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【甲田リポート】いつでもどこでも挑戦権が流出しました

東京女子プロレス代表の甲田哲也です。11日、午前中の東京女子プロレス合同練習後、我闘雲舞の興行のお手伝いに市ヶ谷に行きました。そして、その大会中にKO-D無差別級王座への“いつでもどこでも挑戦権”が移動するという事件を目の当たりにしました。当然のようにマスコミ取材もない現場での出来事でしたので、その場に居合わせたDDTグループの者として、簡単ではありますがその様子をレポートさせていただきます。

さくらえみ選手がKO-D無差別を狙おうと思った経緯は我闘雲舞の観戦レポートなどを参照していただくとして、今日、さくら選手が我闘雲舞に招聘し自らマッチメークした相手はDJニラ選手でした。完全に“獲りにいった”人選という感じがします。

さくらvsニラのシングルマッチは大会のメインイベントとして組まれました。しかも時間無制限1本勝負。ちなみにレフェリーはマサ高梨選手が務めました。ここ市ヶ谷チョコレート広場は前日にガンバレ☆プロレスも開催された特殊な会場ですが、ニラ選手はマットを剥がす、換気扇を利用してさくら選手の指を攻撃する、壁に向かってのDJタイム等々、いつもながらの自由気ままなプロレスでさくら選手を翻弄します。予想以上に勝敗に行方のわからない熱戦でしたが、それでも最後はさくら選手の執念が勝りました。12分6秒、ラ・マヒストラルでフォール勝ち。これにより“いつでもどこでも挑戦権”はさくら選手へと移動したのです。DDTサイドから見ると挑戦権流出っ!

メイン終了後、我闘雲舞では出場全選手が参加しての座談会がおこなわれます。ニラ選手は姿を見せませんでしたが、この日、DDTから参戦していたマサ高梨選手と遠藤哲哉選手が出席しました。高梨選手は我闘雲舞のレギュラー参戦選手ですが、遠藤選手は今日が我闘雲舞初参戦。ということで、遠藤選手は早速さくら選手に「コメントがつまらない」「眠ったような顔をしている」「表情が死んでる」といじられます。遠藤選手が某牛丼チェーン店でバイトしていたことを明かすと、なぜかその場で接客を演じさせられ、その上「マニュアル通りでつまらない」とダメ出しされるなど、まさに遠藤選手はさくら選手の洗礼を浴びまくります。

さらにさくら選手は「みんな、さくらが挑戦権を獲ったことを映画の予告編っぽく一言ずつ褒めていって」と独善ぶりを発揮します。こういう時、高梨選手は場の空気を読んでいるのか、場の空気に流されているのかわかりませんが「さくらさん、おめでとうございます。パートナーの自分もいつか狙いますから、頑張って防衛を続けてくださいね」と安定したコメントを残します。みんなが「さくらさん、我闘雲舞に絶対ベルトを持ってきて下さいね」などと褒めていくのですが、最後に立ち上がった遠藤選手は「その挑戦権はDDTのもの。自分はDDTの所属なんで喜べません。DDTのみんなはそれを目指して頑張ってるんですよ。ていうか、高梨さんは悔しくないんですか。高梨さんは取り返そうとしないんですか。いいですよ。だったら僕が獲りにいきます。高梨さんがさくらさんの側の人間だというなら、なんだったら高梨&さくらと1vs2のハンディキャップマッチだっていいです」とコメント。先輩である高梨選手にまで怒りを露わにし、さくら選手に流出した挑戦権を奪還しようと対戦を表明します。

ここで我闘雲舞の帯広さやか選手が「遠藤さんの団体愛に感動しました。自分も我闘雲舞という団体を愛しているので、遠藤さんのDDT愛に共鳴します!」と遠藤選手にタッグ結成を要請。さくら選手は遠藤選手に「オメエ、また我闘雲舞にあがろうと思ってるのか。つまんないコメントしか出せないようなヤツを我闘雲舞のお客さんは求めてないんだよ!」と言い放つと「遠藤選手の試合をまた見たいというお客さんは拍手をして下さい」と観客に参戦のジャッジを委ねます。すると超満員の観客はスタンディングオベーションと遠藤コール!! この光景にさくら選手も折れて、次回の我闘雲舞5・17市ヶ谷チョコレート広場大会でのさくら&高梨vs遠藤&帯広のタッグマッチをアナウンスしました。

この日の座談会の流れがあったため、DDTと我闘雲舞の混成タッグという不思議な組み合わせとなったわけですが、おそらく遠藤選手はさくら選手ひとりに狙いを絞って“いつでもどこでも挑戦権”奪還を目指すことでしょう。成長著しい遠藤選手ならば、もちろんその実力は兼ね備えていると思いますが、百戦錬磨のさくら選手のこと。21歳でまだまだいろいろな意味で純粋な遠藤選手を、あの手この手で取りこもうとするのではないでしょうか。

奇しくも米山香織選手が大会の最後に遠藤選手に歌を贈っていました。歌詞は「我闘雲舞は新入り大歓迎~♪ みんなで洗脳されちゃおう~♪ えんどー♪」という感じ。遠藤選手に対する期待と一抹の不安を感じつつ、以上で我闘雲舞レポートを終わりにしたいと思います。

最後に東京女子プロレス次回イベントもよろしくお願いします。甲田でした。