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リポート&コラム

【後楽園リポート】イサミ、敗れる! 光留へ流出した至宝奪還に立ち上がったのは福田!!/ユニオンvsガンプロ対抗戦の結末は石川勝利も「これで終わりと言わない」/ワールドメンズクラブがUWA世界タッグV1/ビアードがチェリーのFTE王座に挑戦!! 赤井はディーノの尻に吸い込まれる/ササダンゴがノーDQオンリーSAY YESマッチを制してアイポケ王座奪取

18日、東京・後楽園ホールにて「ゴールデンユニオン2014」がおこなわれた。まず『徹子の部屋』のテーマ曲に乗って竜剛馬がアイポケDIVAの天海つばさ嬢と登場。恒例になってきた法律相談の前にチェリーが登場。チェリーは6・1新木場でのチェリー10周年記念興行の追加カードを発表。チェリーと同期で同じく10周年を迎える渋谷シュウと華名のシングルマッチでは10周年×10周年=100ということで、通常ルールに加え、100カウント目を取った選手が勝利になる10周年特別ルールを採用(場外、反則、ダウンなどすべてのカウントで適用)。さらにチェリーと同い年の佐々木貴&内藤メアリvs葛西純&阿部幸江のタッグマッチや木村響子&中川ともかvs木高イサミ&宮本裕向、さらに石川ジャイ子&諸橋晴子&SAGACOvsシゲコ・デラックス&KEIKO&高尾そうまこがアナウンスされた。続いて法律相談コーナーへ。天海嬢から元カレについて経歴も年齢も全部ウソだったと相談された竜が長々と説明。「いつも長い!」と愚痴った天海嬢は「インターネットで相談したいとき、『プロレスラー 竜剛馬 弁護士』で大丈夫ですか?」と尋ねる。しかし竜は弁護士活動は本名でやっているとのこと。天海嬢から「ウソつき!」と言われると、観客から「ウソつき」コール。「チェリーさんも本名ですよね?」と矛先がチェリーに向けられると、チェリーも「天海つばさちゃんも本名だよね?」と返したため微妙な空気に。そんな空気を察して竜が「後楽園ホールとかけまして、竜剛馬の経歴詐称と解きます。その心はどちらも“ごかい”(5階、誤解)です」と締めた。

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続いてナオミ・スーザン代表をはじめとするユニオン所属選手がリングイン。スーザン代表が「ユニオンプロレスのビッグマッチということで、なお一層テンションあげていきたいと思います」と挨拶すると、新キャラクターの“ユニワン”が描かれたユニオンの新Tシャツを告知。6・19新宿区牛込箪笥区民ホール大会、7・13大阪市東成区民センター大会の開催を告知したあと、メインに出場する木高イサミにマイクを渡す。イサミは「全7試合、選手全員、全力で頑張りますので、皆さんも熱い応援をお願いします」と挨拶した。

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第1試合は紫雷美央&風戸大智&河村知哉vsSAGAT&円華&米山香織の6人タッグマッチ。SAGATと風戸の先発で試合が始まると、互いに気合いの絶叫をするばかりでまったく進まない。美央が風戸に張り手を見舞ってやめさせると、河村と円華が対峙する。まずは河村がカウンターのジャンピングエルボーを決めて美央にスイッチ。円華に619を決めてからフロント・ハイキックを放つ。さらに河村と連係して米山と円華を激突させるが、米山と円華も合体攻撃を返して「よねやまどかー!」とガッツポーズ。そこからSAGATが美央をチョークでコーナーまで押し込むとモンゴリアンチョップ。SAGATは米山を背負って串刺し攻撃を狙ったが、美央にかわされ自爆に終わる。そこに円華が入ってきて美央を押さえつけると、SAGATがもう一度米山を背負う。そこに円華がフェースクラッシャーを決めて、SAGATごと美央にぶつけていった。しかし美央も円華の串刺し攻撃をかわしてぶら下がり式首4の字からミサイルキックへ。風戸がトラースキックを叩き込むと、河村がリバース・スプラッシュを投下。これをカウント2で返した円華はロープに飛び乗ってのミサイルキックを河村に放つと、米山との連係攻撃からその場跳びムーンサルト。さらにSAGATがコーナースプラッシュからアバランシュホールドを決めるとブレーンチョップを振り下ろすが、河村がかわすとそこに風戸がダイビング・ネックブリーカー。しかし風戸の蹴りにノータッチヘッドバットで対抗したSAGATがサモアンドロップの体勢に。風戸がうまく回避すると、そこへ入ってきた美央がハイキック。“よねやまどか”も入ってきてSAGATも加わってのサンドイッチ・ボディーアタックを狙ったが、風戸はしゃがんでいたため結果的に誤爆。風戸はSAGATにエルボーを何発も振り下ろすとアンナカッター(ファイナルカット)を決めて勝利した。

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第2試合は三富政行vs冨永真一郎のシングルマッチ。ガンバレ☆プロレスの旗を手にした今成夢人に先導されて冨永は学プロ時代のゆとりジェネレーションXのロゴが入ったコスチュームで入場。三富はユニオンのTシャツと学生プロレスサミットのTシャツを持ってリングインする。握手を求めた三富だが、冨永は無視。試合がスタートすると脚をすくって倒していった冨永はレッグロック。すぐに脱出した三富は冨永が爆弾を抱える左肩にエルボーを放つ。悲鳴をあげる冨永に対し、容赦なくショルダー・アームブリーカーを見舞った三富は顔面にニードロップを落とすと左腕を捻り上げていく。動きの止まった冨永の左肩をなおも痛めつけていった三富は「オマエのプロレスそんなものか!」と吐き捨てる。冨永も打点の高いドロップキック2連打でやり返そうとするが、三富はアームホイップから左腕を掴んで回していくと、サッカーボールキックから串刺し攻撃を狙う。これを冨永がうまく回避して三富をコーナーの上に座らせると飛び付いて雪崩式フランケンシュタイナーからJK(座っている相手の肩を掴んでのジャンピング・ニー)。三富もカウンターの逆水平チョップを放つが、冨永はアッパーカットでやり返す。冨永のパンチにダウンした三富は何とか延髄斬り。冨永もオーバーヘッドキックからムーンサルト・プレスを投下する。三富は回避して自爆させるとラリアット。2発目はかわされたが冨永の腕をつかんでノータッチ・ヘッドバット。しかし、冨永は逆に三富の腕を掴んで引き込みサテンドール(RKO)を決めて3カウント。三富は悔しそうに引き揚げた。

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【試合後のコメント】
――今日の試合は特別な思いで臨んだと思いますが?
冨永 三富君が声をかけてくれて。正直、嬉しかったです。僕はシャイなんで(苦笑)、嬉しかったです。彼は今日僕に負けた事を、次闘う時まで忘れないように。以上です。
今成 ガンバレ☆プロレス、まず1勝目だ。ユニオンプロレスでのデビュー戦がここ後楽園。もう後楽園に立てないと思ったけど上がったんで。こういう人生、数奇な人生ですけど、俺らはいつでもまた這い上がれるんで…おめでとう!

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三富 あれで勝ったと思ってるのか? あれで勝ったと思ってるのかよ! レフェリーもレフェリーだよ。(肩を)上げてるだろう。
――三富選手からのアプローチで実現した試合でしたが?
三富 俺は今日、期待していましたよ。俺と冨永さんが出会った4年前のこの学プロサミットのTシャツを持って、俺はあの人の生きてきた道を確かめたかった。そして今、俺はここにいる。その意味をあの人に証明したかったけど、あんな勝ち方でいいのか? 俺はあんなんじゃ気が済まないんだよ。正面から、もっと正面からかかってこいよ。確かにスリー取られたかも知れないよ。だけど試合見てればわかるだろう。二度と生半可な気持ちでプロレスはさせないよ。アイツ、今なんだ? アマチュアか? 知らねえけどよ。これで終わりじゃねえぞ。これが始まりだ。

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第3試合はアイデアポケット提供試合の世界アイポケ級選手権試合。第4代王者の竜剛馬はスーパー・ササダンゴ・マシンを相手に初防衛戦。客席に笹団子をバラ撒きながら登場したササダンゴ。一方、アイポケ級のベルトと六法全書を手に入場した竜はリングインするなり「ショアッ!」。続いてアイデアポケットのミスター永田プロデューサーがスーパーマリオのコスプレで現われ、アイポケのDVDを配り歩いてからリングに上がった。マイクを手にした永田プロデューサーは「我がアイデアポケットも秋ぐらいにプロレスの興行をやろうと思います」と発表すると、アイポケDIVAの希島あいり嬢を呼び込む。ピーチ姫の格好で登場した希島嬢は「元恵比寿マスカッツ9期生で現在はアイデアポケット専属女優の希島あいりです」とかわいく自己紹介した。この試合は両者の希望で反則や場外カウント、KOなどが一切なく、相手に『SAY YES』を歌わせた方が勝者となる“ノーDQオンリーSAY YESマッチ”でおこなわれることに。ササダンゴマシンはスリーパーで捕獲した状態で『SAY YES』のサビから歌うと、最後のサビの締めの部分で竜にマイクを向けるが、これはノーSAY YES。竜もササダンゴの腕を固めて『SAY YES』のサビから歌うが、これもノーSAY YES。竜のラリアットをかわしてササダンゴがバックドロップ。竜もササダンゴのラリアットをかわしてバックドロップをお返しする。張り手を見舞ったササダンゴに竜はカウンターのジャンピング・ネックブリーカーから六法全書で殴打。すると場内に『SAY YES』が流れて竜が歌い出す。なぜかササダンゴがCHAGEパートを歌って合わせると、天海つばさ嬢がサングラス姿にギターを手にしてリングイン。リング上で気持ち良さそうに歌う2人だが、ササダンゴが「迷わ~ずに~♪」と歌うと、竜が「SAY YES♪」と歌ってしまって試合は終了。ササダンゴがベルトとデート権を手に入れた。

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【試合後のコメント】
ササダンゴ 弁護士の川辺弁護士の方から説明をお願いします。
竜 本日このような試合形式に至った最大の理由としまして、人がした行為による結果と人の行為と人格は切り分けられなければならないと。そして作品というのはもっと切り分けられなければならない。つまり法律用語で言うと結果無価値論です。要は法的侵害があれば、それはいけないことですが、作品に罪はない。その事は負けた私が一番身に染みてわかっていますし。CHAGEさんも…。それが伝われば私は負けて悔しいけど良かったのではないかと思います。

――あまりにもタイムリーな試合形式でした。
ササダンゴ これは本当にアメリカ南部ではだいぶやられている試合で、テキサス・ブルロープデスマッチ、ノーDQオンリーSAY YESマッチというのはWWEのPPVでこそやっていないですけど、結構ハウスショーではやってるみたいなんで。そこにインスパイア、インスピレーションを受けて今回やることになりました。
――希島さんはプロレスをご覧になるのは初めてですか?
希島 実は前回も見ていて…。
――こういう試合はさすがに初めてではないかと思いますが?
希島 そうですね。おもしろかったです(笑)。
ササダンゴ ありがとうございます。
希島 ちょっと怖いイメージがあったんで。
ササダンゴ 実際怖いんですよ、我々。僕らはプロレス界のマッコイ斉藤って呼ばれてるんで。
希島 怖い~(笑)。

――これでデート権も獲得しましたが?
ササダンゴ 僕、新潟在住で新潟はこれから田植えの季節になりますんで、一緒に土に触ってお米を作るところから何かを作る環境を作っていけたらなって思っています。
――それでは新潟まで来ていただく?
ササダンゴ 僕がDDTで試合させてもらえるようになって、前日入りしてハイアットとかを思い切って取ってみようと思います。
希島 そこからスタートという事ですよね。これも何かの縁なんで(笑)。
ササダンゴ そんな目で見られましても(照れる)。でも俺はCHAGEのこともすごく大事に思ってるから。これっきりじゃないですよ。そこまでさせた以上、責任は取ろうと思っています。今、俺は奥さんと子供2人いますけど、でもやっぱみんなを守れる甲斐性はあるんで。そういうレスラーになりたいと思っています。

――これでアイポケ王者になったわけですが、防衛戦についてはいかがでしょうか?
ササダンゴ やりたいと思っていますよ。要はこれ、ユニオンのインターコンチってことなんで。もっと価値を高めてダブルメイン、メインでできるようにその価値を高めていきたいと思っています。
――投票でどちらがメインになるべきかを決めるまでに?
ササダンゴ そうですね。(来年の)1・3のユニオンだったら投票になると思うんで。まあ本来それは客が決めるべきものじゃないと思うんですけど。そういった論争も含め、そういう問題提起という意味でやっていこうと思っています。

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第4試合はチェリー&男色ディーノvsレディビアード&赤井沙希のタッグマッチ。最初に登場したビアードは「みんな、こんにちは~! 後楽園ホールにいらっしゃいませ~。今日すごく嬉しいで~す! 今日はすごく特別です~! でも今日はちょっと特別ですね。今日、アタシのすごくかわしいタッグパートナーとライブやる! 沙希ちゃん、カモーン!」と言って赤井を呼び込む。すると赤井はビアードとお揃いのツインテール姿でリングイン。2人でライブをやろうとすると、曲が『スリル』に変わってディーノがビアードを急襲! さらにそのあとから威風堂々入ってきたチェリーは「リング上で歌をうたおうとなんて何年選手なんだよ! オマエらユニオン女子部を、いやこのおチェリー先輩を舐めるんじゃないよ! やっちまいな! いけ、ホモ!」とディーノに指示。ビアードとディーノは手四つの力比べになると、いきなり熱烈なリップロック。力比べをしながら唇を重ねていった両者だが、押し込んでいってディーノはチェリーにタッチ。フロント・ネックロックで絞め上げていったチェリーに続き、ディーノが男色クロー。しかしビアードにはまったく効いていない。首を傾げながらもストンピングを落としたディーノがチェリーにタッチすると、チェリーはヘッドロックで捕獲した状態でビアードの髪の毛を引き抜き、さらにドラゴンスリーパー。これを赤井がカットすると、ビアードはタッチ。赤井はチェリーにリーマン銀河。そこから回転して押さえ込むもカウント2。ならばとサッキーカッターで叩きつけるがディーノにカットされる。ファイト一発!は腰ではなく蹴りで赤井を吹っ飛ばしたディーノは、さらに男色ドライバーを狙う。漢タイツの中に入れるのを堪えた赤井は、ディーノの急所を蹴り上げると、コルバタから急所にフットスタンプ。そこにチェリーが入ってきて熟女でドーン!を叩き込むと、「ディーノ、いけ!」と指示。股間を抑えて辛そうなディーノだが、チェリーに漢タイツを下げられると赤井にナイトメア。カットに入るビアードにチェリーがジャンピング・ネックブリーカーを決めると、ディーノも男色ペディグリーで続く。さらにチェリーがチェリートーンボムを投下するもカウント2。ビアードはチェリーをボディースラムで叩きつけると、怒りを露わにナッツクラッカーの体勢に。しかしリング外からディーノが脚をすくって阻止。するとチェリーはまたも「脱げ!」とディーノに指示し、無理矢理タイツを下げてからコーナーに登るように指示。ディーノの尻へビアードをホイップしようとするが赤井がカット。「YOU!」と赤井を指差したチェリーは赤井をホイップするが、赤井はギリギリで踏み止まる。チェリーは熟女でドーン!を叩き込むと、赤井の顔面はディーノの尻に吸い込まれる。赤井がダウンする中、ビアードはチェリーの顔面をディーノの尻に押し付けると、スピンキックでダウンさせてからナッツクラッカーを投下して勝利した。

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試合後、ビアードは「スーザンさん、レディビアード勝ちましたね。アタシの夢、ユニオンプロレスのウーマンズチャンピオン! スーザンさん、来月、チェリーのベルトに挑戦したい! お願いします!」と直訴。スーザン代表も「勝ったもんね。すごい試合だったけど」と言うと、なぜかチェリーに英語で説明。チェリーが英語で答えると、スーザン代表が「ビアちゃん、OKだって」と伝える。大喜びするビアードにチェリーは親指を下に向けて宣戦布告。チェリーが引き揚げるもディーノはコーナー上に座ったまま号泣。赤井もダウンしたままなのに、ビアードは『バレンタイン・キッス』をデスボイスで熱唱。これにディーノが覚醒してコーナー上でヘッドバンキング。ライブを終えた2人は何か通ずるものがあったようで握手とキスを交わした。

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【試合後のコメント】
赤井 まだ意識が朦朧とするんですけど、気がついたらビアちゃんがいて、すごい嬉しそうな顔で合体技教えてくれて、こういうふうにお友達とタッグを組んで試合に勝つって生まれて初めてだったので、やっぱり信頼関係があるのでヤバくなったら、助けて助けてってなったら助けられてて、ほんとに友情パワーで華やかさとかわいさでは誰にも負けないと思います。一つ私が言いたいのは、下品なことと、汚いものが世界一嫌いなんですよ。だからかわいいビアちゃんとタッグを組んでいて、あの、お尻。もう前は潰したんで、もういいんですけど、お尻は、次にもし試合することになったら、もっと試合でもプライベートでも使い物にならねえ尻にしてやります。アイツだけはそこは許さないですね。次、機会があればよく尻洗ってこいよと思ってます。勝ててよかったね!
ビアード よかった! オメデトウゴザイマス!
赤井 こちらこそありがとう! ビアちゃん、どうだった今日? 大丈夫だった?
ビアード 大丈夫だったね! すごく嬉しいですね! まだまだたくさん、かわいいパワーでいけましたね! だから勝ちました! 男色ディーノ、強い、強いファイターですね。
赤井 すごい強いですけど、かわいさが足りなかったかなと。あんまりかわいいがない。
ビアード あまりかわいいない。ちょっと、たぶんかわいいじゃないよね。かわいいパワーは一番強い!
赤井 前に東スポかなんかに載った記事で「変態デート」って書かれて、変態なんて私が言われてるのかビアちゃんが言われてるのかわからなかったんですけど、どっちにしろレディにかける言葉ではないので、そのへんは私もビアちゃんもデビューして日本で間もないんで、ちょっとそこらへんメンタルも繊細だと思うんで気をつけてほしいなと思います。

――ビアード選手は来月、チェリー選手の持つタイトルへの挑戦が決まりました。
ビアード ハーイ! チェリーのタイトルマッチね! ありがとうございます。すごく嬉しいです! すごく楽しみね。初めて日本に来た時から! このウーマンズ・チャンピオンシップベルト、ホント欲しかったね! 毎日チェリーさん見ます。チェリーさん、このベルトある。私も欲しいね! だから来月! レディビアード、ファイトするね! レディビアード、頑張りましょう! レディビアード、ベルト、タイトルゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!! 赤井さん、すっごく応援サポートしてくれるね!
――女子のベルトに挑戦することになるわけですが、女子レスラーとしてそのベルトを獲りたい?
ビアード いつも日本来たから、この女子のベルト欲しかったんで、だから、来月はすごく大事な大事なイベントなんですね。女子プロレスラーですね、だから女子タイトルほしい。マッチですね! 男のタイトルです言われたらちょっとわかりません! 女子プロレスラーですね! だから女子ベルト欲しい。
――自信は?
ビアード チェリーさん、ホントいいファイターだと思うね。毎回チェリーの試合すごく強いですよ、いいファイターだとわかるね。でも、最近アタシはたくさんトレーニングしましたね。今月もたくさん、たくさんトレーニングしているし、自信ある。チェリーさんから勝ちますね。このタイトルベルト、ホント欲しいです! 本当! 欲しいです! 本当!! 欲しいです!! すごく真面目です! だから、来月、ワタシ、ホント頑張りましょう。

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――レディビアードとのタイトルマッチが決まりました。
チェリー はい、そうですね。いやちょっと、これは私の命のベルトなので、絶対、渡さないです! ユニオン女子部、いや、おチェリー先輩のすごさをレディビアードに伝えたいと思います。
――今日闘ったレディビアードの印象は?
チェリー やっぱ体も大きいし、力もあるし、かわいいけど、あんな大きくてパワフルな女子レスラーは少ないんで、強敵だなと思ってますね。
――英語で来月のタイトルマッチに向けての意気込みをお願いします。
チェリー OK! OK! アイム・チャンピオン、チェリー! サンキュー!

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第5試合はUWA世界タッグ選手権試合。第17代王者組のMEN’Sテイオー&福田洋が諸橋晴也&FUMAを挑戦者組に迎えて初防衛戦に臨む。テイオー&福田が入場すると、観客から「USA」コール。王者チームから握手を求めるが、挑戦者組が躊躇していると、テイオーは福田と握手してコーナーに下がる。まずは福田がFUMAと腕の取り合いに。互いに譲らず一旦離れるとタッチして、テイオーと諸橋がリングイン。互いに胸筋をピクピクさせると、筋肉ポーズで競いあうが、諸橋がポーズを取っているところで背後から襲いかかったテイオー。続いて福田がナックルパンチを見舞っていくが、諸橋もFUMAとスイッチ。福田は髪の毛を掴んで攻撃。するとテイオーがFUMAをコーナーの上に寝かせてアゴを踏みつけてから筋肉アピール。FUMAもどうにか自軍コーナーにテイオーを押し込んで諸橋とタッチ。諸橋の蹴り脚を掴んで福田にタッチしたテイオーはダブルエルボー。FUMAも2人を分断すると福田にサッカーボールキックを放つ。諸橋がブレーンバスターで投げていくと、福田も張り手、ソバットからスライディングキックでやり返す。そこからテキサス・クローバー・ホールドで捕獲すると、諸橋がテイオーにクリップラー・クロスフェースを決めてアシスト。ロープに逃れた福田にFUMAは起き上がり小法師式ミドルキックから串刺しエルボー。福田もカウンターのボディーアタックを放つ。諸橋がリングインしてタッチを阻止すると、FUMAがダブルリスト・アームサルトで投げてから諸橋が投げ捨てパワーボム。そこからダイビング・ヘッドバットを時間差で連続投下した挑戦者チームだが、これはテイオーにカットされた。福田は合体攻撃を回避すると、ようやくテイオーにスイッチ。テイオーはFUMAにジャンピングエルボーからナックルパートを叩き込むと滞空式ブレーンバスター。テイオーのスピニング・トーホールド狙いを諸橋がカットしてクリップラー・クロスフェース。これをカットした福田がFUMAに旋回式アトミックドロップを決めると、テイオーがミラクルエクスタシー。そこから福田がパーフェクトプレックスで投げると、続けてテイオーがスピニング・トーホールド。これは諸橋のカットに遭ったテイオーだが、なおも回転エビ固めでFUMAを丸め込む。FUMAも反転して逆にエビ固めで丸め込むが、テイオーがロープに飛ばされた際にタッチしていた福田が回転エビ固めで飛び付いてFUMAから3カウントを奪った。

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【試合後のコメント】
福田 センキュー・ソーマッチ! 見ての通りだよ。今試合を終えたばかりだよ。今試合を終えたばかりの私にコメントを求めてくるアナタ方! すばらしい! 今、私はちょうど話したいところだった。こうして私が…2011年ですね。2011年5月。私はこのユニオンプロレスの後楽園ホールでデビューしまして、それから約3年。3年の間、私はアメリカ人としてユニオンプロレスで活動させていただきました。泣ける話でしょう。その間、いろいろありましたよ。私は何でもかんでも自分で決断しちゃうタイプなんで。特に父親に対しては事後報告になることが多かったです。いろんなことにおいて。だからやっぱり家族の間もギクシャクしましたけど、今日の「USA」コールを耳にして思いました。ああ、ここのお客さんこそ、このオーディエンスこそがファミリーなんだと。英語で言うと「Finally, Mr.Perfect has come back to KORAKUEN HALL!」 。なんのヒネリもないですけどね。とにかく私は感謝の気持ちを述べたい。ねえ、ミスター・テイオー!
テイオー これは次回の防衛戦は苦しくなりそうだな(苦笑)。
福田 何言ってるんですか!
テイオー もミスター・パーフェクトと組んでこうやってベルトも獲って。今は二丁拳銃とかいっぱいいるけど、アイツらもこのベルトに挑戦して来いって。これが世界のベルトなんだから。世界水準の、ワールドな試合をお見せしますよ。そういうこと。以上。
福田 以上! 我々が世界最高峰、世界最高レベル、世界最高水準のレスリング集団、World Men’s Clubだ! ゼアッ!

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セミファイナルは石川修司vs大家健の薔薇1000本+αデスマッチ。リング上に薔薇ボードと有刺鉄線ボード、さらに観客から差し入れされた大量の薔薇が運び込まれると、今成、冨永に先導されて有刺鉄線バットを持った大家が登場。石川は薔薇の花束を手に登場。試合が始まるとロックアップからジリジリと押し込んでいく石川だが、大家は何とか振り解く。バックを取った大家だが、石川は大家の背中にハンマーを落とすと力一杯、薔薇ボードに叩きつけていく。さらに有刺鉄線ボードに大家の額を押しつけて流血させると、背中に薔薇ボードを乗せてからイスでメッタ打ちにしていく。馬乗りになった石川は大家の額に薔薇のトゲを押しつけると、再び薔薇ボードを上に乗せてからSTFへ。メキメキとボードが音を立てる中、石川は大家をロープに振り、戻ってきたところを薔薇の花束をフルスイング。倒れた大家の上に薔薇の花束を乗せてからボディープレスを浴びせる。大家を場外に放り出した石川はテーブルをステージ下にセット。ステージの石川を蘇生した大家が捕まえてDDT。さらに入場ゲート下にテーブルをセットした大家は、その上に石川を寝かせると薔薇の花束で殴打してから入場ゲートのテッペンに昇って花束をTシャツの中に入れてダイブ。これでテーブルクラッシュ。リングに石川を連れ戻した大家は有刺鉄線バットを押しつけていくが、石川は下からイスで殴って脱出すると、かんぬき状態でヘッドバットを連打。さらに串刺しラリアットからバックドロップで投げるとツームストーン・パイルドライバーを決めてからダイビング・フットスタンプを投下する。10分経過、石川は薔薇を手にすると大家の顔面に向かってフルスイング。大家も薔薇で石川の顔面を殴打していくが、石川は左右に持った薔薇で殴りまくる。それでも大家はバックドロップで投げていくと、リング下にテーブルをセットしてからリングに戻り、場外へのブレーンバスターを狙う。これをニーリフトで回避した石川はエプロンに出てチューくスラムを狙うが、大家はバックに回って奈落式ジャーマンの体勢。ロープを掴んでこれを阻止した石川は大家を持ち上げると、奈落式ファイアーサンダーで落下してテーブルクラッシュ。割れたテーブルの破片で大家の脳天を殴打していった石川は今成から奪ったガンプロのフラッグを手にリングに戻ると、倒れた大家の上にフラッグを乗せてからコーナーに登っていく。ここで大家が蘇生してコーナーに登るとヘッドバット連打から雪崩式ブレーンバスターで投げていく。しかし、先に立ち上がったのは石川のほう。有刺鉄線ボードの上に大家を投げ捨てたが、すぐに立ち上がった大家はTシャツを脱ぎ捨てると「来いよ、オラ!」と絶叫。大家を有刺鉄線ボードに叩きつけた石川だが、それでも立ち上がった大家は自らボードの上で受け身を取ると、ヘッドバットを連打してから石川をジャーマンでボードの上に投げていく。カウント2でクリアした石川にカミカゼを決めた大家だが、石川は肩口まで大家を持ち上げると、コーナーに立てかけられた有刺鉄線ボードに投げつける。朦朧としながら立ち上がった大家にランニング・ニーリフトを狙った石川。これをキャッチした大家は肩口まで担ぎ上げてデスバレーボム。続く炎のスピアを石川はニーリフトで迎撃してロープに飛ぶ。大家もカウンターのスピアを放ってダブルダウン。両者が起き上がると張り手合戦へ。さらにヘッドバットを互いに連打していくと、石川はバックを取ってレインメーカー式ヘッドバット。さらに大家の腕を掴んだままヘッドバットを連打していった石川は、そこから一気にスプラッシュマウンテンを決めて勝利した。

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試合後、石川がマイクを取る。「大家! オマエにあった個人的な憎しみは今日の試合で思い切り出させてもらいましたよ。本当だったら今日、俺が勝ったら大家健にユニオンに戻ってこいって言うつもりでした。でもこの間、ガンプロに上がったとき、誰よりも頑張っている、そして強くなっている大家健を見て、大家健にはガンプロが合っていると思いました。だから今日はイチレスラーとしての石川修司と大家健としてやらせてもらいました。だからこれで終わりとは言わねえよ。もっともっとユニオンとガンプロを大きくして、またやりましょう」。大の字に倒れたまま石川のマイクを聞いた大家は、今成と冨永に両肩を担がれて引き揚げた。

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【試合後のコメント】
石川 リング上で言った通り、元々ユニオンにいた大家健がユニオンにケンカ売ってくることの意味がよくわからなかった。でも闘っているうちに大家健はもちろん、ユニオンの若手たちは、対戦相手が近かったからかもわからないけれど、やっぱり殺気立った試合というか、こういったらおかしいかも知れないけど、レスラーらしい試合してたんで。そういう意味でもガンプロと対抗戦やった意味があったのかなって。本当は自分がやるって決まった時は、大家健に勝ってガンプロも終わらせて、またやろうよって言いたかったんですけど。先月かな、北沢タウンホールでガンプロのリングに上がった時に、誰よりも頑張っている大家健。あと今日リングで体感しましたけど、やっぱ強くなってるんでレスラーとしてガンプロにいるのが正解なのかなって。俺と大家健はまたどこかでやればいい。でも若手はこれで終わりじゃない。1回や2回勝ったからって、まだ終わりじゃないって思ってるだろうし。またやってもいいんじゃないですか。自分はユニオンプロレスを大きくするっていう夢があるんで、また大きくして、大家健が頑張っているんだったら、またリング上で対戦したいなと思っています。

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大家 ………コメントなんかあるわけないだろう! こっちはケンカ売ってるんだよ! ケンカ売って負けて! こんなに惨めなことはないだろう! コメントなんかねえよ!

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メインイベントはユニオンMAX選手権試合。第2代王者の木高イサミは佐藤光留を相手に初防衛戦に臨む。光留は真っ白なロングタイツ姿で登場。王者のイサミは大日本のベルトと日本刀を手にリングイン。握手はせずに試合開始のゴング。緊張感のある間合いから鋭いローを飛ばしていった光留だが、続くタックルは切ったイサミ。しかし脚を刈ってテークダウンさせた光留はガブっていく。体勢を入れ替えてガブったイサミは羽根折り固めを狙う。サイドに逃れた光留はヘッドロックへ。イサミがヘッドシザースで逃れると、光留は片脚タックル。だが、イサミは首を取ってフロント。ネックロック。下から首を捻り上げたイサミだが、光留はボディーブローを返すと逆にフロント・ネックロック。ロープに押し込んでいった脱出したイサミだが、光留はインローで悶絶させると、スリーパーで捕まえる。フェースロックに移行した光留はさらにスタンディングクラッチへ。さらにイサミの左ヒザにストンピングを落とすとイサミは場外にエスケープ。追いかけていった光留はイサミをリングに戻すとレッグロックに捉えていく。悲鳴をあげながら悶絶するイサミの左脚をローで蹴り飛ばしていった光留は、コーナーに追い詰めてミドルキック。イサミのセコンドについている河村と三富に向かって唾を吐いた光留は、イサミにスタンディングのアキレス腱固めからニークラッシャー。なおも三富に唾を吐くと、三富もムッとした表情で光留を睨みつける。光留は逆エビ固めに捉えていくと思い切り背中を反らして腰を落とすが、イサミは何とかロープに脱出。左脚のダメージでロープに飛ばされても走れないイサミだが、ボディースラムを狙った光留を逆にボディースラムで叩きつけると、カウンターのドロップキック。ボディーへのソバットから光留をコーナーにぶつけ、後頭部にニーを叩き込んだイサミはダイビング・ボディーアタック。ショルダー・ネックブリーカーからブレーンバスターを狙ったイサミだが、ワキ固めで切り返した光留は腕十字へ。クラッチするイサミはエビ固めで抑え込んで脱出すると、光留が離したところへ低空ドロップキック。イサミのダイビング・ダブルニードロップをかわして自爆させた光留はローキックの連打。バックドロップを着地したイサミはバックを取るが、光留はビクトル投げからヒザ十字に捉えると、そこからSTFに移行。イサミは何とかロープに辿り着いた。15分経過、ワキ固めを狙った光留にニーリフトを叩き込んだイサミは垂直落下式ブレーンバスター。ダブルダウン状態から先に立ち上がったイサミがエルボー。光留がローキックで対抗すると、イサミも気合いもろとも打ち込むエルボー。さらにお互い相手の攻撃を受け止めていくと、光留はローと見せかけてヘッドバット。イサミもノータッチ・ヘッドバットで飛び込むが、光留はバックドロップ2連発。さらに踏ん張るイサミを強引にジャーマンで投げ捨てる。もう一度ジャーマンで投げ捨てた光留はアンクルホールドへ。延髄斬りで脱出したイサミは左右のエルボーを連打するが、光留はグーパンチ。さらにローキックからハイキック。ブロックしたイサミは勇脚からフロント・ハイキックを連打すると勇脚・斬へ。この蹴り脚をキャッチした光留はアンクルホールドへ。これをクロスヒールホールドで切り返そうとしたイサミだが、光留はアキレス腱固めに移行。もう一度クロスヒールホールドで切り返そうとしたイサミに光留は押し倒してからヒールホールドへ移行。これにはイサミもギブアップするほかなかった。

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試合後、不敵な笑みを浮かべてベルトを手にした光留が「イサミ! いや、イサミさん! やっぱり試合は何もかも吹き飛ばすよね。いろいろ戦前には言ってごめんなさい。イサミさんとの勝負、本当に楽しかったです!」と言うと、場内から拍手が起こる。しかし、それを聞いた光留は「……とでも言うと思ったか、バーカ! オイ、オイ! オメエら、よく聞けよ。インディープロレスっていう名前にぶら下がっている自称プロレスラーども! 俺にとっちゃあんなベルト、これっぽちの価値もねぇんだよ! 楽しかったら嬉しいか? 笑ったら満足か? オイ、ここはな、そんなオマエらの低い夢のハードル叶える場所じゃねえんだよ。オマエら、このベルトが大事なら獲りに来いよ。全員いつだって勝負してやるぞ。ただ条件があるぞ! 覚悟、逃げない、強い、そんなものはプロレスラーとして当たり前だ。オマエらに課す条件はユニオンプロレスのヤツだ! いいか、誰か使って取り戻すなんてセコイ真似、プロレス団体を名乗っているならするんじゃねえぞ。俺は逃げも隠れもしねぇ。ユニオンプロレスのヤツが来たら一人ずつ立てなくしてやるよ。俺の名前はユニオンMAXなんとか王者、佐藤光留だ!」と言い放つ。ここで福田が入ってくると「USA」コールが発生。福田はさらに「USA」コールを煽ると、「佐藤光留、聞こえるか? この万雷のUSAコールが」と挑発するが、光留は無視して退場。福田は引き揚げる光留に向かって「佐藤光留! 俺はオマエを絶対に許さない! いいか、ユニオンプロレスは休憩所なんかじゃない! この俺がデビューして、この俺が育って一生かけて、命をかけて闘う場所だ! それをバカにするヤツは俺が絶対に許さない。佐藤光留! オマエは俺が絶対にブッ倒す」と絶叫。さらに「スーザン代表、次の大会でもいつでもいい。僕と佐藤光留のカードを組んでください。お願いします!」と直訴する。スーザン代表は「佐藤光留から一つの条件が提示された。福田はユニオンを出て、World Men’s Clubに入っているよね?」と尋ねると、福田は「スーザン代表、USAのUはユニオンプロレスのUでしょうが!」と返答。これに歓声が起こると福田は「ダメですか? この声が聞こえませんか?」と訴え、またも「USA」コールが発生。スーザン代表はやや戸惑いながらも「USAのUはユニオンのUだったんだ。ベルトをユニオンに持って帰ってきてくれるってことだよね?」と言うと、福田は「もちろんです!」と答えてスーザン代表とガッチリ握手。福田がマイクを続ける。「皆さん、悔しいですよね? 悔しいですよね? 悔しいですよね? 悔しいですよねー! みんなのその悔しい顔、絶対に忘れません。みんなのその悔しい気持ち、僕がこの右の拳に込めて、佐藤光留を絶対にブッ飛ばします! ユニオンプロレスは休憩所なんかじゃない。これからどんどん次に進んでいかなければいけません。皆さんの辛い顔は今日で終わりです! たった今、このときから笑いましょう! この興行、最後にこの僕が皆さんに覚悟を示したいと思います。ユニオンプロレス所属としての覚悟! スリー、ツー、ワン、いくぞユニオンに込めて皆さんに覚悟を示したいと思います。今日から笑顔で進んでいきましょう! いいですかー! いくぞー! いくぞー! いくぞー! 3、2、1、いくぞユニオーン!」。

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【試合後のコメント】
光留 こんなベルトいらないですよ。俺の先輩が言っていたガラクタってコレなんだって思いました。汚ねぇ。でも言うんでしょう? でもユニオンの人は言うんでしょう?「俺たちの血と汗と涙の」って。第3代でどれだけ染み込んだんだよ。総合格闘技の道場のグローブの方がクセェよな。よっぽど染み込んでるよな。休憩所には変わりなかったですね。
――ガラクタと言った先輩とは鈴木選手ですか。
光留 ほかにも僕の周りの人はみんなガラクタって言うんですよ。みんなガラクタ市みたいな人なんでね。その中で必死に生きてきたんですよ。僕のしたいプロレス、子供のころ思っていたプロレス、やりたいプロレス。どんどんどんどん形を変えて今、叶っていないですよ。ギリギリ生きているだけ。だから旅に出たんです。もっともっと旅に出て、ちょっとでも近づかなきゃ形を変えたって、どうしても叶えたい夢があるんで。小さいころから夢があるんでそれを叶えるために旅に出たんです。ユニオンに出て思いましたよ。「アイツら誰のためにプロレスやってるんだろう。なんのためにプロレスやってるんだろう」って。休憩所ですよ。技、受け身、ロープワーク。もちろんできた方がいいですよ。でも違うでしょう、闘いって。鉄砲ちゃんと撃てなかったら戦争に勝てないのか? 駒の動きを知っていたら作戦なんかどうあれ、将棋だって勝つでしょう。じゃあIQ上のヤツがオセロ絶対に勝つのか? 違うでしょう。気持ちですよ。覚悟ですよ。プロレスがどれだけ好きかですよ。いくら声を合わせて同じセリフ を言おうが、それは多幸感じゃない。安心感だ。本当の幸せはもっと不自由の中にあるって長渕剛も言っていたよ。その通りだと思います。
――試合後に挑戦者の条件として「プロレスラーとして強さと覚悟は持っていて当たり前」と言っていましたが。
光留 当たり前ですよ! 試合がおもしろいのは当たり前という鈴木さんの言葉が初めてわかりましたよ。「オマエら金もらってるんだろう。金払ってラーメン屋いってマズかったら『金返せ』って言うだろう。オマエの試合はつまらないんだよ。金返せよ」って。何にも言い返せなかったですよ。でも俺は勝てなかった。どこかで自分自身に安心してたんだ。だから旅に出たんですよ。休憩所で何か手に入るというのは縁かなと思いますけどね。
――イサミ選手の強さと覚悟は感じられましたか。
光留 ありましたよ、ちょっとだけ。でも体も軽いし。でも技のキレはあるんだなってちょっとだけ思いました。でも休憩所には変わりなかったな。シャワーつきのインターネットカフェか、ただのマン喫か。その違い。FUMAの方がおもしろかったな。アイツの方が強烈だったな。まあそれでもインディーですけどね。今DDTがインディープロレスの規模をどんどん大きくした。飯伏幸太、関本大介、そこから出てきたスターがどんどん出てきている。アイツらそれに乗っかってぶら下がってるだけなんですよ。インディープロレスは一つのジャンルとして確立した。でもオマエらが上げたわけじゃないじゃん! 片棒を担いでるつもりじゃん。ぶら下がってるだけじゃん。イサミなんかその典型ですよ。悔しかったら獲りに来いよ。また立てなくしてやるよ。
――試合後には福田選手が名乗りを上げましたが?
光留 ああいいッスよ。アイツ、ユニオンじゃないでしょ。なんかわからない団体でしょ。その辺キッチリ片づけてください。ユニオンになるんだったらいつでも挑戦受けるよ。今ユニオンの人間だっていうのは覚悟がいると思いますよ。俺は休憩所の人間だって一回名乗るんだから。それくらいのリスク背負って来いよ。俺はそれくらいのリスクを自分でどんどん背負って歩いてきたんだ。オマエらもただで挑戦してくるんじゃないよ。
――試合序盤から佐藤選手のローキックやヒザ十字などが功を奏してフィニッシュにつながったのですが、これは作戦通りでしょうか?
光留 武器は旅に出てより強くなりましたね。結局イサミもいろんな団体に出て、なんとか王座を獲ったりして、彼の試合を雑誌とかで見ましたけれど、結局、彼はいろんな団体出てるって言っても隣の庭みたいなものなんですよ。僕は海を渡ってるんですよ。飯伏幸太、関本大介、高木三四郎は海を渡っているんですよ。なんとか大陸を見つけたんです。僕もその途中。ここかなってところもある。でもそこに入るのはいろいろ足りなかったから、技を鍛えなおして体を大きくして武器を強くしなくちゃいけなかったんです。彼はそれが足りないと思うんですよ。身をもってわかります。昔の自分に似てますね。慢心してる頃に自分に似てます。俺がインディーレスラーの佐藤光留だってカッコつけてる時によ~く似てます。彼がそのままだったら暗怪やっても同じ結果だと思います。まあいいや。あのローを蹴ってお金がもらえるならなんぼでもやるよね(笑)。いいところを見つけたな。
――コスチュームは自分は初めて見る白のロングタイツでしたが。
光留 白に鼻血の赤と言えば菊池毅でしょう(笑)。いや、白地に白のコスチュームを作ったのは意味があるんですよ、それがわかれば少しはユニオンのヤツらも僕に挑戦してくる覚悟が見えてくるんじゃないかな。ユニオンファンも考えろ。オマエらがプロレスのハードルを下げたんだ。俺に責任はないなんて言うなよ。レスラーが最初に下げたんだ。それに乗っかったのはオマエらだ。オマエらも苦しめ。その中で見つけろ。

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――残念な結果になりました。
イサミ そうですね。
――佐藤選手はインディー否定というテーマで向かってきて、気持ちの部分でも負けられないという部分が強かったと思います。
イサミ いや、そんなんユニオン背負ってるのだって僕だって一緒だしね。インディー批判だとか、メジャー肯定とか、そういうのは僕は知らないですよ。確かに、確かに一理ある。佐藤光留の言うことには一理あると思います。今日終わった後に、あんだけボロクソに言われて、おい、ユニオンプロレスって名乗って、その団体内だったら誰とでもいい、ユニオンだったらやってやるって言われた時に、誰もエプロンにも上がらねえ。何もしねえって、何回言えばわかるんだって! だから言われっぱなしなんですよ。悔しいのは俺だって一緒ですよ。でも佐藤光留が否定しまくるんだったらいいですよ。俺は肯定しまくってやりますよ。褒めやしないですよ。褒めはしないけど、オマエらのあり方が、なぜあの時エプロンに上がらなかったのか。俺が挑戦するって福田以外のヤツが誰も言わなかったのか、それを、ちゃんと一人ひとりに聞きますよ。それが僕なりの肯定の仕方です。確かに、俺はもう試合の後に立てなかった。それはそうかもしれない。だからといって、これであきらめるのは僕らしくないでしょう。やっぱり、ここからが僕だと思うし、ここからがユニオンプロレスだと思うんで。福田がいくって言って握手もした。福田とタッチもしたけど、譲る気は一歩もないですよ。その僕が、僕らが、今まで築いてきたものを福田に全部譲る気は一つもないです。勝って、佐藤光留に言いたいことは全部言うって言いましたけど、負けても、どんなに悔しくても、どんなにボロボロでも、まだ次もあるし、次の興行も決まったし、大阪も決まったし、まだまだこれから、下向いてるわけにはいかないんですよ。それは福田の発言と一緒ですよ。今から笑いましょうと良いこと言うじゃないですか。福田だけかよってちょっと悔しかったです。だから、福田は、僕なりに肯定します。次もある、そん中で負けたけど次もある。次勝つためにどうしたらいいかって考えて、頑張るのがプロだから。また、ユニオンでこれでイチに戻りましたけど、またイチからやり直します。
――自分の団体のメインで勝利を飾れなかった。
イサミ まだありますからね。いやあ、悔しいですよね。外のケンカで勝って、ウチのケンカで負けちゃうのかよって。ウチに入ってきた外のやつのケンカには負けちゃうのかよって。そんで、ウチの中をボロボロに荒らされてね。ユニオンというこのウチは何回も崩れかかってるんですよ。何回も潰れかかったし、なんて言うんだろうな、もう屋根もなくなって、壁も壊れて、どうしようかなって所まで何回もなったんですよ。でも、それでも、一番初めにポイズン澤田JULIEが家を立てて、壊れた家もっかい立てて、皆でもう一回さぁ、ここでやろうぜって家直したんですよ。そこに集まったんですよ、みんなで。だから、そん時の再旗揚げ戦も澤田さんも負けて、僕らも皆負けて、所属選手みんな負けからのスタートでした。家の中バラバラにかき回されて、カラテ軍やらメカマミーやらに家ん中ハチャメチャにされてボロボロになったけど、それを一生懸命一個ずつ、この柱はここだって直してって、この階段はこっちだこのタンスはこっちだっつって玄関ここだって直してって、それが、それで作っていって、そのドアをノックして入ってきたのが今の若いヤツらだったりするんで。もう一回、ブッ壊されるんだったら、もう一回柱からイチから、もう一回組み立て直す。それだけです。何も諦めない。悔しい。悔しいですけど何も諦めないです。ただ! ただ、組み直しますけど、俺一人の力じゃないですよ。みんなでやるんです。ユニオンのみんなでやるんです。
――勝ったら光留選手に言いたいことあると言っていましたが、逆にこの結果では言えないですか?
イサミ それに関してはそうですね。言えないけど、次はあの野郎の顔面ぶん殴ってやりますよ。

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福田 今イサミ選手もユニオンプロレスは我が家だと、家の話もされてましたけども、まあユニオンというのは僕にとってももちろん我が家であり、ファミリーであると。僕はその、今まで来る過程でUSAを立ち上げてみたりだとか、DPGという音楽ユニットをやってみたりだとか。今もやってるんですけど、今もテイオーさんとのタッグ、World Men’s Clubを結成して、ユニオン本体とはちょっと袂を分かつ形になってしまったんですけど、僕は元々3年前、2011年にこのユニオンプロレスの後楽園ホール大会でデビューして、生え抜きな、生え抜きな選手なんです。だから、もちろんイサミさんも石川さんも、チェリーさんも諸橋さんも、このユニオンプロレスが家だと、家族だという気持ちはもちろんあると思うんですけど、僕も絶対に負けられない。いろいろありましたけども、僕はその家族が泣いたりとか、辛い顔を見せる所は絶対に見たくない。皆さんにもご家族がいらっしゃると思いますけど、僕はそのファンのオーディエンスのことを、ユニオンのみんなのことを僕はファミリーだと思ってる。そういう場所を休憩所だとか、そういう発言で貶めるようなことは絶対に許せない。それは僕らレスラーとしてもそうですけども、一番はそれを楽しみに見に来てくれているファンの皆を傷つけた。だから僕は佐藤光留は絶対に許せないです。
――佐藤光留選手にレスラーとして特別に思うことはありますか?
福田 特別に思うこと? まあいろいろ、レスラーとしてのスタイルの違いだったりとか、たまに比較されることもあるんですけど、もう関係ないと思います、この際。もう人と人間と人間の、プロレスラーとプロレスラーの闘いです。
――今回の事でユニオン所属に正式に戻る?
福田 はい。元々、私はユニオンの所属なんです! ただ、ちょっとね、なんかこう、ワールドメンズしたい時あるじゃないですか。ちょっと違うかなって時もあるじゃないですか。でも! 今はそういう時じゃないかなって思います。今、戦国時代に例えたいですけど何かありますかね? 今はこう内紛をしている場合じゃないです。皆一丸となって外敵と闘いましょうみたいな。そういう例えが浮かぶ人いないですかね? 例えが浮かんだらTwitterに書きたいと思います。
――デビューして以来、一番勝たなきゃいけないシチュエーションの試合かもしれない。
福田 スタンスの問題として僕は勝敗として勝つことが第一だとは常々思っています。思ってはいるんです。ただ、なんていうのかな、今回は自分だけの闘いじゃない。やっぱりファンの皆さんの気持ちも背負って闘うという部分が大きいですね。だから負けられない。でもそれは自分にとっての力になるんじゃないかなと。僕はそういうプレッシャーはプラスに変える才能を持ってますから。それでは6月19日、新宿大会お楽しみに! ドーン、ミスイット!

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