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リポート&コラム

【5・12リポート①】才賀の6・23後楽園参戦が決定!!

5月12日、大阪・ナスキーホール梅田にて『DDT24区めぐり~北区』がおこなわれた。前説では鶴見亜門GMは前日、我闘雲舞でさくらえみに敗れ「いつでもどこでも挑戦権」を他団体に流出させてしまったDJニラをリングに呼び出し責任を追及。入場ゲートに姿を見せて「このたびはすいません」と謝って済ませようとしたニラだが、さらに追及されると「別にDDTのベルトが流出したわけじゃないでしょ? 挑戦権が流出しただけで、ましてやここにいるお客さんには全く関係ないこと」と言い訳。亜門GMから「取り返してください」と言われると、「取り返そうという気はありますよ。何度でも(闘って)挑戦権を奪い返して、KO-Dのベルトに挑戦しようと思ってますよ。お客様を裏切るわけにはいかないですから」と答えたニラ。どこまで本心かわからないが、亜門GMはその言葉を信じてオープニングコールをニラにお願い。ニラの「DDT大阪大会スタート!」の声で幕を開けた。

第1試合は高木三四郎&大鷲透&平田一喜vs坂口征夫&マサ高梨&中澤マイケルの6人タッグマッチだったが高木、大鷲とともに現れたのはエル・サムライのマスクを付けた選手。高木は「今日出場予定だった平田一喜は持病のガングリオンが悪化しまして、残念ながら大阪大会を欠場することになりました。でも、前回の後楽園ホール大会で旋風を巻き起こしたサムライ戦隊サムライレンジャーのエム・サムライに来てもらいました」と紹介。これにマサ高梨が「エム・サムライ? ふざけんじゃねぇよ。テメエら東京だけの出落ちかと思っていたら、こんな寒いヤツ、大阪まで連れて来て…。コイツどう見てもアイツだよな」と言うと、マイクを手にしたマイケルが「オマエ、平田だろ?」。その言葉を合図に高木組が突っかかっていって試合開始。序盤からエム・サムライが捕まる展開となったが、高木組は高木が坂口に、大鷲が高梨に、エム・サムライがマイケルに同時にリバースDDTを決めるなど息の合ったところ見せて反撃。マイケルのアルティメット・ベノムアームに苦しめられたものの同士打ちを誘い、最後はマスクを剥がされながらもエム・サムライが魔神風車固めをマイケルに決めて3カウントを奪った。

第2試合は高尾蒼馬vsDJニラのシングルマッチ。先に入場する高尾を背後から襲ったニラ。そのまま攻撃を続けるのかと思いきや、いったんゲートの向こうに姿を消して改めて入場する。リング上で対峙すると握手を求めたニラ。躊躇する高尾の右手を握り締めて「さっきはすいませんでした」。カウンターのドロップキックを食らったニラは場外にエスケープ。一服とばかりタバコを吸おうとしたが「禁煙」の張り紙がされたすぐ下。タバコに火をつけようとしたところ、リングを下りた松井レフェリーに注意される。リングに戻ろうとするニラは松井レフェリーに高尾を羽交い絞めにするよう注文。その通りしたところでリングに戻り、そのまま突進して高尾にラリアットを放ったものの、かわされて松井レフェリーに誤爆。それでも松井レフェリーを使っての攻撃を狙ったニラだったが、高尾にうまくあしらわれて松井レフェリーにDDTを決める形で倒れ込んだ。ノーレフェリー状態となり、負けを覚悟したしたニラは「オマエの得意技のボマイェで決めてくれ」と片ヒザをついて待ち構えるが、高尾が突進してきたところロケットパンチで迎撃。そして高尾のボマイェをかわして、高尾の左ヒザに超低空の延髄斬りを決める。しかし態勢を立て直した高尾のトラースキックを食らいヒザをついたところに飛んできたのが松井レフェリーのボマイェ。そのまま高尾がカバーすると松井レフェリーは高速でマットを3つ叩いた。

第3試合はアントーニオ本多&内田祥一vs男色ディーノ&大石真翔のタッグマッチ。4選手がリングインすると、ディーノとアントンが互いに相手を意識して挑発。序盤から内田に集中攻撃を浴びせたディーノ組。男色ナイトメアを仕掛けて優位に立ったもののアントンに反撃を許し、リング中央でディーノと1対1で勝負。ナックルパンチを叩き込むアントンに対し、ディーノは相手の股間に手を伸ばしていく。ネックブリーカードロップを決めたアントンに続いて、内田がミサイルキック。そしてバックフリップを狙ってディーノを肩に担いだところ、ディーノはリップロックで内田の攻撃を回避する。ディーノ組はアントンに3Dを決めると、ディーノがタイツを下ろしてコーナー最上段で尻を差し出す。ディーノの尻にぶつける攻防から突っ込んでいったのは大石。しかしディーノがコーナートップでリング内に向きを変えたところ突っ込んだのは内田。そのままロープ際でディーノが内田を捕獲し身動きを取れなくする。リング上は大石とアントンの1対1に。大石がシーソーホイップでアントンをディーノの生尻にぶつけようとしたが直前で回避。そのアントンを大石が背後から直伝トルネードクラッチで丸め込み勝利。

第4試合は入江茂弘&石井慧介vs竹下幸之介&遠藤哲哉のタッグマッチ。竹下はチームドリフとは初対決。しかも相手はKO-D無差別級王者とあって気合が入る。入江を場外に追った竹下は鉄柱にぶつけようとしたが、入江はうまく避ける。入江は竹下に「バ~カ!」といって場外を走ったが、そのまま鉄柱にぶつかってダウン。頭を押さえる入江をリングに戻した竹下。ダメージの大きい入江は石井にタッチして控えに回る。ダメージから回復した入江は遠藤を力任せの攻撃で追い込んでいくが、ドロップキックを浴びて竹下へのタッチを許す。竹下はスピードと跳躍力を生かした攻撃で入江を翻弄。入江のエルボーに対しても一歩も引かず、エルボーを返していく。そのうちの一発がカウンター気味に入り、崩れ落ちるように倒れ込んだ入江。それでも本能で闘い続け、3カウントだけは許さない。竹下に旋回式スクラップバスターを決めたところで石井にタッチ。竹下のハイアングル・ドロップキック、遠藤のドロップキック、ブレーバスター、コーナーからバック宙してからのリバースDDT、ムーンサルト・プレスの波状攻撃に耐えた石井。タッチを受けた入江は遠藤に串刺しラリアットを決めるも竹下のビッグブーツ、竹下&遠藤のダブル・トラースキックを浴びる。それでも強引な両腕ラリアットで2人を吹っ飛ばした入江は、遠藤に垂直落下式ブレーンバスターを決め、コーナーからフライング・ソーセージを投下し、王者の意地を見せた。試合後、マイクを手にした入江は「痛い…。こうやって大阪で竹下と試合ができて、ホントに良かったです。竹下が何歳の頃か忘れましたけど、お互い若い頃に知り合って、今日、大阪で試合できて楽しかったです」と竹下に握手を求めた。しかし竹下はそれに応じず、入江の頬を張って引き揚げる。それでも入江は「竹下、ありがとう」と笑顔で手を振る。さらに「僕は今日、こうしてチャンピオンで(大阪に)帰ってきました。次も必ずずっと防衛してこのベルトを持って大阪に帰ってきます」と続け、最後は「プロレスは絶対に裏切らない。最後までタチムカウ!」と叫んで締めた。

第5試合はMIKAMIvs佐々木大輔のシングルマッチ。5・6山形でのタッグマッチで敗れ、ヤス・ウラノに「いつでもどこでも挑戦権」を奪われたMIKAMIにとって、権利を手にするチャンスとなった一騎打ち。開始のゴングと同時にスク~ルボ~イ連発で秒殺を狙ったが、いずれもカウント2で返されて作戦失敗。場外にエスケープした佐々木はやってられないとばかり引き揚げようとしたが、MIKAMIはリングに引き戻した。今度はじっくりした展開に。佐々木はMIKAMIの脚に攻撃の的を絞り、MIKAMIは腕殺しで応戦する。ペースを乱そうと場外にエスケープした佐々木に対し、MIKAMIはトップロープ越しにトルニージョを放つ。リングに戻ってからもラリアット、肩に担いでからのワンハンド式パワーボムで追撃。佐々木にドロップキック、クロス・フェースロックなどの反撃を許したものの、450°スプラッシュ、キャトルミューティレーションで追い込んでいく。佐々木のセコンドに付いていたアントン、内田も蹴散らすと、スワントーンボムで勝負に出た。しかし内田がカウントを数える木曽レフェリーの足を引っ張って3カウントを叩かせず。その隙にトラースキックを決めた佐々木は、アントンから渡された「いつでもどこでも挑戦権」で攻撃を加えようとする。それを制止する木曽レフェリーに対して佐々木が一撃し、反則負けに。これでMIKAMIの元に挑戦権が戻ったかと思われたが、「KO、ギブアップ、フォールでないといつでもどこでも挑戦権は移動しません」とのアナウンスが…。反則負けで挑戦権を守り抜いた佐々木は王者の入江をリング内に呼び込むと「楽勝だ、楽勝。俺がこのいつでもどこでも挑戦権をまだ持ってんだよ。まぁ今日は疲れてる使わねぇけど、俺はいつでもどこでも、オマエのことを狙ってんぞ。嫌か? だったら『やめて下さい』って言えよ。『私はメス豚です』って言えよ。俺がいつでもどこでも挑戦権を持ってる限り、オマエのことを狙ってるからな」とSっ気丸出しの言葉で追い込んで引き揚げていった。

セミファイナルは飯伏幸太&ケニー・オメガ&才賀紀左衛門vsKUDO&ヤス・ウラノ&FUMAの6人タッグマッチ。プロレス2戦目となる才賀。飯伏とケニーに挟まれ笑顔を見せる。そのまま先発してFUMAと激突。ローキック一発でFUMAをコーナーに引っ込ませた。その後は飯伏とケニーがコンビネーションでウラシマクドウを追い込む。いい形で才賀に渡したものの体格差で劣勢に。それでもKUDOとキックの打ち合いに持ち込み、蹴り脚を掴んでからのハイキック、縦回転の蹴りを決めたところで飯伏とタッチ。コーナーに駆け上がった飯伏はミサイルキックを放つ。KUDOにはかわされたものの、対角線上にいたヤスにヒット。ここからスパートをかけてKUDOにパワースラム、グラウディング・シューティングスタを決める。そして才賀にタッチ。才賀はヤスをミドルキックの連打で追い込む。ブレーンバスターで投げられそうになるが踏ん張ってこらえたところ、飯伏がミサイルキックでアシスト。ヤスに走り込んでの蹴りをぶち込んでいった。飯伏、ケニーと一直線になってヤスの突進をかわしてのリープフロッグを見せるなど、プロレス的な動きにも対応。ケニーがつかまってFUMAの攻撃を連続で浴びるシーンもあったが、波動拳と飯伏のジャーマンの連係で動きを止めると、飯伏がFUMAを肩車。さらにケニーが2人を肩車したところに、才賀がコーナーからダイブしての後ろ胴回し蹴りをFUMAに叩き込むゴールデンインパクトを決めて勝利をもぎ取った。

試合後、ケニーに促されてマイクを手にした才賀は「今日は大阪でプロレスができて、すごくうれしいです」と挨拶。そして亜門GMをリングに呼び込むと「6月23日の夜、後楽園ホールでシュートボクシングのタイトル戦があるんですよ(カード未発表)。昼にDDTの大会があって、昼夜連続で出たいなと思って…」と参戦を願い出た。夜にタイトルマッチを控えているとあって「そんなこと聞いたことがない」と亜門GMは驚いたものの、才賀は「誰もやったことないんで。この60kgの体重やったら、日本でぶっちぎりに強いんで大丈夫だと思う」との言葉に「このチャレンジ精神、すばらしい!」と6・23後楽園参戦決定をアナウンスした。これを聞いた才賀は「大阪にシュートボクシングのベルトを持って帰れるように頑張ります」と勝利を誓った。