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【鯉に鯉焦がれ鯉に泣く!2017のまとめ】浜松の借りを広島で返す! 佐々木のイス攻撃もエルボーで吹っ飛ばした高尾がフォール勝ち!「一切キレずに勝てた。後楽園でキレたら絶対に勝てる」(高尾)/勝俣奮闘も竹下のダイビング・ボディープレスに沈む…「勝俣はすごく惜しい。何かを掴ませてあげたい」(竹下)/今宵は“三本の矢”のお話

20日、広島・広島アステールプラザ多目的ホールにて「鯉に鯉焦がれ鯉に泣く!2017」がおこなわれた。今林久弥APの前説には地元の英雄・レイパロマと「そのほか2名の選手」(今林)と言われたアントン、入江が入場。「今日は郷土の英雄、レイパロマ。我々ほか2名のレスラーと組んで、ほか3名のレスラーと闘います! そのほかにもいろんなレスラーの試合がほか数試合あります。ですので皆さんも楽しんでってください!」(アントン)「たくさんのレスラーが出ますけど、とくに私達だけを見ていただければ幸いです」(パロマ)。最後は3人で「DDT広島大会スタート!」とコール。

第4試合は男色ディーノ&大石真翔&石井慧介vs入江茂弘&アントーニオ本多&レイパロマの6人タッグマッチ。ディーノは瀬戸内海の村上水軍の末裔と思っており、ディーノによれば今から入場するパロマ、アントン、入江は毛利家の末裔らしく、三本の矢というプロレス技を会得しているらしい。それさえ封じれば勝てると石井、大石を説得する。ディーノはパロマ組を呼び込む際「出て来い、村上三兄弟!」と言ってしまう失態。いろいろと事故る中でゴング。入江から替わったアントンがロープに躓いてしまってマイクを要求するもセコンド不在で試合に対する数値がマイナス5。ギブアップ寸前のアントンだがお客さんに申し訳ないと昨日徹夜で考えてきた昔話「ごんぎつね・広島死闘篇」を話してギブアップすることに。しかし「仁義なき戦い」でなく「チ●毛なき戦い」というド下ネタの内容でサミング。しかし三本の矢(3人で頭部への合体弓引きナックルパート)は失敗。アントンがローンバトルを強いられる中、ディーノの男色ドライバーを堪えて低空ドロップキックからドラゴンスクリュー、シャイニングごんぎつねのフルコース。入江が出てくるとディーノの体の上に大石をパイルドライバーで突き刺す。ディーノは2人まとめて男色コンプリートショットで逆転。石井は恍惚をかわすと大石がエプロンからのドロップキックで動きを止める。さらにディーノがコーナーに登って尻出し。パロマが食らうも大石のカバーは入江、アントンがカット。三本の矢を狙うも石井がカット。石井、大石をディーノの地獄門に吸い込ませるとディーノの尻に三本の矢。孤立した大石に三本の矢を決めるもカウント2。ならばとパロマの恍惚に合わせてアントン、入江が腰をグラインドさせる三本の矢マークⅡで勝利したとさ。

セミファイナルは竹下幸之介&ディエゴvs樋口和貞&勝俣瞬馬のタッグマッチ。樋口が竹下とのショルダーアタックの打ち合いを制し、替わった勝俣がフットスタンプで続く。組み付く勝俣を竹下がぶん投げて回避するとディエゴがチンロック。ALL OUTのタッチワークと腹部攻めで捕まった勝俣だが、チンクラッシャーから延髄斬り、さらにDDTをディエゴに決めてピンチを脱出。樋口が一気呵成の攻め。アバランシュホールドはカウント2。カナディアンはディエゴが回避。抱えられるもエプロンに出てスイングDDTを決めていく。竹下と替わった樋口が激しい肉弾戦。樋口がドロップキックを決めて勝俣も樋口と連係。勝俣がスワンダイブ・ミサイルキックを決めるもライトニング・スパイラルは堪えられてしまう。竹下も勝俣を叩きつけ、コーナーに登る。これを勝俣が阻止せんとする。リバース・ブレーンバスターのように叩きつけられた勝俣だが、コーナーダイブをドロップキックで迎撃。勝俣のカサドーラからのフットスタンプをかわして丸め込んだ竹下。逆さ押さえ込みからヒザ蹴りを入れ、さらにダイビング・ボディープレスを投下して3カウント。

【試合後のコメント】
竹下 ディエゴとのタッグもいい感じで。樋口&勝俣のいいタッグチームでしたね。
ディエゴ いいタッグチーム!
竹下 パワーとスピードがあって。そこにしっかり僕とディエゴで勝てたというのは6人タッグ王座の次の挑戦者の酒呑童子とやる前にいいフィーリングになったね。
ディエゴ いいフィーリング。すごく楽しかったです。
竹下 僕と彰人さんは後楽園ホールでKO-Dタッグ。もうすぐだから頑張らないと。
ディエゴ この感じならいけると思うよ。すごくいいフィーリング。
竹下 今のツアーはすごくいい感じです。
ディエゴ いいと思いますよ。

――樋口、勝俣と闘った印象は?
竹下 すごくいいですよ。樋口は僕の意見としてはDNAのナンバーワンだったでしょ? DDTに来てちょっと落ち着いた。あの時のほうが勢いを感じるというか、デビューしてすぐに北海道でHARASHIMAさんに挑戦したり。後楽園でもKO-Dに挑戦したり。あの時よりは勢いが落ちてる気がするんですね。でも対戦するとそんなことないんですよ。だから覚醒する何かはどこかにあると思うので、タイミングの問題。勝俣もすごくいいんですけど…。
ディエゴ でもまだまだだね。
竹下 すごく惜しい。惜しいですね。上から目線で言うなら、何か掴ませてあげたい。ターニングポイントというか。わかんないですけど地方とかでもいいのでシングルでも当たってみたいですね。

メインイベントは佐々木大輔&遠藤哲哉&マッド・ポーリーvsHARASHIMA&高尾蒼馬&マイク・ベイリーの6人タッグマッチ。遠藤とHARASHIMAで試合スタート。ベイリーがタッチを求めてリングインも、遠藤はスカしてポーリーと交替。ベイリーの打撃にポーリーも応戦。ベイリーからタッチを受けた高尾は佐々木に向かって一直線。これはかわされてしまうと、ロープに向かって走った高尾は場外の佐々木に足を引っ張られてしまって場外戦へ。高尾は佐々木の手にしたイスを奪って振るうもかわされて鉄柱へ誤爆。さらに首にイスを引っ掛けられ、鉄柱にぶつけられてしまう。リングに戻された高尾はDAMNATIONのインサイドワークに捕まったが、遠藤へのドロップキックで逆転。ベイリーが出てきて遠藤のスプリングボードをローキックで迎撃。その場跳びのトルニージョはカウント2。遠藤もスパインバスターでやり返してポーリーとタッチ。ポーリーがボディープレス。これはカウント2。ポーリーバスターがベイリーがかわしてセカンドロープを踏み切ってのレッグラリアット。HARASHIMAが出てきてダイビング・カンフーキック。さらにスワンダイブ式ボディーアタックも浴びせる。ポーリーもテーズプレスで潰してみせると戦況は佐々木vs高尾に。佐々木の矢のようなドロップキックからクロスフェースはカットに阻まれる。高尾も鋭いエルボーからトラースキックで佐々木をダウンさせるとコーナーへ。するとポーリーが松井レフェリーを引きつけ、佐々木は目を盗んでイスを手にするとコーナーの高尾に投げ当てる。さらにイスを振るう佐々木に高尾はそれごとエルボーで吹っ飛ばし、ジントニックの体勢。これは遠藤がカット。DAMNATIONの連係から佐々木がダイビング・エルボードロップ。高尾がかわすとHARASHIMAがジョンウーで加勢。ポーリーと遠藤はHARASHIMA、ベイリーがキックで場外に出して、HARASHIMAがリング内の佐々木にスワンダイブ式ボディープレス、ベイリーが遠藤とポーリーに同時にケブラーダを浴びせる。リング内では高尾が鋭いエルボーからジントニックを決めて3カウント。浜松の借りを広島で返した。

試合後、高尾がマイクを取る。高尾「カリスマ、佐々木大輔、俺の勝ちだ! この前の浜松大会でアイツに負けましたが、今日は勝ったので嬉しいです。23日の後楽園がEXTREME級の挑戦になりますが、絶対にあの悪いヤツから獲ります。自分は締めが苦手なのであとはお任せします」最後はHARASHIMAが「11月23日、みんな勝ってやるさー!」と言うと高尾にマイクを差し出して指示。高尾「EXTREME勝つさー!」続いてHARASHIMAはマイクをベイリーに向けて指示。ベイリー「エンドーニカツサー!」HARASHIMA「何でかって? それは鍛えているからだー!」

【試合後のコメント】
HARASHIMA 今日、高尾クン勝ったから。
高尾 浜松で佐々木大輔に急所蹴られて負けて、また暴れてしまったんで。まあ急所を蹴ったアイツが悪いんですけど、今日はイスを使われましたけど、自分がガッチリ勝ちました。そして一切キレずに勝てました。キレないで勝てたということは、次の後楽園ホールでキレてしまったら絶対に勝てるんじゃないかという自信にもなりました。後楽園で絶対に勝ちます。
HARASHIMA 今日は高尾君が大活躍してベイリーと3人で無事勝てて。僕は昨日不覚にもフォール負けをして6人タッグのベルトを獲れなかったんですけど、今日見てもらってわかる通り、調子は落ちてないので、この連戦を乗り切って23日のタッグのタイトルマッチ、ガッチリ防衛したいと思います!

佐々木 おい、テツヤ。俺たちDAMNATIONは負けたらなんだ?
遠藤 負けたら…なんだポーリー。
ポーリー アー。
佐々木 負けたら終わりだろ!
遠藤 そういうことだ、歌代!
佐々木 オマエ、昨日ベイリーにあんな醜態晒しやがって。俺はもう醜態晒してやったぞ。
遠藤 醜態晒してやったんだよ、カリスマは! 歌代!

――負けたら終わり?
佐々木 負けたら人生終わりだよ。
――今日負けましたが。
佐々木 終わったよ。でもまだこれ(EXTREMEのベルト)があるから。これさえ守れば俺たちの勝ちだ。人生は何回でもやり直せるんだ。1回勝てばその前の負けはなしだ。わかったか? わかったか、テツヤ!
遠藤 わかりました。

――遠藤との最後の前哨戦を終えて。
ベイリー 俺は穏やかだ。コーラクエンホールの準備に集中している。イシモリとのX-Divisionのタイトルマッチも決まったから、これからはすべて完璧にこなさなきゃいけない。2つの試合をパーフェクトにこなすよ。

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