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【ドラマティックス新潟!2017のまとめ】ササダンゴ、40歳の誕生日に地元・新潟復帰戦! 高木大社長の「何か残るような大きいことをやれ」に「思い当たる節はなくはないというか。もし、それだとしたらやりたい」/竹下は「あの世代の意地が見たいし、バチバチやりたい。タイトルマッチにくるとなったら、スーパー・ササダンゴ・マシンなのか、マッスル坂井なのか、はたまたアントーニオ本多なのか」/ごんぎつね普及委員会とごんぎつね(G)バスターズによる争いが新潟で勃発した日

5日、新潟・新潟市西川多目的ホ-ルにて「ドラマティックス新潟!2017」がおこなわれた。今林久弥APの前説にはスーパー・ササダンゴ・マシンが登場してしゃべろうとするも、ディーノがリング下で上野を凌辱。これに今林APが「何やってんだオメーらよ! 今、坂井がしゃべってんだろうがよ!」と激怒。2人をリングに上げたばかりか、「オマエもヒィヒィヒィヒィ、ヨガリやがって!」と上野にビンタ。反抗的な目の上野に「何か言いたいことがあるのか?」。すると上野は「ありますよ!」と言うと「ハッピーバースデー・トゥーユー♪」と唄い出し、ゲート奥からアントンとHARASHIMAが登場。ササダンゴの40歳の誕生日を祝福し、HARASHIMAが手渡したのはケーキ…が間に合わず、ササダンゴが選手・スタッフに差し入れた、たわら屋のガリバー弁当。ササダンゴが「こんな滑稽な姿をしたまま、40歳になってしまいましたが、まさか40歳の誕生日を新潟のリングの上で迎えるとは思いませんでした。本当にありがとうございました」と抱負を述べて「DDT新潟大会、スタート!」とオープニングコール。

第4試合は男色ディーノ&石井慧介vsアントーニオ本多&ディエゴのタッグマッチ。試合前にディーノがマイク。ディーノ「新潟の土地を守りにきました。アントーニオ本多、ごんぎつね普及委員会の委員長を務めてます。そして勝てばごんぎつね指定都市に変えようとしている。しかし私達ごんぎつねバスターズがあの必殺技を解禁します。その名もGバスター」すると今林APが慌ててリングインし「ダメダメ! あれは殺人技だからダメだって!」と止めようとすると、ディーノは「貴様もごんぎつねに憑りつかれたな!」。石井が今林APに野球チョップ。サードロープでぐったりする今林APにディーノがGバスターという名のナイトメアVRで試し切った。こうして試合開始。ディーノはディエゴに男色殺法。ここからローンバトルを強いられたディエゴだったが、ドロップキックを石井に決めてピンチを脱出。替わったアントンがリングインせんとしたがサードロープに足を引っ掛けて横転。アントンは「試合中にごめんなさい。ヒザが…。試合できない…」とギブアップ寸前に。ギブアップ前に昨日徹夜で考えてきた「戦国ごんぎつね」を披露。しかし内容は「武田信玄」ではなく「武田…チンゲ出てる」とサミングを狙うが、ディーノと石井に自身の乳首と股間を摘まむ結果となって封じられてしまう。それでもアントンはサミングに成功。替わったディエゴが一気呵成。石井もジャンピングハイでやり返すが、返す刀でディエゴもラリアット。戦況はディーノvsアントンに。ディーノがアントンにGバスターを狙うもディエゴがカット。ディーノがディエゴにリップロックからGバスター。ディーノはアントンにもリップロックを狙ったが、これはかわされて石井に被弾。ぐったりした石井がサードロープにもたれかかると、アントンがディーノにナックルパンチを叩き込み、自動的にGバスターが決まってしまう。チャンスと見たアントンがスコーピオですドロップ。続くダイビング・フィストドロップを剣山で迎撃したディーノがGバスターに成功。最後は男色ドライバーというかGドライバーで勝利した。試合後、ディーノは「ゲイタウン・新潟をGタウンにすることなく守り切りました! 皆さんもこれからもゲイとしてこの街を守り、盛り上げていってください!」と呼びかけ、ディーノの音頭で「ごんぎつねバスターズ!」で中締め。

セミファイナルは佐々木大輔&遠藤哲哉&マッド・ポーリーvsマイク・ベイリー&MAO&樋口和貞の6人タッグマッチ。DAMNATIONが奇襲して試合スタート。激しい場外戦へ。リングに戻るとMAOがDAMNATIONのラフファイトに捕まってしまう。MAOはポーリーにジョンウー。隙を突いて樋口とのタッチに成功。樋口がポーリーにツッパリからボディープレス。ポーリーもテーズプレスでやり返す。ポーリーがラリアットを決めれば、樋口はぶちかましを決めて戦況は遠藤vsベイリーに。ベイリーのムーンサルト・ブロックバスターはカウント2。MAOが出てくるとロックボトム狙い。遠藤が回避して佐々木と連係。佐々木が出てくるとダイビング・ラリアットへ。MAOをトップロープに引っ掛けてスライディングキックからクロスフェースはロープに逃げられる。DAMNATIONの串刺し攻撃。しかしベイリーがカットに入るとコーナーに登った佐々木も樋口が落とす。MAOとベイリーは場外に出たDAMNATIONに場外シンクロ・ムーンサルトアタック。リングに戻ると樋口のぶちかましからベイリーが佐々木に竜巻旋風脚。MAOがキャノンボール450°を狙うも、佐々木が木曽レフェリーを引き込んで阻止。佐々木が木曽レフェリーの死角をついて急所蹴り。遠藤のスプリングボード式リバースDDTから佐々木がクロスフェースにつないで勝利。

メインイベントは竹下幸之介&彰人vsHARASHIMA&スーパー・ササダンゴ・マシンのタッグマッチ。ササダンゴが竹下をショルダーアタックで飛ばして大喝采。HARASHIMAが彰人にサブミッション。彰人はHARASHIMAの指の股を攻撃。怒ったHARASHIMAが彰人のスネを殴り掛かっていく。ササダンゴもスネへのエルボーで続いた。彰人はササダンゴをロープに引っ掛けて、竹下の場外ドロップキックのアシストで交替。竹下が左腕を捕らえると彰人がダイビング・ダブルスレッジハンマーを投下。彰人がササダンゴの左腕をいたぶっていく。ローンバトルを強いられたササダンゴはドロップキックを竹下に決めて逆転。HARASHIMAが出てきて竹下に串刺しフロントハイキックから雪崩式ブレーンバスターへ。竹下もエルボーでやり返して彰人とタッチ。彰人がHARASHIMAに俵返し、ダブルアーム・スープレックスで続く。HARASHIMAが山折りから蒼魔刀狙い。彰人がかわしてバックドロップで返して戦況は竹下vsササダンゴに。竹下のビッグブーツでヒザ立ちになったササダンゴ。竹下がニーを放ってさらにチキンウイング・アームロックと腕攻め。ロープに足を伸ばしたササダンゴはスタミナ切れの様子も、なりふり構わずフォアアームを打ち込んでいく。串刺し攻撃のエルボーで迎撃するとカウンターのラリアット。サイドスープレックスから串刺しラリアットを決める。ササダンゴがセットしてHARASHIMAがスワンダイブ式ボディープレスも竹下が剣山。彰人が急行してツープラトン・ブレーンバスターもササダンゴが踏ん張って2人まとめて投げ返す。竹下とのラリアットの打ち合いを制したがカウント2。垂直落下式リーマンショックは彰人にカットされてしまう。竹下の串刺しビッグブーツでぐったりするササダンゴ。HARASHIMAが竹下にリバース・フランケンを決めると、ササダンゴの前に竹下が座る形に。HARASHIMAが蒼魔刀を発射したが竹下とササダンゴが間一髪で回避。竹下がエルボーの打ち合いからラリアット。ジャーマン狙いはササダンゴがサムソンクラッチで切り返す。ササダンゴが逆さ押さえ込み。さらに両腕のクラッチを離さず竹下を捕獲。HARASHIMAが竹下に向けて蒼魔刀を狙ったが、かわされてササダンゴに被弾。彰人がHARASHIMAをモアイ・オブ・イースターで排除。竹下が孤立するササダンゴにチキンウイング・アームロック。そこから腕十字へ移行すると、ササダンゴはギブアップするしかなかった。

試合後、竹下&彰人には勝利者賞としてお米が贈呈されたが、3袋あったため、余った一つは松井レフェリーに渡された。竹下がマイクを取る。竹下「40歳になったみたいですけど、22歳の青年に『参った』をしてしまった気持ちはどうですか?」ササダンゴ「く、悔しいです…」竹下「その悔しい気持ちを糧にこれからも精進してください」彰人「坂井さん、僕は坂井さんとずっと試合をしたくて、今日できて本当に嬉しいです。結構前ですけど、坂井さんがこそーっと戻ってきて、僕らに会った時に、一回引退したヤツが戻ってくるなんてダセエなぁって面と向かって言ってごめんなさい。今日の試合でよくわかんないけど、チャラにしましょう。よろしくお願いします」ササダンゴがしゃべろうとすると今林APが「ごめん、坂井。すっかり忘れてたんだけど、この試合、敗者賞が懸かっていたんだわ」と伝える。本日敗北したササダンゴに敗者賞を贈呈しに現れたのは高木大社長。手には誕生日ケーキが。高木「坂井、40歳の誕生日おめでとう! 俺が40歳の頃、何やっていたかわかるか? 2009年、DDTが初めて両国国技館で大会をおこなった時です。四十にして何かやれよ。オマエも今年40歳なんだから、40歳で何か残るような何か大きいことをやって、新潟に戻ってくればいいよ」ササダンゴ「……え?」高木「ああ、戻ってんだっけ。この新潟にスーパー・ササダンゴ・マシン、そしてマッスル坂井として名前をより認知してもらって、頑張りなさい」ササダンゴ「ありがとうございます! 体を気遣ったこのミニマムなサイズ、社長の心遣いに感謝したいと思います。ありがとうございました。高木さん、今のメッセージ、具体的にどれぐらいのことができるのかわかんないですけど、HARASHIMA先輩や今のDDTのど真ん中である竹下や彰人選手と、こんな俺みたいなヤツにこんないいカードを組んでもらって本当にありがとうございました。途中からみんなのスピードや体力についていけなくなって、こんな結果になってしまったけど、やっててスッキリしました。必ず高木さんや皆さんのしてもないご期待に応えていきたいと思います。本当に今日はありがとうございました!」

【試合後のコメント】
竹下 スーパー・ササダンゴ・マシン凱旋興行ということで、久しぶりに当たりましたけど、今僕がベルト防衛する中で大家健ともやったし、男色ディーノともやったし。タイトルマッチにその世代でくるといったら、スーパー・ササダンゴ・マシンなのか、マッスル坂井なのか、はたまたアントーニオ本多なのか。そのあたりの選手が残っていると思うので。あえてチャンピオンとして言わせてもらうと、その意地を見たいので。今日はあまりにもスタミナの差がありすぎて負けなかったですけど、もっとやっていきたい。
――ベルトに挑戦してほしい?
竹下 そうですね。
――その時はササダンゴ選手なのか、坂井選手なのか。
竹下 はたまたアントーニオ本多なのか。
彰人 そこ推すね(笑)。
竹下 ほんまに皆さん頑張っているんで。僕も頑張るし、世代とのバチバチがしたいんで。それをさせてください。
彰人 リング上でも言ったんですけど、マッスル坂井が引退して、僕が入れ替わりでDDTに入ってきて。試合することないだろうなって思っていたら、知らない間にササダンゴマシンとして復帰してて。正直、ガッカリしたけど、嬉しかったですね。ある時、控え室で「一回引退するって辞めた人間が、また戻ってくるなんて、こんな男らしくない話はないし、ダセエな」って本人がいるところで、声を大にして言ってしまったことがあって。僕の中ではあるものが残っていたんですけど、今日こうやって試合できて、あの時はそう言いましたけど、坂井さんが復帰して嬉しいし、もっともっと色んな試合でこの人と絡んでみたいと思ったんで、素直に嬉しいです。

――竹下選手は世代でバチバチやりたいと言っていたが。
彰人 今40ぐらいの世代は僕らと明らかに違うものがあるんですよ。僕らはアスリートというか、体を使ってプロレスをやってるんですけど、あそこの世代の人たちはメジャーの選手には体力的にかなわないから、頭を使ってプロレスしてたんですよ。それは僕らの世代にはないもので、僕らが勉強しないといけないところだから。その世代にはずっと頑張っててほしいですね。

HARASHIMA 僕としては(KO-D)タッグの前哨戦という意味合いだったんですけど、それ以上に新潟の英雄、坂井クンの新潟の復帰戦というので、そのカードに入れて凄く嬉しいし、坂井クンがより健康になって戻ってきたのが本当に嬉しいし。今日は僕にとって思い出深い日になりました。
ササダンゴ せっかくのメインイベントのチャンスだったけど、思うような結果が出せなくて非常に悔しいです。今日勝てればよかったんだけど…。
HARASHIMA でも僕の技が坂井クンに当たったりもしたし…。
ササダンゴ あれは私のスタミナがあれば避けれたはずなんですよ!
HARASHIMA 僕と坂井クンは付き合いは、20年ぐらいあるけど、ほぼ初めてぐらいタッグを組んだので、そのへんで息が合わなかったんだよね。
ササダンゴ 息が合わなかったというか、息が切れたというか。でも見えましたね。スマイルスカッシュの最後のメンバーになる私の姿が。
HARASHIMA(マスクの)口元が笑っているんだよね。いい笑顔してるし、マスクを取ってもいい笑顔だし。
ササダンゴ 先程控え室ですれ違った竹下選手に「マスクしてるから息が切れるんじゃないですか?」ってアドバイスを。
HARASHIMA それはわかる。口元メッシュだから。
ササダンゴ 汗かくと詰まり出して息しづらいんですよ。

――高木社長から「大きい何かを残せ」と言われたが。
ササダンゴ 思い当たる節はなくはないというか。もし、それだとしたらやりたいというか、実際にしたいですね。
――考えていることはある?
ササダンゴ 迂闊に言っていいかわからないけど…はい。
HARASHIMA 期待してるよ。
ササダンゴ なんか体は元気になったんですよ。プロレス辛いなっていうのがあったんですけど、楽しかったですね、なぜか。途中までは楽しかったんですよ。もうちょっとです、もうちょっと! 月3回ぐらい試合をやらせてもらえれば完全に追いつけると思います。皆さんの3分の1ぐらいに。密度が濃いんで。

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