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【DNA29のまとめ】ついに中津を撃破…岩崎が意地の勝利で新体制のエース宣言!「KO-D6人タッグを狙う」「大物とやりたい」/勝俣が鼓太郎に2・23新宿での一騎打ちを要求、鼓太郎も了承!

7日、埼玉・春日部ふれあいキューブにて「DNA29」がおこなわれた。選手入場式では代表して渡瀬瑞基が挨拶。「あけましておめでとうございます。新年一発目ですけど、来月から新体制になるので今回が一区切りになります。今日は岩崎のアニキがみんなのために頭を下げてくれて、バチバチの闘いをして決めてくれるし、我々全員が熱い闘いをするので、そのファイティングスピリッツを目に焼き付けてください」
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第2試合はワンチューロ&レッカvsヤス・ウラノ&彰人のタッグマッチ。ワンチューロと対峙したウラノは彰人に何やら耳打ち。彰人の猫だましに気を取られたワンチューロにウラノがショルダーアタック。ワンチューロもアームホイップで投げてやり返す。彰人が出てきて低空ドロップキックから俵返し。ワンチューロもコーナーに突っ込んできた彰人を丸め込んだがカウント2。ワンチューロは彰人をセカンドロープに固定してのショルダーネックブリーカー。レッカも飛びつき腕十字を懸けるが、逆に彰人が脚を取ってアンクルホールド。バックドロップはレッカが逃げてワキ固め。彰人が回避して足4の字とグラウンドの応酬が続く。レッカがエスケープ。替わったウラノはレッカをトップロープに引っ掛けてドロップキック。串刺し攻撃はレッカがかわして逆に串刺しラリアットから串刺しドロップキック。ワンチューロはレッカとダブルのバックドロップ。カウント2で返したウラノはワンチューロにフランケン。ワンチューロもバックスライドやジャックナイフに切り返す。しかし、最後はウラノが切り返して勝利した。
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【試合後のコメント】
ワンチューロ すごくない? レッカさんと3回組んだことあるでしょ? 今からイケメン台湾人と組みたいと思います。なぜだかわかる? 一緒に住んでるから! 一緒にトレーニングやってるから! 同じお皿で食べてますよ! それすごくない? どう思う、レッカ?
レッカ はい、すごいです!
ワンチューロ いつも一緒にいるからいいチームになると思います。そしてDNAでトップのチームになる。ガイジンだけど日本語でコミュニケーションが取れる。ねえ、レッカ?
レッカ はい、すごいです!
ワンチューロ 僕があまり漢字読めない時、レッカさんが手伝ってくれます。でもレッカさんはあまり発音がうまくできないけど僕が手伝ってあげる。それは本物のタッグチーム。ねえ、レッカ?
レッカ はい、すごいです!

第4試合は樋口和貞&島谷常寛vs渡瀬瑞基&吉村直巳のシングルマッチ。試合前に吉村が島谷、渡瀬は樋口を挑発する。樋口vs渡瀬で試合スタート。エルボーを連打で打ち込む渡瀬を樋口がショルダーアタックで黙らせる。島谷が吉村にチョップ連打。吉村はショルダーアタックで黙らせる。島谷は低空ドロップキックを連打し、ハーフダウンの吉村にガムシャラにショルダーアタック。吉村はボディースラム一発で盛り返して、替わった渡瀬がエルボー、ニードロップで続く。ローンバトルを強いられた島谷だったが、渡瀬をブレーンバスターで投げてようやく樋口とタッチ。樋口が渡瀬に逆水平。コーナーの吉村にはラリアットを繰り出す。串刺しラリアットからサイドバスターはカウント2。渡瀬はぶちかましをドロップキックで迎撃。さらにロープに振ってもう一発決めて吉村とタッチ。吉村は樋口をショルダーアタックで倒してランサルセ。串刺しラリアット連打から樋口と逆水平のラリー。樋口もオクラホマスタンピードで叩きつけて島谷とタッチ。島谷はドロップキック連打。樋口と串刺し攻撃。樋口にボディースラムで吉村に投げられた島谷はその場跳びシューティングスターも浴びせる。スイングDDTはカウント2。もう一発狙うも吉村が途中で止める。島谷がDDTで切り返すもカウント2。吉村は向かってきた島谷にパワースラム。足抱え式の変形ファイナルカットは樋口がカット。渡瀬が樋口をバックドロップで排除。吉村が「終わり!」と投げ捨てパワーボムでフォール勝ち。試合後、吉村は樋口と視殺戦を展開した。
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【試合後のコメント】
吉村 あの小さいヤツはどうでもいい。おい、樋口! 俺がぶっ潰してやるから覚えとけよ!(一人で退場)
渡瀬 ……なるほど。樋口さんと久しぶりに当たって刺激があるので面白いですね。もっとどんどんやっていきたいし、吉村は今回は味方だったけど、生意気すぎますね。当たった時は先輩らしいところを見せて。DNAのみんなは仲いいかもしれないけど、当たったときはバチバチいくんで。

第5試合はMAOvsマイク・ベイリーのシングルマッチ。素早い攻防からベイリーがミドルキックで先制。カカト落としや前蹴りにMAOは苦悶の表情。カウント2で返してもベイリーのローキックが飛んでくる。串刺しジャンピングミドルやミドルキック連打でペースを握るベイリー。MAOはベイリーの蹴り脚をキャッチしての一本背負いから側転エルボー、さらにスワンダイブ式ボディープレスで反撃に出る。ベイリーはムーンサルト式ブロックバスターからハイキック。その場跳びのトルニージョはカウント2。ベイリーの竜巻旋風脚をかわしたMAOがジョン・ウー。場外に出たベイリーに宇宙人プランチャを投下する。リングに戻ったベイリーにMAOがエプロンから攻撃を仕掛ける。ベイリーが前蹴りで場外に落とすとリング内セカンドコーナーから三角跳びケブラーダ。コーナーに登ったベイリーをMAOが一本背負いで落として裏十字。ベイリーはニアロープ。MAOは巴投げからスクリューハイキック。キャノンボール450°をかわしたベイリーがハイキックから竜巻旋風脚。シューティングスター・ダブルニーで勝負あり。
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【試合後のコメント】
ベイリー ダメージも多いし、今日はあまり嬉しくない。柔道の技も多くもらったし、あまり試合の記憶もない。それ以外は満足。DNAの中でMAOは一番のハイフライヤーだし、柔道の黒帯も持ってるのでリスペクトしてます。闘えて満足してます。

MAO ベイリーさんはDNAグランプリで一番気になっていた選手です。跳び技、意外性、どれをとってもすごいですね。カナダはそんな柔道が浸透してないと思って、グランプリぶりのコテコテの柔道ファイトをしたんですけど、速すぎて足もつかめない、手もつかめない。スピードボール、その名の通り、ついていけなかったです。裏をかくこともできなかったです。世界ってすげえなって思いました。次、当たるのもいいけど組むのもいい。僕もああいうのを使うので相性はいいと思います。

セミファイナルは勝俣瞬馬&上野勇希vs鈴木鼓太郎&円華のタッグマッチ。上野がローンバトルを強いられる。円華の串刺し攻撃を止めてカウンターのドロップキックを放つとようやく勝俣とタッチ。勝俣がミサイルキック。コーナーの鼓太郎にもドロップキックを放つ。セカンドロープを踏み切ってのドロップキックはカウント2。コルバタ式DDTもカウント2で返されるとXファクターはかわされてストマックブロックを食らってしまう。替わった鼓太郎がビットから串刺しニーと攻め立てる。ファンネルは勝俣がかわして上野とタッチ。上野がドロップキック。ブレーンバスターはカウント2。ミサイルキックもカウント2で返されてしまう。ダイビング・ボディープレスを剣山でかわした鼓太郎はバックブリーカーから逆エビ固め。これは上野がなんとかエスケープする。鼓太郎がファンネルからさらに逆エビを仕掛ける。これは勝俣がエルボー連打でカット。円華が勝俣を排除すると、鼓太郎はケブラドーラ・コンヒーロ。カウント2で返す上野に鼓太郎はブルーディスティニーを決めて勝負あり。
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試合後、鼓太郎がマイク。「今日がDNA初参戦です。若手も多い素晴らしい団体だと思います。自分のプロレスが必要であればいつでも上がります。またよろしくお願いします」勝俣「鼓太郎さん。いつでもこのリングに上がるって言いましたよね。次のDNAは新体制で2月23日、始まるんですよ。その一発目で僕とシングルしてください」勝俣の握手に鼓太郎が応じて引き揚げた。
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【試合後のコメント】
勝俣 結果負けてしまいましたが、このタイミングでジュニアの鈴木鼓太郎選手と闘えたことが僕にとって2月から新しくなるDNAでトップ、エースを狙っていく上で、結果を残さなきゃいけないし、今日岩崎が中津に勝って「俺が引っ張っていく」って言ってましたけど、僕もまだDNAのトップに立つことを諦めてないので、鈴木鼓太郎選手とシングルをして勝って、DNAのトップに立ちたいと思います。まだ決まってませんが、実現させてDNAを僕が引っ張っていきたいと思います。
――鼓太郎選手と対戦したのは?
勝俣 初めてです。対戦してみてオーラが違いますね。今日までいろんな試合を見てきたんですけど、いろんな団体でいろんな激闘を繰り広げたジュニアの選手としてリスペクトしているし、自分もああならなきゃいけない。DNAでジュニアのたくさんの人とやってきましたけど、その闘ってきたジュニアの選手のいいところを僕が全部吸収してジュニアでDNAでプロレス界でトップの選手になれたらなと思いました。

鼓太郎 フレッシュな力を感じて嬉しいし、やる気も感じたので。だからこそ高い壁であり続けないといけないなと。
――試合後、勝俣選手から2月のDNA新体制での一騎打ちを申し込まれましたが。
鼓太郎 申し訳ないけど俺は強いよ。いつまでも壁であり続けようかなと思います。
――実際に肌を合わせて。
鼓太郎 まったく問題ないし、ああいうタイプは散々やってきたので好物です。
――DNAの印象は?
鼓太郎 若い力はすごいなと。若い力だけで盛り上げているなと。

メインイベントは岩崎孝樹vs中津良太のシングルマッチ。激しいエルボーの打ち合いから岩崎がミドルキック連打。場外で一呼吸置く中津は、うまく岩崎を誘導して鉄柱に足をぶつけていく。場外で蹴りまくった中津がリングイン。カウント19で生還した岩崎をなおも蹴っていく。岩崎がボディースラムで投げても、中津が脚を取ってギブアップを迫る。岩崎のミドルキックも余裕で受け止める中津。蹴り脚をキャッチするが、岩崎は空いている脚で延髄斬り。岩崎はローからミドルで蹴り込んで中津をカバーしたがカウント2。バックドロップは中津が切り返してアキレス腱固めからアンクルホールド。岩崎はロープに逃げる。中津は岩崎の右脚に容赦なくローキック。コーナー逆さ吊りにすると右脚に串刺しミドルを放つ。10分経過、中津はジャーマン。岩崎が抜け出してバックドロップを放つもカウント2。中津は岩崎の右脚にローキックを放つと低空ミサイルキック。足4の字は岩崎が蹴って回避しエルボー。中津もエルボーでやり返してラリー。中津がミドルキック。岩崎もミドルキックでやり返して打ち合いが続く。岩崎がニーで中津の動きを止めてブレーンバスター。さらに投げ捨てドラゴンを放つも、中津は返す刀でハイキック。ダブルダウンから中津が先に起き上がるとVスライダーを狙う。岩崎が堪えてミドルキック。さらに狙ったところを中津がかわしてアンクルホールド。今度は岩崎が足を取り返してアンクルを決める。中津が丸め込みで切り返してアンクルホールド。ロープに逃げた岩崎に投げ捨てジャーマンからランニングミドルはカウント2。15分経過、Vスライダーを岩崎が三角絞めで切り返す。エビ固めで切り返す中津に岩崎はカウント2で返してミドルキック。中津も打ち返してラリー。岩崎は鋭い一撃。背中へのニーから垂直落下式ブレーンバスター。これはカウント2。岩崎はバズソーキックからキャプチュードへ。ガッチリ押さえ込んで、ようやく3カウントを奪った。
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試合後、岩崎がマイクを取る。「やっと! やっと勝てました! 右足の一本、二本折れようがくれてやろうが、この試合は絶対に負けるわけにはいかなかった! そして中津良太、あんたは最高に熱く殴り合える最高のレスラーだと思います。今日はありがとうございました」中津「痛い…。思えば練習生の頃、同じ時期に入って同日にデビューした正真正銘の同期でしたね。半年ぐらい相部屋で過ごしたこともありました。でも今日まではずっと見下していた。ベルト獲ったかもしれないけど樋口のおかげだし、何『DNAを背負う』とか言ってんだよとか思ったけど…熱いね。今日負けたのはたぶん今日だけ、この瞬間だけ俺のBASARAを背負う気持ちより、岩崎のDNAを背負う気持ちが上やったと思う。ありがとうと言ってくれたよね。こんだけケンカ吹っ掛けて負けて負けて悔しいけど、ありがとう。あんだけやりあって俺に勝ったんだから正真正銘のリーダー、エースになった時にもう一回首を取りに来る。俺もBASARAのトップに立って、今度はトップ同士、気持ちよくやりましょう。ありがとうございました!」岩崎はDNAのメンバーをリングに上げる。「2月23日、新宿FACE大会、そこからDNAは新しくなります。その新しいDNAの中心に俺が立って、誰にも負けないDNAのエースになって、俺が新しいDNAを盛り上げていくので、みなさん応援よりしくお願いします!」
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【試合後のコメント】
中津 悔しいですね。グランプリの時に自分が思っていたDNAに対して思っていたことは、今日でひっくり返りましたね。負けましたけど、あんだけ言って負けてメッチャださいですけど、楽しくて清々しい負けでした。でもね、まだですよ。これで終わらない。新体制になるって聞いてボコボコにして、ダラダラっと(新体制が)幕開けすればいいのにって思ってましたけど、今は素直に頑張れって思えます。ただ! 終わってないですからね。今日は負けましたよ。負けましたけど、たぶん岩崎と一番シングルしてんの僕なんですよ。(今日以外)全部勝ってんですよね! 昨日のウチの代表と言ったこととまったく同じことを言いますよ。一回勝ったぐらいで満足なのか? 俺を潰してみろ! ちなみに代表は潰してみろってところを「俺を越えてみろ」って言ったみたいです。それは置いといて、俺も岩崎もまだ終わらないです。まだお互いに終わってないです。相部屋からスタートした同期2人、アイツがDNAのエースになる前に、俺がBASARAのトップになって、トップになった岩崎を迎え撃って、しかるべき場所でしかるべきものがあれば懸けて、やりたいと思います。個人的に明日チャンピオンになって、今日の反省を生かしたいと思います。

岩崎 中津良太は本当に強くて何回も足が折れそうになったけど、今日だけは男として絶対に引けない。足の一本や二本折れようが、絶対に俺が負けるわけにはいかなかったので勝ててよかったです。
――エースとしてDNAを引っ張っていく。
岩崎 今日来ていた佐々木さんはどう思っているかわからないけど、自分が新しいDNAのエースとして、今年はいくと決めているので。強引にでも試合内容でまわりを納得させて。去年はやられっぱなしの一年だったので、DDTでも上の連中を一人ずつなぎ倒して全員を納得させてエースになりたいと思います。
――ベルトは考えている?
岩崎 DNAが大きくなっていくためにはDDTでベルトを獲って、世に広めていくのが手っ取り早い。去年獲った6人タッグもメンバーを替えて、獲りにいってもいい。新しいDNAのエースとしてやっていくには経験も足りない。自分よりももっともっと強い大物と闘いたい。ビッグネームと闘いたい。――これまでのDNAを振り返って。
岩崎 第一回から欠場しないで出ているのは自分だけだと思うんですよ。最初はやられてばっかで控室に帰っても先輩に怒られてばっかだったんですけど、悔しい気持ちしかなくて。中津良太にも負けてばっかだったので、こん畜生という気持ちでコツコツやってきました。

樋口 今日の結果を見て岩崎孝樹に託してよかった。これで来月から新体制になりますけど、みんなライバル。岩崎さんもエースになるって言ってるし、勝俣さんも鼓太郎さんと闘うと自分の動きを見せているじゃないですか。でも自分がDNAを引っ張っていく気持ちは変わらないので本当のライバルだし、ここからが始まりじゃないかなと思います。
――岩崎選手はDNAを広げるためにKO-D6人タッグ王座をメンバーを替えて挑戦してもいいのではと話していました。
樋口 DNAを広めるためというのはその通りだし、ベルトを獲りにいっても面白いと思います。DNAを広げるための手段なら賛成ですね。でもDNAではライバルとして闘いますけど、広げるためにベルトを狙っていくのはありです。

【佐々木敦規さんの感想】
佐々木 初めて見たんですけど、メチャクチャ楽しかったですね。ようするに僕が子供頃に見てきた“前座試合”みたいなのが続くのかなと正直見ていたんですけど、そんなことなくてみんな一生懸命やっている姿はもちろん、プロレスがすごい上手なので楽しみです。
――2月の新体制のアイデアになった?
佐々木 ガムシャラな感じというか、若い人ならではのみなぎるものが伝わったので、必死な姿に心を打たれたので。当たって砕けろの人たちだと思ったので、高い壁を目指してブチ当たっていく姿がDNAの当分の勝負どころかなと思っていますので、必死さが伝わるプロレスが見れればいいなと感じているので、そういうところを出していければ。
――気になった選手は?
佐々木 みんなよかった。メインの岩崎選手はすごくいい選手だなと感じたのと、レッカとワンチューロのコンビは魅せる部分はすごくいいし、吉村選手もデビュー3戦目であんな試合ができるのは素晴らしいと思うし、島谷選手はただ小さいじゃなくてすごく小さいじゃないですか。こういうのもありなんだなと、面白い選手だと思いました。樋口選手ももちろんいいし、上野選手もよかった。上野選手はヤングライオンの頃の高田伸彦みたいで、高田伸彦的な育ち方をすればいいのかなと思いました。

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