DDT Official Web Site

DDTプロレスリングSuperStars

リポート&コラム

【闘うビアガーデン2017~DNA35~のまとめ】第3章がスタート! プロレス甲子園を制したのは吉村! 黒のフルフェイスは吉村からのプレゼントだったが…/新規レギュラー選手でIGF・奥田啓介が登場!「『あっせんなよ』ではなく『焦ろ』よ」/神野がデビュー!

5日、東京・新宿FACEにて「闘うビアガーデン2017~DNA35~」がおこなわれた。まず前説に鶴見亜門GMと梅田公太がリングイン。梅田が年内復帰を誓い、12・9熊本、酒呑童子がユニット総選挙で1位になれば12・30後楽園のプロデュース興行権を得られるとあって、そこにも出場したいと意欲を見せた。さらに亜門GMから「DNA」の二重螺旋構造をイメージした新ロゴをアナウンスし、最後は梅田が「今日は楽しんでください! 乾杯!」でスタート。

続いてプロレス甲子園2017選手入場式へ。吉村のみ一列には並ばず。選手を代表して上野が「スポーツマンシップに則り、相手をボコボコにぶっ倒して優勝を目指すことを誓います!」と地声で宣誓。

トーナメント1回戦第1試合は上野勇希vsディエゴ。上野がショルダーアタック、高速ブレーンバスターでペースを握る。ディエゴは上野をコーナーにぶつけてファイナルカット。しかしカウント2止まり。ショルダーネックブリーカーからチンロック。そこからディエゴがカバーするもカウント2。逆片エビは上野がエスケープ。上野もカウンターのドロップキックで返すと続くミサイルキックはカウント2。裏投げもカウント2で返されてしまう。コーナーに登った上野はディエゴを振り払ってミサイルキック。しかしカウント2。ディエゴはリバースゴリー。丸め込みで抵抗する上野を凌ぐとランニングニー。カウント2で返されるとデスバレーで葬った。

【試合後のコメント】
上野 一回戦で負けてしまったのは悔しくて攻め焦ってしまった部分があったので、もっと考えて。また次につなげていきます。優勝を誰がするのかわかんないですけど、その人に勝てるように頑張ります。

トーナメント1回戦第2試合はMAOvs勝俣瞬馬。勝俣の奇襲をMAOが丸め込んでスタート。ドロップキックで場外に落とすとプランチャを浴びせていく。MAOのスワンダイブを勝俣がドロップキックで迎撃。勝俣がダイビング・フットスタンプ。これはカウント2。勝俣が腹部へのエルボー。側転エルボーは勝俣がかわしてミサイルキック。カウント2で返されると腹部へのエルボー。カウンターのフットスタンプからムーンサルト・プレス。かわしたMAOはライトニング・スパイラルも踏ん張るとチリドライバーで一気に勝負を決めた。準決勝はMAOvsディエゴに。

【試合後のコメント】
勝俣 特に何もないです。負けてしまいました。僕のプロレス甲子園は終わってしまいました。MAOが何するかわかんなかったけど、アイツはすごいものを持ってますね。

トーナメント1回戦第3試合は鈴木大vs吉村直巳。いきなりラリアットで鈴木を踏みつける吉村。ボディースラム、エルボードロップ3連打と攻勢の吉村。串刺し攻撃をかわして丸め込みを連発する鈴木だったが、ショートレンジラリアットで伸すと最後もラリアットでフォール負け。

試合後、引き揚げようとする鈴木の前に黒のフルフェイスがイスを片手に現れる。フルフェイスはイスを離すと右手を差し出し、躊躇しながら握手に応じる鈴木と抱擁。そのまま鈴木を連れ去ってしまった。

トーナメント1回戦第4試合は渡瀬瑞基vs岩崎孝樹。渡瀬のエルボーに岩崎は厳しいエルボーからミドルキックをブチ込む。さらにミドル連打で倒して逆片エビで絞っていく岩崎。ブレーンバスターは渡瀬が逆に投げ返していく。渡瀬がミサイルキック。四つん這いの岩崎に渡瀬はさらにミサイルキックを突き刺していく。渡瀬は顔面ウォッシュ。岩崎は二度目の顔面ウォッシュを止めてローキック連打から逆エビ固め。5分経過、渡瀬が張り手連打から延髄斬り。アンクルホールドはロープに逃げられる。岩崎はジャスティスニーからバックドロップ。サッカーボールキックはカウント2。残り3分、キャプチュードは渡瀬が凌ぐ。岩崎がミドル連打。渡瀬が蹴り足を取って頭突きからバックドロップ。しかしカバーが遅れてしまう。渡瀬のマウントエルボーに岩崎も張り手で対抗。そこから2人はエルボーの打ち合い。残り30秒で岩崎が浴びせ蹴り。しかしカウント2。ここでフルタイムのゴングが鳴って引き分けに。

1カウントフォール・ルールの延長戦は岩崎のローキックもノーカウントでクリアした渡瀬が電光石火のフランケンで勝利した。準決勝第2試合は渡瀬vs吉村に。

【試合後のコメント】
岩崎 残念ですね。最低優勝しか見てなかったんですけど、渡瀬の執念を感じましたね。あんだけ蹴って潰しても起き上がってきたので、アイツの執念を感じました。
――延長戦までもつれ込んでしまったが。
岩崎 決めちゃおうと思ってたんですけど、殴りあっているうちに楽しくなっちゃって。闘いの本能が出て気持ちよくなってしまって。時間を忘れてしまったのが敗因です。

第5試合は神野聖人デビュー戦。神野はレッカとのコンビで島谷常寛&下村大樹と対戦。神野が序盤からグランミリメーターズの厳しい攻めに捕まる。神野は下村の逆片エビをロープに逃げるとショルダーアタックを放ってようやくピンチを抜け出す。替わったレッカがグランミリメーターズの連係も分断して下村に串刺し攻撃。下村もやり返して島谷がダイビング・ボディーアタック。ディープインパクトはレッカが着地してキックをブチ込み神野にタッチ。神野がエルボー連打。バックエルボーで倒すと魔神風車。エルボーの打ち合いになると島谷がボディースラム。さらに下村が出てきて合体河津落としからダブルのその場跳びムーンサルト。神野がフラップジャックでやり返して逆エビ固めへ。これがロープに逃げられると串刺しスピアをかわされてしまい、下村のスワントーンボム、さらに島谷のフィッシャーマンと攻め込まれ、島谷の逆打ちで3カウントを聞いた。神野は四方に頭を下げて引き揚げた。

【試合後のコメント】
神野 なんとかデビューできて、諦めなくてよかった。ヒザのケガだったりとかいろいろあったんですけど、そこでくじけず何とか続けて。諦めなければ夢は叶うというのが自分の家訓で言ってることなんで。本来2年半、練習生とかあり得ないと思うんですけど、なんとかしがみついて食らいついてやってきたので。例えばですけど夢見ている子たちとかそういう話を聞いて僕も諦めずに頑張ろうと思ってくれたらなと思います。

ここからトーナメント準決勝。まずはMAOvsディエゴ。ディエゴが足殺し。MAOもセカンドロープを踏み切ってのボディーアタックで反撃に出ると側転エルボー。場外に出たディエゴにエプロンからコンヒーロを浴びせていく。続くスワンダイブ式ボディーアタックはカウント2。ディエゴがナックルパンチ。MAOとのエルボー合戦からドロップキックを放つ。エプロンに出たMAOをドロップキックでリング下に出したディエゴはエプロンからジャンピングニー。リングに戻してカバーもカウント2。MAOも二段蹴り。ディエゴもカウンターのラリアットからランニングニーもMAOがかわして丸め込む。MAOがスクリューハイキック。ロックボトムで叩きつけてキャノンボール450°を投下して3カウント。MAOが決勝進出。

【試合後のコメント】
ディエゴ MAOさんの450で負けちゃった。辛いですけどちょっとうれしい。MAOは僕のアミーゴだから。MAO、メインで勝ってくれ。

続いて渡瀬瑞基vs吉村直巳のトーナメント準決勝。ショルダーアタック、逆水平に押された渡瀬は吉村をうまく場外に落としてトペ・コンヒーロ。渡瀬が吉村を鉄柱に振ろうとしたが、逆に吉村が鉄柱にぶつけると北側ステージに移動して客席に投げ込み、さらにイス盛をつくってのボディースラム。なんとか生還した渡瀬はドロップキック、顔面ウォッシュで盛り返すと、fromコーナーtoコーナー。しかしカウント2。延髄斬りから腕極めDDTはカウント2。すぐさまフロント・ネックロックで絡みつく。吉村が起き上がってコーナーに叩きつけて逆水平。さらに串刺しラリアットからブレーンバスター。これはカウント2。渡瀬はラリアットをかわして投げ捨てジャーマン。さらにレッグラリアット。バックドロップで勝負を決めんとするが、吉村が許さずショートレンジラリアット。カウント2で返されると正念場で勝負あり。トーナメント決勝戦は吉村vsMAOに。

【試合後のコメント】
渡瀬 強いですよ。1回戦のダメージとか関係ないです。吉村も岩崎さんも強かったですね。ボッコボコにやられたよ。でも楽しかったですね。岩崎さん、あんなバチバチやれる人はいないですから。強かった、みんな強い。

休憩明け、9・7新木場のゲスト参戦選手が発表される。マイク・ベイリー、ロイズ・アイザックス、竹田光珠、タノムサク鳥羽。最後の1人の紹介は高木三四郎大社長が登場して「第三章を迎えるにあたって今まで通りのメンバーじゃ面白くない。レギュラー参戦してもらう違う遺伝子を持った選手はこの男です」と呼び込むと、登場したのはIGF所属の奥田啓介。「ギラギラした人いないかなと思ったら渋谷のど真ん中でギラギラした格好した人がいて、それが奥田選手でした。DDTとはまったく縁もないIGFからのレギュラー参戦です。そしてあちこちにケンカを売りまくっています。どういう刺激をもたらすのかご期待ください」奥田「こんな早くに新宿に来ることないけど大社長にお寄せいただいてきました。プロレス甲子園? マイナーリーグ見させてもらってけどぬるい。このリングにケンカを売りにきました。このリングをブチ壊してやろうと来ました。誰も出てこないし、DNAの選手に闘いを教えてやる。“あっせんなよ”ではなく焦ろよ。高木社長、やっちゃっていいんだよね?」高木「全然やっちゃってください!」さらに高木から次回大会でつまらなければチケット代を全額返金するとアナウンスした。

【試合後のコメント】
高木 次回9月7日の新木場大会からレギュラー参戦してもらおうと思っています。IGFの奥田啓介選手です。今までSP広告さんの第二章だったり、その前の第一章をやっていて、DNAの中にちょっとありきたりなところがあって刺激が欲しかったんです。外からの。どうせ刺激を与えるならDDTとかDNAとかとは対極にある団体とかフリーの選手がいいなとギラギラした選手を探していたんだけど、本当に渋谷の南口の交差点で前からギラギラした格好で歩いてくる奥田選手に遭遇してこっちから声を掛けてしまった。「DNAというブランドがあるんだけど出てみませんか?」と。本当に新しい刺激を与えてくれると思います。
奥田 NEW凍結したとか言ってるけど俺は凍結したとは思ってないし、俺が本当の猪木イズムだと思っているし、そのゲノムも俺が受け継いでいると思っているので、総合もプロレスもラウェイもやってきたし、とことんこの生ぬるいDNA、俺がちょっとぶち壊してやろうかなと。あっせんなよじゃなくて、オマエらもっと焦ろよ。とことん俺がこのDNAのリング、無茶苦茶にしてやろうと思うので。高木さん、やっちゃっていいんですよね?
高木 やっちゃっていいよ。
奥田 俺、ガンガンいきますんで、このリングをぶち壊しますんで。

――DNAで気になる選手は?
奥田 とくにいないですけど、みんな本当に若いし、闘いの魂もわかってないと思うから、組むにしろ対戦するにしろ、闘いという部分をイノキ・ゲノム・フェデレーション、IGFでやってきたものを全部このリングにぶつけてやろうかなと。ぶち壊してやります。特にいません。

メインイベントはMAOvs吉村直巳のトーナメント決勝戦。吉村のパワーに押されるもうまく足を掬ってクロスフェースを決めるなどかく乱していくMAO。側転エルボーからのダイビング・ボディーアタックは吉村がパワースラムで切り返す。吉村の串刺し攻撃をかわしてドロップキックを打ち込むMAO。ジョン・ウーから場外に出してコーナーからムーンサルトアタックで飛んでいく。ハリウッドスタープレスはカウント2。背負い投げから肩固めと柔道殺法も駆使して吉村を追い込んでいく。吉村もブレーンバスターでやり返すと延髄ギロチンドロップ。続くパワーボムはMAOが押さえ込みに切り返し、さらに回転エビ固め。払い腰で投げるも吉村も払い腰。起き上がったMAOがスクリューハイキック。ロックボトムからキャノンボール450°はかわされてしまう。MAOのエルボーと吉村の逆水平のラリー。MAOがフランケン。なんとか投げ切るもカウント2。スクリューハイをラリアットで撃ち落とした吉村がラリアット。これはカウント1。正念場はかわされるもパワースラム。最後は投げ捨てパワーボムで勝負あり。

試合後、吉村がマイク。「これが結果や。今のDNAで一番強いのはこの俺や。ただ俺も一個思うことあんねんけど今のDNA、おもろない。樋口が抜けて次のエースは俺やって言っているやつも一回戦負け。そういうヤツがのさばっているDNA、全然おもろない。このDNAを面白くするためにあるプレゼントを用意した。これや」すると黒のフルフェイスが現れるとレッカが猛然と襲い掛かる。しかしフルフェイスを外すと中身は鈴木大。吉村「あれ、おもんない? 俺はこういう感じでDNAを面白くするから。楽しみにしとけよ」吉村は退場。MAO「吉村、面白くしてくれてありがとう! 正直不満溜まっていたから。こういうのがあると面白くなるよね、皆さん。諸悪の根源は吉村ということで断言しておきましょう。第三章を迎えたわけですが、間違いなく僕が吉村より面白くしてやりますよ! 吉村、オマエを絶対締めたるから覚えておけよ!」

【試合後のコメント】
MAO まず第一に吉村。なかなかというか物凄い勢いのある人がDNAに入ってくれたなと思います。DDTでも存在感を見せ続けて、あのキャリアで相当な強者なので。次当たるときはもうちょっと工夫して勝てるようにしたいと思います。ただ見えているので。動きが全部直線なので実は得意なタイプなので。
――自分がDNAを面白くすると。
MAO それはもちろん。同じ仲間内で練習してたって仲間内対仲間内なわけだし、試合もなかったらこの人たちは実験もしないから。試合になっても新しいこともしない。練習でできてることでさえ、発揮できてない人間も多々いると思うんでね。試合の中でしか成長はできない部分もあるので。樋口さんが強かったのはそこだと思っていて、いろんな経験を積んで試合の中で強くなっていったので、そういうところを学びたいと思います。
――9月からのレギュラー選手として奥田選手の参戦が発表されたが。
MAO またウチとは違うイズム。総合とかそういう思考のプロレスをする人は多々いると思うんですけど、ガチガチにそういう統計で来てる人はいないと思うので、僕は坂口さんとやりあうのはそういう面が楽しいので。いい刺激になる相手がきたかなと楽しみにしています。

吉村 アイツらが目指している切磋琢磨とか青春プロレスとか、そんなんいらんねん。今から俺が血まみれの鈴木大みたいにDNAを面白くしていってやるから、楽しみにしとけよ。
――優勝賞金20万円の使い道は?
吉村 焼肉食べにいこうかな?
――9月からのレギュラー選手で奥田選手の参戦が発表されました。
吉村 誰やそれ。知らんねんけど。そいつなんて言うてた?
――今のDNAはぬるい、ぶち壊してやると。
吉村 ぶち壊す? 今のDNAがどうのこうのって俺の試合を見る前のことやろ? それでぶち壊すとか調子乗んなよ。俺が叩き潰したるわ。俺も鈴木大と同じ目に遭わせたるわ。

公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では、大量の写真をアップ! ぜひご覧ください!