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【横浜たそがれ2017~初夏~のまとめ】「俺にも意地がある!リミッター外れました」石井が非情な技で竹下を場外KO!/遠藤はスー女が全てポー女子に生まれ変わる宣言/坂口はごんぎつねを楽しむもアントン撃破/「いま動けば自分にとってもDDTにとっても盛り上がることが出来る」(HARASHIMA)「両国前にあがきたい」(彰人)/7・23後楽園で高木組がディーノ組に負けたらヒラコレは国外追放!/黒音まほがライアンからアイアンマンを奪取!

15日、神奈川・横浜ラジアントホールにて「横浜たそがれ2017~初夏~」がおこなわれた。まずは鶴見亜門GMと井上マイクリングアナが登場し、蜂窩織炎のため高尾蒼馬が欠場することを改めて報告。続いて8・20両国大会のアリーナ席も完売になったことをアナウンスしたあとに、ゴージャス松野と石井慧介を呼び込む。11月4日に福島大会が決まった松野は「通算10回目の開催となりますゴージャス☆ナイト。今年は私のプロレスデビュー15周年記念大会ということで開催します」と意気込みを語った。続いて11月11日に所沢大会が決まった石井が「通算4度目の開催となります。大会名は桃色ニールキック~いい日旅立ちというタイトルでやらせてもらいます」と語った。

そして7月22日に東京ビッグサイト西1・3・4ホール&屋上展示場にておこなわれる『HandMade In Japan Fes 2017』の対戦カードが竹下&ディエゴvsディーノ&松野vs高木&ライアンによる路上プロレスに決まったと発表。そこに竹下が登場し、「何気にライアンとは初絡みなのですけど、しっかりと勝利したいと思います」と意気込みを語って引き上げようとするが、そこに「オイ竹下!」と叫びながら吉村直巳が登場。竹下の大事なものをひとつひとつ奪っていくという吉村は「ショックで倒れるくらい」のものを奪ったと言って、一旦バックステージに戻ってからパワーブロックを持ってくる。博多では間違えて大日本のパワーブロックを持ってきてしまった吉村だが、今度は正真正銘DDTのパワーブロックだという。これにはさすがに竹下も「これはちょっと困りましたね」とつぶやいたが、ここでGMが「そもそもお前、いつどこを使う気あるのか?」と尋ねる。すると吉村は「山ほどある恨みを一気に晴らすために、1万人くらい入る会場でこいつを負かして恥をかかせたる!」としたり顔で言い放つ。どうやら両国でいつどこ権を使う気の吉村だが、GMからいつどこ権は両国前のビアガーデンプロレスの最終日までに使わないと無効になってしまうと言われてしまう。一瞬、絶句した吉村だが、「わ、分かってるわ、そんなことー! ビアガーデン最終日やろ? 8月の3日か? 5日か。5日までの間に、こいつが一番嫌がるタイミングで使って、ベルト獲ったるからな!」と宣言して慌てて退場。せっかく奪ったパワーブロックを忘れていくほどの慌てぶりだった吉村。結局、そのパワーブロックを持って竹下が退場。

井上リングアナが本日の対戦カードを読み上げ、GMが見どころを語ったあと、EXTREME級王座への挑戦は決まっているライアンを呼び込む。通訳のアントンと共に登場したライアンが「今日の昼頃に俺は東京女子の試合を見ていたら、ゾンビ女に攻撃された。ゾンビ女はこのアイアンマンを獲ろうとしたが、俺は見事にチャンピオンだ。もうゾンビはいないぞ。今日、彰人と佐々木と3WAYだ。今日は佐々木を倒して、後楽園でも佐々木を倒して二つのチャンピオンになってやる。俺がこの二つのタイトルを持って両国……」と意気込みを語っていたのだが、背後から東京女子プロレスの黒音まほが忍び寄る。まほはいつも持っている作り物の腕をライアンに向かって伸ばしていく。しかしライアンはその腕を掴んで自らの股間に当て、チ●コ投げを狙う。しかし作り物の腕をまほが離したため、投げられない。すかさずまほはライアンをスクールボーイで丸め込んで3カウント。東京女子にアイアンマン王座が移動するという非常事態に、ライアンはまほを追いかけていってしまたっため、残ったアントンが「死霊のはらわた2のような光景がリングの上で見られるのはDDTだけ! 今日、私はジャパニーズマフィア野郎に挑みます。勝算だらけになりません。皆さんの私に対する生易しい応援があればきっと勝つことが出来ると思います。いや、むしろ生易しい応援がないと勝てません! 応援増し増しでお願いします! スリー、ツー、ワン、ゼロー!」とオープニングコール。

オープニングマッチは高木三四郎&大鷲透vsヒラタコレクションA.T.&ゴージャス松野のタッグマッチ。松野が入場してくると高木が「今日はヒラコレが平田なのか、平田ではないのかを検証する大事な試合なのに、今日はなんでお前がしゃしゃり出て来るんだよ!」と文句をつけるが、さいたまスーパーアリーナ大会以来の試合だという松野は「選手を飼い殺しするのもいい加減にしろ!」と反論。「ワイドショーばかり出て調子に乗ってんじゃねぇぞ!」となおも言い放つ高木に対し、「その辺はデリケートな問題なので」と松野が口ごもると、高木は張り手をお見舞い。乱闘となる中、ヒラコレが入場してくると一斉に全員で袋叩きにしていく。さらにほかの選手やGM、リングアナ、試合がない赤井沙希まで入ってきてヒラコレにストンピングを浴びせていくと、怒ったヒラコレは「もう! 何なのよ!」とジャンプ。当然誰も付き合わず、高木が襲いかかっていき「絶対平田だろ!」と詰め寄る。さらに大鷲も「お前、イタリア人なのか日本人なのか、どっちなんだよ!」と詰問。しかしヒラコレも合体攻撃を狙った大鷲を高木に激突させると、ドロップキックで二人まとめて倒して松野にタッチ。エルボーで高木と大鷲に向かっていく松野だが、二人にはまったく効いていない様子。すると松野はまだダメージが回復していないヒラコレにタッチ。疲労困憊の様子のヒラコレだが、トレイン攻撃を狙った高木と大鷲をラリアットでなぎ倒して松野にタッチ。高木と大鷲をコーナーに投げつけると、高木ばりに二人まとめてファイアーマンキャリーで持ち上げようとするが、当然無理。あっさり諦めた松野はヒラコレにタッチしようとしたが、先手を打って出てきたヒラコレは松野に「もうダブルでいこう!」と言ってフライング・クロスチョップを二人同時発射。さらに松野がゴージャススター・エルボーを高木と大鷲にダブルで投下すると、ヒラコレに向かって「今日、お前何もしてないじゃないか!」と言い出す。そして「お前に花を持たせてやるよ」と言って、ヒラコレと一緒にヒラコレメガネを装着してモデルウォーキング。しかし決めポーズを取っている背後から高木と大鷲がスクールボーイで丸め込む。カウント2で返したヒラコレと松野はドロップキックを同時発射。だが、大鷲もヒラコレをスクールボーイで丸め込む。カウント2で返したヒラコレだが、大鷲はラ・マヒストラルで丸め込んで3カウント。

高木は「勝ったよー! 大鷲さん、ヒラタコレクションA.T. と肌を合わせてひとつ分かったことがある。ヒラコレは平田一喜……ではない!」と断言。高木曰く平田はもう少しプロレスが出来るはずなのに、ヒラコレはプロレスが出来ないと分析。しかし松野は「そんなことはどうでもいいんだよ! 大事なのは次、俺の試合がいつあるかなんだよ!」と社長にマジ抗議。高木が観客に「松野さんの試合を見たいかー?」と尋ねると大歓声。そこで高木はこれから高木、大鷲、ヒラコレ、松野で一緒に頑張ろうと言うが、そこにディーノが乱入。「そういうところです。私が会社に対して思うところがあるのは。その場の勢いで(言っただけで)」と痛いところを突いてから、結局ヒラコレは平田なのか平田じゃないのか、そして7・23後楽園は平田で出るのかヒラコレで出るのか尋ねる。高木は「とりあえず松野さんは出ない」と返答。するとディーノは「ヒラコレのままでいいから、負けたほうが追放っていうのはどう? 私が勝ったら国外追放」と提案。高木も「俺たちが負けたらヒラコレの国外追放でいいよ! ついでに松野さんも国外追放でいいよ! 俺たちが勝ったらどうするんだよ?」と受け入れると、ディーノは「(高木組が勝ったら、平田なのかヒラコレなのかという問題に)目をつぶります」と承諾。ヒラコレと松野を残して高木らが引き上げていくと、松野が「ヒラタコレクションも平田もどうでもいいんですけど、これからもプロレス頑張って56歳にしてやっていきます! 次の後楽園も勝って二人とも生き残ります!」と力強く宣言して締めてしまった。何も言えなかったヒラコレは最敬礼だけして引き上げていった。

第二試合はKUDO&高梨将弘vs入江茂弘&レッカのタッグマッチ。まずはレッカが高梨にドロップキック。そこに入江が入ってきてダブルタックルを狙ったが、KUDOが高梨をキャッチして阻止。すかさず酒呑童子はバックを取るが、入江とレッカは急所蹴り。しかし読んでいた酒呑童子の二人がかわすと、驚いた入江とレッカは「シェー!」。逆に入江とレッカがバックを取ると、今度はKUDOと高梨が急所蹴り。だが、これを入江とレッカがかわすと高梨だけが「シェー!」。「やれよ!」とクールな表情のKUDOに詰め寄った高梨だが、その高梨を入江が捕まえて痛めつける。だが、入江の串刺し攻撃をかわした高梨は、なおも足を掴む入江に延髄斬りを叩き込んでKUDOにタッチ。キチンシンクからスリイングショット式ダブルニーを投下したKUDOはソバットからロープへ。しかし入江はカウンターでブラックホールスラムを決めるとレッカにタッチ。3連続串刺し攻撃からロープに飛んだレッカを蹴りで迎撃したKUDOだが、スピンキックをかわしたレッカはバックドロップ。さらに入江とダブルのブレーンバスターを狙ったが、高梨が入ってきて阻止。バックの取り合いから数珠つなぎになると、一番後方の木曽レフェリーも巻き込んで一斉に急所蹴り。すると先頭のKUDOが一人で「シェー!」。KUDOは憮然とした表情で高梨に詰め寄っていくが、その背後からレッカがそのKUDOを丸め込む。しかしキックアウトしたKUDOは蹴りでレッカの動きを止めてから、ダイビング・ダブルニードロップを投下して3カウント。

第三試合は佐々木大輔vsジョーイ・ライアンvs彰人の3WAYマッチ。ライアンが体にオイルを塗り、ロリポップキャンディーをタイツの中に入れてから試合開始。その股間に触れと要求するライアンだが、佐々木はエプロンに出てしまい、彰人も断固拒否。仕方なくレスリングを始めるライアンだが、彰人の腕をどうにか自分の股間に当てようとする。振り解いた彰人は股間にタッチすると思わせておいてからヘッドロック。ロープに飛ばしたライアンだが、彰人はショルダータックルからマンハッタンドロップ。しかし自分のヒザが痛かった彰人。すると背後から佐々木がライアンに襲いかかるが、ライアンはラリアットからボディスラム。ブレーンバスターを狙った佐々木だが、ライアンが逆に投げようとすると彰人もライアンに加勢。しかし佐々木はどうにか脱出して場外にエスケープ。すると彰人はライアンの足にDDTを決めてからアキレス腱固め。そこに佐々木が戻ってきて彰人に低空ドロップキック。彰人を場外に出した佐々木はライアンの左足を集中攻撃。だが、彰人が戻ってきて佐々木に低空ドロップキックを見舞って排除すると、ライアンの左足をロープに巻き付けてから低空ドロップキック。そしてグラウンドクロス200に捉えるが、ライアンはロープに脱出。ライアンはカウンターのスクラップバスターで彰人を叩き付けると、佐々木をパンプルハンドルスラムで投げていく。そこから佐々木にチ●コ投げを狙ったが、彰人がカット。彰人がバックを取ってロープに押し込むと、エプロンから佐々木が飛び越えて回転エビ固め。そのまま彰人をクロスフェースに捉えた佐々木は、ライアンが立ち上がったところでカニ挟み。彰人の上に倒れたライアンごと二人まとめてクロスフェースに捉えたが、ロープに逃げられてしまう。あらばと佐々木は彰人のダイビング・エルボードロップを狙ってコーナーへ。だが、ライアンが佐々木を場外に突き落としてから彰人にダイビング・クロスボディー。そしてチ●コ投げを狙うが、彰人はアンクルホールドで切り返す。前転して逃れたライアンはスーパーキックを狙ったが、キャッチした彰人はドラゴンスクリューから足4の字固め。するとライアンはタイツの中からロリポップキャンディーを取り出して彰人の口の中に。そこに佐々木がダイビング・エルボードロップを投下。佐々木は続けてライアンのバックを取るが、ライアンがバックを取り返すと急所蹴り。しかし自らの足に大きなダメージを負ってしまった佐々木にライアンはチ●コ投げ。そしてロリポップキャンディーをまたも取り出して佐々木の口の中に入れるとスーパーキック。カバーしたライアンだが、そこに彰人が戻ってきてライアンを抱え上げる。足横須賀で叩き付けた彰人は、一気にサソリ固めに捕らえてライアンからギブアップを奪った。試合後、佐々木はEXTREME級のベルトを彰人の肩にかけて引き上げてしまう。彰人はそのままベルトを持ち帰ろうとするが、島谷常寛がベルトを奪い取ると慌てて佐々木の控室方向へと走っていった。

【試合後のコメント】
ライアン 今日は負けてしまったし、ヒザもかなりやられたけど、ヒザのダメージは全然大したことではない。次の闘いへの準備はもう出来ているよ。
ーーアイアンマン王座が東京女子プロレスの黒音まほ選手に奪われてしまいました。
ライアン もう何て言っていいか分からないよ! だって手が何か……何て言っていいか分からないよ! アイツは顔が怖いが、まあタイトルが欲しかったんだろうな。アイアンマン王座は24時間挑戦出来るから、いつでも取り返すことが出来る。ただゾンビを退治する方法を見つけないと……。

彰人 僕はもうあがくしかないんで。会社に「タイトルマッチ組んでくれ」って言っても組まれないってことは、そういうことじゃないですか。自分で何か形を残すしかない。今日、次(にEXTREME級王座に)挑戦するジョーイからギブアップ勝ち取って、まあ会社がどう動くか。自分もとりあえずはひとつ形を残せて。ちょっと自分の中ではあとがないのかなっていうのがあるので。今年入ってから毎月毎月タイトルマッチで負けていて……そうですね。両国前に最後にあがきたいですね。
ーー両国で大きなことをやりたい?
彰人 まあ両国に関しては正直考えてないですよ。両国でやりたいと言うよりも、両国前に最後、自分があがけるだけあがかないとなっていうのがあって。もう(KING OF DDT)トーナメントで佐々木大輔に勝ったっていうことにすがるしかない。もちろんEXTREMEっていうベルトは、すごい思い入れがあるので挑戦したいです。でも本当に……これを逃してしまうと、次、自分にベルトのチャンスがいつ回ってくるか分からないんで。挑戦したいですね。

佐々木 先週、ジョーイ・ライアンと引き分けて返上したこのベルトが、今日返ってきた。だからこれをいま返上する(記者の肩にEXTREME級のベルトをかける)。
ーー会社が認めてくれないと思うんですけど……。
佐々木 返上だ! 何を聞きたい? もう話すことはないぞ!
ーー今日、ジョーイ選手と対戦しました。恐らく返上は認められないと思うので、タイトルマッチをやることになると思うのですが。
佐々木 そんなのまだ考えてないよ! 返上したばっかりだろ。早いんだよ、最近はもう。時の流れが。すぐ次、すぐ次って! もうちょっと過去に浸らせてくれよ。キャンディスとの思い出とか。
ーーたぶんダメだと思います。
佐々木 はぁ……(ため息)。何の話だっけ?
ーータイトルマッチをライアン選手とやることになると思うので。
佐々木 ローラ(・ジェームス)を呼んでくれ。
ーー会社に対して要求ですか?
佐々木 うん。ローラと話がしたい! ほかには?
ーーアイアンマンを持っていたのですが、獲られてしまったんですが。
佐々木 誰が?
ーーライアン選手が。
佐々木 おう、あいつ油断してるだろ! 油断してるとな、ワイフも獲っちゃうぞ! 書いておけ!
ーー(EXTREME級の)ベルトを獲られる可能性もありますけど。
佐々木 誰の?
ーー佐々木選手の。
佐々木 俺は油断してるよ、いつも。俺はもう何を獲られたって、何も残らないよ。残るのは借金だけだ。何が聞きたいんだ、お前らは!
ーータイトルマッチのルーツとか。
佐々木 今日やったじゃないか。
ーーいや、今日はノンタイトル戦です。
佐々木 ノンタイトルだったのか! 何でだ? 誰が決めた!
ーーそもそも3WAYですし。
佐々木 3WAY? 彼は誰なんだ、一体! もう一人は。
ーー彰人選手です。
佐々木 あれは彰人君か。そうか。これ以上、何が聞きたい? GMに(ベルトを)預けておいてくれ。返上だ、返上!

第四試合はHARASHIMA&渡瀬瑞基vs男色ディーノ&大石真翔のタッグマッチ。急きょ欠場した高尾に代わってHARASHIMAとタッグを組むことになった渡瀬は、大石の握手には応じたがディーノとの握手は拒否。フラれたディーノに代わって先発で出ていった大石は、まずはHARASHIMAと腕の取り合い。そこからボディスラム2連発で叩き付けたHARASHIMAは渡瀬にタッチ。渡瀬はロープに飛ぶが、背後からディーノがキャッチ。すかさずタイツを下げてケツをモロ出しにしていったディーノは、DDT UNIVERSEで生中継にしているにも関わらず、カメラのほうに渡瀬の尻を向けていく。さらに男色ナイトメアーをお見舞いすると、HARASHIMAが入ってきてディーノにパンチ。しかししゃがみ込んだディーノの尻は渡瀬の顔面に密着。続いて大石がOLAPに捉えると、渡瀬の顔面の前でディーノがライオンプッシュアップで尻を近づけていく。渡瀬も懸命にブレーンバスターで反撃するとHARASHIMAにタッチ。ダイビング・カンフーキックからディーノをコーナーに乗せたHARASHIMAは雪崩式ブレーンバスター。さらにミドルキックを連打するが、キャッチしたディーノは男色クローから男色エクスプロイダー。ここで大石が半ば強引にディーノに尻を出させてコーナーに登るように強要。そこにHARASHIMAをホイップするが、HARASHIMAはディーノの尻の割れ目にフロントキックを叩き込むと、大石にもフロントキック。さらに渡瀬とトレイン攻撃からHARASHIMAのスワンダイブ式ボディプレス→渡瀬のジャンピングニードロップ。さらに渡瀬がDDTからカバーするが、ディーノが渡瀬のタイツを引っ張ってカット。HARASHIMAがディーノを場外に連れ出すが、ディーノはリップロックをお見舞いすると、リングに戻って大石と3Dを決める。ここで大石が「俺たちの復活際に相応しい技を見せてやろうぜ」と言ってディーノと一緒に尻を出すと、男色地獄車を狙う。しかしHARASHIMAが戻ってきて新幹線を止めるテリーマンばりに地獄車を止めてみせる。だが、大石がHARASHIMAにスタナーをお見舞いすると、そのまま渡瀬共々地獄車の餌食にしてしまう。さらに「男色旗包み」を予告した大石がディーノに「お前は誰だ?」と尋ねると、ディーノは「ワイ? ワイは猿や! プロレスラー猿や!」と叫び、コーナーに座り込んで男色タイツのヒラヒラの中に大石が渡瀬の頭を突っ込んで包み込んでから投げ飛ばす。さらにディーノの尻に大石が投げた渡瀬を頭からホールインワンさせたが、ここでHARASHIMAが大石の背後からハイキック一閃。そして一気に大石をリフトアップしたHARASHIMAは、山折りで叩き付けてからの蒼魔刀で3カウント。

【試合後のコメント】
HARASHIMA 今日、ちょっと高尾君のほうが急きょ欠場になったけども、渡瀬と組んで意外といい感じでタッグ組めたかなと思っていますね。強豪なディーノ&大石っていうチームに勝てたんで。まあそれとひとつ言いたいことがあるんですけど、両国までもう1ヶ月とちょっと。僕、KING OF DDTトーナメントで決勝まで行って勝てなくて。まだいつどこがあって、メインのリングに上がる可能性はまだ諦めてはないんですけど、ただちょっと自分の中で考えがあって。いま動けば自分にとっても、そしてDDTにとっても何か盛り上がるようなことが出来るんじゃないかなっていうのが、実は自分の中で考えていることがあって。まあそれがうまくいけば、それは面白いと思うので。ちょっと期待していてください。

第五試合は坂口征夫vsアントーニオ本多。アップライトに構えたアントンだが、坂口はいきなりローキック。一発で心が折れた様子のアントンは、ゆっくりと自らを落ち着かせてから2発目のローキックを足をあげてブロック。するとアントンは坂口のローをブロックした上で逆にローキック。「もう1回だ」という坂口は執拗なローキック。ブロックしたアントンはローキックを返すが、ブロックした坂口はローキック。モロに食らってしまったアントンは「もうギブアップだな」と弱音を吐いたが、ギブアップする前に考えてきた話をしようとする。「横浜ということでシュウマイかな」と話し始めようとしたアントンだが、坂口は容赦なくローキック。アントンもどうにか南部式ナックルで反撃しようとするが、バイオニックエルボーは坂口が迎撃。だが、アントンはカウンターのボディブローを叩き込むと、再びマイクを持って「そんなにごんぎつねが聞きたくないなら違う話をしてやるよ!」と言って、白雪姫を話し始める。だが、明らかに白雪姫のストーリーではないので坂口で「違う!」と蹴り飛ばす。するとアントンは「仁義なき戦い」を話し始める。腕組みしながら聞き入っていった坂口にサミングを狙ったアントンだが、キャッチした坂口はニーリフト。だが、アントンも蹴り脚をキャッチしてのドラゴンスクリューからシャイニング目潰し。そしてコスチュームのショルダーを外すと、ダイビング・フィストドロップを投下。これをかわした坂口はミドルキックで蹴り倒す。しかし串刺し攻撃を狙った坂口にカウンターのバイオニックエルボーをブチ込んだアントンは、スコーピオン・デスドロップから再びコスチュームのショルダーを外してコーナーへ。しかし立ち上がった坂口はアントンをコーナーの上に寝かせると串刺しニーリフト。カウント2で返したアントンが立ち上がると、坂口はそこに狙い澄ました神の右膝を叩き込んで3カウント。

試合後、マイクを持った坂口は「ごんぎつね、なかなか楽しかったよ。ただな! 今日三度も聞いて飽きたわ! 両国だったらそのごんぎつね出す前にぶっ倒して、うちらがベルトを防衛するから。覚えておけよ! じゃあ横浜の皆さんと酒盛りだ!」と、酒呑童子のメンバーで祝杯をあげた。

【試合後のコメント】
アントン 俺はもう分かっているんだよ。坂口征夫がいくらリング上で俺のことを言おうと、アイツが一番の隠れごんぎつねファンであることをな。だから今日の敗因を分析すると、やっぱりごんぎつねが話し切れなかったと。やっぱり仁義なき戦い、深作欣二の名作とされているけど、実は俺、見たことないから! だからもう役名とかも役者の実名言っちゃった(苦笑)。松方(弘樹)さんと(菅原)文太兄ィってな。その気持ちの乗り方が違ってた。だから例えば、仁義なき戦いを昨日徹夜で見ていれば……新・仁義なき戦いシリーズまで全部見ていれば、確実に勝てた。ようはごんぎつねって単に物語りとか昔話とかじゃなくて、ソウルトーキングだから! 魂の会話だから! それがスイング出来れば勝てる。両国では……まあやるかどうかは、ぶっちゃけ分からないよ(苦笑)。ビッグマッチだし。俺、さいたまスーパーアリーナでやった経験はあるから。デカイ箱でな。あの金玉スーパーアリーナっていう下ネタも込みで。それほどの男だから、両国でやるには余裕……まあやるかどうか分からないんだけどね。でもまだ時間はあるので、ゆっくり相手を研究してね。で、両国でタッグを組むディック東郷、ヤス・ウラノ、この二人は……ほとんど三人でタッグを組んだことはないかもしれないけども、酒呑童子と比べてお客さんの中でタッグ(チーム)っていうイメージはないかもしれないけど、私たち三人の中ではもう……何と言うか、あいつらが兄弟なら俺たちは恋人以上……恋人以上、知り合い未満。あ、間違えた! 全然知り合ってないと思っちゃった! 恋人の以上の関係なんてないだろ? だから俺、言えなかった、○○以下って。恋人以上、天国未満? 俺たちの友情、恋愛感情には天井がないから。そういったものをお客さんは初めて見るんじゃないかな。本当ね、こんないわゆる休憩前の試合で、こんな長いことコメントしてしまって本当に申し訳ない(苦笑)。メイン級のコメントだったけど(苦笑)、そこんとこよろしく! 両国で会いましょう!

坂口 リング上で言った通り、もうごんぎつねは聞き飽きた。ただね、最後の仁義なき戦い。あれ、ちょっと聞き入っちゃって危なかったよ。まあもうごんぎつねは飽きたから、両国であれでも出されない限り大丈夫。だからあれを出されて、俺はパワーアップしたんで。まあうまくあそこら辺を引っ張り出して、両国も圧倒的なパワーで奴を葬ってやろうかなって思っています。以上。

セミファイナルは樋口和貞&岩崎孝樹vs遠藤哲哉&マッド・ポーリーのタッグマッチ。まずは岩崎と遠藤が腕の取り合い。ショルダータックルで岩崎をなぎ倒した遠藤はバック転フェイントからアームドラッグ。岩崎もアームドラッグを返すとキチンシンク。しかし岩崎の蹴りをかわした遠藤がポーリーにタッチすると、岩崎も樋口にタッチ。ロックアップからヘッドロックに捉えた樋口だが、ロープに飛ばしたポーリーはショルダータックル。しかし倒れない樋口はショルダータックル。ポーリーも倒れず逆にショルダータックルでなぎ倒すが、続くエルボードロップをかわした樋口はショルダータックルでポーリーをなぎ倒す。岩崎がエルボーでポーリーに向かっていくが、まったく退かないポーリーは逆にエルボーでなぎ倒す。タッチを受けた遠藤が逆水平チョップを叩き込むと、ポーリーもエプロンからロープ越しのヘッドバット。さらに二人がかりで岩崎を踏みつけてから遠藤がドロップキック。防戦一方の岩崎だが、コーナーからダイブしてきた遠藤をニーリフトで迎撃するとブレーンバスター。ようやくタッチを受けた樋口は、遠藤を豪快なボディスラムで叩き付けると逆水平チョップ。さらに串刺しラリアットからオクラホマスタンピートを狙う。だが、エプロンに逃れた遠藤はジャンピングキックからスワンダイブ式フォアアームを叩き込んでポーリーにタッチ。コーナースプラッシュからエルボーを叩き込むポーリーに対し、逆水平チョップで応戦した樋口だがラリアットは2連続で相打ちに。3発目で樋口をなぎ倒したポーリーだが、樋口もすぐに立ち上がってぶちかまし。ここで樋口が先に岩崎にタッチ成功。ソバットからフロントキックでポーリーを倒した岩崎は、ハンマーを狙ったポーリーに飛び付いて三角絞め。だが、遠藤がその場飛びシューティングスターでカット。さらに遠藤はハンドスプリング・レッグラリアットを狙ったが、キャッチした樋口は強引にオクラホマスタンピートで叩き付ける。さらに岩崎のバックドロップと樋口ののど輪落としを合体でポーリーに決めると、岩崎はランニングロー。2発目をキャッチしたポーリーだが、岩崎は飛びヒザ蹴り。だが、ポーリーもカウンターのテーズプレスを返すと、またも岩崎の蹴り脚をキャッチ。そこに遠藤がハンドスプリング・ジャンピングキックを叩き込むと、ポーリーはフィッシャーマンバスター。樋口がカットに入ってきたが、遠藤が場外に追いやってからブエロ・デ・アギラ。その間にポーリーがリバーススプラッシュを岩崎に投下して3カウント。

試合後、マイクを持った遠藤は「樋口、お前元力士のくせになんだその体! ガリガリじゃねぇか! このポーリーの体を見てみろ! 1日3回のラーメン二郎トレーニングで作り上げた、ストイックな体だ」と言い放つと、7・23後楽園大会で相撲女子、略してスー女を全部ポーリーファンの女子、略してポ女子に生まれ変わらせると宣言。そして遠藤から「何か言ってやれ!」とマイクを向けられたポーリーは「テツヤ、かっこいい」とテツヤを称賛した。

【試合後のコメント】
樋口 いや、よく分かりましたね。マッド・ポーリー、強敵でした。これに石川修司が加わるっていうのは恐ろしいことだと思います。でも(KO-D)タッグ戦は入江さんと力合わせて、絶対にあの二人を打ち破りたいと思います。明日は大阪、石川修司。現三冠王者を食うつもりで闘いますので、まあやりますよ!
ーー試合後に遠藤選手がポ女子とか言ってましたが。
樋口 もう関係ないですね! もうそういうことではないと思います。本当にマッド・ポーリーという1プロレスラーが強いってことがよく分かったので、俺も覚悟して、あっちも覚悟して臨みたいと思います。

遠藤 (下半身に何もつけずTシャツ姿で現れて)何だよ、着替えていたのによ!
ーー今日、樋口選手と対戦しました。すー女をポ女子にするという発言もありましたが。
遠藤 まあ見ての通り、ポーリーに比べたらあんな奴、ガリガリじゃねぇかよ。なあ。ポーリーは1日3回も(ラーメン)二郎に行ってるんだぞ。それであの体、キープしてるんだ。ストイックだろ! なあ。
ーーKO-Dタッグ戦ではもう一人、石川修司選手がいますが、石川選手は巨女子って。
遠藤 それはアレだろ? 島谷の幻想か何かだろ? 勝手に言ってただけじゃねぇかよ。
ーーじゃあ巨女子っていうのは実際にはいない?
遠藤 存在しない!
ーーではポ女子が増えるってことですね。
遠藤 地球上のすべての女性がポ女子化する、後楽園で! もうポーリーとポ女子の楽園を適当な無人島とか買い取って造るのが、私の夢です。
ーーKING OF DDTの優勝賞金で?
遠藤 30万で。カリスマの70万を引いた。あ、でも5000円使ったから29万5000円で、どっか安い無人島を買い取って、ポーリーとポ女子の島を造ります。……真面目なこと聞けよ、もっと!
ーー遠藤選手、(Tシャツの下は)履いてるんですか?
遠藤 安心してくだ……やめろ! やらせるな! 以上だ!

メインイベントは竹下幸之介&ディエゴvs石井慧介&マイク・ベイリー。ベイリーは竹下と握手すると、ディエゴが差し出した手を払ってみせる。そしてディエゴとベイリーの先発で試合開始。ディエゴは蹴りをもらいながらも、低いタックルでベイリーをテイクダウンさせるとレッグロックに捉える。これを腕十字に切り返そうとしたベイリーだが、ディエゴは立ち上がって脱出。ロープ際でもクリーンブレイクすると見せかけて殴りかかったベイリーに対し、熱くなるディエゴだが、ここで一旦竹下にタッチ。するとベイリーも石井にタッチ。腕の取り合いから竹下がヘッドロックに捉えるが、石井はロープに飛ばして逃れる。すると竹下はカウンターを狙っていた石井にラリアット。さらに垂直落下式ブレーンバスターで多々付ける。ディエゴもすぐさまベイリーを場外に連れ出してイスを投げつけたり、客席や鉄柱に叩き付ける。エキサイトしたベイリーはイスをリング内に持ち込むが、竹下は石井を捕まえた状態でディエゴにタッチ。串刺しランニングエルボーからリストクラッチ式ショルダーネックブリーカーを決めたディエゴは竹下にタッチ。まず控えのベイリーに襲いかかった竹下は、エルボーで場外に追いやってから石井にスリーパー。しかしこれはベイリーがカット。石井もエルボーで反撃するが、竹下がカニ挟みで倒すとディエゴとダブルのニーを叩き込んでから合体攻撃。しかし石井もディエゴにカウンターのドロップキックを返すとベイリーにタッチ。ディエゴにジャンピング・フロントキックから串刺しランニングキック、その場跳びカンクーントルネードを投下したベイリーは、控えの竹下にもエルボー。さらにディエゴも場外に落とすと、三角跳びケブラーダを発射。ややロープに引っ掛かったが、ディエゴをリングに戻したベイリーはパイルドライバー。しかし、その場跳びムーンサルト・ダブルニードロップをかわしたディエゴはドロップキックを返して竹下にタッチ。竹下のラリアットをマトリックスでかわしたベイリーは垂直落下式ブレーンバスターを決めて石井にタッチ。ランニングニーを突き刺した石井は竹下の胸板を下から蹴り上げる。竹下も立ち上がってエルボーで反撃するが、石井は真っ向からエルボー合戦に応じる。だが、竹下はカウンターのエルボーを撃ち抜くとブルーサンダーの体勢に。ニーリフトで阻止した石井だが、竹下は低空ドラゴンスープレックスで投げていく。しかし石井も強引に急角度のジャーマンで投げ捨てる。続いてディエゴとベイリーも激しいエルボー合戦を展開。相打ちからベイリーはハイキック。そしてリバースダブルアームバーに捉えるが、ディエゴはロープに逃れる。ディエゴは蹴りと掌底を叩き込むと、キチンシンクからロープに飛ぶが、ディエゴはカウンターでみちのくドライバーII。石井がカットすると、竹下も入ってきて串刺しフロントキック。ベイリーはソバットからカカト落としを叩き込むとアサイDDTの体勢に。これを変形のリバースDDTで切り返したディエゴはランニングニー。さらにドロップキックを叩き込むが、ベイリーはアイルビーバックからのランニングローを叩き込むと、ゴッチ式パイルドライバーからコーナーへ。立ち上がったディエゴはベイリーを肩口に担いでデスバレーボムで叩き付けると竹下にタッチしようとしたが、リングサイドから石井が走っていってタッチを阻止。さらに場外で竹下にダブルアーム式DDTを決める。これで竹下はダウン。その間にリング上ではベイリーが竜巻旋風脚からのアルティマウェポンを投下して3カウント。

完全KO状態の竹下は両肩を担がれて退場。するとマイクを持った石井が「まず竹下は本当に素晴らしいチャンピオンだと思っています。でも俺にも意地がある。後楽園で念願のKO-Dを獲って、今年の下半期は俺が行くんで。今日はありがとうございました!」と叫んで横浜大会を締めくくった。

【試合後のコメント】
石井 まず(いつどこ権を)守りました。あと1試合、守れば挑戦……気を抜かず、明日守らなきゃいけないんで。でもリング上とかでも話したけど、竹下は素晴らしいチャンピオンだと思っているので。でもこっちも意地もあるし。もういろいろ……リミッター外れましたよハッキリ言って。まあえげつない感じでいかないと、自分はあのチャンピオンを越えられないと思っているんで。まだまだ気持ちを非情にして、非情な石井慧介でいきたいと思います。
ーー後楽園当日も非情なというか、エグイ攻撃に出る可能性がある?
石井 僕はもういつでも……そういう弱点というか。自分はそうですね、全然非情でいける覚悟は出来ています。向こうだってね、非情なことを出してくることだってあるんでね。もうすごいチャンピオンには出し惜しみしている場合じゃないんでね、ガンガン行きます!
ーー今日は外国人同士もガンガン行ってましたが。
石井 そうですね。すごかったし、マイク・ベイリーと組めてすごく心強いですね。自分も熱くなりましたけど、外国人同士もすごく熱くなったんでね。(通りがかったベイリーに向かって)ありがとう。サンキュー! ベイリーとのタッグも今日は頼もしいパートナーだなって思いました。
ーー最後、場外で投げっぱなし気味のダブルアームDDT?
石井 まあもう場所はどこでも厭わないですからね。お客さんはちょっとビックリした反応だったかもしれないけど、別に自分はそれはそれでしてやったりですよ。
ーー手応えを得た?
石井 そうですね。ダメージをだいぶ今日は与えられたと思うので、あとは当日……集中してコンディションとテンションを整えて、全力でいけるようなコンディションを作っていきます。

※竹下&ディエゴはノーコメント。

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