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【レスリングとんこつ2017のまとめ】ディエゴが成長を見せるも…酒呑童子が好連係で粉砕してKO-D6人タッグ奪還!/ディエゴは竹下との一騎打ちを熱望!「卒業テストみたいになる」/D王GP前にHARASHIMAと樋口がド迫力バウトを展開!/博多スターレーンを所狭しと暴れ回ったエニウェアフォール・スクランブルバンクハウスマッチ!

10日、福岡・博多スターレーンにて「レスリングとんこつ2017」がおこなわれた。今林久弥APの前説にはALL OUTが登場。竹下「今月末でディエゴがチリに帰るんで、その時までKO-D6人を防衛し続けたいと思います」彰人「ディエゴが24日で帰るということで、今日の防衛戦、精一杯頑張ります」ディエゴ「今日全力で頑張りたいと思います!」3人「DDT博多大会スタート!」
ディエゴがチリに帰国するまでKO-D6人タッグ王座を守り抜くことを誓うと「DDT博多大会スタート!」とオープニングコール。

第5試合は佐々木大輔vs男色ディーノvs高木三四郎vsMAOのエニウェアフォールの4WAYマッチ。全選手の強い要望でスクランブルバンクハウス形式も採用された。リング中央に公認凶器の有刺鉄線バットが置かれ、4人が所定の位置について試合スタートと同時に佐々木が会場シャッターのスイッチをオン。場内をMAOを乗せた台車で高木がほうぼうに客席へと突っ込んでいく。高木もまた台車に乗せられて佐々木に押されて階段に激突。高木の「外いくぞ!」の号令で移動し、会場ロビーではセコンドを巻き込んでの数珠繋ぎ首4の字。ディーノがナイトメアを連続で決めていったが、佐々木がそのディーノに炭酸水を浴びせる。佐々木が高木を階段落ち。カバーするもカウント2。さらに1階フロアに出ようとすると松井レフェリーが激怒し、ツッパリで佐々木、高木、ディーノを2階フロアへと戻す。MAOが尻出しのディーノを台車に乗せて佐々木、高木に地獄門。高木はディーノを台車に乗せて客席に突っ込ませると、リングに戻ってテーブルを設置。佐々木がディーノのリップロックを高木に決めさせると、ディーノを排除。コーナーに登った佐々木を高木が阻止してテーブルの上へのスピコリドライバー。MAOがテーブルの破片で高木を殴打し、さらにトスするとスクリューハイキックで破片ごと吹っ飛ばす。そこへディーノがリップロックから有刺鉄線バットを漢タイツの中に収納してMAOにファイト一発!から男色ドライバー狙いもMAOが有刺鉄線バットごと蹴り上げる。MAOのキャノンボール450°がディーノに決まるも、佐々木がダイビング・エルボードロップwithチェアでカットすると、有刺鉄線バットを添えてのクロスフェースでMAOを絞めあげて勝負あり。

セミファイナルはHARASHIMAvs樋口和貞のシングルマッチ。腕十字でペースをつかみかけたHARASHIMAだが、樋口も腕を狙われるとパワーボム気味に解除してぶちかまし。重い逆水平連打や串刺しラリアット、オクラホマスタンピードで一気に盛り返していく。拷問式フェースロックはロープに逃げられて5分経過。重い逆水平で続く樋口にHARASHIMAはエルボーで対抗。樋口は一本足頭突きからコーナーで顔面を踏みつけてみせる。ジョンウーで反撃に出たHARASHIMAは雪崩式ブレーンバスター。カバーはカウント2。樋口の逆水平とHARASHIMAのミドルキックのラリー。HARASHIMAがショートレンジ・ラリアットでネジ伏せるとファルコンアロー。山折りから蒼魔刀を狙うも樋口がラリアットで迎撃。ノド輪落としはカウント2。樋口がぶちかましからドクターボムを狙うもHARASHIMAがフランケンで切り返す。樋口がそれでも一本足頭突きからぶちかまし。樋口の轟天狙いをHARASHIMAはリバース・スープレックスで切り返すも、樋口がクラッチを離さずにシットダウン・パワーボム! ラリアット狙いの樋口にHARASHIMAがジャンピングハイ。ハイキック、バズソーキックと叩きこんで蒼魔刀狙い。これを察知した樋口がラリアットで迎撃せんとするが、さらにこれをかわしたHARASHIMAが返す刀でスタンディング蒼魔刀から間髪入れずに蒼魔刀をヒットさせて勝利した。

【試合後のコメント】
樋口 全部思い出しました。久々に当たってみて、あれがHARASHIMAだって全部思い出しました。両国でベルトを獲られて全然当たってなかったから忘れてましたね。強烈でした。これで自分の中ですべてが切り替わりました。切り替わってD王ですか。HARASHIMAとは当たりませんけど、これで目覚めたんで。石川修司が来ようが、佐々木大輔が来ようが、マイク・ベイリーが来ようが全員倒してD王は俺が制します。今日は負けましたけど来年は全部持っていきます。

HARASHIMA 1月に始まるD王GPで違うブロックの樋口とシングルマッチで組まれて。樋口とはシングルは3回ぐらいやって僕は全部勝ってますよね。で、やっぱり今日も強かったです。今日は意地を張ってやりあっちゃった部分もあったんですけど、リーグ戦になったらこういう闘い方をしたら体がもたないんじゃないかと思いながら、来られると意地を張ってしまうし。これから作戦を考えていきたいと思います。
――闘うごとに樋口選手に追い込まれている?
HARASHIMA そうですね。いつも彼の成長を楽しみに試合をしてます。
――リーグ戦が決まって樋口選手の変わった部分はあった?
HARASHIMA 彼もリーグ戦に向けてコンディションを整えてきているんだろうし、ガッチリきたんじゃないですか。でも今日勝ったのは僕なんで。皆さん注目しといてください。

メインイベントはKO-D6人タッグ選手権試合。第31代王者組のALL OUTは酒呑童子を相手に2度目の防衛戦。序盤は高梨が捕まる展開も、サミングからKUDOとの連係でディエゴにやり返すと、今度はディエゴがローンバトル。酒呑童子の好連係にたびたびピンチに陥ったがKUDOにドロップキックを決めてようやく彰人とタッチ。彰人は3人まとめてドラゴンスクリューを決めて躍動。KUDOへのダブルアーム・スープレックスはカウント2。KUDOは蹴りでやり返してエプロンからトップロープ越えのダブルニードロップ。坂口が出てきてジャンピングミドル。ハイキックは彰人が蹴り脚をキャッチしてアンクルホールドからバックドロップ。竹下にスイッチするとウォール・オブ・タケシタ。アンクルホールドに切り返されると、今度はスリーパーの切り返し。坂口が払い腰。竹下がPKをかわしてニーアタック。坂口もハイキックを決めてダブルダウン。戦況は高梨vsディエゴに。ALL OUTの連係が炸裂してディエゴが雪崩式を狙う。高梨が粘るとパワーボムの体勢。すかさずKUDOがダイビング・ダブルニーアタックを合わせる。タカタニックはディエゴが丸め込みで切り返して、竹下がニーアタック。ディエゴがクロスフェースに繋ぐ。これを粘った高梨が丸め込みで切り返すと、彰人が高梨をキャッチしてハナマサ狙い。これをかわした高梨は竹下の串刺しビッグブーツを彰人に誤爆させる。孤立したディエゴにKUDOがバックスピンキック→坂口が神の右膝とアシストして、最後は高梨がタカタニックをズバリと決めて3カウント。

試合後、高梨がマイクを取る。「俺ら本当に勝ったんだろ? この声援がそういうことだよな。ALL OUT、ディエゴを入れたお前らのユニットはこれが最後だ。ALL OUTとはこれからも闘うことがあっても、ディエゴを入れたチームとタイトルマッチをやるのはこれが最後だ。勝てて嬉しいよ。ありがとう………なんて言うと思ったか! 最高にスカっとした気分でオマエらの負け犬ヅラを見てるよ。その負け犬ヅラはチリに帰っちまうけど、俺らはこのDDTでずーっと闘い続けるんだ。ディエゴ、このベルト欲しかったか? でもやーらない! テメエが持つのはマイクだけだ。最後の博多でみんなに挨拶してもいいんじゃねえか?」ディエゴ「(涙)竹下さん、彰人さん、すいませんでした。最後までベルトを守りたかったです。僕今月いっぱいで帰ってしまうから最後まで守りたかったです。すいませんでした。最後にこれだけ言いたいです。博多の皆さんの前で試合ができて、ラストマッチになってしまうけどすごく嬉しいです。博多が大好きです。ありがとうございました」ALL OUTが退場すると高梨の音頭で酒盛り締め。

【試合後のコメント】
竹下 本当に僕たちの目標としてたディエゴが帰るまで6人タッグのベルトを防衛し続けるというのは、酒呑童子にあと少し力及ばずでかなわないものになってしまいました。でも、ディエゴに関しては僕たちが厳しくいってもハングリー精神ですごく頑張って、変わろうとしてくれて、目の前で見てて新木場での東郷さんとのシングルマッチ、昨日のアントンさんとのシングルマッチ、そして今日の6人タッグ、負けはしましたけど、ここにきて最後に日本で何かを残すんだとディエゴ自身すごく変わってくれたと感じられて、僕自身すごく刺激になりました。もっともっとチャンピオンとして頑張らないといけない。
彰人 負けたかもしれないけど下向いちゃダメだよ。オマエ自身変わったんだよ。強いディエゴでチリに帰ろう。ベルトはなくなったけど、前を向こう。ディエゴは強いから大丈夫。
ディエゴ あと3試合。一つやりたいことがあります。できるかどうかわからないけど、一回チャンピオンとシングルマッチをやりたいです。アナタだよ、タケ。本当にチャンスがあれば。
竹下 私、リングドリームも後楽園も決まっています。あとは名古屋。
ディエゴ 名古屋で。Pに伝えないといけない。僕は竹下さんとシングルマッチやりたいよ!
竹下 僕もやりたいよ。
ディエゴ よし! シングルマッチ決定!
竹下 言いにいこう。たぶんPはディエゴみたいなパッションを持ってる選手が大好きだから、熱く言えば大丈夫。
ディエゴ あとで伝えましょう。
竹下 ディエゴとシングルマッチをやって、本当の意味で何が変わったのか。僕がそれを感じて。
ディエゴ それは卒業テストみたいになると思っています。よろしくお願いします!

高梨 勝ったぞ。6人タッグのベルトは今も昔もこれからも酒呑童子が持ち続けんだ。今日メインイベントだったよな。今まで6人タッグのタイトルマッチはノンタイトルのKO-D無差別の前哨戦とかのメインの前だったんだよ。今回はメインイベントでタイトルマッチできたのはALL OUTのアイツらがいたからだと思うよ。そこには感謝している。けどな、俺はこのベルトが一番好きなんだよ。このベルトをKO-D無差別、EXTREME、タッグにも負けない高みにもっていくぞ。アイツらのタイトルマッチがあっても、この6人タッグのベルトがメインに来るように、その位置までもっていってやるよ。ディエゴは結局、変わったのか?
――ALL OUTのメンバーは変わったと。
高梨 ずいぶん簡単に変われるもんだな。この業界に入って15年以上経つけど、俺は何一つ変わってねえぞ! みんな変わってどんどん偉くなって国に帰って幸せになって、家庭を持って幸せになってフザけんな! 俺だけはいつも不幸せだ! なあ兄貴?
KUDO 高梨さんは口が悪いけど、高梨さんを含めてこの3人でKO-D6人のベルトを巻けたことが本当に嬉しいし、このままずっと防衛し続けたいと思います。ねえ兄弟。
坂口 兄貴の言う通り、そんな感じでベルトを防衛していきます。
高梨 狂犬も凱旋したし、俺らもベルトを獲ったし、兄貴、中洲で祝勝会やるしかねえんじゃねえの?
KUDO ……試合終わって携帯見たんですけど、中洲いくのが心配なのか、ウチの奥さんから赤ちゃんの写真送られてきたから…。
高梨(遮るように)いくぞ、酒盛りだ!

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