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【愛してマスカット2017のまとめ】素人呼ばわりした冨永に苦戦するも佐々木がインディーJr防衛!/大家が嫁とガンプロの権利を懸けて12・20新木場で佐々木と対戦へ!佐々木はインディーJr次期挑戦者にTAKAみちのくを指名!/大家&YASSHIの同期タッグがすやますやまに勝利!/HARUKAZEはまたも夏に勝てず!“条件付き”ながら12・20新木場でもう一度シングル決定!/最後のガンプロ参戦となった「ことり」が送別ランブルで自ら優勝!

26日、東京・成城ホールにて「愛してマスカット2017」がおこなわれた。選手入場式には大家、YASSHI、冨永が登場。マイクを持った大家は「佐々木大輔、憎いんですけど今日は冨永に任せますんで、右も左も分からない状態で16年前、夢を追うためだけのために神戸まで行ったんですよ。この行動力っていうのは生まれてから22年間で初めてだったんですよ。ああ、これは本当に(プロレスラーに)なりてぇんだなって、そのとき本当に思いました。そのとき一緒だった同期、俺は志半ばに半年でその団体を辞めてしまったけど、16年…16年プロレスやること出来て、偶然にもその同期と俺はタッグを組んで試合をすることが出来る! こんな嬉しいことはねえよ! 俺、1回死ぬかと思ったんだよ! それくらいのもんなんだよ! でも全てこれは過去のことでもあるんですよ。俺はこれからもプロレスを続けていく! これからもドンドン上に行く! そしてガンバレ☆プロレスをメジャースポーツにする! そのつもり続けていきたいと思っておりますので応援よろしくお願いします」と挨拶すると、冨永は「今日は冨永真一郎が佐々木大輔を叩きのめして、試合に勝って、ベルトを獲って帰りたいと思います。ここにいる誰よりも、そして大家さんよりも僕自身が佐々木大輔に勝てると信じています。誰よりも自分自身を応援しています。なので、皆さん。僕に負けないように最後まで応援よろしくお願いします」と挨拶した。

第1試合はガンバレ・ザ・トライアウトSeason2、ガンバレ・ザ・グレート&ガンバレ・ザ・シューターvsガンバレ・ザ・アキハバラ&ガンバレ・ザ・パワー。またもマスクを被らず入場していたシューター。対するパワーは力道山三世の力Tシャツを着て「パワー!」と叫びながら入場。アキハバラは大きなトートバックを担ぎ、同人誌を読みながら入場。お互いに「奇襲」と言っている中、シューターは知らんぷり。パワーはまったく理解出来ていない様子。仕方なくグレートとアキハバラだけが奇襲攻撃を仕掛けようとしてお互い場外に。その間にリング上ではシューターがパワーをアキレス腱固めに捉える。ロープに逃れたパワーを蹴っていったシューターは、そこからスリーパーに捉えると、そこからニーリフト。さらに飛び付き腕十字、ヒザ十字と流れるように決めていく。必死でロープに逃れたパワーを見て、控えのグレートが「いつもと一緒じゃねぇか!」と叫ぶと、奮起したパワーは空手チョップで反撃。グレートは倒れながらも下から三角絞めを狙うが、パワーはどうにか決めさせずに立ち上がる。ここでグレートとアキハバラがリングインすると、グレートが素顔丸出しのアキハバラに「マスクぐらい被ってこいよ!」。すると控えのシューターがマスクを脱いでアキハバラに渡そうとするが、グレートは「そういう問題じゃない」。アキハバラはどうにかグレートを場外に追いやると、手でマットを叩いてターミネーターのリズムを刻んで場外ダイブしようとしたが、素早くリングに戻ったグレートは蹴りで迎撃。すかさず指を掴んでロープに擦りつける反則攻撃を繰り出すグレート。続いてシューターがチキンウイング・アームロックに捉えながら、グレートにタッチ。アキハバラをコーナーに叩き付け、後頭部にニーを叩き込んだグレートはエクスプロイダー。そしてアキハバラを踏みつけていったシューターは腕決め式DDTからのワキ固め。必死でロープに逃れたアキハバラだが、シューターはスリングショット式低空ドロップキック。だが、アキハバラもSTOP!エンズイギリを返してパワーにタッチ。マシンガンチョップからDDTで叩き付けたパワーは、カットに入ってきたグレートをロープに振ってカウンターの逆水平チョップ。そしてシューターに串刺し式逆水平チョップからセーバーチョップを投下。これをキャッチしたシューターは飛び付き腕十字。アキハバラがカットすると、グレートも入ってくるが、アキハバラはスリングブレイド。さらにアキハバラがグレートとシューターを捕まえると、パワーがコーナーに登っていく。アキハバラの距離間がおかしく、グレートとシューターが近づき過ぎてしまう。強引にセーバーチョップを投下すると、シューターにだけヒット。2度目はアキハバラに誤爆。するとグレートがなぜか「もう一丁! もう一丁!」と指示して、パワーは三度目のセーバーチョップを投下。これがグレートにヒットし、ダウンしたグレートとシューター、さらにパートナーのアキハバラにアンリミテッド・パワーを投下したパワーが3カウントを奪って勝利。

試合後、パワーが「勝ったんで合格でよろしいでしょうか?」と尋ねるが、グレートが「もちろん不合格に決まってるだろ!」とバッサリ。「今日はすごいな……。前回に増して凄いな。ロビン超え……アキハバラのほう、せめてマスクを被ってこい。お前も今回不合格だ。シューターさん、あなたもそろそろ不合格だからな!」と言うと、逆にマスクを脱いだシューター、するとグレートまでマスクを脱いで「今日は俺も不合格でいい!」と吐き捨てた。

第2試合はガンプロ式「ことり」送別ランブル!。我闘雲舞の12・21新木場大会でプロレスを卒業する「ことり」にとって、これが最後のガンプロ参戦。まず唯一発表されていた出場選手である「ことり」が入場してくると、4代目3代目J-soulパンディータが登場。「ことり」が握手を求めると、応じておいてから吠えて威嚇したパンディータ。そして「ことり」vs4代目3代目J-soulパンディータで試合が開始されると、「ことり」が「相撲で勝負だ!」と言い出す。立ち合いからあっさりパンディータが投げ飛ばすと、「ことり」は「もう1回!」と要求。2回目もあっさり投げられたが、3回目でついにパンディータを上手投げで投げた「ことり」。これに怒ったパンディータは襲いかかっていくが、その腕を掴んだ「ことり」はコーナーを駆け上がってからアームドラッグで投げていく。そこに3番手のドクター・キリコが登場。白衣の下から覗く足に第1試合で見たようなレガースが見えているが、「ことり」は「怖い! 怖い!」とキリコから逃げつつ、パンディータをかわしていく。そこに4番手の今成が登場。キリコに掌底と蹴りのコンビネーションを見舞った今成はキリコの布を使ってチョーク攻撃。そこに5番手の翔太が登場して「ことり」に殴りかかる。その間にパンディータが今成にシャープシューター。ここで『BAD COMMUNICATION』が鳴り響き、6番手の大家が大家コールを煽りながら入場。すると「ことり」をはじめ、リング上の選手たちも全員『BAD COMMUNICATION』に乗って足を踏み鳴らす。大家がロープに登ってアピールしていると、背後から他の選手たちが突き落とし、大家はオーバー・ザ・トップロープで失格。リング上で首4の字固めの数珠つなぎになると、「ことり」が一人一人にフットスタンプを落としてから全員まとめて逆エビ固めでステップオーバー。どうにか耐えた翔太は今成に指示してパンディータとキリコをヘッドロックに捉える。すると「ことり」も失格になった大家を引きずり込んでヘッドロックに捉えて、3組が突進して正面衝突。翔太は「お前が(大家を)連れてきたんだろ!」と「ことり」を捕まえてトレイン攻撃を仕掛けるが、ことごとく蹴りで迎撃した「ことり」は、ホイップされた木曽レフェリーを逆にホイップし返し、木曽レフェリーが翔太にラリアットを見舞って3カウント。すると今成が「なんで辞めるんだよ。女子プロレスラーっていうのはここからキャリアを重ねて、ブクブク太っていくのが女子プロレスのセオリーだろ! 俺は10年後、試合をするつもりだったのに!」と思いの丈を吐露。しかし「ことり」は「仕方ねえだろ!」と叫んで払い腰で投げ飛ばすと、ラリアットで今成をオーバー・ザ・トップロープにさせる。ここでキリコが「ことり」を羽交い締めにすると、パンディータがリング下から、ある意味でタイムリーなビール瓶を持ち出して殴りかかる。これをかわしてキリコに誤爆させた「ことり」は、キリコをバードリッジで丸め込んで3カウント。さらにパンディータにモーニングスターを決めて3カウント。

ガンプロ式「ことり」送別ランブル!で優勝した「ことり」に、大家は「去年の夏、動物ナンバーワン決定戦にパンディータに勝って、動物ナンバーワンになってくれて。10月2日、俺の引退の懸かった後楽園ホール、第1試合ですごく盛り上げてくれて本当に嬉しかった」と言うと、かつて市ヶ谷でデビュー前の「ことり」にバンバン投げられたことに触れてから「本当に寂しい! でも本人の決断だもんね。僕は快く送り出したいと思います。最後に動物世界一の誇りを持って、第二の人生もがんばってください!」とエールを送って握手。すると次の瞬間、「ことり」は鮮やかな背負い投げで大家を投げ飛ばし、ガンプロのリングに別れを告げた。

【試合後のコメント】
――ガンプロ最後の参戦となりましたが。
「ことり」 ガンプロさんに3回出させていただいて。1回目はパンディータ選手とシングルをさせていただいて、2戦目は後楽園ホールで第1試合を務めたんですけど、今日は最後の……自分が12月21日で引退する……というか(プロレスを)卒業するんですけど、それの最後のガンプロさんだったんですけど、大家さんと今成さんと翔太さんとは初めての対決だったので、すごい入場してきたときにヤーッていうビックリと、パンディータさんは本当に夏ぶり、久しぶりに対戦出来てよかったなと、すごく怖くて。でもガンプロさん最後に出させていただいて、私は幸せでした。
――BAD COMMUNICATIONでノリノリになる場面もありましたが、やはりガンプロに出るからにはやっておきたかった?
「ことり」 フフフ……そうですね。最後だったので悔いないように、BAD COMMUNICATIONしました(笑)。
――大家代表からは動物と……。
「ことり」 動物、動物って、私人間なのに! ずっとハテナで、んーってなりながら(苦笑)。でも、動物じゃなくて人間なので、一本背負いで投げて「動物じゃなーい!」って言って帰ったんですけど(笑)。人間です、私は!
――プロレスからも卒業することですし、普通の女の子に戻る?
「ことり」 はい! ハハハハ!

第3試合はHARUKAZEvs夏すみれのシングルマッチ。11・3新木場大会でロープに足をかけた反則フォールで夏すみれにフォール負けを喫したHARUKAZE。夏に一騎打ちを要求したHARUKAZEだが、夏は「これが最後のシングル」という条件付きで承諾。再び会場リングアナから「再び戦慄の厚化粧」とコールされた夏は会場リングアナを睨み付け、「厚化粧!」と叫んだ観客に中指を突き立てる。さらに握手を求めたHARUKAZEに顔面掻きむしりを見舞ったが、HARUKAZEもゴング前に背後からドロップキックで奇襲攻撃。さらにマウントエルボーの連打から腕十字を狙うが、クラッチした夏はどうにかロープに脱出。ロープに飛んだHARUKAZEだが、追走した夏はジャンピング・ネックブリーカー。そしてドラゴンスリーパーに捉えた夏だが、HARUKAZEがロープに逃れると、ロープ際で顔面を踏みつける。さらにボディスラムから執拗にカバーするが、HARUKAZEは必死に肩を上げていく。ならばとHARUKAZEをコーナーに叩き付けた夏は、コーナーに馬乗りになって「やる気あるのか?」と挑発。ブロンコバスターを決めた夏は、エルボーで向かっていくHARUKAZEにエルボーで応戦。HARUKAZE渾身のエルボーに夏もエルボーを連打していったが、HARUKAZEはロープに飛んだ夏に、時間差ロープワークから炎のスピア。さらにエプロンからぶら下がり式腕十字を狙ったが、これはスッポ抜けて失敗。それでもどうにかダイビング・クロスボディーを決めたHARUKAZEは腕ひしぎ逆十字。クラッチが切れて腕が伸びた夏だが、エビ固めで切り返すとロープに足をかける。今度はレフェリーが気付いたため、夏はレフェリーに詰め寄る。背後からHARUKAZEが丸め込むが、返した夏はビッグブーツ。これをHARUKAZEがかわすと木曽レフェリーに誤爆。さらにHARUKAZEがドロップキックを放つと、吹っ飛んだ夏が木曽レフェリーに激突して倒れてしまう。その間に炎のスピアを決めてカバーしたHARUKAZEだが、レフェリーは倒れたまま。夏はビッグブーツで反撃するが、HARUKAZEも腕十字から腕固めへ。どうにかロープに届いた夏は、突進してきたHARUKAZEにカウンターのビッグブーツ。そしてキューティースペシャルで投げてからシャイニング・ウィザードを発射。そこからブレーンバスターの体勢で持ち上げた夏は妖乱で叩き付けて3カウント。

勝った夏はHARUKAZEを蹴飛ばして引き上げようとしたが、そこに大家が入ってきて「夏、待て! HARUKAZE、負けて悔しいか?」と尋ねると、HARUKAZEは「悔しいです!」と絶叫。それを聞いた大家は「確かに最後の! 最後の! 最後の勝負だった……かもしれねえ! でもそんなの関係あるのか? なあ? 俺たちガンバレ☆プロレスは勝つまでやる精神でやるんだろ! これが最後? ふざけるんじゃねえ! 次が最後だよ! 次が最後だー! 次が最後のつもりだ! 夏! 夏! 夏! 頼む!」と再戦を懇願。しかし夏は「大家さんさぁ、そんなのまかり通るのプロレス界だけじゃないの? そういうの本当に嫌い! 私、あんな不良債権とやっても何のメリットもないんです。もうないかなって」と断るが、大家は「何の条件でも飲むから!」と頭を下げる。すると大阪から自腹で来ている夏は、今回と次回の新幹線代とギャラを1.5倍にすることを条件として提示。さらに「私、聞いたんですけど、大家さんって貯金通帳を取られたらしいですね。大家さん、取られた通帳って本当にそれだけですか? 私、聞いたんです! 大家さん、まだゆうちょに貯金残ってるよ! 大家さん、ゆうちょにいくら貯め込んでるか知らないけど、ガッツリ貯め込んでるんでしょ?」と言い出す。「分かったよ!」と大家が承諾するが、夏はさらに次のシングルでも勝ったら、HARUKAZEをレギュラーから外して来年から自分をレギュラーにしろと条件を追加。熟考の末、悔しそうに承諾した大家は、12・20新木場大会で夏vsHARUKAZEを決定する。HARUKAZEも「12月20日の新木場大会で四度目の正直! 私が勝って大家さんのゆうちょを守ります!」と約束した。

【試合後のコメント】
夏 もうああやって勢いで、とりあえず客前で言っちゃえば何とかなるみたいな、そういうの本当によくないと思う。そういうプロレス界の嫌いなんですけど、でも何でも条件飲んでくれると言ってくださったので。まあ今回は私の器の広さで、快くオファーをお受けしました。
――いちばんの目的は(ガンプロの)レギュラー?
夏 うーん、まあいやらしい話、そうなっちゃいますよねー。正直、お客さんもそっちを望んでいると思うので。いまのあんな不良債権みたいな奴よりかは、まだ私のほうがお客さんに喜びも楽しみもお送り出来ると思いますし。何だかんだ私もフリーになってまだ1ヶ月ちょいなんで、本当にいま頑張り時なんですよ。もう頑張らないと明日のご飯食べられないと思っているので、まさに私のほうがガンバレ☆プロレスのコンセプトに添えるかなと(思っています)。

セミファイナルは大家健デビュー16周年記念試合、大家健&“brother”YASSHIvs翔太&今成夢人。9・22新宿大会で対戦した大家とYASSHI。試合後、感情をブチまけたYASSHIだったが、今回「大家健デビュー16周年記念試合」として闘龍門の7期生だった同期の両者がタッグを結成することに。対するは共に須山浩継氏のモノマネをする今成と翔太のコンビ“すやますやま”。すやますやまはM-1グランプリの出囃子としてお馴染みの『Because We Can』で登場。しかも二人ともハンチング帽を被ったまま、いきなりマイクを持って「本人いないわね(苦笑)。前代未聞じゃない? こんな試合前に漫才をやるなんて」とフリートークを始めるが、ぶった切るようにYASSHIのテーマ曲が鳴り響いてYASSHIが登場。マイクを持ったYASSHIは「この俺が! この俺が! ダブプロレス所属、カス野郎プロレス代表、“brother”YASSHI a.k.e ゴキゲンちゃんや、カス野郎!」と挨拶すると、すやますやまを「カス野郎!」とディスってから「それでは本日のパートナー、大家健の入場や!」と呼び込む。そこに入場してきた大家はYASSHIとガッチリ握手。「すやま」コールを煽るすやますやまだが、YASSHIは「闘龍門」コールを煽る。先発はYASSHIと今成。ハンチングを被った試合に挑んだ今成はロックアップ。YASSHIが突き飛ばすとハンチングが脱げてしまう。ロックアップからヘッドシザースでグラウンドに持ち込んだYASSHIだが、今成が脱出するとYASSHIはヘッドロックにスイッチ。これを今成はヘッドシザースで切り返して翔太にタッチ。大家がリングインしてヘッドロックに捉えると、ロープに振った翔太に対してショルダータックル。翔太はエプロンからジャンプして回転エビ固めで丸め込むと、大家を捕まえた状態で今成にタッチ。ハンマーを振り下ろしていった今成は、控えのYASSHIを攻撃してから「連携であります」と敬礼してから、大家を翔太とのダブルブレーンバスターで投げていく。翔太はコーナーに登るが、大家がデッドリードライブで投げると、YASSHIが入ってきて控えの今成を攻撃。そして翔太に対し、大家とダブルのカウンターエルボー。YASSHIがエルボースマッシュからフロントネックロックに捉える。翔太がチョップを打っていくと、YASSHIもチョップを返してから脳天エルボー。だが、串刺し攻撃を蹴りで迎撃した翔太は、ダイビング・クロスボディーを決めて今成にタッチ。「闘龍門!」と叫びながらエルボーを連打した今成は、ランニングエルボーからフィッシャーマンズ・スープレックス。カウント2でYASSHIが返すと、翔太が入ってきてマンハッタンドロップからシャープシューター。ロープに逃れたYASSHIはマンハッタンドロップを返すと、バッドボーイから垂直落下式ブレーンバスター。バックを取ったYASSHIだが、翔太はサムソンクラッチで切り返すと、バッククラッカーを決めて今成にタッチ。YASSHIも大家にタッチすると、ラリアットの相打ちから今成はアイルビーバックを狙ったが、大家はラリアットで迎撃。10分を経過し、大家がカミカゼを決めると、そこにYASSHIがフライング・ビッグヘッドを投下。カウント2で翔太がカットしたが、大家とYASSHIは二人がかりで今成を攻撃。今成も二人にミドルキックを叩き込むと、ダブルラリアットでなぎ倒す。そこに翔太が飛んできて、大家にフロッグスプラッシュ。さらにYASSHIを場外に追いやって、エプロンからトペ・コンヒーロ。リング上では今成がステップキックを叩き込むが、蹴り脚をキャッチした大家は張り手。さらに垂直落下式ブレーンバスターから足を踏み鳴らすと、炎のスピアを狙って突進。これをぽっちゃりへの膝蹴りで迎撃した今成だが、大家は返す刀でショートレンジの炎のスピアを決めると、再び足を踏み鳴らしてから渾身の炎のスピアを決めて3カウント。

メインイベントはインディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合、王者・佐々木大輔vs挑戦者・冨永真一郎。10・4DDT成城大会で佐々木大輔に殴られた上に「素人」呼ばわりされた冨永。すると冨永は11・3新木場大会で翔太とのシングルマッチに勝利し、大家に佐々木戦を直訴。“最高で最強の素人”として佐々木の持つインディーJr王座に挑戦する。ロックアップからロープに押し込んだ佐々木は「クリーンファイト」と言って、谷津ガードのまま慎重にブレイク。再びロックアップすると、冨永がロープに押し込んでいき、佐々木の鼻をつまんでからブレイクする。腕を取った佐々木だが、冨永は一旦エプロンに出てからリングに戻ってハンマーロックに捉えると、背後からドロップキックを見舞って佐々木を場外に出す。間を取ってからリングに戻った佐々木をヘッドロックに捉えた冨永だが、佐々木はヘッドロックで切り返す。ヘッドロックの応酬からリストロックに捉えた佐々木は髪の毛を掴んで引き倒す。さらにショルダータックルから冨永を場外に放り出すと、鉄柱に叩き付けていく。倒れた冨永にイスを投げつけた佐々木はDDTで叩き付けてからリングに戻る。リングに戻ってきた冨永に低空ドロップキックをお見舞いした佐々木は、カウンターエルボーから喉元をロープに押し付けていく。「どうしたガンプロ」と挑発する佐々木にチョップを打っていく冨永だが、「来い、来い」と手招きした佐々木はニーリフト。さらに河津落としからナックルパートを叩き込むが、冨永もスイング・ネックブリーカーを返すと、ローリングクレイドルで回していく。目を回して思わず嘔吐いた冨永だが、パンチで倒してからバックを取る。だが、投げようとした瞬間、佐々木はクロスフェイスでキリカケス。ロープに逃れた冨永だが、佐々木はコーナーに登っていく。追いかけていった冨永を叩き落とした佐々木だが、冨永はジャンプすると飛び付き雪崩式フランケンで投げ飛ばす。エロワードライバーを絵ラウが、リバースで切り返した佐々木は再びナックルパート。冨永も殴り返していくと、エルボースマッシュで吹っ飛ばして突進。だが、佐々木がかわすと冨永は危うく木曽レフェリーに激突しそうになる。背後から蹴って冨永をレフェリーに激突させた佐々木は、冨永に急所蹴り。さらに木曽レフェリーをベトナムドライバーIIで叩き付けようとしたが、冨永が救出。すると冨永は佐々木に向かって木曽レフェリーを投げつける。そこから木曽レフェリーを馬跳びで飛び越して、佐々木にフランケンシュタイナーを狙う。だが、はたき落とした佐々木はクロスフェイスで捕獲。ならばと佐々木の手に噛みついて脱出した冨永はジャスト・フェイスロック。ロープに逃れた佐々木は、冨永のムーンサルトプレスを剣山で迎撃するとボディブロー。しかし冨永はカウンターのドロップキックで佐々木を場外に追いやると、コーナーの上からケブラーダを発射。佐々木をリングに戻したところで15分が経過。冨永はエロワードライバーで豪快に叩き付けると、今度こそムーンサルトプレスを決め手がカウントは2。JKは突き飛ばして回避した佐々木は投げ捨てジャーマン。だが、ギリギリで着地した冨永は逆にハーフネルソンスープレックスで投げ捨てる。そこからロープに飛んだ冨永だが、佐々木は何とカウンターでスピア。そしてダイビング・エルボードロップからクロスフェイスに捉える。そこからクロスオーバーを狙ったが、冨永はキドクラッチで切り返すと、そこから丸め込みを連発。佐々木も佐々木式ウラカン・ラナで丸め込むが、カウント2で返した冨永はオーバーヘッドキックからJK。これをキャッチした佐々木は投げ捨てドラゴンスープレックス3連発から、Tシャツを脱ぎ捨てると打点の高いドロップキックを冨永の顔面に突き刺す。そして盤石のクロスフェイスに捉えてタップを奪った。

インディーJrを防衛した佐々木は「おい冨永、よくやったなって言われたいだろ。でもな、素人は所詮素人だ。俺の敵じゃねえ。サラリーマンやってるんだろう? サラリーマン辞めてよ、もう1回練習生からやり直せ。仕事なんかしてなくてもよ、世の中何も怖いものなんかねえぞ。帰れ!」と吐き捨てると、「遙々山形から来てやったぞ、オイ。ガンプロ、素人しかいない団体……」と続けようとすると、「ふざけるんじゃねぇぞ!」と叫びながら大家が入ってくる。佐々木からマイクを奪い取った大家は「テメー、俺の全財産奪っておいてオイ! 俺のリターンマッチ受けろ! 俺とのタイトルマッチやれよ!」と要求。すると佐々木は「オイ大家、俺はこんな素人しか上がれない団体、そしてそれを観に来る物好きな客、こいつらがいるところには二度と来ない! テメーとはやらねえ。ガンプロにももう二度と出ねえ!」と言い放つ。それを聞いた大家は夏すみれが存在を明かしたゆうちょの通帳を叩き付ける。通帳を開いて56万くらい入っていたことを確認した上で、何とその通帳を投げ捨てた佐々木は「こんなものいらねぇぞ。俺はカネのためにプロレスやってんじゃねぇんだ」とウソぶく。大家からも観客からも「やれよ!」と執拗に言われた佐々木はついに観念し、「分かったよ、やってやるよ!」と言うと「ただし! 大家、俺はテメーのすべてを奪う! お前の嫁と子……子供はいらない。俺は子供は嫌いだ。お前の嫁、そしてガンプロの権利だ!」と無茶な要求を突き付ける。しかし頭に血が昇った様子の大家は、深く考えずに「ああ、やってやる!」と即答。それを聞いた佐々木は「ガンプロ、俺が代表になってやる。DAMNATIONも連れてくる。あと俺の借金、ガンプロで抱えてもらうよ。あとな俺が代表になったら毎月、海外からガンプロのカネでパツキンのビッチを呼ぶ! それでいいのか?」と確認するが、大家は「なんだって懸けてやるよ! テメーの条件、全部飲んでやるよ!」と言って12・20新木場での佐々木戦を決めてしまう。佐々木はDAMNATIONのメンバーを連れてくると宣言して引き上げていった。大家が「インディーJr、佐々木大輔vs大家健、決定だ! 俺たちガンプロは負けねえよ! DAMNATION全員来るって言ってるぞ! おい、やれんのか?」と叫んでいると、そこに上がってきた今成が「俺たちは群れない! 媚びない! 結婚したい! ガンバレ☆プロレスは絶対に負けません!」と断言。翔太やYASSHIらもリングに上がると、最後は大家が「締めはそれでいいのか? 群れてもいいじゃねぇか。媚びてもいいじゃねぇか。結婚もしてぇじゃねぇか! そういうことだよな? そういうことだろオイ!」と言ってから、観客を立たせると「大丈夫です! 未来は必ず! 必ず! 必ず! 明るいものになるとわたくしは信じております! 明るい未来に向かって、皆さんガンバッテいきましょう! それじゃ行くぞー! 群れる! 媚びる! 結婚したい!」と叫んで成城大会を締めくくると、『BAD COMMUNICATION』に乗せて足を踏み鳴らし、佐々木が捨てた通帳を手にした今成が「ゆうちょ」コールを煽った。

【ガンプロ集会】
今成 大家さん、まさか口座を二つに分けてるなんて思わなかったですよ。
大家 バカ野郎お前、見てみろ(通帳の名義に)大家善一って書いてあるだろ。
今成 善一! 善一!(善一コール)
大家 あと練馬区児童手当が。
今成 手当! 手当!(手当コール)
大家 そういうことなんだよ! 結婚祝い、出産祝い的なお金なんだよこれは! 虎の子っちゃ虎の子なんだよ。とりあえずね、いろんなものをかけました! ガンバレ☆プロレス、旗揚げして4年か。俺一人の決断でかけるなんてことはアカン、みたいな感じなのかな? でもよく考えたら、所属は俺一人だからいいんだよな!
今成 あんたが決めてやってください。
大家 だったらもうなんだってかけてやるよ! 何をかけるかはすべて忘れました! インディーJrのベルトだけは懸けますけど、そのほかはあの…寸評とかで見てください。全部懸けてやるわ! それから、全面対抗戦だよオイ!
今成 やってやるよ! 俺たち群れてこうぜ! 群れる! 群れる! 媚びる! 媚びる!(群れるコール&媚びるコール)
大家 やってやるよDAMNATION全員! ガンプロの総力をかけて! DAMUNATION全員やっつけてやります!
今成 相手はベストユニットですよ!
大家 何ユニットだろうがやってやるよ!
今成 俺たち群れていくぞ! 「群れない、媚びない」? カッコいいじゃねえか! 俺たちはカッコ悪くていいんだよ! 群れて! 媚びて! 結婚していくぞ! 群れるぞ!(オイ!)媚びるぞ!(オイ!)
大家 じゃあもう締めるぞ、ついていけねえから。今成中心にやるか!
今成 俺たちは! 群れたい! 媚びたい! 結婚したい! このマザーアースは俺たちガンバレ☆プロレスを中心に回ってんだ。覚えとけオラ!


【試合後のコメント】
佐々木 インディーJr、冨永……所詮素人は素人だったよオイ。次の挑戦者は……。
――大家選手が名乗りをあげましたが。
佐々木 次の挑戦者はTAKAみちのくだ! TAKAちゃんだよ、TAKAちゃん。大家じゃねぇよ。インディーJrは次の挑戦者はTAKAみちのくだ、オイ! オイ、マスコミ! 伝えろ! 分かったか。
――逆指名ですか。
佐々木 逆指名じゃねえ! 指名だ! ……よく分からねえ!
――それとは別に大家選手がガンプロの全権と奥さんを懸けて、12・20新木場で対戦する?
佐々木 いつかは知らねえ。やるとは言ったけどよ、インディーJr懸けるとは言ってねえ。あいつの嫁とガンプロの権利、それ懸けるだけだよ。
――恐らく大家選手はインディーJrが懸かると思い込んでますが。
佐々木 やってもどうせよ、あんな奴じゃ勝てねぇんだからよ。とりあえずTAKAちゃんだよ。
――TAKA選手との結果次第では、大家選手との試合にインディーJrを懸けてもいい?
佐々木 ……懸けないな、たぶんな(苦笑)。
――ノンタイトル戦?
佐々木 うん。価値が下がるだろ。
――あくまでもガンプロの権利と大家選手の奥さんのみを懸ける?
佐々木 おお。子供はいらないからよ。子供はもらってくれよ。子供は嫌いなんだよ。
――DAMNATIONは全員来られるんですか?
佐々木 全員来るぞオイ! 石川修司もきっと来るぞ。まだみんなのスケジュールとか知らねぇからよ。
――ガンプロとの対抗戦に?
佐々木 対抗戦? 対抗したら勝っちゃうだろ。出てあげるんだよ。ゲストだよ、ゲスト。
――ゲスト参戦で、どんなカードを組むかは大家代表次第?
佐々木 ああ。それとあれだ、視察だ、視察! 俺の団体になるからな! パツキンのビッチ、いっぱい呼ぶぞ!
――借金も?
佐々木 俺の借金も抱え込んでもらってよ。あいつのゆうちょが足らねぇからな!
――潰れちゃったりしませんか?
佐々木 潰れたら潰れただよ!

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