイビング・ダブルニーアタックを放ち、今度はKUDOへ石井がカンガルーキックを決めて蹴散らす。石井はダウンするヤスを抱え起こし、高角度ダブルアーム・フェースバスターを狙うが、ここでヤスがジャックナイフ式エビ固めに切り返し、3カウント。納得いかないドリフの面々だったが、松井レフェリーは「3つ入った」と突っぱねた。試合後、HARASHIMAは「ドリフのみんな、詰めが甘いよ。最初の『オイっす!』からすべてが甘いんだよ!」とダメ出し。HARASHIMAが「新ユニットを発表します」と告げると、KUDOは「ウラノの“ウラ”、HARASHIMAの“シマ”、KUDOの“クドウ”で“ウラシマクドウ”です」とアナウンス。HARASHIMAは観客に「KUDOがマンションを買って35年ローン、長い道のりだよ。浦島太郎だって、竜宮城であっという間に時を過ごした。ほら、納得してきただろう」と説明。「一戦であっという間に35年じゃなくて、俺らは玉手箱なんて開けないで闘い続ける。ドリフなんかに負けないさ~。(中略)なんでかって!? それは鍛えているからだー!」(HARASHIMA)

HARASHIMA「チームドリフ、今しかないと言っておきながら、詰めが甘いよ。やることすべてが甘い。もっと楽しませてくれないと」KUDO「勢いがあるのは認めるけど、勝敗に関しては譲らないから。これからも勝ち続けます」HARASHIMA「俺たちの新ユニットの名前はウラシマクドウ」KUDO「俺ら、プロレス界で楽しいことをいっぱいして、甘い汁をいっぱい吸ったら35年経っているという」HARASHIMA「35年はDDTのトップに居続けるよ」KUDO「そういうことです」

石井「ヤス・ウラノ、シングルを組め!」高尾「誰とでもやってやるよ!」入江「時は来た。それだけだ」石井「ダメだ、こりゃ」