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リポート&コラム

【Burnin’X’mas 2017のまとめ】嫁とガンプロを懸けて佐々木に挑んだ大家が執念でインディーJr奪還! 大切なものを死守!/デビュー戦にして引退試合を全力でやり切った星野に、大家は「これから先もずっとガンプロの一員だ!」/HARUKAZEが夏に待望の初勝利!/冨永とすやますやまはDAMNATIONに完敗!/ガンプロ4人目の所属選手・鷲田が1・20王子でデビュー決定!

20日、東京・新木場1stRINGにて「Burnin’X’mas 2017」がおこなわれた。選手入場式にはハンチング帽を被った今成&翔太のすやますやま、冨永、安部、そして大家が登場。大家は「自分、常々言っているんですけど、自分の人生の主役は自分なんですよ! 今日6試合ありますけど、試合に出る選手それぞれが…自分が自分の人生の主役。主観的に一生懸命、一生懸命頑張って、勝ちを奪い取りにいきます。わたくし、勢いで今日のメイン、嫁とかガンバレ☆プロレスとかを懸けております! でもその重みっていうのは自分の人生の主役である俺が一番分かっているんだよ! この40歳になるまでに俺は嫁もいなかれば、ガンバレ☆プロレスを立ち上げていなかった時期もあります。そのときは何も持っていませんでした。でもね! いまはあるんだよ! 俺の団体が! 俺の家族が! それは俺のものだから、俺が懸けるのは自由だ! …と思うけれども! 懸けた以上は絶対に絶対に絶対! これは石にかじりついてでも、何をやっても守り抜く所存でありますので、皆さん、どうかどうか! 私に力をください! 応援よろしくお願いします!」と熱く言い放った。

第1試合は勝村周一朗vs安部行洋vs力のスペシャル3WAYマッチ。勝村ではなくガンバレ・ザ・シューターが登場したが、名前のコールは普通に「勝村周一朗」。安部と力が岡田レフェリーと握手を交わして試合が始まると、勝村は場外に出てしまう。仕方なく安部と力が手四つの力比べ。勝村はあっさりマスクを脱ぎ、リング下のイスに座って観戦。リング上ではチョップの打ち合いになり、力が逆水平チョップを追い込んでいく。しかし「STOP!」と叫んだ安部はドロップキック場外に追いやると、ケニー・オメガばりにターミネーターのリズムでマットを叩いて飛ぼうとする。だが、ダッシュした瞬間、勝村が飛び込んできてラリアットで迎撃。そこから馬乗りパンチを見舞っていくと、力が戻ってくる。しかし勝村は力の足を取って倒すと、力にアキレス腱固めを極めながら安部にマウントパンチ。どうにか耐えた力は逆水平チョップで反撃。勝村はミドルキックで応戦するが、蹴り脚をキャッチした力は袈裟斬りチョップを振り下ろす。すかさず安部が勝村を羽交い締めにすると、力が逆水平チョップ。四方に向かって力にチョップを打たせた安部は、さらに串刺し攻撃を指示。四方のコーナーで串刺し攻撃をやらせた安部。散々走らされた力はかなりスタミナをロスしたが、それでもアンリミテッド・パワーを投下。力が「パワー!」とアピールしたいる間に、勝村をカバーした安部だがカウントは2。気付いた力に延髄斬りを叩き込んだ安部だが、それでも安部は力を説き伏せて勝村にトレイン攻撃。その直後、背後から力を丸め込んだ安部だが、これもカウント2。力はセーバーチョップを狙ったが、勝村は羽交い締めにしていた安部をニーリフトで引き剥がすと、ダイブしてきた力をミドルキックで迎撃。そこから安部をニンジャチョークに捉えて落としてみせた。

第2試合はHARUKAZEvs夏すみれのシングルマッチ。これまで何度も対戦しながらどうしても夏に勝てないHARUKAZE。そこで夏はこの試合で勝てば、大阪からの交通費&ギャラアップ付きでガンプロのレギュラーになることを条件に、今回のシングルマッチを受諾した。「戦慄の厚化粧」の名付け親である会場リングアナを睨み付けながら入場した夏だが、会場リングアナがそれでも「戦慄の厚化粧!」と力一杯コールすると、夏は食ってかからんばかりに勢いで抗議。すると背後からHARUKAZEが奇襲攻撃を仕掛けて場外乱闘へ。すると夏はHARUKAZEを蹴散らしてから、本部席の会場リングアナをスリーパーに捉えて「言うなって言ったよな!」と凄む。さらに会場リングアナを殴打し、脱いだガウンを叩き付けると、HARUKAZEを客席に投げつける。イスの上にHARUKAZEを寝かせた夏はその上に乗っかって手拍子を煽ると、口に水を含んでマーライオン。しかしHARUKAZEの殴りかかってきた夏をかわして鉄柱に誤爆させると、リングに戻してストンピング。だが、夏はすぐにジャンピング・ネックブリーカーを返すと、HARUKAZEをロープに貼り付けてからランニングエルボー。さらいコーナーに追い込んで顔面を踏みつけると、串刺し式ビッグブーツ。HARUKAZEえの顔面を足蹴にしたながら挑発していった夏は、ブレーンバスターでHARUKAZEをコーナーに投げつけると、ブロンコバスター。HARUKAZEも丸め込みで脱出すると、フェイスクラッシャーからぶら下がり式の三角絞め。しかしダイビング・クロスボディーをかわした夏はエルボー。HARUKAZEもエルボーで応戦するが、ブロックした夏はラゴンスリーパーに捉える。HARUKAZEはどうにかロープに逃れたが、夏はビッグブーツを側頭部に叩き込むとミサキスペシャル(β)。しかしHARUKAZEは腕を取ってジャンピング・アームブリーカーを決めると、コルバタで投げてから串刺し式ドロップキック。さらにスピアを叩き込んだHARUKAZEは、足を踏み鳴らしてから炎のスピア。カウント2で返そうとした夏を腕十字に捉えたが、夏は何とかロープに足が届く。HARUKAZEがロープに飛ぶと、カウンターの首固めで丸め込んだ夏。HARUKAZEが返すと夏はステップキック。その蹴り脚をキャッチし、回転しながら腕十字に捉えたHARUKAZEは腕固めにスイッチ。夏が前転して逃れようとしてもHARUKAZEはもう一度腕固めに捉え、腰を落としたところで夏がタップアウト。

試合後、大家が入ってきてHARUKAZEに「HARUKAZE! 初勝利、おめでとう! どんなに負けても負けても負けても! 勝つまで諦めない、それがガンバレ☆プロレスの精神だ! これからもガンバレ☆プロレス女子部のエースとして! 俺たちと一緒に! プロレスを再びメジャースポーツにしよう!」と声をかけると、「ハイ! お願いします! やっと…やっと勝つことが出来ました! 私、夏さんに比べて全然お客さん引きつけることも出来ないし。で、何か……(号泣)今日勝てなかったらどうしようって、すごい思っていて。でもここで初勝利をあげられたのは大家さんが諦めるなって言ってくれたのと、夏さんがここまで私に付き合ってくれたからです! 本当にありがとうございます! 夏さん、次までにもっともっと強くなってくるんで、また闘ってください! お願いします!」と泣きながら夏に握手を求める。しかし夏はシッシッと手で払い、握手を拒否して引き上げる。HARUKAZEは「行っちゃった……。私は今日、初勝利をあげられたのですが、これからが私のスタート? 時代? だと思っているので、これからドンドン頑張って、大家さんと一緒にプロレスを少しでもメジャースポーツに出来るように頑張ります! どうか皆さん、これからもよろしくお願いします!」と絶叫した。

第3試合はガンバレ☆プロレスvsDAMNATION全面対抗戦PART1、翔太&今成夢人vs石川修司&マッド・ポーリーのタッグマッチ。記者席から須山さん本人が見守る中、すやますやまが入場すると「すやま」コールが巻き起こる。石川&ポーリーが入場してくると、奇襲攻撃を仕掛けていったすやますやま。分断してポーリーに合体攻撃を仕掛けるが、ポーリーはダブルラリアットで吹っ飛ばす。そこから場外乱闘になると、石川は今成にニーリフト。ポーリーは翔太にボディブローを叩き込む。石川はチョップで今成をダウンさせるとストンピングを浴びせてからリングに戻す。すでにリングに戻っていたポーリーがハンマーを叩き込むと、コーナーに押し込むように踏みつける。さらに両足で今成の上に乗っかっていくと、石川が入ってきて今成の上に乗っていく。悶絶する今成に対し、石川はチョップを連打。さらにエルボー一発でダウンさせると、顔を鷲掴みにして捻りあげる。ロープに逃れた今成だが、今度はポーリーがカウンターエルボー。さらに石川がブレーンバスターから変形のバッファロースリーパー。これもロープに逃れた今成だが、ポーリーが喉元を踏みつける。ポーリーハンマーから串刺し攻撃を狙ったポーリーだが、今成はエルボーで迎撃すると、ロープで思いきり勢いをつけてからのクロスボディーで倒して翔太にタッチ。スマッシュパンチからコーナー二段目からのミサイルキックを発射した翔太。ポーリーが倒れないと、ダイビング・クロスボディーでどうにかなぎ倒す。さらに飛び付いて回転エビ固めを狙ったが、ポーリーはのど輪でぶっこ抜く。翔太はチンクラッシャーからロープに飛ぶが、ポーリーはカウンターのテーズプレスを決めて石川にタッチ。串刺しラリアットからコーナー二段目からのダイビング・フットスタンプを投下した石川はスプラッシュ・マウンテンの体勢に。どうにか脱出した翔太は一度レフェリーに激突してから石川に急所蹴り。タッチを受けた今成はテーズプレスを出すが、石川はキャッチ。それでもパンチの連打でどうにか石川を押し倒した今成はブレーンバスターの体勢に。翔太は入ってきてダブルブレーンバスターで何とか石川を投げると、今成はハーフダウンの石川にローキックを連打。そこに翔太がフロッグスプラッシュを投下すると、今成はランニングローキック。カウント2で返された今成はぽっちゃりへの膝蹴り。だが、石川は返す刀でラリアット。そこにポーリーが入ってきてダブルタックルからダブルのチョークスラム。翔太がカウント2でカットしたが、ポーリーが場外に連れ出す。10分が経過し、今成は顔をくしゃくしゃにしてエルボーを連打するが、石川はエルボー一発でなぎ倒すと、今成の髪の毛を掴んでニーを連打してからエルボー。さらにダメ押しのランニング・ニーリフトをブチ込んで3カウント。対抗戦はまずDAMNATIONが1勝した。

第4試合は星野真央デビュー戦、星野真央vsチェリー。今年2月にガンプロ新世紀オーディションに合格したが、親の反対などもありこの試合がデビュー戦であり、引退試合となる星野。その1試合の相手を務めるのはプロレス教室時代の先生だったチェリー。全身黒に蛍光イエローのラインが入ったコスチューム姿で星野が入場すると、大量の黄色い紙テープが投げ込まれた。一方、着物姿で入場したチェリーは帯を木曽レフェリーに持たせると「あーれー」と回転。星野が両手で握手を求めると、ガッチリ応じたチェリー。「まお」コールが起こる中、まずはチェリーが腕を取って捻りあげる。星野はバックを取るが、チェリーはバックを取り返す。うまく星野が脱出すると、チェリーはヘッドロックに捉える。ロープに振った星野はチェリーのショルダータックルを受け止めると、自らロープに走る。しかしチェリーはカニ挟みで倒しておてんばダッシュ。星野もロープに飛んで今度こそショルダータックルでなぎ倒すと、エルボー合戦を挑んでいく。チェリーは後退することなく、星野のエルボーを受け止めてから打ち返していくと、バックキックで顔を蹴り上げてから低空ドロップキック。馬乗りになって張り手とエルボーを打ち降ろしたチェリーはスリーパーに捉える。すると星野はチェリーをおんぶした状態で立ち上がり、コーナーに押し込んで串刺し攻撃を狙う。エプロンに出てかわしたチェリーは、星野を場外に連れ出して痛めつける。チェリーは星野をリングに戻すと逆エビ固めへ。ガッチリ決まったが、星野は何とかロープに手を伸ばす。しかしチェリーは引きずって戻すと逆片エビ固めへ。どうにかロープを掴んだ星野だが、チェリーはストンピングを落とすと串刺し攻撃を狙う。しかしショルダータックルで迎撃した星野は天を仰いで咆哮。そしてチェリーに教わったことを実践するかのように丁寧なボディスラムで叩き付ける。チェリーの串刺し攻撃をエルボーで迎撃した星野は、コーナー二段目からミサイルキックを発射。さらにトランザム★ヒロシが好きだったという星野は見事なパーフェクトプレックスを決めたが、カウント2。すると星野は「もう1回!」と叫んで、再びパーフェクトプレックスの体勢に。だが、チェリーはネックスクリューで切り返すと大外刈りで叩き付ける。そこを丸め込んでいった星野だが、チェリーも丸め込み返す。丸め込み合戦でカウント3寸前まで追い詰めた星野だが、チェリーはボディブローを叩き込むと熟女でドーン!。星野がカウント2で返してみせると、チェリーは餞別代わりのチェリトーン・ボムを投下して3カウント。

星野の頭を撫でながら笑顔で話し掛けたチェリーは、マイクを持つと「星野! ホッシー、今日リングの上で試合することが出来て、とっても嬉しかったです。ありがとうございました。ホッシーはパワーもあるし、度胸もあるし、今日で引退なのは勿体ないなっていう気持ちはあるんですけど、これからの道はホッシーが自分で決めた道なので、自分の実力で正解に辿りつけるように頑張って突き進んでください! 今日はりがとうございました」とエールを送ると、大家が「星野、2月にオーディションやって、ずっとお前の練習見ててねぇ。……もうどうしようもない俺がよ、練習生として慕ってくれて、俺の言うこときいて、ちゃんと練習を繰り返して……。僕にとっても初めてプロレスラーを育てたという気持ちがあって。今日試合を見て、本当に星野がプロとしてリングに立てて、俺はすごい嬉しいです! 確かに今日1回限りかもしれないけど、その1回にこの何ヶ月間か人生のすべてを懸けてリングに上がった星野、本当に素晴らしいと思います。今日で引退しますけども、これから先もずっとお前は俺の教え子で、ガンバレ☆プロレスの一員だよ! ありがとう!」と言って星野と握手。ようやく立ち上がった星野は「今日、私はガンバレ☆プロレスでデビューさせていただきました。ちょっといろんな事情があって、デビューの日に引退となってしまいましたが、今日のデビューにあたって私のワガママを聞いてくれた両親と大家さん、対戦相手を務めてくれたチェリーさん、DDTのスタッフの皆さん、今日来てくださったお客様、UNIVERSEなどを見てくださっている皆さん、本当にありがとうございました」と挨拶すると四方に深々と頭を下げた。そして会場リングアナが星野の経歴を読み上げてから、10カウントゴングが鳴らされると、星野は天を仰ぐ。最後に「赤コーナー、ガンバレ☆プロレス、星野真央ーっ!」とコールされると、黄色い紙テープがたくさん投げ込まれた。星野は紙テープをちぎって握り締めると、深々と一礼してプロレスラーとしてわずか“9分49秒”、されど“9分49秒”試合をしたリングに別れを告げた。

【試合後のコメント】
ーーデビュー戦にして引退試合を終えた、いまの率直な気持ちは。
星野 私のワガママでデビュー戦をさせてくださったので、本当に感謝でいっぱいです。感謝しかないです。チェリーさんもデビュー戦の相手を務めてくださって、すごい尊敬している選手なので大変嬉しかったです。やり切れたかって言うと、闘い切れたかって言うと、やっぱりどこか悔いが残るところがあるんですけど……やっぱりもっと試合やりたかったので、悔いはあります! ただ、もう決めたことなので、今日やってよかったなと思います。ありがとうございます。
ーー短いプロレスラー生活でしたが、今後の人生において役に立つようなことだったり、励みになるようなことはありましたか。
星野 私、小さい頃からずっと水泳をやっていて、頑張って生きてきたつもりだったんです。努力もしてきたつもりだったんですけど、この1年間は自分の意志でやりたくてやっていたので、逃げ場がないと言うか。やり切りたくて、いままでの人生で一番頑張ったと思います。この頑張ったことは、大家さんも言ってくださったんですけど、今後の励みになると思います。
ーー師匠であり、対戦相手だったチェリーさんから何かお言葉はありましたか。
星野 チェリーさんはプロレス教室のときとはやはり違って。プロレス教室のときは優しかったんですけど、厳しいですね。何か途中で意識朦朧としちゃって……チェリーさんが強くって、ちょっと意識朦朧としちゃったんですけど、やっぱり選手としては尊敬するところがいっぱいあります。
ーー最後、紙テープを何本か持って帰りましたけど、あれはデビューと引退の記念?
星野 私はずっとDDTが好きで、DDTのファンとして紙テープを投げている側だったので。紙テープが励みになるっていうのを本当に感じて持って帰りました。……そうですね、紙テープを本当にありがとうございます(涙ぐむ)。

セミファイナルはガンバレ☆プロレスvsDAMNATION全面対抗戦PART2、冨永真一郎vs遠藤哲哉のシングルマッチ。遠藤はこれがガンプロ初参戦。カニ挟みを仕掛けた冨永だが、遠藤は倒れない。逆に足をすくって倒した遠藤がガブっていくと、冨永はロープに足を伸ばしてからそのまま場外にエスケープ。リングに戻った冨永はチンロックに捉えるが、遠藤はハンマーロックで切り返す。さらに足をすくって倒した遠藤だが、冨永も逆に足をすくって倒すと、いきなりオクラホマロールで丸め込む。カウント2で返した遠藤はロックアップからロープに押し込むと、離れ際にガットショット。串刺し攻撃をエルボーで迎撃した冨永はコーナーに飛び乗っていくが、遠藤がかわすとバック転して着地。ドロップキックで遠藤を場外に追いやってケブラーダを狙った冨永だが、遠藤は足を掴んで場外に引きずり落とす。さらに遠藤はアティテュード・アジャストメントのような形で冨永をエプロンに叩き付けてからリングに戻すと、バックブリーカーから腰へのエルボー。さらにコーナーに押し込んで腰にショルダーをぶつけていった遠藤が頬を軽く張って挑発すると、冨永も張り手を返すが遠藤は「もっとだ」と挑発。ペンデュラム・バックブリーカーを狙った遠藤をコルバタで投げた冨永はドロップキック。さらに遠藤のハンドスプリング・レッグラリアットをかわしてグラウンドコブラに持ち込むと、ローリングクレイドルで回してから張り手。遠藤も逆水平チョップを返すと、冨永は遠藤を腕を使っての逆上がりしてからエロワードライバーを狙う。これを遠藤が踏ん張ると、冨永は後頭部に断頭台式ニースタンプ。そこからJKを狙ったが、遠藤はジャンプした冨永をマットに叩き付けると、その場飛び360°セントーンを投下してから逆エビ固めへ。逆片エビ固めにスイッチした遠藤だが、冨永はどうにかロープに逃れる。なおも挑発していく遠藤に張り手を打っていく冨永だが、遠藤は「そんなものか、素人」。「待った」のジェスチャーで油断させてから、強烈な張り手を叩き込んだ冨永だが、怒った遠藤はドロップキックからコーナーへ。立ち上がった冨永は雪崩式ブレーンバスターを狙うが、遠藤はヘッドバットで叩き落とす。しかし冨永はジャンプして飛び付いての雪崩式フランケン。立ち上がろうとする遠藤の背後からJKを叩き込んだ冨永は、今度こそエロワードライバー。そしてトドメのムーンサルトプレスを投下するが、剣山で迎撃した遠藤は串刺し式ジャンピングエルボー。冨永もカウンターのトラースキックからフランケンシュタイナーで丸め込むが、カウント2で返されるとオーバーヘッドキック。遠藤もオーバーヘッドキックを返すと、ハンドスプリング・レッグラリアットから旋回式トーチャーラックボム。どうにかカウント2で返した冨永だが、遠藤はダメ押しのシューティングスタープレスを投下して3カウント。対抗戦はDAMNATIONの2連勝となった。

メインイベントはガンバレ☆プロレスvsDAMNATION全面対抗戦PART3、インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合。王者・佐々木大輔vs挑戦者・大家健。今年9月にインディーJr王座を奪われ、その後全財産まで奪われた大家は、嫁とガンプロを懸けて佐々木と対戦することに。佐々木がKAIENTAI DOJOの12・17新木場大会でTAKAみちのくに勝利してインディーJrを防衛したため、同王座もかけられることになった。佐々木は石川とポーリーを従えて入場。ロックアップから2回連続で佐々木を突き飛ばしていった大家。すると佐々木はロックアップからニーリフトを叩き込んでからナックルパート。大家は体勢を入れ替えてエルボーを叩き込むと、ショルダータックルでぶつかっていく。3度目で佐々木を吹っ飛ばした大家だが、場外にエスケープした佐々木はゆっくりとリングに戻る。いきなりサミングを見舞った佐々木はマンハッタンドロップからサミング。そしてエルボードロップを落とすと、早くもクロスフェイスに捉える。慌ててロープに逃れた大家が場外に出ると、追いかけていった佐々木は客席に大家を投げつける。さらにひな段席の最後方まで連れていった佐々木は、壁に大家を叩き付ける。DAMNATIONのメンバーが木曽レフェリーを引きつけている間に、佐々木はイスで大家を何度も殴っていく。大家をリングに戻した佐々木はカバーするが、カウントは2。歯を食いしばって立ち上がろうとする大家の顔を蹴り飛ばし、セカンドロープに喉元を押し付けていった佐々木は、大家の前に立ちはだかる。大家は必死に殴りかかっていくが、佐々木はショルダーネックブリーカーからスリーパーへ。今成の「こっち、こっち」という声を聞いてロープに足を伸ばした大家だが、佐々木が場外に放り出すと、すかさず遠藤が抑え付けてポーリーがイスで殴打。倒れた大家の上にポーリーが乗っかっていく。その間、木曽レフェリーに目隠ししていた佐々木だが、木曽レフェリーが気付いた瞬間、DAMNATIONのメンバーに向かって「やめなさい」。場外カウント11で戻った大家だが、佐々木は顔面への低空ドロップキックから逆片エビ固めへ。ロープに逃れた大家だが、頭を踏みつけた佐々木。10分が経過し、大家のエルボーを受け止めた佐々木はDDTで叩き付けると、ニュートラルコーナーのコーナーポストを外し、そのポストで大家を殴打。さらに剥き出しになった金具に大家を叩き付けると、大家のエルボーを受け止める余裕を見せる。だが、佐々木の串刺し攻撃を蹴りで迎撃した大家は、全体重を乗せたショルダータックルからカウンターエルボー。さらに串刺しランニングエルボーからカミカゼを決める。足を踏み鳴らした大家は炎のスピアを狙ったが、カニ挟みで倒した佐々木はクロスフェイス。素早くロープに逃れた大家、佐々木のパンチに対してエルボーで向かっていくが、佐々木はカウンターのドロップキック。ダイビング・ラリアットからベトナムドライバーIIの体勢に入った佐々木だが、大家はこれを掟破りのクロスフェイスで切り返す。どうにか脱出した佐々木はロープに飛ぶが、大家はカウンターのスピア。15分が経過し、突進してきた佐々木をコーナーポストが外されたコーナーに激突させた大家は、炎のスピアを狙ったが、今度は佐々木がかわして金具剥き出しのコーナーに大家も誤爆。ハーフダウンの大家にトラースキックをブチ込んだ佐々木は、コーナーに大家を叩き付ける。しかしもの凄い形相で咆哮した大家。佐々木はお構いなしにペディグリーで叩き付けると、コーナー最上段からダイビング・エルボードロップ。これをかわして自爆させた大家はバックを取る。だが、バックを取り返した佐々木は投げ捨てドラゴンスープレックス2連発。それでも立ち上がって突進した大家だが、佐々木はカニ挟みからクロスフェイスへ。何とかロープに辿り着いた大家をコーナーに乗せた佐々木だが、大家は必死に叩き落とす。エプロンに出た佐々木に対し、大家は断崖式垂直落下ブレーンバスターで佐々木の脳天をエプロンに叩き付ける。朦朧とする佐々木をリングに戻した大家は足を踏み鳴らして突進したが、佐々木は掟破りのスピアで迎撃。佐々木は今度こそダイビング・ヒットマンエルボードロップを投下するが、カウントは2。ならばと佐々木はダッシュするが、大家はエルボーで迎撃。大家もエルボーを返すとヘッドバット。しかし佐々木は腕を取るとクロスフェイスに捉える。回転して押さえ込んだ大家は、佐々木はキックアウトするとドラゴンスープレックスで投げ捨ててから炎のスピア。キャッチして受け止めた佐々木だが、ならばと大家は垂直落下式ブレーンバスター。間髪入れずスピアをお見舞いした大家は、さらに炎のスピアをブチ込んで3カウント
佐々木からインディーJr王座を取り戻し、嫁とガンプロを守り抜いた大家は「勝ったー! ベルトを獲り返したことすげー嬉しいです! でもそれ以上に! ……あのね、何と言われたっていいんですよ俺。俺のことはなんて言っても構わない。素人とかアマチュアだとか。別にいいよ! いいけどな、それが俺が一番大切にしているし、自分が一番大切にしている人、大切にしているもの! 家族がバカにされたら悔しいよ、そりゃ! 悔しいんだよ! なあ! どうしようもないレスラーだよ、俺は! なあ! ガンバレ☆プロレスにレギュラー参戦してくれているみんなを俺は素晴らしと思っている! 俺なんかが、私なんかがって思ってる人がいるかもしれねぇ! でもなオイ! そんなことねぇんだよ! 大家健は大家健です。昭和52年4月8日生まれ、A型! 国籍日本の大家健! おい、テメーら、テメーら、テメーら、ほかで見たことあるか?(観客「ない」)ねえだろうが! それと一緒だよ。今成だって翔太だって安部だってHARUKAZEだって! ここにいるみんなが、やっぱりただ一人なんだよ! 何かが出来る、何かが出来ない、そんなんじゃなくて世界に俺はただ一人、世界に私はただ一人、そういうところに価値があるんじゃねぇか! だから俺はこのベルトを獲り返したのはすげー嬉しい。だけどな! 一番嬉しいのは人権をないがしろにするDAMNATIONの奴らからガンバレ☆プロレスを守れたこと! そして……僕らね、愛し合って結婚してるんですよ。その愛し合っている夫婦を引き裂くなんてとんでもねえよ! そういう力が俺を助けてくれたんだと思います! だからこれからのガンバレ☆プロレスは唯一無二の、世界ただひとつの団体として頑張っていこうと思います!」と言って選手をリングに呼び込む。今成や翔太、安部や力がリングに上がるが、大家は「足りねぇよ! 星野! 星野、来いよ!」と引退した星野も呼び込む。大家は「本当に2017年、いろんなことがありました。今成とシングルマッチで闘ったり、安部はよく分からない秋葉原がどうのこうのとか。力さんには力道山先生の法要に呼んでいただきました。翔太は復帰して、冨永は何回もメインイベントを務めてくれてありがとう。星野のは本当によく練習した! 本当に頑張ってよくデビューまでこぎ着けた。HARUKAZEはまあ言わなくても……(今成がコウメチックな動きをすると)やめろっ! ここに来た俺たちはみんなガンバレ☆プロレスなんです。だからよろしくお願いします! いくぞー! We are ガンバレ☆プロレース!」の雄叫びで2017年のガンプロを締めくくると、『BAD COMMUNICATION』に乗せてリングサイドに駆けよってきたガンプロユニバースと共に勝利を分かち合った。星野も“ガンプロ戦士の一員”として、最後まで飛び跳ねがら両腕を突き上げた。

【大会後のガンバレ☆集会】
大家 勝ったよぉ!
今成 やった! これはもう奥さんに、一番最高な報告が出来ますね!
大家 何も言ってないんだよ、奥さんによ。何も言われなかったよ!
今成 奥さんを見捨ててたってことですか?
大家 違うよ! そうでもしなきゃ勝てねぇんだよ! なあ! 大切なものが懸かってたから勝てたんじゃねぇか! そういう気持ちはあります! もしかしたら…でも俺は絶対勝てると思って、何でも懸けてやりましたよ。そしたら勝つことが出来た!(観客拍手)それはすげー嬉しいことです。やっぱね、全然実感なかったんですけど、守るものあると違うよ。なあ今成。
今成 私、ないですからね。私ないですけど! やっぱり今日闘ってみて、俺は! 群れたい! 媚びたい! 結婚したい!(観客拍手)今日はボコボコにされましたけど、わたくしまだまだ群れて! 皆さんに媚び続けて! 俺は腰掛けでやってるんじゃないぞ! 俺はな、いつの間にかTwitterブロックされていたんだよ! でもなTwitterブロックされないようなプロレスラーに俺は、2018年なります!(観客拍手)
大家 よし! よし! よし! そしたらな、星野ー! 星野!
星野 (観客の「まお」コールの中、駆け付けて)すみません、座っていいんですか?
大家 座れ、座れ! 集会ってうのは座るところだよ。大体1年前、その辺にいたんだよお前。
星野 そこにいましたぁ!
大家 何か俺が言ったことを……バカヤロウ! 簡単に真に受けるんじゃねぇよ!(苦笑)って思ったけど! 1年後にはデビューしてるんだよ!(観客拍手)人にはいろんな事情があります。でも1回だけとはいえ頑張った! 本当に頑張りました。毎週、俺と今成が交代で練習を見ていて、あの……。
今成 我々が教えられるかってことが不安だったんですよ!(観客爆笑)僕と大家さんにコーチングの能力があるかどうかっていうのは不安でしょうがなかった!
大家 そうだよ。体力だけはあったからな。最初の1、2ヶ月体力テストみたいなのはガンガンやったけどな(苦笑)、そのあとどうしていいか分かんねーよ!(観客爆笑)どうしていいか分かんねから、身をもって同じような練習をずっとしていたよ! そうやってでもスクスクと、スクスクとその日言ったことをちゃんと覚えて、1週間後にちゃんと出来るようになってきてくれた星野に俺は感謝したいと思っております。そしてあの(ガンプロ新世紀)オーディション10人くらいいたよな? 残ってる星野ともう一人いたよな。鷲田(周平)! 鷲田、来い!
鷲田 はい!(急いで駆け付ける)
大家 お前そんな顔してたよ! やっていけると思ってるのか?
鷲田 僕はやります!
大家 本当に出来るんだな?
鷲田 やります!
大家 星野は今日最初で最後の試合、すげー頑張ったよ! 一緒に練習していたお前はそれを見ていて悔しかったと思うよ。俺だって出来るって思ってんだろ! なあ! オイ! 本当にやれるのか?
鷲田 やります!
大家 約1年越しだよ。俺を一発張ってみろ。もう一度張ってみろ!
鷲田 (意を決した表情で腰の入った張り手を叩き込む)
大家 (観客拍手)鷲田! よくやった! 1月20日! ガンバレ☆プロレス王子大会、鷲田デビュー戦決定!(観客拍手)頑張れよ!
鷲田 ハイ!
大家 頑張れよ!
鷲田 ハイ!
大家 頑張れよ! 星野の分まで頑張れよ!
鷲田 頑張ります!(観客拍手)
大家 たった一人で始めたガンバレ☆プロレス。今成が加わって、たった二人でした。レギュラーで参加してくれるメンバーも仲間ですけど、本当に所属と言えるレスラー、ここにいる4人になりました! 星野は今日で引退しますけども、俺たちの心の中ではずっとガンバレ☆プロレスの仲間です! そして来月、鷲田もガンバレ☆プロレスの一員としてデビューします!(観客拍手)これからガンバレ☆プロレスはどんどんどんどん大きくなっていきます!(観客拍手)
今成 俺たちのコーチングシステムもアップデートしていくぜ!(観客拍手)
大家 最後、星野が締めよう。真ん中来い。
星野 (号泣しながら)おこがましいです!
大家 おこがましくねぇよ。そうだな、俺たち一生ガンバレ☆プロレスなんだよ。なあ。引退してもお前はガンバレ☆プロレスだから。(星野を抱きしめる)
星野 ありがとうございます! 本当にありがとうございます。
大家 星野が締めます。
星野 いくぞー! We are ガンバレ☆プロレース! ありがとうございましたー!


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