DDT Official Web Site

DDTプロレスリングSuperStars

リポート&コラム

【後楽園リポート】KO-D無差別級王者・KUDOが彰人の夢を打ち砕く。いつどこ権行使のヤスも退け、5・25名古屋でHARASHIMAとの防衛戦へ/ケニブシ佐々木がKO-D6人タッグ初防衛/チームドリフ、三度目の正直でアジアタッグ奪取/封印逃れたアイアンマン王座は秋山準に流出/6・5花やしきでBiSと異種対バン路上ライブプロレス開催

29日、東京・後楽園ホールにてDDT「MAX BUMP 2014」がおこなわれた。 まずは星誕期&伊橋剛太vsDJニラ&宮下俊(練習生)のダークマッチエキシビジョンから。先に入場した誕期と伊橋はまずリング上でぶつかり稽古。そこにニラがフラリと入ってきて行司を買って出る。相撲を取りはじめるが、当然誕期のほうが強い。それでもニラは何度も相撲を取らせる。ここで11時45分をまわってダークマッチ開始となり、宮武がリングイン。するとニラは入れ替わるようになぜか帰っていく。ハンデキャップ状態でゴングが鳴ると、まずは伊橋と宮武がショルダーアタック合戦。宮武が打ち勝ったところでニラが戻ってくるが、リング下を物色。リング上では誕期がショルダーアタックで宮武をなぎ倒してハンマーを振り下ろす。さらに張り手からボディースラム。 ようやくコーナーで待機するニラに、伊橋のスリーパ ーに捕まった宮武が「助けて!」と叫ぶが、ニラは首を横に振って救出に入らない。伊橋のブレーンバスターを踏ん張って、逆に投げてみせた宮武は必死に手を伸ばしてようやくタッチ。しかし、ニラは宮武に「行けよ!見ててやるから」と誕期に向かっていくよう指示。誕期は伊橋とのサンドイッチ体当たりからコーナーに登っていくが、ここでニラが覆い被さり身を挺して宮武を守ろうとする。誕期はお構いなしにブエノスアイレス午前零時を投下。宮武はかわしたが、ニラの背中に誕期が振ってきてそのまま3カウント。試合後、鶴見亜門GMが上がってきて「残念だったな。同期の勝俣とどんどん差が開いていくな」と言うが、宮武は「まだ負けてないです!」と反論。亜門GMは宮武に張り手を見舞うと「ニラさんはオマエを守って負けたんじゃねえか!」と一喝。「そんなんじゃ、いつまでもデビューなんかできねえよ! オマエはこれでも着てろ!」と練習生Tシャツを投げつけたのだった。

2014042901

2014042902

2014042903

2014042904

続いて前説へ。リング☆ドリームとのコラボTシャツやパンフなどの新作グッズを紹介。次回ビッグマッチ、5・25名古屋国際展示場大会ではしず風&絆が1曲披露するとのこと。さらに7月27日~8月2日に毎年恒例のビアガーデンプロレスの開催をアナウンス。ここでいつでもどこでも挑戦権保持者の遠藤哲哉を呼び込んだ亜門GMは「いつ使いたいとかプランあるの? また“初めて”だから大切にしたいとか言うのか?」と尋ねる。これに遠藤は「GM、フザけるのもいい加減にしてください! 僕はいつ使うかもう決めてあります!」と言い切り、ついに“初めて”を捨てる決意を固めたことを明かして「DDT後楽園大会スタート!」とコールした。

2014042905

第1試合は勝俣瞬馬デビュー戦として組まれた坂口征夫&マサ高梨vsワンチューロ&勝俣瞬馬のタッグマッチ。勝俣はブルー&ホワイトのスポーティーなコスチュームで登場。多くの紙テープが投げ込まれ、期待の新人であることを証明。ワンチューロと一緒に「お願いします!」と握手を求めていく勝俣だが、坂口も高梨も無視。先発を買って出た勝俣は気合いの雄叫びをあげると、大「カツマタ」コールの中、まずは高梨と腕の取り合いに。飛行機投げで投げたところを高梨はヘッドシザースで投げていくが、勝俣もロープに飛んだ高梨をリープフロッグでかわすとドロップキック。さらに高梨をコーナーにホイップしてワンチューロが体当たりを見舞うと、そのワンチューロを踏み台にして勝俣がサマーソルトキック。2人で肩を組んでカバーするが、坂口がカット。坂口は勝俣をいきなりチキンウイング・アームロックに捉えるが、勝俣はどうにかロープに逃れた。坂口はミドルキックを叩き込んで高梨へタッチ。勝俣の顔面を踏みつけた高梨はニーオンザベリーのネッククランチ。「どうした、勝俣!?」と挑発した高梨は坂口にタッチ。坂口のハイキックをかわしてドロップキックを打っていった勝俣だが、坂口はビクともせず、ボディブローを放つ。それでも勝俣はロープに飛んだ坂口にカウンターのドロップキックを見舞ってワンチューロとスイッチ。高梨に地獄突きを放つワンチューロに高梨はサミングからグルグルパンチを狙う。これをブロックしたワンチューロはDDTで叩きつけると、勝俣がタッチを求める。ミサイルキックを発射した勝俣はカサドーラを狙ったが、高梨はコブラツイストに捕らえる。拷問式でグイグイと絞め上げた高梨は、坂口がワンチューロを場外に連れ出したところで、勝俣を場外に放り出す。坂口はエプロンをダッシュしてPKを放っていくが、勝俣がかわして空振りにさせると、ワンチューロが高梨をリングに戻して勝俣と合体攻撃。さらに勝俣はコーナーに飛び乗ってボディーアタックを放つ。カバーしたところを反転した高梨はすぐにロープに飛んで勝俣の脳天に低空ドロップキック。続いて坂口がボディブローを連打し、勝俣が尻餅をついたところにランニングロー。カウント2で返してみせた勝俣だったが、坂口はすぐさまスリーパーホールドで絞め上げていく。粘った勝俣もこれにはたまらずギブアップ。試合後、ワンチューロが勝俣の健闘を称えると、超満員の観客も拍手を贈った。

2014042906

2014042907

2014042908

2014042909

【試合後のコメント】
――とてもデビュー戦とは思えない動きの良さでした。
勝俣 ありがとうございます。1年間DDTでやってきて、今までやってきた事のすべてを出したかったので。今日はもう…。
ワンチューロ 今日は楽しかったよ!、めっちゃ楽しかった! プロレスは楽しいです。アミーゴ、だから頑張ろう!
勝俣 今日はワンチューロが最後の後楽園だったので、やっぱり僕たちの夢がタッグを組む事だったので、これが叶ったから終わりではなくて、チリに帰ってもいつかまたタッグを組んで一緒にプロレスしたいです。
ワンチューロ 楽しくプロレス!
勝俣 はい、楽しくプロレスしたいです。
ワンチューロ 僕も! いつも! ニコニコ! ニュー!

――試合についてですが、実際のところ何%くらい自分が出せたと思いますか?
勝俣 わからないです。自分では決められないです。自分では100%出し切ったつもりです。やっぱり見てもらったお客さんに評価を付けてもらいたいと思っています。
――試合前には「この技を出してやろう!」といった考えもあったと思うのですが?
勝俣 そうですね。ドロップキックは大切に使っていきたいとずっと思っていたので。
ワンチューロ あなたのドロップキック、きれい。
勝俣 ありがとう(笑)。だから今日はドロップキックをいろいろ出しました。高梨さんにも坂口さんにも。ドロップキックは大切に使っていきたいです。

――これから目標とする選手はいますか?
勝俣 そうですね。目標となる選手はいるんですけど理想であって。自分は自分と同世代の橋本大地選手であったり、ああいう人たちとプロレスをしたいという目標があります。僕は今21歳で、若い選手たちとプロレスをしたいと思っています。いずれはチリに行ったり、プロレスでいろいろ回っていきたいです。
ワンチューロ 夢はいっぱいあるよぉ!

――アマチュア時代との違いは何を一番強く感じましたか?
勝俣 これはどうなんでしょう。アマチュアはこういう言い方は悪いかも知れないですけど、みなさん楽しくプロレスをしているんですよ。趣味という分類に入ると思います。でもこうやってプロになってお仕事になる。それが違いだと思います。やっぱり、お客さんはお金を払って見に来てくれているので、それだけやっぱり楽しませなきゃいけない。それが違いだと思います。
――今日はトラースキックを使っていきましたが?
勝俣 今日は試しに使っただけなんで。よければこれから使っていきたいと思います。でも一番は僕の中ではドロップキックなんで。

第2試合はアイアンマンバトルロイヤル。入場するなり高木は「この俺様が第999代アイアンマンヘビーメタル級チャンピオンの高木三四郎だ! 今日はとっととこのバトルロイヤルを終わらせて、インカライターで炙ってインカ帝国の宝で高級時計を買いたいと思います。そしてこのベルトを封印する! いいか、篤男出てこい!」と呼び出す。するとスクリーンには元ポイズン澤田JULIEがバトルロイヤル出場選手に怪しげな栄養ドリンクを渡して飲むように薦める映像が。早速アントンが蛇人間のアントーニオ本蛇になったのを見たヤスはドリンクを飲むのを拒否して逃走。ほかの選手がドリンクをひと飲みするや、元PSJと本蛇は高笑い。完全に蛇人間となった選手たちは手をガラガラさせながら登場。ササダンゴマシンはなぜかマスクをせず、スーパー・蛇蛇ダンゴマシンとなって登場。高木が元PSJに「どういうことだ!」と詰め寄るも、元PSJは「やかましい! 今日こそテメエからベルトを獲ってやる! かかれ!」と号令。すると蛇人間のみなさんが一斉に高木へトレイン攻撃。高木もラリアットで迎撃すると、合体攻撃を狙った大蛇透と蛇蛇ダンゴに両腕ラリアット。しかし本蛇が呪文で高木を投げ飛ばしていく。ヤスがカウント2でカットすると、高木は南側客席まで逃走。蛇人間たちが追いかけていく中、リング上ではヤスが本蛇をコブラツイストで捕らえる。しかし、体をクネクネさせて脱出した本蛇は串刺し攻撃。これをキックで迎撃したヤスに今度は高尾蒼蛇がタライ攻撃。ヤスもコーナー上でタライを奪うも、本蛇が呪文で動きを止める。が、呪文が解けたところでヤスがタライを離すと下にした本蛇の頭上に落下。これでフォールが入って、いつでもどこでも挑戦権がヤスに移動。しかし、蛇人間たちが一斉に戻ってきてロープに飛びだしたため、エプロンにいたヤスが場外に転落。オーバー・ザ・トップロープでヤスは失格に(いつどこ権の移動はなし)。その間に高木が宮蛇け俊にセーバーチョップを放つが、蛇人間の呪文により松井レフェリーがカウントを取るのをやめて高木にラリアット。しかしカウント2で返していく高木。元PSJは「なにこんなヤツに手こずっているんだ!」と蛇人間たちを一喝すると、怪しげなドリンクを渡す。蛇人間たちを一斉に口に含むと、高木を取り囲んで一斉に毒霧を噴射。だが、高木はうまくかわして誤爆を誘い込むと平蛇一喜、大蛇、MIJAMI、中蛇わマイケル、高尾、蛇蛇ダンゴをオーバー・ザ・トップロープで失格にさせる。高木の優勝かと思われたが、密かに残っていた宮蛇けが背後から丸め込む。カウント2でどうにか返した高木はアイアンマンのベルトで殴打していくが、宮蛇けは口に含んでいた毒霧を噴射。すかさず丸め込むがカウント2でクリアした高木はベルトで滅多打ちにしてからスピコリドライバーを決めて勝利。

2014042910

2014042911

2014042912

試合後、マイクを持った高木は「勝ったぞー! ポイズン澤田、いや、澤田篤男! 勝ったぞ。早くインカライターで炙って、インカ帝国の宝を出せ……とでも言うと思ったか! そこまで俺はバカじゃねえんだよ。よく見れば百円ライターじゃねえか。これだけの観衆の前でこのベルトは封印する!」と言うと、“封印の箱”と書かれたダンボール箱を持って来させてアイアンマンベルトを収めようとする。そこに元PSJが入ってきてベルトを高木から取り上げると、ベルトで殴打。倒れた高木をさらにベルトで滅多打ちにした元PSJは「レスラー生活24年、引退して1年ちょっと。なんで俺の創ったベルトを封印するんだよ! 俺がオマエに挑戦して……」と叫んでいる間に、大の字に倒れた高木の上にイアンマンのベルトが乗っかっていたため、松井レフェリーがマットを3つを叩いた。アイアンマンのベルトが第1000代王者となり、封印を免れたことで元PSJもひと安心という結果に終わった。

2014042913

2014042914

2014042915

2014042916

第3試合はHARASHIMA&松永智充vs竹下幸之介&遠藤哲哉のタッグマッチ。まずはHARASHIMAと竹下がグラウンドの攻防を展開。竹下も互角に渡り合うと、続いて松永と遠藤がリングイン。松永はショルダーアタックでなぎ倒すが、遠藤はアームドラッグを返すとドロップキック。しかし松永がHARASHIMAにタッチすると、HARASHIMAはストンピングから踏みつけ式の逆片エビ固めへ。ロープに逃れた遠藤だが、松永は「コイツの髪型ダセエぞー!」と叫んでから遠藤を踏みつける。さらに逆片エビ固めに捉えていくが、遠藤はこれもロープに逃れる。だが、なおもHARASHIMAが何度も踏みつけ、嫌らしく攻めていくが「おしゃれヘアーだよ」と面々の笑みで遠藤の髪型は評価。パイルドライバーで突き刺した松永はエルボー合戦を仕掛けていくが、遠藤がガムシャラにニーリフトを連打すると、松永は左右の張り手を連打。しかし延髄斬りを返していった遠藤は飛び込んできたHARASHIMAにもドロップキックを叩き込んで竹下にタッチ。松永の突進をかわし、アームホイップの体勢からヒザで蹴り上げた竹下はハーフハッチで投げていく。しかし、ジャベリンキックを涼しい顔でかわした松永はHARASHIMAにタッチ。串刺し攻撃を蹴りで迎撃したHARASHIMAはジョン・ウーから竹下をコーナーに座らせると、雪崩式ブレーンバスターで投げていく。そのままロコモーション式で投げようとしたが、竹下が逆にブレーンバスターで投げていき、そこからエルボー合戦へ。HARASHIMAはそこからミドルキックを連打していくが、ブロックした竹下はトラースキック。そこにハイキックを合わせて相打ちにしたHARASHIMA。すると遠藤が入ってきて四つん這いのHARASHIMAを踏み台にして、控えの松永にドロップキック。HARASHIMAが山折りから蒼魔刀を発射。遠藤がかわしたとことに竹下が串刺しフロントキックで飛び込んでくると、遠藤がスタイリングDDT。さらに竹下のエルボーから遠藤が垂直落下式ブレーンバスター。カウント2で返したHARASHIMAに遠藤はムーンサルト・プレスを狙ってコーナーに登っていくが、HARASHIMAは追いかける。しかし、背後から竹下がドロップキック。そこに松永が走り込むが、竹下がラリアットの相打ちに持ち込む。その間に遠藤がHARASHIMAにムーンサルト・プレスを投下。トーチャーラックボムを狙った遠藤だが、HARASHIMAはリバース・フランケンで切り返す。竹下が飛び込んできてタッチダウンを狙うが、これもリバース・フランケンで切り返したHARASHIMAは、遠藤に串刺し式蒼魔刀を発射。座り込んだ遠藤に正調・蒼魔刀を叩き込み勝利。この結果、遠藤の持ってきたいつどこ権がHARASHIMAに移動した。

2014042917

2014042918

2014042919

2014042920

第4試合はアジアタッグ選手権試合。石井慧介&入江茂弘が第93代王者組の秋山準&金丸義信に挑戦する。秋山が先発で出て来ると石井が秋山を睨みつけていくが、その入江を下げた入江が先発を買って出る。ロープに秋山を押し込んだ入江だが、まずはクリーンブレイク。入江のショルダーアタックを受け止めた秋山は逆にロープに飛ぶが、入江はカウンターのショルダーブロックでなぎ倒していく。続いて金丸と石井がリングイン。石井はリープフロッグからフロントキック。さらにフランケンシュタイナーで投げると、ソバットからジャンピング・ニーアタック。そこに入江が入ってきて早くもgo 2 入江 sleepを狙ったが、金丸は逆に石井を入江に叩きつけると場外に連れ出す。場外マットをどかしてDDTで床に石井を叩き付けた金丸。続いて秋山もボディースラムで叩き付けてからエプロンにうつ伏せで寝かせておいて、エプロンから奈落式ニードロップを投下。金丸も同じようにニードロップを投下すると、リングに石井を戻した秋山はランニングニー。カウント2で返した石井はエルボーで向かっていくが、秋山はヘッドバットから逆エビ固めへ。エグい角度で決めていった秋山だが、石井はどうにかロープに脱出。しかし金丸がスリングショット式アトミコ、コーナー2段目からのダイビング・フットスタンプを落とすと、秋山もコーナー2段目からのダイビング・フットスタンプ。さらにジャンピングニーパットを叩き込んだ秋山はバックドロップの体勢に。背後に着地した石井はミサイルキックを返して入江にタッチ。串刺しラリアットから豪快なブレーンバスターで投げていった入江はテディベアを浴びせると、エルボー合戦を挑んでいく。ランニングエルボーを狙った入江にニーリフトを叩き込んだ秋山だが、カウンターのラリアットでなぎ倒した入江はコーナーへ。しかし、金丸が足止めすると、秋山はデッドリードライブで投げていく。金丸はヒザへの低空ドロップキックからブレーンバスターで投げるとダイビング・ボディーアタック。さらに串刺しラリアットを叩き込むが、入江も気合いの雄叫びからエルボーを返すと、走り込んできた金丸をブラックホールスラムで叩きつける。タッチを受けた石井は控えの秋山に襲いかかるが、うまく場外に連れ出した秋山。しかし場外で秋山をブレーンバスターで投げた石井はリング内の金丸にミサイルキックを発射。さらにgo 2 入江 sleepから入江がエルボーを叩き込むと石井がジャーマン。秋山がカットに入るが、入江が場外に連れ出す。その間に石井は金丸にオーバーヘッドキック、延髄斬りからタイガー・スープレックスへ。カウント2で返されると必殺のニールキックを叩き込んだが、これもカウント2。ならばとダブルアームDDTを狙うが、秋山が入ってきてカットするとエクスプロイダーで投げていく。さらにランニング・ニーを叩き込むと、金丸がディープインパクト。続けて秋山がランニング・ニー。カウント2でどうにか入江がカットしたが、金丸は垂直落下式ブレーンバスター。カウント2で石井が返すと、金丸はもう一度垂直落下式ブレーンバスター。カウント2で入江がカットすると、金丸は石井にタッチアウト、秋山は入江にエクスプロイダーを狙うが、入江が払い腰で秋山を投げると、石井も首固めで金丸を丸め込んで3カウント! ついにチームドリフがアジアタッグ王座を奪取した。呆然とするバーニングの2人だが、石井と入江は顔をクシャクシャにして歓喜のガッツポーズ。そして石井は秋山に向かってベルトを高々と掲げてみせた。

2014042921

2014042922

2014042923

2014042924

2014042925

2014042926

2014042928

2014042929

2014042930

2014042931

2014042932

亜門GMが「やったね!」と声をかけると入江は抱きついていって大喜び。さらに亜門GMは「よく見せてよ。これがフットルースとかカンナムエキスプレスとかが巻いたアジアタッグか! カッコイイな! 諦めなくて本当によかったな!」と言うと、入江は「応援ありがとうございました! このアジアタッグのベルト、石井さんがずっと巻きたいっていう夢を持っていて、その夢に協力できて、何よりそのパートナーが僕で本当に嬉しいです」と言うと、石井は「今まで悔しい思いをいっぱいしてきたけど、やっと結果を残せました! いろんな人のお陰、応援してくれた人のおかげ、チームドリフのおかげ、すごく最高の気持ちです! これからどんどんアジアタッグ防衛してDDTの頂点を目指していきます! 今日はありがとうございました!」と喜んだ。

2014042933

【試合後のコメント】
石井 すごく嬉しいです。ずっと念願のベルトだったし、秋山&金丸組からタイトル獲ったというのも昔の自分からしたらすごい事だし。四天王風に言うなら「プロレス人生 で一番幸せです、今が」という感じでしょうか。ちっちゃい頃から見ていたアジアタッグを、ちっちゃい頃から見ていた秋山&金丸組から獲れて嬉しいです。でもこの先も大事だと思うんで、全日本でもDDTでもどんどん防衛して、さすが秋山&金丸組から獲ったチャンピオンだと言われるくらい頑張りたいです。
入江 全日本プロレス参戦し始めて半年くらい経って、やっと目に見える形で結果を残して。しかも秋山さん、金丸さんという凄いチャンピオンからアジアタッグという凄いベルトを獲って。本当に今、嬉しいです。やっと結果を残せました。

――11分という短期決着でしたが。
石井 そんなに短かったのかって。 自分には厳しい時間だったんで。あまり短く感じなかったですね。本当にいつ動けなくなってもおかしくなかったんで。それでも向かっていけたのは成長の証かと思います。DDTプロレスで揉まれて、全日本プロレスで揉まれて、その結果かなと思っています。
――入江選手は自分が負けたらいつでもどこ でも挑戦権も獲られてしまう中で試合だったのですが?
入江 石井さんと一緒にアジア(タッグのベルト)を巻くという気持ちだったんで、そういうのは何も考えずに向かっていきました。
――石井選手は捕まる時間も長かったですが、想定内でしたか?
石井 昔から見てきたような厳しい攻撃でし たね。ああいうえげつないところが好きだったんで、秋山さん。その秋山さんの攻撃を受けたんだなぁって思います。
――全日本プロレスに参戦して半年経ちましたが、それによって得るものはありましたか?
石井 本当に非常に大きいです。経験として大きいものですし、もちろん緊張する試合も多いですが、それを経験する事によってどんどん強くなっています。全日本だけでなく、全日本、DDTの両方に出ているのが非常に大きいと思います。
入江 そうですね。やっぱりDDTだと僕は体も大きい方に なるのですが、全日本(での対戦カード)に入るとその中で自分が一番小さいというのが全然あるので。そういう相手との闘い方というのが勉強になったなと思います。

――これから2人でどんなチャンピオンになっていきたいですか?
入江 自分は今日ベルトを獲った時のように、何があっても絶対にあきらめずに立ち向かう。それだけですね。チャンピオン像とかはないですね。
石井 そうですね。もっとこの石井&入江組というのが、もっと上にいければいいと思っています。

――ベルトの古さや重みを感じますか?
石井 初代(王者の)キングコング&タイガー・ジョキンダー組から始まったこのベルトも。試合後でもしかしたら間違いかもしれないけど、たぶん94代? 95代かな。そこに名前が入れられてうれしいです。「プロレス人生で一番幸せです」って川田さん、今まで2回言ってるんですよ。1回目が三沢さんから初フォールした95年6月9日の世界タッグでまず言っていて、2回目はドームです。98年5月1日の三沢さんとのシングル初勝利で。

2014042934

――正直まさかの結果だったのですが、アジアタッグ挑戦者としての2人はいかがでしたか?
秋山 いやぁ…やる気もあって、全日本にも参戦してくれてて。だけど、負けるっていう考えは1ミリたりともなかった。でも実際負けてるんだからしょうがない。
――試合中も全く相手を下に見ている様子もなかっただけに、驚きの結果だったわけですが?
秋山 ちゃんと普段通り、最後の最後までは理詰めにやっていたつもりなんですけど。まぁしょうがないですね。
金丸 まさか負けると思わなかったんでね。 そういう気持ちが最後の最後、足元をすくわれたなって思います。

――これでタイトルが他団体に流出となってしまったのですが、ご自身で獲り返そうと考えてますか?
秋山 今、俺らが負けたから、なかなかアレだろうけど、誰もいなかったらいきますよ、もう一回。今回負けているんでもっともっと攻め込んでいきます。他団体で負けたとき、イチ選手としては楽しみではありますけれど、負けた張本人なんで。獲り返さないといけないでしょう。
金丸 負けた身分で強くは言えないですけど、タイミングがあればいきます。

――2人が全日本に参戦するようになってかなり経ちますが、彼らの成長は感じましたか?
秋山 今日は敵として…ほぼ敵なんですけど、非常に勉強熱心な選手だと思うし、俺らの動きもよく見ている。よく見ているからこそ今日もこうなったんだと思うし。いい選手はいい選手だと思います。今日は獲られたんでそうも言ってられない。今日はバーニングとスターネスの間くらいでいっていましたけれど、次やる時は 完全なるスターネスでいきます。
――あまりアウェイという空気は感じなかったのでは思うのですが?
秋山 まったく。俺ももうおっさんなんで、そんなに敵対視されていないのかなというのはありますけど(苦笑)。もっとブーイングされた方がやりやすいというのはありますけれど、敵対視するようなお客さんじゃないのかも分かんないし。わからないですね。オマエのせいだよ(笑)。完全にオマエのせいだよ。まあ後でちょっと会議します。(金丸が)腫れて出てくるかもしれないけど(笑)。しょうがないですね。ありがとうございました。

2014042935

休憩前に亜門GMから昨年の両国大会に出演したBiSが解散することになったため、DDTなりの送り出し方として、6・5花やしきでDDT×BiS異種対バン路上ライブプロレスを開催すると発表した。続いて第2試合で蛇人間になったマイケルが人間に戻ったかどうか確認するため呼び込む。解毒剤を飲んで人間に戻ったというマイケルに5・9新宿である選手から対戦要求があったという。その選手は何と鈴木みのる。今年はじめに鈴木に弟子入りしたマイケルが、この4ヵ月でどれだけ成長したか鈴木が闘って確認したい模様。狼狽したマイケルだが「無事生きて試合を終えることができたら、またこの後楽園でお会いしましょう。それでは皆さん、サヨナラ! サヨナラ! サヨナラ!」と言って中締め。

2014042936

2014042937

【中澤マイケルのコメント】
マイケル いきなり暗い気持ちになってしまいますけど、味方にしておけばこういう事はないんじゃないかなと思っていたんですけど。あちらの方からテスト的な感じなんですかね。「この4ヵ月、何をしていたのか」っていうね。何もしてません! 薬物摂取以外は。でも5月9日で鈴木さんの攻撃を耐えて耐えて耐えて! 耐えきって、そこで何か認めてもらえれば。もちろんそこで勝ちにいきますよ。何が起こるかわからない。きっと僕がどんなプロレスをやるか知らないと思うんです。そこでいろいろ引っ掻きまわして、引っ掻きまわして、何とか勝ちにいきたいと思います。そこで認めてもらって師弟コンビ実現!ということで。5月9日、頑張ります!

2014042938

休憩明け、KING OF DDTトーナメントの概要が発表された。今年は16選手が参加で6・14福岡で1回戦、6・15大阪で2回戦、6・29後楽園で準決勝&決勝戦がおこなわれる。トーナメントの組み合わせは5・29新宿区牛込箪笥区民ホール大会で発表される。

2014042939

セミファイナルはKO-D6人タッグ選手権試合。第9代王者組の飯伏幸太&ケニー・オメガ&佐々木大輔は男色ディーノ&大石真翔&ヨシヒコを挑戦者に迎えて初防衛戦。ヨシヒコは左腕に大きなケガを負ったようで包帯でグルグル巻き。するとケニーと佐々木が奇襲攻撃を仕掛けていき、ディーノと大石を場外に追いやる。ケニーがダウンしていたヨシヒコを捕まえると、佐々木が右腕を引き抜き、さらに胴体から引きちぎって真っ二つという祝日の昼下がりとは思えない大惨事が繰り出される。暴走したケニーがヨシコヒの首を引きちぎると、血がケニーの顔面にしたたれ落ち、これにはさすがの飯伏もドン引き。場内から悲鳴も起こる中、飯伏の身体にヨシヒコの返り血を擦りつけたケニーは大石にシュミット式バックブリーカー。狂気と化したケニーを唖然とした表情で見つめる飯伏だが、何とか気持ちを落ち着かせて大石にスリーパー。青コーナー下で泣き崩れるディーノを尻目に、ヨシヒコの右腕を加えた佐々木が大石にカウンターエルボー。さらに飯伏とケニーも入ってきてトレイン攻撃。さらにケニー、飯伏、佐々木が連続でケブラドーラ・コンヒーロを決めていく。ディーノがカットに入るがヨシヒコを失った精神的ダメージが大きい。それでも大石が佐々木にカウンターエルボーを返すと、ディーノがタッチを求める。「これはヨシヒコの分!」と叫びながらアックスボンバーを3連発で叩き込むと、ラヴァーズのダブル・スピンキックを返し、ダブルの男色クローから男色スープレックスで投げ、さらに両腕ラリアットで場外に叩き落とす。佐々木にナイトメアを見舞ったディーノに飯伏がエルボーを叩き込んでいくが、ディーノは「YOU!」と飯伏を指差す。しかし背後からケニーがヨシヒコの右腕で殴打していく。さらにジャンピング・ソバットを叩き込むと、佐々木のトラースキックから飯伏がミドルキック。そこからケニーがツームストーン・パイルドライバーの体勢に入ると、飯伏がトスした佐々木が合体するPKこころαへ。カバーした瞬間、場内が暗転。ここでとある曲が響き渡って、とあるアイマスクをした平田がマグナムYOSHIHIKOを連れて登場。とあるダンスを踊ろうとしたところに背後から飯伏がミサイルキック。ラヴァーズは続けてクロススラッシュを発射。ラヴァーズはリングに戻ると、ケニーが波動拳を狙うが、場外からヨシヒコがケニーの脚を掴む。その間にディーノが飯伏にリップロックからファイト一発! フラフラと飯伏がケニーに思わずリップロックしてしまうと、そこからディーノが男色ドライバー。しかしカウント2で返した飯伏はクロスボディーを放ったヨシヒコをキャッチして、バックフリップで1回転してからコーナー2段目からのムーンサルト・プレス。続けて肩車すると、佐々木がダブルインパクトを狙ってダイブするが、かわしたヨシヒコは飯伏にリバース・フランケン。そこからエルボー合戦に持ち込んだヨシヒコだが、飯伏は顔面にニーリフトを連打。それでもバックを取ったヨシヒコは急角度のドラゴン・スープレックスで投げ捨てる。ここでディーノが入ってきてヨシヒコの胴体に紐を結び付けると、コーナーから引っ張っていって大石にタッチ。ケニーの串刺し攻撃をかわしてスイングDDTを決めた大石はミラクルエクスタシー。カウント2で返したケニーだが、ディーノが入ってきてコックボトム。さらにディーノ、大石、ヨシヒコは同じコーナーに登ると、大石とともにヨシヒコがケニーの上にダイブ。そこから王者組の3人をコーナーにホイップした大石は串刺しラリアット。さらにディーノがヨシヒコをジャイアント・スイングで回してから王者組に投げつける。そこからケニーにヨシヒコは輪廻転生を狙ったが、ケニーが回転を食い止めてカナディアン・バックブリーカーで捕獲すると、佐々木がダイビング・エルボードロップで合体。カウント2で返したヨシヒコだが、佐々木がコーナーの上に座ると、その後で飯伏が鉄柱の上に立ち、リング上のケニーから佐々木へ、佐々木から飯伏へヨシヒコが渡される。飯伏は超スーパーパワーボムを狙ったが、これを雪崩式フランケンで切り返したヨシヒコは、合体ブレーンバスターを狙ったケニーと佐々木を逆に投げていく。そこからディーノがファイト一発!を決めると、ヨシヒコがヨシヒコ・デストロイ。続けてディーノがヨシヒコとケニーごとカナディアン・デストロイ。しかしカウント2で返すと、佐々木が大石にドロップキックからクロス・フェースロック。これをディーノがヨシヒコを振り下ろしてカットするが、佐々木は大石をトップロープにぶら下げて低空ドロップキック。そこから王者組はPKこころを狙うが、ヨシヒコが佐々木にダイブしてカット。逆に挑戦者組が掟破りの逆PKこころを狙ったが、飯伏がヨシヒコにドロップキックで飛び込んでカット。そこからケニーが体勢を入れ替えて大石をツームストーン・パイルドライバーの体勢に捕らえると、佐々木もヨシヒコにツームストーン・パイルドライバーの体勢。そこにコーナーからダイブした飯伏が合体するPKこころΩを決めて勝利した。

2014042946

2014042947

2014042948

2014042949

2014042951

2014042952

2014042953

2014042954

2014042955

2014042956

メインイベントはKO-D無差別級選手権試合。第47代王者のKUDOは彰人を挑戦者に迎えて初防衛戦。気合いの現れを編み込みヘアーにして登場した彰人。リング上であぐらをかいて座る彰人を見下ろした王者。リングを回る彰人に距離を詰めてローを打っていくKUDOだが、彰人は敢えてリング中央で座って挑発。KUDOはランニング・ローを放っていくが、かわして低空タックルでテイクダウンを奪った彰人。しかし、KUDOもスリーパーに捉える。リストロックで切り返した彰人だが、ヘッドシザースに捉えたKUDO。だが、倒立から反転した彰人は逆エビ固めを狙うが、KUDOは突っぱねる。手四つの力比べになると、KUDOが押し込んでいくが、ブリッジで堪えた彰人。その上に乗っかっていったKUDOだが、モンキーフリップで切り返した彰人はクロスアーム式スリーパー。体勢を入れ替えたKUDOだが、彰人は元の状態に戻す。股下をくぐって脱出したKUDOは弓矢固めへ。しかし彰人はブリッジして脱出。フルネルソンに捉えていったKUDOは、なかなか彰人を脱出させない。サーフボードストレッチも反転しようとする彰人だが、KUDOはそれを許さない。ロープに逃れた彰人だが、KUDOはサッカーボールキックで場外に蹴り出す。プランチャをかわされて着地したKUDOだが、場外でニーリフトからサッカーボールキック。彰人をリングに戻したKUDOはミドルキック、エルボー、ニーリフトと叩き込む。だが、彰人は走り込んできたKUDOを上空にトスしてのコードブレイカー。KUDOもキチンシンクを返すとサッカーボールキック。しかし彰人もスライディングで場外に出ると、KUDOの脚をすくって倒し、左脚を鉄柱に叩き付ける。リングに戻った彰人だが、KUDOは下から腹部を蹴り上げると、逆立ちからのダブルニー。エルボー合戦からロープに飛んだ彰人に追走式キチンシンクを見舞ったKUDOだが、エプロンに出たKUDOに対してロープ越しのレッグブリーカーを決めた彰人は、エプロンから場外に奈落式足横須賀を決めていく。場外カウント11で戻ったKUDOはエルボー合戦へ。しかし彰人は口に含んだ水をKUDOに向かって噴射すると、ロックボトムの体勢から足横須賀。続けてAOISHODOの体勢から足横須賀を決める。さらにロメロスペシャルの体勢から両脚を踏みつけてからヒザ固めへ。ロープに逃れたKUDOはロープに飛んだ彰人を追走して8×4。そこからスワンダイブ式ミサイルキックを発射すると、15分が経過して延髄斬りからダイビング・ダブルニーアタック。だが、彰人はそのままKUDOの両脚をキャッチして後転すると、流れるように逆エビ固めへ。ロープに逃れたKUDOをゴリースペシャルの体勢で抱え上げた彰人は、そのままシットダウンしてヒザ攻撃。さらにアンクルホールドに捉えるが、KUDOは飛びヒザ蹴りからハイキック。さらにジャーマンで投げ捨てるが、彰人も股下をくぐってバックに回るとジャーマンを投げ返す。ならばとKUDOは蹴っていくが、彰人は軸脚にマッケンローを見舞う。両者座り込んだままエルボーを打ち合うと、彰人はKUDOの左ヒザに関節蹴り。だが、KUDOはカウンターのミドルキック。コーナーに登っていくKUDOだが、追いかけていった彰人はヘッドバットを叩き込んだから雪崩式の足横須賀。そして足4の字固めへ。KUDOは彰人の手に噛みついていくが、ヘッドバットで額から出血しながらも彰人はナックルパンチを叩き込んでからKUDOの腕を引っ張ってロープへの脱出を阻止。それでもロープに逃れたKUDOをコーナーに乗せた彰人はキン肉大移動。だが、着地してみせたKUDOはバズソーキックを連打すると、ローキックで胸板を蹴り抜く。コーナーに登ったKUDOを追いかけていった彰人だが、KUDOはエルボーを返していった逆さ吊りにする。それでも彰人はアキレス腱固めを決めていったが、踏みつけて脚を抜いたKUDOは垂直落下式ダイビング・ダブルニードロップ。カウント2で返した彰人だが、もう一度コーナーに登ったKUDOはダイビング・ダブルニードロップを投下。しかしKUDOの脚をキャッチした彰人はアンクルホールドに捉える。さらにロープに逃れようとするKUDOをハーフネルソン・スープレックスで投げると、串刺しラリアットからキン肉大移動の体勢からの足横須賀。そして前哨戦でギブアップを奪っているトライアングル・スコーピオンを狙ったが、KUDOは下から張って阻止。丸め込みからバズソーキックを叩き込むKUDOだが、気合いで立ち上がった彰人は左右の張り手。しかし、KUDOも張り手を返してロープまで追い詰めるとスピンキックを連打。カウント2でどうにか返してKUDOの脚にしがみつく彰人だが、ストンピングで引き剥がしたKUDOは彰人の背中にダイビング・ダブルニードロップを投下すると、続けてダイビング・ダブルニードロップを土手っ腹にブチ込んでフォールを奪った。

2014042957

2014042958

2014042959

2014042960

2014042961

2014042962

2014042963

2014042964

マイクを持ったKUDOは「彰人、オマエがDDTをおもしろくしたい、その思いは本当に身体中、痛いくらい感じました。でもDDTを大きくしたい、おもしろくしたい、それは俺も思っている。世代交代、そんなのは自然に任せればいんだよ。時の流れには誰も逆らえない。でも俺がここで踏ん張ること、それがDDTをおもしろくすると信じて、俺はまだまだ、このDDTの中央に立ち続けます!」と宣言。「彰人、ありがとう」と握手を求めるが、彰人は握手を拒否して引き揚げる。そんな彰人をディーノは強く抱きしめた。そこに亜門GMが上がってきて5・25名古屋大会で次回の防衛戦を予定していることを告げると、いつどこ権を持ったHARASHIMAが登場。HARASHIMAは「挑戦します!」と行使を宣言。「今ですか?」と聞かれると「そんな卑怯なことはしない! ちゃんとタイトルマッチの日を決めて挑戦します!」と宣言。5・25名古屋で挑戦するためにそれまで負けないことを約束していると、今度はいつどこ権を持ったヤスが入ってきて「HARASHIMAクン、おめでとう! 挑戦したいって言っていたもんね! HARASHIMAクンが負けることはないもんね。でもタイトルマッチの相手が代わっているかもしれない」と言うやいなや、KUDOのヒザに低空ドロップキック! ここでいつどこ権を行使することをヤスが宣言。観客がどよめく中、タイトルマッチがスタートした。

2014042965

2014042966

ヤスはKUDOの左ヒザを攻撃。右脚で蹴っていったKUDOだが、ヤスはモダンタイムスから首固め。カウント2で返すKUDOだが、ヤスは猫だましから首固め。どうにかクリアして場外に逃れたKUDOだが、追いかけていってヤスは背後からヒザに低空ドロップキック。さらにKUDOをリングに戻して、口に含んだペットボトルのお茶を噴射してから、KUDOの頭にお茶を降り注ぐ。さらにペットボトルで殴打していったヤスは左ヒザをマットに叩きつけてからサッカーボールキック。なおも悶絶するKUDOの左ヒザを徹底的に蹴っていくヤスはチョーク攻撃まで繰り出すが、レフェリーに注意されると「ハイ。ごめんなさい」と謝ってからニークラッシャー。さらにスピニング・トーホールドで追い込む。KUDOもヒザ蹴りとローキックで反撃すると、バズソーキックを狙ったが、蹴り脚をキャッチしたヤスはSTFへ。何とかロープに逃れたKUDOだが、ヤスはコーナーにホイップしようとする。これを拒否したKUDOはニーリフトを返すと、コーナーに登ったヤスにエルボーを見舞ってから追いかけていく。だが、ワキ腹に噛みついていったヤスは雪崩式リバース・ブレーンバスターで叩きつけると、ツームストーン・パイルドライバーを狙ったが、KUDOは背後に逃れて逆上がり式逆さ押さえ込みを狙う。しかし、ヤスはうまく股下に潜ると下からサソリ固めを決めていく。ロープに逃れたKUDOだが、ヤスはミサイルキックを左ヒザに向けて発射。だが、KUDOはカウンターのミドルキックからバックを取る。ロープを掴んだヤスだが、KUDOは蹴りからマヤ式ジャーマンで投げ捨てる。さらに顔面にスピンキックを叩き込むと、コーナーに登っていくが、追いかけていったヤス。しかしKUDOは回転エビ固めの要領で先にマットに着地するとパワーボム。そこからダイビング・ダブルニードロップを投下するが、かわしたヤスはKUDOの顔面に低空ドロップキックを連打。10分が経過し、ヒザ、そして側頭部に低空ドロップキックを叩き込んだヤス。気合いで立ち上がったKUDOはチョップをヤスの顔面に連打。ヤスも殴り返すが、KUDOはボディーへのパンチを連打すると、顔面をストレートで打ち抜いてヤスを両ヒザ立ちにさせておいてからバズソーキック2連発。これでフォールを奪い、彰人に続いてヤスをも下して無差別級王座連続防衛に成功した。

2014042967

2014042968

2014042969

2014042970

2014042971

2014042972

2014042973

ヤスはウラシマクドウのTシャツをその場で脱ぐと、自ら引き裂いてから引き揚げる。亜門GMは「2試合連続の防衛戦、お疲れ様でした。もう恐らく誰も出てこないと思いますので、次回のタイトルマッチは5月25日、名古屋でKUDOvsHARASHIMAで決定です!」と宣言。リングに上がったHARASHIMAが「KUDO、キミは強いよ。キミは間違いなく最強のチャンピオンだよ。でも5月25日、最強のチャンピオンとしてベルトを巻いているのは僕だから。楽しみにしています」と言うと、KUDOも「最強のチャレンジャーですね。アナタを倒して、本当の意味で最強のチャンピオンになります」と言って、両者はガッチリ握手をかわした。HARASHIMAが引き揚げると、KUDOは「めちゃくちゃキツかったけど、何とか勝ちました! あと挑戦権いくつあるのかわからないですけど、この勢いでHARASHIMAブッ倒して、残りの奴もブッ倒して、俺が両国まで突っ張ります!」と言い放つと、坂口、高梨とともに乾杯をすることに。このあと我闘雲舞で試合がある高梨は水で乾杯することに。KUDOは「高梨らしくないけど、ルールを守るのが酒呑童子です。次の防衛戦では僕が勝って、高梨もいっぱいいっぱい飲んでくれると思います。いきましょう! 後楽園ホールの皆さんと酒盛りだー!」と叫んで乾杯した。

2014042974

2014042975

その後、スクリーンでは「今日の感想をもらっていいですか?」と言われた秋山が試合の感想を話そうとして座ったところにたまたまアイアンマンのベルトがあり、秋山のヒジがベルトの上に。横にいた松井レフェリーがカウントを叩くが、カウント2でヒジを上げた秋山。そこに和田京平レフェリーが話し掛けると、秋山は自然とアイアンマンのベルトの上にヒジを置いてしまう。すかさず京平レフェリーが3カウントを入れたため、秋山が晴れて第1001代のアイアンマン王者に。ベルトを渡され迷惑そうな秋山だったが……。

2014042976

2014042977

【試合後のコメント】
KUDO (大きくため息をついてから)本当に、本当にキツかったですけど、でも2試合やってベルトを巻いているのが昨日と一緒で僕です。次の防衛戦も決まったんで、もう僕は先しか見てないです。このまま両国まで酒を飲みながら突っ走ります!
――まず彰人選手ですが、相当作戦を練ってヒザを攻めてきたようですが。
KUDO 本当に理に適っているというか、本当にプロレス大好きなんだなっていうのが伝わってきたし、世代交代の波はきていると思うんですよ。それはみんな感じていて。でもここで踏ん張る事が、俺はDDTをおもしろくするって思ってるんで。俺はまだまだDDTの中心に居続けるし、もちろんHARASHIMAさんもその気だと思うし。次のタイトルマッチ…この間やって間がないですけど、でも若い世代に見せつけるような、アイツらには負けないよっていう試合をやりたいと思います。
――24分を越える大熱戦の後に、いつでもどこでも挑戦権を持ってウラノ選手が挑んできました。
KUDO なんか…一番やりそうな人ではあったんですけど(苦笑)、ヤスさんとか高梨が一番怪しいと思っていたんですけど。まあ高梨は(挑戦権を)持っていないですけど、でもなんか最後ウラシマクドウのTシャツ破ってたんで。なんかいつものヤスさんじゃない、何か感じるものがあっての挑戦だったのかって今になったら思います。
――改めて2試合、合計35分の試合を終えて次のHARASHIMA選手との対戦です。この試合をクリアすると両国のメインも見えてくるかと思いますが?
KUDO 僕はもう前を前を向いて、前に進むしかないんで。前を見て、次のチャレンジャーブッ飛ばして、その次のチャレンジャーもブッ飛ばして。両国までこのベルトを持っていきます。

2014042978

彰人 今日、確かに僕は夢を掴みかけたんですよ。掴みかけたんですけど、夢って時に残酷で。気づいたら僕の手から離れて、僕らに辛い試練を与えて。でも辛い時だからこそ、夢を見なければいけない。辛い時だからこそ夢を叶えて、夢を紡いでいこうと。またイチからです。またイチから出直して、僕の夢、DDTの夢を叶えていきたいと思います。
――理詰めでKUDO選手のヒザを攻めたのが印象的でした。
彰人 自分のプロレスは将棋のようなプロレ スなんで、一個一個詰めていって今日は王手と思ったら…。まだ甘かったです。研究が足りなかったです。
――セコンドのディーノ選手、大石選手の声は聞こえましたか?
彰人 全部聞こえました。それだからこそ、すごい悔しくて。(涙声で)ディーノさんとか、大石さんたちのために勝ちたかったんですけど。すいません…。
――ディーノ選手からは試合中に「できる事は全部やれ」 という声がありましたが、ご自身のできる全てはぶつけられましたか?
彰人 やっぱり試合に悔いはあるんですけど、自分のプロレスキャリアの4年半は全部ぶつけられたと思います。これからです。まだまだこれからです。

2014042979

――今日このタイミングで挑戦権を行使しました。
ヤス 去年何回か挑戦権を獲ったんですけど、結局使えなかったんで。今回は獲れたらすぐ使おうと。相手が誰であろうと。でも悩みはしました。なんかKUDOが彰人クンとDDTをおもしろくすると(言っていて)。なんかなぁ。DDTなんてどうでもいいから、あのベルト欲しいなって。ちょっとしたイライラとした気持ちがあって。まぁ負けたんで何もないです。
――試合後にはウラシマクドウTシャツを引き裂いていましたが。
ヤス もう着る事ないやと。いつまでも未練がましく持っていても意味ないやと思って。いいケジメになりました。
――改めてKUDO選手の強さは感じましたか?
ヤス そうですね。はい…懐かしかったり。あんまり闘った事はなかったんで、楽しかったですね。あのKUDOがこんなになったんだって。でもまた闘えれば…。
――次はHARASHIMA選手が…。
ヤス 一番心強い仲間がここにいるんで。
――HARASHIMA選手は今日、いつでもどこでも挑戦権を手に入れましたが、KUDO選手とウラノ選手の試合を見ていかがでしたか?
HARASHIMA いや凄い…大熱戦でしたね。
――その試合の後に挑戦しようという気にはなりませんでしたか?
HARASHIMA やっぱりお互いが同じ条件で挑戦したいんで。別にルールであるから、いつでも挑戦できるから今日のウラノくんの挑戦だってビックリはしたけど、別にそれはルール内の事だし、別にそれはいいんだけれど、僕の中で同じ条件の中で日付を決めてやりたいというのがあったんで、今日の挑戦はなしで次の名古屋、5月25日って言われたんで、そこでちゃんとやりたいと思ったんで。
――3月にベルトを失って、早いうちにリマッチの権利を得たわけですが、そのチャンスは最大限に使いたいと?
HARASHIMA せっかく獲ったんで最大限に生かしたいと思います。それまで東北ツアーあったり、北海道ツアーがあったりしますけど、僕は絶対負けないんで。これをずっと持ち続けて5月に挑戦します。
――ウラノ選手はウラシマクドウのTシャツを破りましたけれど、お2人では一緒にやっていきますか
HARASHIMA それはもちろん。
ヤス 離れる理由が見当たらないです。
HARASHIMA でも僕はウラノくんがTシャツを破ったのを見て、ちょっと寂しくなりました(苦笑)。寂しかったですけど、まぁケジメかな。

2014042980