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リポート&コラム

【大阪オクトパス2016~浪花節だよプロレスは~のまとめ】場外投げ捨てで大ダメージも最後は非情な顔面蹴り…HARASHIMAが石川との熱戦を制してKO-D無差別級王者返り咲き! 12・25後楽園で入江が挑戦!「アメリカで防衛戦してDDTがすごい団体だと知ってもらう」/竹下&ベイリーがKO-Dタッグ奪取。「KO-D無差別だって獲るチャンスもあるかもしれない」(ベイリー)/“象徴対決”は葛西がディーノを下してDDT EXTREME級王座初戴冠、大石がベルト奪還に名乗り!/アイアンマンベルトは流れ流れて越前屋俵太さんの手に/高木がこたつを背負って飛んだ日/期待のゆに、吉村がデビュー!

4日、大阪・エディオンアリーナ大阪第一競技場にて「大阪オクトパス2016~浪花節だよプロレスは~」がおこなわれた。まず鶴見亜門GMが登場してキング・オブ・ダークの現在のチャンピオンが島谷で、DDT最弱の男であると紹介してから島谷常寛&渡瀬瑞基&レッカvs岩崎孝樹&ワンチューロ&下村大樹のキング・オブ・ダーク選手権6人タッグマッチがスタート。レッカとワンチューロの先発で試合開始。腕の取り合いからワンチューロがグラウンドに持ち込むが、レッカはすぐに立ち上がって島谷にタッチ。岩崎が突進してきた島谷をフロントキックで迎撃してからミドルキックで蹴り倒す。続いて下村は座らせた島谷の側頭部に低空ドロップキック。さらにエルボーマッシュからロープに飛ぶが、かわした島谷はジャンピングバックエルボーを返して渡瀬にタッチ。DDTで叩き付けた渡瀬は串刺しエルボーからカーフブランディング。タッチを受けたレッカは串刺しエルボー、串刺しラリアット、串刺しジャンピング・フロントキックと立て続けてに決めると、反撃しようとした下村を腕固めに捉える。ロープに逃れた下村だが、レッカは下村をエプロンに追いやる。下村はショルダーを当てると、スワンダイブ式ラリアットを叩き込んでワンチューロにタッチ。ラリアットの連打で相手チームの3人を蹴散らしたワンチューロは、レッカにマンハッタンドロップからスイング式ネックブリーカー。さらに岩崎が蹴りからのフロントキック。しかしバックドロップを着地したレッカは、うまく岩崎を丸め込むと後頭部に蹴りを入れて島谷にタッチ。島谷がフェイスクラッシャーを決めると、続けて渡瀬とレッカが連係攻撃。島谷はその場飛びシューティングスターからカバーを3回連続で決めたが、カウント2で返した岩崎はバックドロップ。ワンチューロと下村が渡瀬とレッカを場外に追いやってプランチャを同時投下、その間に岩崎は胸板へのローキックから強烈な逆エビ固めに捉えて島谷からギブアップを奪った。これにより島谷は5度目の王座防衛に成功した。
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再びリングに上がった亜門GMが、この日から発売となった新作グッズを紹介してから、2017年の関西大会スケジュールを紹介。そしてDDT独自の動画配信サービス「DDT UNIVERSE」が2017年1月23日にオープンし、1月29日後楽園大会を生中継するという。月額900円だが、1月中は無料解放、入会初月は無料だと発表。そして場内が暗転すると、スクリーンに高木三四郎が越前屋俵太さんを新宿で探す様子が映し出される。「コタツだ! コタツを探しましょう!」と言う大社長に振り回されながらスタッフが新宿を探し回っていると、コタツを背負った越前屋俵太さんを発見! 「ややこしい話は立ち話も何だから」と、その場で座り込んで自らが背負ったコタツの中に入った大社長。その交渉の結果、越前屋俵太さんがオープニングアクトを務めることになったのだが、スクリーンでは野外でコタツに入る大社長と俵太さんのライブ映像が映し出される。「え、今日なの? 聞いてないよ!」と慌てる俵太さん。そのまま大社長、コタツと共に川に落ちた俵太さんが「大阪オクトパス、スタート!」とオープニングコール。
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第1試合は吉村直巳のデビュー戦。吉村はKUDO&高尾蒼馬とのトリオで石井慧介&彰人&上野勇希と対戦。吉村は黒とオレンジのツーショルダー。髪の毛の色はオレンジを基調としたもの。石井は世界ジュニアのベルトを腰に巻いてリングイン。吉村は上野との握手は拒否し、この両者でゴング。ショルダーアタックは吉村が制したが、上野もすぐさまアームホイップからドロップキックでやり返す。それでも吉村はショルダーアタックでなぎ倒していった。世界ジュニア王者の石井がKUDOに顔面フロントハイキック、彰人も続くが替わった上野がすぐさま反撃されてしまう。高尾のバックエルボーはカウント2でクリア。吉村はボディースラムで上野を何度も叩きつけていく。KUDOのエプロンからのトップロープ越えダブルニーもカウント2で返した上野。5分経過、高尾の逆片エビはなんとかエスケープすると、ランニング・フォアアーム2連発で倒して彰人とタッチ。彰人は高尾とKUODに連結式ドラゴンスクリュー。俵返しからダブルアーム・スープレックスを放つがカウント2。高尾も前かがみの彰人へのダイビング・フットスタンプでやり返し、KUDOが8×4。ダイビング・ダブルニーアタックは彰人がアンクルホールドで切り返す。石井はKUDOにエクスプロイダーニー。KUDOのバックスピンキックに石井はジャンピングバックキックでやり返す。吉村vs上野の局面。上野が打点の高いドロップキック。これはカウント2。10分経過、石井の顔面ニーから彰人が水車落としでアシスト。上野がフロッグスプラッシュにつなぐがカウント2。吉村は上野に逆転のラリアット。高尾が石井と彰人をドロップキックで場外に蹴散らし、KUDOがトペ・スイシーダで加勢。リング内では吉村がランサルセから串刺しラリアット連打、さらにパワースラムと一方的。最後はパワーボムで投げ捨ててデビュー戦を勝利で飾った。
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【試合後のコメント】
――吉村選手、いきなり勝利をあげましたが、デビュー戦を終えていかがですか?
吉村 相手チームに上野がいたので。大阪で試験を受けた同期なんですけど、先にデビューされて悔しい気持ちがいっぱいあったので、その上野から取れてよかったです。
――KUDO選手と高尾選手から見て、吉村選手のデビュー戦はどう評価しますか?
KUDO 頼もしかったですね。本当にいまの若い人、デカイ身体で、しっかり身体が出来ている奴が多いので。本当にDDTの新しい時代が来ているんだと思います。でも、新しい力に負けないのが、そこで踏ん張るのが俺たちの仕事だから。今日はまあ(吉村が)食いましたけど、もし対戦することになったらボコボコにしたいと思います。今日はありがとう(※吉村と握手)。
吉村 とんでもないです。
高尾 すごい力があると思うし、すごい堂々としているんで。デビュー戦勝ったって言ってるけど、自分も勝ったんで。ある意味ではライバルですよね。そういう意味で、自分もこれから頑張っていきます。

――吉村選手は今日見た感じではパワーファイターですけど、どのような選手を目指していきたいですか?
吉村 いまDNAで一番力が強いのが樋口さんかと思うので、その樋口さんに並べるように。いまはとりあえず並べるように頑張っていきたいなと思います。
――具体的に目標とする選手の名前とか?
吉村 やっぱり師匠であるゼウスさん。あと尊敬しているのは火野裕士選手。その二人を目指していますので。

――上野選手としてはデビュー戦の吉村選手に敗れたのは、悔しい結果になってしまったと思いますが。
上野 悔しいですね。ずっと同期で練習も試験も一緒に受けて、ちょっと自分が先を越せたと思ったんですけど、全然負けてしまったので。今月のDNAでシングルで……。
彰人 別に負けたっていいんだよ。その負けた悔しさをバネにして、次頑張ればいいから。悔しいっていう気持ちがあるなら、それでいいと思うよ。
上野 はい。いまのこの悔しい気持ちを全部出して、次のDNAは自分が(吉村に)勝って、勝ち名乗りを受けたいと思います。

――石井選手と彰人選手から見て、上野選手と吉村選手の同期対決はいかがでしたか?
石井 正直、序盤から最後まで二人が主役だったと思うし、ハッキリ言ってこの試合はよかったと自分は思いましたね。二人の勢いと元気さがあって、すごい熱い闘いが見られましたね。
彰人 今日は若い二人が第一試合をすごい盛り上げてくれたっていうのがあるので。すごい二人とも頑張っていたのかなと。今日は正直、同期ってやっぱり貴重な存在だし、そういうのもあって吉村と上野の二人になるべく当たってもらおうっていう作戦というか考えもあって。正直、僕と石井さんはそんなに吉村と当たれてなかったりするんで。まあ当たったときはガッチリ潰しますよ。すごいパワーのある、すごい新人がデビューしたなと思いますね。

第2試合はアジャ・コング&LiLiCovs赤井沙希&レディビアードのタッグマッチ。アジャとLiLiCoは合体テーマ曲で入場。LiLiCoのメイクもアジャに寄せている。ビアードが捕まってしまう展開。LiLiCoがビアードにキャメルクラッチを決めると赤井がローキックでカット。ビアードからタッチを受けた赤井はLiLiCoにサーフボードストレッチからリーマン銀河。さらに丸め込むもカウント2。串刺し攻撃はLiLiCoがなんとか逃げるも、すぐさま赤井のストンピングを食らってしまう。それでもLiLiCoは向かってきた赤井にスリーパー。それでもタッチはビアードに阻止されてしまう。替わったビアードのムーンサルトをかわしたLiLiCoがようやくアジャとタッチ。アジャが一気呵成に攻める。ビアードも裏拳をかわすとツインテールを振り回し、赤井がダイビング・ボディーアタックで続く。赤井はビアードとサンドイッチミドルキック。赤井のビッグブーツを耐えたアジャはラリアットから一斗缶を手にして殴打。パイルドライバーはビアードがカット。LiLiCoはビアードにスタナー。さらにアジャは裏拳で蹴散らす。アジャが赤井にバックドロップ。これはカウント2。するとLiLiCoがオープンフィンガーをはめて裏拳。アジャが垂直落下式ブレーンバスターで決着をつけた。
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【試合後のコメント】
――アジャ選手、LiLiCo選手とタッグを組んでみていかがでしたか。
アジャ いや、もう春日部で言った通り、同級生としていろいろ通ずるものがあるわけだからさ。そういった部分で同級生だし、ハーフだし、一緒のことが多いんですよ! いろんな部分で。最初の出会いでは敵対したかもしれないけど、やっぱりねDDTのねLiLiCoのおもちゃにするのが酷すぎる! 私をおもちゃにするのも酷すぎるんだ、この団体は! だからね、その辺はキチンと分からせてやろうと思って、今日は組んでやりましたけど、いいですよ。やっぱり。もちろんプロレスという部分においては、まだまだな部分があるのは当然ですよ。だってまだ1年半ですよ。でもそれに日々真摯に向かい合って、忙しい中で一生懸命練習して。ここに来る直前も二人で秘密特訓しましたから。秘密特訓したのが、今日の最後の裏拳ですよ。これからもっともっと精度を上げていけたらと思っているので。またここから一緒に組んでいろんなことやって、DDTのタッグ(王座)を獲ってやろうと思ってます!
――LiLiCo選手、いまアジャ選手の言葉がありましたが、最後は裏拳で決めました。
LiLiCo (アジャに)ありがとう。それだけ。まだまだなんで私は。でも今日は勝つと思ってたんだよ。
アジャ まあね、勝つのは当たり前、当たり前。相手に関してはカワイイがどうのこうの言って、可愛くねえだろあのゲテモノ! どこがカワイイんだよ。大体ね、赤井沙希だって言っておくぞ、そんなに可愛くないからな。近くで見たらそんなに。大して可愛くないからな。カワイイ風に見せてるだけで、可愛くはねえし、大体カワイイで勝てるんだったら苦労しねぇわ! うちら、そういうのやってねぇんだよ! カワイイなんてどうでもいいんだよな!
LiLiCo どうでもいいよ。可愛くないし、本当に。
アジャ カワイイとかそういうのでやってるんじゃねぇんだよ! でもね、可愛くないかもしれないけど、カッコイイオンナは目指してますようちら。カッコイイオンナでいいんですよ。まだまだいきますよ! 46歳同級生世代。みんなの星になってやる。
LiLiCo まず合わせて100歳だね。
アジャ そう! 合わせて100歳目指して頑張って行くよ。
LiLiCo そこまで頑張ろう。
アジャ そこまで頑張っていって、そういう世代の星になってやる! みんな付いて来い!

――アジャ選手からタッグのベルトを獲るっていう目標がありましたが、LiLiCo選手も同じ気持ち?
アジャ やるからにはね。
LiLiCo ……はい。
アジャ そういうものをドンドン目指していくのが。だってそうじゃなかったら。プロレスただやってるわけじゃないですもんね?
LiLiCo いま全然分からなかったもん、質問(の意図が)。すみません、間が空いてしまって。
アジャ まだまだ行きますよ。もっと(裏拳の)精度上げていくからね。

ビアード (赤井に肩を貸しながらコメントブースに現れると)いやー……。
赤井 ごめん。
ビアード 残念デス。今日、アタシたちは日本中、一番kawaiiタッグチーム。(相手は)世界一番強い力デスけど……。
赤井 何で負けちゃったんだろう。
ビアード 今日、足りないかなぁ。
赤井 ヒョウ? 何が足りない?
ビアード kawaii力ね。だから二人はもっとkawaiiトレーニング行く! 今度もっとkawaiくて頑張りマス!
赤井 大阪の皆さんにごめんなさいだね。
ビアード ゴメンナサイ。
赤井 kawaiiを届けられなかった。
ビアード スミマセンね。いま、大阪はkawaii街じゃないよ! kawaiiのこと整理しました。大阪は本当、本当にひどい! 今度LiLiCoから(勝ちます!)皆サン、ゴメンナサイ! 沙希チャン、ゴメンナサイ!
赤井 うちらもっとkawaii特訓して、大阪の街をもっとkawaiiを取り戻そう!
ビアード そう! 今度リベンジしよう!
赤井 もう特訓行こう!

第3試合はアイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル。まずはスクリーンで寝てない大鷲がワンチューロ、レッカを蹴散らしながら控室に入るもベッドを発見。なんとか寝ないで我慢するも豚まんを発見。ベッドに腰かけて豚まんを頬張ってそのまま寝てしまって豚まんが体の上に。横のベッドで寝ていた松井レフェリーがその光景を発見。3カウントを数えて王座移動となった。まず豚まんは映画『紅の豚』のエンディングテーマで入場。場内から「豚まん」コール。2番手はあの曲が流れて平田がダンス入場。しかし対戦相手が豚まんと知るや、きょとん顔。平田「どうすりゃいいの?」松井「自分で考えろ!」平田「わかった。両国の焼き鳥と一緒だ! 食べればいいんだ!」食べようとするも意思を持った豚まんが腕を極めにかかる。3番手は高梨。高梨も食べようとするが、これは平田が阻止。2人で豚まんの取り合い。4番手は近野。近野は平田と高梨にダブルのドロップキック。この弾みで豚まんはコーナー下へ。平田と近野が高梨を落とそうとしていると5番手のポーリーがリングイン。ポーリーは平田と高梨を両腕ラリッとで蹴散らすと、豚まんを発見。普通にパクついて完食して王座移動。6番手はくいしんぼう。お馴染みの欽ちゃんジャンプはポーリーが理解できない。全員でポーリーに理解させるも7番手の内田も加わっての欽ちゃんジャンプで飛んだのはポーリーのみ。ポーリーの激怒の中、8番手の鈴木がリングイン。ポーリーは鈴木にナックル連打。ポーリーバスターは高梨と平田が丸め込みで切り返す。ポーリーに鈴木がクロスボディー。近野と内田のダブルのドロップキックで倒すと全員で押さえ込み、鈴木が王座奪取の形に。9番手は菊タロー。菊タローの619が失敗していると10番手は大鷲。スクリーンではベッドから『Sandstorm』を聞いて起き上がる姿が映し出され、ようやく花道に姿を現す。大鷲は花道でパラダイスロックを決めてベルトを獲得してリングインしようとする。平田がここで手刀でセカンドロープに引っ掛ける形でまるで焼き豚のようにダウンさせてしまう。平田がメガネを装着して踊ろうとすると暗転。明転すると最終入場者のヨシヒコの姿が。ヨシヒコが平田に人工衛星ヘッドシザース。これで接触した内田、近野、高梨がオーバー・ザ・トップロープで失格。ヨシヒコが輪廻転生を決めて平田を失格にさせたが、くいしんぼうがヨシヒコを投げ捨てて失格に。寝ている大鷲をくい菊で押さえ込んだが起きてしまう。ルチャを見せようとして寝てしまった大鷲をくいしんぼうがそっと押さえ込んで王座移動。くい菊対決は松井レフェリーのDDTからくいしんぼうが必要以上に首を掻っ切ってのうまか棒で勝利。アメリカへの無期限遠征が決まっている菊タローと抱き合い感動的なシーンかと思われたが、菊タローはロープをあけるフリをしてくいしんぼうの股間を痛打。リングに戻してのシャイニング菊ザードで王座移動となった。マイクを取った菊タローは「俺がアイアンマンチャンピオンや! このベルト、アメリカに持ってたるからな! DDTザマーミロ!」と言って逃げ去ってしまった。
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【試合後のコメント】
菊タロー (追いかけてきたくいしんぼう仮面と睨み合いをしながら)お前、1回(アイアンマン王座を)獲ったからええやん。OK、OK。(くいしんぼうはジェスチャーでOK、OKと返す)獲ったったぞアイアンマン。俺がチャンピオンや。俺がチャンピオンとして、7日の試合終えて、あと1試合やって、あとはアメリカや! え! このベルト持ってアメリカ行くぞ。楽しみにしておけ。俺が防衛ロード築いて、数々のレジェンドから守って、このベルトの価値を益々高めてやるから。このベルト持ったからには、俺は一筋縄では獲られへんぞ! 誰でもいいからかかってこいや! 最後にいい土産が出来たよ、アメリカ土産が! あばよDDT! あとはアメリカ暮らしや。あと1試合あるけど。

第4試合は入江茂弘&ヤス・ウラノ&ゆにvs大石真翔&勝俣瞬馬&MAOの6人タッグマッチ。まずはNωAがネバギバ生歌入場。キッズモデルたちのファッションショーからゆにがコスチューム姿となって元気よく走ってリングイン。続いて入江とウラノが入場。入江が勝俣にボディースラム。ウラノとゆにが加わってピラミッド。さらにドロップキックを決める。コーナー2段目から高速ムーンサルトを浴びせるもカウント2。勝俣のケブラドーラ・コンヒーロに場内ブーイング。さらにMAOが「ザ・暴力!」と背骨折りで続き、大石がストンピング。場内はNωAにブーイング。勝俣はセカンドロープに固定してゆにの顔面を擦っていく。大石のナックルはカウント2。5分経過、大石はボディースラムから逆エビ固め。これはウラノがカット。大石がゆにに前蹴り。ゆには大石のキックをかわしてウラカンラナ。ゆにのタッチは阻止されてしまうも、ゆには大石に延髄斬りを決めてようやくウラノと交替。ウラノが大石にアームホイップからドロップキック。大石もランニング・フォアアームでやり返して勝俣がミサイルキックで続く。セカンドロープを踏みきっての向き直り式ドロップキックはカウント2。ウラノが阿吽でやり返して入江vsMAOの局面に。MAOはネバギバ☆ギロチンドロップから側転エルボー、ダイビング・ボディーアタック。入江はブラックホールスラム。このカバーは大石がカット。ゆには大石をコルバタで出す。勝俣の串刺し攻撃は入江が交通事故タックルでカット。ゆには入江とMAOを踏み台にしてドロップキック。さらにエプロンから大石にボディーアタック! リング内では入江がMAOに大暴走からビーストボンバーで勝利した。
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【試合後のコメント】
大石 負けたの? 負けたの?
勝俣 負けました。
MAO すみません。
勝俣 クソー。
大石 俺もう最後、ゆにのスリーパーで落とされかけました私。申し訳ありません!
勝俣 すみません、僕も入江さんのタックルで……。
大石 (ゆにの腕が)細いから! 細いから! すげー(喉に)入るんだわ!
勝俣 武器持ってますね。小さいのにスピードもあるし、飛べるし、小学3年生でしょ? いやー怖いよ。
大石 おめー、やべーな! おめー、ヤベーな! 俺らよりもおめー、ヤベーな。
勝俣 俺?
大石 おめー、ヤベーぞ。ちょっとヤベーぞ。アイドルとしても、レスラーとしても被ってんぞ(苦笑)。
勝俣 負けてますよ。
大石 まだ負けてない!(苦笑)これからだよ、これから。
勝俣 カワイイのなんかな、俺ら三人で充分なんだ! いらねーんだー! 次、やったときは絶対にぶっ潰す。
大石 以上、俺たちニュー・レスリング・アイドル……。
大石と勝俣 NωAでした!
大石 MAOちゃん、最後はアイドルらしく笑顔で!(MAOがどうにか笑顔を作る)いい笑顔だ!

――ゆに君、デビュー戦をやってみていかがでした?
ゆに 楽しかったですね。
ウラノ すごい!
入江 痛くなかった?
ゆに 大丈夫です。

――タッグを組んだ二人のお兄ちゃんはどうでしたか?
ゆに 強かったんで、デビュー戦で勝てるなって思ってました。
入江 いい子やなー!(ゆにを抱きしめる)
ウラノ あいつら弱いからな。

――ウラノ選手と入江選手から見て、ゆに選手のデビュー戦はいかがでしたか?
ヤス もう100点でしょう! もう100点どころじゃないですね。こんなに根性のある小学3年生。2年生?
ゆに 3年生。
ヤス 3年生はいないでしょう。本当に大石とか、爪の垢とか煎じて飲んだらいいのにって思うくらい。小学3年生でこれだけの根性。いやもう100点満点でしょう。
入江 小学生がこっちのチームにいるとか、何も感じなかったですね。ただやっぱりムカつきますね。
ヤス おぉ、誰が?
入江 アイドル、ムカつきますね。
ヤス そうだね。あいつら作ってる感がすごいからね。何か媚びてるって言うか、あざといと言うか。
入江 嫌いだよね、大石(のこと)?
ゆに うん。
ヤス ハハハハハ。大石、嫌いだね。勝俣は割と好きなんだよね。
入江 あ、そうなの? 大石はクソなんだよね。
ゆに うん。

――デビューしてみて、改めてDDTでどんな目標を持ってやっていきますか?
ゆに KO-Dのベルトを獲ってみたいなって。
ヤス これで史上最年少チャンピオンになったら、誰も太刀打ち出来ないから(笑)。ちょっと、2年ぐらいかけてベルト獲ったら、10歳? いま8歳? 10歳のチャンピオン、史上最年少なんかいないでしょうね。
入江 そうですね。
ヤス 期待しちゃうな。

――ゆに君、得意技は何ですか?
ゆに 得意技はムーンサルトです。
――どういうレスラーになりたいとかありますか?
ゆに 飯伏幸太選手みたいなレスラーになってみたい。
入江 僕の得意技はビーストボンバーです。感情溢れる、みんなの心を動かせるようなレスラーになりたいです。

――いま練習はどれくらい?
入江 スルーですか?(苦笑)
ゆに 1日2時間くらい。

――毎日?
ゆに 毎日じゃないですけど。週に2、3回くらいですかね。
ウラノ 基本的にはプロレスごっこですね。この2時間とか3時間っていうのは、俗に言うプロレスの練習だけど、一番の練習はプロレスごっこなんで。あれ、お婆ちゃん家でやってるの?
ゆに うん。
ウラノ お婆ちゃんの家で布団敷いて、布団の上でものすごいことしているんで、それが一番の練習です。

――プロレスごっこの相手は?
ヤス 一人です(笑)。誰かいい友達がプロレスごっこしてくれるならいいね。いないんでしょ?
ゆに うん、いないです。
ウラノ 一人で布団一枚敷いただけで、本当にすごいことしているんで。これはたぶんすごいことになりますよ。

第5試合は船木誠勝&坂口征夫vs高山善廣&樋口和貞のタッグマッチ。坂口はコーナーの高山に一直線。振り向かせようとした樋口には強烈なヒザ。替わった船木がローキックで続く。チキンウイング・フェースロックはロープに逃げられる。さらに投げてチキンウイング・アームロックを決めて坂口とタッチ。坂口も樋口の腕を蹴っていく。樋口はショルダーアタックでやり返して高山とタッチ。高山はハンマーパンチを振り下ろし、場外に坂口を出す。高山がビッグブーツ、樋口がショルダーアタックを食らわせてリングに戻す。樋口は拷問フェースロック。坂口はジャンピングミドルでやり返すと船木が出てきて強烈なミドル。ソバットから串刺しミドル連打からスナップメイヤー→サッカーボールキック。カウント2で返されるとチキンウイング・フェースロック。これを逃れた樋口が逆水平。船木もローキックで応戦してミドルキック。樋口もカウンターのボディースラムでようやく高山とタッチ。高山は船木をぶん投げてバックドロップの態勢。堪えた船木がミドルキック。高山もミドルキックで応戦すると船木はソバットを入れて坂口とタッチ。高山は坂口の蹴りをキャッチしてのキャプチュード。替わった樋口が串刺しラリアット。坂口も払い腰でやり返してローキック。船木とのミドルキック連打から坂口はサッカーボールキック。これは高山がカットして樋口とともにダブルのショルダー。さらにダブルのノド輪落としは船木がカット。船木は樋口に掌底から急角度バックドロップ。坂口の神の右膝は樋口がキャッチしてオクラホマスタンピード。これはカウント2。カナディアンを逃れた坂口がその場跳びの神の右膝。坂口のパンチに樋口は突っ張り。坂口がかわし正拳突きから神の右膝を決めてフォール勝ち。
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【試合後のコメント】
船木 ありがとう。(坂口と握手)
坂口 ありがとうございました。樋口、わかっただろ? お前、高山なんかと組んでねぇでさ、DDTなんだからDDT壊してきた奴に噛みつけよ。なあ? だからあんなになっちまうんだろ。きっちりカタつけたからな。で、今日タッグ組ませてもらった船木さん。小さい頃から面倒みてもらってて……。
船木 久しぶりだよね。
坂口 はい。ご無沙汰してました。
船木 30年ぶりくらいかな?
坂口 そうっす。
船木 30年ぶりぐらいで、まさかこんな同じリングでなると思わないですよね! お互いに。これも運命、ひとつの運命なので。何かせっかくだからね、高いところに挑戦してみたいよね。
坂口 はい。
船木 今日はチームワークよかったと思いますよ。いいと思います、感触は。ずっとタッグパートナーが誰なのか、いろんな人と組みましたけどしっくりこない。何となくですけど、ルーツが同じってところで何となくガチッと来ましたね。
坂口 はい。酒呑童子とは別にこれから船木さんと組んで、強いところを見せていってやりたいと思います。
船木 タイトル獲るね。
坂口 はい、獲りたいです!
船木 行きましょう!
坂口 はい! ありがとうございました。
船木 行けるところまで。ありがとうございました。

高山 うーん、俺はもう船木も征夫も散々やって、今日は樋口が船木をどう味わってくれるかって楽しみだったけど、キツかった? まだまだだろ?
樋口 まだ行けます! 行けるっす。悔しいっす。何か…うん、悔しいっす。本当に悔しいっす。坂口さんにも負けて、何か悔しいっすね。はい。

――船木選手と当たってみて、いかがでしたか?
樋口 強烈でしたね。強烈でした。ただ……まだ行けたと思います。
――高山選手、坂口選手と後楽園でシングルをやって事実上KOしてみせたが、今日は坂口選手も目の色を変えてやり返してきたと思いますが。
高山 まあね、後ろに控えている人がいると心強いだろうね、僕ちゃんわね! フフフ……。まあでも相変わらず元気でよかったよ。あれで落ち込まれたら悲しいからね、俺は。

第6試合は高木三四郎&飯伏幸太&伊橋剛太vsディック東郷&アントーニオ本多&佐々木貴のDDT旗揚げプレ20周年記念TLC(たこ焼き・ラダー・チェア)スペシャル6人タッグマッチ。リング上にはラダーとイスが設置され、花道脇では島谷がたこ焼きを焼いている。高木はドラマティックドリーム号で滑走してリングイン。貴の入場後に飯伏&伊橋がリングイン。最後にイスを手にした東郷とアントンが入場。先発は伊橋と東郷。ロープワークの際に伊橋につまづいた東郷が「大阪の皆さん、ごめんなさい。心が折れた。ギブアップしてしまいたい。その前にアントンのあれが聞きたい。アントン、ごんぎつね、頼むよ」と懇願。アントンは「東郷さん! 俺は命をかけてごんぎつねやるよ!」と言ってお話を披露するも『金の斧、銀の斧、アックスボンバー』という内容でアントンがアックスボンバー。高木組をコーナーにまとめると東郷が自転車にまたがって突撃。さらにペダルを回して後輪で伊橋の顔面をこすっていく。ツープラトン・ブレーンバスターは飯伏がカット。飯伏はドロップキックでアントンを場外に出して三角跳びケブラーダ。ここから場外戦。自転車に乗り込もうとすると東郷と取り合い。高木の炭ガスは飯伏の誤爆。東郷が奪って高木、伊橋に浴びせる。リングに戻した飯伏に貴がニールキック。ブレーンバスターをかわした飯伏がランニングミドルからその場跳びムーンサルト。これはアントンガがカット。伊橋がラダーを設置して登るも東郷が追いかけてアツアツのたこ焼きを詰め込んで倒してしまう。その東郷に飯伏が丸め込み、東郷がクロスフェースで切り返すとアントンが、飯伏の口にたこ焼きを入れる。これは高木がカット。高木は佐々木にドロップキック。高木の背後にはこたつを背負った俵太さんが。高木は俵太さんのこたつを受け取って背負うとテーブルに寝かせた貴に向かってコーナーからダイブするもかわされて自爆。佐々木がソバットからカバーするも飯伏がカット。アントンがイスでカットに入って貴とイスを並べてオブジェを完成させると、飯伏にスーパーパワーボムを狙うもフランケンで切り返されてイスへ突っ込む。机をナナメに立てかけ、その先に伊橋が東郷を羽交い絞めにしてスタンバイ。飯伏が花道から自転車で滑走するもかわされて伊橋に誤爆。ダメージを負った飯伏だが、ダブルのバック宙キックで盛り返すと伊橋とともに連係。このカバーは貴がイスでカット。イス攻撃は高木がこたつで阻止。さらに高木はこたつで貴を蹴散らすと飯伏に「俺ごとラストライド!」と呼びかけ、飯伏がこたつ姿に高木にアントンをラストライドで叩きつけて勝利した。試合後、東郷が握手を求めるも、やっぱりだまし討ちでガットショットからペディグリーを決めて拍手喝さい。大の字の高木だったが、最後は飯伏、伊橋、俵太さんとともに花道で手を取り合った。
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【試合後のコメント】
アントン 序盤はすっごいきれいなごんぎつねが決まったのに……。ひと言だけ言わせてください! こたつっていうのは、家族の団らんや北国の恋人たちのいんぐりもんぐりに使うためのものであって、人をパワーボムで叩き付けるために作られたものではない!
東郷 そうだ! あれはそういう道具じゃねえ!
アントン そういう道具じゃねぇよ! いいか、あいつら! ふざけるんじゃねぇ! 今度会ったら、あいつら全員こたつに叩き付けてやる!
東郷 おお!
アントン こたつにはこたつをだ。分かったな。
佐々木 ひとつだけ言わせてください。DDTが来年20周年、旗揚げ20周年ということで。僕がいたのは、本当初期の7、8年。実質3分の1ぐらいしか所属してなかったわけだけど、こうやって記念試合が組まれる度にお声がかかるっていうのは、そこで巣立った者として、そこで育って巣立った者として、すごく幸せに思っています。まあ今日は久しぶりに高木さんと対戦して、まあ良くも悪くも相変わらずで、ある意味安心もしました。いまは俺も小さいながらも一国一城の主として、また俺らの仲間引き連れてでもいいし、またいろんな形でDDTに乗り込んで行けたらなと思っています。またここぞってときはいつでも……まあ、お声がかからなくても勝手に来るかもしれないし。ここで育ったことは間違いないんで。その感謝の思いをこれからも大事にプロレスを続けたいと思います。ただ! ただやっぱりね、オイシイ思いばかり取られてね、悔しいんで! 次、TCL……今日TLCのTがたこ焼きって今日初めて知ったぞ俺は! びっくりした。こたつのKはどこから来てるんだ? バイセコーのBはどこから来たんだ?
アントン よく考えたらこたつなんて入ってないから、ちょっといけないじゃないか。
東郷 結局、TCLにしなくてもよかったんじゃないか?
アントン アハハハハハ! 普通のハードコアでよかったじゃないか、ちくしょう!
佐々木 TLCにされた分だけ俺は真面目に考えちゃって馬鹿をしたわ! また乗り込んでやるからな。覚えていろよ高木三四郎。リング上では握手したけどな、まだまだリングで戦ってやるからな。覚えておけよオラ!

高木 おいおい、俺、こたつの下敷きだろうがよ! お前まで乗ることないだろ!
飯伏 いやいやいや、高木さんが俺ごとって言ったから、シットダウン(ラストライド)だと思って。本当に。
高木 いやいやいや、アントンの体重だけでよかったじゃん!
飯伏 あ、そうでした。
高木 お前とアントンっていったら200キロ近い重量が一気にかかって、万が一こたつ真っ二つに割れたら、俺、どうするんだよ!
飯伏 俺もケツが、ケツが痛いっす!
高木 そうだろ? 危なかったよ本当にぃ。
伊橋 自転車、止まれよ、あそこ。見えていただろ? 絶対見えていたよな?
飯伏 あれは……気持ちよかった(ニヤリ)。
伊橋 うっせーよ、お前(苦笑)。
高木 いやー、酷い目に遭いましたよ。こいつと組んだはいいけど、敵は東郷、佐々木たちだけじゃねぇよ。こいつ(=飯伏)も敵みたいなもんだよ(苦笑)。びっくりした。
飯伏 高木さん、もう1回。ちょっと納得していないんで、いま。あのー、もう1回。ちょっと納得したい……。
高木 やるか?
飯伏 やりましょう!
高木 もう1回やるか! じゃあおかしなやつやるか。
飯伏 おかしなやつ、お願いします。
高木 分かった、分かった。いやもう本当に……僕は個人的に10年ぶりくらいかな、佐々木貴と久しぶりに相まみえたってことと、あとで総括でも言いますけど、越前屋俵太さんにあのこたつを授かってなかったら勝てなかったっすね。でもよくよく考えたら、俺何もやってないな。
飯伏 高木さん、狙ったのを避けられましたね。
高木 うん。
飯伏 あそこが一番沸いていたので。
高木 俺、あの瞬間、自分では意識出来ていたんだよ! マジで本当に。本当、レイヴェンかサンドマンかぐらいの勢いで、こたつを抱えたまま空を飛ぶっていう(苦笑)。そしたら飛んだはいいけど、バーンと来たらこたつがズレれ、グイッと頭に刺さりまして。あれで記憶が飛びましたよ。
飯伏 あそこが一番よかったです(笑)。だから勝てました。
高木 じゃあ飯伏も言ってるんで、またやりましょうか。ね、またやりましょう。
飯伏 よろしくお願いします! ありがとうございました。

休憩明け、現在シネマート心斎橋で上映中の「俺たち文化系プロレスDDT」の予告編が流された。亜門GMに呼び込まれた派手なジャージーのマッスル坂井監督は「ひじょうにいい内容になっています。来週の金曜日までシネマート心斎橋で上映中です」と告知。引き続き今大会を欠場することになったスーパー・ササダンゴ・マシンから挨拶があると言われると、坂井は急いでササダンゴのマスクを被って「今までになかったぐらい健康に留意して。入院中に高山さんからFacebookでメッセージをいただいて励まされました」と報告。復帰の予定を聞かれると「手術してから半年間と言われているけど、さいたまスーパーアリーナまでには」と誓って「後半戦スタート!」。
20161204 (64)

第7試合はDDT EXTREME級選手権試合。第37代王者の男色ディーノは葛西純を相手に4度目の防衛戦。ルールはノーDQの堂山ハードコアルール。ディーノの男狩り入場を葛西は表情一つ変えずにリング上から見やる。ディーノの握手を葛西が中指を立てて拒否して試合スタート。ディーノが再び握手を求めると葛西が「正々堂々いこう!」と応じるも、ディーノは「性性堂々いこう!」とすぐさま男色殺法に持ち込む。高速ブレーンバスターからのナイトメア。このカバーはカウント2。リップロックは葛西がかわしてソバットから延髄斬り、頭突きからラリアットをぶち込んだ。場外へと逃げて男性客の股間に顔をうずめるディーノを葛西が追いかける。葛西は花道にディーノを連れ出すとテーブルを発見して「ハードコアいくぞ!」。花道DDTからテーブルを設置し、そこへディーノを寝かせる。葛西は上から飛ぶとゲート裏へ。ディーノが蘇生してゲート裏へ。ディーノが葛西に男色殺法。テーブルの上で漢タイツを広げて葛西を収めて男色ドライバー・オン・ザ・テーブル! ディーノが葛西を戻してカバーするもカウント2。男色スープレックスからシャイニングあてがいはカウント2。ディーノのリップロックは松井レフェリーに誤爆。松井レフェリーが失神してしまうと、大石が介入してディーノと葛西へ3D。「ケツだせ!」のくだりからディーノがコーナーでケツ出し。大石が葛西を地獄門へ吸い込ませようとするも葛西の反撃で自身が地獄門に吸いこまれてダウン。葛西は竹串をケツに刺すとディーノは絶叫。これで松井レフェリーが蘇生。ディーノはケツに刺さった竹串を葛西の口に突っ込み、さらに竹串を葛西の頭部に刺して男色ドライバー。これはカウント2。リップロックからのリバースえび反りジャンプはかわされて自爆。葛西のラリアットは大石が止めて「俺にやってみろよ!」と盾になろうとするも、葛西は竹串を持ち込む。葛西の竹串はディーノの頭部へ。竹串が刺さったままのディーノにリバースタイガー。カウント2で返されるとパールハーバーを投下。カウント2で返されると掟破りのリップロック。タイツ一丁になるとディーノの頭部を差し込んでリバースタイガーを決めて勝利した。
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試合後、葛西に大石が突っかかってディーノの介抱へ。葛西がマイクを取る。「ディーノ、お前試合前に言ってたよな。純ちゃんがイケメンで本気で俺っちのことが好きだって。だけど俺っちはこういう男なんだよ。リング上では女、子供でも遠慮しねえ。リング上ではゲイにも容赦しねえ。そして、今日はありがとう」ディーノは中指を立てながら「純ちゃん、愛してるよ!」と言って引き揚げた。最後に葛西は「俺っちがチャンピオンになったからにはEXTREME級のベルトを俺っち色に染めてやるぜ」と宣言し、落ちていた漢タイツを装着すると放送席の高山にリップロックを決めて退場した。
20161204 (75)

【試合後のコメント】
ディーノ クッソー。何か…すごい…複雑。いま凄い本当に複雑! 何だろうなぁ。私、純ちゃんに勝てると思ってたのよ。純ちゃんというものが知りたくて、純ちゃんに飛び込んだんだけど。クソー!(テーブルをバンバン叩きながら)勝てると思ってたのになー! でもね、ひとつだけ分かったことがある。私が見た目とかそういうのじゃなくて、純ちゃんを好きでよかった。純ちゃんが純ちゃんでよかった。私は…純ちゃんもかな。不器用だからリングの上でしか会話出来ないんだけど、それでも私は純ちゃんを好きでよかった。また純ちゃんとリングの上で語り合いたい。私は純ちゃんのこと諦めない。今日は……負けです。ただ、負けてからがプロレスラーだって、私は学びました。学んでいます。そして学ばせます! 純ちゃん、諦めない。私は諦めない! ありがとう。

葛西 挑戦一発で獲ったぞ、このEXTREME級のベルト! EXTREMEのベルトと言う通り、このベルトはよ俺っちに巻かれたがってたんだよ。まあ、今日ディーノと出会って何十年経つだろう。お互い出てきた当初はイロモノとして見られて、「あいつらのやってることはプロレスじゃねえ」って言われ続けて。でも自分のスタイルを崩さずやってきて、いまの地位を築き上げた俺っちとディーノだ。最高のタイミングで今日はやれたと思ったし、最高のタイミングで、最高のシチュエーションで俺っちがベルトを獲った! ただ獲っただけじゃねえ。あいつが俺っちのこと好きだって言うんなら、俺っちはあいつの気持ち背負って、このベルト防衛していくから。次、誰が来たっていいぞ。覚悟のある奴、狂ってる奴、そしてEXTREMEな奴! どんどん挑戦してこい! DDTいっぱいいるんだろう? 誰でもいいよ。
――試合後、大石選手がリングに上がって挑戦表明しましたが。
葛西 ああ、挑戦者としてはな、確かに実力はある。すごい実力はある。ただな、あいつのいまを見てると単なるイロモノだ! だから十分に挑戦の資格はある。ただの実力者だったら挑戦の資格ねえよ。十二分なイロモノだ、あいつは。だから挑戦の資格ある。だから覚悟を持って挑戦してこい! あいつもディーノの気持ち背負って挑戦してくるんだろうけど、俺っちもディーノの気持ち背負ってガッチリ防衛するから。以上だ。

大石 ディーノが負けたら、次は俺しかいないでしょう。ディーノの気持ち背負って、俺が(ベルトを葛西から)奪い取ってやるよ。
――葛西選手は「大石選手は実力は十分ある。それにいまのあいつは十分なイロモノだから挑戦の資格がある」と言ってました。
大石 分かってんじゃねぇか。イロモノだよ。しかも狂ってるっていうなら、俺が一番狂ってるだろうな! 38(歳)にもなり、アイドルとか言ってんだよ! 俺の狂ったところ、全部あいつにぶつけてやる。そしてEXTREME、俺が奪い取ってやるよ。

セミファイナルはKO-Dタッグ選手権試合。第57代王者組の佐々木大輔&遠藤哲哉は竹下幸之介&マイク・ベイリーを相手に2度目の防衛戦。竹下が佐々木をショルダーアタックで吹っ飛ばす。佐々木から遠藤にスイッチすると、竹下はベイリーとタッチ。ベイリーがドロップキックを決めると、佐々木がエプロンからロープに向かうベイリーに蹴り。ベイリーは2人まとめてフランケン。さらに竹下がミサイルキックで2人を攻撃。それでもDAMNATIONも竹下とベイリーを場外に出して佐々木のトペ・スイシーダと遠藤のブエロデアギラの競演で盛り返す。リングに戻ると、竹下がローンバトルを強いられる。遠藤はサードロープを使って竹下の左脚を踏みつけ、さらにアキレス腱固め。竹下も絞り返そうとするが、遠藤に極められて苦悶。竹下はなんとかエスケープ。佐々木はエプロンでのドラゴンスクリュー。場外の竹下の左脚を遠藤が踏みつけていく。リングに戻された竹下は佐々木にブレーンバスターを決める。ようやくタッチを受けたベイリーが佐々木にソバット。さらに遠藤に延髄斬り。シューティングスターダブルニーはかわされたが、その場跳びのトルニージョを浴びせる。その場跳びムーンサルト・ダブルニーはカウント2。佐々木はベイリーのキックをかわすと矢のようなドロップキック。遠藤が出てくるとスプリングボード・ニールキック。これはカウント2。遠藤はベイリーにゆりかもめ。佐々木が竹下を場外に出してアシスト。ベイリーは遠藤にミドルキック連打で盛り返してバズソーキックはカウント2。竹下が出てくると遠藤のスプリングボードをキャッチしてブルーサンダー。遠藤も低空ドロップキックでやり返してスワンダイブエルボー。トーチャーラックは竹下がスリーパーで切り返す。竹下のジャーマンを着地した遠藤がジャーマン。竹下も返す刀でラリアットを打ち込んでいく。遠藤が先に佐々木とタッチ。佐々木は竹下のタッチを阻止し、顔面蹴り。竹下は強烈なエルボー。佐々木も竹下をロープに引っ掛けてドロップキック。カウント2で返されるとクロスフェースへ。これはベイリーがカット。遠藤のムーンサルトを剣山で返し、佐々木のダイビングエルボーを自爆させた竹下が佐々木にコードブレーカーで固定して、ベイリーがシューティングスターダブルニー。このカバーは遠藤がカット。佐々木の佐々木式ウラカンを竹下がパワーボムで切り返そうとするも、佐々木はXファクターで切り返し、遠藤のスワンダイブ450°を呼び込んでミスティカ式クロスフェース。これはベイリーがカット。ベイリーを排除すると佐々木と遠藤は竹下をコーナーから落とそうとする。するとベイリーが遠藤を落とし、竹下も佐々木にラリアット。雪崩式ブレーンバスターからのカバーは遠藤が木曽レフェリーの足を引っ張って阻止。テツヤ・イン・ザ・スカイを決めるもスカイツイスターはかわされてしまう。木曽レフェリーが接触されてダウン。そのスキに佐々木が急所を蹴りまくって佐々木式ウラカンラナ。木曽レフェリーのカウントが遅れて2止まり。ミスティカ式クロスフェースを竹下が抱えて垂直に落とすと、ジャーマンを狙う。遠藤のスワンダイブをベイリーがスワンダイブキックで迎撃。竹下が回転ラリアット。場外の遠藤にベイリーがシューティングスターアタックを投下して動きを止めていると、最後は竹下がジャーマンで勝利。DAMNATIONはKO-Dタッグ王座陥落。
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【試合後のコメント】
佐々木 なんだテメーら! フ●ッキンプレス! 俺たちを取り囲んで、何してやがるんだ! 俺たちがしゃべることなんかねえぞ! あのベルト獲られたら、俺の2016年、そして2017年のプロポーズは台無しじゃねえかオイ! どうしてくれるんだ! 木曽! いくらもらったんだオイ! あのクソ野郎! ふざけるんじゃねぇよなテツヤァ。
遠藤 (テーブルを叩いてから}オイ、竹下! オイ、これで俺を越えたと思ったら大間違いだぞ。俺はお前の前に(テーブルを叩いてから)立ち続ける!
佐々木 以上だ。メインイベント、取材してこいフ●ッキンプレス!

竹下 もうタッグベルト、ずっと言っていたように僕らはワールドワイドなタッグチームなので。DDTオンリーじゃないので、もっともっと行けるチームなんで! だからこんなところでベルト獲れないようじゃ、そこまででしょう。だから絶対獲りたかったし、ベイリーと獲りたかったし。もちろん、遠藤への借りもあるし、佐々木大輔への借りもいっぱいあるけど、それを返すことよりはこんな心強いパートナーいるんだから、まずはそういう因縁どうこうじゃなくて、もうこのタッグベルトを獲ろうと、このタッグベルトをもう一度自分の腰に巻こうと。シングルも1回巻いて、まだまだ……シングル、もちろんチャンス欲しいですけど、でもいまの僕は順番が後ろのほうだと思っているので。両国であんな完敗して。だからまず次はタッグのベルトを獲りたいと思っていたんで。ここからはどんどんどんどん防衛していきます。うし!
――ベイリー選手はDDTに参戦するようになって初めてのベルト戴冠となりました。
ベイリー 最初はDNA GPを制した。そして次にこうして竹下とベルトが獲れた。これからすべての大会でこのベルトを防衛していきたい。このベルトを防衛していけば、(通訳をやってくれている)アントンを含めた三人でKO-D6人タッグのチャンピオンにもなるよ。そして勝っていけば、石川修司が持っているベルト、つまりKO-D無差別級のベルトだって獲るチャンスがあるかもしれない。この竹ちゃんとのチームはすごくいいから、DDTのトップに立てると思っているよ。
――竹下選手、DDTだけじゃないと言ってましたが、気になっているチームや防衛戦をやってみたいチームはありますか?
竹下 石井慧介&男色ディーノ組です。もう(防衛戦が)決まっているんで。来週ですか、博多でこの試合の勝者が防衛戦をやるのは元々決まっているので。石井選手がこの間、世界ジュニア獲った試合も、僕、マス席の一番上から見ていたんで。そこは自分たちもおいしいチャンスだと思うし。僕は階級ちょっと重たいですけど、ベイリーがもし石井さんから取ることがあれば、世界ジュニア挑戦っていうのもあり得ない話じゃないんで。そういうの、僕たちはとにかくワールドワイドなタッグチームなので、誰とでも。男色ディーノなんてマイク・ベイリーのあの蹴りでぶっ倒してやりますよ。僕はもう見ているだけです。うし!
アントン マイク・ベイリーの蹴りで(ディーノの)痔ろうを再発させてやりますよ。
ベイリー ん?(アントンが訳すと)Oh! ハハハハ……。

メインイベントはKO-D無差別級選手権試合。第59代王者の石川修司はHARASHIMAを相手に3度目の防衛戦。静かなグラウンドでの立ち上がり。スタンドになるとHARASHIMAは石川をコーナー2段目にセットして踏みつけ。さらにフットスタンプを連続で放つ。腹にニーを押し当てられ場外エスケープする石川。HARASHIMAのプランチャをキャッチすると鉄柱にぶつけ、さらにエプロンサイドに叩きつけ、エプロンへのボディースラム。リングにHARASHIMAを戻すと、コーナーで顔面を絞っていく。石川はHARASHIMAをコーナーに振り直すと、腰にジャイアントフットスタンプ。さらにジャイアントコブラ、さらに投げつけていく。HARASHIMAは串刺し攻撃を止めてジョンウー。ハイキックからエプロンに倒れ込む石川にスリングショット・レッグドロップ。HARASHIMAはダイビング・カンフーキックから雪崩式ブレーンバスター狙い。石川がキャンバスに叩きつけて重爆ミサイルキック。エプロンのHARASHIMAをかんぬきスープレックスでリングに入れた石川は投げ捨てドラゴンからのラリアットはカウント2。ブレーンバスターはHARASHIMAがファルコンアローで切り返す。スワンダイブ式ボディープレスは石川が剣山でカット。八咫烏から地獄固めへ。頭突きを食らわせてギブアップを迫る。HARASHIMAはロープエスケープ。石川はスリーパーからパワースラム、ランニング・ニーリフト。これはカウント2。パワーボム狙いはHARASHIMAがリバース。石川はエルボー。HARASHIMAもエルボーでやり返してラリー。HARASHIMAがハイキックからリバースフランケン。スタンディング蒼魔刀は不十分で石川のラリアットを食らってしまうも、返す刀でハイキック。崩れた石川にバズソーキック。カウント2まで。HARASHIMAはスタンディング蒼魔刀。しかしカウント2。HARASHIMAはスワンダイブを狙うも石川がキャッチして場外ポイ捨て。HARASHIMAはこれで大ダメージ。カウントが進んでHARASHIMAは19で生還。石川はHARASHIMAのエルボーにエルボーで返す。フラつくHARASHIMA。それでも打ち合いに応じたが腰から崩れ落ちる。石川のランニングニーはカウント2。スプラッシュマウンテンはカウント2。ジャイアントスラムはかわしたHARASHIMA。張り手の打ち合いからグーパンチ。石川は頭突きで応戦。そこからファイアーサンダーを狙うも、HARASHIMAが着地して後頭部に蹴りを放って顔面蹴りと非情な攻め。カウント2で返されると最後はスワンダイブ式蒼魔刀で熱戦に終止符を打った。
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試合後、HARASHIMAがマイクを取る。HARASHIMA「みんなの応援のおかげで勝つことができました。石川修司はメチャクチャ強かったです。全力でぶつかって、全力でやり返して、すごい楽しかったよ。また何度でも何度でも試合したいと思います。石川修司、ありがとう!」亜門「大丈夫ですか?」HARASHIMA「鍛えているから大丈夫ですよ!」亜門「初防衛戦は12月25日後楽園大会を予定しています。闘いたい相手はいますか?」HARASHIMA「石川戦だけを考えていたので、急にそんなこと言われても出てこないですよ!」亜門「考えといてください」HARASHIMA「あ、はい! 考えつきました。僕は倒さなきゃいけない相手がいます。タッグで初めて取られて、シングルでまたガッチリ倒さないと。入江!」亜門「そうですよね、DDTフェスのときに負けてますよね」入江がリングイン。HARASHIMA「入江、君の顔が思い浮かんだよ。アメリカいって強くなって戻ってきた。まだまだ強くなると思うし、シングルでやり返さないと気が済まないので、この挑戦よろしく」入江「僕はまたアメリカにいきます。でもこれはすごくいいチャンスです。アメリカにいって新しい目標を見つけました。KO-Dのベルトを巻いて向こうでタイトルマッチをやってDDTがすごい団体だと思わせることです。僕がもらいます」こうして12・25後楽園でのHARASHIMAvs入江のタイトルマッチが決定した。入江は親指を下に下げてアピールして引き揚げた。HARASHIMA「今日は本当に応援ありがとうございます! 次、入江が挑戦します! 必ず、入江からベルトを防衛してやるさー!(観客『なんで~!?』)そして次、大阪に来るときにこのベルトを巻いて来てやるさー!(観客『なんで~!?』)3月のさいたまスーパーアリーナ、その先ももっともっと突っ走ってやるさー!(観客『なんで~!?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」
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場内にエンドロールとともに『INTO THE LIGHT』が流れる中、HARASHIMAが引き揚げて竹下がエンドアナウンス。スクリーンが切り替わるとアイアンマン王者の菊タローが控室のこたつの中で寝てしまう。そこへ偶然通りかかった松井レフェリーがこたつが覆いかぶさっていると判断して3カウント。タイトルがこたつに移動してしまうも、そこへ俵太さんが通りかかって挨拶。こたつを抱えようとすると、押さえ込んでいると判断されてフォールが入って俵太さんにベルトが移動してエンディングとなった。
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【試合後のコメント】
――王座戴冠となりました。
HARASHIMA 石川修司、強かったですね。本当に強かったです。まだクラクラしますよ。
――試合中に場外に落とされたが。
HARASHIMA あ~…飛んでますね。忘れてますね。頭が痛いです。最後勝ったので自分がチャンピオンですよ。
――12月には入江選手の挑戦が決まりました。
HARASHIMA パッと思い浮かんだんですよ、アイツが。シングルでは負けたことないけど、この前初めてタッグで取られてやり返さないと僕の気が済まないので。彼は海外にいって強くなって、またいくだろうけど、海外行く前にガッチリやり返しておこうかなと。
――終盤には顔面を容赦なく蹴りましたが。
HARASHIMA 別に反則じゃないし、ルールの中で許される攻撃だし。あれぐらい蹴らないと勝てないよ。
――総選挙で1位に支持されて挑戦するのは初めてになるが、以前の戴冠とは違う?
HARASHIMA 今回、僕が挑戦できたのはお客さんの906票という積み重ねの結果であって、僕はみんなにチャンスをもらって、そして本当に今日試合の中で何度も意識が飛んでいる中でもどうにか、どうにか勝つことができて、ありがたいです。本当にみんなの応援のおかげで勝つことができました。メチャクチャ嬉しいです。みんなが期待した気持ちに応えられたのかなと思うと本当に嬉しいです。

石川 2016年、ずっと突っ走ってきたつもりだけど、なかなかプロレスはうまくいかないですね。負ける要素はないと思ったけど、エースって言える人の心はなかなか折れてくれなかった。もう一回ここから実績をつくるのもなかなか大変だけど、また頑張りたいと思います。

入江 このタイミングでHARASHIMAさんに次期挑戦者として選んでもらえて、僕としては嬉しいです。すぐにアメリカにいこうと思っていて、目標であるKO-Dのベルトを巻いてアメリカで防衛戦をして、DDTはすごい団体だと知ってもらういい機会、すごいチャンスだと思います。
――日本で防衛する考えはない?
入江 はい。
――そもそも現在は一時帰国で、すぐにアメリカにいこうとは…。
入江 思ってるので、アメリカにはベルトを持っていきます。
――HARASHIMAにシングルでは?
入江 勝ったことないです。今日の試合を見てて、石川さん相手に勝つというのはすごい選手。僕はそれを超えるほどのすごい選手になるしかない。ガンガンぶつかっていくしかないですね。
――そのTシャツは?
入江 このTシャツは意味はないです(苦笑)。アメリカのスーパーで5ドルで売ってたんですよ。
――HARASHIMA選手に呼ばれると思っていなくて気を抜いてそれを着ていた?
入江 そういうことですね(苦笑)。僕が向こうで「家族だ」と迎え入れてくれた人が「お揃いで買おう」とお揃いで買ったやつです。
――それぐらい挑戦者指名は意外だった?
入江 そうですね。

俵太 チャンピオンになってしまったのよ。グッズ売り場いったら囲まれてしまって、船木クンまで「一緒に撮っていいですか?」って言うから…。
高木 えぇっ!? 船木さんと!
俵太 これは奇跡の2ショットだよね。僕がチャンピオンベルトを持っているという。
高木 まあまあ立ち話もなんですから(2人でこたつに入る)。おめでとうございます。
俵太 ありがとうございます。
高木 試合を振り返っていかがでしたか?
俵太 こたつが復活してどうするんだと。私が復活する予定だったのに、こたつが! 高木三四郎もカッコよかったな! あれ、なんて言うの? ダイビング…。
高木 ダイビングこたつスプラッシュ自爆です。僕のイメージはできていて、たぶん相手に相当なダメージを与えられると思って飛んだんですけど、避けられて。こたつのヘリが頭にガコン!と当たって記憶が一瞬なくなりました。
俵太 僕もこたつをけっこう扱う人間だけど、あれはカッコよかったわ。
高木 でも僕は今回、越前屋俵太さんとして芸能界に復活されて、こたつというアイテムを扱われたわけじゃないですか。リスペクトですよ。このこたつは交差点から海、そしてここまで旅してますよね。
俵太 こんな形でオープニングアクトも一瞬やったね。あの一瞬のために、どれほど2人が盛り上がっていったのか。
高木 ちょうど1年前ですよね。大阪オクトパスを見に来ていただいて。
俵太 まさかこんなふうになるとは思っていなかった。
高木 大会見られてどうでした?
俵太 けっこうおもしろかったね。小学生の彼女のデビューも。
高木 男の子なんですよ。小学3年生ですよ。
俵太 「こたつの人ですか?」って声をかけられて「はい!」って思わず言ったという。
高木 おかげさまで無事に終わりまして。
俵太 最後のHARASHIMAクンもいいね。最後に憎いね。こたつとかで笑わしといて。
高木 僕はこたつは痛い目に遭ったので(笑)。飯伏幸太がアントーニオ本多ごとどーんと。ものすごい衝撃を受けましたよ。
俵太 これ(こたつ)は潰れないんだね。
高木 僕はヒヤヒヤしましたよ。アントーニオ本多が体ごとずるっと来て大ダメージですよ。でも大阪にDDTが根付いたと思っているわけですよ。越前屋俵太さんは関西で芸能活動をやられていた方だし…。
俵太 DDTのいい意味でなんでもありがもっと大阪に根付いてもいいと思う。
高木 今日でだいぶ根付きましたね。DDTをいかに根付かせるか。2年かかってなんとなく形にできたんじゃないかなと思います。また例年も大阪でいろいろ仕掛けていきたいと思います。
俵太 もっとやってほしいね。
高木 俵太さんはアイアンマンのチャンピオンということで、どういうベルトかわかってます?
俵太 わかってないね。
高木 24時間、挑戦することが可能なベルトなんですよ。対戦相手がレフェリーを連れてきて、夜中とか俵太さんを襲うかもしれないです。
俵太 マジで?
高木 気をつけてください。僕の中ではこの王者に越前屋俵太さんがなったことが感慨深いですね。
俵太 まさか自分がなるとは思わなかったもの。
高木 どんどん防衛戦をやってDDTを大阪に根付かせてください。

――チャンピオンとしてどのような防衛ロードを歩む?
俵太 どうなんやろう。ホームが京都なんで、祇園とか歩いてたら舞妓さんが来そうやしね。おたべにやられたり…。今インバウンドで世界中から来てるし…。
高木 今日、俵太さんがアイアンマンを獲ったことを一早く英訳していたファンがいて、全世界に配信されました。ジャパニーズコメディアンと紹介されてました。
俵太 じゃあ京都はヤバいやない。いろんな人がいますよ。なんとか年内は持ちたいですけど。

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