DDT Official Web Site

DDTプロレスリングSuperStars

リポート&コラム

【D王 GRAND PRIX 2018 in NERIMAのまとめ】D王GPは折り返しの4日目! Aブロックは竹下がHARASHIMAの非情な脚攻めを耐えてタケシタスペシャル1号で逆転勝利!/Bブロックは石川が坂口をスプラッシュマウンテンで葬って負けなしで後半戦へ。明日は佐々木とDAMNATION対決!/Aブロックは無敗の遠藤がイケメンに辛勝!「500万の男に勝ったんだから、来年は1億だ!」(遠藤)「あれが宇宙イチのシューティングスター・プレス」(イケメン)

10日、東京・練馬Coconeriホールにて「D王 GRAND PRIX 2018 in NERIMA」がおこなわれた。第1試合は彰人vs樋口和貞のBブロック公式リーグ戦。序盤からパワーで攻めたてる樋口。彰人は河津落としでやり返すと左腕攻めを展開してペースを握る。樋口はそれでも彰人をコーナーポストに叩きつけ、ビッグブーツを繰り出して反撃開始。アバランシュホールドはカウント2。左腕を取ろうとする彰人をサイドバスターで叩きつけ、ドクターボムを繰り出そうとするが、彰人も腕を離さずアームクラッシャー。彰人のアームブリーカーは樋口がスリーパーで切り返してぶちかまし。しかしカウント2止まり。続くドクターボムは決められず、彰人と丸め込みの応酬。彰人が腕十字を仕掛けたが、樋口はシットダウン・パワーボムで解除。続くラリアットはカウント2。ならばとドクターボムを繰り出して3カウント。

【試合後のコメント】
彰人 3敗ですか……チクショウ。まあ計算していったら、事実上本当に地力で優勝する可能性もゼロですね。
――かなり厳しい状況ですね。
彰人 しょうがない。それはもう大阪で2連敗した自分の不甲斐なさ、自分の計算の読み間違え、自分の弱さですね。その結果がこれだと思って、素直に受け止めます。けど、せっかくのリーグ戦、もうこれで優勝戦線から降りました、あとは消化試合ですって、そんなつまらないことにしないよ。いいよ。あと2戦? 高尾と坂口? 分かんねぇけど、足もとすくってやるよ。あいつらに負け星つけて、あいつらも優勝戦線から降りてもらう。それだけです。僕を応援してくれていた皆さん、ごめんなさい。僕が優勝にいく可能性は限りなくゼロになったかもしれないけど、リーグ戦最後まで面白く闘い抜くんで、皆さん見ていてください。

――彰人選手に勝利して2勝目をあげました。
樋口 2勝2敗ですね。まだ星取りは五分になりましたけど、もう負けられないんで! こっちはもう躓いてられないんですよ。今日の彰人さんもしっかり対策練って、いろんなことを考えてきたと思うんですけど、本当に今日は力で弾き返してやったんで。次のあと2人か。ベイリー、そして石川修司、僕の持てるすべての力で弾き飛ばしてやりますよ。

第2試合は石井慧介vsジョーイ・ライアンのAブロック公式リーグ戦。ライアンは訴え続けてきた紙テープが飛んできて嬉しそう。石井に「ピーナッツ!」「キャンディー!」とアピールするも石井は「ノー! レスリング!」と要求して試合スタート。早くもチ●コ投げを仕掛けるライアン。石井がかわし続けてローリング・セントーンを投下してチンロック。続くニードロップはカウント2。しかしマンハッタンドロップは逆にヒザを痛めてしまう。ドロップキックでなんとか返した石井。エプロンに出たライアンにフィッシャーマンを狙う。堪えたライアンは断崖式チ●コ投げに成功。立ち上がった石井を見てトペ・スイシーダを繰り出すなどライアンが攻め立てる。石井をリングに戻してダイビング・ボディーアタック。パワーボム狙いは石井がフランケンで切り返してニーアタック。続くフィッシャーマンはカウント2。ニーアタックはライアンが股間で受け止め、逆に石井が苦しむ。ロリポップキャンディー攻撃こそかわした石井だが、スーパーキックで大の字。カウント2で返した石井にライアンはタイガードライバー。2発目を嫌った石井がタイガー・スープレックスを仕掛けるが、ライアンがこれを切り返して口にロリポップキャンディーを突っ込む。すぐさまスーパーキックをぶち込んで3カウント。ライアンはようやく初勝利。

【試合後のコメント】
石井 チックショー。不甲斐ないっすね。ここまでこんな好調に来て……。ライアン対策もバッチリだったんだけど、一番…一番嫌な技をやられたよ。はぁ、ムカつく! 悔しい! 2連勝の勢いを…今日は本当に計算が狂った。自分はやっぱり計算が狂うと辛いけど、立て直して今日のストレスを明日のイケメン戦にぶつけてやる! ストレスをぶつけてやる!

――石井戦はいかがでしたか。
ライアン (自分に飛んだ紙テープを抱きしめながら)今日はすごくいい試合だったよ。それにこんなにいっぱい紙テープが飛んで、すごく嬉しい!
――リーグ戦、待望の1勝目をあげましたが。
ライアン 今日とりあえず1勝目。でもまだこれからだよ。ここから全部勝って優勝したいと思っているよ。ウイナー! ウイナー! ウイナァァァァ!(紙テープを掲げて自分の上から降らせる)

第3試合は佐々木大輔vs高尾蒼馬のBブロック公式リーグ戦。佐々木は「ホームタウンだから」と握手を求めるも、高尾は拒否してエルボー。エルボーの打ち合いからドロップキックでリング下に出た佐々木に高尾はコーナーから場外ダイビング・フットスタンプ。場外戦になると佐々木はセコンドの上野も犠牲にする非道っぷり。さらに場外クロスフェース。カウント15で生還すると、急いでリングに戻ってきた高尾にクロスフェースで絡みつく。これを高尾はエスケープ。佐々木は高尾がダウンしている間にコーナーポストを外してしまうと、金具むき出しのコーナーに高尾をぶつけていく。ダイビング・エルボードロップを回避した高尾は金具むき出しのコーナーへのコンプリートショットに成功。背中へのダイビング・フットスタンプを投下したがカウント2。佐々木も矢のようなドロップキック、高尾もランニングエルボーを繰り出しダブルダウン。エルボーの打ち合いから佐々木がうまくクロスフェースに持ち込む。高尾はロープに足を伸ばす。ぺディグリーは高尾が金具むき出しのコーナーにぶつけて潰すとディープインパクト。エプロンの佐々木に高尾はジントニックを狙う。佐々木がロープを掴んで阻止し、ドロップキックでリング下に落とすとトペ狙い。高尾がドロップキックで迎撃するとダイビング・フットスタンプ投下。これはかわされると顔面ソバットからライガーボム。しかしカウント2。10分経過、高尾のジントニック狙いを佐々木がかわして掟破りのジントニック。カウント1で返す高尾にスピアを決めた佐々木は雪崩式ぺディグリー。最後はベトナムドライバーⅡで勝負あり。試合後、佐々木はDAMNATIONのTシャツを手に握手を求めたが、高尾は当然拒否した。

【試合後のコメント】
高尾 このリーグ戦、優勝はもちろん狙っていますよ。でもね優勝…もしかしたら優勝以上、それくらいこの試合っていうのはね、自分の大事な試合だったんですよ。今日は負けてしまって、本当に悔しい。悔しいのひと言です。しかもあいつ、ジントニック使ってきて。ロックはさせなかったけど、そういう行為が腹立たしいですよ。最後、何っすか、あの握手。あとDAMNATION Tシャツ。いらねぇよ、あんなの。次、やってきたら本当に返り討ちにしますよ。いまはTシャツ投げ返しただけだけど、次やったら許さないっすよ。とにかく負けたけど、このリーグ戦はまだまだ頑張っていきます。ありがとうございました。

佐々木 おい、マスメディア。練馬の英雄が練馬に凱旋だ。数万人の練馬区民がもう着いたときから俺を歓迎しているよ。負けるわけねぇだろオイ! 何だよ、何か聞けよ。
――これで星も2勝2敗と五分になりました。やはり地元であげた1勝が大きいんじゃないですか。
佐々木 俺の言った通りだろ。連敗スタートした奴は、そこからこう巻き返すんだよ。次は誰だ? 誰だ、次は?
――明日、石川(修司)選手です。
佐々木 明日はあいつか、石川…巨人か! あの野郎、3秒で十分だ。3秒で。お前ら見ておけよ、3秒で十分だ。
――今日の試合後、高尾選手にDAMNATIONのTシャツを差し出したのも気になるところですが。
佐々木 あれはホラ、練馬区民に好かれようと思って。練馬でいいところ見せたんだよ。
――高尾選手を勧誘してDAMNATIONに入れれば、練馬区民に喜ばれる?
佐々木 入ったら入ったで…入れてやってもいいけど、入ってくれなかったから。いまから練馬区民に慰めてもらうよ。ガールズバーに行くよ、俺は。ガールズバーいっぱいあるからな。行くか? お前らも行くか?
――はい。
佐々木 ……おお。もっとまともなこと聞けよ(苦笑)。何かねえのかよ!
――2勝あげて明日は石川戦ってことで、だいぶ勢いに乗ってきた感じですが、明日は?
佐々木 元から勢いはあったからな、俺の人生! ちょっと寒くなると落ちるところあるけどな。勢いだけで生きてるから。あいつ、いま何勝だ? 巨人は? 石川は!
――現段階で2勝ですね。
佐々木 2勝……明日で終わりだな。明日でリタイアするかもしれないぞ。
――それだけのことを仕掛けると?
佐々木 おお。3秒でな!

第4試合は遠藤哲哉vs黒潮“イケメン”二郎のAブロック公式リーグ戦。イケメンは『HELLO』フルコーラスが終わってもリングインしない徹底ぶりの入場。イケメンが握手を求めるも遠藤は中指を突き立てる。その腕をイケメンが引っ張ってフェースロック。エルボーの打ち合いから遠藤がキチンシンク。イケメンの顔面をゴシゴシこする。コーナーでもサミングを続ける遠藤。続く串刺し攻撃をイケメンが蹴りで止めて奈落式のアームブリーカー。そこからイケメンは左腕攻め。鉄柱にもぶつけてリングに戻る。遠藤が続いて生還するも、すぐさま左腕を蹴られてしまう。イケメンはキーロックで遠藤を苦しめる。遠藤はロープに逃げて、スパインバスターで叩きつけて逆転。前転エルボーからムーンサルト・ダブルニードロップ。これはカウント2。イケメンのイケメン落としは遠藤が切り返して押さえ込み、続いてゆりかもめ。逃げようとするイケメンを押さえ込むもカウント2。トーチャーラックはイケメンが左腕を極めて抜け出し、さらに腕十字へ。遠藤はエスケープ。10分経過、イケメンはイケメン落としへ。しかしカウント2。遠藤のハンドスプリングも左腕を蹴って阻止し、低空ドロップキック。これもカウント2止まり。イケメンサルトは2発目を剣山で迎撃されてしまう。遠藤はコーナーのイケメンを雪崩式フランケンで落としてダイビングエルボー。テツヤ・イン・ザ・スカイwith Diamondsはイケメンがチキンウイング・アームロックで拒否。遠藤のオーバーヘッドキック、イケメンのトラースキック、遠藤のテツヤ・イン・ザ・スカイと大技の応酬。遠藤が線化意識トーチャーラックボム。カウント2で返されるとシューティングスター・プレスを投下。イケメンは連敗、遠藤は負けなしで後半戦へ。

【試合後のコメント】
遠藤 あいつ、最近地上波出たらしいじゃねぇかよ。そこで年収500万? 500万……あいつに勝ったんだからよ! 俺の年俸、もっと上げろよ。そうだな……500万の男に勝ったんだから、来年から1億だ! 以上。

イケメン 闘うまで言いたくなかったけど……まあ、負けて言うのも何だけど。あれがきっと宇宙イチのシューティングスター・プレスなんでしょうね。チッキショウ。今日はちょっとクラシカルにいこうかなと思ったけど、やっぱ想像通りすごい選手でした。俺の目はね、狂ってないよ。本当。まあでもWRESTLE-1での目標ってずっとあったけど、他団体に上がるためって結構大まかな、有名になりたいとか、知名度をあげたいとか、そんなのしかなかったけど、初めて…丸め込みとかじゃなくて、しっかり勝ってみたいな。ワン・ツー・スリーでもギブアップでもいいから取ってみたいわ。今年、できるかなぁ。フィニッシュ!

セミファイナルは石川修司vs坂口征夫のBブロック公式リーグ戦。坂口はグラウンドに持ち込むとスリーパーを仕掛けるが、ロープに逃げられる。エプロンの石川はロープを挟んでエルボーのラリー。坂口はなおもスリーパーを決めて、エプロンに座り込んだところにローキック。場外に落ちた石川をイスに座らせて蹴って蹴って蹴りまくる。しかしエプロンPKは石川がキャッチしてエプロンへの投げ捨てパワーボム。石川がリングイン。苦しい坂口はなんとかリングに生還。石川はエルボー連打。さらにロープに固定して腰へのエルボーからロープ際で腰を踏みつけていく。ジャイアント・バックブリーカーからキャメルクラッチと腰攻め。坂口のミドルキック連打もビクともせず、ダブルチョップで倒すとブレーンバスター。しかしカウント2止まり。逆エビ固めは坂口がなんとかロープに手を伸ばした。坂口は向かってきた石川にジャンピングミドルで迎撃。ハーフダウンの石川にローキック連打からPK。スリーパーは石川が起き上がってコーナーに潰す。石川が串刺しラリアット。続いてジャイアント・フットスタンプはカウント2。坂口は石川のラリアットをかわしてスリーパー。コーナーに潰した石川がバックドロップ。向かってきた石川に坂口もハイキックをぶち込むもダメージの深さでカバーにいけない。坂口は石川の巨体を払い腰。三角絞めに持ち込むも石川は抱えあげてコーナーに乗せる。石川が雪崩式ブレーンバスター。気力で起き上がった坂口はドロップキック。石川もラリアットで打ち返し、坂口がその場跳びの神の右膝。ダブルダウンから起き上がった石川に坂口はその場跳びの神の右膝。正調を狙った坂口を石川がキャッチして叩きつける。抱えあげられた坂口だったが、コブラクラッチに切り返す。崩れる石川だったが、なんとかロープを掴んだ。石川はエルボーでなぎ倒してランニング・ニーリフト。カウント1で返されるとニーリフト連打からランニング・ニーリフト。カウント2で返されるとスプラッシュマウンテンで葬った。石川は負けなしで後半戦へ。坂口は連勝ストップ。

【試合後のコメント】
坂口 やられた! 正面からいって、正面から蹴散らされて、自分が弱くて、石川修司が強かった。それだけ。気を取り直せるか分からねぇけど、まだ1敗だ。明日から全部勝ってやる。以上だ。

石川 坂口征夫……まあ体格差を考えたらね、もっと足なり首をピンポイントで攻めてもよかったと思うんですけど、ただ真正面で来てもらって嬉しかったというか。まあ不利を承知で来てもらったんで、俺も逃げちゃダメだと思うんで。真っ正面からの削り合いをやって、勝って3勝目をあげられてよかったし、ベイリー、彰人、坂口、みんな素晴らしい選手なので、その3勝も名誉ですよ。でも私は優勝するために来ているんで。残り何戦ですか。3戦?
――そうですね。
石川 明日、カリスマか。
――佐々木選手は「3秒で十分だ」と言ってましたが。
石川 マジっすか。まあ一昨年までの自分だったら、そういう可能性も非常に高かったと思うんですけど。去年1年間で、私もいろいろなところで闘いをやってきたんでね。その人たちに申し訳ないんでね。まあちゃんと闘いを残して、私が勝ってDAMNATIONの新リーダーって話になってくるかもしれないんで。勝って2代目リーダーを決めたいなって思います。
――明日は心を鬼して臨む?
石川 そうですね。ただちょっとね、まだ洗脳が残っているかもしれないので。そこがちょっと勝負の分かれ道になりそうなのが、ちょっと怖いですけど。もう洗脳は解けていると思っています。
――明日が山場になりそうですね。
石川 そうっすね。もう全勝優勝しかないと思っているんで。

メインイベントは竹下幸之介vsHARASHIMAのAブロック公式リーグ戦。序盤で左ヒザを痛めた竹下にHARASHIMAは非情なローキック連打。そこを集中砲火で攻め込むHARASHIMAは逆片エビ固めへ。竹下はロープに手を伸ばす。エルボーを繰り出すも左ヒザを蹴られて動きが止まる。なんとかカウンターのゼロ戦キックを繰り出したが、左ヒザのダメージは大きく追撃のプランチャは遅れてかわされてしまう。それでも場外で顔面ニーを繰り出してHARASHIMAもダメージ。竹下は串刺しビッグブーツからブレーンバスターを狙ったが、HARASHIMAは足をキャッチしてドラゴンスクリュー。串刺しフロントハイキックから雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ、すぐさま足4の字へ。竹下はなんとかロープに逃げる。HARASHIMAはエプロンからスワンダイブを狙うも、竹下がキャッチして垂直落下式ブレーンバスターを繰り出したがダブルダウン。両者が立ち上がってエルボーの打ち合い。HARASHIMAのミドルキック連打に竹下はエルボーからラリアットで対抗。ジャーマンはHARASHIMAがヒザ十字で切り返す。竹下もなんとか解除して投げ捨てジャーマン。HARASHIMAは水面蹴りから後頭部にその場跳び蒼魔刀。しかしカウント2。山折りから蒼魔刀。竹下がラリアットで迎撃せんとするも、これを察知したHARASHIMAがかわして、コーナーに突っ込んだ竹下の後頭部に蒼魔刀。正調を狙ったHARASHIMAを竹下がかわしてコーナーに激突させると、ジャーマンから回転足折り固めに移行するタケシタスペシャル1号で大逆転勝利。

試合後、竹下はマイクを取ると「D王グランプリ、今日で折り返しです。公式戦もまだまだ残ってます。だけど、そんなやさしい気持ちじゃこのD王グランプリ優勝できないし、チャンピオンとか関係ないと思っているので、足の一本ぐらいくれてやるので、絶対優勝したいと思います」と誓って大会を締めた。

【試合後のコメント】
――竹下選手に敗れ、2勝2敗となりました。
HARASHIMA リーグ戦もですけど、さいたま(スーパーアリーナ大会)終わったときから僕は「次やれば竹下に絶対勝てる」って言ってたのに、今日その結果が出せなくて非常に自分が不甲斐ないですね。僕はもう勝つことで自分を証明するしかないのに。まあレフェリーが三つ叩いたら、それはスリーカウントだし。非常に悔しいですね。リーグ戦、2勝2敗……今日は本当に落としちゃいけない試合だったのに、これまた本当に自分が不甲斐ないですね。いや、でも僕はまだまだ諦めてないから。残りの2試合、ガッチリ勝って必ず両国のメインの切符を掴みたいと思います。
――途中で竹下選手のヒザを攻めて、あと一歩というところだったと思いますが……。
HARASHIMA (質問を遮るように)レフェリーが止めたわけじゃないし、試合が続行しているんだから、そりゃ攻めますよ。まあひとつ! あれだけヒザを傷めて勝った竹下選手は、すごく成長していて強いと思います。でもね、次! 次だね。僕は必ずチャンスを掴んで、竹下幸之介を必ず倒します。

――リーグ戦、見事HARASHIMA戦で勝利でした。
竹下 やっぱり公式戦の闘い方っていうのはすごく難しくて、言ってしまえば力配分したいというか、体力配分とか、いろんなダメージも蓄積したくないし。じゃないと公式戦の最後のほうが厳しくなってくると思う。でも、そんなこと気にしてちゃ誰にも勝てないっていう。すごいこのパラドックスが難しいなと思いつつ、もう僕、今日着地で靱帯か半月板かちょっと分からないですけど、途中で痛めて。そのときアドレナリンみたいなのが出て、このリーグ戦でイカれてもいいわって思いましたね。それで僕がHARASHIMA選手から勝ち点2をあげれるならいいわって。感覚が麻痺して、もうおかしくなりましたね。それぐらいリーグ戦は過酷ですね。
――HARASHIMA選手としてはさいたまスーパーアリーナで負けた借りを返そうと、ヒザの一点集中攻撃をしたのですが、それを乗り越えて勝った竹下選手の強さを認めるような発言もあったのですが。
竹下 何でしょうね。HARASHIMAさんとはシングルは去年のさいたまスーパーアリーナ以来で。もしかしたらHARASHIMAさんはもっとやれたかもしれないです。今日も。でも、そこまでいかなかったでしょ。これがいまの竹下、遠藤とHARASHIMAさんたちの世代の何かの差なんじゃないかなと僕は思ってます。そこまでいかせなかったし。実際勝ったのは僕だし。でもここでは別に終わらないと思うし、まだまだ常に先を越そうと頑張いたいと思います。僕たちが。ただ(昨年の)3月のHARASHIMAさんと何が違うかったかと言うと、僕はピンとは来ないです。
――そのヒザの状態は今後の公式戦にどう影響しそうですか?
竹下 いや、もう……正直、一日二日で痛みが引くようなもんじゃないと思いますし。何かしらこれを庇いながらの闘いになると思うんですよ。まあ皆さんがいつも言ってくれるように、僕アスリートなんで。その辺のケアの仕方も分かっているし。この痛みがいま100だとしたら、ゼロにはならないけど少しでも90%、80%にすることはできると思うので。あと高梨選手と石井選手、この二人からしっかりと勝ち点2を取って……取ればまだまだ決勝に行く可能性があると思っているんで。もうでも初戦と2戦目の失点っていうのは、僕の中では吹っ切れてます。もう目の前の敵を倒して、やれることをやらないと(決勝進出の)可能性が出てこないので。次、明日は高梨選手でしょ。油断できないんでね。油断しなかったら、確実にいけば勝てる相手なんで。しっかり勝ちたいと思います。

公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では全試合詳細と大量の写真をアップ!
DDTUNIVERSE(http://ddtuniverse.com/)では、試合映像を順次公開中!