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【DDTはまだ群馬を知らない2018のまとめ】KO-D無差別前哨戦第1Rから激しすぎる展開に…石川のラリアットで竹下のアゴが外れる!「一瞬、口から下が全部どこかにいったかと思った」(竹下)「硬いもの食ってアゴを鍛えろ」(石川)/KO-Dタッグ前哨戦は練馬に続いてHARASHIMAが快勝!/前橋で突如、平田革命! 振って沸いた超世代軍vs新世代軍の抗争! 新世代軍は次回の前橋大会で超世代軍を超えることができるか?/梅田と上野は今日もバッチバチの闘い!

4日、群馬・ヤマダグリーンドーム前橋サブイベントエリアにて「DDTはまだ群馬を知らない2018」がおこなわれた。今林久弥APの前説には樋口和貞が登場。今日はKO-Dタッグ前哨戦でHARASHIMAと当たるが「両国大会まで勢いづけていきたい」と意気込みを述べると「DDT前橋大会スタート!」とオープニングコール。

第1試合は勝俣瞬馬と下村大樹のシングルマッチ。場外に出された勝俣だが、エプロンからのフットスタンプで反撃に出て、その後はペースを握る。ハーフダウンの下村への低空ドロップキックはカウント2。サイド・ヘッドロックも下村がロープに足を伸ばす。ボディースラムからのフットスタンプもカウント2で返した下村は逆エビ固めもロープに逃げるとミサイルキック、その場跳びシューティングスターで盛り返す。しかし、スワントーンボムはカウント2止まり。勝俣はバズソーキックから丸め込みで粘る下村をニースタンプで黙らせて!Hasta la vista!で勝負あり。

第2試合はKUDO&梅田公太vsMAO&上野勇希のタッグマッチ。上野が早くも梅田に突っかかっていくも、「俺にはやりたいことがある」とMAOが制して先発を買ってスタート。MAOは「ルチャやるぞー!」と宣言すると人口衛星ヘッドシザースを決めてみせたが、アピールする背後を攻撃されてしまう。MAOから上野、梅田からKUDOに替わるも上野はコーナーに下がった梅田に一直線。するとダブルのミドルキックで倒されてしまい、タッチを受けた梅田に足蹴にされてしまう。こうして上野がローンバトル。上野もKUDOに打点の高いドロップキックをぶち込んでピンチを脱出。替わったMAOがハリウッドスタープレスで続く。KUDOはステップ延髄で梅田とタッチ。MAOは梅田にアッパー掌底。上野が出てくると梅田と激しいエルボー合戦。梅田のミドルに押される上野はランニング・フォアアーム。ミサイルキック狙いはKUDOが止めて梅田がデッドリードライブ。サンドイッチPKはMAOがカット。梅田ドライバー(仮)狙いは上野が凌いで丸め込む。続くマヒストラル狙いの上野をかわした梅田がPK。カウント2で返されるとさらにPKで蹴りこんでフォール勝ち。試合後も上野が梅田に襲い掛かって乱闘に。ヒートアップする両者をそれぞれのパートナーがなんとか下げさせた。

第3試合はアントーニオ本多vs大石真翔のシングルマッチ。大石に腕を取られたアントンは「ギ、ギ…宜保愛子」、今度はヘッドシザースに取られると「ギ、ギ…ギブミー・チョコレート」。ロープワークで転ばずに済んだアントンは大石を場外に出すとケブラーダと見せかけてエプロンからのダブルスレッジハンマー。リング下からホウキを持ち出したアントンだったが、リングに戻る際に転倒してギブアップ寸前に。ギブアップする前に昨日徹夜で考えてきたごんぎつねを話さんとするが、これは大石が拒否。攻め込まれるアントンだったが、松井レフェリーのブラインドを突いてホウキで攻撃。盛り返す大石にホウキ攻撃を狙うアントンだったが、これは止められてしまう。それでもボディースラムで大石を叩きつけるが、ホウキに足を取られて転倒。ギブアップ寸前になったため、ギブアップする前に猫好きの大石に向けて『子猫物語』を話すが、内容はチャトランがいった場所が群馬サファリパークではなく群馬お触りパブだったというもの。アントンがサミングからさらにシャイニング・ごんぎつね。しかし、ダイビング・フィストドロップは剣山で返されてしまうとヨーロピアンクラッチでフォール負け。

第4試合は坂口征夫&高梨将弘vs佐々木大輔&遠藤哲哉vsジョーイ・ライアン&サマラの3WAYタッグマッチ。「タッチ・マイ・ピーナッツ!」とアピールするライアンを坂口と遠藤は無視。坂口と遠藤は互いにライアンの鋼鉄の股間を使ってダメージを与えて各パートナーとタッチ。佐々木はサマラを口説きにかかるが、サマラはあっさり拒否。サマラと高梨は合体エルボー。佐々木にカバーするサマラを高梨がカットしていく。その高梨にケブラドーラ・コンヒーロを決めた佐々木がサマラを口説いて手の甲にキス。サマラが張り手を見舞うと怒りの佐々木が攻撃。遠藤との合体フェースバスターはライアンがカットに入ってチ●コ投げ。さらにサマラと合体攻撃を遠藤に見舞う。坂口がサマラにスリーパー。PKを狙ったところで佐々木が場外から足引き。リングに入ってサマラに「子供を作ろう」と迫るとサマラが拒絶の張り手連打。怒った佐々木がベトドラⅡを狙う。これはライアンがロリポップキャンディー攻撃で阻止してスーパーキック。ライアンに坂口がスリーパー。ライアンはロリポップキャンディーで封じようとする。高梨がカットするもライアンがチ●コ投げ狙い。遠藤がその高梨にスプリングボード・オーバーヘッドキック。今度はライアンが遠藤にチ●コ投げ。しかし回された遠藤はスプリングボードで着地。さらにスプリングボード・オーバーヘッドキックをライアンに放つ。その遠藤に高梨がタカタニックを仕掛けるも、腕を取った遠藤が旋回式トーチャーラックボムを決めて勝利。

第5試合は男色ディーノ&石井慧介&渡瀬瑞基vs高木三四郎&大鷲透&平田一喜の6人タッグマッチだったが、平田がどこか聞いたことのある口調で「なんなんだ、この試合は!? おい、高木、T2ひー何年やってんだ!? 高木、大鷲、俺はオマエらの噛ませ犬じゃないんだよ! ディーノ、オマエがいつまでも上にいちゃあDDT、未来がないですよ」と吹っ掛け、さらに「石井、渡瀬、セコンド、オマエらもだ! オマエら噛み付かないのか? 今日しかないぞ! 噛み付かないといつまでも変わらないぞ。MAO、下村もそうだ! このど真ん中で新世代軍が新時代のプロレスを目指すぞ、コノヤロー!」と革命発言。これにディーノがアゴを突き出しながら「テメエらの力で勝ち取ってみろ、コノヤロー!」と言うと、急遽カードがディーノ&高木&大鷲の超世代軍と平田&石井&渡瀬の新世代軍の6人タッグマッチに変更して乱闘の中でスタート。

いきなりボルテージMAXの場外戦から高木と渡瀬は扉を出てロビーで大乱闘。リングに戻ると新世代軍がディーノに太鼓の乱れ打ち。平田のブレーンバスター狙いはディーノが返すと大鷲がビッグブーツ連打。さらに高木はドラゴンリングインからのドラゴンスクリューを次々に決めていく。平田は超世代軍の串刺し攻撃をかわすと高木と大鷲に両腕ラリアット。ディーノにはドロップキックからストラングルホールドを決めるが、高木と大鷲がカット。すると石井、渡瀬が高木、大鷲をプランチャで釘付けに。リング内では平田のラリアットをディーノが打ち返すとスクリューパイル男色ドライバーでピンフォール。

試合後も新世代軍の面々はいきり立ち、渡瀬がマイクを持って「必ず俺たち新世代軍が超世代軍を超えて」とアピールしていると超世代軍が突っかかって乱闘。最後に渡瀬が「次、前橋に帰ってくる時は超世代軍を超えて俺たちの時代で帰ってきてやる!」とアピールし、突如勃発した超世代軍と新世代軍の抗争は次回の前橋大会まで持ち越しとなった。

セミファイナルはHARASHIMA&高尾蒼馬vs樋口和貞&岩崎孝樹のタッグマッチ。岩崎が高尾の動きをキチンシンクで止めると樋口が拷問式フェースロックで絞っていく。高尾は岩崎にドロップキックを放って反撃に出ると腹部へのエルボー連打。HARASHIMAが腹部へのフットスタンプで続く。腹部攻めで今度は岩崎がローンバトル。それでも岩崎は串刺し攻撃を止めるとHARASHIMAのブレーンバスター狙いを投げ返して樋口とタッチ。樋口がアバランシュホールド。轟天狙いはHARASHIMAがリバースショルダーで返す。HARASHIMAも串刺し攻撃をかわしてダイビング・ボディーアタック。さらにショルダーネックブリーカーからDDTで突き刺して高尾とタッチ。樋口も高尾にドロップキックを決めて立て直す。替わった岩崎に高尾のフェースクラッシャーからHARASHIMAがスワンダイブ式ボディープレス。高尾が串刺し攻撃を狙うが岩崎もジャスティスニーでやり返して樋口のノド輪+岩崎のバックドロップの合体攻撃。これはHARASHIMAがカット。高尾がトラースキックで動きを止めるとジントニックで突き刺して勝利。試合後、樋口がHARASHIMAにタッグベルト獲りをアピールして引き揚げた。

【試合後のコメント】
樋口 負けてはいるんですが個人的には両国のハラシマルフジ、あの2人なんでね。全然俺はやり足りない。もっとガンガンいって、あっちもガンガンきてもらって。両国前に前哨戦でHARASHIMAを潰すぐらいの気持ちはあるんで、どんどんエンジンかけて。後楽園では丸藤正道と当たりますけど、両国のタッグ選手権前とか関係ないにぶっ倒してやります。

HARASHIMA バチバチくるんで前哨戦は気が抜けないし、スマスカで昨日、今日久々に組んだけどガッチリ勝てるんで。僕は高尾クンと組むのは楽しいし頼もしいし。今日も高尾クンが取ってくれてよかったです。
――タイトルマッチが発表されてからだとまた気持ちも違う?
HARASHIMA そうだね。前哨戦は一つも落としたくないし、樋口もまだまだ僕らに見せてない面もあると思うので、そこを警戒しながらガッチリ前哨戦であげていきたいですね。高尾クン、今度リーグ戦があるでしょ?
高尾 そうです。自分は全日本プロレスのジュニアリーグに2年ぶり4度目の出場なんですよ、実は常連選手なんです。今年こそ結果を残したいと思います。

メインイベントは竹下幸之介&彰人vs石川修司&マッド・ポーリーのタッグマッチ。ALL OUTの連係を石川がまとめてショルダーアタックで倒すと場外戦に持ち込む。ポーリーが竹下、石川が彰人をいたぶっていく。リングに戻った石川は彰人にボディースラム。ポーリーがロープ際で踏みつけると、石川がポーリーの背中におぶさって体重を増していく。こうして捕まった彰人だが、ポーリーに低空ドロップキックからドラゴンスクリューで回してようやく竹下とタッチ。竹下はポーリーにドラゴンスクリュー。さらにブレーンバスターで投げたがカウント2。ポーリーはテーズプレスでやり返して石川とタッチ。竹下は巨体をブルーサンダーで叩きつけ、ジャーマンで投げ捨てれば、石川も返す刀で投げ捨てドラゴン。竹下も起き上がってニーを放ってダブルダウン。戦況は彰人vsポーリーに。彰人が巨体を俵返しで投げれば、ポーリーもフィッシャーマンで抵抗。STFは竹下がカット。石川が竹下を排除するとポーリーとともに彰人へダブルのショルダーアタックから同時ボディープレス、さらに合体チョークスラム。リバース・スプラッシュ狙いでコーナーに登ったポーリーを竹下がキャッチして雪崩式パワーボム。彰人がグラウンド・ドラゴンスクリューを連発して足4の字を仕掛ける。これは石川がフットスタンプでカット。竹下と石川がラリアットの相打ち。竹下はロープ際の石川をラリアットでなぎ倒すが、2人もつれるように場外へ。リング内では彰人がポーリーに足横須賀。そこから完璧足4の字につないでギブアップを奪った。

試合後、竹下と石川が視殺戦。DAMNATIONが引き揚げると彰人がマイクを取る。彰人「竹ちゃん、両国までの前哨戦、まず勝ったね。両国までの前哨戦を全力でサポートしたいし、もちろん僕も手を抜かずに全力でいくし、竹ちゃんも前哨戦、手を抜かずに本番だと思って全力でぶつかっていこう」竹下「全力でぶつかった結果、石川選手のラリアット(相打ち)でアゴが外れました。リングの下で戻しました」彰人「え? 戻ったならいいけど」竹下「これは硬いものを食べさせない向こうの策略ですね」彰人「あんまり笑えないから。大丈夫?」竹下「鍛えているんで大丈夫です」彰人「とりあえずALL OUTに新メンバー入ったから。カモン(勝俣がリングイン)。勝俣、何か前橋のお客さんに挨拶をお願いします」勝俣「前橋の皆さん、こんにちは! 先日、後楽園でALL OUTの新メンバーとして入りました勝俣瞬馬です! 昨日、彰人さんの後押しでEXTREME級のベルトに挑戦することが決まりました。2月25日、後楽園です! 僕はそのベルトを獲って、このユニットで一番目立って、DDTのトップにいきたいと思いますので応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました!」彰人「ちょっと! なんでオマエが締めんだよ! 挨拶しろって言っただけで、誰が締めろって言った!」勝俣「すいません。ちょっと気持ちよくて(苦笑)」彰人「オマエ、そういうところがあるな(苦笑)。今日勝った僕がと言いたいところだけど、両国のメインで闘う竹下クン、ここはビシッとチャンピオンらしく締めてもらえるかな?」竹下「まだまだ前哨戦も続きます。今月25日の後楽園では僕とHARASHIMAさんが組んで、石川さんと大日本プロレス・関本選手と闘います。その試合もこの前哨戦も両国につながると思います。一試合一試合全力で闘い抜きたいと思います。応援よろしくお願いします! 今日はありがとうございました!」

【試合後のコメント】
彰人 強いよ、デカいよ、メチャ強いよ。これから1ヵ月、あんな感じ?
竹下 そうですね。1ヵ月半ぐらい…。
彰人 竹下は大丈夫かもしんないけど、俺と勝俣の体がもたない。デカくて強すぎるよ、あの2人。
竹下 こういう前哨戦をするのも2年前の両国ぶりで、あの時はわりと体がキツかったですね。両国の日には体がボロボロでしたから。メンタルは持ってましたけどね。それ以上の前哨戦の期間があるので、あの時より僕もメンタルもフィジカルも強くなっているので。そのぶん石川選手も全日本プロレスで連戦して大きい選手と闘ってメチャクチャ強くなっているので。前哨戦だからといって負けていいわけではない。でも両国にベストなコンディション、気持ちでいきたいと思います。

――新生ALL OUTとしては連勝してユニットとして、この結果は大きい。
彰人 確かに。
竹下 そうですよ。どう思いますか、リーダー。
勝俣 え~! リーダーじゃないです。でも僕も今日、下村と闘って勝てたので。
竹下 ギリギリでしたけどね。もっと余裕を持ってほしい。EXTREMEに挑戦するわけだし。
勝俣 はい、頑張ります。
竹下 彰人さんも今日はマッド・ポーリーに勝ってますからね。あれはギブアップですか?
彰人 ギブアップ。「ポー! ポー!」って最後言ってたよ。もしかしたらギブアップじゃなかったけど、松井さんがあれをギブアップだと思って止めた可能性もある。
竹下 ポーリーストップが。
彰人 でもポーリーの攻略法はなんとなくわかっているから。ポーリーはまだいいけど、石川修司。なんだよ、あれ。竹下、アゴ取れてない?
竹下 一瞬、口から下が全部どこかにいったかと思いました。
彰人 前哨戦で壊れて欠場だけはやめてね。
竹下 でもね、石川選手もまだD王決勝後だし、本当のベストコンディションではないと思うんですよ。それであのパワー、スピード、スタミナですからね。恐ろしいですね。

――対策を練っていく?
竹下 2年前は対策を練って闘って両国で負けて後悔しているんで、次は自分の闘いでいきたいです。メンタル勝負だと思っているので。両国までに心の構造を変えますので、強くなります。

石川 やっぱり自分のほうがベルトを輝かせると言って、実際にやってみたらV10までいってるチャンピオンだけあって強いなとあらためて感じました。スピードもあるし、パワーもあるし、やっぱさすがチャンピオンだなと感じました。でも自分のほうが上回っている部分がまだまだあると思うので、前哨戦であと何回闘うかわからないけど、キツいなというのをチャンピオンにわかってもらって、追い詰めていきたいなと思うし、2月25日は関本大介という僕のライバルだと思っている人間と組んで、最強のタッグチームだと思うので、ここで完全に気持ちも折ってしまおうと思っています。
――ラリアットで竹下選手のアゴを外したようだが。
石川 じゃあ硬いもの食ってアゴ鍛えろって話ですよ。そんな細いアゴじゃまた外れるんじゃないですか? もっと硬いもの食って鍛えてください。

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