DDT Official Web Site

DDTプロレスリングSuperStars

リポート&コラム

【銚子電鉄×DDT電車プロレスのまとめ】電車プロレスを制したHARASHIMAがいつどこ権を獲得!/ディーノの尻無双に日曜昼下がりの車内が阿鼻叫喚!/高木は銚子名物ぬれせんべいを食べてパワーアップ!/やられまくりだった島谷がいつどこ権獲得/「今後とも電車を大切にしながら継続的に行っていけたら」(銚子電鉄の竹本社長)

16日、千葉・銚子電鉄車内で「銚子電鉄×DDT電車プロレス」がおこなわれた。まずは井上マイクリングアナが「窓は開けないように」「紙テープの投げ入れは禁止になっています」など乗車する際の注意事項をアナウンス。続いて始発の仲ノ町駅から数名で試合開始。各駅に停車ごとに次の選手が乗車して試合に加わり、10人前後の選手が参加すること。通常のプロレスルールに加えて、エニウェアフォール、さらに停車中に電車から出て、発車時刻までに車内に戻れなければ失格となるというルールがアナウンスされた。

13時30分となり、乗客が手拍子をする中、車内に『GET READY』が流れる。そしてまずは駅員の帽子を被った高木三四郎が入場。続いてレッカ、最後にHARASHIMAが入場。扉が閉まったところで試合開始のゴングが鳴るのだが、それまであと2分くらいあるという。選手たちはすでに臨戦態勢だったため、鶴見亜門GMの判断で試合開始のゴングを鳴らすことに。まだ電車のドアが開いている状態だが、高木は社内に寝転がり猪木?アリ状態でレッカとHARASHIMAを挑発。ここでドアが閉まり、電車が仲ノ町駅を発車。三つ巴の力比べになると、劣勢だった高木がブリッジから反撃。レッカをボディスラムで叩き付けるとHARASHIMAとチョップの打ち合いに。レッカが入ってきて高木を手すりに叩き付けると、HARASHIMAと共闘して二人がかりでチョップ。ここで観音駅に到着すると、高木がセコンドの上野から銚子名物ぬれせんべいを受け取り、それを食べることでパワーアップ。レッカをサーフボードストレッチに捉えるが、背後からHARASHIMAが高木をサーフボードストレッチに捉えると、レッカも加勢。車内の揺れをうまく利用して脱出した高木。吊り輪に捕まりながらもチョップを打ち合っていると、本銚子駅に到着。

ここでヤス・ウラノと島谷常寛が乗車。ヤスが島谷をドア付近の押し付けると、HARASHIMAらがトレイン攻撃。さらに島谷の着ていたTシャツをめくって顔に被せることで視界を塞ぐと、ヤスと高木がチョップを叩き込む。その横ではHARASHIMAがレッカにリバースのインディアンデスロック。ここで笠上黒生駅に到着すると、高木が再び駅員の帽子を被って「出発進行!」と車掌気分全開。その間もヤスは島谷の首にTシャツを巻き付けてチョーク攻撃。HARASHIMAはレッカにブレーンバスターを狙うが、レッカも必死に抵抗。しかし低空ながらHARASHIMAはブレーンバスターでレッカを車内の床に叩き付ける。ヤスと島谷はエルボーの打ち合いを展開するが、そこからヤスが急所攻撃。ここで西海鹿島駅に到着すると、石井慧介が木曽レフェリーとともに乗車。

いつどこ権を持っている石井は、狭い車内をものともせず次々と選手たちに攻撃していく。そしてレッカに逆片エビ固めを決めるが、ヤスがその石井にヘッドロック。手すりに叩き付けようとした石井だが、踏み止まったヤスは突進。リープフロッグでかわした石井はドロップキック。海鹿島駅を通過した辺りでヤスが島谷を羽交い絞めにすると、石井が野球チョップを叩き込む。石井はさらに高木にも野球チョップを叩き込む。ヤスは相変わらず島谷を集中攻撃していく。HARASHIMAも加勢し、ヤスは島谷の股間にエルボードロップ。ここで君ケ浜駅に到着すると、マット・ポーリーが乗車。

ポーリーは石井をハンマーでダウンさせるが、背後からヤスがスリーパーに捉える。その間に島谷がダウンしている石井にその場跳びシューティングスターを投下。レッカらも一緒に押さえ込んで3カウント。これで何と島谷がいつどこ権を獲得。ポーリーはヤスをアルゼンチン・バックブリーカーに捉えてギブアップを奪う。ポーリーはいつどこ権を持った島谷を踏みつけるが、ここで犬吠駅に到着すると男色ディーノとロイズ・アイザックスがワンチューロを襲いながら乗車。

「痴漢捕まえた!」とディーノを捉えたレッカだが、逆にリップロックからの男色ナイトメアーを食らってレッカは失格。さらにディーノとアイザックスはポーリーにも襲いかかり、二人がかりでリップロック。松井レフェリーが「何て絵面だ…」と思わず漏らすほど日曜のお昼にはそぐわない光景だが、外川駅から大石、勝俣、MAOのNωAが爽やかに乗車。

NωAが車内で『ネバギバ☆I LOVE YOU』を歌っている中、高木とHARASHIMAは外川駅に降りて、駅にいたお婆さんに写真を撮ってもらいながら大乱闘。そこに「聴けよ!」と大石が襲いかかるとMAOも飛び込んでくる。ここで発車時刻となり、慌てて車内に戻る選手たち。ディーノに襲われるHARASHIMAをお婆さんが見送る中、電車は発車。するとディーノとアイザックスはHARASHIMAのバックから腰を振りながら、ポーリーにも「やってみろ」と誘う。しかしポーリーはハンマーでディーノを殴打。怒ったディーノはアイザックスとポーリーのケツの穴を掘っていく。その間に大石がワンチューロにOLAP。高木と勝俣がチョップを打ち合う中、ディーノとアイザックスは相変わらずポーリーのバックから腰を振っていく。藁をも縋るように島谷を捕まえたポーリーだが、その中に高木やセコンドの上野も巻き込まれる。ここで君ケ浜駅に到着すると、ディーノとアイザックスがポーリーを車内から突き落とし、そのまま電車のドアが閉まって発車。置き去りとなったポーリーは失格。

車内では首4の字固めの数珠つなぎに。最後に高木が全員まとめて逆エビ固めに捉えるが、先頭にアイザックスが手すりを掴むと、松井レフェリーは「OK、ロープ!」とブレイクを命じる。ここでディーノが島谷にリップロック。さらにアイザックスとサンドイッチ・リップロックを狙ったが、島谷がかわしたため誤爆……というか、そのまま熱いキス。これでメロメロになってダウンしたアイザックスを島谷がカバーして3カウント。何と島谷は2つ目のいつどこ権を獲得。

海鹿島駅で赤井沙希とレディビアードが乗車し、MAOと勝俣をコブラツイストに捕らえる。だが、HARASHIMAが赤井を捕まえ、何と公衆の面前で女性にロメロスペシャルという非情な攻撃。ディーノは勝俣とMAOの尻を出して四つん這いにさせると、その上に尻を出して乗りピラミッド状態に。大石が突き出したディーノの尻に高木の顔面を押し付け、ダウンした高木をカバーして3カウント。さらにMAOと勝俣が赤井を羽交い絞めにすると、ディーノと大石が地獄門車で迫っていき、赤井の顔面に尻を押し付けて3カウント。その直後、周りの選手がディーノを押さえ込んで3カウント。

笠上黒生駅でマワシ姿の樋口和貞が乗車してくると、ビアードが「相撲やりましょうね!」とまさかの相撲対決を要求。樋口が鯖折りに捉えるとビアードはギブアップ。ここでNωAが3人がかりで樋口に相撲対決を挑むが、樋口は一人で三人を押し倒す。まるでぶつかり稽古のように何度ぶつかっていっても投げられてしまうNωA。ここで本銚子駅に到着したため、樋口はそのままNωAの3人を車内の外まで押し出す。そのままドアが閉まり、NωAは置き去りとなり失格。HARASHIMAが樋口に相撲勝負を挑むが樋口は上手投げ。「もう一丁」と再戦を要求したHARASHIMAは、カウンターのヒザ蹴り。「相撲だって言っただろう!」と怒って突進した樋口だが、HARASHIMAはカウンターのハイキック。これで3カウントを奪ったHARASHIMAは涼しい顔で「だってプロレスだもん」。ここで島谷はワンチューロに共闘を持ち掛けて二人がかりでHARASHIMAに襲いかかるが、ワンチューロは一瞬の隙を突いて島谷に逆さ押さえ込み。これで3カウントを取り、ワンチューロは島谷が2つ持っていたいつどこ権のうち1つをゲット。島谷が失格となり、最後はHARASHIMAとワンチューロの二人に。HARASHIMAはバズソーキックでワンチューロをダウンさせると、車内で助走をつけての蒼魔刀をブチ込んで3カウント。これでHARASHIMAは電車プロレスのエニウェアフォール時間差入場バトルロイヤルを制した上、いつどこ権を獲得。

仲ノ町駅に到着し、HARASHIMAは「皆さんの応援のお陰で初めての電車プロレスで勝つことが出来ました! これからもいっぱい銚子電鉄に乗って、プロレスもいっぱい見て楽しんでいきたいと思います! みんなも楽しみましょう! ありがとうございまーす! もっともっと銚電乗ってやるさー!(観客「なんでー?」)DDTも観にくるさー!(観客「なんでー?」)ぬれせんべいもいっぱい食べちゃうさー!(観客「なんでー?」)なんでかって、それは鍛えているからだー!」とお馴染みの決め台詞で、銚子電鉄×DDT電車プロレスを締めくくった。

【試合後のコメント】
高木 初めての銚子電鉄での電車プロレスなんですけど……。いやぁ大丈夫かなと思ったんですけど、何とか無事にケガ人もなく、たぶん壊れたものもなく無事に終われたかなと思っています。本当に電車の中にいたお客さんも、駅の外にも結構お客さんがいたりしたので、かなり盛り上がったんじゃないかなと思っていますね。これを機会にまた銚子電鉄さんと何かコラボして、銚子の町をプロレスで元気づけることが出来ればなと思いました。
HARASHIMA 電車の中というシチュエーションで、さらに変則的なルールで大変な中だったんですけど、その電車の中というシチュエーションをすごい楽しんで、僕は試合が出来て。皆様の応援もあって勝つことが出来ました。

――いつでもどこでも挑戦権を結果的にゲットしましたが。
HARASHIMA よかったです(苦笑)。
――どこで使うかは今後考えて?
HARASHIMA はい。本当に考えてなかったのでラッキーです。
竹本社長 私共、銚子電鉄は日本一のエンタメ鉄道を目指して、そして地域を明るく元気にするということを経営理念として、様々な楽しく面白い企画を普段から行っているんですけど、今回の電車プロレスのオファーをいただいたときに、これぞ銚子電鉄と親和性の高いイベントはないんじゃないかと思いまして、すぐさま二つ返事でOK出させていただいて、今日初めての電車プロレスという(日を迎えました)。何より電車が壊れることなくですね(苦笑)、無事に試合が終わりましてホッとしております。そして揺れる電車、走行中の電車の中で狭い空間をフルに利用にしての、お互いの技の掛け合い、迫力、臨場感のある試合に大いに感銘を受けました。

――今日は高木社長が銚子電鉄ということでぬれせんべいを食べていましたが、これは今日のために考えていた?
高木 そうですね。やっぱりぬれせんべいの成分の中に、体を元気にすると言いますか、一時的に強くさせる効果があるんではなかろうかと思っております!
竹本社長 薬物ですか?(苦笑)
高木 いや(苦笑)、そんなことはないです! 本当にぬれせんべいを食べて力が漲るということで使わせていただきました。

――とくに技名というのは?
高木 そうですね(苦笑)。
竹本社長 ぬれせんべい絞めと銚電固めという二つの技をぜひ開発して……。
高木 私は今日ですね、首4の字でつながった選手をひっくり返して、逆エビ固めにしたんですけど、あれは私の中では銚電固めと。銚電エビ固めと。
竹本社長 電車っぽいですもんね。
高木 電車っぽいじゃないですか。あれを銚電エビ固めということで使わせていただきました! ぜひともアレを銚電エビ固めとして、いろいろ使わせていただければと。
竹本社長 事後承認ということで。
高木 はい。いやでも、これ社長! 定期的に開催するという方向性は……。
竹本社長 ぜひ。これまでDDTさんは銚子での試合が開催されたことがなかったということで、これからは銚子の体育館で試合をさせていただいて、エキシビション的にまた第2回電車プロレスを大いに期待しております。
高木 大丈夫ですか、第2回やって?
竹本社長 もちろん大丈夫です!
高木 あ、本当っすか? ありがとうございます!

――社長、今回列車に被害が出るとか、そういう不安とかはなかったでしょうか?
竹本社長 不安定ってことを言い出すと、うちもそもそも経営が不安定な状況でして(苦笑)。揺れて不安定な車両の中で選手が技を繰り出すという点で、非常に大いに楽しみにしていて。実際、ひょっとしたら電車に傷がつくんじゃないかという杞憂をあったんですけども、その辺り技をかけるときも本当にデリケートに、投げ技の時も床に置くようにして、電車を壊さないようにと最大限気を使っていただいてですね、本当にありがたく思っております。ですので、今後とも電車を大切にしながら試合のほうを第2回第3回と継続的に行っていけたらいいなと思っております。
――新たな銚子電鉄の活性化のひとつとして考えられたりしていますか?
竹本社長 もちろんですね、先ほど言いましたようにエンタメ事業と言いますかね、日本一のエンタメ鉄道を目指そうということをいつも言っていて、それによって地域が活性化して元気になればいいなと。それこそそこにローカル鉄道としての使命があると思っていますので、どうしても今まで電車でお化け屋敷やったりですね、イルミネーション電車として日常的な車内空間を非日常的に変えて、多くのお客様に楽しんでいただこうという試みをずっと続けていますので、その一環としてぜひ電車プロレスもシリーズ化していきたいなと思っています。
――高木社長、この銚子電鉄さんの心意気をどう感じていますか?
高木 いやー、本当にありがたいですよね。万が一ってこともあり得たわけじゃないですか。それなのに快く電車をお貸しいただいて。我々もそのお気持ちに応えるように、本当に何事もないように、電車の中でケガ人も器物破損もなく終えられたので、それに関しては大変満足しております。2回目に向けてひとつの大きなうねりが出来たんじゃないかなと思っています。
――今までいろいろな路上プロレスをやってますが、今回の電車プロレスはどれぐらいの難易度でしたか?
高木 そうですね、難易度的には過去最大級の難易度でしたかね。もちろんプロレスラーなので、ケガしないように鍛えてはいるんですけど、やはり床はかなり堅かったので。でも堅いからと言って、そこを傷つけることなくプロレスをするというところがなかなか大変な部分ではありましたけど。やっぱり過去最大級の難易度であり、且つ過去最大級に盛り上がったんじゃないかなと思っております。やっぱり限られた空間の中で、100%のパフォーマンスをどこまで引き出せるかってところが我々の使命だったかなと思いますので。
竹本社長 柔らかいぬれせんべいで体の痛いを(癒してください)。
高木 はい、そうですね!

公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では、大量の写真をアップ! ぜひご覧ください!