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【東日本大震災復興イベント~ゴージャス松野レスラーデビュー15周年記念~DDTプロレス福島大会『ゴージャスナイト』のまとめ】ゴージャス不知火も出た! 松野がデビュー15周年を勝利で締めくくる!「松野さんは人生ALL OUT」(竹下)/福島県はゲイカントリーになりましたとさ。

4日、福島・福島市国体記念体育館サブアリーナにて「東日本大震災復興イベント~ゴージャス松野レスラーデビュー15周年記念~DDTプロレス福島大会『ゴージャスナイト』」がおこなわれた。今林久弥APの前説には本日の主役、通算10度目のゴージャスナイトを開催する“福島の英雄”ゴージャス松野が登場。祝電が読み上げられた後、松野はメインに向けて「負けるわけにはいかない。ケジメをつけなきゃいけない。引退するのはどっちか。15年のキャリアを見せてやりますよ」とコメントした。その後『お前のバラード』を熱唱し、「DDT福島大会スタート!」とオープニングコール。松野の半生を振り返るVから対戦カード紹介Vが流れてオープニングマッチへ。

第3試合は佐々木大輔&遠藤哲哉vsマイク・ベイリー&ディエゴのタッグマッチ。佐々木とディエゴは11・12所沢のインディージュニア、遠藤とベイリーは11・23後楽園のシングルマッチのそれぞれ前哨戦。ディエゴがベイリーとの連係で遠藤に攻め込むも、場外の佐々木に足を引かれてしまい、エプロンではセコンドのポーリーのボディープレスを浴びて流れが変わってしまう。劣勢のディエゴだったが、遠藤にドロップキックを決めてベイリーとようやくスイッチ。ベイリーが遠藤にコルバタ。介入した佐々木もウラカンラナで投げていく。2人がかりで攻め込まれるもまとめてフランケンで投げて場外に送り出すとトルニージョ。リングに戻ると遠藤がベイリーにスプリングボードニールキック。佐々木がリングインするとベイリーとディエゴが連係。替わったディエゴに佐々木がキークラッシャーから遠藤がその場跳びシューティングスター。ベイリーが遠藤にミドルキック連打。佐々木にはその場跳びのムーンサルトダブルニーを放ち、エプロンの遠藤にも狙ったがかわされて自爆。リング内ではディエゴが佐々木にラリアット。ディエゴのVHS狙いを回避した佐々木が丸め込み合戦から遠藤との合体フェースバスターへ。佐々木がクロスフェース、さらにクロスオーバー・フェースロックに持ち込んでギブアップを奪った。

【試合後のコメント】
ベイリー 今日はうまくいかなかったね。
ディエゴ 負けちゃったよ。でも次の所沢では僕、ギブアップしないよ。残り2ヵ月でベルト獲ってチリまで持って帰ります。
ベイリー 後楽園ではエンドーと闘うけど、何が起こるかわからない。でもこの試合で世界は……(破裂させる音)になるぞ!

佐々木 ディエゴが挑戦するって言ったことを今頃後悔してるだろう。
遠藤 そもそもなんで後楽園でベイリーとシングルなんだよ。トーナメント1回戦で俺が完勝してるだろ?

――カードを組む必要がない?
遠藤 ない。結果は同じだ。
佐々木 カードを変えろよ。

――DDTの上層部に伝えたほうがいいですか?
佐々木 伝えておけ。
――希望のカードはありますか?
佐々木 佐々木大輔vsソロ・ダーリン。
――佐々木選手のカードは変わらないんじゃないですか?
佐々木 もっとマシなこと聞けよ!

第4試合は男色ディーノ&石井慧介&チェリーvs高木三四郎&平田一喜&赤井沙希の6人タッグマッチ。平田が最後にダンス入場せんとするもディーノがそれを潰して、ゴージャス松野デビュー15周年ということで、この試合でディーノ組が勝てば福島県がゲイカントリーになるという。高木は「俺たちが負けるわけねえだろ! ゲイカントリーなんかに絶対させません!」と誓い、赤井も「福島県はゲイタウンにはさせへんで!」と関西弁でまくし立てて試合スタート。赤井が高木にタッチしようとしたが平田がそれを奪ってリングイン。石井にドロップキックを決めたがタッチすることなくメガネに手を伸ばしてダンスしようとしたが石井に阻止されてしまう。ここから平田がローンバトル。平田はチェリーをラリアットでなぎ倒すもやっぱりタッチはせずにダンスしようとしたが石井に阻止されてディーノのナイトメアの餌食に。平田は石井をコルバタで回してようやく高木とタッチ。高木が石井にドロップキック。ディーノとチェリーに両腕ラリアットと攻勢。石井にリバーススプラッシュからラリアット。赤井が出てきてビッグブーツ。ジャンピングミドルからサッキーカッターを決めてコーナーに上がるが、ここで平田がシャシャリ出てタッチを求める。赤井は高木の指示通り無視してダイビング・ボディーアタック。新人賞を狙うと平田がとおせんぼ。赤井が応じてしまうとあっさり逆転されてしまう。平田が手刀で逆転を試みるもリップロックでダウン。ディーノがコーナーで尻を出して「わらじ祭りの始まりじゃーい!」。石井がチェリーを餌食にすると高木と赤井が石井を地獄門に吸い込ませんとする。石井がうまくかわして高木、さらに赤井を地獄門の餌食に。その石井も平田によって地獄門へ。平田がダンスせんとするもチェリーが排除して『TOKYO GO』でオリジナリティあふれるダンス。平田とのダンスバトルから、平田がディーノの地獄門にチェリーを吸い込ませて首固めを狙うが、チェリーが切り返して3カウント。試合後はディーノの音頭による「ゲイカントリー福島! ワッショーイ!」で中締め。

休憩明け、“福島の歌姫”田代純子さんが『羅臼』『風が吹いてた』などを披露して場内を盛り上げた。

セミファイナルはHARASHIMAvsMAOのシングルマッチ。MAOがセカンドロープを踏み切っての向き直り式ボディーアタックを狙ったところでHARASHIMAが腹部へのキックで迎撃。HARASHIMAはチャンスとばかりにフットスタンプ。さらにコーナー2段目にセットしてのフットスタンプと腹部に集中砲火。MAOは飛びつきギロチンドロップで反撃に出るとさらにポンプキック。コーナーに登るもHARASHIMAが蘇生して雪崩式ブレーンバスターへ。MAOはジョンウーでHARASHIMAを場外に飛ばすと、ノータッチ・トペコン。リングに戻してハリウッドスタープレスで追撃する。さらに一本背負いから変形のストラングルホールド。みちドラⅠはリバースショルダーで返されてしまう。それでもHARASHIMAのミドルキックを受けてのハイキックからスクリューハイキック。みちドラⅠが成功するもカウント2。しかしキャノンボール450°がかわされてしまうと、HARASHIMAがフロントハイキック。串刺しの蒼魔刀からジャンピングハイ。蒼魔刀で3カウント。

メインイベントは竹下幸之介&彰人&ゴージャス松野vs坂口征夫&高梨将弘&岩崎孝樹の6人タッグマッチ。わらじまつりの皆さんによる巨大な金わらじのお披露目後に松野が新コスチューム&ガウンで登場。わらじまつりの皆さんに見送られてリングに向かった松野。客席から見守っていた松野の盟友、故ブラック牛マンさんの遺影を掲げてリングイン。関係者の花束贈呈の後に坂口が「ジジイ、15周年おめでとう」と花束を渡そうとするが、なんと菊の花束。それで殴打して試合スタート。

リングに戻ると松野は高梨にクロスチョップを決めるが619はかわされて不発。岩崎のコーナーでの踏みつけなどピンチが続く松野。坂口にも踏みつけられてしまう。苦しい松野は高梨の串刺し攻撃をかわすと岩崎ともどもボディーアタックで潰してようやくピンチを抜け出す。替わった竹下が一気呵成の攻め。高梨にウォール・オブ・タケシタを決めると、彰人が坂口に変形のサーフボードで動きを止めて、松野が岩崎にパロスペシャルの三重奏。高梨が反撃に出るとタッチを受けた坂口が彰人にフロント・ネックロック。耐えた彰人がブレーンバスターで投げて松野と交替。坂口のスリーパーに捕まった松野だが、スリーパーで切り返してみせる。しかし、これもスリーパーで切り返されてしまうもロープエスケープ。高梨のチンクラッシャーから坂口と岩崎のダブルのミドルキック。コーナーで腹ばいにセットされて坂口の串刺しランニングニーと攻め込まれる松野。カバーは竹下&彰人のカットで助かると坂口の渾身のクロスチョップ。替わった岩崎には彰人のアシストから竹下のニーと松野の619の合体技が炸裂。松野から竹下にスイッチ。彰人のMAO殺しから竹下がブルーサンダー、松野がゴージャスエルボーに繋いで竹下がカバーするもカウント2。松野は坂口のミドルキックを高梨に誤爆させると2人まとめてゴージャス不知火。竹下が孤立した岩崎にラリアットからサプライズローズを決めて勝利した。

試合後は純子さんもリングイン。竹下「ゴージャスナイトにご来場の皆さん、ありがとうございます。そして松野さん、15周年おめでとうございます!」松野「ありがとう。2人の力でなんとか記念すべき試合を勝利で終えることができました。本当にありがとうございます! せっかく勝ったので最後、田代純子と私のデュエットを唄わせてもらいます」松野は純子さんとのデュエット曲『心酔わせて』を熱唱。松野「2人の力を借りて勝利できました。おかげさまで15年経ちました。開催も10回目になりました。毎回やるごとに体もキツくなって、もうやめようかなと思って会場に入るわけですけど、お客様のすばらしい笑顔を見るとまだまだ頑張らなくちゃならないという思いに掻き立てられます。56歳ですけど、まだまだ体を鍛えて試合に出ても恥ずかしくないレスラーであり続けます。頑張ります。本当に今日はありがとうございました!」

【試合後のコメント】
松野 おかげさまで無事に数えたら10回目、2004年から始めていろいろ山あり谷ありの10回目、おかげさまで遅咲きながら今年でデビュー15年になりました。今自分がこうやってゴージャスナイトをやってリングで試合できるのは今までの人生を考えると奇跡みたいなものですけど、高木社長、DDTの仲間がいて、ダメな時も見捨てないで支えてくれて何とか今があるのでDDTに感謝しています。今日来てくださったお客様からも「また来たい」という言葉をいただけたので、お客様と仲間がいて今の自分があると思います。感謝の一日でした。
――新コスチュームで気持ち新たな部分があった?
松野 50、60にもなると裸を隠すコスチュームになるんですけど、50になってあえて出していこうと。これが出せなくなるなら、自分はリングから降りなきゃいけないと思っていますし、生涯このままでいたいと思っています。
竹下 松野さんは人生ALL OUTみたいなものなので。
彰人 確かに(笑)。
竹下 実は誰よりもALL OUTしてるんじゃないかと。この体見たらわかるでしょ。ALL OUTしてないとこんな体にはならないですよ。僕は何度か組ませてもらったし、ゴージャスナイトでも何度かチーム組んでますけど、今日が一番心強くて、ゴージャス松野はいまだに進化してるんだなと感じました。
彰人 俺にとって松野さんは好敵手なので、次は試合したいですね。
松野 そうだね、またやりたいね。
彰人 松野さんのストロングスタイルを引き出せるのは僕だけなので。
竹下 次のゴージャスナイトでシングルあるかもしれないですね。
松野 シングルでもガッチリやりたいですね。

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