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【FIGHTING GIG DNA EP.33~Kill the King~のまとめ】聖地初進出! 樋口がベイリーにリベンジ! 試合後、高木大社長が樋口の卒業→DDT所属を発表! エス・ピー広告運営&佐々木敦規さんプロデュース体制最後の7・4後楽園で卒業試合!/上野が高校同級生でKO-D無差別級王者の竹下を相手に大健闘!「いつか勝ちたいし、絶対超えたい」(上野)「勇希とこのベルトをかけて試合をする日っていうのは絶対来る」(竹下)/鈴木、次回は4番勝負を一気にまとめて1試合で4人と対戦!/いつどこを島谷から奪取した吉村は「今のチャンピオンには借りが山ほどある」

10日、東京・後楽園ホールにて「FIGHTING GIG DNA EP.33~Kill the King~」がおこなわれた。ステージでの選手入場式からオープニングVへ。

第1試合はLEONAvs渡瀬瑞基のシングルマッチ。グラウンドの攻防から激しいエルボーの打ち合い。渡瀬はドロップキックをスカして低空ドロップキック。串刺しのランニングエルボーからDDTはカウント2。続くミサイルキックからバックドロップを仕掛けるも、これは堪えられる。ならばとスリーパー。さらにドラゴンスリーパーで絞っていく。これを抜け出したLEONAは丸め込み。カウント2で返されると逆さ押さえ込み。これもカウント2止まり。LEONAはドラゴンスクリュー。さらに低空ドロップキックから足4の字固めへ。渡瀬はなんとかロープに手を伸ばす。再びエルボーの打ち合い。LEONAが腕をからめとってダブルアーム・スープレックス。しかしカウント2止まり。渡瀬はドロップキックを放つと逆エビ固め。これはニアロープ。三度エルボーの打ち合い。渡瀬がジャンピングハイからフォアアームエルボー。LEONAもランニング・フォアアームで打ち返すと、これがクリーンヒットして渡瀬の体勢が崩れる。LEONAが押さえ込んで3カウント。試合後、LEONAが握手を求めると、渡瀬が握り返した。

【試合後のコメント】
渡瀬 負けましたか? 最後、分かんなくなっちゃって。あーーーっ、悔しい! 負けた?
――最後はエルボーから3カウントでした。
渡瀬 気付いたら試合終わってたんだよ。負けた? 完敗ですか?
――完璧に3つ入ってました。
渡瀬 ……いつもの感情が沸かないな。これだけ完敗だったら気持ちいいよ。負けたか。強いっすね、LEONA。今日は気持ちで負けました。自分の完敗です。気持ちが膳全足らなかった。LEONAさんのほうが気持ちが強かった今日は。今日は!
――機会があればまた……。
渡瀬 いつでも! 今日は負け! 次は負けない! 今日は完全に負け!

LEONA DNAにとって初めての後楽園で、オープニングマッチで、しかも僕は他団体で。でもこの2月から気持ちをぶつけ合えた渡瀬選手と1対1が出来て、すごいよかったです。
――これまで対戦した際は激しくやり合いましたが、今日は技と技のぶつかり合いというか、ラフファイトよりは気持ちの試合になったように見えましたが。
LEONA もちろんエルボーとか、そういうところで気持ちを見せるのも大事ですけど、やはり自分は今日はレスリングシューズを履いてきました。気持ちで勝つには技でも相手に上を取らせないというのは、プロレスの基本だと思うので。そういったところに今日は基本的な注意をしました。
――渡瀬選手は「今日は負けたが、次やったら負けない」というような発言をしていましたが。
LEONA そうですね。同じく! 2月からああやって同じ相手とやり続けて、最後のほうは自分もちょっと嬉しかったというか。何か初めて同じ世代の一人と(笑顔で)気持ちを持ち続けたまま試合したなって。だから何かすげームカつきましたけど、何か最後気持ちいい、自分の中で少し晴れ晴れとした気持ちでした。
――最後に握手もありましたが、今後も継続していきたい?
LEONA せっかくこんな僕を潰したい、倒したいと思った選手と、気持ちが通じ合えたっていう。プロレスのひとつの深いところでの経験をした気がします。だからこういったものは自分の中で大切にしていきたいなと思います。

第2試合は岡林裕二&下村大樹&島谷常寛vsロイズ・アイザックス&レッカ&吉村直巳の6人タッグマッチ。レッカは新コスチューム。グランミリメーターズがアイザックスにダブルのドロップキック。下村もアームホイップ、低空ドロップキックで続く。アイザックスはスワンダイブをキャッチしてブレーンバスターで投げていく。替わった吉村がパワーで攻め込む。ローンバトルを強いられた下村はレッカにステップ式ミサイルキックを放ってピンチを抜け出すと、岡林が出てきて一気呵成に攻める。レッカも串刺し攻撃をかわして丸め込みから低空ドロップキック。吉村が出てきてド迫力のショルダーアタック、ラリアットの打ち合い。吉村がなぎ倒すもカウント2。岡林はパワーボム狙いをリバースショルダー。島谷が出てくるとエルボー連打。これに下村も加わってダブルのドロップキックからその場跳びシューティングスターの競演。島谷は吉村にスイングDDTを狙うも、吉村がキャッチ。これを島谷が丸め込みで切り返したがカウント2でカットされると、吉村が問答無用のパワースラム。最後は投げ捨てパワーボムで3カウント。この結果、島谷のいつでもどこでも挑戦権は吉村に移動した。

【試合後のコメント】
――DNA初めての後楽園ホール大会でした。
レッカ 後楽園でも何回か試合したことあるけど、やっぱり自分の団体初の後楽園大会、本当に全然違うと思います。そして今日、初めて岡林サンのチョップ受けて、正直言えばすごく痛い…は痛いけど、まだまだ受けたい。まだまだ試合したい。いつかシングルでやりたいと思います。
吉村 初めてやけど、相手が島谷と下村。一人ずつやったら相手にならへんけど、二人やったら……いや、二人でも別に相手じゃないか。全然余裕やった。岡林とはな、ぶつかり合って、今日は俺が制して。何回でもやりたいと思う。いま病気で寝込んでいる曙も、今日技出したん、どっかで耳にするやろ。なあ? 悔しかったら戻ってこいってDNAのリングに。将軍岡本ともまだまだ決着ついてないから。もう全然誰とでもやったるから!
アイザックス 今日組んだこの3人は素晴らしいチームになった。ヨシムラはすごく強くて安心出来たよ。

――吉村選手、いつでもどこでも挑戦権を獲得しましたが、どうやって使おうか考えていますか?
吉村 あー、いまのチャンピオンな。ちょっとアイツには借りがあるから。借りが山ほどあるから。いまはそれだけにしておくは。俺はアイツに借りがある。
――竹下選手に借りがある?
吉村 はい、そういうことで。
レッカ 今日使う?
吉村 ん? それは言わない!

下村 お客さんの熱気がすごく熱かったんで、試合が始める前楽しかったんですけど。岡林さんという素晴らしいレスラーと僕ら組ませていただいたんですけど、負けてしまって申し訳ないです。
岡林 いやいやいや。僕もこの熱が伝わって。二人の熱が伝わって僕もすごく燃えたし、対戦相手の三人もすごいし、吉村選手も前回組みましたけど、闘ったらものすごい熱い選手やし。もう本当にこの間も言いましたけど、次につながる大会に僕はしていきたい…って毎回言ってますけど、どんどん登っていってるんじゃないですかね。
島谷 今回の大会、僕らグランミリメーターズ以外の選手、味方(岡林)もそうですけど、みんな身体がデカくて。その中で僕らは小さいなりに自分たちを出せたかなってっていうのはあるんですけど、やっぱり今日パワーボムで取られてしまいまして……。単純に身体のデカさで負けているという実感をしまして。やっぱり我々、スピードだけじゃDNAで通用しないなと思いまして、今後につながる目標を見つけたかなという気持ちです。
下村 グランミリメーターズでもっともっと大きくなっていきたいと思います。
島谷 身体もデカくしないと。

――島谷選手はいつでもどこでも挑戦権を失ってしまいましたが。
島谷 まあ、しょうがないですね。それに関してはもうリング上で行ったことが事実なので。もう1回どこかしら、本隊でもチャンスを狙ってうまいこと出来たらなという気持ちです。いまはもう(身体を)デカくすることしか考えてないですね。

第3試合は目醒めろ、鈴木大~試練の七番勝負第3戦。対戦相手は潮崎豪。鈴木はアンパンマンマーチのリミックスという新入場テーマ曲、さらに田吾作スタイルの新コスチュームでリングイン。逆水平はブロックしてエルボーを打ち込む鈴木。逆に逆水平を打ち込まれて動きが止まるも、向かってきた潮崎を場外に落とす。しかし待っていたのは場外マットへのボディースラム。鈴木は両者リングアウトを狙うが、潮崎に巻き込まれるようにリングに生還。マシンガン逆水平を食らい、胸板は真っ赤の鈴木。ブレーンバスターを堪えた鈴木はなんとか投げ返して残り3分。しかしラリアットでは倒せずショートレンジ・ラリアットから垂直落下式ブレーンバスター。これはカウント2で返したがローリング・ケサ斬りチョップからの豪腕ラリアットで終了。

試合後、鈴木が何やらしゃべろうとしているとMEGA-Gがステージに登場してラップで次回大会で一気に4人闘うことがアナウンスされる。するとここで水差しアドバイザーの東京03の豊本明長さんが現れる。豊本「鈴木大さん、試合お疲れ様でした。約束通りコスチュームと入場曲、変えていただいて僕的には素晴らしいと思います。よく頑張ってるなと思いましたし。アンパンマンの歌で皮肉にも『たとえ胸の傷が痛んでも』と。うまいこと掛かっていて逆に持っているなと思うんですよ。素晴らしいことだと思います。ただ試合には勝てなかった。そして次の大会で4対1、一気にまとめてやってもらいます。途中で鈴木大さん、夜逃げする懸念もありましたから。ただタッグマッチのルールです。なので7分間に4人全員によるフォール、もしくはギブアップで負けなければ鈴木選手の勝ちなんです」鈴木「7分間に4敗しなければいいんですか?」豊本「7分間で4タテはないと思うので」鈴木「やさしくなりましたね」豊本「そうです。引退してほしくないんです。ということで次回大会で4対1、頑張ってください」鈴木「は、はい…」豊本「あと、僕らがはけたあとずっと嘘泣きしながら『負けません』と2、3分やるんですけど、長いんではけましょう」鈴木「えっ?」

【試合後のコメント】
潮崎 まあ見ての通りだと思うので。まあでもね会見の時は逃げる、逃げたところで勝つみたいな感じだったんですけどね、最後は向かって行く気持ちが見えたので。俺としてはまあよかったなと。まあもっともっと起き込まないと(苦笑)。
――鈴木選手はこのまま全敗したら引退ってことなんですけど、潮崎選手からアドバイスやエールがあれば。
潮崎 自分の思うままに行ったほうがいいと一番思いますし。終盤で俺は何もしませんけど、俺の攻撃を受けないように避けて避けて……。俺は何も攻撃出してないですけどね。そういう気持ちが大事だと思うのでね。いかに勝つかっていう気持ちが見えたので、今日俺は満足です。

鈴木 本当に豊本さんにも言われましたけど、勝つ気がないとか、地獄を見せてやるとか言われましたけど、勝つ気がないかどうかは置いておいて。負ける気なんか最初からなくて、僕はいつだって負ける気なんかなくて……絶対にリングの上に立っているのは自分だって思いながら立っています。でもこんなに…こんなに強いとは……。毎回、毎回、この言葉を言わざるを得ない状態ですが、こんなに……「プロレスって痛くないように出来るんでしょ?」とか、「チョップとか痛くないですよね」とか言ってくる人がたくさんいますけど、見ていただいたら分かるように、プロレスラーは強くて、チョップは痛くて、僕は今日負けてしまいました。自分でも頭の中、整理出来ないですけど、7番勝負勝てば…引き分けでも変わりはないですよね? 次、いつだったか……いつが7分間で4人ですよね? 4人から全敗しなければ引退撤回ですよね。引退撤回でいいんすよね? 絶対に、絶対に私は全員と引き分けて、全員の技を意地でも耐えきって、引き分けて! 引退を撤回します! 私が全員と引き分ける姿で皆さんで見ていてください。応援よろしくお願いしますとは言いません、ぜひとも観に来て、私のダメな様を見ていってください。よろしくお願いします!
――4人全員と引き分けるっていうのは、勝つ気はないんですか?
鈴木 負ける気がないんですよ! 俺は4人から引き分け、引退を撤回します!
――勝たないんですか?
鈴木 引き分けます! 負けません!

第4試合はTAKAみちのくvsMAOのシングルマッチ。MAOはドロップキックでTAKAを場外に出すも、飛ぶと見せかけてバック転。TAKAがMAOを場外に出すとコーナーにゆっくり登ったが、その背後をMAOに攻撃されてしまう。エルボー連打にTAKAはサミング。TAKAのヘッドロック地獄にMAOの体力は消耗されてしまう。TAKAは続いてヘッドシザースから首4の字。なんとか逃れたMAOはジョンウーで反撃に出てハリウッドスタープレス。これはカウント2。側転エルボーで場外に出すとトップロープを踏み切っての宇宙人トぺ・コンヒーロ。TAKAをリングに戻してロックボトム。続くキャノンボール450°をかわしたTAKAがスーパーK。これはカウント2。MAOのエルボーを受け止めたTAKAがジャスト・フェースロック。ロープに逃げたMAOはエルボーを連発。これを受け止めたTAKAがジャスト・フェースロック。逃げるMAOをリング中央に引きずり込んでギブアップを奪った。

【試合後のコメント】
TAKA おい、ひとこと言ってやろうか? アイツは宇宙人かオイ! あー、びっくりしたよ。場外でゆっくり休んでいたらよ、どっからともなく飛んできてよ、宇宙人かよ。何か宇宙人対決とか言われていたけどよ、俺はもう残念ながら地球人なんだよ。とっくの昔に地球に戻ってきたんだよ。オイ宇宙人! お前すごいな。せっかくそれだけの身体能力と身体があるんだからよ、もっともっと上を目指せよ。真の宇宙人目指せよ。まだまだ全てが軽いよ。お前、その身体ならヘビー級でもいけるはずだろ。なあ宇宙人、お前が真の宇宙人になったとき、もう1回やろうぜ。俺も頑張って地球人以下にならないように…地底人以下になりそうだけどよ、地球人で頑張るからよ。またやろうぜ。あとよ、DNA! いいね! DDT NEW ATTITUDE……若いいい選手、いっぱいいるね。見てたけど。俺、こういうの大好きだから、ドンドン俺が勝てるうちに、若いうちにやらせてくれ。全員とやってもいいよ。おもしれぇ。俺はよ、見ての通り小さい身体だけどよ25年やってこれた。で、世界のいろんなものを見てこれた。あと俺に何が出来るかって言ったら、これを若い連中にプロレスを教え込むこと! プロレスはこういうものだっていうのを叩き込むことだと思ってるからよ。最高にいい素材が揃ってるよ。ドンドン俺に味見させてくれよ。そして必ずおいしい料理にしてみせるから。DNA初参戦、楽しかったです。ありがとうございました。……ああ、疲れた。

――宇宙人対決と言われたTAKA選手の試合、途中宇宙人プランチャならぬ宇宙人トペコンが飛び出しましたが、試合では敗れてしまいました。
MAO まず僕はみちのく(プロレス)の本拠地、ホームグラウンドである東北の出身で、やっぱり地域に根付いているみちのくプロレスっていうものがあって。そっちのほうのご年配の方にプロレスラーはっていうと、やっぱり猪木さん、馬場さん、サスケさんが出て来るような、それぐらい地域に根付いていて。僕の中にも自然とそういう、みちのくプロレスのイズムというか何かがあったのかもしれません。何かよく若い頃のTAKAみちのく選手みたいな言われ方をしたことがあって。デビュー当初ぐらいに。だから自然と意識があって、今回シングルで当たれるということで本当に楽しみで楽しみで。実際やってみても楽しくて。やっぱりプロレスってすごく楽しいなって。技術うんぬんじゃなくて、そこを確認出来て、また初心に戻るっていうか、すごくそういう刺激をいただけた試合でした。
――TAKA選手はMAO選手の才能を認めながらも、「まだひとつひとつが軽い。あの身体だったらヘビー級でもいける」と言ってました。
MAO はい。とても嬉しいアドバイスです。僕は身長も低くはないほうなので、もっと身体を大きくして、大きくしていつかTAKAみちのく選手と当たったときに、一撃が強くなった、そう思わせられるように日々精進していきたいと思います。

第5試合は竹下幸之介vs上野勇希の初シングルマッチ。竹下はリングインするなり上野と額を付けて睨み合う。グラウンドから竹下が腕十字。上野がエスケープして一呼吸。上野がエルボー連打。竹下は涼しい顔で受け止めて上野を場外に出す。上野はそこでもエルボー連打。竹下が強烈な一撃から客席に上野を投げ捨てる。ブレーンバスターは上野が堪えて逆に投げんとするが、竹下がリバース・ブレーンバスターでエプロンに叩きつける。リングに戻った上野を竹下がカバーするもカウント2。竹下がニーリフトと腹部攻め。エルボー連打で向かう上野に竹下が腹部へのエルボーで動きを止めて、さらにコーナーで踏みつけ。竹下が逆水平。串刺し攻撃を狙った竹下に上野がカウンターのエルボーからランニング・エルボーでようやく竹下を倒す。上野のミサイルキックはカウント2。さらに逆片エビから逆エビに持ち込むが竹下はパワーで跳ね返す。エルボー連打で向かう上野を竹下がラリアットでネジ伏せる。竹下は動かない上野を見てダウンカウントを要求。8カウントで立ち上がった上野は串刺し攻撃を迎撃してコーナーにぶつけてカバー。しかしカウント2。打点の高いドロップキックから押さえ込むがカウント2。竹下がビッグブーツからランニングニー。これはニアロープ。ブレーンバスターを狙う竹下を上野が投げ返すもカウント2。上野のフロッグスプラッシュを剣山で迎撃した竹下がストマックブロック。カウント2で返されると「来い!」と挑発。上野は叫びながらエルボーを打ち込む。竹下は一発で返して「来い!」。エルボー連打で向かう上野をエルボーで倒した竹下は頭を抱えて起こして「ウエノーッ!」とエルボー一撃。最後はビッグブーツからジャーマンで勝負を決めた。試合後、腕を取って健闘を称えようとする竹下を上野が突き放し、さらに握手も叩いて拒否し、悔しさをにじませて引き揚げた。

【試合後のコメント】
竹下 まあね、僕のプロレスを見て、そこからプロレスを目指すようになったっていう。それは自分としても本当に嬉しいことだし。自分の理想のレスラーっていうのは、やっぱりそういうものでありたいです。夢があったほうがいいじゃないですか、プロレスラーって。だからそうやって何らかの影響を与えられたっていうのは、普通に嬉しいことで。で、今日初対戦を(上野)勇希としてね、何か分からないけど自分の試合を見てやってくれたからには、自分から吸収してほしいなっていうのがあったし。キャリアに差はあれど似た部分があるのかなっていう、どうなのかなっていうのを今日は確かめたかったんです。でも何かグッと来るものはありました正直。だからいまこういったところで、まだ夢のような話かもしれないけど、でもまずやっぱり勇希とこのベルト(KO-D無差別級)をかけて試合をする日っていうのは絶対来ると思うし。いやぁそんな夢のような話ないでしょって思うかもしれないけど、高校の同級生がこうやって後楽園ホールで闘っている時点で、それは夢のような話で。それを実現させているんで。それもアイツならやってくれると思うんで。僕ももっともっと力つけてベルトを防衛し続けたいと思うし。今日思ったのは上野勇希はプロレスラーになったんだなと思いました。
――竹下選手はいまもチャンピオンとして成長し続けています。だからもし二人のタイトルマッチが実現するとしたら、上野選手は竹下選手よりも早く成長して、その位置まで登ってこないといけないわけですが、それが上野選手なら出来るという可能性は感じましたか?
竹下 すごいスピードで来ると思います正直。いまだから敢えて言うわけじゃないですけど、ケガだけ! やっぱり僕もチャンピオンである限りベストコンディションで試合したいと思うけど、やっぱりプロレスっていうのはすごいハードワークだし、身体がボロボロになっていくけど、でも勝ちたいとか強くなりたい、プロレスをいろんな人に知ってほしい、みんないろんな気持ちを持ってプロレスをしています。そういう気持ち、彼は誰よりも強いものを持っていると思うので。スピリッツとして。だから本当にケガだけは気をつけてほしいなって。で、成長して、僕も成長するのでまたやりたいし。ぜひ大阪でもね闘いたいと思いますね。
ーー第2試合で吉村選手がいつでもどこでも挑戦権を獲得しましたが。
竹下 彼もトンパチなところがあるので、もしかしたらパッと使ってくるかもしれないし。僕も第2試合見てて、これ今日使われるんじゃないかって頭をよぎりましたけど。でもアイツも力はあるので、別に僕と試合したかったら別に使ってくれていいし。今日の僕の上野の試合を見て、そう思うならですけどね。
――バックステージでは「俺はアイツに借りがある」と言ってましたが。
竹下 ああ、わんぱく相撲。はい。はい。わんぱく相撲で俺は負けたことがないので、プロレスで負かされるものなら負かせてみろって言ったところです。

上野 プロレスラー竹下幸之介って選手は……僕はたぶん誰よりも…いろんな意味で僕は竹ちゃんが一番すごいレスラーだとずっと思っていたんですけど。何かもっと自分がやっぱりそう思っていたことより凄くて。凄すぎてもう何か……全然覚えてないんですけど、竹ちゃんが目の前にいるって思うと、もっと頑張らないとってずっと試合中も思っていて。もう全部の、タケが力強いのとかもトレーニングもずっと一緒にして、そんなの分かっていたんですけど、そんなことよりももっともっともっと力も重みもあって。本当にすごくて最高のレスラーだなってやっぱり思ったんですけど、最後「あ、負けたんや」って思って。握手は何か出来なくて。自分もやっぱりまだまだ…ひとつも超えられるとか、そんなんなかったですけど、いつか勝ちたいし、絶対超えたいなって思って。もっとプロレスラーとして、もっと頑張っていきたいって思いました。
――竹下選手は試合後に「上野選手はすごいスピードで伸びてくると思うので、このベルトをかけていずれは闘いたい」と言ってました。
上野 まだまだチャンピオン竹下幸之介に挑戦する資格は、いまはないです。でもタケの横でいっぱいタケを見て、いろんなプロレスを見て、竹ちゃん以上、竹ちゃんより頑張って、どんないいレスラーよりもいち早く…そう言ってもらえるなら僕はいち早く挑戦したいんです! もっともっと頑張ります。

第6試合は桜庭和志vs岩崎孝樹のシングルマッチ。岩崎は桜庭をロープに押し込んでクリーンブレイクかと思いきやフロントハイキック。さらにローキックを打ち込む。場外に逃げた桜庭は、追っかけてきた岩崎を見てリングイン。さらにプランチャまで投下してみせる。岩崎は場外カウント18で生還。桜庭は腕十字の体勢。これはニアロープ。桜庭は岩崎をリング中央に引きずり込んでフェースロック。ロープに逃げようとするとアキレス腱固めで捕獲する。ロープに逃げた岩崎に桜庭はフロント・スリーパー。さらに三角絞めへ。岩崎は顔面踏みつけで解除してサッカーボールキック。しゃちほこ固めは桜庭が回避して腕十字狙い。クラッチを切ったがニアロープ。岩崎は桜庭の蹴り脚をキャッチして張り手から垂直落下式ブレーンバスター。ランニングニーはカウント2。桜庭がすぐさまスリーパーで組み付くも、岩崎はコーナーに潰して解除せんとするも、桜庭はゆりかもめパーフェクトへ。粘る岩崎を押さえ込んで3カウント。試合後、桜庭が岩崎の健闘を称え、岩崎は深く頭を下げて引き揚げた。

【試合後のコメント】
岩崎 正直、もう桜庭さんには感謝しかないよね。(声を震わせながら)こんな舞台で一騎打ちしてくれて。感謝しかない。ああ、クソ! プロレスラーは強かったって……まだ弱かったな。……何も出ないね。
――最後はゆりかもめからフォールという形でしたが、岩崎選手からすると意外だったんじゃないかなと思ったのですが。
岩崎 もう1回やりたいよ、もう1回! もう1回……どこからもう1回やりたいです。
――その時は逆に一本奪ってやると。
岩崎 ああ、チクショー……悔しいっすね。ああ、チクショー!
※桜庭はノーコメント。

セミファイナルは鈴木鼓太郎vs勝俣瞬馬のシングルマッチ。両者握手をかわして試合スタート。ドロップキックが交錯して勝俣が再度ドロップキック。場外に落ちた鼓太郎にプランチャを投下するが、かわされて自爆してしまう。リングに戻ると強烈なエルボー、さらにストマックブロック、ニーで追い込む鼓太郎。セントーンはカウント2。勝俣のチョップ、エルボーの連打を腹部へのエルボー一発で返してダウンさせる鼓太郎。ビットからバックを取るも、続くファンネルは勝俣が察知してドロップキックで迎撃。さらに場外に出た鼓太郎にトぺ・コンヒーロを投下する。セカンドロープを踏み切っての向き直り式ドロップキックからミサイルキック、串刺しエルボー、串刺し低空ドロップキックで攻勢に出るもカウント2で返される。勝俣はムーンサルトを投下するも鼓太郎が剣山。ここから鼓太郎が丸め込み連発。カウント2で返した勝俣が延髄斬りから丸め込み、さらにカサドーラからフットスタンプ。しかしカウント2。鼓太郎はここで勝俣をキャッチしてツームストーン。勝俣もすぐさまライトニング・スパイラルを放ってダブルダウン。両者が起き上がってエルボーの打ち合い。鼓太郎が腹部へのエルボー連打。ワンツーエルボーは勝俣が張り手で返してコルバタ式の低空DDTから変形のニースタンプで追い込むもカウント2。スワンダイブXファクターは察知されて迎撃されると腹部へのローリングエルボー。ブルーディスティニーはカウント2で返した勝俣だったが、マスドライバーで3カウント。試合後、勝俣は健闘を称えようとする鼓太郎を突き飛ばした。

【試合後のコメント】
勝俣 (ベンチに倒れ込んで)クソー! 悔しい。悔しいよぉ。ずっと、ずっとDNAの後楽園のリングに立ちたくてやってきて、自ら鼓太郎選手に再戦を挑んで、この結果です。悔しい。悔しいよぉ! もっとやりたかった。もっとやりたかった。でもやっぱり鼓太郎選手はすごい選手でした。僕、この2ヶ月、きっと何も変われていなかったのかもしれない。何も追い込めなかった。でもこれがいまの自分。心折れないぞ。まだ、まだDNAのトップに立つ。俺が絶対に立つ。その気持ちを忘れずに今後もやっていきたいと思います。
――前回対戦した際、鼓太郎選手に「お前には足らないものがある」と言われました。それが何かを分かる意味でも今回の対戦だったと思いますが、何が自分に足らないと思いますか?
勝俣 分からない。いま試合終わったばっかだから頭も回ってないし。正直、頭もガンガンするよ。鼓太郎さんのエルボーでね。でもきっとこれが終わって、よーくよく考えたら答えは見つかるかもしれない。ただひとつ言えるのは、鈴木鼓太郎選手リスペクト。強いです。

――勝俣選手は前回の対戦とは何か違う部分は感じましたか。
鼓太郎 前回と同じ攻防や試合展開を見せても意味はないので、今日は俺と勝俣選手の実力差をお客さんにも本人にも分かってもらえるような試合運びにしたつもりです。でも前回のシングルのときよりもここ(首筋から胸板辺り)は遙かに赤くなっていますので、彼の成長も認めざるを得ないところもある。でも俺はもう38(歳)で、今年39になるので、俺だって成長してる。俺の3倍、5倍練習して、試合こなして、もっともっと考えてこないと、この差は埋まらないでしょう。今日、その差がハッキリ出たんじゃないですか。Xファクターは決まらなければ勝てない試合のものと、別にタイガードライバーじゃなくても決められる試合運びと。俺はただタイガードライバーの横にある引き出しを開けただけですから。その引き出しをよく自分で考えて、いろんな方面に作っておかないといけないんです。それが彼が言う俺の対応力でしょ。それに合った引き出しを開けるだけなんだ。それで誰とだって試合出来るよ。誰にだって勝てる。樋口選手を倒すのが目的なら、そういう引き出しを考えていっぱい作っておかないとね。

メインイベントはマイク・ベイリーvs樋口和貞のシングルマッチ。樋口がショルダーアタックで倒せば、ベイリーもミドルキックで応戦する。ベイリーはハンドスプリングをキャッチされるもすぐさまヘッドロック。樋口はバックドロップでこれを解除する。樋口が逆水平。ベイリーはドロップキックで樋口を場外に出すとリング内のコーナー2段目からムーンサルト・アタック。さらに距離を取ってのサッカーボールキックを放つとリングに戻ってアピール。リングに戻った樋口にベイリーは低空ドロップキック。これはカウント2。ベイリーはローキックから押さえ込むもカウント2。ベイリーは逆水平。撃ち返そうとした樋口をかわしてキャメルクラッチへ。樋口が抱えるもベイリーが逃れてミドルキック。ファイアーマンキャリーからコーナーに座らされると足をキャッチするが、樋口もチョップで抵抗して重爆ミサイルキック。樋口が逆水平連打からラリアット。さらにオクラホマスタンピードで叩きつけるがカウント2。ベイリーは樋口のサイドスラムをコルバタでかわすと串刺しのミドルキック連打。バズソーキックからカバーするもカウント2。ベイリーがミドルキック、樋口が逆水平のラリー。樋口がダブルチョップからドロップキック。ベイリーもロープの反動からランニングミドル。しかしカウント2止まり。ベイリーは竜巻旋風脚からシューティングスター・ダブルニーを投下。樋口がかわしてエプロンからノド輪でキャッチ。ベイリーが抵抗してエプロンへ。ベイリーのその場跳びムーンサルトを樋口が寸前で回避。自爆したベイリーを樋口は奈落式ノド輪でエプロンへと叩きつける。樋口がリングに戻してドクターボム。しかしカウント2止まり。轟天はベイリーがかわしてソバットからカカト落とし。さらにアサイDDTを決めるがカウント2。ベイリーがハイキック。シューティングスター・ダブルニーを投下したが、樋口はカウント2で意地のクリア! ベイリーのスワンダイブは樋口がキャッチして叩きつける。エビ固めから樋口は変形の逆エビ固めに持ち込む。15分が経過。ベイリーはロープに逃げる。樋口はロープ際のベイリーをラリアットで場外に落とすと、豪快な重爆プランチャを投下。リングに戻して轟天を狙う樋口。ベイリーが丸め込むもカウント2。樋口が頭突きで黙らせるも轟天はベイリーが凌いでミドルキック連打からバズソーキック。しかしカウント2止まり。ベイリーがジャーマンSH。これもカウント2。ベイリーがバズソーキックからシューティングスター・ダブルニーを狙うも、樋口がラリアットで迎撃。樋口がラリアット。これはカウント2。樋口はぶちかましから轟天で叩きつけてようやく3カウントを奪った。

試合後、樋口は「イーブン、いつかまたリング上で決着戦やろう!」とベイリーに呼びかける。ベイリーは樋口の握手にためらいながらも握り返した。するとここで水差しアドバイザーの豊本さんが登場。「いろいろお伝えしたいことがございまして出てきたんですけど10時からサムライTVで速報バトルメンの生放送なので急ぎ足で伝えさせていただきます」

○次回は7・4後楽園ホールで北側全面開放。
○7月の大会でエス・ピー広告の運営と佐々木敦規さんのプロデュース体制は一区切り。「僕の不祥事」(豊本)は関係ないとのこと。
○DNA第3章は8・5新宿FACEのビアガーデンプロレスでスタート。

さらに「もう一個お知らせしたいことがあるんですけど、ある方に登場していただいてマイクをお渡ししたいと思います。ミュージックスタート!」と告げると『FIRE!』がヒットして高木三四郎大社長が登場するも、バトルメン生出演のある豊本さんをほったらかしにして方々でアピール。豊本さんは「時間がないんですよ、本当に! 今日ゲスト、ボブ・サップですよ! あとはお任せします!」と慌てて退場。高木「樋口、DNA立ちあげてから2年半、オマエはよく頑張ったな。ありがとう。樋口和貞、本日をもってオマエはDNA卒業だ! 明日からはDDT所属としてプロレス界を盛り上げてくれ!(場内拍手)樋口、返事は!」樋口「……社長、今の話、本当にありがたいと思っています。ただ一つ、お願いがあります。次のDNA後楽園全面使用、そこまで自分はDNA所属でいたいです! 本当にありがたい話です。でも俺がやるべきことはDNA所属としてDNAのみんなと精一杯闘って、次の7月の後楽園を満員にすること! それが俺の最後の仕事だと思います」高木「樋口、よく言った。あと2ヵ月間、DNA所属として頑張れ。そして7月4日DNA後楽園大会でオマエの卒業記念試合をおこなう。以上!」高木は退場。樋口はマイクを取るも神妙な顔。勝俣がマイクを奪うと「樋口がいないDNAが心配か? 俺ら残ったDNA全員でDNAを盛り上げていく。だからそんなちんけな顔するんじゃねえ。わかったか?」樋口「そうだな。次の後楽園、ビアガーデンもあるし、みんなで盛り上げていこうじゃねえか! そうだ、もう一人います。梅田公太、上がってこい!」ここで会場の隅で全試合見守っていた梅田もリングイン。樋口「DNA初の後楽園、皆さん集まっていただき本当にありがとうございます。DNAはさらに加速していきます。みなさんこれからもDNAの応援よろしくお願いします。今日はごっつぁんでした!」

【試合後のコメント】
樋口 やっぱり強かったっす! 想像を超えてきたベイリー。想像を超えてきた部分はたくさんありました。ただ、DNA-GPで負けたときに比べて自分も成長してるなっていうのは、本当に実感してたんです。で、そのベイリーの自分の想像が超えていた部分っていうのを、さらにもうひと段階超えられたのかなって思っています。ただ、これで1勝1敗。またどこか何かしらの……分からないですけど、これで1勝1敗のイーブンなので、決着戦がどこかであると思います。その時までまたベイリーも強くなっているし、自分も強くなっているし、また試合したいです。でもベイリーには感謝しています。成長させてもらってありがとうございます。そして次、DNA後楽園大会決まりましたね。あのタイミングで知ってしまって、あと(高木)社長が出てきて、DNA卒業してDDT所属になってくれって。本当にありがたい話だったんです。いつか、いつかそういう日が来るって、自分の中で予期してたものがあったんです。ただあそこでDNA後楽園がある。しかも全面使用だと。もう驚いちゃって、自分の頭の許容量をはみ出してしまって(苦笑)。超えちゃって……ただ、許容量は超えたんですけど、DNA所属の最後の務めとして、DNA後楽園があるとしたらそこまで自分はいて。DNAを全面使用で満員にするのが、自分の最後の仕事かなと思って。そこだけは社長に伝えて、それもOKしてくれたんで、次の後楽園で卒業マッチですか。それもあるので、まだDNA所属としてこの2ヶ月間精一杯やっていきたいと思います。
――勝俣選手から「俺たちでDNAを盛り上げていく」と心強い発言もありましたし、元々DNAはDDTの2軍ではなく、新しいブランドとして立ち上がったものなので、DDT所属になったからといって大きく環境が変わるわけではないと思いますが、やはりDNAを去ることに対する思いはある?
樋口 もちろんそれは、やっぱり心配な部分もありますしね。俺が抜けて本当にDNA大丈夫なのかっていう気持ちもあるんですけど、元々はDDTに入りたくてこの世界に入ってきたわけですから。社長の言葉っていうのは本当に嬉しかったです。「ああ、俺DDT所属になるんだ」って。ただ、2年半DNAでやってきて、やっぱりここが俺の家なんですよ。家を去るっていうのはやっぱり今日急にじゃなくて、しっかり準備をしてそこから家を出たいなって思ってしまった。本当に嬉しいことなんですけど、DNA所属としてこの最後の後楽園全面使用を満員にするのが、最後の務めだと。そこまで頑張ろうと思いました。
――DNAを去るは巣立ちというか上京というか、我が家から巣立っていくような感じ?
樋口 そうっすね。本当に北海道から19(歳)で東京に出てきて、相撲部屋入ったみたいな気持ちですよね。ただひとつ言えるのは、DDTはレギュラーみたいな感じで参戦させてもらっていますけど、みんな知っている顔も多いので。それでもやっぱりDNAのことが、やっぱり心配なんですよ! だから後楽園まではいたいなって、そんな感じっす。
――卒業マッチに関して今日は発表はなかったですけど、思うところだったり希望はありますか?
樋口 希望……っていうのは……もう許容量超えているんで、何も考えられないっすよ(苦笑)。そこまで頭回らないっすよ。ただ納得する形で何か試合をやれれば。それでお客さんも、ほかのDNA勢も納得出来れば。それで自分も納得すれば、いいものが組まれるといいなっていう気持ちですね。
※ベイリーはノーコメント。

【高木三四郎大社長の総括】
高木 リング上でも発表しましたけど、DNA発足して2年半で、途中1年目か1年半で中津(良太)がプロレスリングBASARAへ卒業して行きましたけど、あとは出てなくて。DDT所属という形で誰かっていう話があって、樋口しかいないんじゃないかなと思ってまして。元々、当初の話ではDNAとDDTというのは、いつかDNAを巣立ってDDTないし、BASARAないし、いろいろなところで属していくっていうようなもので立ち上げた部分もあったんですけど。樋口のDNAを思う気持ちも分かりますし、7月に関しては彼の卒業記念試合と題して試合を組もうかなと思っています。
――7月で一旦またDNAの体制が変わると。
高木 そうですね。8月から第3章が始まると。第3章って何なんだろうなって思いながら、自分もまだ全然何も考えてないし。第2章の総括的なことはまた次回にしようかなと思っているんですけど、いろんな経験が出来たと思うんですよ、この短期間の間に。普通なら考えられないような選手と試合したり。鈴木大のあの胸見ましたか? 真っ赤っかに腫れ上がって。彼が普通に新人としてデビューして、ああいう結果が出来たかと言ったら出来ていないわけで。勝俣も同じく。岩崎も同じくですね。そして何よりも演出の部分で、今日の演出も素晴らしい部分があって。やっぱり一流の仕事といったもに触れる機会が多かったと思いますね。やっぱりそれを短いと捉えるのか……でもダラダラと1年2年3年とかやってもしょうがないなと思ってはいたので、ギュッと濃縮した中で彼らが何を思って、それを次につなげていくかっていうのは彼ら自身が答えを出すべきだと僕は思っているので。そこに期待したいなっていう気持ちはありますね。
――基本的に8月以降はまたDDTが運営していく?
高木 まあ8月はDDTのビアガーデンのシーズンが始まるので、その中のひとつなんですけど。まだちょっと分からないですね。9月以降はひょっとしたら……まだ彼らにドンドンいろいろな経験をさせたいので。またひょっとしたら違うところとパートナーを組むかもしれないですし。まだそこは分からないですけど、すごくいい経験が出来たんじゃないかと思います。
――その経験を踏まえて、樋口選手が抜けてもいまDNAにいるメンバーで大丈夫だと?
高木 大丈夫じゃないですかね。勝俣も力強いひとことを言ってくれましたし。新生DNAを立ち上げるときに7人のメンバーがいたわけで。そういうメンバーも後ろに控えているので、ドンドン新しい血を入れていかないといけないんじゃないかなと僕は思っています。
――樋口選手の卒業マッチは試練みたいな形なのか、記念に残るような形になるのか。高木さんのイメージとしては?
高木 イメージとしてはやっぱり彼が何を、残っていく選手たちに伝えていくのかなというような試合になるんじゃないのかなと思っています。やっぱりDNAの中で自分の印象深い試合は樋口vs宮武のシングルマッチ。やっぱり樋口が残った人間たちに何を伝えるのかなと。で、残った人間たちの樋口に対する思いといったものを見たいと思っていますので。試練というよりは、どちらかというとそういうふうな試合になると思います。
――樋口選手をDNA卒業にしようと決めた最大の理由は?
高木 これっていうのは正直ないんですよ。これっていうのは。ただ今日はひとつのDNA第2章のクライマックス的な形で、後楽園ホール大会をやったわけじゃないですか。だから節目として考えたらそこかなというのはありましたね。彼が何かこの近い中で残したとか、そういうわけではなくて、ひとつの節目としてここだったのかなと思いました。

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