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【両国ピーターパン2017~ピーターパン 二十歳になっても ピーターパン~のまとめ】竹下が“ライバル”遠藤を下して、KO-D無差別級V7! 9・24後楽園でのEXTREME級王者・佐々木、インディージュニア王者・大家との3WAYタイトル戦が決定!/ハラシマルフジがKO-Dタッグ王座を奪取! 次回はディーノ&高木を相手に9・20「工場プロレス in 宮地鉄工所」で初防衛戦!/佐々木がEXTREME王座を防衛して彰人を丸刈りに!/男色母のリップロックも加代子夫人のムーンサルトもカシンも百田ファミリーも出たウェポンランブルはディーノ勝利で全権獲得! 男色プロデュース政権樹立へ!/KO-D10人タッグはLiLiCo軍が奪取!/KO-D6人タッグは酒呑童子が防衛!/飯野がデビュー!/アイアンマンは優宇が奪取!

20日、東京・両国国技館にて「両国ピーターパン2017~ピーターパン 二十歳になっても ピーターパン~」がおこなわれた。

14時を回ってダークマッチのぶらり路上プzロレス番外編スタート。外の大階段を登り切ると鈴木大が襲い掛かって試合スタート。鈴木にラリアットからボディープレスで潰して3カウント。キング・オブ・ダークのベルトを嫌がる鈴木を蹴倒して階段落ちさせて2階へ移動。すると唄っているゴージャス松野を発見。素通りすると松野が襲い掛かって第2戦がスタート。

松野は伊橋をトイレに引きずり込むと小便器に互いに押し付けようとする。すると松野がトイレの詰まり取りスポイト、伊橋がブラシを持ってチャンバラ。松野が顔面にスッポンを押し付け、松井レフェリーは観戦に来ていたゆにを抱えて攻撃させていく。2階席通路に移動して松野がスッポンを押し付け、さらに松井レフェリーと翔太にロープを作らせると、ゴージャススターエルボー。しかし伊橋がかわしてボディープレスで潰して2戦目も勝利。

2人は1階ロビーに移動すると売店にDAMNATIONの姿が。「DAMNATIONより今ノリにノッテいる伊橋剛太様のサイン会だ!」と吠えるとポーリーが怒って襲い掛かって第3戦目がスタート。2人は会場内へ移動。ポーリーが伊橋をリングに入れるとコーナースプラッシュからリバース・スプラッシュ。伊橋がかわしてレッグラリアット。ムーンサルトを狙うもかわされて自爆。それでも伊橋はポーリーを鉄柱にぶつけると、階段を駆け下りてのラリアットはかわされてしまうと、テーズプレスで押し潰されて3カウント。

伊橋は疲労困憊ながらバックステージへ。残り2人を探すも選手控室に入ることは「強い選手がいっぱいるかヤダ!」と拒否。するとコメントブース付近にロッキー川村を発見。川村に促されてボクシンググローブをはめた伊橋。川村のパンチに伊橋は逃走。スクリューブローで3カウント。伊橋は2勝2敗。

疲労困憊の伊橋は女子控室に乱入。赤井とチェリーが「キャーッ」と悲鳴を上げて逃走。すると浴室から「ザバーン」と誰か入っている音が。風呂場にはお湯で背中を流しているランジェリー武藤の姿が。こうして最終戦がスタート。ランジェリーはシャワーをヒザに浴びただけでギブアップ寸前に。ランジェリーはドラゴンスクリューから伊橋にシャンプー。さらにシャイニング・ウィザードで2人まるまる風呂に入って押さえ込んで勝利。ランジェリーが「プロレスでハッピーになろうよ。イヤーッ」とポーズを決めるも、亜門GMともども風呂にぶち込まれて試合終了。

第1アンダーマッチは松永智充&星誕期&島谷常寛&神野聖人vs渡瀬瑞基&レッカ&ディエゴ&下村大樹の8人タッグマッチ。渡瀬が松永のマーライオンやブレーンバスターを決められて苦戦。それでもドロップキックを決めて逆転するとディエゴが一気呵成の攻め。レッカとともにダブルのドロップキックで誕期をエプロンへと蹴散らす。島谷もスイングDDTでやり返すとその場跳びシューティングスターを連発。ディエゴが替わった神野にラリアット。渡瀬が出てくると神野がフラップジャック。これをカットに入ったディエゴとレッカを松永が重ねると誕期がブエノスアイレス午前零時。松永のラリアットのアシストから神野が魔人風車。これは下村がカット。ディエゴのアシストから渡瀬が神野に腕極めDDT。これも松永と島谷にカットされる。レッカ、ディエゴ、下村がプランチャの三重奏。渡瀬がバックドロップで勝利。

第2アンダーマッチはアイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル。第1入場者は牧野真莉愛Tシャツに袖を通した甲田代表。第2入場者はチェリーで試合スタート。甲田代表がチェリーに攻め込まれる中、のどかおねえさんが入場。のどかはチェリーを共闘して甲田代表を攻め立てる。チェリーがのどかを裏切って丸め込むもカウント2。すると4番手でのの子がリングイン。のの子がチェリーとのどかをKカップで窒息させるとボインメーカー狙い。甲田代表が寸前でかわしているとその甲田代表に躓いたチェリーをのどかとのの子が押さえ込んで失格に。そうこうしていると5番手でまなせがリングイン。のどかがどさくさに紛れてグッタリしている甲田代表を押さえ込んでベルト移動。そこへ坂崎がリングイン。のの子とまなせがやりあっているところを魔法少女キックを決めてOTRで失格に。そこへ瑞希が登場。坂崎が魔法少女スプラッシュをのどかに決めたところをすかさずカット。そこへ黒音まほが登場。瑞希のキューティースペシャルがのどかに決まって3カウント。アイアンマンが移動。まほがすかさずディアボロス。これは坂崎がカット。そこへマリカが登場。坂崎、瑞希にドロップキックを決める。今度は辰巳リカがリングイン。リカのエルボードロップは坂崎がカット。そこへ中島がリングイン。まほがマリカをOTRで失格に。中島へのリカのヒップアタックがまほに誤爆してOTRで失格に。そこへ山下が登場。闘うコメディアンズの連係でリカが合体ジャックナイフで丸め込まれて失格に。そこへ優宇が登場。エプロンに出た山下に優宇が逆水平を決めてOTRで失格に。あずさが最終入場。あずさがしゃべっているところで瑞希が闘うコメディアンズをまとめてOTRで失格に。優宇が瑞希にアキレス腱固め。あずさがカットして襲い掛かって瑞希にXファクター。これは優宇がカット。優宇がサイドウォークスラムであずさから3カウントを奪って失格にすると、残りの瑞希を片羽絞めで絞って勝利。子供頃から憧れだったアイアンマンのベルトを手に入れた。

続いて鶴見亜門GMの前説へ。グッズ紹介では平田メガネの新色が輸送トラブルでまだ生産地の中国にあることが明かされた。DDTドラマティック総選挙の期日前投票から9・13ATOMの一部カードとして竹下&彰人&PSJvs大石&勝俣&MAO、高木vs男色vs坂井vs大家、KUDO&坂口&高梨vsHERO!&MIKAMI&鳥羽が発表された。

第1試合は飯野雄貴デビュー戦。飯野は岩崎孝樹とのタッグで吉村直巳&上野勇希と対戦。上野と飯野の先発でスタート。飯野がさっそく上野の腕を絞って、さらにヘッドロックへ。ショルダーアタックで倒して怪力ぶりをアピールする。岩崎のフロントハイキックから飯野が吉村にチョップ。吉村もボディースラムにはいかせずハンマーパンチから顔面蹴り上げ。さらにボディースラムで叩きつける。上野がキャメルクラッチで続く。これは飯野がエスケープ。吉村も飯野をロープに固定してハンマーパンチ。踏みつけていくもカウント2。飯野は吉村をブレーンバスターで投げ返して岩崎とタッチ。岩崎は介入した上野にバックドロップ、吉村にミドルキックと攻め立てる。吉村が岩崎にボディースラム。替わった上野がランニングエルボーで続く。上野の裏投げはカウント2。岩崎もキチンシンクでやり返すと飯野が出てきて岩崎のミドルキックのアシストからエルボードロップと攻め込む。上野が飯野の串刺し攻撃をかわしてミサイルキック。吉村が出てくると上野とともに串刺し攻撃。しかし上野のミサイルキックが吉村に誤爆。飯野が上野に強烈なスピア。岩崎のジャンピングハイから飯野がバックフリップもカウント2。飯野のスピア狙いを吉村がパワースラムで迎撃するとラリアット。カウント2で返されると正念場で3カウント。

【試合後のコメント】
――両国大会のオープニングマッチでした。
上野 闘えたのはすごい、ものすごい嬉しかったんですけど、強すぎる! デカイし、力もあって、もう……今日はこんなんですけど、パートナーもいたので勝てましたけど。いや、強すぎます。僕ももっともっと頑張らないとって思いました。
吉村 いや、全然。あんなのが一人デビューしたところで全然俺は相手じゃないけどね。アイツは重いだけ、デカイだけやわ。
上野 これからDNAも奥田(啓介)選手だったりとか、吉村が何を企んでいるか分からないですけど。まあ竹田(光珠)選手だったり、アイザックスも帰ってきたりと色々ありますけど、今日デビューした飯野がDNAに参加するっていうのが、すごい大きいことだなって思いました。いや、でも僕も負けないですよ。もう何であれ勝ちで。飯野のデビュー戦で勝ったんで、これからも負けずに。僕ももっともっと……DNAを大きくするために飯野をもっといい踏み台として、これから頑張っていきます。
吉村 いまのDNA、相手になる奴一人もおらへんから、いまコイツもそんなこと言っていたけど、飯野もコイツもほかの奴も死ぬほど練習してこい! 俺の相手になるよう、せいぜい頑張れ。
上野 相手になるように死ぬほど練習します! 以上です。

岩崎 去年もオープニングマッチだったんですけど、勢いづけようと思って。まあ今日は彼です。
――飯野選手は両国大会のオープニングマッチでデビューだったわけですが。
飯野 いや、もう何て言うんですかね。やっぱ結構……デビュー戦ってことで、緊張もあるんですけど、そこははっちゃけてやっていこう、楽しんでやっていこうと思ったんですけど、やっぱ自分の出していけるパワーをまだ出し切れてなかったですし、今後もっと楽しんでやっていきたいと思います。楽しんでっていうか、全力でやりますけど、もっと全力でやらないとダメなので。反省ばっかですね。
岩崎 いいですか、ひとつだけ。奥田啓介に対して。自分はもう奥田しか見てないですけど、僕なりに言いたいことがあるんで。素直に言えって感じです。テメーが仕事がないからDNAに来てるんだろって! テメーの団体が凍結して仕事がねぇからうちに来てるんだろって。偉そうなこと言ってんじゃねぇよって。俺が受けて立ってやるって。テメーに仕事与えてやるって。それだけ! うし!(飯野と握手)
飯野 ありがとうございました。

第2試合は初代KO-D10人タッグ王座決定戦。対戦カードは大鷲透&平田一喜&ジョーイ・ライアン&赤井沙希&ヨシヒコvs大石真翔&LiLiCo&レディビアード&スーパー・ササダンゴ・マシン&大家健。まずはササダンゴの煽りパワポへ。テーマは「我々がプロレスをやめられない理由」。それは達成感が欲しいからであり、その達成感を感じる瞬間は打ち上げ。しかしながら、プロレスは意外と個人競技であり、ユニットで打ち上げしてもチャンピオン以外は全然楽しくない。タッグ王者が打ち上げしても、2人だけだど料理が全然頼めなくて盛り上がらない。6人タッグ王者が打ち上げをしても、人間というのは3人集まれば2つの派閥ができてしまうと言われている。レスラーが心底打ち上げを楽しめる条件は全員がチャンピオンとして共有できて、たくさんメニューを注文できて、そして参加者は孤立しづらい人数が必要。そういった背景で誕生したのがKO-D10人タッグなんだという。参加する大石軍改めLiLiCo軍は見出しになりやすい知名度の高さと打ち上げで多めに払える経済力を持っている。対する大鷲軍の鍵を握っているのは天才ダンスレスラーの平田。『TOKYO GO』がDDT UNIVERSEでカットされずに配信できるようになったことから、平田が飛躍するビッグチャンスだという。しかしチャンスの時は隙が生まれやすいとのことで、ササダンゴは以下の作戦を考えてきた模様。

①両軍入場後に平田が意気揚々と入場
②観客の皆さんがスタンディングオベーション
③平田大喜び
④乱闘している我々に抗議してくるのをお約束なので付き合う
⑤怒って足を叩きつける
⑥みんなでジャンプ
⑦平田がさらに大喜び
⑧その隙にリーダーのLiLiCoが丸め込んで勝利
⑨憧れの打ち上げに直行

まずはササダンゴとともにLiLiCo軍がリングイン。続いて大鷲、赤井、ライアン、ヨシヒコが登場。最後に『TOKYO GO』が流れるとお客さんがスタンディングオベーションで迎え入れる。その中で試合が始まってしまう。リングインした平田を全員がストンピング。大歓声の中「オマエらはなんなんだよ!」と地団太。するとお客さんどもどもジャンプするが、喜んだ平田をLiLiCoが丸め込んだがカウント2。ビアードの赤井へのバックドロップは平田軍がカット。赤井がビアードを丸め込むとLiLiCo軍がカット。エストレージャから中央で大石にヨシヒコが輪廻転生を狙うも大石が投げ捨てパワーボムで叩きつける。ヨシヒコが大石に逆片エビ。これは大家がカット。大石への串刺し総攻撃から平田が続くも大石がナックルパンチ。LiLiCoが出てきてキャメルクラッチ。そこに大石がドロップキックを合わせる。平田が大家にコルバタ。大鷲が出てくるとビッグブーツ連打。大石にはドラゴンスクリューを決める。ササダンゴが大鷲にドロップキック。バックの取り合いからライアンがロリポップキャンディーを狙うも大鷲に誤爆。ササダンゴがマンハッタンドロップも股間の硬さで逆に痛がる。ライアンがササダンゴにチ●コ投げ。全員まとめて投げんとするがLiLiCoだけは投げられず、逆にライアンの手を股間に添えてのアソコ投げ。その背後を平田が手刀。平田がメガネを装着して『TOKYO GO』でダンス。すると全員でメガネを装着してダンスバトル。ヨシヒコが大石に輪廻転生。赤井が場外ボディーアタック。リング内では大家が炎のスピアを決めて勝利した。

【試合後のコメント】
大鷲 どういうことだよ! オイ、何してるんだよ! 両国大会の、しかもタイトルマッチなのにいつもと一緒じゃねかよ!
ライアン ワッツハプン!
大鷲 どうなんだよ、お前よ!
平田 そんなこと言って、あなたたちノリノリで踊っていたじゃないですか!
大鷲 俺、違う。
赤井 私も違う。
ライアン ホワイ?
大鷲 はい、私がノリノリで踊りました(手を挙げる)。
赤井 私もノリノリで踊りましたよ!(手を挙げる)ライアンも踊りましたよ(ライアンも手を挙げ、ヨシヒコも無言で手を挙げる)。
平田 え? じゃあ私が一番ノリノリで踊りましたよ(手を挙げる)。
大鷲、赤井、ライアン、ヨシヒコ どうぞ、どうぞ。
大鷲 じゃあ、あとはお任せします(平田を一人残して控室へ)。
平田 え? まあ何と言うか、ひと言いいですか? お前ら何なんだよ、ジャンプ……空気読み過ぎ! ありがとうございました。

ササダンゴ 手短にいきます。もうDDTの10人タッグ、DDTを代表する5人組に我々がなったということで。もうとにかく5人というのは、昔の中国の戦国時代から5人組と言われてまして。戦うための、戦争をするための最小の軍団構成、人数構成になっています! 何を意味しているかって言うと、それはDDT内の寄せ集めカードではないと言うことなんですよ!(テーブルを叩く)
大家 そうだよ!
ササダンゴ 俺たちは5人組のDDT代表だ! だから全団体の5人組、全団体の余り物たちに通告する! 俺たちに挑戦しにこい! 俺たちがDDTらしい試合をしてやるから、各団体であぶれている奴ら、5人まとめてDDTまで挑戦してこい!
大家 挑戦してこいよー!
ササダンゴ どこの団体の挑戦だって受けてやる!
大家 受けてやるよー!
ササダンゴ 新日本だってな、ノアだってな、全日本だってな、WRESTLE-1だって、大日本だって!
大家 WWEだってどこだっていいんだぞ! ジャニーズだってどこだっていいんだぞ!
ササダンゴ 余り物の余っている5人組、かかってこい!
LiLiCo 壮大に打ち上げしようぜ! 財布厚くなるまで降ろしてきたぜ!
ササダンゴ LiLiCoさんが打ち上げしてくれるから!
LiLiCo 何食べたいの?
ササダンゴ 創作中華が食べたいです!
LiLiCo OK! 任せて!
ササダンゴ 黒猫夜の創作中華が食べたいです!
LiLiCo いいよ! 何でも来い! 朝まで朝まで!
ササダンゴ ヌーベルシロノワ! ヌーベルシロノワお願いします! 以上だ! あ、大家さんも何か言ってくださいよ!
大家 オイ、全団体! かかってきやがれオイ! 俺たち5人は最強の5人なんだよ!
ササダンゴ そうだ! 誰が負けても傷つかねぇ、無敵の5人だ!
大家 誰でもいいぞ! プロレス界だけじゃなくてもいいぞ!
ササダンゴ いや、プロレス界だけにしましょう。
大家 あ、プロレス界だけか? オイ! プロレス界だけだよ! 訂正するわ!
ササダンゴ 以上じゃ! 2017年下半期、KO-D10人タッグがプロレス界の話題を、良くも悪くも頂戴してくぜ!
大家 そうだ!

第3試合は黒潮“イケメン”二郎vs勝俣瞬馬のシングルマッチ。勝俣は大石、MAOとともにNωAの『ωe are the HERO!!』『ネバギバ☆I LOVE YOU』『Going my ωay!!!!!~キミはひとりじゃない~』のメドレーで熱唱し、ゴンドラに乗ってサインボールを客席に投げ入れる。続いて『HELLO』でイケメンがフルコーラスで入場して「イケメン」コールを起こす。試合がスタートするとイケメンのコーナー倒立を勝俣が襲い掛かっていく。勝俣がコルバタからドロップキックでイケメンを場外に落とすも、勝俣のプランチャはフェイント。イケメンは客席までいってアピール。なかなかリングインしないイケメンに業を煮やした勝俣が入れるも、イケメンはゴロゴロ転がって花道。イケメンはラリアットからライオンサルトを花道で決める。リングに戻してのイケメンクラッチはカウント2。2度目のイケメンクラッチもカウント2で決まらない。イケメンスペシャルもカウント2で返した勝俣はセカンドロープを踏み切ってのミサイルキックで反撃。勝俣が低空のヘッドシザースで叩きつけるもカウント2。コーナーに登ったイケメンをドロップキックで落とした勝俣は鉄柱からプランチャ。勝俣がリングに戻してお株を奪うイケメンクラッチもカウント2。イケメンがダイビング・ボディーアタックをキャッチしてコーナー逆さ吊りにすると顔面蹴り2連発。イケメンがスワントーンボムもカウント2。フィニッシュを宣告するイケメンの足にしがみつく勝俣。張り手を連打する勝俣にイケメンがトラースキック。勝俣もトラースキックでやり返してハンマーパンチ。バズソーキックはカウント2。勝俣がファイアーバードもカバーはニアロープ。2度目を狙った勝俣を止めたイケメンが飛びつきフランケン。続くインプラントはカウント2。最後はハリケーンドライバー、イケメンサルト連発からのイケメンクラッチで葬った。試合後は2人で抱擁をかわし、勝俣は四方に礼をして引き揚げた。

【試合後のコメント】
勝俣 いや、チャンスだったのに。自分の大一番だったのに。クソー。ああ、チャンス掴めなかったかな。でも先輩ですけど、同世代・同年代のイケメン選手と両国で、しかも元SMASH練習生の僕と、SMASHでデビューしたイケメンさんとシングルで出来たことは、非常にドラマティックだと思いますし。まあ3年の差は縮めることは出来なかったけど、またイケメン選手とやりたいなと思いました。イケメン選手、本当にありがとうございました。

――SMASH時代、共に練習生だった勝俣選手と両国でシングルマッチをやってみていかがでしたか。
イケメン いやぁ、昔だったらただただ考えられなかった、のひと言に尽きますね。だって団体も違えば育ちしか一緒じゃない。年齢も一緒か。考えてみれば同じ境遇の選手かもしれないですけど、仕事としては一切交わると思っていなかったので。俺は俺はラッキーだし、勝俣選手もラッキーだなと思っててもらえれば光栄です。今年も両国で試合が出来たよかった。DDT、まだまだこれからもよろしくお願いします! また出てぇ。

第4試合はカズ・ハヤシ&石井慧介vs木高イサミ&宮本裕向vsマイク・ベイリー&MAOvs鈴木鼓太郎&高尾蒼馬の4WAYタッグマッチ。カズと石井がプランチャ。鼓太郎がトペ。さらにベイリー&MAOが鉄柱から合体ムーンサルトアタックを決めて場内大歓声。エプロンでポーズを決める2人に二丁拳銃が攻撃。ベイリーにサンドイッチキックを決める。ベイリーも二丁拳銃の連係を分断してイサミにミドルキック連打。高尾がトラースキック、その高尾に石井がバックエルボー。鼓太郎が石井にエルボー。カズ、鼓太郎、宮本がハンドスプリングの攻防。カズのハンドスプリングエルボーが鼓太郎と宮本に決まる。MAOにはハンドスプリングレッグラリアット。石井がMAOにフィッシャーマン。イサミがダイビングダブルニーでカット。イサミがカズを場外に出してトペ・スイシーダ。宮本のファイアーサンダーは鼓太郎がハンドスプリングエルボーでカット。高尾がMAOに顔面トラースキック。これはカウント2。鼓太郎のファンネルから高尾がジントニックを狙うもベイリーがカット。高尾に合体スクリューハイキックはカットされる。ベイリーのシューティングスターダブルニーもMAOのキャノンボール450°もかわした高尾に鼓太郎がエンドレスワルツでアシスト。そこから高尾がエンドレスワルツを受け継いで丸め込み続けて勝利した。

【試合後のコメント】
石井 勝てなかったのは…今日勝てていれば、このタッグでまたいろんなものが見えてくると思うので、勝てなかったのは本当に残念で。ただ負けてまだ全然、ハヤシさんと自分は組んでいきたいし。僕はまだまだハヤシさんと組ませていただきたいので、これからもよろしくお願いします。
カズ お願いします。あー、クソ! 残念だったね。勝てば絶対何かあると思うから。
石井 またよろしくお願いします(カズと握手)。

鼓太郎 理想の形でエンドレスワルツ使ってくれたから。6回転もさせたら、なかなか返せないでしょ。よかったよ。前もって俺公認で使っていいよって言っていたんで。今日、最高の舞台で出してくれたんで、もう言うことありません。
高尾 いま公認って言ってもらったんですけど、元々は全日本出たときに(鼓太郎の)影響を受けて、それをDDTに持ち帰って勝手に使って、それが(鼓太郎に)バレて。まあ鼓太郎さんに会ったときに話して「使っていいよ」っていうことで。正式に公認ということになりました。
鼓太郎 これから記録としては鼓太郎公認エンドレスワルツにして。

――今日の試合で勝ちましたが、今後もこのタッグは継続していこうと?
高尾 そうですね。実力のある選手だし、自分が影響を受けた選手なので、どんどん組んでいきたいですね。
鼓太郎 今日の4チームの中で、俺らが一番(タッグ)歴が浅いっていうか、今日初めてだから。それで勝てたんだから、このチームいいでしょ。
高尾 そうですね。勝手に師匠って呼んでいるんで。師匠、今日はありがとうございます!
鼓太郎 おう、お前がんばれよ、次も。次は高尾公認の何かをもらわないと。
高尾 師匠に盗られます(苦笑)。
鼓太郎 交換だから。何か考えておいて(苦笑)。
高尾 はい、ありがとうございます!

ベイリー (MAOをテーブルの上に寝かせてマッサージしてあげる)MAOはベリーベリーハードだったからね。俺たちはタッグパートナーだから、パートナーのダメージを癒してあげるのも僕の仕事だよ。MAOはすごくいいパートナーだよ。
MAO サンキューベリーマッチ! DDTプロレスリングさんは何かこの大会は大きなテーマを持って、変化をつけにかかってきてるなって思うんですけど、変えたいなら俺とベイリーを、僕とベイリーさんをずっと組ませてもっと経験値を積ませてくださいよ! そうしたらもう二人でプロレス界を荒らせるようなパートナーだと思っているんで。会社はもっとMAO&ベイリー組を増やしてください。それだけです。今日何が起こったか知らないですけどね、またこんなのがあったら経験値を積んだ僕らが全員蹴り倒します!

※ヤンキー二丁拳銃はノーコメント。

試合後、スクリーンでは10・22後楽園のゲスト参戦選手として諏訪魔、ウルティモ・ドラゴン、鈴木秀樹、アブドーラ・小林の参戦が発表された。

第5試合はKO-D6人タッグ選手権試合。第30代王者組のKUDO&坂口征夫&高梨将弘はディック東郷&ヤス・ウラノ&アントーニオ本多を相手に初防衛戦。東郷組が襲い掛かって開始のゴング。リング内ではアントンのナックルパンチからのバイオニックエルボーがあっさり坂口にローキックで迎撃されてしまう。アントンがマイクを取るとギブアップ寸前になったとのことで、昨日徹夜で考えてきた昔話『ごんぎつね』をお話してすみやかにギブアップすると話したが、坂口が躊躇なく蹴倒してお話は聞けずじまい。今度はKUDOのミドルキックで乳首が取れかかってしまったとのことで高梨を説得して『ごんぎつね』を話し出す。両国国技館で稀勢の里に会いにいったが、出会えたのはたけのこの里だったというお話でその後のサミングは決まりまくった。替わった東郷がダブルアームスープレックスで続く。その後、ローンバトルを強いられた高梨が、ウラノをうまく丸め込んで坂口とようやくタッチ。坂口がキックで猛攻。ウラノも低空ドロップキックで抜け出すと東郷がリングイン。東郷のナックルと坂口のミドルキックのラリー。坂口がその場跳びの神の右膝を決めれば、東郷も返す刀でラリアット。ダブルダウンから東郷はアントン、坂口はKUDOとスイッチ。坂口の串刺しニーからKUDOが地獄の断頭台を狙う。これをウラノがカットせんとするも、高梨が阻止してKUDOは2人まとめて断頭台。ダイビングダブルニーをかわされたKUDOに東郷軍が波状攻撃。アントンがカバーするもカウント2。アントンのスコーピオンデスドロップからダイビング・フィストドロップは剣山で返されてしまう。アントンはそれでもダブルのナックルパンチからバイオニックエルボー。カバーは高梨がカット。ウラノがKUDOにツームストーンパイル。アントンがダイビング・フィストドロップ投下も坂口がカット。東郷が場外に出した坂口にエプロンからアトミコ。リング内ではアントンがKUDOにドラゴンSH。しかしカウント2。坂口の神の右膝、高梨のタカタニック、KUDOがダイビング・ダブルニードロップの酒呑童子の連係で勝利。

【試合後のコメント】
高梨 やったね、防衛だ! 兄貴、酒は今日格別に美味いんじゃねぇの? いつも美味いんだけどよ、両国で飲む勝った酒は本当に最高だぜ! なあ兄弟!
坂口 いやぁ最高だよ。兄貴のお陰で最高の酒が飲める。
KUDO 今日は飲み続けよう!
高梨 今日は朝まで飲んでやるよ! 対戦相手たち強敵だったよ。その強敵を倒しての酒っていうのが美味ぇんだよ! なんだ、坂口と続きがあるみてぇな表情して睨み合ってたけどよ、来るんだったらいつだって坂口がやってやるからな! 楽しみにしておけって!
坂口 ちょこちょこちょっかい出しやがってよ。そんなに気になるならサシで殺(や)ってやるよ、いつでもよ。東郷よ! 殺ってやる、勝負つけてやる!
高梨 ってことだ! あとよ、このあとの試合、知らねぇけど結婚とか全権懸けた試合? どっちが勝つのか知らねぇけど、誰がリング上で権限持ったって俺たちの関係を壊すことは出来ねぇ! 俺たちの存在を変えることは出来ねぇ! それは誰が一番力持っていたって一緒だ! リング外でどんな力を持っていたってな、本当の力っていうのはこのチャンピオンベルトだろ? ユニットの象徴である6人のベルトはな、いまも昔もこれからも酒呑童子が持ち続ける! なあ兄貴、言ってくれ!
KUDO おう、誰でもいいよ、誰でも挑戦してこい。俺らがずっとチャンピオンだよ。行こう!
高梨 以上!

※東郷&ウラノ&アントンはノーコメント。

第6試合は男色ディーノvs高木三四郎のDDT20周年記念ウェポンランブル。時間差で互いに持ち寄った公認凶器が入場し、それを用いて攻撃することが可能。さらに高木が勝利すればディーノが結婚、ディーノが勝てば高木からリング上の全権が移譲されるルール。まずは高木がリングイン。次にディーノが南側客席最上段から男性客を狩りながら入場。高木がドロップキックで先制すると高木の公認凶器で有刺鉄線バットが運ばれてくる。ディーノがそれを奪って一撃。するとカウントダウンが始まってディーノの公認凶器として有刺鉄線電動マッサージ機が運ばれてくる。バットと電マでチャンバラ。ディーノが打ち勝つと、それで電源を入れてケツを突いていく。電マを添えてのナイトメアはカウント2。すると今度は高木の公認凶器で婚姻届が貼り付けられたボードが運ばれてくる。高木はディーノにリバーススプラッシュ。平田にイスを用意させて組み立ててボードをその上に設置。高木がディーノをその上にボディースラムで叩きつけ、ディーノの手にマジックを付けて婚姻届に男色ディーノと書かせる。するとカウントダウンが鳴ってディーノの凶器としてササダンゴが高木の高級時計を運んでくる。ディーノは高級時計を股間に入れた後、それをイスの上に乗せて有刺鉄線バットで殴打。カウントダウンが鳴って高木の公認凶器としてカシンvs百田with百田家とアナウンスされる。さらに2人の試合も始まってしまう。さらにカシンはフェアリーステッキで高木を飛ばし、百田に向かっていく。高木が力を呼び込んでセーバーチョップもかわされて誤爆。ここでカウントダウンが鳴ってディーノの凶器として楽しんご、タクヤ、ゆっこママのオネエ軍団が登場。カシンにラブ注入した楽しんごだが、カシンが木曽レフェリーをオネエ軍団に差し出し、木曽レフェリーがヒドい目に遭うと木曽レフェリーが無効試合を告げてウェポン試合は終了。カシンは「楽しんご、やり方が汚いぞ! 8月27日、全日本プロレス、両国大会で試合を組め!」と吠えると力が襲い掛かって、2人が揉みあいながら客席までいってしまった。オネエ軍団が高木に襲い掛かっていると、高木の公認凶器のマッチョ29が助けに入るが、逆にオネエ軍団の生贄に。コーナーで尻を出して待っていたディーノに高木がカンチョー。ぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスターからシットダウンひまわりボムを狙う。ここでカウントが鳴ってディーノの公認凶器として高木が過去に新宿ロフトプラスワンのイベントで全裸になった映像がスクリーンに晒されてしまって、高木は精神的にダメージを負う。ディーノが盛り返してホモイェから男色ドライバー。しかしカウント2で返されてしまう。するとカウントダウンが鳴って高木の凶器としてディーノの母・八重子さんが登場。場内は大「ヤエコ」コール。八重子さんが実の息子にリップロック。高木が丸め込むもカウント2。高木がラリアット。しかしカウント2。ならばとシットダウンひまわりボムを放つもカウント2。ここでカウントダウンが鳴ってディーノの公認凶器として高木に嫁・加代子さんが戦闘モードで登場。場内「カヨコ」コール。加代子さんが高木にビンタ。そこからディーノが丸め込むもカウント2。ならばとディーノがリップロック。加代子さんのムーンサルト・プレスからディーノがゴッチ式男色ドライバーで勝利した。

試合後、ディーノがマイク。「人生を懸けた大一番、勝ったのはこの男色ディーノ様じゃ! 私が勝ったからには、DDTは私が変えてみせる!(八重子さんを見て)……やりにくいわ! それはやりにくいわ! なんで来たの?」高木「ディーノ、それは俺のセリフだよ! ディーノ、全権はちょっと置いておこう。40年間育ててきた息子の気持ちがオマエにわかるか!」ディーノ「息子の気持ちは私の気持ちですけど! 育ててきたお母さんの気持ちならみんなわかりますけど!」高木「そんなことどうだっていいんだよ! 育てたお母さんの気持ちがわかんねえのか! お母さんは俺にわざわざメールでくれたんだよ! うちの息子になんとかいい人を見つけもらえませんかと。オマエはこのままいったら引きこもったまんま、一生アパート暮らしだぞ。だからディーノ、結婚しろ。ディーノ、結婚はいいもんだよ。守るべき人がいれば、男はそれだけ成長する。大きくなる。なあそうだろ、加代子!」加代子さんは高木を無視してさっさと引き揚げてしまった。ディーノ「高木社長、結婚っていいもののようですね」高木「……ディーノ、もうちょっと独身でいてもいいじゃない? お母さん、すいませんでした! もうちょっとしたらなんとなく僕が見つけるんで。今日のところはありがとうございました」八重子さんは大「ヤエコ」コールの中、退場。高木「ディーノ、DDTの全権を握るってどういうことかわかるか? コイツら全員がオマエの肩にのしかかってくるんだよ。オマエに覚悟はあるのか?」ディーノ「覚悟がなくて全権欲しいって言うと思う?」高木「よくぞ言った。男色ディーノ、今日たった今からDDTの全権をオマエに託す! 難しい数字のことは俺がやるからDDTの中身はオマエが思う通りにやってくれ! これで俺も心置きなく引退します!……嘘じゃー! オマエが好きにしていいよ。今日からオマエがDDTのプロデューサーだ」ここで亜門GMが割って入る。亜門「ディーノ、プロデューサー就任おめでとう! 俺もすげえ嬉しいよ。これからはゼネラルマネージャー・鶴見亜門とプロデューサー・男色ディーノの二人三脚でDDTのリングをビシビシ仕切っていこう! 高木さん安心してください。これから我々2人がDDTのリングをもっともっと面白くしていくんで期待してください!」高木「鶴見亜門GM、あなたは今日でクビです」亜門「そんな!」高木「DDTに舵取りは2人もいらねえんだよ。男色ディーノというプロデューサーができた今、オマエはクビだ!」亜門「ちょっと待ってください! 急に言われても! ディーノ、ちょっと何とか言ってよ!」ディーノ「急に言われてもねえ。私も大勢の前で言ってみたかったの。ユー・アー・ファイアー!」亜門「そんなヒドイ話ないですよ! 私は絶対やめませんからね!」ディーノ「摘まみ出しなさい!」嫌がる亜門をセコンドが胴上げして摘まみ出してしまった。高木「たった今からプロデューサーとして舵を取ってくれ。みんなディーノに期待してくれ!」高木は退場。ディーノ「さあこうやって私がリング上の全権を握りました。そして私は今一つ宣言する。ちょっと前までのDDTに守りに入ってんじゃねえよ。私がプロデューサーに就任したからには、DDTは攻め一辺倒! 攻める姿勢でここまでDDTは大きくなった! じゃあ大きくなったら守るのか、いや違うね! 攻めることが正しいことかわからない。でも! 攻める姿勢のままDDTは私は舵を取るから。たぶん面白くなるからね。アンタたちはそれを見ながらでも構わない。面白そうだと思ったらまた来てよ。それが私のアンタたちに対するケジメの付け方よ!」

【試合後のコメント】
――カシン選手が希望していた百田戦がこういう形で実現したのですが。
カシン いやいや、こういう形って。全然試合じゃないじゃないか!
――早朝の使用が難しいということで……。
カシン 責任を取って次の8月27、全日本プロレス両国大会で試合を、決着戦を組んでくれ!
――高木社長にはそのように伝えます。
カシン そうしておいて。8月は両国で決着戦! これも朝6時30分に!(力が現れる)テメー、また来たのか!(イスを投げつける)
力 カシーン!(カシンと揉み合いになると、そこに百田も現れる)
百田 このやろう、息子いじめやがって!(カシンは距離を取って睨み合いに)
カシン カミさんの心配しろ、カミさんの!(控室へ)
百田 お母さん、どうしたんだよ?
力 知りません。

――カシン選手から対戦要求され、こういう形で対戦が実現したわけですが。
百田 基本的にはカシン選手、前回から結構俺につっかかる部分があって。さっきカシン選手、次の両国大会って言っていたけど、俺的にはたぶんカシン選手と会うのは来月の(東京)愚連隊の試合でカシン選手と当たるので。もうそのときはバッチリ決着というか、ジジイの底力を見せてやるよ。いい選手だけどね、何あれ、手に持っている訳の分からないの!
――あれは女子選手が使っている魔法のステッキですね。
百田 ああ、魔法のステッキ(笑)。俺、ジジイなんでたぶん魔法は効かないと思うんで。だけど今度こそ彼にギャフンと言わせてやれるよう頑張ります。よろしく。

高木 まあリング上で起きたことが全てですよ。本当に勝つつもりでいたんだけどね。何だろうな。うーん……やっぱり男色ディーノの執念が勝ったというか、男色ディーノのいまのDDTを何とかしなくちゃっていう思いが勝ったのかな。まあDDTの中のクリエイティブなことは、今後はディーノが舵を取ってやればいいんじゃないかな。面倒臭い事務作業とか、数字的な部分は俺がやるけども、ひと言で言えば下駄を預けましたよ男色ディーノに。もう彼がすべてやればいいと思います。いまの彼ならば、DDTをもっともっと盛り上げていってくれると思うので。
――鶴見亜門GMは今後どうなるんでしょうか?
高木 元々ね今林久弥として広報業務もやっていたし、何か二つやるのはいまの彼は重いんじゃないかなと思って。彼はいままで頑張ってきてくれたけど、歳だし! もっともっといまのDDTは新しい人たちがクリエイトしていかなくちゃいけないと思うし。男色ディーノだったら、それが健全に若い連中を引っ張っていってくれるんじゃないかなと思いますよ。だから鶴見亜門GMはクビということで。いままでお疲れ様でした。7年間ですか。まあ広報業務として残るんじゃないですか。
――ディーノ選手に全権を渡して、ご自身はこれからどうしていこうと。
高木 ちょっと経営をやりますよ。(リング上のことは)経営と全然違うんで。やっぱり経営とクリエイティブな部分を両方やっていたから、いろんな部分で支障が来ちゃったのかなと思う部分もあるので。もうクリエイティブな部分は全部、彼に任せればいいんじゃないかなって。まあ一枚一枚チケットを売っていきますよ。そういうことです。
――リング上のことに関わらなくなるというのは、旗揚げ以来初めてのこと?
高木 うん、旗揚げ以来初めてですね。本当に旗揚げ以来初めて。だからちょっと自分の中でもやっぱり……ちょっといろいろとこれだけDDTも多様化して、団体もブランドも増えていって、ちょっと限界もあったし、やっぱり頭脳はひとつしかないから。それが新しい頭脳に変わって、そのガワを俺たちが守ってあげればいいことだと思うので。

ディーノ はい、来た! 頭が高いよ! プロデューサー様ですよ!
――(頭を低くする報道陣)まず、DDTの全権を握ったということで、ディーノ選手の中で変えていきたいことややりたいことのプランなんかを。
ディーノ なるほど。見てたら分かるって……としか言えないわね。もう見てたら分かるから、あまり言うのも野暮なんだけど、もう私プロデューサーの座に就いているわけよ。まあ、そういうこと。見てたら分かる。
――今日の試合に関して、高木選手とシングルマッチをやって改めて思うことはありましたか。
ディーノ 思うところと言うか何と言うか、まさかねあんなに経費をかけることに何色を示すあの人が、実家から(母親を)召還していたとは。それがちょっと、本当に予想外! まさかそこまでのを使って来ると思わなかったわ。あそこで本当に……みんなには分からないでしょうね。母親がいる前で技をかけられている息子の気持ちって。何度も心が折れそうになったわ。でもまあそれをつなぎ止めたのが、私のプロデューサーへの、全権への執着心でしたぁ。いい話だ。
――そのお母様が実家から出てこられたことで、試合には勝ってもまた結婚話が出てくる可能性もありますが。
ディーノ いや、もう……逆に言うとこの試合に勝ったから、しばらくこの話はペンディングなんじゃないかな。うん、そうしてほしい。
――すでにやりたいことはここで言わないにしても、いろいろ考えてはいる?
ディーノ まあまあまあ。見てれば分かる!
――それは次の大会から?
ディーノ まあ、この瞬間からよね。ひとつだけ言っておくわ。忠告ね。目を離すな!

休憩明け、鶴見亜門がクビになったため井上マイクリングアナがゲストとして大槻ケンヂさんを呼び込む。大槻さんは前半戦の感想について「両国ピーターパンは最高ですね。隣の楽屋にケンドー・カシン様と書かれていて、そういうことだったんですね。素晴らしかったです。男色ディーノさんにプロデューサーの権利が当たったのでイケメンレスラーが増えるのか気になります」とコメント。入江茂弘の新入場曲『T2(タチムカウVer.2)』について今回が世界初披露となり「入江選手のキャッチフレーズ、タチムカウなのでその言葉を織り込もうと思ったんですよ」と説明。さらにその新曲が収録されたアルバム『Future!』も10月25日に発売されるとのこと。大槻さんが恒例のTシャツバズーカにチャンレンジ。大槻さんが「後半戦スタート!」と拳を突き上げた。

第7試合はDDT EXTREME級選手権試合~カベジェラ・コントラ・カベジェラ・ハードコア・サブミッションマッチ。第39代王者の佐々木大輔は彰人を相手に5度目の防衛戦。決着はギブアップ、KO、TKOのみで、反則裁定なし。敗者は髪の毛を失うルール。彰人は新コスチューム。佐々木は金髪外国人女性を両脇に抱えて登場してご満悦の表情。その間に彰人はコーナーポストを外してしまう。彰人が足攻めで先制。佐々木は金具剥き出しのコーナーに彰人をぶつけてやり返すと、それ越しのショルダーネックブリーカー。佐々木はイスを持ち出して彰人の首に引っ掛けて鉄柱にぶつけていく。彰人は首にダメージ。さらにダイビング・ラリアットを決めると脚立を投げ位入れる。さらにプッシュアップバーを手にするとラダーへの河津落としを決めたが自身もダメージ。ポーリーがギターを持ってくると、それを受け取った佐々木がコーナーから脳天殴打を狙う。これは彰人が迎撃。佐々木はDDTでやり返してイスを組み立てる。彰人はその上にニークラッシャーからドラゴンスクリュー。さらに佐々木をトップロープに固定して両脚を掴んでのドラゴンスクリュー。佐々木もドロップキックで反撃に出るとラダーを設置。ラダーを登らんとする佐々木に彰人はそれ越しのドラゴンスクリュー。さらにラダーで固定された左ヒザをイスでぶっ叩くとマフラーホールド。佐々木はなんとかロープに逃げる。ここから両者は互いの髪の毛を掴んで威嚇しあうと、レスリング勝負へ。佐々木がクロスフェース。彰人も抱えて両ヒザをキャンバスに叩きつける。佐々木がバック急所蹴りからさらに急所を蹴り上げてイスでフルスイング。場外に出た彰人に佐々木がトペ・スイシーダ。さらに場外のイスに彰人を座らせるとエプロンサイドにラダーを設置してのスーパーダイブエルボーを投下していく。佐々木はラダーの上に彰人を寝かせてダイビング・エルボードロップを投下。彰人が間一髪でこれを回避するとラダーをコーナーに立てかける。そこにキン肉大移動式のニークラッシャーから足4の字固めへ。佐々木はポーリーからプッシュアップバーを受け取って、それで彰人を殴打して助かる。佐々木はNOW OR NEVER。ラダーに彰人を挟むとイスを手にコーナーに登って、ダイビング・エルボードロップ。挟まれた彰人は大ダメージ。さらにテーブルを持ち込むとそこに彰人を寝かしつけ、設置したラダーに登っていく。彰人も蘇生してテーブルで殴打。彰人はラダーから足横須賀で佐々木にテーブルクラッシュ。そこからサソリ固めにつなぐ。しかしポーリーが介入。佐々木がイスを手にするもポーリーに誤爆してしまう。彰人の足横須賀は佐々木がイスへのDDTで切り返し、ブラックギターを手にしてギターショット。ミスティカ式クロスフェースからイスを巻き込んでのクロスオーバー・フェースロックを決めてギブアップ勝ち。

試合後、リングにブルーシートが敷かれ、イスが設置される。彰人が清くイスに座ると佐々木がハサミで彰人の長髪をバッサリ。さらにバリカンを手にすると落ち武者のようにすると彰人が自らバリカンを手にして刈っていった。佐々木はベルトと彰人の髪を手にしてコーナーでアピールし、髪の毛を投げ捨てた。

【試合後のコメント】
彰人 いや、見ての通りですよ。逆に何かありますか?
――こういう結果になったことで、次の彰人選手の目標というか。リベンジは当然だと思うのですが。
彰人 今日、勝つことしか考えてなかったから、いま次って言われてもちょっと何も出て来ないですけど。けど、自分の中でプロレス始めて8年、ずっと髪の毛伸ばしてきて、これがデビューしてからの彰人だったんですよ。(髪が)長いのが彰人! 今日でいままでの彰人は死にましたね。僕がカリスマを成仏させるって言ったんですけど、僕が逆にカリスマに成仏させられたのかなって。そんな気分です。まあ……ずっとこんなことばっかり気にしてたってしょうがないんで。いますぐにって言われたら無理かもしれなけど、気持ち切り替えていこうかなと。ここでへこたれていたら、せっかく今日応援してくれた、僕に髪の毛守ってって言ってくれたファンの人に申し訳ないから。すぐに前を向いて、すぐにやり返しに行きます。以上です。

セミファイナルはKO-Dタッグ選手権試合。第61代王者組の入江茂弘&樋口和貞はHARASHIMA&丸藤正道を相手に4度目の防衛戦。ハラシマルフジは合体テーマ曲で入場。王者組は入江の新テーマ曲で本部席から大槻ケンヂさんが見守る中、入場。入江は本部席の大槻さんと握手をかわしてリングイン。樋口と丸藤の先発でスタート。丸藤の握手を樋口が叩いて拒否する。樋口は丸藤のロープワークをキャッチして阻止し、ボディースラムで叩きつける。入江が出てくると丸藤は丸め込み。入江がカウント2で返すとHARASHIMAが出てきて2人で連係。HARASHIMAは入江をコーナーに固定するとフットスタンプで突き刺していく。入江は交通事故タックル。すぐに丸藤が急行していくが、入江は丸藤も交通事故タックルで場外へと飛ばしていく。樋口が出てくると拷問式フェースロックからWARスペシャル。入江が出てきてエルボーの打ち合いで攻勢。テディベアはカウント2。ローンバトルを強いられたHARASHIMAだが、樋口の串刺し攻撃をフロントハイキックでかわすとジョンウーで逆転。丸藤が出てくるとドロップキック、コーナー逆水平から串刺しエルボー。樋口も頭突きでやり返してぶちかましていく。カナディアンはHARASHIMAがカット。樋口は丸藤に串刺しラリアット。丸藤はオクラホマスタンピードをかわして逆水平。樋口もやり返してラリー。樋口の串刺し攻撃を丸藤が止めてトラースキック連打。不知火は樋口が抱えてオクラホマスタンピードで切り返して入江とタッチ。入江は丸藤に串刺しラリアット。さらにブラックホールスラムと畳みかける。丸藤はブレーンバスターを堪えてトラースキック。これは樋口がカット。入江は場外のHARASHIMAにトペ。樋口も続くとリング内の丸藤にはビーストボンバー。丸藤も自分が垂直落下式バックフリップをかわしてトラースキックを撃ち込んでHARASHIMAとタッチ。HARASHIMAがスワンダイブ式ボディープレス。HARASHIMAのファルコンアローは樋口がカット。HARASHIMAがハイキックからリバースフランケン。蒼魔刀は入江がかわすと樋口がコーナー延髄ラリアット。ノド輪+肩車式バックドロップは丸藤がカット。樋口がぶちかまし。入江がキャノンボールで続く。このカバーはカウント2。15分経過、入江のビーストボンバー狙いをHARASHIMAがかわしてその場跳びの蒼魔刀をカウンターでズバリ。これは樋口がカット。丸藤がヒザで樋口を蹴散らすとHARASHIMAが山折り狙い。入江が阻止してエルボー。ビーストボンバーを丸藤がヒザでカットして不知火。HARASHIMAが蒼魔刀を決めて勝利した。

試合後、ハラシマルフジには株式会社アルティメット総研の大友健右社長からベルトが贈呈される。入江は本部席の大槻さんに泣きながら謝罪した。HARASHIMA「丸藤さん、やりましたね。僕らハラシマルフジ、タッグのベルト獲りました!」そこへピンクのジャケット姿のディーノプロデューサーが「はーい、おめでとう! コングラッチュレイショーン!」とやってくる。ディーノ「初めまして、DDTのプロデューサーに就任した男色ディーノです。勝利の余韻に浸りたいだろうけど、見てる人にネクストの夢を提供するのも仕事なもんでね。次の防衛戦の話ですよ。マルちゃん、何回かDDTに参戦してくれて、でもベルトを獲ったからにはゲストじゃないよね。ここからお腹いっぱいDDTを味わってもらいたいと思ってんのよ。なので、次の防衛戦、相手はワタクシ、男色ディーノです。それはしょうがないじゃない。マルちゃん好きだし、権力持っちゃったし。で、DDTらしさを存分に味わってもらいたいと思ってパートナーはこの人にしました。カモーン」すると高木三四郎がリングイン。「あれ? マルちゃん。これがDDTらしさだと思ってる? 残念ながら違うんですよ。次の防衛戦はこちら!」スクリーンで9月20日「工場プロレス in 宮地鉄工所」が明かされると「すなわち、路上プロレスですよ!」とディーノ。丸藤「まずはみなさん今日はありがとう。次の相手、高木大社長と数年前に俺の唇を奪い損ねた男色さんだよな。ここまできたら俺はいいんだけど、俺の会社が何て言うか…」ディーノは本部席のNOHA・内田会長を発見。ディーノ「そこにいらっしゃるのはプロレスリングNOAHで一番偉い内田さんじゃないですか?」高木「おい、ディーノ。そんなNOAHさんとあろう方が大事な選手を路上プロレスをやらせるわけないって!」ディーノ「NOAHさんが大事な選手を路上プロレスなんかに出すわけないよなあ~~~」内田「高木社長、男色さん、面白いじゃないですか! 今年のプロレスリングNOAHはガンガン、チャンレジしますよ。まったく問題ないです!」ディーノ「ですって」丸藤「ち…ちょっと待て! 会長やけにすんなり返事しちゃうじゃねえか。俺は今月でプロレスキャリア19年、そんな路上で受け身取るために19年練習してきたんじゃねえんだよ。でもな無茶苦茶面白いじゃねえか。こうなったら路上でも工場でもやってやるよ!」ディーノ「OK、丸ちゃん、DDTへようこそ!」ディーノと高木は退場。HARASHIMAが「工場でもなんでもやってやるさー!」と言うとマイクを渡された丸藤も「俺とHARASHIMA選手でDDTに新しい風を吹かせてやるさー!」と呼応。最後は2人で「鍛えてやるからだー!」で締めくくった。

【試合後のコメント】
樋口 すみません。入江さん、すみませんでした。
入江 いや違うよ。僕が悪いよ。
樋口 すみません。
入江 樋口が勝って、ほとんど樋口が防衛してきたベルトを今度は自分が落としてしまって。しかも今日は大槻(ケンヂ)さんが僕のために曲を書いてくれて、絶対に負けてはいけないのに。僕、本当に樋口がずっと守ってきてくれたベルトを、僕が落としてしまって。
樋口 違います! 違いますよ。
入江 僕はもう……まだまだまだまだこれじゃダメだ。僕はもっともっともっともっと上を目指すから。樋口はどうするか分からないけど、僕はもっともっと上を目指していくから。それがどんなやり方か分からない。それはもう僕のやり方でいく! まだまだここで止まらない。まだまだ上に行く。それだけですよ。
樋口 入江さんが自分のせいとか言ってるけど、そんなことは全然ないんです! タッグは組んでタッグじゃないですか。今日の負けでベルトを落とした敗因は自分にもあるんで。全然入江さんだけのせいじゃない。自分のせいでもあります。今日は本当にすみませんでした。
入江 謝るなよ。
樋口 いやいや。謝らせてください! ただ本当にすみませんでした。ただ入江さんとのタッグは、本当にすごい勉強になったし、入江さんは何か違う形なのかもしれないですけど、自分も自分で上を目指していくんで。
入江 僕は正直、樋口とタッグを組むまでは生意気な後輩だと思っていたけど、いまはもう一緒にチームを組んでくれて感謝しかないよ。ありがとう!
樋口 そんなことないです。入江さん、自分のほうこそありがとうございました!(入江と握手)
入江 アメリカ風に言わせてくれ。アイ・ラブ・ユー。
樋口 センキュー!

丸藤 よっしゃー!
HARASHIMA タッグのベルト獲りましたよ!

――まず対戦した入江&樋口組はいかがだったでしょうか。
HARASHIMA 僕はもう何度も対戦しているし、彼らの力強さ、プロレスの巧さ、強さ、勢い、全部分かっているんで。はい、今日も相変わらず強かったです!
丸藤 本当に素晴らしい選手ですね。あんま別に対戦相手のことを褒めるうんぬんじゃないですけど、あれだけ大きくて動ける日本人っていうのは、日本のプロレス界にとっても、このDDTさんだけじゃなくて本当に宝だと思うし、機会があったらまたタッグでも、何ならシングルでもやってみても面白いんじゃないかと思います。

――改めて丸藤選手とのタッグはいかがでしたか?
HARASHIMA いやぁ、もう心強いし…楽しかったです!
丸藤 やりながらワクワクしましたね!
HARASHIMA よかったです!

――早速、DDTの全権を握って防衛戦として、高木&ディーノと工場プロレスでやるということを言われましたが。
HARASHIMA 僕は工場はやったことないですけど、あらゆる路上を経験しているし。そういうところはすごく僕は楽しみで、そういうところでタッグタイトルが出来るというのが、いま今日の試合以上にもっともっとワクワクしています!
――丸藤選手は工場プロレスは未体験だと思うのですが。
丸藤 未体験ですね! 工場なんて見学しかしたことないし。働くか見学するところだと思っているんでね。まあでもうちの会長がやけにスンナリ面白いとかやるとか言っちゃったから(苦笑)。
HARASHIMA そうですね。よかったですぉ。
丸藤 まだノアの会長になってから(月日が)浅いんでね。何でもかんでもやろうっていう姿勢はすごいと思うんですけど、やるのはこっちですからね!
HARASHIMA ハハハハハハ。
丸藤 でもリング上でHARASHIMA選手が「やりましょう」って言っていたし、お客さんの声が一番だと思うので、別に俺も変に格好付ける必要ないと思うし、どんどんやらせてもらいます。

――対戦相手が高木&ディーノという、まさにDDTを象徴する二人なんですけど。
丸藤 工場でその二人と試合したあとの風景も、また楽しみなので。1回目の防衛戦に関してはいい相手なんじゃないかなと思います。
――HARASHIMA選手として何度もやっている相手ですが、ディーノ選手が全権を握ってDDTも変わろうとしている中、この二人と対戦するわけですが。
HARASHIMA もうこれは新しいDDTが始まるのかなと、ちょっとワクワクしますね。

メインイベントはKO-D無差別級選手権試合。第61代王者の竹下幸之介は遠藤哲哉を相手に7度目の防衛戦。遠藤の入場の後にステージに上野、島谷、下村、鈴木、神野、中野が登場して日体大名物の「えっさっさ」を披露。その中を現・日体大生の竹下が登場してリングイン。竹下も遠藤も新コスチューム。竹下がヘッドロック。遠藤もヘッドロックでやり返すが竹下がバックドロップで叩きつける。場外エスケープした遠藤を竹下がノータッチ・トペコンヒーロ。場外戦になると竹下が遠藤をエプロンサイドにブレーンバスターで叩きつける。リングに戻ると竹下がバックブリーカーから腰攻め。さらに遠藤の背中にボディープレスを浴びせるとキャメルクラッチで絞っていく。場外に逃げた遠藤を竹下がリングに戻すも、遠藤はハンドスプリングでエプロンから竹下を場外に落とす。遠藤は場外マットをはがした床に竹下をボディースラムで叩きつける。リングに戻された竹下がコーナーに座るも遠藤は足を引っ張って落としていく。遠藤はショルダーネックブリーカー。クロスアーム式のキャメルクラッチでギブアップを迫る遠藤。そこから首への集中砲火。遠藤はDDTもカウント2。遠藤はコーナーで竹下の顔面を踏みつけていく。10分経過、竹下は首の痛みを抱えてエルボーにいけない。それでもベリー・トゥ・ベリーでぶん投げる。場外に出された竹下だが、遠藤をコードブレイカーで迎撃。遠藤もカウンターのドロップキックで竹下を場外に出してブエロデアギラ。遠藤は串刺しエルボーからブレーンバスター。その場跳びシューティングはカウント2。エルボーの打ち合いから竹下がフランケン。遠藤はジャンピングエルボーをかわされるもブルーサンダーは回避して河津落としから変形のゆりかもめ。竹下がなんとかエスケープ。15分経過、遠藤のトーチャーラックボムは竹下が阻止。竹下のブルーサンダーは遠藤が堪える。竹下はビッグブーツからブルーサンダー。しかしカウント2止まり。遠藤は竹下をリバースショルダー。ジャーマンは互いに切り返して着地するも、竹下のランニングニーがズバリ。すぐにはカバーできなかった竹下はラストライドで叩きつけたがカウント2。サプライズローズは遠藤がかわすも竹下が高速ドラゴン。遠藤もテツヤ・イン・ザ・スカイで脳天から突き刺したがカウント2。遠藤がコーナーに登ると竹下が蘇生して阻止。コーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスターを決めたがダブルダウン。20分経過、竹下は遠藤を肩車してそこから人でなしドライバーに移行。バックを取るも遠藤はエルボーで回避。向かっていったところを竹下がアームホイップで花道へとぶん投げる。竹下は花道でラストライド狙い。かわした遠藤がツームストーン狙いを切り返して花道へのツームストーン。遠藤がリングに竹下を戻して後頭部へのスワンダイブエルボーから垂直落下式ブレーンバスター。しかしカウント2。しかしシューティングスターは竹下が剣山! 竹下が串刺しビッグブーツから投げ捨てジャーマン。ユルゲンラリアットは遠藤がラリアットで打ち返していくもカウント2。遠藤が竹下をコーナーに乗せる。最上段からのテツヤ・イン・ザ・スカイwith Diamondsはカウント2。遠藤はシューティングスターへ。しかしカウント2止まり。遠藤はコーナーを登らんとするが竹下が止める。中指を突き立てる竹下に遠藤がバズソーキック。トーチャーラックは竹下がスリーパーに切り返す。遠藤はハンドスプリングレッグラリアットから旋回式トーチャーラック。しかしカウント2止まり。コーナーに登る遠藤を竹下がキャッチ。遠藤がエルボーで振りほどくも竹下が雪崩式ジャーマンからラリアット。しかしカウント2。竹下がビッグブーツからランニングニー。ジャーマンSHを決めたがカウント2。ならばとクロスアーム式ジャーマンへ。これで熱戦に終止符が打たれた。

試合後、竹下が遠藤に拳を突き出すも、遠藤は顔面にツバを吐きかけて拒否し退場。竹下には株式会社グッドコムアセットの長嶋義和社長から賞金200万円のパネルが贈呈される。竹下がマイクを取る。竹下「両国にお集まりの皆さん、ありがとうございました! 今日でスーパーアリーナでベルト奪取してから7度目の防衛に成功しました。DDTの選手、みんなこのベルトに懸ける思いが強いので毎回厳しい闘いが続いていますけど、僕は負けません! 負けたくないし、負けられないし、僕は勝ち続ける運命にいると勝手に思ってるんで、僕が必ずこのベルトを…」ここでディーノプロデューサーが「おめでとうございます」と登場。ディーノ「お客さんにネクストを見せるのが私の仕事ですから。すなわち次の防衛戦の話です。私、思いました。タケちゃん、次やりたい人いる?」竹下「例えば……」ディーノ「黙れ! 何勝手に決めてんのよ! 決めるのは私よ! もう舞台は用意してあります。9月24日後楽園で防衛してやっていただきます。挑戦者ももう決めちゃっているの。普通にやってもしょうがない。DDTのシングルのベルトを持ってる人を当てようと思っております。この男です」登場したのはインディージュニア王者の大家。ディーノ「タケちゃん、私思うんですよ。タイトルマッチですごいクオリティの防衛戦をやっている。そこは認めている。ただ、ベルトを失いたくない気持ちをお互いが持った状態でやったらどうなるのかなと思って、大家健選手に挑戦、このベルトも懸けさせようかなと思っているんですよ」竹下「最高じゃないですか。僕はそのベルトを巻きたいし、ジュニアの階級なんでね。このベルトを巻く資格がある。じゃあ統一戦やりましょうしょ! 一騎打ちや!」ディーノ「一騎打ち? はぁ? 誰がシングルマッチって言いました? DDTにベルトを持ってるのは一人だけじゃないんですよ。EXTREME級王者の佐々木大輔、聞いてんでしょ? 来なさい」佐々木が現れる。ディーノ「ということでKO-D、インディージュニア、EXTREMEの3本のベルトを懸けて9月24日の後楽園ホールでやってもらいます」佐々木「おい、俺はテメエの指図は受けねえぞ」ディーノ「ウルセー! 黙れ! やるんだよ! もうこれは決定事項です! なのでこのタイトルマッチはやってもらいます」大家「KO-D無差別級チャンピオン、竹下幸之介! DDT EXTREME級チャンピオン、佐々木大輔! このインディーいち強い、インディージュニアチャンピオンの大家健がテメエらに負けるわけねえだろ! 俺はプロレスをメジャースポーツにするためにガンバレ☆プロレスをやっている。その目標の先にはテメエらが立ちふさがるというのならば! 9月24日DDT後楽園ホール大会でテメエらぶっ潰して俺がプロレスをメジャースポーツにするぞ! ガンバレ、俺!」ディーノ「…ですって」竹下「おい、DDTの若い衆。えっさっさこれぐらいやれよ! 見習えよ、大家さんを! やったるよ!」佐々木「竹下、テメエはテツヤの仇だ。テメエだけは許さない。気が変わった、やってやるよ。健、オマエみたいな素人がここに入れんのか?」大家「素人だろうがなんだろうがチャンピオンなんだよ!」ディーノ「素人は認めんだな」竹下「…気は収まりましたか?」ディーノ「じゃあ決定なんですけどタケちゃん、最後に言っておくわ。アンタの防衛戦、何の否定もしないし、リスペクトしている。でもね、私は約束したの、攻めのDDTを。私はDDTを何が起こってもおかしくない団体にしたいの。だから今までの防衛戦のイメージで臨んでたらすぐにひっくり返るわ。そのことを頭に入れた上でそのベルトを持ってなさい」大家とディーノは退場。竹下「男色政権、面白そうじゃないですか。でも大家さんは後楽園の前にあのタイトルマッチがあるんで、失ったらどうするんですかね? 誰が相手でも必ずぶっ倒して守ります。約5年前に日本武道館でこの8月、ガリガリの17歳がデビューして、今22歳、両国のメインを締めます。僕はもっともっと心も体もビッグに、このDDTをもっともっとデカくします。だから黙ってDDT、竹下幸之介についてこーい!」エンディングは第一回目の両国ピーターパンを髣髴とさせる選手全員での生エンドロール。彰人が坊主頭を見せ、高木三四郎の愛娘の玲ちゃん、結ちゃんが加代子さんのビンタからその場跳びのムーンサルトを父親に浴びせたりして、最後は全員で集合して記念撮影。エンドアナウンスは元GMの亜門だったが「鶴見亜門はGMを絶対にやめへんでー!」と叫んだのもむなしく、飯野に蹴散らされてしまい、飯野が「KO-D無差別級王者になります!」と抱負を述べて幕を閉じたのだった。

【試合後のコメント】
――ものすごい試合でしたが、惜しくも敗れてしまいました。
遠藤 見ただろ? アイツつえーんだよ。バケモノだよ、バケモノ! もう団体の中では止められる人間……佐々木大輔様しかいないんじゃないか。挑戦表明してたんでしょ? 俺に出来ないことでもあの人は実現させるから。あー、キツイ……。とにかくしんどい。ああ……情けないなぁ! あんなデッカイこと言って、この結果。本当に今日の試合は、俺の弱いところが全部出た。そんな試合だった。もうリングに上がったら、信じられるものが自分しかいないから。本当に俺の心が弱かった、それだけ。以上。

佐々木 おいお前、俺が負けて坊主になると思ってただろ?
――そんなことはないですよ。
佐々木 俺もな、坊主になって、タクシードライバーになって、女の子ナンパして、ポルノ映画を観に行こうと思ってたんだよ。でもよ、俺は負けなかった。やっぱりよ、俺って強いだろ?
――そうですね。
佐々木 そうだろ? よし!
――改めて彰人選手はいかがでしたか。
佐々木 うーん……たぶんやっぱね、心のどこからで彼は坊主になってもいいと思ってたんじゃないかと。横を刈ってるし。俺、横を刈ってないから! その違いが出たのかなと。
――メイン終了後、DDTの全権を握ったディーノ選手から、EXTREME級王者としてKO-D無差別級王座を防衛した竹下選手、インディペンデントジュニア王者の大家選手の三人でタイトルマッチを行うことは決定事項だと言われましたが。
佐々木 まあ男色ディーノの言うこと……あいつは権力を持ったかもしれないけど、その権力を俺が奪い取ってもいい。ただ竹下! あいつだけは許さない。テツヤの仇。あともう一人、素人・大家健、あいつには興味ないよ。

大家 オイ! オラ、オイ! ベルト、今年一本獲ったと思ったら、また一本チャンスが巡ってきたぞオイ! 何だオイ! 佐々木大輔、30歳ぐらいだろテメー! 10歳も年下のクセに素人呼ばわりするんじゃねぇよ! 俺はお前、何年目だと思ってんだオイ! 多少失踪したり、ケガしたりして、欠場したりしてるけどオイ! プロレス界に入ってからだったら17年くらい経っ……いや、オイ! リングで受け身取り始めてからは20年以上経ってんだよ。素人だ? ふざけんじゃねぇ! 玄人だ! 玄人中の玄人だよお前! 玄人中の玄人が(テーブルを叩きながら)プロレスをメジャースポーツにするって言ってんだろうが! だから! だから! だから! いまプロレス界に現存するベルト、俺が全部総獲りだ、総獲り! 総獲りしてやってよ、男色ディーノが決めたとか何とだとか、そんなことはまったう関係ない! チャンスがあれば獲りに行くぜ! 誰が相手だって俺は獲りにいくぞ! オイ! 9月24日はみんな俺が負けると思ってんだろ、お前ら! みんな負けると思って! オイ! お前は負けると思ってんだろ?
――24日はともかく(9月)21日にも防衛戦がありますよね?
大家 ああ、あるな。あるな。……21日、俺が負けると思ってんのかオイ! そうじゃねぇだろ。だったらいいじゃねぇか別に! このベルト……21日に確かに懸けたけど、防衛戦は関係ねぇだろお前! なあ? 9月24日! DDT後楽園ホール大会で俺は! ベルトをもう一本獲ってやるよお前! なあ? お前ら見ておけよ! そしてな、プロレスのレベルが(つま先辺りまで手を下げて)これくらいから(手の位置を上げていって)ドンドンドンと……メジャースポーツになります。野球? プロ野球? ふざけんな! アメリカンフットボール、ふざけるな! オリンピックな! プロレスはな、オリンピックを今年中に越えます! 俺が越えさせてみせますぅ! 以上!(テーブルを叩く)

竹下 大家さんはすごいですね。僕、歳20ぐらい違うんですよ。まああんな40歳にはなりたくないですよね。
――まず遠藤選手とのタイトルマッチはいかがだったでしょうか。
竹下 うーん……まあ終わってみたら、結果論、僕がこうやって防衛しましたけど、何なんでしょうね。やっている僕はとにかく毎回同じですよ。引き分けしようと思って試合するレスラーはいないので。この間も勝ちにいった結果、決めきれなくて60分(フルタイムドローに)なりましたけど。この両国という舞台において、勝ちに行こう、勝ちたい、勝たなければいけないっていう気持ちは僕のほうが上回ったかなと。その結果がこのベルトかなっていう。で、僕がずっと言ってる通り、遠藤選手とはもうしばらく(対戦したくない)。よっぽどこういうトーナメントで優勝したとか、こういう理由がなければ、もうしばらくはやりたくないですよね。ずっと言ってますけどね。だからそれは遠藤さんも分かっていたと思うので。だから本気でこのベルトを獲りにきたと思うけど、ちょっと僕のほうが勝ちたい気持ちが上回りました。
――試合後、DDTの全権を握ったディーノ選手から、次のタイトルマッチはEXTREME級王者の佐々木選手と、インディペンデントジュニア王者の大家選手、三人でタイトルマッチをするように言われましたが。
竹下 僕としてはそれは統一戦という形になると、防衛戦でもあるわけですよね。僕は防衛回数っていうのを重ねたいし。プラスほかのベルトも巻いていきたいっていう気持ち、すごいあります。あんな男色ディーノ政権、本当に「攻める」「攻める」と言うなら、僕も攻めたい気持ちありますよ! 僕はいまだにこれだけ両国のメインとかやっても、両国がイケイケになったとかっていうのは、僕は2013年の2DAYSとか、2014年の棚橋(弘至)選手との試合で。僕はイケイケになったっていうのはもう終わりなので。ここからはもっともっとベルトの価値も、竹下幸之介の価値も、DDTプロレスの価値も上げていきたいんで。僕は井の中の蛙だと思っているんで。いろんな団体に出たいし、極論、DDTはこれだけブランドがあるんだから! DNAはもっともっとシングルやりたい選手いるし、BASARAにも上がってみたいし、ガンプロにも僕は…ガンバレ☆クライマックス公式戦、僕は全部見てますよ。全部見たし、ガンプロにも僕は上がりたいし。もっと欲を言えば、東京女子にもいつかはね。それぐらいの貪欲さでいきたいですね。いまプロレス楽しいし、すごい充実してる。けど、僕にはまだまだ足りないものがある。でもその足りないものは、いまのDDTにはない。僕に勝てると思う選手も、僕からしたらいない。だからもっともっと広い目で見たいですプロレスを。
――ある意味、プロデューサーとなった男色ディーノ選手に、いまの竹下幸之介をどう使ってくれるんだと逆要求するような感じですか。
竹下 そうですね。だから別にKO-D無差別級王者として…それは男色ディーノが決めればいいことですけど、僕はKO-Dタッグ。次、路上でのタイトルマッチが決まってましたけど、それが終わって丸藤選手が防衛していれば、丸藤選手とも絡みたいと思うし。行く行くはシングルもやりたい気持ちありますよ、やっぱりそれは。だからそういうところに貪欲にいきたいですよね。だから僕自身はずっと攻めてきたつもりだけど、もっと攻めてやります! そういうチャンピオンロードを歩いていきたい。
――大家選手と佐々木選手、自分の中ではどちらが要注意だと思っていますか。
竹下 まあ問答無用で佐々木選手ですね(苦笑)。佐々木さんでも僕は負ける気しないですけど、まあほぼ僕が勝つ可能性が高いと思います。80%ぐらい。大家さんに関してはもう150%ぐらいで僕が勝つんで。負ける要素がなさ過ぎる。でも、そういう選手と闘うことによって得るものって、僕はあると思っているので。そこを大家さんから吸収しつつ、佐々木さんといい試合をしたいと思います。

【男色ディーノプロデューサーの展望】
ディーノ どーもー。あ、すみません。初めましての方もいらっしゃるかもしれませんね。わたくし、DDTの新プロデューサーに就任しました男色ディーノと言います。どうぞよろしくー。何かありますか? 質問には答えますよ。
――試合後、「見ていれば分かる」と言ってましたが、プロデューサーとして早速決めたことがチャンピオン同士の三つ巴の争いだったと。このタイトルマッチは三本のベルトが懸けられるのか、それとも……。
ディーノ うーん、まあ私も思いつきで言っちゃった部分があって。まあ決定まではこぎ着けたので、ここからどうしようかなーって思っていて。どうしようかなー、何が面白いかなぁ。ただね大家さんが勝ったら面白いかなと思う私もいるから。大家さんが2回勝つことはたぶんないと思う。だからそこら辺はちょっと条件を考えて、明日また会見で決まったことはまた発表しようと思うんだけど、まあ今晩、私は枕元ですごく夢想して。いろいろ。何が一番起こり得ないことが起こるんだろうなと考えて、その結果を明日発表させていただきますよ。
――タッグタイトルのほうでも、ご自身と高木選手のタッグで……。
ディーノ これはごめんなさい。私のちょっと私情が入っちゃった部分もあるんだけど、権力を持ったら真っ先に自分のために使おうって決めていたから、そういう意味ではガッツリと自分のために使うことになりました。何年越しかで丸ちゃんの男を感じさせていただこうかなと思いまして。ただやるのもアレだなぁと思ってね。DDTを本当にお腹いっぱい味わっていただこうかと思って、路上プロレスという場を用意致しました。DDTならではのフルコースでございます! どうでしょうか?
――竹下選手から「いまDDTの中で自分に勝てる相手はいないと思うので、プロデューサーになったディーノ選手に攻める方向で使ってほしい」というようなことを言ってましたが。
ディーノ うーん、舐めてるねぇ! 私に言わせりゃまだまだ舐めているね。はぁー、強いだけで勝てちゃうと思っちゃうだねぇ。そっか、そっか。まあまあまあ、いいですよ彼のその若さもね、人間のひとつの通過点ですから。彼はここからプロレスの奥深さを…本人分かってるつもりでいるかもしれない。いろんなプロレスを見ているかもしれない。でも味わうことは違うよっていうことを、大人として教えてあげなきゃなぁと思っておりますよぉ。ちょっとね、ハッキリ言うと舐めてますね! まだプロレスを。
――鶴見亜門GMが「まだGMを辞めない」と言ってましたが。
ディーノ え? ちょっとごめんなさい。誰のことですか?
――鶴見亜門…元? GM?
ディーノ ああ、何か聞いたことあるな。あれ? ちょっとごめんなさい。確かに昔、そういう人がいたかなとは思うんだけど、ちょっと記憶にないです。ごめんなさい。

【高木大社長の大会総括】
高木 去年よりもちょっと多かったのかな。去年よりも本当に微増ということで。夏はね、やっぱり夏のDDTの両国っていうのは、何となく定着しつつあるので、このままの流れのままいきたいかなと思っています。で、来年3月25日……3月25っていうと日比谷ラジオシティでプレ旗揚げしたのが3月25日なので。で、合ってますよね? たぶん3月25日だと思うので(苦笑)、これも偶然その日が取れてのかなってところで。本当に年に2回のビッグマッチでちょっと定着しつつある中で、これからもどんどんどん進んでいきたいなと。本当にリング上においてはさっきも申し上げましたように、男色ディーノがこれから新しい風景を見せてくれるのかなと。早速タッグのタイトル、私も巻き込まれてしまいましたけど、でも本当に工場プロレスってところにノアの丸藤選手がどう絡んでいくのかっていうのは、結構ワクワク感もあるし。あと俺も大家健が出て来るとは思ってなくて(苦笑)。大家健と竹下がすごいことやるなと思っていたら、佐々木大輔も出てきて、いっぺんに三本のベルトを3WAYでやるっていうのも何かすごいなと思って。やっぱり何か期待感とワクワク感がちょっと出せたのかなみたいな。やっぱりさすがだなと思いましたね。だからそういう勢いってあるじゃないですか。そういう勢いって常にないとダメだし、変な話、2年くらい前からDDTがちょっと落ち着いちゃったんじゃないの、みたいなところもあったのかな何て思うんですけど、やっぱり団体が大きくなる過程の中で仕方がないことなのかなと思いながらも、ちょっと守りに入った部分もあったりとかで。もう経営は守りに入っていいと思うんですけど、リング上は守りに入っちゃいけないなと思うので、そういう意味でも男色ディーノプロデューサーっていうね。まあ日本人の感覚から言ったら、ゼネラルマネージャーよりもプロデューサーのほうが一番分かりやすいんで。男色ディーノが描くDDTの未来というのは、どういうものなのかなっていうのがすごく楽しみです。やっぱりタッグにしても、シングルにしても「やられたな。すごいな。思いつかなかったわ」っていう発想なんで。こういうのをドンドンやっていけたらなと思います。まあえもこの両国とかビッグマッチは、ひとつの胆なので。これを大事にしていきたいなと思います。
――3月の両国は決定しましたが、(2018年の)夏のビッグマッチに関してはおっしゃれる範囲でありますか?
高木 夏のビッグマッチね、この辺はちょっとまだ。とりあえず今回は3月を発表させていただいので、もちろん夏辺りにもやりたいと思いますし。でもそこら辺はまだこちらも考えていることがあるので、また発表させていただければなと思っています。
――今回リーグ戦だったりとか、(10・22後楽園への)諏訪魔選手の参戦とか、いろいろ新しい試みですが。
高木 これは正直、男色ディーノは全然関係のないところにあって(苦笑)。これはちょっと何て言っていいのかな。これはもう経営的なスタンスで、いままでDDTの経営的な数字を見ていると、夏まではすごい盛り上がるんですよ。9月は総選挙だから盛り上がるでしょ。だけど10月でちょっとひと段落するんですよ。何でかって言うと、総選挙でDDTの純粋な選手だけの中から選んだ20人っていうのがチョイスされるんであって。やっぱりそこはDDTの中っていう。しかも9月いっぱいまでカードがハッキリしないってところから、やっぱり初動がよくないっていうのがひとつあったので。じゃあ初動を良くするためにどうしたらいいのか……総選挙で選ばれるべきものなんですけど、外部もちょっと。なるべくDDTに出たことのない選手を選んだつもりで。実はアブドーラ・小林さんはDDTの本興行はほとんど出てないんじゃないかなって。大晦日絡んで何かやっているイメージはあるんですけど。諏訪魔選手は文字通り初めてだし、鈴木秀樹選手も文字通り初めてで。ウルティモ・ドラゴンさんも文字通り初めてだし。なるべく出たことがない人に絞りました。だからいままで出た人をそのまま上げるっていうのは、何か違うなって思ったので。テーマとしてはDDTにほとんど出たことがない人って部分ですね。で、その1月のリーグ戦っていうのも、これもやっぱり数字に表れているというか(苦笑)。去年も一昨年もそうだったんだけど、1月はちょっと落ち着くんですよ。1、2(月)で。だから一昨年は両国だったでしょ。全面だったでしょ。去年はさいたまスーパーアリーナだったでしょ。そこに向けて2月って寒いし、興行数も減ったりとかでいろいろと落ち・落ちみたいになってくるので。じゃあ1月にちょっと興味が尽きないような(ことをやろうと)。DDTでシングルのリーグ戦ってほとんどないんですよ。DNAであったくらいなんですけど。名称とかいろいろ考えていく中で、いろんなアイデアが出たんだけど、DDTの中の王を決めるという意味ではKING OF DDTという夏の両国の前にやっているトーナメントがあるんですけど、DDTの王だから、もうD王でいいんじゃないみたいな、そういう割とインパクトある名前にこだわったというね。でも純粋にそれはチャンピオンも入れようかなと思っています。純粋にDDTの選手で誰が強いのかっていうのと、あとこれも出来ればヨソから……DDTの枠が多少削れてもヨソから選手を呼んできてやりたいなと思っています。DDTの中だけで決めるのは、別にKING OF DDTのトーナメントだけでいいのかなと思っていて。でもD王 GRAND PRIXっていうのは変な話、ガイジンも呼びたいし、呼んだことのない海外の選手も呼びたいし、あとほかの団体とかフリーの選手とか、まだDDTに上がったことがないような人たちとか上げてみたいなって思ってます。でもまだぶっちゃけたばかりで、何の交渉もしていないので。DDTらしくというか。ちょっと内容変わったらごめんなさいなんですけど、一応志しとしてはいろんな選手を集めてリーグ戦をやりたい、そういうことですね。

公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では、大量の写真をアップ! DDTUNIVERSE(http://ddtuniverse.com/)では、試合映像を公開しています! ぜひご覧ください。