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リポート&コラム

【東京女子プロレス’17のまとめ】優宇が中島をラストライド葬でプリプリV2! 才木が挑戦に名乗り!/沙希様、パリから凱旋。1・21王子で“マーサ”とのSIN美威獅鬼軍で出陣!/アイドル対決は熱戦に…才木が伊藤をタワーブリッジで下す/婚勝軍、ゼクシィ特大号で壮絶誤爆/桃知、東京女子ラストコール/プロレス教室師弟対決!

4日、東京・後楽園ホールでおこなわれた「東京女子プロレス’17」。桃知みなみがリングに上がり、最後の前説をおこなった。まずは「皆さん、新年あけましておめでとうもっちー!」と新年の挨拶。そして「今年一年が素晴らしい一年になりますように!」と祈念してから「お手を拝借! せーの、ももちっ!」とお馴染みのコマネチポーズを四方に披露してから、飴を投げ入れた。
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オープニングマッチはチェリーvsのどかおねえさんのプロレス教室師弟対決。のどかは「みんなー、こんにちはー! あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします!」と挨拶すると、「東京女子2回目の後楽園ホールで卒業してしまう人がいます。桃知さん! いつもここにいるのに、そこ(本部席)にいたら体操出来ないじゃないですか。ここに来てください!」と桃知をリング上に呼び込む。そして「今日これから最後の体操です。準備は出来ていますか? みんな心残りのないように、しっかり準備体操だー!」と言って、桃知や観客と一緒にピンポン体操をしてみせた。続いてのどかにとってはプロレス教室時代の先生にあたるチェリーが入場。チェリーはのどかが求めた握手には応じない。バックの取り合いは五分の展開。ロックアップからジリジリとロープに押し込んでいってのどかは、離れ際にエルボー。しかしどのかをロープに飛ばし、執拗に走らせてからカニ挟みで倒したチェリーはおてんばダッシュからフットスタンプ。さらに巴投げからマウントエルボーを連打。そこからキーロックに捉えたチェリーだが、のどかはロープに逃れる。ショルダータックルでなぎ倒したのどかは、ボディスラムで叩き付けてからランニング・クロスボディー。しかしチェリーは飛行機投げからの腕ひしぎ逆十字固めへ。そこから腕固めにスイッチしたチェリーだが、のどかは悲鳴をあげながらロープに足を伸ばす。ダブルリストアームサルトで投げたチェリーは熟女でドーン。これをかわしたのどかはエルボー合戦を挑んでいく。「来いオラ! もっとだ!」と敢えて胸を突き出したチェリーに、歯を食いしばりながらエルボーを連打したのどかだが、ブロックしたチェリーはボディブロー。しかし、のどかも走り込んで来たチェリーを担ぎ上げてバックフリップ。チェリーはニーリフトで顔面をカチ上げると、裏腕十字の体勢に捉えてそのまま回転。そこからガッチリと裏腕十字を決めてギブアップを奪った。チェリーは教え子であるのどかを抱きしめ、頭を撫でて健闘を称えた。
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【試合後のコメント】
――プロレス教室時代の先生であるチェリー選手とシングルマッチをやってみていかがでしたか。
のどか 最初に出て来る言葉はありがとうですね。ありがとうございますです。この1年間の思いがチェリーさんにぶつけられた気がします。ぶつけ切れていたかは私には分からないですけど、それを全部チェリーさんが受け止めてくださったと思います。ありがとうございます。
――試合後、チェリー選手が健闘を称えていましたが、何て声をかけられたんですか。
のどか 「よく頑張ったね」みたいな感じで。何か試合のあと、何か感極まっちゃって涙が出ちゃったんですけど。もう負けて悔しい気持ちももちろんあるんですけど、チェリーさんに本当にありがとうございますっていう気持ちです。

――プロレス教室時代の教え子であるのどかおねえさんと対戦してみていかがでしたか。
チェリー のどかおねえさん、頑張ってプロレスデビューして1年で、たぶんプロレスをやっていく中で大変なこととか苦しいこととか辛いこととか、たぶんいっぱいあったと思うんですけど、プロレス続けていれば想像もしていなかったような嬉しいこととか、すごくたくさんあると思うので、のどかおねえさんにはプロレスラーになってよかったなって思ってもらいたいんで頑張ってほしいです。プロレスラーになってよかったなって思える道を作るのは自分の努力次第だと思うので、プロレスラーになってよかったって本当に思ってもらえるように、この先真っ直ぐに頑張ってほしいと思います。
――先生としてのどかおねえさんに点数をつけるとしたら?
チェリー 点数はね、ちょっと私つけないタイプなので分からないですけど、でもねすごく気持ちは伝わって、私も試合後ちょっと感極まってしまいました。
――今日は悪いことをしませんでしたが、それは相手が弟子だから?
チェリー そうですね。今日はプロレス教室の生徒さんだったということで、ちょっと格好いいところを見せたくて、悪いことは封印しました。
――最後のエルボーの打ち合いで気持ちを受け止めた?
チェリー いや、もうやるかやられるかですよ。私も必死でした。向こうにも何かプロレスやっていていろいろあると思うので、それを全部リングの上でさらけ出していこうっていう思いで「打ち返して来い」って言ってたんですけど。やるかやられるか、私も必死に打ち返しました。
――その気持ちは十分伝わった?
チェリー はい、もう伝わりました! 存分に。
――今後師弟タッグの可能性は?
チェリー あ、いいですね! 師弟タッグ、やりたいですね。

第2試合はハイパーミサヲwith桃知みなみvs辰巳リカvs黒音まほの3WAYマッチ。ハイパミの呼び込みでスペシャルセコンドの桃知が登場。桃知のコールにも大量のピンクの紙テープが投げ込まれた。ハイパミは「長年の調査の結果」を発表。まほが悪魔である事実を知ってから研究を重ねて弱点として古今東西いろんな悪魔避けを見せてダメージを与えてダウンさせてしまう。ハイパミの首にかけたニンニクを見てリカが卒倒。この間にまほが復活してハイパミを排除して桃知に襲い掛かる。寸前でリカが救出。ハイパミがまほをサーフボードで捕え、リカがヒップアタックを合わせる。さらにリカがミサイルヒップ。ハイパミがカバーするもリカがカット。リカのエルボードロップはまほがカットして排除。まほはハイパミにチョーク攻撃。ハイパミを狙うまほだったが、桃知がリング下から足を掴んで阻止。そこへリカが襲いかかってまほに足4の字。まほがエスケープ。まほはスリーパーから噛みつき。さらにショルダーネックブリーカー。カウント2で返されるとハイパミにはナックルパンチから逆片エビ。桃知がハイパミの体を引き寄せてロープを掴ませる。。怒ったまほが桃知をリングに上げる。なんとかリカが救出に入るもハイパミのニンニク殴打はリカに誤爆。まほはハイパミも蹴散らす。串刺しエルボーは桃知がかわすとなんとランニング・ネックブリーカー! ハイパミがアイアム・ア・ヒーローで飛んだが、カバーは切り返されてしまう。リカがカットしてバックブリーカーからドラゴンスリーパーで勝負あり。
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【試合後のコメント】
――桃知さんにセコンドについてもらって、試合をしていかがだったでしょうか。
ハイパミ なかなか悪魔と闘うのは辛いものがありまして、いろんな部分で助けてもらったと思っています。
桃知 もっちー。

――桃知さんは最後にネックブリーカーを出していましたが、特訓の成果が出たんじゃないですか。
桃知 もうハイパミ師匠にすごくたくさん教えてもらったもっちなんですけど、やっぱり実際にリング上でゾンビ? 悪魔? もう怖くって逃げ回ってもっちなんですけど、最後何とか特訓の成果を出すことが出来て、本当にありがとうもっちでした!
ハイパミ 本当にナイスコンビネーションだったと思うんです。
桃知 ありがとうもっちー。

――本日で東京女子、最後になりますけど、思い出とか最後に言っておきたいこととかありますか。
桃知 これからもっともっと大きくなっていく団体を離れるのは寂しいもっちなんですけど、もっちも自分の一番やりたいことでもっともっと大きくなって、ビッグになって、東京女子にまた何かしらで帰って来ることが出来たらいいなって思っていますもっち。
ハイパミ そうしてくれー!

第2試合後は才木玲佳が所属するCheer♡1、伊藤麻希が所属するLinQが田中ケロリングアナの前口上付きでライブをおこない、場内を盛り上げた。Cheer♡1は初のオリジナル曲の『Ready go』、LinQは新曲の『負けないぞ』を披露した。
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第3試合はローラ・ジェームス&清水愛vs滝川あずさ&のの子のタッグマッチ。試合前のスクリーンでは昨日に続いてライアンとローラが「ハッピーニューイヤー!」とキス。続いて井上マイクと清水愛もイチャイチャしてキス。その模様を憎々しげに見ていた婚勝軍。小脇に分厚い年に一度のゼクシィ特大号を抱えたあずさは「今日の相手は新婚。強敵ですよ。あの2人に勝ったら私たち、すぐ結婚できます」と断言し、のの子と「婚勝軍、ファイト!」と雄叫びをあげるのだった。場内人『愛は勝つ』が流れて婚勝軍がゼクシィを抱えて入場。続いてローラがレフェリーのライアンを帯同して登場。清水はリングアナの井上マイクとともに入場する。清水だけ井上が「宇宙一きれいでかわいい私の最愛の妻・清水愛!」とコールする。
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人妻軍が夫とイチャイチャしているところを婚勝軍が襲撃してゴング。あずさが清水を押さえ込むがライアンはスローカウント。のの子はライアンを誘惑。ローラは「ノー!」と拒否するが、のの子の手ブラツイストにライアンは夢中。のの子とあずさの共同作業の予行としてダブルのバックエルボーから押さえ込むも、ライアンはスローカウント。清水はあずさにオールドスクールからアームホイップ。カバーするとライアンは高速カウント。清水のロメロスペシャル、ローラのサーフボードを追い込まれたあずさだが、ローラにコードブレイカーを決めてピンチを脱出。のの子がローラにKカップアタックからボディープレス。ライアンは低速カウント。ローラはのの子にヒップアタックを見舞って戦況は清水vsあずさに。清水があずさにカミカゼ。これはのの子がカット。あずさが清水にフェースバスター。ライアンも突き飛ばすとゼクシィを持ち出す。のの子が清水を羽交い絞め。これは井上が身を挺して守ろうとする。清水が入れ替わって守ろうとすると、ライアン、さらにローラが出てきて誰が守るかで揉める。構わずあずさがゼクシィを振りかぶるも、避けられてのの子にあっさり誤爆。孤立したあずさはライアンのロリポップキャンディーを口に突っ込まれ、ローラの変形アームブリーカーから清水が釣りガール式ばくだん固めで勝利した。
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【試合後のコメント】
――人妻軍と対戦でしたが、最後は誤爆が敗因になってしまいました。
あずさ 何ですかね、のの子さんあれは。私、最初からちょっと心を乱されたんですけど。あれはパワーに変わるはずでしたよね。私たちイルミネーションの中でもカップルを見て、それぞれの私生活でも街行くカップルを見て、エネルギーを溜めてきたはずじゃないですか! あんなことになるはずじゃなかったんですよ。
のの子 はい……。こんなにも屈辱的な思いをするとは。
あずさ しかもこのゼクシィ、年に一度の特大号で。普段より若干ぶ厚いんです!
のの子 そうなんです! これ2割増しなんです!
あずさ すごく重くて……この重みが新年早々ずっしりきました。
のの子 いやぁ、ねぇ……。
あずさ 勝って、勝利のあとにどなたか現れて、のの子さん(の相手が)大金持ちで、私は黄金持ちと結婚が決まり、ゼクシィさんの表紙や結婚までのスケジュール、細かい流れの特集を組んでもらう予定だったんですけど。
のの子 そう、ゼクシィのCMは若手女優の登竜門。私たちも次はCMいけると思っていたんですけど。

――婚勝軍、今後はどうしていこうと。
あずさ まあ引き続き……。
のの子 そうですね、でも今日試合をしてみて結婚って、強さって証明されたって納得しちゃった部分もあって。
あずさ 確かに、確かに。やっぱり結婚とか旦那様が傍にいるっていうのは、やっぱり違うんだなって改めて思ったので。そういった意味ではプラスになりましたね。
のの子 そう! 益々私たち嫁に行かなきゃと思っております! これからも爆裂に私たち婚勝道を進んでいきますので、皆さん……。
あずさ お二人にも聞きましょう、どうやったら幸せな結婚が出来るか。
のの子 確かに。なので皆様、そして記者の皆様、メディアの皆様、私たちをもっと世の中にアピールして素敵な旦那様を皆様の力でゲットさせてください!
あずさ はい、お願いします!

第4試合は才木玲佳vs伊藤麻希のシングルマッチ。フィンガーロックの攻防は才木が押し込んで腕を取る。ヘッドロックは伊藤が抜け出して逆にヘッドロックを決めて「もっと顔デカくなれ!」。伊藤はショルダーアタック。才木が伊藤をコーナーに振って串刺しエルボーからローキック連打。このカバーはカウント2。伊藤のエルボーに才木はミドルキック。才木に抱えられるも伊藤は絶叫して逃れると何とかボディープレス。これはカウント2。伊藤は逆エビ固め。才木がエスケープ。才木は伊藤にエルボー。伊藤もエルボーでやり返してラリー。才木がミドルキックで倒すもカウント2。雄叫びをあげて起き上がる伊藤に才木がミドルキック。それでも起き上がる伊藤に才木は再びミドルキック。場内「伊藤」コール。伊藤は才木の蹴り脚をキャッチして頭突きからドロップキック連打。これはカウント2。才木もドロップキックでやり返すとブレーンバスターでぶん投げる。これはカウント2。ならばと才木はタワーブリッジで伊藤の奮闘を断ち切った。才木は伊藤を抱き起こして健闘を称え、一緒に引き揚げた。
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【試合後のコメント】
――才木選手と試合はいかがだったでしょうか。
伊藤 正直、才木玲佳を舐めてましたね。あんなに強いと思ってなくて。でも本当に強かったんですよ! 口では言い表せないんですけど、本当に強かったから私も絶対に負けたくないと思って! 初めてあんな声も出ました。ちょっと意識がなかったですね。あーーーってなり過ぎて。めっちゃ強かったです!
――このプロレスの聖地と言われる後楽園ホールで試合をしてみた感想は。
伊藤 あ、そう! デビューして3週間しか経ってないんですけど、3週間で後楽園に立てるなんて幸せだなぁって思って。もっと頑張ろうって思いました。
――今後は何を目標に?
伊藤 今後は……ハッ! そうだったー! 伊藤、アイドル兼プロレスラーっていうのが売りなんですけど。すみません、売りって言っちゃいました。伊藤の所属しているアイドルグループ、九州発のLinQっていうアイドルグループが、今年の6月に解体しちゃうかもしれないんですよ。で、福岡市民会館と中野サンプラザを埋めないと、伊藤、アイドルをクビにされるんですよ! だからちょっとプロレスのファンをいっぱい獲得して、自分のグループに持って来させたいなって思って。だからそのためにはもっと自分らしさと技術と体力とか、ちゃんとつけたいなと思いましたね。マジ、クビになりたくないんですよぉ、伊藤! 頑張りたいんです、アイドルもプロレスも! なので、頑張ります!

第5試合はキャンディス・レラエvsミル・クラウンのシングルマッチ。腕の取り合いからクラウンがアラビアンプレス式アームホイップ。ニールキックで場外に出すとエプロンから飛びつきのコルバタ。クラウンがキャンディスをエプロンに上げるも、その勢いを借りて619の要領でキックを決めたキャンディスがクラウンをイスに座らせて蹴飛ばしていく。キャンディスがクラウンをリングに戻して押さえ込むもカウント2。キャンディスは変形の腕固め。そこから押さえ込むもカウント2。ガルガノエスケープはクラウンがロープに逃げる。クラウンは串刺し攻撃を止めるとドロップキック。変形のコブラから丸め込むもカウント2。変形の腕固めに持ち込むもロープに逃げられる。キャンディスは串刺し攻撃からカバーするもカウント2。ショルダーネックブリーカーもカウント2止まり。ボールズプレックスはクラウンがかわしてサミング。クラウンが木曽レフェリーを押してキャンディスにボールズプレックスを決めさせようとする。これは木曽レフェリーが回避。その隙にクラウンが延髄斬り。ライオンサルトはかわされたがボディースラムでキャンディスを叩きつけトップロープへ。キャンディスが木曽レフェリーをロープに当てて、クラウンのバランスを崩すとボールズプレックス。これはカウント2で返したクラウン。ミラクル・メリーゴーラウンドはカウント2で返されるもキャンディスの丸め込みをミルクラッチαで切り返して勝負あり。
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セミファイナルは赤井沙希vs山下実優のシングルマッチ。SIN美威獅鬼軍(しん・びいしきぐん)の沙希様には謎のメイドが甲斐甲斐しく世話をする。沙希様は新年の挨拶からメイドをマーサと紹介。とある事情で引き取ることになったという。マーサが「初めまして。マーサです」と挨拶するも山下が不信がって顔を覗き込もうとするも、沙希様は「マーサが怯えているじゃない! せっかちなペリカンさんに一つ、いいことを教えてあげるわ。トランキーロ。お焦りになってはダメよ」。
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ゴングが鳴らされると山下のショルダーアタックを堪えた沙希様は髪を引っ張って倒す。串刺し攻撃をかわした山下が沙希様の顔面を踏みつける。沙希様も同じようにコーナーで山下の顔面を踏みつけた。沙希様の張り手に山下がニーでやり返して低空ドロップキック。マーサが松井レフェリーのブラインドをついてモップで山下を転ばせる。場外に出た山下に沙希様はエプロンPK。沙希様は山下に鉄柱攻撃。エルボーで向かってくる山下に沙希様がミドルキックからリングへと戻す。沙希様のニードロップはカウント2。沙希様がサッキーカッター。これもカウント2。沙希様のサッカーボールキックがカウント2で返されるとリーマン銀河。これをロープに逃げた山下はジャンピング・ミドルをかわしてラリアット。水面蹴りからバックブリーカー。カウント2で返されるとスリーパーで絞めていく。沙希様はロープエスケープ。エルボーの打ち合いから沙希様がビッグブーツ。さらにハイキックを決めると、山下は返す刀で投げ捨てジャーマン。ダブルダウンから両者起き上がると沙希様がバックブロー。二段蹴り式顔面キックを回避した山下が後ろ廻し蹴り。カウント2で返されるとキャメルクラッチへ。するとマーサがギブアップを取らせないようにエプロンに上がって松井レフェリーの気を引く。マーサに詰め寄る山下に沙希様がビッグブーツ。山下が回避してマーサに誤爆させると、山下は沙希様にアティテュード・アジャストメント。しかしカウント2。直後のバズソーキックからクラッシュ・ラビットヒートを狙うが、沙希様がかわして顔面蹴り。ハイキックから二段蹴り式顔面キックを決めて勝利。
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試合後、沙希様がマイク。「大したことないわねえって言いたいところだけど、あなたなかなかやるじゃない。ワタクシと最後にお試合をしてから1年半。いろんなものを背負って経験したのは伝わってきたわ。ペリカンさん、いや山下実優さん。ここは対立しあうのではなく手を取り合ってこの団体を盛り上げていきませんこと? 山下実優、お立ちなさい」。沙希様が手を差し伸べるも、応じようとした山下の手を蹴り飛ばす。沙希様「そんなこと言うわけなくってよ! おブスアレルギーでぶつぶつが出ちゃうの。ボンクラ(甲田哲也代表)はどこにいらっしゃるの? 次のお試合は?」甲田「1月21日の王子大会です」沙希様「今は覚えられないから、あとで問い合わせてよ。そこでワタシとマーサのタッグを正式に組むから、相手を探しておくことね。返事は?」甲田「はい…」
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【試合後のコメント】
――美威獅鬼軍の沙希様と久しぶりの対戦でしたが。
山下 結果が出ているので……。もう悔しいしかないですね。しかも打撃で負けているので、自分の弱さが出てしまったんじゃないかなと思うので、しっかりまた……。2017年は本当に自分にとって、またベルトを狙いにいきたいので。このままじゃダメなので、また強くなってぶっ倒したいと思います。
――美威獅鬼軍は今後も参戦してくるようですが。
山下 そこに関してはあまり興味がないというか。沙希様……沙希様? 沙希様か何か知らないですけど、負けた分の借りは必ず返したいので、絶対強くなってまた闘えるときが来たら、そのときは倒したいと思います。
――勧誘されたときはどんな心境で?
山下 あのときはもう負けた直後で、もう自分の意志も考えられずに、何かもう「団体を大きくしていきましょう」という言葉が……あ、同じ気持ちなのかもしれないって、一瞬思って手を取ろうとしたんですけど。一瞬の気の迷いというか、言葉に騙されそうになりましたね。

――久しぶりにお帰りになられた東京女子はいかがでしたでしょうか?
沙希様 そうねぇ。何にも変わっていなくてガッカリしちゃったわ。でも醜さ、汚らしさ、安っぽさだけが増しててガッカリしちゃいましたわ。
――山下選手は沙希様がいない間も東京女子のエースとして活躍してきたのですが、久しぶりの対戦はいかがでしたか。
沙希様 何だかちょっとチンが伸びたんじゃなくって。それぐらいしか感じなかったわ。
――SIN美威獅鬼軍、新メンバーを迎えて今後も参戦するようですが、東京女子をどうしようとお考えでしょうか。
沙希様 そうねぇ、わたくしがこの手袋をしているのはブスアレルギーなの。だからマーサがお試合したいっていうなら、わたくしはまたこの団体に出てもよろしくってよ。だからこのモップでお掃除して。わたくしは汚いものが嫌いだから、クリーンな世界に。世界平和を願っております。
――東京女子、今日はアイドルの選手も出ていたのですが、SIN美威獅鬼軍に勧誘してみようというお考えは?
沙希様 視界にございません。あと皆さん、久しぶりだからお忘れかもしれないけれど、リングコールがちょっと間違っていたんじゃなくって? わたくしは沙希様よ。それで次の王子からは統一してほしいわね。ねえ、マーサ。(耳打ちされて)はっ、何ですって? マーサがその汚い、不潔野郎(週刊プロレス・加藤朝太記者)に脅えているじゃないの! 何? 何かひと言いったらどうなの! マーサが脅えているじゃないのよ!
加藤記者 マーサさんのプロフィルは?
沙希様 ハァッ?
加藤記者 スリーサイズとか…。
沙希様 おだまりっ! レディに何てことを聞くの! 失礼しちゃう! マーサ、行くわよ。(加藤記者に)ちょっと老けたんじゃないの!

メインイベントはTOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合。第2代王者の優宇は中島翔子を相手に2度目の防衛戦。握手から試合スタート。優宇がグラウンドに引き込んでコントロール。中島もなんとか取り返そうとするが、それでも優宇が取り返していく。5分経過、優宇がフロント・スリーパー。ロープに逃れる中島を再度引きずり込もうとする優宇。なんとか逃れた中島が低空タックルからフロント・スリーパー。エプロンに出されるもロープを挟んでのショルダーネックブリーカーを決める。中島は首4の字。反転して頭をキャンバスにぶつけてから再度首4の字で絞る。優宇はロープエスケープ。中島は優宇の首をエプロンに引きずり出して、そこへと叩きつける。エプロンに上がった優宇をセカンドロープに引っ掛けてドロップキック。さらにショルダーネックブリーカー、ローリングネックブリーカーと攻め立てる。中島は羽根折り固め。優宇は抱えてコーナーにぶつけて回避。10分経過、優宇は串刺しエルボーからコーナー逆さ吊りにして腰に串刺しエルボー。これはカウント2。起き上がり小法師逆水平からカバーするもカウント2。優宇はサイドバスターで叩きつける。これもカウント2で返されるとコーナーにぶつけてからのオクラホマスタンピード。中島はカウント2でクリア。中島はカウンターのライダーキック。場外に出た優宇にトペ・スイシーダをヒットさせる。中島は優宇をリングに戻してダイビング・ライダーキック。しかしカウント2止まり。中島はここでリバース・フルネルソン。優宇はロープエスケープ。中島はタランチュラ。コーナーに登った中島を優宇は逆水平で止めて一本背負いで落とす。串刺し攻撃もキャッチしてキャンバスに叩きつけるとジョン・ウー。このカバーはカウント2。15分経過、優宇はここから逆水平で中島を追い込む。中島もエルボーで反撃してラリー。これは優宇の逆水平が勝りと、中島のライダーキックに仁王立ちも、直後のカウンターのエルボーでダウン。ダブルダウンから両者起き上がって、優宇が逆水平から腕十字。中島が丸め込むもカウント2。ウラカンラナもカウント2止まり。ノーザンライトSHでも決め手にならない。優宇は中島をショルダースルー。中島は優宇の払い腰を読んで丸め込むもカウント2。ライダーキックから段階式619。リバース・フルネルソン式DDTからノーザンライトSHを仕掛ける。優宇がこれを払い腰で回避して腕十字。場内「ナカジマ」コール。中島はロープに逃げる。20分経過、優宇はここで片羽絞め。中島がかわして丸め込むもカウント2。向かってきた中島をキャッチしてキャンバスに叩きつけた優宇は木村浩一郎さんの得意にしていたラストライドで熱戦に終止符を打った。
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試合後、優宇がマイク。「まずはたくさんのご来場とたくさんのご声援ありがとうございました。なんとかもう一度このベルトをデビュー1周年の今日、巻くことができました。中島さん、本当に強かったです。闘えたのが嬉しいです。私はこのベルトと一緒にまた闘っていきたいです。だからこれからもたくさん防衛戦をやっていきたいです」ここで才木がリングイン。才木「優宇さん、まずは防衛おめでとうございます。優宇さんと私、まだシングルで闘ってないですよね。次の挑戦者は筋肉担当、元気!やる気!才木玲佳でどうですか?」優宇「東京女子の仲間の一人だと思ってます。だからこのベルトを懸けてやりましょう。ただし、勝つのは私です」才木は握手をかわして引き揚げた。優宇が東京女子の所属選手へリングに上がるように呼びかける。「改めまして本日はたくさんのご来場ありがとうございます。また東京女子プロレスは聖地後楽園ホールに戻ってきたいので頑張ります。2017年も東京女子プロレスをよろしくお願いします!」桃知の選手コールで選手はステージ上へ。一列に並んで手を取り合うと優宇が地声で「本日は本当にありがとうございました!」と挨拶。メンバーも「ありがとうございました!」と続いて後楽園大会はお開き。
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【試合後のコメント】
――デビュー1周年の後楽園のリングで中島選手の挑戦を退けました。いまの率直な感想は?
優宇 いや、もう1回(ベルトを)巻けたことが本当に嬉しいです。負けちゃうかもとか、そういう自信がなかったとかじゃなくて……また(ベルトが)戻ってきたことが、もう1回巻くことが出来たというのが本当に嬉しいです。
――試合後、「中島選手は本当に強かった」という発言がありましたが、試合の前半では中島選手が敢えて優宇選手が得意とするグラウンドでの勝負を挑んできたように思えました。
優宇 そうですね。私が得意としているグラウンドで中島さんも闘える……でも中島さんは私の持っていないコーナーから飛んだりとか、私がちょっと憧れるようなプロレスをする人なんです、中島さんは。だから私が思っていないような動きとかをするので、スピードもあるし強かったです。
――そんな優宇選手もいままでは基本的に柔道ベースの技が多かったですが、最後のフィニッシュはラストライドでした。これは狙っていたのですか?
優宇 狙っていたというか、あの技は私の恩師にあたる木村浩一郎さんのフィニッシュ技なんです。だからいつかやりたいというか、練習はしてました。でも出すときがいつか分からなくて……。あの払い腰を返されるとは思っていなかったので、もうここでやるしかないなと思って出しました。
――試合後、才木選手が挑戦に名乗りをあげました。才木選手の印象は?
優宇 才木さん……普段、プライベートとかではれいたんって呼んでますけど、敢えて才木さんと呼ばせていただきます! 才木さん、筋肉アイドルって言ってますけど、あの筋肉は努力の結晶だと思っています。練習もやっていますし、私も才木さんの負けないくらい、次才木さんと防衛戦をするにあたって練習しなきゃいけないなって思っていますね。
――デビューからここまで負けなしで来ていますが、チャンピオンとして2017年、東京女子をどのようにしていきたいと思っていますか。
優宇 私、結構この闘い絶対負けられないって思っていて。結構いろんなことから逃げてきた部分があったんですけど、今日この後楽園ホールでメインに立つって決まって、もう絶対逃げられないし負けられない! ここで勝ったら自分の中で、2017年何か新しく変わると思っていて。だから負けない自分をここで……新年、2017年はじまって手に入れたと思うので、さらに強さに磨きをかけていきたいと思います。東京女子を引っ張っていきます!
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――優宇選手のベルトに挑戦しましたが、惜しくも敗れてしまいました。試合を振り返っていかがですか。
中島 はぁ……何か自分の全部出し切れたし、やれることは全部やってきたと思って。それでダメだったし。いままた目標が消えてしまったような気持ちで。でもここまで全力を出してきたので……。また全部やってきたことが消えてしまったみたいで……。(声を詰まらせながら)消えてしまったと思っているんですよ、今日までのことが。優宇さんは強いし。でも、また目標は1からになったと思っているんですけど、いまやっぱりプロレス好きだなって思っていて……やっぱりプロレスが好きだなって思ったんですよ。だからこれからも何か続くんだなと思ったんで(苦笑)、私は私で頑張ろうと思います。
――試合の前半は敢えて優宇選手が得意とするグラウンド勝負を挑んでいったように見えたのですが、そこは先輩の意地ですか?
中島 そうですね。何か負けず嫌いなんですよ(苦笑)。でもまあ……もうちょっと頑張ります。
――いま「新しい目標をまた」というような発言がありましたが、いまの東京女子にはSIN美威獅鬼軍もいますし、才木選手もベルト挑戦を名乗りあげました。色々な新しい展開が出来てきましたが、この中で中島選手は何を目標にやっていきたいですか。
中島 目標ですか。とりあえず、みんなに勝つことですかね。みんなに勝って二番目に強くなったら、たぶん一番強い人間に挑戦出来ると思っているので、二番目に強くなることですね(笑)。
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――まず伊藤麻希選手とのアイドル対決、やってみていかがでしたか。
才木 いやー、そうですね。やっぱりアイドルとしての意地の闘いだったなってすごく思います。何か伊藤ちゃん、すごい気持ちが強くて、蹴っても蹴っても立ち向かってきたし。そういう姿に同じアイドルとして、すごい熱いものを感じたし、だからこそ最後別に喧嘩していたわけじゃないけど仲直りみたいな?(苦笑)ちょっと寄り添ってあげたいなって思いました。だから結果的にアイドルは強いんだぞっていうのが、皆さんに伝わったかなと思います。
――その勢いでメイン終了後に優宇選手のベルトに挑戦表明したわけですが。
才木 はい、そうです。
――優宇選手の試合、ご覧になったと思いますが、非常に強いチャンピオンだと思うのですが、いかがでしょうか。
才木 そうですね。やっぱりなかなか簡単には倒せない相手だなってすごい感じています。で、私はまだプロレスをはじめてまだ1年も経ってないし。そんな分際でなんですけど、本当にいつかはベルトに挑戦したいなっていう気持ちは持っていて。で、優宇さんが持っているうちにっていうのも思っています。だから今回、ベルトに挑戦させていただきたいなと(思って)表明させていただきました!
――優宇選手からは「東京女子の仲間だと思っている」という発言がありましたが、東京女子のベルトに対する思い入れとかはありますか。
才木 やはり私、デビューはWRESTLE-1のほうで闘っていたんですけども、いまでは東京女子が主戦場となってますし、自分の中でもほかの選手の試合を見ていてすごい思い入れがある団体ではあるので。その団体のベルトを獲りたいなっていう思いはすごくあります!
――東京女子にはSIN美威獅鬼軍というカワイイ人しか入れないユニットもあるのですが、興味はありますか?
才木 とくに(苦笑)。あまりないですね。ま、アイドルなんでもちろんルックスも自信はあるんですけど(笑)、私は私らしく。そういうところに入ろうとかっていうのは、今のところとくにないです。
――アイドルとして後楽園ホールで歌ったことに関しては? 新曲も今日初披露したが。
才木 そうなんです! 何か感慨深かったですね! 何かやっていてすごく楽しかったんですけど、皆さんの応援があってCheer?1の新曲、オリジナル曲っていうのもありますし、この聖地・後楽園ホールじゃないですか。なかなか普通のアイドルが経験出来ないことをさせてもらったなって思っています。
20160104 (70)

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