DRAMATIC STORY 
2003.05

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2003.05.22 渋谷clubATOM 「 NON-FIX〜5.22」
2003.05.18 お台場SDM「MAX BUMP 2003 」

2003.05.08 渋谷clubATOM 「 NON-FIX〜5.8」
2003.05.04 後楽園ホール「D-Day」

2003.05.22 渋谷clubATOM 「 NON-FIX〜5.22」

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2003.05.22 渋谷clubATOM 「 NON-FIX〜5.22」
観衆 207人(超満員)

オープニングマッチ 15分一本勝負

○ MIKAMI

vs

HERO! ×

KUDO

猪熊裕介(SPWF)

12分27秒 ミカ☆ラッチ

第二試合 30分一本勝負

○ 宮崎有妃(NEO)

vs

松尾永遠(NEO) ×

8分00秒 タイガースープレックスホールド

第三試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権試合 45分一本勝負

○ O.K.Revolution

vs

坂井良宏 ×

(第96代王者)

(挑戦者)

4分13秒 F5潰し
※ 第96代王者が初防衛に成功

セミファイナル 60分一本勝負

○ 高木三四郎

vs

三和太 ×

4分26秒 ストーンコールドスタナー

メインイベント CMLL認定KO-Dタッグ選手権試合 無制限一本勝負

一宮章一
諸橋晴也
(第9代王者)

vs

佐々木貴 
タノムサク鳥羽
(挑戦者)

14分48秒 ラリアット
※第9代王者が初防衛に失敗
佐々木・鳥羽組が第10代王者となる

春の嵐 (5・22)

 自らが提唱したトーナメントで後輩に敗北を喫した佐々木は反省しきり。しかし、旧ストロベリージャムとの決戦で勝利を得て一皮向けた彼は前向きだった。「やる気が空回りしている。だが、不器用で空回り、これが俺だ! この空回りの遠心力で、DDTに台風を起こしてやる!」と早くも新王者に挑戦を申し出た。
 下克上を果たして調子に乗る諸橋に「パートナーがいねえじゃん」と突っ込まれた佐々木は鳥羽を招き入れ「チーム空回り復活だ!」と声高らかに宣言し、熱い意欲をぶちまけた。一宮の「30近い大人が人に物を頼む態度じゃない」と言う言葉にも動じず、強い態度で臨む。ところが、それをよそに鳥羽は「わかりました、挑戦させて下さい。お願いします」 佐々木が止めるのも聞かず、一宮が「膝をついて頭を下げろ」と言えばすかさず土下座。チームワークも空回りな二人はDDTに春の嵐を起こせるのか!?


ネクスト・ビッグ・シング (5・22)

 なんとか高木をリングに引きずり出し、ストロベリージャムは復活を果たしたが、途中敗退で高木は再び引きこもってしまいそうな気配である。しかし、まだまだプロレス界の甘い汁を吸い足りない坂井は、まずは自分がブレイクする事が先決であると思い立った。海外の某大手団体の大物レスラーをパクって今まで何とか乗り切ってきた高木にあやかって、自らも某海外大手団体の次世代の大物をパクる事を決意したのである。
 まずは見た目をクリアした坂井は、もう一つの象徴であるベルトを調達しようと思い立ってO.K.Revolutionの持つアイアンマンベルトに挑戦。この日のために秘密裏に特訓を重ねたF5でO.K.を沈めようとするも、回転を間違えたか見事な自爆で敗北。甘い汁はそう簡単に頂けないのである。


電波陥落!! (5・22)

 前大会のインフォメーションで、ついついスーザンのフェロモンに惑わされてしまったO.K.は、今度こそみさとちゃんを守り抜くべしと強い意志を持ってスーザンの前に立ちはだかった。みさとちゃんを侮辱し、自らが真のイメージガールであると勝手な理論でまくしたてるスーザンを制止するや、その手を振り払い、それでこそ真の親衛隊と会場から感動の渦が巻き起こった。が、その瞬間に事件は起こった。
 あくまでも屈しない姿勢を見せたO.K.を張り倒したスーザンは、その胸元に馬乗りになって誘惑を始めたのだ。「あたしについてらっしゃい。天国に連れて行ってあげるわ」 その露な太ももで顔面を挟まれたO.K.は心乱れ、うつろな表情のまま親衛隊のハッピを脱ぎ捨てると、スーザンの後を追ってしまったのだ。みさとちゃんの呼びかけにも応じる事なく。まさに電波がフェロモンに敗れた瞬間だった。
 一人リングに取り残され、涙を浮かべるみさとちゃんに笑顔が戻る日は来るのだろうか。


なんてったってアイドル! (5・22)

 リングにはもう上がらないと駄々をこねる高木だったが、一花咲かせたい(自分が)と思う坂井は必死の説得を行なっていた。おそろいのアップリケのコスチュームを広げ「これを着て頑張りましょう!」と笑顔で呼びかけるも、高木の意思は固く押し問答になってしまう。
 そこに通りかかったのは三和太。太はそのピンクのコスチュームを見るや否や「なんだそれは、アイドル気取りか? DDTのアイドルは僕一人で充分だ!」と、高木にDDTアイドル決定戦を突きつけた。まんまとその挑発に乗せられて挑戦を受けてしまう高木。予想外の第三者によって高木をリングに上げる事に成功した坂井は、これ幸いと一人ほくそえむのだった。
 相手が太とあって、容赦ない攻撃を与えた高木は完璧な勝利で見事、DDTのアイドルの称号を得た。調子よく祝福のために現れた坂井と小競り合いになりながらも、割って入ろうとした太に仲良くWスタナーを食らわせて退場。迷走を続けるストロベリージャムは太の茶々で更に思わぬ方向へ飛んで行ってしまいそうである。


三日天下 (5・22)

 空回りとは言っても、ただの空回りではない。その空回りっぷりは嵐をも巻き起こす大旋風になる可能性を秘めていた。
 自らの不器用さを武器にしたチーム空回りはその勢いを増していた。やっと手にした頂点を簡単には手放すまいと必死の戦いを続ける諸橋。反正規軍にたった一人取り残されても意地を貫こうとする一宮。その二人の全身全霊を込めた攻撃にも耐え抜き、佐々木は自ら雪辱を果たす。こうして下克上タッグの天下は、栄光の3日後に終わりを告げた。

 常に『空回り』と揶揄され続けながら、ついに実力でベルトを奪取した二人。ところが、そこへ早速挑戦者が現れたのである。それはディファカップ参戦以来、DDT屈指のタッグチームとなりつつあるMIKAMI&KUDOだった。MIKAMIにとって、佐々木も鳥羽もかつてのパートナーである。そしてめきめきと頭角を現しているKUDO。決戦の日は6・15横浜赤レンガホール大会と決定した。今年に入ってすでに4度も主を変えているKO-Dタッグベルト。横浜の地で、最後に誰の腰に輝くのか。


2003.05.18 お台場SDM「MAX BUMP 2003 」

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2003.05.18 お台場SDM「MAX BUMP 2003 」
観衆 349人(超満員)

『KO-Dワンナイトタッグトーナメント』

オープニングマッチ トーナメント1回戦 30分一本勝負

MIKAMI

vs

O.K.Revolution

○ KUDO

藤沢一生 ×

3分15秒 ダイビングダブルニードロップ

第二試合  トーナメント1回戦 30分一本勝負

一宮章一

vs

HERO!

○ 諸橋晴也

ジャイアントHERO! ×

8分50秒 ラリアット

第三試合  トーナメント1回戦 30分一本勝負

高木三四郎

vs

三和太 ×

○ 坂井良宏

攻勢力

6分57秒 体固め(高木のSCスタナーから)

第四試合  トーナメント1回戦 30分一本勝負

○ 佐々木貴

vs

タノムサク鳥羽 ×

スーパー宇宙パワー

ランバー・ソムデートM16

9分58秒 ラリアット

第五試合  トーナメント準決勝 60分一本勝負

高木三四郎

vs

一宮章一

× 坂井良宏

諸橋晴也 ○

8分08秒 ダイビングヘッドバッド

第六試合  トーナメント準決勝 60分一本勝負

○スーパー宇宙パワー

vs

MIKAMI ×

佐々木貴

KUDO

11分13秒 ラストライド

メインイベント トーナメント決勝戦

× 佐々木貴

vs

一宮章一

スーパー宇宙パワー

諸橋晴也 ○

10分09秒 ラリアット

※ これにより、一宮・諸橋組がCMLL認定KO-Dタッグ第9代王者となる

暴走列車ストロベリー・ジャム (5・18)

 己の立場をわきまえない無謀な挑戦でまんまと2代目ストロベリージャムを継承した坂井は、早速せっせと下準備。自分のコスチュームの胸のマークをイチゴに変え、パートナーの高木にもお揃いのアップリケつきピンクのショートタイツを勝手に用意した。三四郎が着用を拒否すると、寝ている間に勝手に着替えさせてしまうという暴走ぶり。それどころか346 SECURITY T-シャツ ストロベリージャムVer.を大量に作成し、せっせと販売までする始末。
 そんな坂井の暴走底力でストロベリージャムは1回戦を突破したが、準決勝で敗退してしまう。最初のうちは自分の不甲斐なさを詫びていた坂井だったが、「そんなもんだよ。もう俺は試合には出ない」と吐き捨てる三四郎をこきおろし励まし始めた。
「いつもより頑張ってたじゃないですか。まあ、まずはミドルテンポのあの曲が良くありません。高木さんにはしょっぱい試合を誤魔化し続けてきたあの名曲があるじゃないですか。俺の曲をかけろ、ミュージック、スタート!」
 突然、会場に流れた旧バージョンのFIREにパブロフの犬のように反応してしまった高木は、イチゴ模様の腰を振り振りコーナーでFIRE!、曲が終わるまでノリノリで踊り続けた。
 傍若無人な坂井の掌で踊らされ続ける高木は次のATOM大会に現れるだろうか。


インフォメーション強奪さる (5・18)

この日のインフォメーションコーナーに勝手に現れたスーザンは、我が物顔でスーザン写真集第1弾ついに発売、そしてそれを記念してスーザンリサイタル in ヒルトンホテル開催、と次々に驚愕の(デタラメの)発表を行なった。みさとちゃんの大事な出番を乗っ取られたとO.K.はリングに乗り込み猛抗議をするが、またも逆にスーザンに誘惑されてメロメロになってしまったのである。それを見ていたみさとちゃんはO.K.を無視。「レボレボ」「みさとちゃん」と呼び合う二人の仲には完全に亀裂が入ってしまったようだ。
 O.K.はどうでもいいが、親衛隊のいないみさとちゃんは一人で戦えるのか!?


This is 下克上 (5・18)

 佐々木の提案により開催されたこの日のタッグトーナメントは、KO-Dタッグベルトがかかっている事もあり、誰もが気合充分。隠し玉のパートナーを投入する者あり、正面から全力でぶつかって行く者ありと、各所で熱戦が繰り広げられた。最後の決勝戦に駒を進めたのは、下克上パワーで勝ち上がってきた諸橋・一宮組と、最も厳しい組み合わせを勝ち抜いてきた宇宙・佐々木組だった。
 牙を剥いた諸橋に容赦なく襲い掛かる宇宙の攻撃。力の差を見せ付けるべく、連戦の疲労とダメージを見せずに戦い続ける佐々木。しかし、下克上は唐突に現実の物となった。
 佐々木のラリアットを歯を食いしばり耐えて見せた諸橋は、驚きひるんだ佐々木に渾身のラリアットを放った。完全に隙を突かれた佐々木はこれをもろに受け、3カウントを聞いてしまった。「これが下克上だっ!」と高笑いする諸橋に怒りを露にする佐々木と、「練習しとけよ」と暗にリベンジを示唆した宇宙。ついに頂点に立った諸橋だが、本当の勝負はこれからである。下克上を果たし、王者となった今日この日から、追われる者としての日々が始まる。


2003.05.08 渋谷clubATOM 「 NON-FIX〜5.8」

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2003.05.08 渋谷clubATOM 「 NON-FIX〜5.8」
観衆 186人(超満員)

オープニングマッチ 15分一本勝負

○ タノムサク鳥羽

vs

藤沢一生

O.K.Revolution

三和太 ×

7分27秒 ひじうち

第二試合 30分一本勝負

○ 高木三四郎

vs

坂井良宏 ×

0分05秒 SCスタナー
※再試合 ○ 高木三四郎 vs 坂井良宏 ×
3分47秒 雪崩式SCスタナー

セミファイナル 30分一本勝負

○ 一宮章一

vs

HERO! ×

9分15秒 アンクルロック

メインイベント 無制限一本勝負

× 佐々木貴
スーパー宇宙パワー

vs

MIKAMI
KUDO ○

12分26秒 スモールパッケージホールド

ストロベリージャム解散〜新章へ (5・8)

 5・4後楽園ホール大会において総力戦で佐々木らに破れた高木は、意外にも素直にそれを認めていた。戦いの継続を訴える一宮の言葉に耳も貸さず、ストロベリージャムの解散を告げると、プロデューサーも辞任。KO-Dタッグベルトもあっさりと投げ捨てた。GENTAROは去り、負傷により欠場を余儀なくされた橋本はそれに従う他なかった。<br>

 そこへMIKAMI・KUDOが空位となったタッグ王座に名乗りを上げたが、割って入った佐々木が「チャンスは平等に与えられるべきだ」と希望者全員によるタッグトーナメントを提案。続々と賛同者が集まる中、高木は「勝手にしろ・・・俺は出ない」と会場を立ち去ってしまったのであった。


よわいじぶん  (5・8)

 UGWPの突然の会場ジャックから始まったこの抗争、KOYASUMI は未だ継続を訴えているが前田の心は違っていた。レスラー生活の中で初めて味わった虚しい試合の数々、そしてジャガー横田との出会い。4・24ATOM大会で図らずも拳を交え、5・4後楽園ホールでその心に触れた。そして彼女は決めた。ジャガー横田の元で自らを鍛え直す事を。弱い自分を真正面から見据え、鉄の女が認めるまでリングには上がらないと決意した彼女を、今は黙って見送り応援する他ない。


続々結成! 新タッグチーム (5・8)

 昨日の敵は今日の友、この日のタッグ戦で敗北を喫した太に手を差し伸べたO.K.Revolutionは、全てを水に流して共にタッグトーナメントを制そうと申し入れた。しかし、太はこれを拒否。「その貧弱な身体で? 僕にはもう相応しいパートナーが決まってるんだ!」と呼び込んだのは、かつてアイアンマン王者にも輝いた事がある攻勢力(角田正史)だった。関取スタイルで姿を現した攻勢力はO.K.にスモウプレスを浴びせ、太と突っ張りを披露。某番組で培ったパワーでベルトを取りに行く事を宣言した。
 慌てた鳥羽は「いや、俺は大家と組めないよ」と携帯電話を借りると、タイ語ですぐさまオファーを入れた。その相手は伝説のムエタイ王者、ランバー・ソムベートM16。思わぬところで大物出現、夢のタッグ実現となった。
 目の前で次々とエントリーチームが決定し、攻勢力のボディプレスのダメージも相まって立ち上がる事さえ出来ないO.K.の元に現れたのは女神・建みさとだった。みさとちゃんの「しっかりしてよ!」という笑顔の喝にやる気を取り戻したO.K.は親衛隊のよしみで藤沢と組む事を決意したのだった。


苺魂継承! (5・8)

  敗北により抜け殻となり立ち去る高木を追いかけたのは、よりによって坂井だった。ところが、事あるごとにゴマをすり、腰ぎんちゃくの様によいしょをし続けてきた坂井が放った言葉はこともあろうに「僕が2代目ストロベリージャムを継承します! 継承マッチをして下さい!」
 聞く耳を持たない高木を坂井は「僕が怖いんですか?」と挑発、無理矢理継承マッチにこぎつけた。結果は当然秒殺、しかし口の減らない坂井は「僕の心の3カウントはまだ入ってません! 逃げるんですか!」と更に挑発。再試合もやっぱり敗北した坂井は「貴方の本気、受け取りました。2代目ストロベリージャムを継承させていただきます」と一方的に継承を宣言した。高木が「勝手にしろ」と吐き捨てると、ここぞとばかりに「勝手にしろと言いましたね? ありがとうございます、じゃあもう一つ。タッグトーナメント、僕とタッグを組んで下さい!」 その坂井の無謀とも取れる発言を高木は意外にも了承した。ここに、やる気を無くした高木と無駄に野望溢れる坂井という悪夢のようなタッグチームが誕生した。
 一応確認しておくが、坂井はまだ練習生である。


レボレボの危機 (5・8)

 やっと平和なイメージガール生活を取り戻したはずだったみさとちゃんに降りかかった第2の災難、それはスーザンの凱旋だった。あたしこそはイメージガールに相応しいと名乗りを上げたスーザンは、親衛隊のトップであるO.K.を誘惑する作戦に出た。みさとちゃんに心奪われながら、大人の色気についふらふらと揺れてしまうO.K.にみさとちゃんはご立腹。せっかく彼女の励ましでタッグトーナメントへのエントリーが決まったと言うのに返す刀でこの醜態、本当にO.K.はみさとちゃんを守る事ができるのか!?


下克上 (5・8)

 宇宙に「MIKA宙ドウスルンダ、裏切リモノ〜〜」と言われながらもKUDOとのタッグでトーナメント参戦を決意したMIKAMI は残る正規軍である佐々木・宇宙とメインで前哨戦を行なう事を決定した。執念の勝利を得たKUDOを労ったMIKAMI は改めてエントリーを宣言、そしてその頂点に立つ事を誓って会場を後にした。
 次々と決定する参加チーム。困惑する宇宙・佐々木の元に突然襲い掛かったのは、高木のチーム解散宣言にただ一人異を唱えた元ストロベリージャムの一宮だった。志を持って共に立ち上がったはずの高木に裏切られた一宮は、自らの試合の後にも「おい、若手ども! 上を目指そうという奴はいないのか!」と奮起を促す雄叫びを上げた。このまま自然消滅するよりは、我こそはと立ち向かう者によって葬り去られる方がどんなに清清しいか。高木を失脚させた正規軍にそのまま追従するよりも、その上へ行こうとする者達はいないのか。平和を取り戻したDDTのぬるま湯を危惧した一宮はたった一人で叫び続けた。
 3人の乱闘を止めていたはずのセコンド陣だったが、いつの間にか諸橋が乱闘に加わっていた。「俺はもう我慢できねえ。なんでダークマッチなんだ! 下克上だ!」 そう叫んだ諸橋は宇宙・佐々木をなぎ倒し、一宮と手を組み立ち去った。
 静寂を取り戻したリング上で宇宙と佐々木は誓った。追う者があるのなら、迎え撃つ事を。かつて共闘する事がほとんどなかった二人は、上に立つ者としての決意を秘め、トーナメントへのエントリーを宣言した。
 後日、HERO! がパートナーXとの参戦をエントリーし、全8チームが出揃った。



2003.05.4 後楽園ホール「D-Day」

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2003.05.04 後楽園ホール「D-Day」
観衆 1676人(満員)

オープニングマッチ 15分一本勝負

○ タノムサク鳥羽

vs

西野湧喜 ×

3分31秒 バックブロー

第二試合 20分一本勝負

○ 前田美幸
宮崎有妃(NEO)

vs

シルバージュー
ガオ ×

4分45秒 ラリアット → 体固め

第三試合 30分一本勝負

「昭和」
× 坂井良宏

vs

藤沢一生
諸橋晴也 ○

6分31秒 逆片エビ固め

第四試合 45分1本勝負
アイアンマンヘビーメタル級選手権試合

○ O.K.Revolution

vs

三和太(第95代王者) ×

4分04秒 体固め(※ 谷口智のキック誤爆から)
※第95代王者が初防衛に失敗、O.K.が第96代王者に

セミファイナル 60分一本勝負

○ ビューティフルジョー
HERO!

vs

ジョーカー ×
バイオモンスターD.N.A

9分45秒 ムーンサルトプレス

メインイベント 無制限一本勝負
ロイヤルランブルイリミネーションマッチ

○ 佐々木貴
MIKAMI
スーパー宇宙パワー
KUDO

vs

高木三四郎
GENTARO
一宮章一
橋本友彦
黒影
太影

32分28秒 ラリアット
※佐々木組の勝利


【経過詳細】

入場順
1.佐々木  2.太影  3.GENTARO  4.高木  5.MIKAMI  6.橋本  7.宇宙  8.大偽田(一宮)  9.KUDO  10.黒影  11.カート・アン偽ル(一宮)

 

○ 佐々木 (0:03 ミドルキック → 体固め) 太影 ×

○ KUDO (9:06 オーバーザトップロープ) 大偽田 ×

○ 宇宙 (18:38 スタンディングヒールホールド) 黒影 ×

○ 橋本 (19:20 眉山) 宇宙 ×

○ 橋本 (20:10 オーバーザトップロープ) KUDO ×

○ MIKAMI (25:07 デジャヴ式スク〜ル・ボ〜イ) 橋本 ×

○ MIKAMI (25:18 スク〜ル・ボ〜イ) アン偽ル ×

○ 高木 (27:31 三四郎カッター) MIKAMI ×

○ 佐々木 (29:54 D-ガイスト) GENTARO ×

○ 佐々木 (33:28 ラリアット) 高木 ×

我らストロベリージャム (5・4)

 いつからか軍団となった高木一味(仮)であるが、その正式名称は未だ決まらず。一般公募でも軍団内の提案でもなかなか全員の意見が一致しない。そこで、一宮は高木を引き連れ知人である有名なタロット占い師の元を訪れた。「ちょっと可愛らしい名前がいいですね」と語る占い師が閃いた軍団名はストロベリージャム。そのキュートな響きに痺れた一味(仮)は満場一致で即決した。
 そこへ正規軍を率いて乗り込んできた佐々木は「せっかく名前が決まったようだが」と敗北の暁にはストロベリージャムの解散を要求した。 すると高木は「条件が一方的過ぎるじゃねえか」と正々堂々をもっとうとする佐々木の心理を突く作戦に。まんまと乗せられた佐々木が「何でもいい!」と言うや否や、高木は4vs7のハンディキャップマッチと正規軍が負けたらその場で全員ストリップというとんでもない条件を突きつけた。立ち止まるわけにいかない佐々木は「何でもいい!」と独断で了承してしまう。小躍りしながら去っていくストロベリージャムを横目にそれでもなお勝利を誓う佐々木。まだ高木の掌で踊らされている気配を拭えない佐々木と何も語らぬ仲間達。一抹の不安が晴天の春の空を覆い始めた。


並び立つ雄 (5・4)

 2月のジオポリスにおいて西野に苦渋を舐めさせられた鳥羽は、その日以来打倒西野の思いを日々強めていった。

 再びシングルで対決する機会を与えられた両者に探り合いなどという言葉は存在しなかった。ゴングと同時に途切れる事なく繰り出される全力の攻撃。時にはそれを受けきって、また時には切り返し、二人は自分の意地を示し続けた。

 全速力の攻防で、最後の意地を見せたのは鳥羽だった。一瞬の隙を逃さず、最後の力を振り絞って繰り出したバックブローがついに西野を止めた。しかし鳥羽もまた直後に崩れ落ちた。

 全てを出し尽くして握手を交わした二人は、再び戦いのスタートラインに立った。拳で形作られるドラマにエンドマークはない。


鉄の女 (5・4)

 宮崎が前田に加担した事によりKOYASUMI が用意した大物助っ人シルバージューはこの日もマスクを脱ぐ事はなかった。得体の知れない未知の敵、だが今までの3人とは違う確かな実力の持ち主である事は明確だった。
 何がそこまで彼女達を追い詰めるのか。それでもなお、UGWP勢はイスを、チェーンを持ち出して、執拗に前田を狙い続ける。正々堂々の勝負を望むシルバージューの心とは裏腹に。そしてその汚れた手は、ついに思いのままにならないシルバージューにまで襲い掛かるのだった。堪忍袋の緒が切れたシルバージューの裏切りにより前田は勝利を拾うが、何事が起きているのか理解できない。
「約束が違う!」と叫ぶジュー。それを受けたKOYASUMI は「貴女はここにいる事を知られたくなくてマスクを被ってるんでしょ。言いたい事があるなら、マスクを取ったらどうですか?」
 怒りに震えるジューは何のためらいもなくマスクを脱ぎ捨てた。その中から現れたのは、なんとあの鉄の女ジャガー横田だったのである。袂を別った横田をUGWPはなおも追撃、もろともに打ち倒すと挑発する。横田もまた、「そちらばかり条件をつけるのは一方的。こっちが勝ったらこの世界から消えて!」と受けて立つ構えを見せた。

 予想外の大物を交え、前田の戦いはまた新たな局面を迎えた。


一難去って (5・4)

 元はと言えば、O.K.Revolutionが三和社長を怒らせた事が発端のイメージガールの座を賭けた争い。権力を持つ太と和解した事が原因なのか、すっかり悪女に変貌してしまった智ちゃんまでもが試合に情け容赦なく介入、O.K.は為す術もなく劣勢に追いやられていった。ところが、最後に智ちゃんに花を持たせようとした太のスケベ心が仇となり、智ちゃんが放ったキックは避けたO.K.の頭上をすり抜け太にヒット。慌てた智ちゃんはフォールを阻止しようとするが、初めて試合中のリングに飛び込んだみさとちゃんがそれを阻んだ。
「やっと笑ってくれた」
 みさとちゃんを守るため、親衛隊となったO.K.だが、最後は逆に助けられる羽目になってしまった。しかし、その彼女の笑顔が、常に支えてくれたO.K.への信頼と感謝を物語っていた。
 だが、この笑顔はものの数分でまた奪われる事となった・・・ 
晴れてイメージガールの座を守ったみさとちゃんは後楽園ホール大会で無事インフォメーションを終えると、一人の女性を会場に呼び込んだ。それは、ポイズンを救うための長旅を終えて戻ってきたナオミ・スーザンだった。しかし、彼女の目的は旅の報告ではなく、「セクシーで完璧なボディーを持ちフェロモンに満ち溢れる」自分の方がイメージガールに相応しいという事をアピールする事だったのだ。せっかく平和が訪れたと思っていたみさとちゃんに再び降りかかる災難。スーザンが去ってからのこのことリングに上ったO.K.はいけしゃあしゃあと「どんな悪女が来ても貴女は私が守ります。L・O・V・Eラブリーみさとー!」 O.K.よ、今度こそ本当にみさとちゃんを守ってくれる事を祈る。


ビューティフルなジョー! (5・4)

 悪の手先、ジョーカーを追って旅を続けてきたビューティフルジョーは、DDTでHERO! と出会った。奇しくもそこではジョーカーがバイオモンスターD.N.Aと結託し、平和を乱そうとしていたのである。ともに戦う事を誓った二人は決戦の場を後楽園ホールと決めた。

 正義と平和を望む人々の声援を受けた二人は大活躍。悪を蹴散らし、DDTの平和を守る事に成功した。わずかな時ではあるが、ビューティフルな正義の心を通わせた二人。戦い終えて、ジョーはジョーカーを追って再び旅立って行った。

 出会いと別れ、笑顔と涙。美しき物、そしてDDTを守るためにHERO! はこれからも戦い続ける!

 公式サイト→ http://www.capcom.co.jp/vj/


D-day (5・4)

 ストロベリージャムに乗せられ、闘志を一層激しく燃やす佐々木。その暴走が案じられながらも決戦の火蓋は切って落とされた。有利な条件を飲ませた事でストロベリージャムは太影、黒影を投入、そして一宮の偽造変化による再入場とやりたい放題。しかし、大混乱の中で一人消え、二人消え、気がつくとリングに残っていたのは佐々木と高木だけだった。
 1vs1となれば後は小細工も何もない。力と力、意地と意地のぶつかり合いしかない。ところが、そこへ失格となったはずのストロベリージャムの面々がリングへ戻ってきたのである。一番手で入場し、最もスタミナを消耗しているであろう佐々木に悪の軍団は容赦なく襲い掛かった。独断による暴走のつけなのか・・・
 しかし、彼らはやって来た。MIKAMIが、宇宙が、そしてKUDOがリングに飛び込み、乱入者達を取り押さえ、会場外へと押し戻した。物言わぬ彼らは佐々木を認め、信じていたのだ。熱き信念と、その力を。そして佐々木はその無言の支えに応えた。かつてない激しい攻撃にも耐え、最後までリングに立ち続けた。肩を上げ続け、右腕を振るい続け、そしてついに高木を敗北に追いやったのだ。
 ストロベリージャムはわずか数時間で解散を余儀なくされた。だが、高木に致命的なダメージを与えるには至っていない事も確かだ。まだ、たった一つの大きな傷をつけたに過ぎないのだ。



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