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【記者会見】鈴木大が福祉の仕事に専念するため12・13新木場大会で引退/引退試合の相手を務める大家が叱咤。「バカヤロー! プロレスに恥欠かせんじゃねえ!」

13日、都内・新宿御苑前のDDTプロレス事務所にてDNA記者会見がおこなわれ、鈴木大の引退が発表された。会見には鈴木のほか高木三四郎社長、そして12・13新木場大会での引退試合で対戦相手を務める大家健が出席。
20171113 (1)
鈴木 急な発表になってしまいましたが、12月13日のDNAを持ちまして引退という形になりました。これまで福祉の「放課後等デイサービス」の仕事をしていて、そちらの仕事を続けていく中で大きな魅力を感じていまして、福祉の子供たちを支援したい気持ちが強くなり、このままだとプロレスのほうも中途半端になってしまうと社長のほうに相談させていただきまして、今回、プロレスを引退させていただきまして、福祉の仕事をきちんとやっていこうという運びになりました。対戦相手の大家さんですが、僕がデビュー前、プロレスラーになりたいと思っていながらケガをして入院した時に、偶然、大家さんと同じ病院に入院していまして、「俺もどれぐらい頑張れるかわからないけど、まだ頑張るからオマエも頑張れ」と言われた言葉がずっと自分の中に残っていまして、なんとかDDTに入門してからも、試合をさせていただいたり、応援団になっていただいたり、地元の大会をガンバレ☆プロレスで開催していただいたり、折に触れて自分の背中を押してくれた大家さんと最後にシングルマッチで試合をさせていただきたいとお願いしまして、実現させていただける形になりました。プロレスも大好きですし、大家さんも大好きだし、DDTも大好きですが、福祉の仕事をしっかりとやっていくために、今回の決断になりました。急な発表になりましたが、最後までよろしくお願いします。
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高木 今年の夏ぐらいから本人に相談という形で受けまして。もともとDDTに入門して3年ぐらい沖縄で修行して戻ってきたという経緯がありまして、割と回り道をしてプロレスラーになった印象のある選手だったので、自分としても何とか両立できる道はないのかと思って本人と話をしていたんですけど、やはりどちらも中途半端になってしまうことではあったので、そういうことであればと鈴木の申し出を受け入れまして、引退ということを決めさせていただきました。選手としても独特のキャラクターで魅力的な部分もあって、大変惜しいところではありますが、決めたからには引退までの間、一生懸命頑張って練習に励んで最後まで悔いのないように闘ってもらいたいですし、引退してからも何か機会があれば、プロレス以外の部分で携わってくれればなと思っております。お疲れ様でした。
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大家 僕は常々思うのは、今の自分は、今まで積み重ねた人生の集大成だと思っているんですよ。いろんな人の見え方、見られ方があるので、鈴木大がどういう風に見られているかわかんないですけど、プロレス辞めてからも人生は続くので、プロレス辞めたあとの人生のほうが長いので。僕、社長に言われたんですよ。(泣)両方続けられるなら続けて欲しいけど、できねえって言うならできねえんだろうな! できねえって思ってしまったんだからできないと思うんですよ! でも! あと1ヵ月ぐらいあるわけじゃないですか! だったらあと1ヵ月ぐらいは鈴木大だってできると思うんですよ。この後プロレス続けていくわけじゃないよ。1ヵ月でいいよ! 1ヵ月寝るなよ! (泣)寝ないでプロレスの練習しろよ! 体鍛えろよ! 引退するんだったら、それぐらいやってくれよ! (泣)俺はプロレスに恩返ししたいんだよ! オマエ、なんだよ! 救われてんだろ! オマエは今まで何やってたんだよ! バカヤロー! プロレスに恥欠かせんじゃねえ! こんな引退試合やりたくねえ! でも一生懸命準備してくるなら、俺は鈴木大と引退試合やってやります! よろしくお願いします。

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――思い出に残っていることは?
鈴木 地元の大会で大家さんと話をして「舐められたままで終わるな」と。「まだ頑張れるなら試合を頑張れ」と言われたんですが、そこから自分ももっともっと頑張ろうと思ったんですけど、ちょうど同じ時期に仕事も一本にしたい気持ちもあって、その迷いがずっとあったんですけど、決まったからには恥を欠かせず、悔いが残らないように頑張りたいと思います。
――ファンの人たちにどんな試合を見せたい?
鈴木 僕にできるのは一生懸命頑張るところなので。ちょっとでも頑張ってないなと思われないように。本当に頑張っていたんだなって思ってもらえるように最後は「次も頑張れ」って思ってもらえるように頑張れたらと思います。
――DNAのメンバー、仲間に伝えたいことは?
鈴木 みんなにいろいろ声を掛けてもらって、なかなか最初のうちは沖縄から月に一度戻ってきて、すぐに帰ってという感じですぐに練習できなかったし、みんなが巡業回ったりして頑張っている時に、僕は別行動で違う土地にいって営業に回っていたけど、そんな僕を仲間として優しく受け入れてくれたのに、そんな僕が一番最初にいなくなってしまうというのは申し訳なくもありますし。ただこれからもずっとみんなのことを見ていきたい思うし、みんなすごいヤツなんだというのを自分のなりにほかの人に伝えていけたらと思います。
――休養という道もあったと思うが。
鈴木 ひじょうに流されやすいというか、心が弱い人間なことを自覚しておりまして、いろんなことに甘えていってしまう部分があるので、休養や休業という形を取れば、自分の好きなプロレスに甘えながら生きてしまうかなと思っていまして、人生の中の決断として引退という道を選ばせていただきました。
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