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リポート&コラム

【11・25リポート③】PSJ、24年間のプロレス生活に終止符

メインイベントは『ポイズン澤田JULIE引退試合』、PSJ&多咬刺&JARASHIMAvs妻木洋夫&遠藤哲哉&竹下幸之介の6人タッグマッチ。PSJは多咬刺&JARASHIMAのほか、ドクロハブ影、蛇影、ナオミ・スーザンを引き連れ入場。リングで蛇界ダンスを踊った後、相手を急襲する。遠藤へPSJが蛇影とともに蛇イ~ンポーズからエルボードロップを投下し多咬刺にタッチ。遠藤も竹下にタッチ。多咬刺はリング下に隠れてしまう。リングから下を覗き込む竹下の背後から忍び寄った多咬刺が足に噛み付こうとするも、これは竹下が必死にエルボーを背中に叩き込み拒否。多咬刺はガットショットから首投げ。竹下の肩にコブラクローを決めてJARASHIMAにタッチ。JARASHIMAは竹下のキックをキャッチし、ドラゴンスクリューをフェイントに股間攻撃。さらに竹下の後頭部へギロチンドロップからPSJにタッチ。PSJはランニングニーからその場飛びセントーン。妻木&竹下&遠藤は3人同時にそれぞれコーナーに上る。そこへPSJは呪文をかけ、遠藤と妻木を落とすも竹下には効かない。竹下がジャベリンキックをPSJに叩きこむ。そこへ呪文の効果が切れた遠藤がダイビング・ボディープレスを投下するも、PSJが毒霧。カバーしたが竹下にカットされる。竹下がコーナーに上るも、蛇影が足を掴んで動きを止め、PSJが正面からコーナーに登って雪崩式ブレーンバスター。そしてキャトルミューティレーションを狙うもこれは遠藤と妻木がカット。走り込んだ竹下へPSJは呪文。これで動きの止まった竹下にPSJはモアイ・オブ・イースター。カバーにいくも妻木と遠藤がカット。PSJは竹下とチョップ合戦。PSJが走りこむも竹下がカットし、そこへ出てきた妻木がエクスプロイダー、遠藤がムーンサルト・プレス、そして竹下がタッチダウンを狙うも、澤田はこれをカットし呪文で対抗しようとしたが、それが効かずに竹下がタッチダウンを決めてフォールを奪った。

試合が終わるとポイズン澤田JULIE引退セレモニーへ。DDT所属選手、レギュラー参戦選手から花束が次々送られる。そして週刊プロレス誌の佐藤正行編集長から記念パネルが贈呈された。続いてディック東郷こと佐藤茂樹さん、橋本友彦、松崎和彦、ミスター雁之助、小笠原和彦、ザ・コブラ、田中秀和リングアナウンサー、後藤達俊、鶴見五郎らがリングへ。鶴見は「澤田選手、ユニオンからずっとだけどね、立派な引退式やってもらってよかったね。引退するって言っても俺できねーよ。俺も引退のあれやってもらおうかな(苦笑)。国際も今後なんかやろうとしてるんで。おめでとね!」とマイク。またVTRで中西学から「この度は引退ということでなんと言ったらいいんでしょうか? 一度試合組んでもらいましてタッグを組んだんですが、それきりで僕としては残念なんですけど、まああの、違う世界に行かれるか、またこの世界に残られて関係の仕事されるかわからないんですけどこれからもがんばっていってください。何かありましたらよろしくお願いします。お疲れ様でした」、蝶野正洋から「澤田選手、ご苦労様でした。長い間身体を酷使しながら後輩たちのためにがんばったと思います。以前闘ったこれ(呪文)は二度とかからないと。ポイズン選手のなんだっけ呪文? 呪文にかかって最後、ポイズン選手と一緒にリングから上に向かっていくのかな? 長い人生、同級生ということで、長い間プロレス、ご苦労様でした。もしかしたらプロデュース業だったりで携わっていくかもしれないですけど、一緒にプロレス界を盛り上げていきましょう。まだまだ引退は早いからな。ガッデム! アイアム・チョーノ!」とのメッセージが送られた。さらに、今まで蛇人間になったメンバーが登場。菊タロー、山本雅俊、蛇影、猪熊裕介、ナオミ・スーザンがそれぞれリングへ。そしてHARASHIMA、KUDOからパネルと記念品が送られた。最後に高木とMIKAMIが花束を渡し、リングにはPSJが残る。PSJは「みなさん、今日私、ポイズン澤田JULIEは引退をします。24年間のプロレス人生でしたが、私は本当に幸せでした。ここ、DDTプロレスで、いい仲間と、いいファンの皆様に囲まれながら、こうして引退できること、本当に幸せです。もうほんとに、余計なことは言いたくありません。この幸せな気分のまま、最期にこの俺の! 呪文を! 俺を忘れないように! オマエ達にかけてやるぜ! そして! 俺達の仲間! GENTAROにも、回復と復活の呪文をかけたいと思います! みんな行くぜ! 準備はいいか! イヤーッ!!」と呪文をかけると、会場にはマラカスの音が鳴り響く。場内が暗転し、10カウントゴングが鳴らされ、新藤リングアナの「赤コーナー、蛇界転生、ウェート無限大、ポイズン澤田JULIE!」のコールの中、多くの紙テープが投げ込まれる。PSJがリングを後にすると、スクリーンに現れたPSJが「長い間世話になったな。人間界も楽しかったぞ。我がプロレス人生一辺も悔いなし!」と叫び、蛇界へと帰っていった。

PSJ 24年のプロレス人生が、ここで終わりました。でも、最後に、こうやって、引退式やってもらって、俺は幸せ者です。蛇界のみんなも今日来てくれて本当にうれしかった。もう本当に悔いはない。DDTは小さい所からやってきたけど、ジオポリスでの高木三四郎社長の言葉が本当に耳に残っていて、この団体を大きくしてやると。本当に叫んでたよ。それが本当に後楽園を毎月できるようになり、両国を3度もやり、武道館に進出。本当に大きくなった。それをずっと見てこれて、そして若手の成長、HARASHIMAやKUDOや、ディーノ、もうみんな、大きくなったよ。俺は忘れないよ。あの瞬間とか、あの場面を。だからね、俺はもう、必要ねえんだ。蛇界は、古いファンタジーなんだよ。これからはDDT、どんどん新しいファンタジーを作っていって、もっともっと、スケールアップしてほしい。俺を超えるような、俺ははっきり言ってできねえと思ってる。だけど、ここでできないにしちゃうと、この先ないんだよ。だから俺を超えるような、ディーノがそこにいるけど、ディーノ! 本当に、本当やってくれよ。見てるからよ、な。
ディーノ (PSJの前に立ち、肩に手を置いて)もうね、アンタなんか、いらないのよ! DDTは!
PSJ おう、そうだ。
ディーノ アンタをここに置いて、先に行きます(とPSJの前から立ち去る)。
PSJ よし。それでこそ俺のライバルだよ。ライバルだと認めた男だ。アイツの言うとおり、俺はここにいちゃいけねぇ。もうな、足手まといにはなりたくねえんだ。試合のできねえヤツは辞めりゃいいんだよ。俺はそう思ってるんだよ。だからな、これからのDDTはドームを含め、どんどん進出するよ。今度は世界か? 何年後に世界だ!? 10年後に世界か?本当に行ってくれ! そうじゃねえと、俺がここにいた意味がない。ファンタジーをやってきた意味がないんだよ。あんなにさ、あんなに惜しんで俺の仲間が来てくれた。それに答えられるんだよ、DDTは。それだけだよ、本当に。あとは恭平! オマエ、もっとできるはずだよ! あんなもんに負けちゃいけねーよ! な? 次のチャンピオンはオマエだよ。次はオマエが取れ。絶対取れよ。それが俺からのメッセージだ。まだまだできる。な、恭平。でも本当に、俺は幸せもんでした。沢山のファン、沢山の仲間、世話になった人達、沢山の人に俺はお礼を言わなきゃいけません。それは本当に、一人の人間として、澤田篤男として、ありがとうございました。蛇界転生はここに消えるけど、もっともっと、ファンタジーがプロレス界をおもしろく、激しくしてくれたらいいと思う。以上です……悔いはない………リングの上がすべてだからさ、やり尽くしたよ。あの若い3人に任せて確信したわ。あの3人を、ドンドンドンドンDDTは育てて、これから世界に羽ばたいていってほしい。それだけです。

遠藤 まず澤田さんがこの3人を選んだっていうのは、その今まで澤田さんが築いてきたものを、続けていって欲しいんじゃなくてぶち壊して新しいDDTを作るっていうのを期待して多分選んだと思うんですよ。なので僕達は、その期待に答えるだけですね。もう迷わずいきます。DDTを大きくするだけです。
竹下 僕は、デビューして一番キャリアが短いですけど、澤田さんを、自分はちっちゃい時からずっと見てて、DDTに入られたことから拝見させていただいてまして、正直、呪文も、かかって、かかってる自分がちょっとうれしいというか、表現おかしいかもしれないですけどちっちゃい時から見てる世界に今日は澤田さんの、ポイズン澤田JULIEの世界に今日は入れたことが嬉しかったです。
妻木 自分はこの中では一番キャリアが上ですけど、所属が違うというのもあって今回最初で最後の澤田さんとの試合でした。ほんとに最後の最後で昭和のレスラーを体感することができて、ほんとに感無量です。呪文もかからないってずっと思ってたけど、かかっちゃいました。本当にありがとうございました。
――澤田さんから今後は若いみんなでDDTを新しい世界に連れていって欲しいというメッセージがあったが。
遠藤 とりあえずは来年の両国。そして5年後ですよね? 東京ドーム。もうあんな武道館の1万人の前で言ったんで、もうこれは実現させるしかないなっていう感じです。とりあえずは5年後を見据えて、そっから先はまた考えてやっていきたいと思います。
竹下 澤田さんに、引退試合の相手に選んでいただいて、今日僕が3カウントを澤田さんから取って、まだ僕達の役目は終わってないと思います。やっぱり来年の両国、5年後のドームのメインに立って、自分たちが勝ってその姿を澤田さんに見せれたら、初めてこの今日の役割が終わるんじゃないかなと自分は思っています。
妻木 今日の試合で澤田さんからしっかりバトンを受け取ったんで、澤田さんの期待に答えられるようにドンドンドンドンDDTを大きくしてがんばりたいと思います。以上です。