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【D王 GRAND PRIX 2018 in OSAKA 2DAYSのまとめ】D王GP3日目! 石川が彰人の足攻めを跳ね除け快勝! 『世界に一つだけの花』熱唱!/HARASHIMAはイケメンの連勝をストップ!/竹下がライアンのお株を奪うロリポップキャンディー攻撃! ようやく1勝!/佐々木も連敗街道を脱出!

8日、大阪・大阪市平野区民ホールにて「D王 GRAND PRIX 2018 in OSAKA 2DAYS」がおこなわれた。今林久弥APの前説には樋口和貞が登場。「相撲で言えば星を五分に戻してこれから。ここから勢いをつけて佐々木大輔をぶっ倒したい」と意気込みを述べると「DDT大阪大会スタート!」とオープニングコール。

第1試合は男色ディーノがたまにはPとしての重責を脱ぎ捨て一人の男としての欲望をぶつけるための新春スペシャル時間差入場バトルロイヤル。まず上野と吉村が入場して特別レフェリーのディーノが男性客を狩りながらリングイン。そっけない吉村と相対して上野のレフェリーチェックはもはやセクハラ。試合が始まっても上野に視線は釘付け。さらに上野優位のレフェリングとのっけからやりたい放題。ディーノの指示で3番手の遠藤、さらに4番手の渡瀬が入場する。遠藤のスワンダイブの際にディーノがリップロックの構え。踏ん張った遠藤だが、上野が加担して遠藤はオーバー・ザ・トップロープ(OTR)で失格。5番手は坂口。エプロンに出た吉村が蹴飛ばしてOTRせんとしたが、勢い余って坂口もOTRで失格に。6番手でゆに、7番手でベーダ、8番手で大鷲、最終入場で平田がリングイン。ダンスは大鷲が阻止してみんなでストンピング。平田は串刺し攻撃を手刀で倒しまくってゆにを見つける。しかしゆには平田の手刀をブロックして「オマエの時代はもう終わりだ!」と手刀を繰り出す。平田は一度は倒れるもこれは死んだフリ。ゆにを丸め込んで退場させると、メガネを装着して平田無双に。大鷲、ベーダ、渡瀬と失格になるとディーノが平田に男色ドライバー。ダウンしている上野を被せて3カウント。

第2試合は石井慧介vs高梨将弘のAブロック公式リーグ戦。あの手この手で丸め込んで石井を追い詰める高梨。変形コブラツイスト、STFでギブアップを迫るがニアロープ。石井はバックエルボーで高梨を場外に出すが、プランチャは高梨によってセコンドの岩崎に激突。それでも場外タカタニックをかわしてgo 2 エプロン sleepを決めると高梨をリングに戻してミサイルキック。高梨もドロップキックで盛り返すとトラースキック狙い。石井がかわしてランニングニーからフィッシャーマン。カウント2で返されるとエクスプロイダーニーー。そこからキャロライナリーパーでギブアップを奪った。高梨は3連敗。

【試合後のコメント】
石井 開幕2連勝。相手のペースに引きずり込まれそうになったんですけど、それでも勝って2連勝。今年はリーグ戦以外でも4試合やって4連勝。勝率10割、この勢いのまま優勝したいと思います。自分に風が来ているんで。自分しかないんで、これからも連勝を続けていきたいと思います。

高梨 ウワーッ! クソーッ! 3連敗かよ、おい! 歌代(オフィシャル)、次の俺の対戦相手は誰だ?
――竹下幸之介選手になります。
高梨 竹下か? どうやらアイツも1勝も挙げてないみたいだな! 実質、次の大会が最下位決定戦だ! 俺は絶対このリーグ戦、全敗だけはしないからな! 竹下に勝って全敗街道から抜けてやるぜ。次の竹下戦は負けたほうが最下位ってことだ! 以上!

第3試合は高尾蒼馬vsマイク・ベイリーのBブロック公式リーグ戦。ベイリーは高尾をリング下に出すと三角跳びケブラーダ。さらに場外で高尾を蹴飛ばしていく。リングに戻った高尾を蹴飛ばしていくベイリーだが、高尾も怒りの形相でエルボー。ベイリーもミドルキックでやり返すもカウント2。コーナーでハーフダウンの高尾にベイリーは倒立からのダブルニーアタックを打ち込む。再びエルボーの打ち合い。高尾はカウンターのドロップキック。さらに背中にダイビング・フットスタンプを投下する。延髄斬りからランニングエルボーはカウント2。羽根折り固めはロープに逃げられる。ベイリーはソバットからカカト落とし、リバース・ブレーンバスター。さらにバズソーキックを決めるがカウント2。高尾はベイリーのその場跳びムーンサルトダブルニーを回避してディープインパクト。鋭いエルボーの打ち合い。高尾はサポーターを外してエルボーを打ち込み、ランニングエルボーはベイリーがグリーンティープランジに切り返す。その場跳びトルニージョはカウント2。竜巻旋風脚からアルティマウェポンは高尾が回避して顔面トラースキック。ジントニックは決められなかったが、その場跳びムーンサルト・ダブルニーをかわして高尾が公認エンドレスワルツで接戦をモノにした。

【試合後のコメント】
高尾 初戦で負けてしまって今日はベイリー。初シングルだったけど当たりも強かったけど、意地でも負けられなかったので。ベイリーがそうくるなら、そう返してやろうと思って。あと、このブロックで丸め込みを使う人はあまりいないと思うので、公認エンドレスワルツろとか、まさにそれが結果に出ると思うので、丸め込みをどんどん使って。あとジントニックもあるので、それを使って勝ちたいと思います。練馬大会では絶対に負けられない佐々木大輔。完膚なきまでに叩き潰すます。

――今日の高尾戦を振り返って、今の気持ちは?
ベイリー 彼があんなに魂を持ったヤツだとは思わなかった。普段はいいルックスをしてるのに、その後ろにあれだけの気持ちを持っていたなんてね。それに、とても怒ってたよね。それが俺を倒した原動力になったんじゃないかな。それが誤算だった。あんなに怒らせたことがね。だけど、俺はまだこのトーナメント(リーグ戦)に勝ち残れると信じてる。タカオには負けたことで、これからはまだまだお魔まで以上に厳しい闘いをしていかないといけないと、気を引き締める。それしかない。
――次は1・11横浜で坂口征夫選手とのリーグ戦が組まれてます。
ベイリー 彼はいつも怒ってるような闘いをするよね。彼はいつも怒ってるようだ。だったら彼以上に怒りを爆発させて、それをぶつけていく。

第4試合はHARASHIMAvs黒潮“イケメン”二郎のAブロック公式リーグ戦。イケメンは『HELLO』がフルコーラスかかり終わってもリングインせず、松井レフェリーに怒られる。両者が握手をかわして試合スタート。イケメンは腕十字をエスケープしてエプロンで間をおく。イケメンクラッチはカウント1。腕の取りあいからHARASHIMAがストマックブロック。セカンドコーナーに固定してHARASHIMAがフットスタンプもカウント2。イケメンはHARASHIMAをキャッチしてキャンバスへのニークラッシャーで逆転。足元へのローキックで刈っていくと、エプロンでもニークラッシャーを発射。リングに戻ったHARASHIMAにイケメンは足元へのローキックから足4の字で勝負に出る。HARASHIMAはエスケープ。HARASHIMAは向かってきたイケメンにバックエルボーからジョンウーを発射。串刺し顔面フロントハイキックから雪崩式ブレーンバスターへ。これはカウント2止まり。HARASHIMAはミドルキック3連発。カウント2で返されるとスワンダイブ式ボディープレス。イケメンがかわしてHARASHIMAはヒザを強打。イケメンは足元にローキック。エルボーでやり返すHARASHIMAはイケメンのローキックがきても「痛くない!」と意地を張る。HARASHIMAは前蹴り、ハイキック、リバース・フランケン。蒼魔刀はイケメンがかわしてトラースキック。イケメン落としはカウント2。ランニングニーアタックはカウント2。イケメンサルトをHARASHIMAは剣山で迎撃。ファルコンアローはカウント2。トラースキックから向かってきたイケメンにHARASHIMAはその場跳び蒼魔刀で迎撃。正調の蒼魔刀につないでフォール勝ち。

試合後、2人は互いに頭を深く下げたが、HARASHIMAの握手はイケメンが突き飛ばして拒否して引き揚げた。HARASHIMAはマイクを取ると「イケメン選手は色物だと思っていたけど実力もあって強かったです。でも勝った僕のほうが強いけどね。D王GP、このまま全部勝って両国のリングに立ちたいと思いまーす!」とアピールすると「鍛えているからだー!」で締めた。

【試合後のコメント】
HARASHIMA まあね、イケメン選手。初めて対戦したんだけど、なかなか独自の世界観を持ってて、それにイライラしてしまったんだけど、でもしっかりした実力のある選手でしたね。このD王グランプリ、この試合に臨む前からイケメン選手は外敵じゃないですか。このグランプリに出て初戦でチャンピオンを倒して、次に技師でもある高梨も負けて、自分は今日は絶対負けられなかった。これで完全に負けたらDDTがナメられてしまうので。自分が阻止できてよかったかなと。まあすごくいい選手でした。個人的なことを言えば、あとは全部勝って必ず両国のメインのリングに立ちたいと思います。
――10日の練馬は竹下選手と対戦します。
HARASHIMA 僕は何度も言ってますけど、3月の両国で負けたのはあの日、あの時は竹下のほうが強かっただけだと思っているので、次は必ず勝ちます。

イケメン やっちったー! 悔しい…。連勝止められちった。しかもガッチリ取られた。いいや。とりあえず遠藤、次、遠藤だ。

休憩あけは1・28後楽園で解散するNωAのライブでスタート。

第5試合は佐々木大輔vs樋口和貞のBブロック公式リーグ戦。エプロンに出た佐々木に樋口がぶちかまして、佐々木は客席へと投げ込まれる。城外戦では佐々木がイスを手に樋口の左足を攻撃して、リングに戻るとそこを集中砲火。樋口も足元を狙う佐々木を引き離してアバランシュホールド。ぶちかましを狙うが佐々木は足元に低空ドロップキック。コーナーに登る佐々木を樋口が追いかける。佐々木は雪崩式パワーボム。続いてダイビングエルボードロップは樋口がかわして回転足折り固め。佐々木がかわしてクロスフェースで絞っていく。これはロープエスケープ。佐々木のナックル連打を堪えた樋口が頭突き。ドクターボムは佐々木が踏ん張って矢のようなドロップキック。向かってきた佐々木を肩車した樋口はコーナーポストにぶつけて投げ捨てジャーマン。ダイビング・ボディープレスはカウント2止まり。カナディアン狙いは佐々木がフェースロックで絞って抵抗。それでも担ぎなおす樋口を丸め込む佐々木。向かってきた佐々木に樋口はカウンターのラリアット。しかしカウント2。樋口がぶちかまし。轟天狙いは佐々木が抵抗して、松井レフェリーを蹴ってしまう。佐々木は松井レフェリーのブラインドを突いて急所攻撃。佐々木式ウラカンは返されたがミスティカ式クロスフェースでギブアップ勝ち。佐々木はようやく1勝を挙げた。

【試合後のコメント】
――ようやく1勝挙げることができました。連敗脱出……。
佐々木 だから、俺が本気を出したら、あんなもんだよ。楽勝だよ。今までは手ぇ抜いてたから。
――手を抜いてたから連敗が続いてたし、ベルトも取られたと?
佐々木 こっからもう、(手が上がっていくポーズを取って)こういくんだ。次(のリーグ戦)、どこだ?
――10日の練馬大会で……。
佐々木 練馬だろ? 練馬の英雄、練馬に凱旋だ。負けるわけないだろ?
――高尾蒼馬選手が相手ですが……。
佐々木 それがちょっと不安だけど。練馬で負けたら、もう練馬に帰れなくなっちゃう。
――それだけの覚悟を持って?
佐々木 当たり前だろ。
――“練馬の英雄”と自らおっしゃるだけあって……。
佐々木 練馬の英雄、練馬に凱旋……。質問は?
――練馬には思い入れが強い?
佐々木 当たり前だろ。生まれたところだ……今のはウソだ。生まれてない、俺は、練馬で。育ったところだ。どうだ、見たか俺のクロスフェース、今日?
――今日はラフ殺法を使ったのがよかったと?
佐々木 正々堂々と闘わなければ勝てる。それを示した。
――今日の大会のエンディングはご覧になってました?
佐々木 エンディングはゲートから覗いてたよ。
――どういう感想を?
佐々木 あれはみんな止めてほしかっただろ? お客さんも、関係者も。
――乱入して止めるかと思ってましたが……。
佐々木 止めるわけねえだろ、あんなひどい歌。ひどかったな? 人に見せる者じゃないぞ。俺だったら、あんなの払い戻し。

樋口 いやあ……このリーグ戦始まって、『石川修司、石川修司』って言ってたんですけどね、一番気をつけなかった相手は、今日の佐々木大輔だったのかなって思っちゃいましたね。ンー……ほんとに不覚を取ったっていうか、してやられたというか、今日はやられました。ま、ただ、まだこっから巻き返して、これから(残り)全勝狙って、最後まで駆け抜けて。そういう気持ちはあるんで、まだまだこんなところで止まらないように、こっから勝ち上がっていこうと思います。
――1・10練馬では彰人選手との対戦が待ってます。
樋口 今日の試合も見てたんですけどね、この人も曲者だなっていう感じがあったんで。でもまあ、自分にやれることは力で押していくしかないんで、ほんとに弾き返してやろうかなっていう感じですね。
――黒星先行は気分的にどうなんですか?
樋口 黒星先行っていうのは力士時代に何度もあったんで。1勝3敗で、そっから巻き返して3連勝して勝ち越したっていうこともあるんで、気持ち的には落ちてますけど、全然まだまだやってやるぞという気持ちはあります。

セミファイナルは竹下幸之介vsジョーイ・ライアンのAブロック公式リーグ戦。さっそくライアンがチ●コ投げを仕掛けるも竹下は拒否。竹下のマンハッタンドロップは逆にヒザを痛めてしまうと、ライアンはスパインバスター。場外に逃げた竹下にライアンはトペ・スイシーダ。リングに戻るとライアンが竹下をコーナー踏み付けに。竹下も逆にやり返そうとしたが、怒ったライアンがチ●コ投げを狙う。拒否した竹下はブレーンバスターを狙う。ライアンはその手を取ってチ●コ投げ狙い。それも竹下が拒否してブレーンバスター。竹下はゼロ戦キック。バックを取ると、ライアンはレフェリーの視線を逸らして急所蹴り。竹下も人でなしドライバーもライアンの股間に頭を打ったダメージでダブルダウン。竹下は鉄柱に股間をぶつけるが、それも効かないライアンが追いかける。竹下は選手、スタッフを生贄に捧げてライアンの場外チ●コ投げを誘発。それでもライアンの気は収まらず、竹下をイスの上でチ●コ投げ。なんとか生還した竹下にタイガードライバーを仕掛けるが、竹下はブルーサンダーで回避。コーナーに登るもライアンが止めて雪崩式スイング・ネックブリーカー。ライアンがロリポップキャンディー攻撃も木曽レフェリーに誤爆。ライアンが木曽レフェリーに駆け寄ると、その背後で竹下がタイツからロリポップキャンディーを取り出す。それをライアンの口に突っ込むと、なんとボールズプレックスへ。これで3カウント。竹下はようやく1勝目をあげた。

【試合後のコメント】
竹下 エー、なんとか勝ち点2を取れたということですね。昨日、言った通りなんですけど、もう勝ちにこだわっていかないと。このリーグ戦、僕が優勝する可能性っていいうのが低く低くなってきたこの状況で、もう負けも引き分けも許されないっていう状況だったんで。ジョーイ・ライアン、確かに曲者でしたけどね、最近は(コルト)カバナともやったりとかいろいろ……そこでうまく対策ができてたかなって。なんとなくアメリカのスタイルへの対策ができたかなと思います。
――ようやく1勝……。
竹下 だから、こっからですよ。崖っぷちなんで。人間、崖っぷちに立たされると、なんとかするんですよ。なんとか生きるんです。だから、僕はこのまま、次はHARASHIMA戦がある。HARASHIMA戦があって、高梨さんとやって、石井さん……確かに楽な闘いなんて一つもないし、ギリギリの闘いになると僕は思うし、高梨さんとかって最近ずいぶんやってないし、丸め込みも一発あるんで、もちろん気をつけるんですけど、申し訳ないですけど今回ばかりは勝ちにこだわって、勝つためだけの試合をさせてもらいます。
――今日も勝つためにキャンディを用意してた?
竹下 はい、用意しましたよ。ジャパニーズ・チュッパチャップスを用意してましたよ。あれはね、使う時があったら使ったろうと思ってね。試合中もずっと、僕のアンダーのTバックの中でコロコロコロコロ動いてましたよ。いつか絶対、(使う)チャンスが来ると思って。バッチリでした。
――試合後、ライアン選手は「毛がついてる」とアピールしてましたが……。
竹下 そりゃ、毛はつくでしょ。毛はありますからね。意外と、いざ出そうと思うと、キャンディが引っ付いて、取れなかったです。
――そこは誤算だったと?
竹下 はい。それは誤算でしたね。ちょっと危なかったです……。

――竹下戦を終えて、今の気持ちは?
ライアン ああ、負けてしまった……。これで俺はどうなるんだ? 敗退か? このままアメリカに帰らないといけないのか?
――いえ、リーグ戦はまだ残ってますから、このまま日本で闘い続けられます。だけど優勝するのは、これ以上負けられない状況にい追い込まれました。
ライアン もう負けられないのか? わかった。じゃあ、勝つしかないな。あとはジョーイ・ライアンが勝ち続けるだけだ。そのために紙テープを投げてくれ。紙テープを投げてくれたら、俺は力が湧いてくるんだから。そう、紙テープを投げてくれたら勝てるんだ。俺に勝ってほしかったら、紙テープを投げてくれ。

メインイベントは石川修司vs彰人のBブロック公式リーグ戦。彰人は巨人崩しとばかりに石川の足元を狙っていく。石川はショルダーアタックで彰人を場外に出すとチョップで追い詰め、リバース・ブレーンバスターでエプロンに叩きつけ、さらにエプロンからジャイアント・フットスタンプ。リングに戻ると腹部を攻め立てる。ニーリフト連打はカウント2。スプラッシュマウンテンは彰人がかわしてリバース・ゴリー式の足横須賀。さらに低空ドロップキックで足元を射抜く。石川も頭突きでやり返してバックドロップ。コーナーに固定して腹部にドロップキックを突き刺すと、ジャイアント・フットスタンプも投下。エプロンに出た彰人は石川にエプロンへの足横須賀。場外カウントが数えられる中、石川の足元を攻撃。さらに松井レフェリーの視線を逸らさせてエプロンに上がった石川をドロップキックで落とすが、石川はカウント19で生還。足を掴もうとする彰人を跳ね飛ばした石川は低空ドロップキック狙いの彰人にフットスタンプ。さらに「サソリ固め!」と予告しておいてフットスタンプを繰り出すとジャイアントコブラ。これをかわした彰人がレッグロック。これはロープエスケープ。彰人は足横須賀から足4の字。完璧足4の字は石川が決めさせずロープに逃げる。石川はショートレンジ・ラリアットで逆転。ランニング・ニーリフトは彰人が察知して足をキャッチし、アンクルホールドへと引きずりこむ。石川はこれをぶっこ抜きジャーマンで回避。石川はラリアット。カウント2で返されるとファイアーサンダーへ。彰人がかわしてヨーロピアンクラッチもカウント2。向かってきた彰人を石川がキャッチしてファイアーサンダー。ニーリフトからスプラッシュマウンテンで叩きつけてフォール勝ち。Bブロックは石川が坂口と並んで首位タイ。

試合後、石川がマイクを取る。「彰人、こんだけ足やられたのは初めてかもしれない。D王GP、彰人戦がメチャメチャ楽しかったので、D王GP、誰が優勝するか楽しみに見に来てください。ただ優勝するのは全盛期のこの俺です」続いて「D王GP、ナンバーワンを決める闘いですけど、オンリーワンもいるってことで『世界に一つだけの花』を歌いたいと思います」と言うと石川は『世界に一つだけの花』を熱唱。それを入場ゲートから佐々木と遠藤が鋭い視線を送る中、気にせず歌い上げて締めくくった。

【試合後のコメント】
石川 2勝ですか? これだけ足を攻められたことなかったから、さすがですよ。おもしろかった。プロレス界で一番デカくて一番強いのは私なんでね。残る相手も全部倒して優勝したいと思います。
――10日は坂口征夫選手との対戦が控えてます。
石川 蹴りは強力ですし、去年のさいたまスーパーアリーナで、私負けてるんでね。3月から今までどっちがプロレス界で活躍してきたかわかるでしょ? 結果はおのずと出ますよ。

彰人 いやあ、石川選手、強すぎましたね。僕のプロレスキャリアにおいて、あんなデカイ人間と、身長もだし横幅もだし、あんなデカイ人間と試合するのは森嶋猛以来ですよ。ま、あんな人と試合することがなくて、試合中、やっぱり自分のイメージているデカさと、ほんとのデカさがやっぱり違うんですよね。実際の方がもっともっとデカくて、丸め込み最後、狙おうと思ってもやっぱりきれいに決まらなった。あそこきれいに決まってれば、確実に3カウント取れてたんですよ。あそこ決められなった。足関節もきれいに取れなかったのが、自分の今日の敗因で、至らないところだったのかなと思います。いやあ、ちょっと、今日の試合で燃え尽きるかな、燃え尽きたかなって思ったんですけど、それよりもどんなデカい相手でも負けた悔しさが今、すごいあって。あの巨人にもう一回、見返してやりたいなっていうのが、自分の中で芽生えてきたんでね、このリーグ戦、あとは燃えカスだけでいくのかなと思ったけど違いますね。逆ですね。やる気出てきましたね。あと(の対戦相手に)は石川修司よりも大きい人はいないでしょ? だったら大丈夫。大丈夫って自分に言い聞かせて、残り全部闘って、勝っていきます。
――1・10練馬は、大型選手といえば樋口選手(が相手ですが)……。
彰人 けど、石川修司よりデカくないでしょ? 大丈夫。大丈夫って自分に言い聞かせて闘っていきます。
――足攻めも相当徹底したと思うんですけど、あそこまで徹底するていうのは、事前に考えていたんですか?
彰人 やっぱり自分が今までプロレスずっとやってきて、持てる最大のものってあれ(足攻め)だったんですよ。あれを使って何か試合中に勝機を見出せればなと。ま、リングアウト勝ち狙ったりとか。最終的には丸め込み狙いましたけど、あれを軸に何か試合を動かせていければなと思って。もう、なんか試合の面白さとかそっちのけで、とにかく足取って勝つことだけ考えた結果だったんですけど、やっぱ“巨人”石川修司は強いですね。
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