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リポート&コラム

【TRY ME 2018のまとめ】またも岡田のアームロックに敗れた今成は勝村からの勧誘に「勝つまでやるのがガンプロ」/勝村軍(仮)は2・11王子大会にリアルタイガーを投入!/生え抜き選手の鷲田周平が大家相手にデビュー!/翔太に敗れたアッキだが、大家に直訴して2・11王子に参戦決定!/これがフォースの力か? HARUKAZEの父ベイダー卿降臨!?

20日、東京・王子Basement MON☆STARにて「TRY ME 2018」がおこなわれた。選手入場式では大家、今成、冨永が登場。まず大家から2・11王子大会の決定カードとして冨永真一郎vsMEN’Sテイオーが発表された。さらに3・11大阪大会の決定カードについて「東京は花の都、大阪は水の都と言われていますよね。プロレスをメジャースポーツにするためには都を制する必要があるんですよ! その役割をHARUKAZEに託したい」と言った大家は、HARUKAZEvs松本都を発表。さらに「東京だけでなく大阪を制する必要がある! 大阪の強い奴に勝たないといけない! わたくし、東京代表として大阪を倒したい!」と言って大家健vsマグニチュード岸和田のスペシャルシングルマッチを発表した。「(岸和田が)大阪一強いだと、ふざけるな! 俺は関東一、北陸一、日本一、世界一、いや宇宙一強い男を目指しております! 目指しているだけだけどな! まだまだ発展途上なんだよ!」と言い放った。続いて冨永が「私のルーツを辿ると学生プロレス。あのテイオーさんも学生プロレス出身なんです! パイオニアなんですよ! テイオーさんを倒して2018年を闘いの年にしたい。鷲田選手が今日デビューされるということなので、プロレスとは真剣勝負、リアルな闘いであることを背中で教えたいと思います」。そしてAbemaTVの72時間ホンネテレビを見た地元の友達に「キャラが弱い」と言われたという「俺は大家代表よりも男色ディーノよりも、ましてやあの草なぎ剛さんよりも全然キャラが弱い。だから俺はキャラクターを強くすべく、先週パーマをあてました! ただのパーマじゃねぇんだぜ。なんて発注したと思う? 綾野剛にしてくれって頼んだんだ。この頭は綾野剛パーマなんだよ! 俺はプロレス界の綾野剛になるぞ! 今年の俺は図々しくいくからな!」と挨拶。最後に大家が「俺は俺の信念を持ってガンバレ☆プロレスやってんだ! 勝村周一朗だろうが長州力だろうが、ふざけるんじゃねぇよ! 俺は信念の曲がったことを言った奴には、誰だろうと噛みつくんだよ! このリング上で俺が一番正しいことを絶対に証明していくんで!」と挨拶。

第1試合は鷲田周平vsXのシングルマッチ。昨年12・20新木場大会でデビューした星野真央(現在は引退)に続き、二人目のガンプロ生え抜き選手となる鷲田周平のデビュー戦。鷲田は新人らしく入場曲はなし、黒いショートタイツにレガース姿で入場。その対戦相手Xとして登場したのは大家健。握手をかわしてから試合が始まると、まずは腕の取り合いに。そこからカニ挟みで倒した大家だが、鷲田はヘッドロック。ロープに振った大家だが、鷲田はショルダータックルでぶつかっていく。しかし大家は倒れず、鷲田のショルダータックルを受け止めてから、逆にショルダータックルでなぎ倒す。エルボー合戦から大家はサーフボードストレッチやキャメルクラッチで鷲田を追い込んでいくと、鷲田の串刺し攻撃をかわしてボディスラムを狙う。これを踏ん張った鷲田は、突進してきた大家を逆にボディスラムで叩き付けると、カウンターエルボーからエルボー合戦を挑んでいく。さらにミドルキック3連発で大家を蹴り倒した鷲田だが、ブレーンバスターを狙ったところを逆に投げた大家は一気に逆片エビ固めに捉える。ロープに這っていこうとした鷲田だが、大家はリング中央まで引き戻すと、腰を落としていく。これで鷲田はタップアウト。デビュー戦を終えた鷲田には観客から大「ワシダ」コール。鷲田は四方に一礼してからリングを降りた。

【試合後のコメント】
――無事にデビュー戦終わりました。黒星でしたが、いかがでしたか。
鷲田 2月にオーディションを受けてから、ここまでずっと練習してきてですね。もちろん、大家さん、今成さんにはずっと練習を付き合っていただいたんですけど、ほかの先輩方も練習を教えてくださり、その他にもファンの方の応援だったり、仕事の仲間や昔からの仲間の応援もあってですね、何とかここまでデビューすることが出来ました。とはいっても今日ここからが私のスタートですので、これからドンドン練習して、強くなって、このガンバレ☆プロレスを盛り上げていければと思いますし、自分自身も強くなっていって盛り上げられればと思いますので、これからもよろしくお願いします。
――デビュー戦の相手が大家選手でしたが。
鷲田 練習を見ていただいている大家さんだったので。やっぱりデビュー戦といえば師匠とやりたかったのが本望でしたので、大家さんと対戦出来てよかったです。
――プロレスラーとしてデビューしてこういうふうになりたいとか、目標みたいなものは?
鷲田 私がプロレスラーになりたいと思った理由は、ひと言で言えば強くなりたいからです。自分に誇りを持ちたい、自分に自信を持ちたいっていうのもありますし、日々劣等感だらけで生きてきた自分的には、やっぱり強くなって自信を持ちたい、自分に誇りを持ちたいと思いましてプロレスラーになりましたので、これからドンドン練習して強くなりたいと思います!

第2試合は安部行洋vs宇宙銀河戦士アンドロスのシングルマッチ。当初、安部の相手は伊橋剛太の予定だったが、長州力に「プロレスをしないほうがいい」と言われたことで伊橋が欠場を要請。急遽、アンドロスが参戦することに。アンドロスはリングサイドの観客とハイタッチしながら入場。入場の長さに呆れ顔の安部だが、アンドロスは「今日は大事な話があるの」と言うと「安部行洋は本当の名前じゃない。本当の名前は宇宙銀河戦士ABEっていうんだ」と言い出す。溜まらず安部が「今日はガンプロなんで。SECRET BASEじゃないんで」と止めに入ったため、関東地方に近づいているという寒波にも負けないくらい寒いマイクパフォーマンスを終えたアンドロス。ようやく試合が始まると、観客からは「ABE」コール。押し倒して袈裟固めに捉えたアンドロスだが、安部はヘッドシザースで切り返す。必死に首を抜いたアンドロスは「クリーンファイト」と握手を求める。安部が応じると、アンドロスは急所蹴り。「今のは俺じゃない」と言い張ったアンドロスはコブラツイスト。さらにドロップキックからダブルアーム・スープレックス。安部もSTOP!エンズイギリから後頭部への串刺しニーを返すと、背中へのフットスタンプ。カミゴェを狙った安部だが、アンドロスはチョーク攻撃で防御すると、急所へのニーからムーンサルトプレス→着地→背面アタック。さらにパイルドライバーを決めたが、急所をぶつけたらしくダブルダウンに。どうにか立ち上がった安部は、インプラントDDTからオーバーヘッドキックを叩き込むと、ハーフネルソンに捉える。スープレックスで投げるのではなく、安部がそのまま絞め続けるとアンドロスはギブアップ。試合後、アンドロスが「これで地球の平和は守られた。ABE、この続きは明日のSECRET BASEでやろう」と呼び掛けると、安部もそれに同意した。

第3試合は冨永真一郎&HARUKAZEvs力&小林香萌の新春スペシャルミックストタッグマッチ。力&香萌は力のナレーション入りスターウォーズのテーマ曲で登場。真っ黒なガウンにライトセーバーを持ってリングインした力&香萌を見て、冨永&HARUKAZEは唖然とするしかない。ガウンを着たまま試合に臨む力だが、冨永はお構いなしに痛めつける。そこに香萌が入ってくると、“マスター”の力がパワーを放射。セコンドの安部や観客にもパワーを放射する力だが、冨永にだけまったく効かない。仕方なく香萌にタッチすると、香萌はライトセーバーでHARUKAZEに斬りかかる。かわしたHARUKAZEは蹴りでライトセーバーを吹っ飛ばしたが、香萌はドロップキック。続いて力が逆水平チョップで冨永に反撃。ブレーンバスターで投げた力は「くたばれジェダイ!」とセーバーチョップを投下。冨永も反撃しようとコーナーに登っていくが、力がパワーを放射すると転落。タッチを受けた香萌がHARUKAZEにミサイルキックを発射。しかしHARUKAZEもワキ固めを返す。ロープに逃れた香萌だが、HARUKAZEはぶら下がり式腕十字から回転しての腕十字へ。だが、力が入ってきてパワーを放射。効かないかと思われたが、体が痺れはじめたHARUKAZEに、香萌が突如「私がオマエの父親だ」と告げる。そのままどこかに姿を消した香萌。その間、力のパワーを食らって何も出来ないHARUKAZEだったが、「た、助けて父さん!」と絶叫。すると、そこにベイダー卿が降臨。ライトセーバーを手にリングに上がったベイダー卿は、HARUKAZEに向かってライトセーバーを振り上げると力に向かって「マスター、(コーナーに)上がってください!」と指示。力がコーナーに登っていくと、ベイダー卿はライトセーバーを投げ捨て、何と力をデッドリードライブで投げていく。力がそのまま場外に転落すると冨永もあとを追う。その間にHARUKAZEが腕十字を仕掛けようとしたが、「と、父さん!」と絶叫。やはりベイダー卿はHARUKAZEの父親だったのか、とにかくHARUKAZEが躊躇しているところを、ベイダー卿が首固めで丸め込んで3カウント。試合後『蒲田行進曲』の曲が流れる中、4人でカーテンコール。ちなみにベイダー卿の胸元にあったメカ部分は、香萌のご両親による手作りであることを付け加えておきたい。

セミファイナルは翔太vsバリヤンアッキのシングルマッチ。ガンプロ参戦後、我闘雲舞にも何度か参戦したアッキが入場すると「インド」コール。一方の翔太が入場すると「USA」コールが起こる。ロープに押し込んだ翔太は離れ際にパンチ。腕の取り合いからヘッドロックに捉えたアッキだが、翔太はヘッドロックで切り返すとショルダータックル。アッキもリープフロッグからドロップキックを返すと、場外に出た翔太に向かって飛ぼうとしたが、これは翔太が素早くリングに戻ってカウンターエルボーで阻止。さらに河津落としからアッキを場外に出した翔太はチョップ。アッキもチョップを返していくが、「USA」コールを煽った翔太は、お客さんのカメラを奪って自撮り。さらにアッキをリングに戻して、どこかで見たことのある理不尽なマッチョポーズ。逆水平チョップから「Woooooo」と雄叫びをあげた翔太は、コーナーで馬乗りナックルから噛みつき。アッキもミドルキックから延髄斬りを返すが、バックドロップを着地した翔太はシャープシューター。何とかロープに逃れたアッキは、ロープ際でサミングを仕掛けてきた翔太にトラースキック。そしてバックドロップから450°スプラッシュ。翔太がかわすと回転しながら着地したアッキは、素早くバックを取ってジャーマンで投げ捨てる。だが、ブレーンバスターを狙ったアッキを逆に投げた翔太は、続けて垂直落下式ブレーンバスター。さらにフロッグスプラッシュを投下して3カウント。試合後はお互いに健闘を称え合った。

メインイベントは大家健&今成夢人vs勝村周一朗&岡田剛史のタッグマッチ。昨年大みそかのRIZIN「格闘技EXPO」でのガンプロ提供試合終了後、大家を襲撃した勝村。DAMNATIONとの対抗戦に起用されなかったことに不満を爆発させた勝村は「俺は本物の闘いがやりたい!」と叫び、自分と同じ総合格闘家兼プロレスラーの岡田剛史との勝村軍(仮)で、大家&今成と対戦することに。大家と勝村の先発で試合開始。胴タックルで突っ込んだ大家はロープに押し込むが、ここは慎重にブレイク。すると、すぐに勝村がグラウンドに持ち込んでアキレス腱固め。そこからマウントを取った勝村は笑顔で回転体を披露。必死にロープに逃れた大家だが、勝村はなおもビクトル投げからのヒザ十字。これもロープに逃れた大家は慌てて今成にタッチ。岡田と蹴り合った今成だが、岡田はヒザで飛び込んでミドルキック。今成もヘッドロックで捕まえるとショルダータックル。しかし倒れない岡田は今成のショルダータックルを受け止めて「来いよ」と挑発。今成は岡田のカウンターパンチをかわし、ショルダータックルでなぎ倒すとエルボー。だが、張り手でなぎ倒した岡田はサッカーボールキック。勝村がスリングショット式ヒップトスを今成の右ヒザに落とし、さらにその右ヒザを踏みつけてかた張り手。笑顔で今在を張り倒した勝村はニーリフトを連打。さらに今成をコーナー下に座らせ、急所への低空ドロップキックからエプロンに出て、振り子式串刺しドロップキック。続いて岡田がアキレス腱固め、股裂き、レッグロックで今成の右ヒザを集中攻撃。それでも今成は勝村の張り手や蹴りを受け止めると、立ち上がって向かっていくが、勝村は打撃のラッシュから今成を場外に落とす。そこから今成と岡田、大家と勝村が場外乱闘。リングに戻った勝村は今成の首を捻りあげるとスリーパー。さらに変形の三角絞めに捉えると、今成は必死でロープに脱出。勝村はエルボーからの腕十字でさらに今在を悶絶させるが、今成もようやく勝村の蹴り脚をキャッチ。唾を吐きかけてからヒジを落とすと、テーズプレスからの腕十字を決めてから大家にタッチ。カミカゼから炎のスピアを狙った大家だが、ニーリフトで迎撃した勝村はニンジャチョークを仕掛ける。だが、大家は勝村をぶっこ抜いてブレーンバスターで投げるとロープに飛ぶが、勝村はニールキックで迎撃して岡田にタッチ。すると大家は右腕をグルグル回してからのラリアット……つまり“長州力のリキラリアット”をやってみせた大家は、一気にサソリ固めの体勢に。これは岡田がクロスヒールホールドで切り返し、大家はロープに脱出。大家はエルボーから今成にタッチすると、コーナーに登っていく。そこへ今成が岡田をブレーンバスターの体勢で持ち上げて、コーナー上の大家に渡してスーパーパワーボムを狙う。しかしバランスを崩して大家と岡田はエプロンに転落。すぐに今成が岡田をリング内に入れてDDT。さらにラリアットを狙ったが、岡田はワキ固めで切り返す。これは大家がカットしたが、勝村が大家を捕まえてスリーパー。岡田も今成をスリーパーに捉え、大家も今成も落ちそうになったが、今成が何とかロープを掴む。しかし勝村が滞空時間の長いフィッシャーマンバスターで今成を叩き付けると、岡田がジャーマンで投げ捨てる。今成も気合いで起き上がって岡田をジャーマンで投げていくが、岡田はもう一度ジャーマンで投げると、ランニングローからハーフダウンの今成に飛び付き、戦慄のアームロックを決めてギブアップを奪った。

勝った勝村は倒れたままの大家と今成を余裕の表情で見下ろしながら「大家さん、これが強さだよ。ほら、お客さんが困っちゃってんじゃん。今までやってきた悪い奴らとは違うんだよ。俺らには強さがあるんだよ。これは本物なんだよ」。観客が静まり返る中、今成が「ふざけるな、勝つまでやるよ」と言い返す。すると勝村は「オマエさ、いい加減に気付けよ」と言って、大家のことをたまたま最後に勝つ、1回勝ってすべてを終わらせるニセモノ呼ばわり。「オマエ強くなりたいんだろ。強くなりたいから、うちのジム来て練習してるんだろ? 早くこんな奴から離れて、俺のところにつけよ」と勝村軍(仮)に勧誘。それを聞いた今成は「勝村さん、それは勝村先生に勝つまでやるから、強くなるためにあなたのジムに行ってるんですよ。実はあなたの首獲りたくて、あなたのジムに通わせてもらっていたんですよ(ニヤリ)。勝つまでやらせてもらわないと困るんですよね」と宣戦布告。そして「ヒゲ! オマエ、ムカつくな。大みそかからよ! 俺の腕ばっかぶっ壊しやがって」と、岡田に向かって次回2・11王子大会での再戦を要求。勝村も「俺に勝ちたいんだったら、いいんじゃないの。その姿勢でも。でもさ、俺に勝つのは1000年早いよ。だからまずは岡田から」と今成の心意気は買いつつも、まずは岡田という壁を突き付けた。当の岡田は「大みそかから全然変わってないじゃん」と言いつつも今成との一騎打ちを承諾した……のだが、2・11はFREEDOMS広島大会への参戦が決まっているという。「オマエ、最低だ!」と罵る大家と今成だが、岡田vs今成は3・11大阪大会でおこなわれることに。今成は岡田が入場時に着けている面が、いきなりステーキの店員が着けているマスクのように見えるので、毎日いきなりステーキを食べて力をつけると宣言。岡田が参戦出来ない2・11王子大会について、大家から「どうするんだよ!」と言われた勝村は「1対2でやってもいいよ……と言いたいところだけど、さすがにちょっとキツイなと思って。一応さ、もう一人くらい用意しておいたんだよね」。すると、そこに虎柄のパンタロンを履いた、細身のブラックタイガーが出現。勝村曰く「リアルタイガーちゃんじゃないの。……マスクが間に合わなかったんだよ」とのことだが、この謎のタイガーは大家と今成にトラースキックをブチ込むと、今成にはドロップキックからのフロッグスプラッシュを投下。再び大家と今成をKOした勝村は「またお客さん、困っちゃったね。格闘技だけじゃないよ、俺らは。これが全部含めた強さだよ。大家さん、頑張って。今成、2月も遊んでやるよ」と捨て台詞を吐いて退場。大家は「上等だよ! 確かにプロレスにおいて最後、リング上で立っている奴、スリーカウント取った奴、ギブアップを取った奴、そいつがつえーのかもしれねぇよ! そして俺たちはプロレスラーだから、やっぱよそこで強い・弱いの判断されるかもしれぇね! 勝村周一朗の言うことはよく分かっているんだよ! でも俺はいつも言ってきた! 人生は1回負けたら終わりか? 1回挫折したら終わりなのか?」と叫ぶと、自分は20歳越えてから失踪したことに触れ、周りの人にすごく迷惑をかけたため「これで人生終わった」と終わったが、最終的に強くなればいいという結論に達したという。「ここにいる人の中で世界で一番、宇宙で一番って言える人いるか? いるなら手をあげてみろよ!」と問い掛けると、背後から赤ちゃんの声が……。一瞬困った大家だが「……辛うじていねーだろうが! そうなんだよ! 俺たちは弱いいんだよ! でも弱いからこそ強くなろうと思うんだろうが!」と絶叫し、勝村にはいつでも向かっていき、最終的に強くなればいいんだと力説。そして選手をリングに呼び込むと、この日は「自分たちの弱さを再確認します。弱くたっていいじゃねぇか! いくぞー! 俺たちは弱ーい!」と雄叫びをあげ、『BAD COMMUNICATION』に乗せて足を踏み鳴らした。

【ガンプロ集会】
大家 オイ! そんなつえぇか? 俺は一瞬気を失っていたけど。今成どうだ?
今成 隙がない。
大家 でもよ、それは分かっていることじゃねぇか。何年通ってんだ、ジム。でもよ! 隙はあるよ!
今成 僕はね、隙だらけの人生をしてますよね。いろんなところに隙を見つけては怒られ、隙だらけです。今日も隙だらけのプロレスで負けたと思いますよ。どこからどういっても関節取られて。でもね、そこからね! 僕の隙だらけのプロレスで、あの勝村先生に勝ちたい! 勝ちたいよ。皆さんも隙あるんじゃないですか? 隙があるから不倫騒動とかあるんじゃないですか? みんな人間でしょうが! ちょっと隙を見つけただけでみんなで叩くような、こんな世間がおかしいじゃないですか!
大家 (小声で)まあな。
今成 なんで引退なんだよTKは!(観客拍手)だったら俺はTKシザースで次勝ってやるぞ!(観客「おー!」)TKシザース使ってやるぞ!
大家 (小声で)おお、分かった分かった。大丈夫か予告して。予告して大丈夫か……。
今成 TKシザースって分かるか? TK…高阪剛さんって、小室哲哉さんと同じTKなんだよ!
大家 (小声で)おお、そうだな。でも予告して大丈夫か?
今成 俺はニセ物かもしれないよ。でもだったら本物にならなくても、何回でもビデオで研究して、何回でも高阪さんのビデオを見て、TKシザースを見様見真似でやってやるよ!(観客「おー!」)
大家 (小声で)おお、隙を突く技じゃねぇのか。(大声で)でもな今成は隙だらけだ! 確かにTKシザース、予告して決まるもんじゃないかもしれない! でもな、予告して決めるからこそ今成なんだろうがオイ! 俺たちはもうダメかと思ったこと何回もあるよな! 念願の中京テレビだか何だかに就職しても……。
今成 そうだよ! 中京テレビであとちょっとで松井珠理奈と仕事出来そうだったんだよ!
大家 松井珠理奈と知り合ってな!
今成 知り合ってどうとかじゃなくて、仕事出来そうだったんだよ!
大家 それぐらいの人生があったにも関わらず、隙だらけ過ぎて……。
今成 タクシー代、月10万使って怒られたんだよ! 飛び込み営業行ってこいって言われて、どこ行っていいか分からないから、名古屋市内から市外に行って、いろんなところにタクシー使って全部経費で落とそうとしたら怒られたんだよ! どれぐらい使っていいか分からねえよ! 飛び込み営業ぐらい指導してくれてもいいんじゃないのか?
大家 ただね10万は使い過ぎだ! テメー、自分のもらっている給料とか考えるもんだろ!
今成 考えてなかったんだよ!
大家 それは空気を読め! でもな俺たちは空気なんか読まねぇんだよ! 空気を読まないからここまでガンバレ☆プロレスやってこれたんだろうが! だからこれからも全然全然、まったくまったく空気は読みません! だからこんなショボイ俺たちがプロレスをメジャースポーツにって言えるんじゃねぇのか? そういう意味も込めて締めるから……。
今成 俺たちはKYだ!(観客「KY」コール)
大家 (突然現れたアッキに向かって)どうした? 今日はありがとうございました。インドからわざわざ来てくれて。どうしたの?
アッキ (マイクを要求して)今日はスバラシイ、楽しかったデス。次で勝ちたいです。もっともっと試合したいです。ガンバレ☆プロレス、合格、本当にアリガトウゴザイマス。
大家 2月の11日って空いてますか?
アッキ ハイ。
大家 じゃあね、バリヤンアッキ、2月11日ガンバレ☆プロレス王子大会、参戦決定!
アッキ アリガトウゴザイマス。
大家 というわけで、一緒に締めよう。ちょうどKYな奴が来たところで、いつもの締めじゃないです。空気なんか読んじゃダメなんだよ! 俺みたいなものが、私みたいなものが、ここで何か言ったらどうしようとか、大御所に対して何か言ったらどうしようとか、そんなこと考えないで自分が正論だと思ったら、思ったことを言えよ! 言ってけよ! どんどん自分が正しいと思ったことは言っていきなさい! それが一番大切でございます! 分かりましたか?(観客「はーい!」)いくぞー! 空気を読むなー!

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