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【Road to SUPER ARENA in NAGOYA~ドラマティック・ドリーム・天むす~のまとめ】KO-D無差別級王座決定トーナメントはKUDOの想いが遠藤の勢いを上回る! 最後はバックスピンキック3連打で終止符! 1・29後楽園の挑戦者決定戦は竹下vsKUDOに/入江、再渡米前の試合を勝利で飾る!/坂口、KO-Dタッグ挑戦前に不覚…DDT参戦以来初のタップアウト!/キャンディスがヨシヒコと初遭遇!/NωA新メンバー候補の研究生Xはロビンさんでした。

8日、愛知・名古屋市千種スポーツセンターにて「Road to SUPER ARENA in NAGOYA~ドラマティック・ドリーム・天むす~」がおこなわれた。鶴見亜門GMの前説にはヤス・ウラノが登場。「いつも通り一生懸命頑張ります。それだけが取り柄なんで」と言うと「DDT!」(ウラノ)「名古屋!」(女性客)「大会!」(男性客)「スタート!」(全員)とオープニングコール。
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第1試合は大石真翔&勝俣瞬馬&Xvs高木三四郎&大鷲透&平田一喜の6人タッグマッチ。大鷲とともに先入場の高木が、NωAのMAOが成人式のため欠場したことを報告すると「ひょっとしたらMAOが何回か成人式あるかもしれないし、NωAのメンバーもそろそろ増えたほうがいいと思って、新メンバー候補を呼んできました! 結成の言い出しっぺはこのワタクシ。彼らの成長を見届ける義務がある! 新メンバー候補のイメージカラーはシルバーです! ノリノリで喜んでくれるはずです!」と言うと新NωAを呼び込む。『ネバギバ☆I LOVE YOU』で登場したのはMAOの入場コスチュームに身を包んだロビン。一通り唄ってはみたが、大石は「おい。なんだこれ?」とご立腹。高木「歌も完璧に唄えてたじゃん」大石「口パクだよ。なんだよ、シルバーって」大石が高木に詰め寄るとあの曲が流れて平田が入場したが、踊りをやめてしまう。平田は「ひどすぎやしませんか? とても踊れる状態じゃない! お前ら一掃して踊り散らかしてやる! パチモン、フザけんな!」とロビンに襲い掛かって開始のゴング。
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大石と勝俣の連係にロビンがシャシャリ出るも、2人に「邪魔すんな!」と言われる始末。ローンバトルを強いられた平田は勝俣にフォアアームエルボーを決めて大鷲とタッチ。大鷲が一気呵成の攻め。高木がコンテナBOXを手にしてドラゴンリングインも勝俣に迎撃されてしまう。大石のコーナーダイブをキャッチした高木は勝俣も抱えてまとめてバックフリップ。大石にスピコリドライバーを狙うが、平田がしゃしゃり出てタッチを要求。しかし平田は大石にコンテナBOXをぶつけられてしまって、あっさり逆転。それでも敵味方関係なく手刀を打ち込む平田。ロビンの特殊な光線をも手刀で跳ね返してしまった。平田がメガネを装着してあの曲でダンス。踊り切りを大石に丸め込まれそうになるも高木と大鷲がカット。勝俣が大鷲を排除、ロビンが高木にダイビング・ボディーアタックを浴びせると、最後は大石が直伝!トルネードクラッチで平田から勝利した。しかしながら大石も勝俣もロビンの新メンバー候補には納得している様子はなく、握手と見せかけて中指を突き立てて帰っていった。
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第2試合は佐々木大輔&マッド・ポーリーvs石田慎也&レッカのタッグマッチ。石田が佐々木にコルバタ。コーナーにぶつけてレッカとタッチ。佐々木がタイムを懇願していると、それに気を取られたレッカの背後をポーリーが攻撃。レッカがここからラフファイトに捕まってローンバトル。佐々木の高速ブレーンバスターをカウント2で返したレッカはスクールボーイの要領からスライディングキックを決めて石田とタッチ。石田が佐々木に猛攻。スピニングエルボーはカウント2。佐々木はケブラドーラ・コンヒーロで逆転。替わったポーリーに石田がスーパーキック。タッチを受けたレッカだがフィッシャーマンズスープレックスで投げられてしまう。それでもレッカは替わった佐々木とポーリーの同士討ちを誘うと、ポーリーにダブルのスーパーキック。佐々木にはダブルのバックエルボー。レッカがスライディングキックからワキ固め、さらに飛びつき腕十字を仕掛けるが佐々木はエビ固めで潰す。ポーリーのコーナースプラッシュを呼び込んだ佐々木がダイビング・エルボードロップ。佐々木のDDTからポーリーが投げ捨てジャーマン。佐々木がレッカにクロス・フェースロックを決めて勝負あり。
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第3試合は石井慧介&樋口和貞&ヨシヒコvsアントーニオ本多&ワンチューロ&キャンディス・レラエの6人タッグマッチ。ワンチューロが入場したヨシヒコについてキャンディスに説明。キャンディスとヨシヒコが対峙するとキャンディスはボディースラムからセントーンを浴びせるが、カバーは樋口がカット。アントンが出てくると足をクロスされてキャンバスに叩きつけられ、ワンチューロには頭部を踏みつけられてしまう。ヨシヒコに雪崩れ式パワーボムを決めんとしたワンチューロだったが、ヨシヒコはウラカンラナで切り返して逆転。替わった樋口が一気呵成の攻め。ワンチューロもオクラホマスタンピード狙いをDDTで切り返してキャンディスとタッチ。樋口も石井とタッチする。キャンディスは石井にジョン・ウー。ボールズプレックスの体勢は石井がかわしてエクスプロイダーニー。替わったヨシヒコにキャンディスが高速ドラゴン・スープレックス。アントンが出てきて脚と腕を絡めてコーナーに登ると脳天から落としていく。これは石井と樋口がカット。バックを取るヨシヒコ。樋口のラリアットのアシストからヨシヒコがジャーマン。さらに石井が加わって眉山。なおもバックを取るヨシヒコ。カットに入るワンチューロに石井がフィッシャーマン、キャンディスに樋口がノド輪で排除。最後はヨシヒコが急所攻撃からバックドロップ・ホールドでフォール勝ち。
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【試合後のコメント】
――ヨシヒコと初対戦して。
キャンディス ジョークかと思ったわ。男性なのか女性なのかモノなのかもわからない。本当にレスラーなの? 試合も夢みたいだったわ。ヨシヒコのことを“レジェンド”って言ってたけど、それもまだわからない。

第4試合はマイク・ベイリー&岩崎孝樹vs坂口征夫&高梨将弘vs彰人&ヤス・ウラノの3WAYタッグマッチ。ベイリー、坂口、彰人は腕や脚の関節の取り合い。続いてウラノと高梨が共闘して岩崎にダブルのバックエルボー。2人がかりで攻め込んだが、岩崎はなんとか分断。高梨から坂口に替わるとウラノが一緒になってストンピングに加わっていく。坂口のサッカーボールキックからウラノがカバーするも、坂口が慌ててカット。ウラノからタッチを受けた彰人は数珠つなぎドラゴンスクリュー。岩崎に向かおうとしたところをリング下から高梨に足をすくわれてしまう。岩崎は坂口のハイキックをかわしてバックブリーカー。替わったベイリーが場外の彰人とウラノにブエロデアギラ。リングに戻ったベイリーはウラノにその場跳びムーンサルト・ダブルニー。高梨がベイリーを羽交い絞め。坂口が神の右膝を放つもかわされて誤爆。ベイリーが孤立した坂口に竜巻旋風脚。シューティングスター・ダブルニーを狙ったベイリーを彰人がキャッチしてキン肉大移動。坂口がPKでカットに入るも、二発目はキャッチして足横須賀。さらにキン肉大移動の形から足横須賀に移行する荒技でさらに坂口の足にダメージを蓄積させると足4の字。両腕を取って完璧バージョンに持っていって坂口がDDT参戦以来の初タップ。
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【試合後のコメント】
坂口 あのクソガキ! DDTに入ってから初タップだ。絶対許さないからな。オメエの脚、絶対ぶっ壊してやるからな。覚えておけ!

――明日のKO-Dタッグ戦の前哨戦だったが。
ベイリー 今日はいい感じに試合を運べた。サカグチとの蹴りあいにも勝てたし、今日負けたサカグチに俺とタケシタが負けるわけない。

セミファイナルはHARASHIMA&高山善廣&高尾蒼馬vs入江茂弘&竹下幸之介&高井憲吾の6人タッチマッチ。高山をショルダーアタックで倒せなかった入江。ニーで倒されてしまうとここからローンバトルを強いられる。入江は高山が仕掛けたブレーンバスターを逆に投げ返してようやくピンチを脱出。竹下が高山にドロップキック。ラリアットは相打ちに終わって戦況はHARASHIMAvs高井に。HARASHIMAが高井に雪崩式ブレーンバスター。これはカウント2。高井もエルボー合戦に持ち込むと、ミドルキック3連打で押されたがキャンバスに叩きつけて入江とタッチ。HARASHIMAが入江にジョン・ウー。高尾が入江のエルボーでフラつくも、トラースキックやエンドレスワルツで盛り返し、HARASHIMAのその場跳び蒼魔刀、高山の串刺しランニングニー、高尾のみちのくドライバーⅡの波状攻撃。これは竹下と高井がカット。高井のパワーボムから竹下がダイビング・ボディープレス、入江がフライング・ソーセージを投下。これはHARASHIMAと高山のカットに阻まれるが、入江が高尾に大暴走を浴びせると、ビーストボンバーを決めて勝利した。
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試合後、入江が引き揚げるHARASHIMA組を呼び止める。「高山さんはメッチャ強くてタチムカウ相手にピッタリです。これからもよろしくお願いします。高尾クン、チームドリフを解散して離れてしまったけど、今でも好きだし。これからもよろしくね。HARASHIMAさん、必ずアナタに勝ちますよ。今日の試合が終わってまた少しの間、日本から離れて海外で試合をしてきます。いっぱい経験を積んで後輩の竹下に先輩として頼りがいのあるところを見せて、師匠の高井さんのようにどこでも明るく元気な試合をして、そして高井さんに恩返しをしたいと思います。自分が必ず成長して大きくなってDDTに帰ってきます!」
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【大会後のコメント】
入江 幸之介は年下で後輩なのに先輩っぽいし、年上っぽいじゃないですか。すごいしっかりしてるじゃないですか。だから向こうにいって成長して、幸之介に「こっちのほうがお兄さんだ」と思わせたいですね。頼りがいのある先輩だと思ってもらえるように成長します。あと高井さんがいたから、僕はプロレスラーになったので。高井さんにもずっと感謝しているので、僕の憧れた頃の高井さんとはファイトスタイルがどんどん変わってきて。
高井 おい!
入江 20年目にして生まれたのは?(高井の顔芸)これです(笑)。でもたった一人の僕にプロレスを教えてくれた師匠なので、この師匠に恩返しできるように。僕がもっと世界で活躍して、チームでら、高井憲吾という名前をもっともっと広めることが…。
高井 本当? ありがとう!
入江 頑張ります。僕はアメリカですごく盛り上がったのは高井さんのホフロケットです。もう僕の技としてやらせてもらっているので。
高井 いいよ! 俺がもうやってないからな。
入江 あれをやって、アキレス腱を切ったんですよね?
高井 それ以来、縁起が悪いからあまりやらない(苦笑)。

――師匠から贈る言葉はありますか?
高井 アメリカいって、しばらく会えなくなるのは寂しいですけど、入江茂弘がもっともっと大きくなって世界中に羽ばたいてくれるのを見るのも嬉しいんで。どんなところでも入江茂弘の「タチムカウ」プロレスで頑張って欲しいと思います。
竹下 入江さんは一時帰国でも強くなって帰ってきましたけど、またさらに強くなって帰ってくると思うので。闘うのも楽しみだし、HARASHIMAさんにシングルでも勝って欲しいです。

――竹下選手は挑戦者決定戦でKUDO選手と闘うことになりました。
竹下 試合見てましたけど、改めて一日経って樋口が強かったので。この勢いと自信はKUDOさんには止めることはできないかなと。25分を超えるあんだけの試合をやって紙一重というかギリギリの闘い、体中も痛いし、限界同士の闘いで。でもKUDOさんも実力をまだまだ隠して勝っているように今日も見えたので、後楽園は(隠しているものを)出してくると思うので厳しい闘いになると思う。でも勝つか、負けるかで言ったら僕が勝つ。で、さいたまスーパーアリーナのメインを先に決める。
――KUDO選手は所属していたDDT20周年の想いの強さが見て取れますが。
竹下 HARASHIMA、KUDO、男色ディーノ、高木さんもそうですけどDDTを先頭に立って大きくしてきたというのがありますけど、そこからDDTをもっともっと大きくするのは僕たちというか僕の役目。そのための20周年さいたまスーパーアリーナ。だから今までの20年を見せるんじゃなくて、これからの21年目を見せる大会にしたいと思っているので、このトーナメントは絶対に落とせないと思っています。

メインイベントは遠藤哲哉vsKUDOのKO-D無差別級王座挑戦者決定トーナメント1回戦。遠藤がショルダーアタックを決めれば、KUDOはミドルキックでやり返して場外戦。KUDOが遠藤を鉄柱にぶつけていく。KUDOは遠藤をリングに戻してサーフボード。ロープに逃げた遠藤は場外エスケープしてひと呼吸。先にリングに戻るとエプロンに上がったKUDOのダブルニーを自爆させると鉄柱に両ヒザをぶつけていく。ここから遠藤は脚攻め。KUDOはカウンターのキチンシンクでようやく反撃の狼煙。ダイビング・ダブルニーアタックやバズソーキックで攻め込むがフォールは奪えない。KUDOが追走式の8×4。KUDOのスワンダイブを迎撃して場外に落とした遠藤はきりもみ式のケブラーダ。スワンダイブエルボー、その場跳びシューティング、ブレーンバスターから遠藤がカバーするもカウント2。KUDOがミドルキックで攻め立てる。コーナーに登ったKUDOに雪崩式フランケンからグラウンドのドラゴンスクリュー。遠藤が足4の字で勝負に出るもロープに逃げられる。ハンドスプリングニールキックからフェースバスターを決めた遠藤だったが、スワンダイブ式450°スプラッシュは剣山で返されてしまう。KUDOのダイビング・ダブルニードロップをかわした遠藤がテツヤ・イン・ザ・スカイ。投げ捨てトーチャーラックボムでもフォールを奪えないとスカイツイスター狙い。しかし会場の天井が低くてまごついている間にKUDOが蘇生して、場外地獄の断頭台! 後頭部へのダイビング・ダブルニーアタックから最後はバックスピンキック3連打で熱戦に終止符を打った。これで1・29後楽園のKO-D無差別級挑戦者決定戦は竹下vsKUDOに決定した。
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試合後、KUDOがマイクを取る。「勝ったぞー! これでさいたまスーパーアリーナのメインに一つ近づけました。俺がメインにいかないで誰が立つんだよ。必ず竹下を倒してさいたまでベルトを獲って、ここ名古屋に帰ってきます! 今日はたくさんのご来場、誠にありがとうございました! 名古屋の皆さんと酒盛りだー!」その後、竹下が現れ、右手を差し出す。KUDOはこれをヒザで叩いて拒否した。
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【試合後のコメント】
KUDO 俺が勝つと思ったヤツ、少なかっただろ。俺が1年休んでいる間、DDTはどんどん変わったよ。若い力が伸びてきて、俺たちの手に届かないところまで上り詰めようとしているかもしれない。でもこのトーナメントに関しては俺は絶対に負けられないんだよ。DDT20周年、HARASHIMAとシングル、必ず実現させる。それがDDTで16年、リング屋入れたら20年近い、人生の半分をDDTに懸けてきたこの想い。必ず実現させます。竹下が“超人”なのはわかっているよ。でもこのトーナメント、DDTを想う気持ちの強いヤツが勝つ。それを信じて1月29日、アイツをぶっ倒します。
――改めて竹下幸之介という選手をどう見ている?
KUDO 本当にDDTの未来だと思う。俺もイッテンヨン東京ドームを見たけど、ケニー(・オメガ)、オカダ(・カズチカ)、あれぐらいまでDDTの闘いを持っていける逸材だと思っている。俺たちずっとDDTで20年やってきて、どんどん団体も大きくなったけど、試合内容でなかなか評価されなかった。それが悔しいけど、これからの若いヤツは試合内容でもDDTをナンバーワンにしてくれると思っているし、そう信じているし。俺たちはアイツ(若いヤツ)らに負けないように踏ん張る。それがDDTを面白くすることだと思うから。ここから俺は負けない。勝ち続けます。今日は?むよ。

遠藤 カリスマと俺でさいたまスーパーアリーナのメインに立つ、その神のお告げは崩れたかもしんねえけどな、カリスマがさいたまスーパーアリーナのメインに立つというのは覆らねえんだよ、コノヤロー。

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