DRAMATIC STORY 
2003.06

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2003.06.26 渋谷clubATOM「NON-FIX〜6.26」
2003.06.15 横浜赤レンガホール「Future Port 2003」
2003.06.05 渋谷clubATOM「NON-FIX〜6・5〜」

2003.06.26 渋谷clubATOM「NON-FIX〜6.26」

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2003.06.26 渋谷clubATOM「NON-FIX〜6.26」
観衆 206人(超満員)

オープニングマッチ 柿本大地デビュー戦 15分一本勝負

○ スーパー宇宙パワー

vs

柿本大地 ×

5分4秒 逆片エビ固め

第二試合 30分一本勝負

○ 橋本友彦

vs

石川修司) ×

4分25秒 投げっ放しジャーマンスープレックス

第三試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権試合 45分一本勝負

○ HERO!(97代王者)

vs

O.K.Revolution ×

6分26秒 HERO!スプラッシュ
※第97代王者が1回目の防衛

セミファイナル 60分一本勝負

坂井良宏
「昭和」子

vs

一宮章一
諸橋晴也

2分4秒 ノーコンテスト

再試合 60分一本勝負

○ Mr.Strawberry
坂井良宏
「昭和」子

vs

一宮章一
諸橋晴也
三和太 ×

9分37秒 ストロベリースタナー

メインイベント CMLL認定KO-Dタッグ選手権試合 無制限一本勝負

○ 佐々木貴
タノムサク鳥羽
橋本友彦

vs

MIKAMI
KUDO ×
スーパー宇宙パワー

9分46秒 バキューン式スク〜ル・ボ〜イ

新しい力 (6.26)

 前大会に引き続き、今回も期待の新人がデビュー!
 この日デビューしたのは柿本大地。柿本は宇宙に攻撃の隙を与えないほどの気合で終始攻め続けた。最後には宇宙の厳しい洗礼を浴びたものの、その宇宙に「前回ノ石川、MIKAMI ヤ佐々木・・・今マデノDDTノ新人ノ中デオ前ガ一番がっつガアルト思ウヨ。合格デス。早ク俺ノトコロマデコイ!」とまで言わしめた。
 この日、デビュー2戦目を行なった石川も橋本相手に過激なまでの気合を見せ、来週から開幕するららぽーと大会での彼らの活躍が期待される。


君を見つめて (6.26)

 あらためてアイアンマンベルトを取り戻すべく戦いを挑んだO.K.は熱かった。しかし、HERO! を見つめるその視線も熱かった・・・。
 何とかO.K.の体当たりの想いをかわしながらベルトを防衛したHERO! は「ちょっと待て。来週からはららぽーと大会が始まる。ららぽーとに来る子供達にこんな事をどう説明したらいいんだ! 私はイヤだーっ!」と逃げ出してしまった。しかし、迷いを捨てたO.K.は冷静だった。「私はアイアンマンベルトを、いや、HERO! の心を必ず手に入れる!」
 その後も24時間O.K.に狙われ続けているであろうHERO! だが、世界の平和を守るという彼の本来の業務に支障を来たしてはいないだろうか。


ピンク色のブラザー (6.26)

 フルーツバスケット(仮)の罠にまんまとはまり、手錠で繋がれ戦線離脱を余儀なくされてしまった坂井と「昭和」子。孤立した高木は敗北を喫し、無期限出場停止となってしまった。
 その後も手錠は外されず、不自由な生活を続けていた二人に更なる苦難がのしかかった。フルーツバスケット(仮)改め『Boo』から高木不在のままタッグマッチを強いられたのである。手錠を逆手に取り、常にリング上に二人でいられる事を利用して凌いだ二人だったが、それがBooの怒りを買う羽目に。三和社長、太、サンダーまでもが乱入し、試合はノーコンテストとなったもののBooの暴挙は治まらず、泣き叫ぶ「昭和」子のマスクを剥ぎ取ってしまったのだ。
 二人の悲痛な叫びに応えるかのように突如鳴り響くFIRE!・・・しかし高木はもういない。かつてはあんなにも頼もしく聞こえたメロディが、今はただ虚しく響く。時だけが無情に過ぎて行く。
 とその時だった。ATOMのリングにピンクの天使が舞い降りたのである! 何処からか現れた全身をピンクに染めた謎の男は、Booを蹴散らすと手錠の鍵を奪い二人を開放した。さらにその勢いで再試合開始を宣言し、正々堂々とBooを葬り去ったのである。
 苺の国からやって来たMr.Strawberryと名乗るその男は、坂井から高木不在の事情を聞くと自ら助太刀を申し出た。決戦の日は7・17後楽園ホール大会。Mr.Strawberryは高木の無期限出場停止を撤回させる救世主となるか!?


背中は見ない (6.26)

 KO-D無差別級ベルトに初挑戦となる佐々木。その相手は願ってもないMIKAMI。満を持しての挑戦に向けての前哨戦で、佐々木は思わぬ挑戦を受けることとなった。それは、突然MIKAMI が繰り出した佐々木の得意技であるバキューンキック。
 MIKAMI の持ち味は華麗な空中殺法と意外性、そして柔軟な思考である。一方、佐々木は己の信ずる道を不器用なまでにただ一直線に突き進んできた。しかし、この日の佐々木はその先へと一歩踏み出した。挑発を受けて立ちミッキーブーメランでお返し、最後はMIKAMI の目前でスク〜ル・ボ〜イさえも決めて見せた。
 また、この戦いには急遽、自らの扱いに不満を抱いた橋本が参戦。5・4後楽園ホール大会において、MIKAMI との攻防によって負傷欠場の憂き目に遭った橋本は、MIKAMI に対して異常なまでの闘争心を燃やしていた。試合で雌雄を決する事ができずにいきり立った橋本はMIKAMI に襲い掛かるが、そこに割って入ったのは宇宙。水を差された橋本の怒りは宇宙へと向かい、気がつくと橋本と宇宙が大乱闘を繰り広げていた。
 もうお前の背中を見て歩きはしない。4人の意地の張り合いは、暑い夏に向かって大きな渦を呼び込みつつある。


2003.06.15 横浜赤レンガホール「Future Port 2003」

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2003.06.15 横浜赤レンガホール「Future Port 2003」
観衆 735人(超満員札止め)

オープニングマッチ 石川修司デビュー戦 15分一本勝負

○ スーパー宇宙パワー

vs

石川修司 ×

6分45秒 逆片エビ固め

第二試合 30分一本勝負

橋本友彦
○ 藤沢一生

vs

西野湧喜
猪熊大介(SPWF) ×

6分16秒 ノーザンライトボム

第三試合 キャプテンフォールマッチ 45分一本勝負

○ 前田美幸(C)
ジャガー横田
宮崎有妃(NEO)

vs

ガルガンチュア(C) ×
ブ ラックボア
GAO

12分57秒 ダイビング・ボディプレス

第四試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権試合

× O.K.Revolution
(96代王者)

vs

HERO! ○

7分22秒 パニッシュ・バイ・HERO!
※第96代王者が3度目の防衛に失敗。HERO!が第97代王者に。

セミファイナル 60分一本勝負

× 高木三四郎
坂井良宏
ランバー・ソムデートM16

vs

一宮章一 ○
諸橋晴也
三和太

14分50秒 スパイラル・ボム

メインイベント CMLL認定KO-Dタッグ選手権試合 無制限一本勝負

○ 佐々木貴
タノムサク鳥羽

vs

MIKAMI ×
KUDO

11:37 スク〜ル・ボ〜イ

新世紀巨人 (6.15)

 期待の大型新人、石川修司が地元横浜でついにデビュー戦を飾った。宇宙の手厳しい洗礼を受けながらも、諦める事なく闘志を燃やし続ける石川を応援する声は次第に大きくなり、超満員の赤レンガホールを包み込んだ。
 敗れた石川は宇宙の命令を待つ事なくリングに正座。しかし、手ごたえを感じた宇宙は興奮気味に合格宣言をし、感涙に咽ぶ石川に「泣クンジャナイ! 今日ノ超満員ノオ客サンガミンナ応援シテクレルゾ!」とエールを送った。


終焉 (6.15)

 ジャガー横田の下で新人同様の修行を続けていた前田が40日ぶりにDDTのリングに帰ってきた。コスチュームも一新し、UGWPを完全排除すべく、そして修行の成果を確かめるために。
 ところが、試合開始早々に悲劇が起こった。狡猾にもUGWP勢は試合の鍵を握るジャガー横田を開戦から集中攻撃。如何なる反則行為が行なわれたかは定かでないが、卑劣な手段により意識を喪失した横田は、戦線離脱を余儀なくされた。
 しかし、この試合はキャプテンフォールマッチ。双方のキャプテンが敗北せぬ限り無情にも続行される、完全決着のためのルールである。前田は大きなハンディを背負ったまま、しかし挫ける事なく戦い続けた。
 最初から誰かに頼って勝ちを貰おうとは思っていなかった。自らが肩を上げ続け、勝機を掴もうと心に誓っていた。ジャガーのいないリングで前田は粘り続け、宮崎が作った一瞬のチャンスを見逃さなかった。どんなに不恰好でも身体ごと当たる気迫を見せる。それはジャガーの教えでもあった。
 自ら敵軍キャプテンを仕留め、UGWPとの抗争に幕を下ろした前田は、涙で顔をくしゃくしゃにして、隣にはいないジャガーに礼を述べた。プロレスラー・前田美幸として大きく胸を張る、それは最初の一声であった。


男らしさ革命 (6.15)

 優柔不断なO.K.Revolutionの性根を叩きなおすべく戦いを挑んだHERO! は、正義の味方として、そして男として、O.K.をマットに沈め決断を促した。用意した花束をO.K.に手渡し「お前が本当に好きな人にこれを渡して告白するんだ!」と優柔不断を断ち切るお膳立てまでした。しかし、相変わらずO.K.は二人の女性を交互に見つめてはうつむくだけではっきりしない。痺れを切らしたHERO! が再び決断を迫ると、意を決したO.K.がついに顔を上げ、意中の人に向かって歩き始めた。

 O.K.がまっすぐと見つめ花束を手渡したのはなんとHERO!だった。あまりの展開に、みさとちゃんもスーザンもO.K.に張り手を食らわせるとさっさと帰ってしまった。だが心を決めたO.K.の暴走は止まらない。「いつも男らしい貴方の姿を目で追っていたが、必死で気持ちを抑えていた。しかし、こうして戦って肌と肌を合わせて吹っ切る事が出来た」 慌てたHERO! が言葉をさえぎるが、もうO.K.は迷わない。「同性愛者は迫害されると知っている。しかし、貴方が背中を押してくれた。これは、愛の革命だ!」
 危険を察知して逃げ出すHERO! をO.K.は追いかけた。電波より、優柔不断より、もっと恐ろしいモノを彼らは呼び覚ましてしまったのかもしれない。
 ちなみに、この結末を目の当たりにしてすっかり毒気を抜かれたスーザンはみさとちゃんと和解。とりあえず、イメージガール問題だけは解決し、みさとちゃんに笑顔が戻ったのであった。


高木三四郎 無期限出場停止処分!! (6.15)

 ここ最近、すっかり存在感の薄れてしまった三和社長の怒り。当初はふざけた抗争を繰り広げる全員に向けられたものだったが、結局は一番の裏切り者である高木一人に集中する事となった。
 自分が負けないためなら手段を選ばない坂井はXとして「昭和」子を連れて来るが、高木はあえて拒否。フォールされない事より勝つ事を選び、3人目のメンバーとしてランバー・ソムデートM16を招き入れた。
 対する一宮は高木と遺恨深き(?)大田偽晋次郎で登場。ランバーとセコンド「昭和」子の活躍もあって流れを引き寄せた二代目ストロベリージャムだったが、フルーツバスケット(仮)もサンダーが介入。三和社長までが飛び込み、次第にリング上は混沌とし始めた。やがて訪れる高木の危機。そこへ飛び込んだ坂井が鬼神の如き働きで救出・・・をする予定だったが、やはり練習生は練習生、今日も必殺技で自爆。その隙に高木はマットに沈められ、それどころか「昭和」子と共に手錠で繋がれて身動きできなくなるていたらく。
 高木の負け、それは彼の無期限出場停止を意味する。かつて、何度か追放を免れてきた高木ではあるが、今回は彼自身が初代ストロベリージャムの解散によってやる気をなくしている。このまま高木はレスラー生命を絶たれてしまうのだろうか。DDTのリングにあの「ファイヤー」が轟く日はもう二度と来ないのだろうか!?


ポジション (6.15)

 次期エースとして期待されて幾久しい。タッグベルトも何度となく巻いた。だが、何故かここぞと言うところで振り払えない影。それがMIKAMI だった。勝てないわけでもないのに超えられない。空回りを克服し我が物にした佐々木が次に打ち破るべくは『評価』だった。
 DDTのタッグ戦戦を長きに渡り戦い抜いてきた佐々木・MIKAMI・鳥羽、そして今年に入ってめきめきと頭角を現したKUDO、この4人による死闘とも呼ぶべき戦いは実に30分を超えたロングマッチとなった。全員が幾度もリングに崩れ落ちた。その上で全ての力を振り絞って立ち上がり、戦い続けた。そして、最後にリングに立っていたのは佐々木だった。MIKAMI のラダーからの飛翔を許す事なく、スク〜ル・ボ〜イに動じる事なく、信じる自分の力だけで勝利をもぎ取った。
 しかし、佐々木の本当の戦いはこれからだ。タッグベルトを防衛した佐々木は満を持してMIKAMI の持つKO-D無差別級王者への挑戦を申し出た。何度となく手にしかけてはこぼし続けた『評価』。佐々木は今度こそMIKAMI という影を振り払う事が出来るのだろうか。そして、本当に自らの望むポジションを勝ち取る事が出来るのか。目の前のライバルより先の本当の敵、自分自身を見据えて佐々木は決戦に臨む。


2003.06.05 渋谷clubATOM 「 NON-FIX〜6.05」

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2003.06.05 渋谷clubATOM 「 NON-FIX〜6.5」
観衆 202人(超満員)

オープニングマッチ アイアンマンヘビーメタル級選手権試合 15分一本勝負

○ O.K.Revolution

vs

HERO! ×

(第96代王者)

(挑戦者)

6:40 回転エビ固め
(HERO!の回転エビ固めをスーザンがひっくり返す)

※ 96代王者が2回目の防衛に成功

第二試合 30分一本勝負

□ 高木三四郎

vs

一宮章一 ■

4:35 反則(一宮の凶器攻撃、レフェリー暴行により)

セミファイナル 60分一本勝負

× 坂井良宏

vs

諸橋誠也 ○

4:29 フロッグスプラッシュ(スパイダージャーマンから)

メインイベント 無制限一本勝負

佐々木貴
タノムサク鳥羽
スーパー宇宙パワー

vs

MIKAMI ○
KUDO
西野湧喜

11:37 スク〜ル・ボ〜イ

男らしさ (6.5)

「アタシが天国に連れて行ってあげるわ」 その言葉に誘われて、ついフラフラとスーザンの後を追ってしまったO.K.Revolutionだが、その振り回されっぷりは試合でも同じだった。スーザンの介入でHERO!から勝ちを拾ったO.K.だったが、試合への介入に対しては嫌悪すると言う中途半端ぶり。
 一方のみさとちゃんは健気にインフォメーションのためにリングに上がっていた。今まで当たり前のようにレボレボがいたはずのリングへ。そこに割り込んできたスーザンは、みさとちゃんを押しのけると勝手にインフォメーションを始めた。一緒に現れたO.K.はうつむいたまま。
 みさとちゃんは勇気を振り絞って抵抗するが、スーザンの嫌がらせはエスカレートするばかり。そんな時みさとちゃんを守るべく駆けつけたのは、僕らの味方・HERO! だった。HERO! は煮え切らない態度のO.K.を糾弾。「お前が悪女の手に落ちてその身を黒く染めるのはかまわん。がしかし、中途半端なその態度は許せん!」と6・15大会でシングル対決を申し出た。この対決でO.K.が敗れたなら、本当に想う人に心を打ち明けろと、一人の男として優柔不断という名の悪を退治すべく名乗りを上げたのだ。O.K.の男としての真価が問われるこの一戦、その結末は? そして女神に笑顔が戻る時は来るのか!?


決着戦へ (6.5)

 前田の修行による一時欠場を知ったUGWPは6・15赤レンガホール大会での最終決戦を提案。試合形式は3vs3のキャプテンフォールマッチで、KOYASUMI はDDT側のキャプテンとして前田を指名した。ジャガー横田の「そっちもメンバーを明かせ」との声明を 受け、KOYASUMI はこの日、巨人女と称する自軍のキャプテンを伴ってATOMに現れた。その身長はじつに2メートル級。あまりに危険すぎるが故、地下プロレス界では対戦相手 がいなかったと言う。巨人女が姿を見せたため挑戦を受ける事を決めた前田は一つだけ条件を出した。それは、今までのような反則行為を一切行わないという事だった。絶対的な自信のせいか、意外にもあっさりとそれを了承したKOYASUMI は「こっちが勝ったら3人ともUGWPに入ってもらいますよ」と言い残して去って行った。


フルーツバスケット大戦 (6.5)

 ストロベリージャムの威を借り調子に乗る坂井は、ついノリで諸橋を敵に回してしまう。そして、その坂井に踊らされリングに上がり続ける高木を裏切り者と認識する一宮もまた、高木に対する追撃の手を緩めない。さらには前大会のアイドル決定戦で高木に敗れた太までもが粘着的に高木を付け狙う。この2vs3の争いは、この日のセミファイナル終了後に一気に加速。5人入り乱れての乱闘へと発展した。
 ここで突然ブチ切れたのは蚊帳の外にされた三和社長だった。そもそも初代ストロベリージャムこと旧高木一味(仮)ができたのは、三和社長と高木の結託がきっかけだった。ところが、後楽園ホール大会以来、久しぶりに会場に足を運んでみれば高木は勝手にプロデューサーを辞任していた。初代ストロベリージャムを解散しておきな がら、のうのうとリングに上がり続け、いつの間にか一宮たちと抗争を繰り広げている。自分の知らないところで勝手に話を進めてしまう彼らに激昂した三和社長は、6・15大会での3vs3による決戦を決定。そして、フォールされた選手は無期出場停止処分にすると言い放った。
 そこで困ったのはストロベリージャムの二人。やる気をなくしてリングを降りるつもりだった高木にも、その高木を利用して甘い汁を吸う事だけに一所懸命だった坂井にも当然仲間などいない。燃え尽きたと言いながらも挑発されると引き下がれない高木は、それぞれ一人ずつ勝てそうな選手を連れてくる事を提案し、どちらか強い方を正式なタッグパートナーとして試合に臨むと決めたのだった。


初夏の台風! (6.5)

 次回大会のKO-Dタッグタイトルマッチの前哨戦となったこの日、MIKAMI・KUDO組は西野を、チーム空回りは宇宙を仲間に迎えて6人タッグを戦った。MIKAMIと宇宙、佐々木と西野と、奇しくも元タッグパートナー同士が激突。それに釣られる様に激しさを増す展開の中で、一番キャリアの浅いKUDOが目を見張る粘りを見せると、MIKAMI もそれに応えるかのようにチャンスを掴み、佐々木からフォールを奪って勝利を得た。
 幸先のいい勝利でMIKAMI が「次は元アイアンマン王者を連れてくる」とラダーの投入を匂わせると、鳥羽は「ラダーを支えるのは俺が一番なんだ!」と間違った方向に闘志を燃やす。相変わらずの空回りにも慣れてきた佐々木は「もういつまでも MIKAMI に追いつけないなどと言わせない!」と今まであまり口にしなかった本音を激白。
 鳥羽よりも細いKUDOの腰にベルトが巻かれる事になるのか。それとも佐々木が MIKAMI を超えたと心から思える日になるのか。横浜決戦、その結末は神のみぞ知る。



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