DDT Official Web Site

DDTプロレスリングSuperStars

リポート&コラム

【Road to Ryogoku 2017~ドラマティック・太宰府・天満宮~のまとめ】彰人、涙の“スマスカ卒業式”!「最後ちょっといろんなことを思い出し過ぎてウルッときてしまったんですけど、これでもう自分の気持ちもリフレッシュできたので、次に進めます」(彰人)「新しいことをやる以上は結果を残してほしい」(HARASHIMA)「卒業式みたいなものですね、春なので」(ウラノ)/坂口の蹴りでケツを真っ赤に腫らしても…ディーノは「私が痛がったらこれで勝てると思っているんだ。ダメダメ、そんな浅いもんじゃないから」/島谷凱旋!9・16下関大会が決定!

12日、福岡・さざんぴあ博多にて「Road to Ryogoku 2017~ドラマティック・太宰府・天満宮~」がおこなわれた。まずは急きょ組まれた島谷常寛vs上野勇希のアンダーマッチから。エルボー、ボディースラム、ドロップキックでフルエンジンの上野だったがドロップキックがスカされてしまう。島谷がその場跳びシューティングスターを3連発浴びせて勝利した。

試合後、鶴見亜門GMが「出身どこだっけ?」と尋ねる。「山口県の下関市出身です」と答える島谷に「実は9月16日土曜日に下関大会決定したんだ」と告げる亜門GM。島谷は「え~~っ! 凱旋興行じゃないですか!」とビックリ。出場できることも知ると「やったー!」と喜んだが、亜門GMから200人呼ぶよう告げられると「頑張ります」と誓った。

その後、亜門GMの前説にはいつどこ保持者の入江茂弘が登場。亜門GMからプランを聞かれると「今のチャンピオンの幸之介とは闘わなければいけない理由があまりにも多すぎるので、今すぐに使うことは考えてない。僕の思う最高の時に使いたい」とコメント。最後は入江が「DDT福岡大会スタート! 九州ば、元気にするばーい!」とコール。

第4試合はKUDO&坂口征夫&高梨将弘vs高山善廣&男色ディーノ&大鷲透の6人タッグマッチ。坂口と高山の先発でスタート。互いに技の切り返し合い。高山は拍手して大鷲とタッチ。大鷲と高梨はルチャっぽい動き。続くディーノはロープワークからKUDOのケツを突いていく。バズソーキックと男色クローは同時にブロック。引き揚げるかと見せかけたディーノがKUDOの背中に抱き着いて男色殺法で動きを止める。ディーノがクマちゃんのTバックを見せつけてのナイトメアは坂口が腹パンでカットしてKUDOが丸め込むもカウント2。替わった坂口が「汚ねえケツばっか見せやがって!」とスパンキング。酒呑童子は代わる代わるディーノのケツを攻撃してダメージを重ねていく。ディーノの尻は赤みを帯びる。ディーノは坂口の蹴り脚をキャッチして男色クローから男色スクリューで逆転。高山が出てくると坂口とのハイキックは相打ちで戦況は大鷲vsKUDOに。KUDOがトップロープ越えのダブルニー。替わった高梨との連係は大鷲がまとめて投げて脱出。ディーノがコーナーで尻出し。高山が出てきて高梨を捕まえて、大鷲が投げようとするも切り返されて地獄門へ直行。高山によって高梨が投げられそうになるもKUDOと坂口が救出。大鷲が逆水平でKUDOと坂口に襲い掛かるも高梨に捕まり、ディーノの地獄門へ二度目の直行。坂口がディーノのケツに神の右膝。KUDOが地獄の断頭台を狙うも、ディーノが起き上がってリップロックで排除。高山が坂口、高梨にニーリフト。高梨を抱えて地獄門に吸い込ませてからバックドロップ、ランニング・ニーリフトを叩き込んで勝利した。

試合後、ディーノがマイク。「今DDTの流れをざっと説明しますね。私とここにいるヨッちゃん、4月29日の後楽園ホールでタッグベルトを懸けた闘いがおこなわれます。それに来いというのはさすがに無理があるので、せめて4月29日の情報をチェックしてください…DDT UNIVERSEで見れるじゃないか。それを見てると私たちのベルトを獲る歴史的瞬間が見れます。次来るのはいつ?」亜門GM「7月です」ディーノ「じゃあその時は(ベルトを)つけてるかもね! 普通に今日のようにやったらついてくるからね。私たちに恐れるものはなにもない。なぜなら」高山「俺たちは」2人「ノーフィアー!」

【試合後のコメント】
ディーノ 何かあるかね? これ以上。
――成増でのシングルでは負けましたが、今回こうして取り返して…。
ディーノ ヨッちゃんとワタシが組んだ試合は負けたことがないでしょう。そういうことなのよ。
高山 この間はたまたま。征夫が一生懸命練習して。
ディーノ 本番に取っておけばいいものをねえ。もう向こうには何も手がないもの。

――お尻を攻められながらも勝てたわけですが。
ディーノ 攻められたというか趣味だって言ってんじゃん。
高山 それをディーノは楽しんでいるわけだから。
ディーノ 試合で楽しんでいたら普通にやって普通に勝っちゃうんだから。

――痛がっているわけではないんですか。
ディーノ アンタ、痛いのがいいみたいなところがあるじゃない。そのへんわかんないとよくないよ。
高山 征夫と一緒だよ。で、どんどん攻めて負けちゃうんだ。
ディーノ 私が痛がったらこれで勝てると思っているんだ。ダメダメ。そんな浅いもんじゃないから。
高山 そういうこと。
ディーノ お金出してそういうところで修行してから取材したほうがいいわよ。
高山 大事だからね。
ディーノ 亀甲縛りの状態でインタビューに来ないとわかんないと思うよ。今、彼(映像スタッフ)だって飛びっ子が入っているから。
高山 だけどブレてないもんね。素晴らしい。
ディーノ ウインウイン鳴っているのに固定しているからね。それぐらいにならないと。
高山 出直してこい!

――すいませんでした。出直してきます。

坂口 なんだよ、あの(ディーノの)パンツ。全然懲りてねえだろ。またケツしばいて、29日までにお仕置きしてわからせねえと。二度とあんな変なパンツを履かせないように叩き込んでやるよ。

メインイベントは竹下幸之介&彰人vsHARASHIMA&ヤス・ウラノのタッグマッチ。ローンバトルを強いられたウラノはレフェリーのブラインドを突いてバンダナで竹下を引っ叩き、さらに耳元で大声を出して逆転。替わったHARASHIMAも竹下の耳元で大声を出すとコーナーにセットしての踏みつけ。ニードロップはカウント2。ウラノが腹パンで続いてボディーシザースと腹部攻め。HARASHIMAがトップロープ越えのアトミックボムズアウェイ。HARASHIMAのキャメルクラッチは彰人がカット。チャンピオンが長い間捕まってしまうが、ウラノをボディースラムで叩きつけてようやくピンチを抜け出したかと思いきや、ウラノがタッチを阻止。竹下はウラノをフロント・スープレックスでぶん投げて彰人とタッチ。彰人はウラノにボディースラムからアームホイップ。このカバーをカットしたHARASHIMAもろとも連結式ドラゴンスクリューで排除。彰人はウラノにダブルアーム・スープレックス。ウラノは低空ドロップキックを決めてHARASHIMAとタッチ。HARASHIMAはダイビング・カンフーキック。さらにカンフーキックから雪崩式ブレーンバスターで落とすもカウント2。彰人もHARASHIMAを投げて竹下が出てくるとエルボー合戦。HARASHIMAがミドルキック3連打で竹下をダウンさせると、竹下も強烈なビッグブーツからニー。HARASHIMAもファルコンアローでやり返す。ウラノが低空ドロップキック。竹下も河津落としを決めて彰人とタッチ。激しいエルボー合戦。「今までありがとう!」(彰人)「それはこっちのセリフだ!」(ウラノ)と互いの感情をぶつけあう中、ウラノが渾身の一撃。串刺し攻撃は竹下が分断。ウラノのフランケン→HARASHIMAのスワンダイブ・ボディープレス→ウラノのダイビング・ボディープレスとスマスカの連係が決まる。カウント2で返した彰人が足横須賀からサソリ固め。カットに入ったHARASHIMAを竹下が逆エビで固めてアシスト。これはウラノがエスケープ。ウラノがモダンタイムス。彰人がクリアしてMAO殺し。彰人がウラノのバックを取ると竹下がラリアット。ウラノが回避するも竹下は誤爆を避けて彰人に勢いをもらってラリアット。竹下が場外のHARASHIMAにプランチャを投下し、リング内では彰人がウラノにハナマサを決めた。

試合後、彰人がHARASHIMAと握手をかわし、何やら言葉をかけられる。ウラノからは握手に続いてツバ攻撃をうけたが、彰人も負けじとやり返して互いに正座して一礼。スマスカが引き揚げて彰人がマイクを取る。「タケちゃん、なんか最後おいてけぼりにしてごめんね」竹下「大丈夫です~」彰人「全然泣くつもりはなかったんだけど、試合をやっていくうちにスマイルスカッシュでやってきた3年間が蘇って。ウラノさんは面倒くさいし、どうしようもない人なんですけど、HARASHIMAさんもすごい意地っ張りで自己中心的ですごい我の強い人なんですけど、僕にとって東京出てきてからのプロレスの師匠はHARASHIMA、ヤス・ウラノなんで特別な思い出があって、ちょっと最後こんな泣く姿とか見せたくなかったんだけどなあ…。ゴメン…」竹下「でも、これからのDDTはハッピーモーテルを解散した自分とスマイルスカッシュを脱退した彰人さん、僕たち2人で盛り上げていかないといけないと思っているんで。これから2人で頑張っていきましょう」彰人「こちらこそ。タケちゃん、ありがとう。今、タケちゃんが言ったみたいにもう僕らの若い世代…僕は三十路を超えているんで、若くはないんですけど、DDTの次の世代の僕とか竹下の世代とかDNAとか、もっともっとおもしろいことを考えてやっていかないとDDTはよくならないと思ってます。だから僕と竹下、もっともっとDDTを盛り上げるためにいろんな刺激を入れたいと思いますので皆さん応援よろしくお願いします!」

【試合後のコメント】
竹下 彰人さんはスマイルスカッシュ、自分はハッピーモーテルに育てられて、今自分はベルトを巻いている。だからこそ、もっと新しいものを見せたいし、スマイルスカッシュ、ハッピーモーテルを超える成長、思い入れのあるものを作りたいと思います。ハッピーモーテルの解散は落ち込んだし、悲しかったし、寂しかったし。でも、本多さんに言ってもらって、自分は次のステージにいかないといけないんだという自覚を持てたんで。その特別な思いは今日の試合、特に彰人さんはあったと思う。だから僕は特別なものにしたかったです。それができたのなら今日は100点満点で。
彰人 タケちゃんは本多さんが解散すると言って最後にハッピーモーテル解散試合をして、自分のなかで区切りが作れたんだなと僕は見てて思ったんですけど、僕の場合は僕が一方的に辞めると言って、春日部で(ウラノと)シングルをしてモヤモヤしたまま終わった部分があったので、今日が本当の決別の時だなと試合に臨んで。最後ちょっといろんなことを思い出し過ぎてウルッときてしまったんですけど、これでもう自分の気持ちもリフレッシュできたので、次に進めるんで。あとやるとしたらスマイルスカッシュにあとから入ってきた高尾蒼馬がいるので、彼とどこかでタッグとかシングルでできることがあれば、その時はその時で自分の気持ちをしっかり伝えて、次に進もうと思っています。

――最後、HARASHIMA選手から声をかけられていたが。
彰人 HARASHIMAさんは「別にこれでお別れってわけじゃないから、これから当たってよくしていこうよ」って言ってくれて。まったくその通りです。僕らがHARASHIMAさんに当たって、上の人たちと試合をしてもっともっとおもしろくして刺激を与えていかないとと思っています。
竹下 もっともっと盛り上げたいと思います!

HARASHIMA なかなか彰人君と対戦する機会がなかったし、チャンスがあったら闘いたかったし。抜けた立場で闘うということで楽しみながら、いろんなことを確認しながらというか。スマイルスカッシュを抜けたことで、新しい道ができているんだなと感じられて、負けて悔しいですけど、そういう嬉しさもありましたね。
ウラノ 正直、試合する前から彰人が竹下と組むことになって、自分の中のモヤモヤは何もなくなったし、彰人が選んでくれた道をそのまま進んでくれればいいなと。今日はちょっと彰人に対するわだかまりはなかったですけど、スマイルスカッシュの彰人は最後だという気持ちで、自分のやるべきことを見つけられたんじゃないかと。

――この試合で正式に送り出した?
ウラノ そうですね。卒業式みたいなものですね。春なんで。
――本人は感極まったみたいですが。
HARASHIMA 大きく羽ばたいてってほしいですね(苦笑)。でもスマイルスカッシュを抜けて新しいことをやる以上は結果を残してほしいですね。
――これからは当たる立場になりますからね。
HARASHIMA 僕は楽しみです。
ウラノ 自分も立ち止まっているわけにはいかないので、自分は自分で考えることがあるので、彰人との別れはいいチャンスだと捉えたいと思います。

公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では、全試合の詳報と大量の写真をアップ! ぜひご覧ください!