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リポート&コラム

【第4回東京プリンセスカップ2nd ROUNDのまとめ】坂崎が辰巳に、才木が優宇にリベンジ! 東京プリンセスカップ・ベスト4の組み合わせは瑞希vs坂崎、才木vs中島に/ブルゾンあずさと化すも瑞希に敗れた滝川は中島と激闘の伊藤を教育しなおすと宣言/SINあらためNEO美威獅鬼軍がフランスから上陸。謎の無免許医ユキオ・サンローランの参戦もケッテー!

5日、神奈川・横浜ラジアントホールにて「第4回東京プリンセスカップ2nd ROUND」がおこなわれた。まずはオープニングでハイパーミサヲが恒例の前説。諸注意&「ここで光の加減を確認してくださいね」と撮影タイム、声援練習タイムへ。そしてオープニングコールがおこなわれようとした時、沙希様とマーサが登場。病に倒れてフランスに帰国していた沙希様だが「SIN美威獅鬼軍は解散したはず」というハイパミに「何を言ってるの。初めまして、私たちはNEO美威獅鬼軍よ」。「東京女子のリングでNEOとかいいんですか甲田さん!?」と甲田代表に確認するハイパミ。しかし「特に問題ありません」と甲田代表。沙希様は「何を動揺してるのかしら。私が“ケッテー”とでも言うと思って?」と大笑いするも、笑いすぎてせき込み、倒れてしまう。ハイパミが「お医者さんはいませんか!」と呼びかけると「ヤッチマイナ!」のセリフから「薔薇は美しく散る」がヒット、顔に傷跡を持つ黒装束の男がリングインし、金額交渉の上で沙希様に薬を渡す。起き上がった沙希様は、病の治療にあたってくれたこの闇医者を「ユキオ・サンローラン先生よ。途中で区切ってユキオサンと呼んでもいいのよ」と紹介。またユキオが「治すだけでなく壊すこともできる」ことから、金額しだいで試合をすることも明かし、甲田代表に次回大会での沙希様&マーサ&ユキオ・サンローラン組参戦を認めさせた。

オープニングマッチは滝川あずさvs瑞希のトーナメント2回戦。序盤、レスリングの攻防で優位に立った滝川は「さあどうする?」と挑発。しかしダイビング・ボディーアタックから弓矢固めで反撃される。逆片エビ固めは「ロープエスケープ!」の偽実況で脱出。そしてここでお詫びと訂正。「若くてかわいいみずぴょんをさんざん罵倒してまいりましたが」、3日後に30歳を迎えるにあたり、「若くてかわいい」を超える「大人の魅力」に開眼したという。ここから「ミュージック・スタート」でブルゾンあずさと化した滝川。「若くてかわいい?大人の魅力の滝川さんは、どうして魅力的なのかを知りたい?それでは質問です。青くて固いメロンより、熟して柔らかいメロンが人に好まれるのはなぜでしょう。女もメロンも熟したほうが甘くておいしいの。……もうすぐ三十路」。あっけにとられる瑞希を「熟すまでには時間がかかりそうね」と攻め込む滝川。しかし強烈なドロップキックを正面、さらに背後から食らい、クロスフェイスを偽実況で逃げようとするも瑞希にマイクを排除されてしまう。結婚したいエルボーもかわされた滝川。丸め込み合戦であと一歩の場面を作り、逆さ抑え込みもニアフォール。トラースキックも決めたが、最後は瑞希がカウンターでキューティースペシャル。3カウントを奪い準決勝進出。

第2試合もトーナメント2回戦、中島翔子が伊藤麻希と対戦。「優勝!優勝!」と自らに言い聞かせながら試合開始の伊藤に場内「優勝」コール。伊藤はストンピングなどで腰を攻撃していくが、一瞬の隙にボディに強烈な蹴りを食らう。さらに中島はネックロック、首4の字。そこから裏返してマットに顔面を打ち付ける。中島の厳しい攻撃にも「私は優勝したいんだ!」と伊藤。ドロップキックで反撃するとエルボー、しかし中島もペースを譲らずタランチュラ。コーナーに上ったところで伊藤が首投げ、さらにドロップキック、逆エビへ。これは中島がロープエスケープ。ライダーキックを決める。ヘッドロックからコーナーマットに打ち付ける攻撃も。だが619はヒットしたものの伊藤の顔面で中島の足にもダメージが。エルボー合戦でも引かない伊藤。大きく叫ぶと厳しい角度のDDT。それでも中島は再度619、そして完璧なフィッシャーマンズ・スープレックスで勝利を決めた。

試合後、伊藤は「優勝して、この夏、モテたかった!」と絶叫&号泣。しかし「泣き顔も伊藤のほうがかわいいからドローかな」。そして泣きながら伊藤リスペクト軍団001の瑞希をリングに上げる。「今日、初めてセコンドついてくれたな。ありがとう。こういう時はカメラを見るんだぜ」と伊藤。感想を聞かれた瑞希は「感動したしかわいかったです」。トーナメントを終えた伊藤に対し、瑞希は「勝ちましたー!」。「先輩を差し置いて!」と怒りの伊藤だが、相手が滝川だったと知り「あれはしょうがない。くじ運がよかっただけ」。そこに滝川が乱入。「黙って聞いてれば。ビービー泣いちゃって。大きいのはお顔だけにしてくださる?」と滝川。「そんなペラッペラな体で。伊藤みたいにもっと強くなれ!」と伊藤。まだ決着がついていないことから、7月30日の新宿FACE大会で再戦する流れに。「7月30日が滝川あずさの命日になる」と伊藤。滝川は「アイドルだけじゃなくプロレスもクビにならないように頑張ってください」。怒りの伊藤だったが、瑞希がとりなし「アイドル界一かわいいのは?」「伊藤ちゃん!」、「プロレス界一かわいいのは?」「伊藤ちゃん!」、「滝川あずさよりかわいいのは?」「伊藤ちゃん!」のコール&レスポンス。

【試合後のコメント】
伊藤 中島翔子のことが好きになりました。あの人は伊藤のよさを全面に引き出してくれて、なおかつエモーショナルな気持ちにさせてくれたから。中島翔子はガチもんのプロレスラーだなと思った。だから伊藤も中島翔子に追いつくべく頑張ろうと思える試合でした。負けましたけども、いい経験ができたなと思って。いい気持ちでいっぱい。
――試合後には滝川との舌戦があったが。
伊藤 あぁ。まあでも、適当に。伊藤は顔がデカいから、ヘッドバットでボンってして、そのままバンって潰してのっかってフォールしちゃえばすぐに勝てると思うから。10秒あればいけると思ってる。次は10秒で倒しまーす。
――クビにならないようにと挑発されたが。
伊藤 クビになんかなるわけない!だって、プロレスって何をしたらクビになると思う?なくない?クビっていう概念がないんだよ。クビを宣告されても、ダサいから自分から引退する。だからクビにはさせないししない。でも引退もしないよ。

あずさ 惜しかったと思うんですけど。試合には負けちゃいましたけど、試合中にも話したとおり、私の新しい魅力に気付けたので。負けたのは悔しいんですけど、得たものもあったなって感じですね。
――試合中、ブルゾン化していたが。
あずさ 口撃ということで、相手に精神的ダメージを与える方法をとっておりますので。アナウンサー的な要素で、今回はブルゾンちえみさんをオマージュさせていただきました。
――伊藤との対戦は。
あずさ ちょっと目を離すとすぐにああいう……口が悪いですね。そういうところから教育していかなくてはいけないという使命感も感じておりますので。アイドルだけじゃなく、プロレスラーもクビになったら困ると思いますから。しっかり教育したいと思います。
――クビにさせるのではなくさせないようにする?
あずさ そうです、そうそうそう。勝って、私が教育係として。東京女子プロレスの風紀委員だと思っておりますので。みんなが女性らしく、ステキでマナーを守れる環境を整えていきたいと思っておりますので。しっかり伊藤麻希を教育していきたいですね。その第一歩をリングで、ということですね。

第3試合は山下実優&のの子&小橋マリカvsまなせゆうな&黒音まほ&のどかおねえさんの6人タッグマッチ。入場したのどかは「今日、この横浜で何かあるらしいんです。そう、花火大会。夏の思い出ですね。花火大会、異性のおともだちと行く予定がある人?」。ブーイングする観客に「仕方ないよ、みんなも3禁だから」とのどか。強引にピンポンパン体操へ。試合前から小橋に食いつこうとするまほを制するまなせとのどか。のの子は「ちょっとだけなら食べてもいいのよ」と胸を差し出すも、まほは「オエーッ!」。タッチしたまなせが胸のぶつけ合い。のどかは山下にヘッドロック。山下は蹴りを返すとのどかの顔面をのの子の胸にぶつける。小橋はチョップからエルボーもまほに捕まり形勢逆転。まなせは小橋のツインテールを掴んでのホイップからハーフボストンクラブへ。ロープへ逃げようとしたところへまほが襲いかかり、まなせ、のどかまで排除。しかしまほのエルボーがまなせに誤爆すると、のの子がKカップアタック。山下の水面蹴りからのの子のパイフライフローの連続攻撃も。山下とまなせはミドルの蹴りあい。まなせはビッグブーツも決める。替わったのどかに山下はコブラクラッチ&アームロックの複合技。アティテュード・アジャストメントを回避したのどかはバックフリップ。さらにタックル、立ち上がり際にクロスボディ。しかし二度目のバックフリップはかわされ、山下が串刺しキックからアティテュード・アジャストメントでのどかをフォール。

試合後もまほは小橋を追い続けるが、今度は助けに入ったジョーイ・ライアンを襲撃。リング上でディアボロスを決めるも、これはカウント2でライアンが防衛。場内は休憩へ。

セミファイナル、優宇と才木玲佳のトーナメント2回戦。ゴングが鳴ると、才木は組み合わずにミドル、ローキック。優宇はテイクダウンするとマウントポジション。豪快なショルダータックルも。才木の蹴りにはチョップ。打ち合いを制した優宇はワキ固め。さらに一本背負いからアームロック。脱出した才木はエルボーからPK。ボディスラムにも成功。しかしコーナーへのエルボーは優宇がキャッチして投げ捨てる。才木はドロップキックからタワーブリッジを狙うが、優宇はコーナーに打ちつけてのサイドバスター、ジョン・ウー。チョップ2連発から払い腰。ラストライドは才木がかわしてラリアット。強烈なバズソーキックを決め、ジャックハマーで3カウント。才木がリベンジを果たすとともにベスト4進出。

メインイベントでは、トーナメント2回戦で坂崎ユカと辰巳リカが激突。両者ガッチリ握手して試合開始。タックルの攻防で上回った辰巳は低空ドロップキック。場外でも坂崎の足を痛めつけていく。リングに戻っても辰巳は足殺し。インディアンデスロックからロープに足を固定しての踏みつけ、さらにヒザ固め。ドロップキックを返した坂崎は変型の鎌固め。腰へのヒップドロップも。コーナーでの首4の字から場外へ誘うとダイビングのストンピング。リング内でもスワンダイブで足を落としていく。エルボーからロープに走りこんだ坂崎に辰巳はドロップキック。「あー、よっしゃいくぞ!」からのエルボーはかわされたがエルボーの打ち合い、さらにヒップアタックを決める。ドラゴンスクリューからの足4の字は坂崎が丸め込みを連発。これをクリアした辰巳がヒップアタック、そしてダイビングでも一撃。辰巳はさらにドラゴンスクリューから足4の字。絞り上げていくが坂崎はエスケープ。辰巳はドラゴンバックブリーカーからドラゴンスリーパー。これを反転して返した坂崎がブレーンバスター3連発からSTF。腕も挟み込んでエスケープを許さない。なんとかロープにたどり着いた辰巳は、魔法少女スプラッシュをかわすとよっしゃいくぞエルボー。しかしここから坂崎がディスカスエルボー、フェイスバスターから痛む足を叩いてマジカル魔法少女スプラッシュで勝利を決めた。

試合後、坂崎がマイク。「ただいま~。リカ強かった~。リカは本当にやりにくい。手の内もわかってるし私の性格もわかってるし。だからこそ私もリカを知っているはずだったんけど、それ以上にあいつも進化してて。あらためて、一緒に東京女子プロレスに入ってよかったなって思いました。いつもならペラペラしゃべれるんですけど、あまり言葉になりません。はい、私はリカを倒したってことで、2回戦突破ですか」。ここでトーナメント2回戦を勝ち上がった4人が決勝ラウンドの組み合わせを抽選。その結果、7月30日の新宿FACE大会でおこなわれる準決勝の組み合わせは瑞希vs坂崎ユカ、才木玲佳vs中島翔子となった。そしてあらためてマイクを握った坂崎だが「翔子さん任せた」。しかし「トーナメント中だから。みんな敵なの」と中島はマイクを坂崎に戻す。「次は準決勝やって決勝。同じ日にやることになります。7月30日、新宿FACE。暑い暑い夏が待ってます。みなさん、おみやげも絶賛受付中です。スイカとか。あ、生物ダメだ。みんなで夏を楽しみましょう。7月30日、新宿FACE、みなさん来てくれるか~!」で大会はフィニッシュ。

【試合後のコメント】
才木 勝ちました~! やりました。すっごく痛かったけど、ほんっとにうれしかったです。優宇さんには3月のタイトルマッチで負けてるし、あのときに凄く悔しい思いをして、借りを返すつもりで全力でぶつからせていただいて。悔しい気持ちと嬉しい気持ちと両方を味わわせてくれた優宇さんには本当に感謝してます。昨日の夜から緊張して寝れなくて、本当に勝ててよかった。思わず涙が出ちゃいました。
――準決勝の相手も決まりました。
才木 相手が翔子さんでよかった。前回負けてるし、負けた相手に勝ってチャンピオンになりたい。だから、ここで当たれるのはすごくよかったと思います。前回の私じゃないぞっていうのを見せたい。
――その意味でも今日の勝利は大きい?
才木 そうですね。一つひとつ課題をクリアできているので。トーナメント優勝が現実味を帯びてきたなと思います。

中島 ハイ、勝ちました!伊藤ちゃん、ハチャメチャでした。けっこう長く東女にいるイメージだったんですけど、対戦は初めてで。でも2人とも(2013年の)DDTの両国大会で初めてリングに上がったっていう共通点があるんですよ。伊藤ちゃんはLinQでアイドルランバージャックっていう形で。そのときは挨拶くらいだったんですけど、時を経てこうやって対戦するって、プロレスは不思議だなと思いました。伊藤ちゃんのハチャメチャ加減は私にはないものなので、自分ももっとワケわかんないくらい暴れられるようになりたいと思います。
――準決勝の組み合わせも決まりました。
中島 れいたんとは前にシングルやってるんですけど、筋肉アイドルということで、筋トレ大好き中島としては憧れの存在です。私、ちょっといま燃えていることがあって。それは、私が勝てなかった優宇にれいたんが勝ったことが私のハートに火をつけたぞと。ここで優宇さんに勝ったれいたんに勝てないんだったら、去年の私と変わってないってことですね。でも、私は変わってます!なので絶対に勝って、決勝に進んで優勝して、ユカっちの持つベルトに挑戦したいと思います!高いところを目指して頑張ります!

瑞希 やっぱり、あずささんはぶっ飛んでましたけど、メロンの話とか納得しちゃった部分もあるし。もうちょっとスムーズに勝てると思ってたけど、油断はいけないなと。
――1回戦から異色の相手との試合が続いたが。
瑞希 今まで、こういう異色の人と闘ったことがほとんどなかったので。空気に飲まれちゃって。「こういう人たちもいるんだな?」と思いながら、ある意味、勉強にもなったかなって。このブロックを超えたんで、もう怖いものはないかな。
――準決勝の相手も(坂崎に)決まりました。
瑞希 緊張する~。今一番強い人じゃないですか、チャンピオンで。私が勝っても東京女子のファンの人は喜ばないかもしれないけど、ここで勝ってベルトを巻いて、みなさんに認めてもらいたいなと思いますね。夏だしね。いい夏にしたいです。でも、ここで終わりにしたくないので。坂崎さんに勝っても次があるじゃないですか。だからワンステップです。

坂崎 勝ちました。はぁ~。1年前の借りをようやく返すことができて。これで無敗の女・優宇、エース・山下、あとは腐れ縁のリカ。これを乗り越えたんで、あとの試合は楽しむだけです。準決勝、みずぴょん、通称ぴょんすをどうやって遊ぼうか考えております。で、ここもしっかり勝って、ベルトとカップ両方私のものにするので。今年は暑いナツい、ナツい? 暑い夏になります。うん、いい夏です。お疲れさまでした。
――今日の勝因は?
坂崎 自分でヘタこいて足を痛めちゃったんですけど、それを知ってか知らずかリカも攻めてきて。最初から気合い全開で、絶対にギブアップするもんかって思って試合したんで。ドラゴンスリーパーも入りそうだったんですけど、なんとか持ち直すことができました。

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