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【レッスル小山評定2017のまとめ】KO-D6人タッグ戦を前にALL OUTと酒呑童子が激闘!「横浜では酒盛りするチャンスはない」(竹下)/Pのお戯れシリーズはプロデューサーの立場で選手の心の声を聞くため…私利私欲ではなかった!?/EXTREME級前哨戦は佐々木のイス攻撃にHARASHIMAも応戦! 佐々木、銀行の営業時間に起きられずに大家の貯金を引き出せず。しかし「10日はDDTの給料日だろ。上乗せだよ、上乗せ」

7日、栃木・小山市立文化センターにて「レッスル小山評定2017」がおこなわれた。今林久弥APの前説ではNωAの3人が登場し、各試合について意気込み。「次のDNAでもタッグで闘うので下村に勝っておかないといけない」(勝俣)「(高梨にシングルで)負けたことないですね。秘策的なものはもちろんあるので期待して欲しい」(大石)「(Pのお戯れシリーズについて)生贄って言い方なんですか!」(MAO)「MAOは僕らが守るんで。男色Pのことは俺が一番わかっているから任せておけ!」(大石)。最後は3人で「おやまNωAフェスタ、スタート!」とオープニングコール。

第1試合はNωAシングル三番勝負の一戦目で下村大樹vs勝俣瞬馬。まずはNωAは3人で『ネバギバ☆I LOVE YOU』で登場。試合は下村が勝俣を場外に出してプランチャで先制。しかしリングに戻ると勝俣が盛り返してダイビング・フットスタンプを投下するなどペースを握る。腹部攻めに苦しむ下村はカウンターのドロップキックでようやく逆転。ミサイルキック、スライディングキックと攻め立てる。勝俣もアサイDDTを凌ぐとスワントーンボムも自爆させてライトニング・スパイラルの体勢。これを丸め込みで切り返す下村だったが、トラースキックで動きを止められてしまう。勝俣が強烈なバズソーキックからスワンダイブ式Xファクターで勝負を決めた。

第2試合は石井慧介&樋口和貞vs大鷲透&平田一喜のタッグマッチ。大鷲、石井と入場するが互いにパートナーが不在。『TOKYO GO』がヒットすると平田の入場かと思いきやメガネにガウンを装着した樋口がぐったりする平田を担いでリングイン。大鷲が尋ねると樋口は「裏で歌とダンスの練習ばっかしてて邪魔だった。怒ったら相撲までバカにしたので絞めました」と告白。これに大鷲が「俺とこいつら2人のハンディキャップマッチになって俺が疲れるじゃねえか! ウチの平田に何してくれてんだ!」と怒って奇襲してスタート。大鷲の攻撃も樋口の攻撃もぐったりする平田に誤爆。こうしてようやく目覚めた平田だが、その後はローンバトルを強いられる。平田は石井になんとかコルバタを決めて大鷲とタッチ。大鷲が一気呵成に攻める。大鷲が石井にブレーンバスターを狙ったところで平田がタッチを求めるも、大鷲は無視。ノド輪を狙った大鷲に平田は石井をボディースラムで叩きつけて「今は飛ぶときだろ!」とダイビング・ボディープレスを要求。これに乗ってしまった大鷲にタッチした平田。石井と樋口にあっさり攻め込まれるも、手刀でやり返すと樋口の相撲との勝負にも打ち勝ってダンス。しかし、踊り切ったところで石井がニールキック一閃で勝利。

第3試合はNωAシングル三番勝負の二戦目で高梨将弘vs大石真翔。NωAは『Going my ωay』で入場。大石「秘策を用意した。この俺がKAIENTAI DOJO出身ってことは知ってるよな。俺はそのKAIENTAI DOJOに伝わるヘッドロック、この日のために仕上げてきたんだ」高梨「テメエの細い体からヘッドロックに何の威力があるんだよ。俺に目の前で見せてみろ」するとセコンドの上野が大石のヘッドロックの犠牲に。高梨「そんなのは想定済みだ。この俺も闘龍門中退者なんだ。闘龍門で学んだ秘技を解禁するときがきたようだな。ハンマーロックだ」大石「そんなのデビューしたての新人がやるじゃないか。ギブアップするのか? 見せて見ろ」すると上野が高梨のハンマーロックの犠牲に。大石が「上野の仇は俺が取る!」と叫んでゴング。大石のヘッドロックか、高梨のハンマーロックか、試合は頭と腕の取り合いに。ロープを挟んでハンマーロックの応酬。さらには場外に出て高梨のハンマーロックがセコンドの勝俣に掛かってしまい、さらに大石のヘッドロックが勝俣に誤爆。コーナー上でもヘッドロック、ハンマーロックを極めあった両者。最後は高梨のヘッドロックを大石がバックドロップで解除し、さらにミラクルエクスタシーをカウント2で返されるとサイド・ヘッドロックへ。これを高梨が丸め込みで切り返して3カウント。

第4試合は佐々木大輔&遠藤哲哉&マッド・ポーリーvsHARASHIMA&高尾蒼馬&アントーニオ本多の6人タッグマッチ。DAMNATIONが襲い掛かって開始のゴング。アントンはロープワークの際に佐々木に躓いてタイム。「気持ち的にカッコ悪いので」とギブアップ寸前に。徹夜で考えてきた昔話『ごんぎつね』をお客さんに聞かせてギブアップするというアントン。内容は「おやま遊園地」ではなく「おやま油淋鶏」というもの。しかしキツネの手のサミングは佐々木と遠藤にブロックされて、逆にポーリーのサミングを食らってしまって場外戦。リングに戻っても捕まったアントンだったが、遠藤に腹部へのナックルからニーアッパーを決めてようやくピンチを抜け出す。替わったHARASHIMAが一気呵成に攻める。遠藤も佐々木のアシストからジャンピングハイを決める。佐々木が出てくると遠藤がイスを手にして松井レフェリーを惹きつける。その間に佐々木がイスでHARASHIMAを殴打。HARASHIMAもジャンピングハイでやり返すと高尾もダイビング・フットスタンプで続かんとするが、これはかわされてケブラドーラ・コンヒーロの餌食に。伏せたポーリーから遠藤がムーンサルト・プレス。高尾が剣山で迎撃してアントンとタッチ。アントンがポーリーに渾身のバイオニックエルボー。卍固めを狙うも佐々木がイスを投げつけカットする。佐々木がHARASHIMAを追う間に遠藤が高尾とアントンにハンドスプリングのオーバーヘッドキック。ポーリーがアントンにポーリーバスターを決めるのをヨソにHARASHIMAと佐々木はイスチャンバラ。HARASHIMAがイスごとフロントハイキックで制すも試合は終了しており、両者は分けられた。

【試合後のコメント】
佐々木 HARASHIMAさんよぉ。とうとうイスを持ったな。アンタの人間性の悪さを知ってるんだよ。とうとう本性を出したな。善人ぶってよぉ。知ってんだよ。
――佐々木選手のほうから仕掛けた?
佐々木 俺はいつだって使うだろ。俺は悪い人間だよ。世間から見たら俺のほうが悪い人間だよ。実際はどうかわからないけどな。
――そういう部分を引き出したのはしてやったり?
佐々木 そうだよ。悪い人間なんだよ。
――気になるのはこの前、銀行印を手にして実際お金を手にしたのかなと。
佐々木 オマエ、銀行が何時までやってんのか知ってんのか?
――午後3時までですよね。
佐々木 俺が昨日何時に起きたか知ってるか? 起きたら(午後)5時だ。一昨日は(午後)3時だ。二度寝して5時だよ。陽の光が苦手なんだよ。
――実際に手にしてない。
佐々木 つまりそういうことだ。俺はまだ無一文なんだよ。
――連休挟みますしね。
佐々木 札幌だろ。でも札幌帰ってきたらちょうど昼だよ。そのまま銀行強盗だよ。
――銀行強盗じゃないですよね。
佐々木 銀行強盗じゃねえよ。人聞き悪いな!
――自分で言ったんじゃないですか。
佐々木 銀行いって「大家健です」って。そういう話だよ。しかも言ったら怒られるけど10月10日はDDTの給料日だろ。アイツは給料引き出せないだろ。
――給料が入って。
佐々木 上乗せだよ、上乗せ。
――お金がさらに増えた状態で手にする。
佐々木 そういうことだよ。おっパブいくぞ、おっパブ!

――佐々木選手はイスを持ち出したが。
HARASHIMA あっちがやってきたからこっちがやり返しただけ。ルールに関して言ってました? 仮にイスとか使っても自分は苦手じゃないので、どんなルールでもEXTREME戦をやるのは楽しみですね。
――佐々木選手は本性を引き出した、悪い人間だと。
HARASHIMA ハハハッ。じゃあ彼が望む通り、悪いHARASHIMAでボッコボコにしてベルトを獲りたいと思います。
――明後日にはKO-Dタッグの防衛戦も控えています。
HARASHIMA タッグのほうはなんの不安もないので。丸藤さんも今日無事にイギリスから帰国したらしいので万全の状態で北海道いってガッチリ防衛したいと思います。

セミファイナルはNωAシングル三番勝負の三戦目かつ“Pのお戯れシリーズ”の開幕戦で男色ディーノvsMAO。NωAは『ωe are the HERO』入場。ディーノは狩り入場。MAO「もうすでに小山市はゲイタウンらしいじゃないですか。でも安心してください。今日僕が勝ったらこの小山市をゲイタウンから解放しなさい!」ディーノ「いいでしょう。ただし、私にメリットがないじゃない。私が勝ったらアンタの履いている生パンツを提出しなさい。それは呑んでもらうとしてNωA諸君。やるかなと思っていたけど3曲歌いきるとはね。仲が良くてよろしいことで。ただ私を通じて裏切り者が一人…」大石「違う! 違う!」ディーノ「……試合始めましょうか」

試合はMAOがゲイ殺法に捕まって大ピンチ。さらにディーノは「大石さん」と呼びかけてNωAの動揺を誘う。ディーノはナイトメアからナックルで攻め込むも、MAOはジョンウーで場外に出して宇宙人プランチャで逆転。しかしディーノを羽交い絞めにした勝俣にMAOのエルボーが誤爆。さらにディーノを羽交い絞めにした勝俣に大石のエルボーも誤爆して不穏な空気に。MAOはディーノを壁に叩きつけてステージからムーンサルトアタックを狙うも、ディーノがケツを掴んで阻止。ディーノはバックを突いて緞帳裏へ。MAO、さらに止めようと裏にいった勝俣、大石までもが緞帳から顔を出して絶叫もアイドルだから音程が取れている。リングに戻るとディーノは勝俣を蹂躙。助けようとコーナーに登るMAOをカリコノクラズムで落としたディーノ。勝俣、大石を男色コンプリートショットで蹴散らし、MAOにリップロックを狙うもかわされて木曽レフェリーに誤爆。MAOがロックボトムからカバーも木曽レフェリーは失神中。続くハリウッドスタープレスはディーノがケツを掴んで阻止。リップロックを狙うもこれまた蘇生した木曽レフェリーに誤爆。ファイト一発!でフラつくMAOだったがなんとかスクリューハイキックをヒットさせてカバーも木曽レフェリーは失神中。MAOが「キスぐらいで失神しないでしょう」と木曽レフェリーを起こして詰め寄っていると、背後から振り向かせたディーノがリップロック。男色ドライバーでフォール勝ち。

試合後、ディーノはさっそく生パンツの提出を求めると、勝俣、大石がアンダータイツを見せながら身代わりになろうとする。ディーノは「私が見たかったのはそれですよ。思いやる気持ち、この中にもともと裏切り者などいません」。最後は男色Pの思いやりに胸打たれたNωAがアンダータイツ姿のままで泣きながら「思いやりがあれば、どんな大きなステージにも立てます」と挨拶して終了した。

【試合後のコメント】
ディーノ このシリーズは私がプロデューサーとして、DDTの悩める選手の心の声を…ほら、プロレスって心のスポーツだから、心の声を聞き出そうという極めてドキュメンタリーティックなシリーズですね。今日はMAOの心の声が聞こえたんじゃないかしら。NωAに対しての不信感があるんじゃないかと思って、それをプロレスで解決しました。これで今後、MAOも思う存分、唄うことができるんじゃないかな。プロデューサーとしてまだ歌に迷いが見えたから。プロデューサーの立場で心の声を聴くシリーズです。なんかみんな私が私利私欲でやってると思っているじゃない。違いますよ。すべてはDDTのためです。選手の内なる声を聞く、それこそがプレイヤーとしてのPに与えられた使命なのです。決して私利私欲は関係ない。心の声を聞くシリーズです。そういう穿った目で見るのはやめていただきたい。
――次は上野選手が対戦相手です。
ディーノ おいしそうですね。あ、心の声がですよ。心の声がおいしそう。彼も心にまだ溜めてるものがあると思うんですよ。同級生の竹下がチャンピオンになったりして。そういういろんな心の声をリング上で出させて、喘がせて、すべて無に帰すという。皆さんの心の声をお楽しみにください。

メインイベントは竹下幸之介&彰人&ディエゴvsKUDO&坂口征夫&岩崎孝樹の6人タッグマッチ。序盤から捕まったディエゴ。坂口はALL OUTのキャップでディエゴの視界を封じてミドルキック。さらにキャップを踏みつけて挑発する。ディエゴが坂口に低空ドロップキックを決めて逆転。替わった彰人が坂口の左足を攻めると、竹下も続いてレッグロック。今度は一転、左足に集中砲火を浴びた坂口がローンバトル。竹下がニークラッシャー連発。3発目を坂口がカウンターのヒザで返し、さらにランニングミドルでダブルダウン。戦況は彰人vsKUDO。KUDOが彰人にトップロープ越えのダブルニー。さらにダイビング・ダブルニーアタックを投下したが、彰人はこれをうまくアンクルホールドに切り返す。彰人は旋回式の俵返し。替わったディエゴがスリーアミーゴもKUDOもステップ延髄で返して岩崎とタッチ。KUDOと坂口がダブルのミドルキックからサンドイッチPKでアシストし、岩崎がPKからカバーもこれはカットに阻まれる。ディエゴがドロップキックでやり返して竹下とタッチ。彰人のMAO殺しのアシストから竹下がブルーサンダー。ディエゴがランニングニーでダメ押し。竹下が押さえ込むもKUDOと坂口がカット。彰人とディエゴが排除すると竹下が強烈なエルボー。串刺し攻撃は岩崎がかわして腹ばいでコーナーにセットするが、坂口の串刺しニーは竹下が回避して彰人が坂口の足を引いて鉄柱を挟んでの足4の字で固定。KUDOにディエゴがプランチャで釘付けにしていると、リング内では竹下がユルゲンラリアットで岩崎を葬った。

試合後、ALL OUTと酒呑童子で一触即発。引き揚げる酒呑童子に竹下が「来週の横浜、KO-D6人タッグ、ALL OUTには時間がない。だからこのチャンスを絶対掴んでベルトを絶対に巻くからな。横浜では酒盛りするチャンスはないんや。せめて横浜までに酒飲んでALL OUTしとけ」と挑発。ディエゴ「このチリ人、ベルトが欲しいですよ」彰人「ディエゴはまだ獲ったことないからね。僕らのためもあるけどディエゴのためにベルトを獲ろうぜ」竹下「皆さん、ALL OUTが巻くのを楽しみにしてください。今日はありがとうございました!」

【試合後のコメント】
竹下 僕自身、男色ディーノとのタイトルマッチもあって、そっちに結構スポットが行きがちなんですけど、僕たちALL OUTとして6人タッグのベルトは巻きたいです。
ディエゴ 巻きたいですね。
竹下 だから6人タッグに照準を合わせてるんだというのを今日の試合でもう一回心に留めておいてもらえれば。ディエゴはDDTのベルトは何か巻いたことはあるの?
ディエゴ いつもアイアンマンばっか。そしてキング・オブ・ダークも巻いたこともあるんですけど、ちゃんとやってるベルト巻いたことないですよ。
竹下 KO-Dのベルト巻きたいね。
ディエゴ そうですよ。だから横浜でこの3人で。
竹下 これで失敗したら、いつチャンスが来るかわからないから絶対勝とう。札幌の2日目で酒呑童子はHARASHIMA&丸藤とKO-Dタッグで対戦するけど、そこもしっかり見て。
彰人 KO-D6人タッグの対策になるからね。

坂口 ごめん、兄貴。完全にナメてたわ。大したことねえと思っていたけど、今日の負けは自分のせいです。横浜はこうはいかねえ。酒盛りやってやるからよ、目の前で。覚えておけ。
KUDO ディエゴも力をつけてるけど、俺たちにはアイツらにない絆があるから。
高梨 彰人がいろいろ仕掛けてきたけど、「時間がない?」。知るかよ、俺らは時間という概念がねえんだ。酩酊してて今が何時だかもわかんねえんだ。テメエらに酒呑みの強さを教えてやるから楽しみにしとけよ。そして札幌大会、いよいよだな。HARASHIMA&丸藤、業界がヨイショしているビジネスタッグ、Twitterを開いたら丸藤が異国からHARASHIMAに向かってメッセージを送っているのに、HARASHIMAはシカトじゃねえか。本当にビジネスタッグだな、なんの絆もねえよ。そんなタッグは札幌で終わりだよ。HARASHIMAの蹴りが、丸藤のヒザが、お互いを打ち抜いてあのタッグは空中分解だ。あの二人が仲間割れしたってことは、あの二人が並んで立つより向かい合ったほうがファンは見てえんじゃねえのか? そのために俺がファンの願いを叶えてやるよ。嫌な仕事だけどな! 俺が身を挺してその絵を作ってやるからな。せいぜい楽しみにしておくんだな。兄貴、言ってやってくれ。
KUDO ススキノで酒盛りだ!

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